JP2016127525A - 撮像装置およびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

撮像装置およびその制御方法、並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016127525A
JP2016127525A JP2015001555A JP2015001555A JP2016127525A JP 2016127525 A JP2016127525 A JP 2016127525A JP 2015001555 A JP2015001555 A JP 2015001555A JP 2015001555 A JP2015001555 A JP 2015001555A JP 2016127525 A JP2016127525 A JP 2016127525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
display
unit
imaging apparatus
shutter operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015001555A
Other languages
English (en)
Inventor
山田 恵司
Keiji Yamada
恵司 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015001555A priority Critical patent/JP2016127525A/ja
Publication of JP2016127525A publication Critical patent/JP2016127525A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】自分撮りを行う撮影状況であってもユーザーが意図するタイミングで撮影することができる撮像装置を提供する。【解決手段】撮像装置100は、画像データを取得する撮像部101と、取得された画像データから顔を検出する顔検出部102と、自分撮りかを判定する自分撮り判定部103と、操作/表示部105とを備え、自分撮り判定部103の判定結果より自分撮り中であった場合に、顔検出部102により検出された顔の大きさによって操作/表示部の表示方法を変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置およびその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、自分撮り(Selfie)を行うときの操作性および表示性を向上する撮像装置およびその制御方法、並びにプログラムに関する。
従来、カメラで自分自身を撮影するには、カメラを三脚にセットし、当該カメラのセルフタイマーモード機能を利用して撮影することが一般的である。しかしながら、ユーザーが三脚を常時携帯するのは不便であり、またユーザーが撮影を所望する場所で常に三脚が使えるとは限らない。さらに、撮影する場所の周囲に人がおらず、ユーザーが他人に撮影をお願いするのが困難な場合もある。
そこで、近年は、ユーザー自身がカメラを手に保持した状態で自らを被写体として撮像を行う、いわゆる自分撮り(Selfie)が行われている。
しかしながら、カメラで自分撮りを行うにはシャッター操作がしにくいという問題がある。近年は、タッチパネルでシャッター操作が可能なデジタルカメラもあるが、自分撮りを行うには従前よりシャッター操作が難しく、また手ぶれも起きやすい。
そこで、自分撮りモードとタイマーモードを併用して、シャッター操作から実際に撮影するまでに間隔をあけることで手ぶれを防止する撮像装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、撮影者の特定の表情を検出し、特定の表情を検出すると自動的に撮影を行う撮像装置が提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2003−315901号公報 特開2011−55251号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、自分撮りモードとタイマーモードを併用することから、ユーザーが意図するタイミングで撮影できないおそれがある。
また、特許文献2では、ユーザーが無意識に特定の表情をしてしまったり、特定の表情が正しく検出されない場合があり、ユーザーが意図するタイミングで撮影できないおそれがある。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、自分撮りを行う撮影状況であってもユーザーが意図するタイミングで撮影することができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、表示画面上へのタッチ操作による各種操作が可能な表示手段と、被写体像を前記表示手段に表示する撮像手段とを備える撮像装置において、前記撮像手段により取得された被写体像から人物の顔領域を検出する検出手段と、自分撮りが行われているか否かを判定する判定手段とを備え、前記表示手段は、前記判定手段により自分撮りが行われていると判定された場合に、前記検出手段により検出された人物の顔領域の大きさに応じて、操作用アイコンの表示を変更することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザーが自分撮りをする際に、検出された顔の大きさに応じてユーザーの撮影状況を判断し、操作を受け付ける表示部の表示を適切なものに変更する。これにより、撮像装置の操作性を向上させることができ、自分撮りを行う撮影状況であってもユーザーが意図するタイミングで撮影することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1における操作/表示部のタッチパネルの表示例を示す図であり、(a)撮影機能設定アイコン及びシャッターアイコンが表示された状態、(b)タイマー詳細設定メニューが表示された状態、(c)撮影機能設定アイコンが表示されず、シャッターアイコンのみが拡大された状態を示す。 ユーザーの撮影状況に応じてパネル表示を適切な表示に変更する撮像装置の動作処理の流れを示すフローチャートである。 (a)ユーザーが手前に撮像装置を持っている撮影状況の一例を示す図、(b)図4(a)に示す撮影状況で得られる画像データの一例を示す図、(c)図4(a)に示す撮影状況で操作/表示部のタッチパネルの表示例を示す図である。 (a)ユーザーが撮像装置を持っている片手を遠くに伸ばしている撮影状況の一例を示す図、(b)図5(a)に示す撮影状況で得られる画像データの一例を示す図、(c)図5(a)に示す撮影状況での操作/表示部のタッチパネルの表示例を示す図である。 ユーザーの撮像状況に応じてタッチ操作で有効となる機能を制限する撮像装置の動作処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 第二のシャッター操作で撮影するようにユーザーにアシスト表示を行う撮像装置の動作処理の流れを示すフローチャートである。 図7における笑顔検出部による笑顔の検出方法を説明するための図であり、(a)通常の顔、(b)笑顔を示す。 (a)ユーザーが手前に撮像装置を持っている撮影状況の一例を示す図、(b)図10(a)に示す撮影状況で得られる画像データの一例を示す図、(c)図10(a)に示す撮影状況での表示部の表示例を示す図である。 (a)ユーザーが撮像装置を持っている片手を遠くに伸ばしている撮影状況の一例を示す図、(b)図11(a)に示す撮影状況で得られる画像データの一例を示す図、(c)図11(a)に示す撮影状況での表示部の表示例を示す図である。 ユーザーの撮影状況に応じて第二のシャッター操作を制限する撮像装置の動作処理の流れを示すフローチャートである。 図10(a)に示す撮影状況で第二のシャッター操作であるスマイルシャッターが無効であることを示すアシスト表示がなされた表示部の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、撮像装置100は、撮像部101、顔検出部102、自分撮り判定部103、操作/表示部104、および記録部105を備える。なお、図示の各部以外の部分については省略している。
撮像部101は、不図示の撮影レンズを介して撮像素子が捉えた被写体像を画像データとして取得し、顔検出部102に出力する。また、撮像部101は、ユーザーにより操作/表示部104等を介して設定された各種撮影機能に応じて被写体像を取得し、画像データとして記録部105に送る。
顔検出部102は、撮像部101から入力された画像データに対して人物の顔領域の検出を行う。例えば、顔検出部102は、入力された画像データから鼻、口や目などの顔の構成要素に相当する形状を抽出し、両目の中間を通過する延長線上に鼻と口が存在する領域を検出する。そして、両目の大きさとそれらの距離から顔の大きさを推定し、鼻の中心に相当する位置を基準として、推定した大きさの領域で囲んだ領域を顔領域とする。なお、顔検出部102における顔検出方法については、上述した方法に限定されるものではなく、既知の方法で構わない。
自分撮り判定部103は、自分撮りが行われるかどうかを判定する。自分撮りの判定方法は既知の方法でよい。例えば、特開2010−81357号公報に開示されているように、画像データから顔領域と腕領域を検出し、検出した顔領域と腕領域の位置関係から、撮像者が撮像装置を手で保持した状態で自分撮りを行っているか否かを判定する。本実施形態では、撮像装置100が自分撮りモードを備え、自分撮り判定部103が自分撮りモードの設定有無に応じて判定する。
操作/表示部104は、例えばタッチパネル等を備え、撮像部101で取得された画像を当該タッチパネルに表示したり、表示画面上の操作用アイコンへのタッチ操作に応じてシャッター操作や撮影機能の設定等の各種操作を受け付ける。また、操作/表示部104は、タッチパネル上でのシャッター操作が行われると撮像部101に撮像指示を送ると共に、記録部105に画像データの記録指示を送る。また、操作/表示部104は、タッチパネル上で撮影機能の設定が行われると撮像部101に撮影機能情報を送る。
記録部105は、例えば内蔵メモリまたは撮像装置100に着脱可能に構成された記録媒体を備え、操作/表示部104から記録指示情報を受信すると、当該内蔵メモリまたは当該記録媒体に画像データを記録する。
図2(a)〜図2(c)は、図1における操作/表示部104のタッチパネルの表示例を示す図である。
図2(a)において、操作/表示部104のタッチパネルには、操作用アイコンとして、シャッターアイコン(シャッターボタン)303、タイマー設定アイコン304、およびマクロ設定アイコン305が表示されている。また、操作/表示部104のタッチパネルの近傍には、撮像部101の撮影レンズ302が配置されている。
操作/表示部104は、シャッターアイコン303の表示されている領域がタッチされるとシャッター操作とみなす。また、操作/表示部104は、タイマー設定アイコン304やマクロ設定アイコン305などの撮影機能の設定アイコンの表示されている領域がタッチされると、その撮影機能の詳細な設定が可能なメニュー表示を行う。例えば、タイマー設定アイコン304がタッチされた場合、図2(b)のようにタイマー詳細設定メニュー324が表示される。タイマー詳細設定メニュー324上でユーザーが「なし」、「2秒」、「10秒」のいずれかを選択すると、選択された設定情報が撮影機能情報として操作/表示部104から撮像部101に送信される。また、マクロ設定アイコン305は、マクロ撮影の詳細な設定を行うための操作アイコンである。これらタイマー設定アイコン304、マクロ設定アイコン305を含む撮影機能を設定するためのアイコンを撮影機能設定アイコンと総称する。
本実施形態では、操作/表示部104は、タッチパネル上のアイコン表示をユーザーの撮影状況に応じて変更する制御を行う。ここでいうユーザーの撮影状況には、例えば、ユーザーが手前にカメラを持っている場合、より広角に撮影しようとユーザーがカメラを持っている片手を遠くに伸ばしている場合が挙げられる。
ユーザーが手前にカメラを持っている場合とは、撮影前であり、撮影機能の設定中という撮影状況が想定される。そこで、操作/表示部104は、タッチパネルに上述した撮影機能設定アイコンを表示する。また、ユーザーが手前にカメラを持ったまま撮影する撮影状況も想定される。そこで、操作/表示部104は、図2(a)に示すように、撮影機能設定アイコンと合わせてシャッターアイコン303も表示する。
一方、ユーザーがカメラを持っている片手を遠くに伸ばしている場合とは、ユーザーが撮影機能の設定を終えて、より広角に撮影をしようと構図を調整し、決まればシャッター操作をする撮影状況が想定される。このとき、手を伸ばしてカメラを持っているため、操作/表示部104のタッチパネル上のシャッターアイコン303を正確に押すことが難しくなる。そこで、シャッターアイコン303を拡大表示することにより、シャッターアイコン303へのタッチをしやすくする。また、この撮影状況では、既に撮影機能の設定が終了していると推定されるため、撮影機能設定アイコンを非表示とする。このときのパネル表示は、例えば図2(c)のように、シャッターアイコン303が拡大表示され、撮影機能アイコンが非表示になっている。
以上のように、ユーザーの撮影状況に応じてパネル表示を適切な表示に変更することでユーザーにとって操作性が向上し、手を伸ばしての撮影時も手ブレが抑えられ、所望の画像を撮影できるようになる。
次に、ユーザーの撮影状況に応じてパネル表示を適切な表示に変更する撮像装置100の動作処理について図3を参照して説明する。
図3は、ユーザーの撮影状況に応じてパネル表示を適切な表示に変更する撮像装置100の動作処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS201では、顔検出部102は、撮像部101から入力された画像データに対して人物の顔領域の検出を行い、1つ以上の顔領域を検出できた場合(ステップS202でYES)にはステップS203に進む。一方、顔領域を検出できなかった場合(ステップS202でNO)にはステップS207に進む。
ステップS203では、自分撮り判定部103は、撮像装置100に自分撮りモードが設定されているか否かを判定し、自分撮りモードが設定されている場合(ステップS204でYES)にはステップS205に進む。一方、自分撮りモードが設定されていない場合(ステップS204でNO)にはステップS207に進む。
ステップS205では、顔検出部102は、ステップS201で検出した顔領域の大きさが顔幅閾値以下であるか否かを判定する。本実施形態では、ユーザーがカメラを持っている片手を遠くに伸ばしているかどうかを判定するために、顔検出部102により検出された顔領域の大きさを利用する。例えば、検出された顔領域の大きさが閾値(顔幅閾値)以下であった場合に、ユーザーがカメラを持っている片手を遠くに伸ばしている撮影状況にあると判断する。本実施形態において顔幅閾値は、画像の水平方向のサイズで判断し、水平方向の画像サイズが1920×1080とするとその半分の960とする。また、顔幅閾値は、ズーム操作があった場合には、その倍率に応じて値が調整される。本実施形態においては、ワイド端での顔幅閾値を960とし、960×ズーム倍率を顔幅閾値として用いる。例えば、ズーム倍率1.2倍の操作が行われた場合、顔幅閾値は960×1.2=1152となる。
ステップS205の判定結果から、顔領域の大きさが顔幅閾値以下であった場合にはステップS206に進む一方、顔幅閾値より大きい場合にはステップS207に進む。
ステップS206では、操作/表示部104は、顔検出部102で検出された顔領域の大きさが顔幅閾値以下であることから、ユーザーがカメラを持っている片手を遠くに伸ばしている撮影状況にあると判断する。そして、タッチパネルに撮影機能設定アイコンを表示せず、シャッターアイコン303のみを拡大表示して(ステップS206)、ステップS209へ進む。
ステップS207では、操作/表示部104は、顔検出部102で検出された顔領域の大きさが顔幅閾値より大きいことから、ユーザーが手前にカメラを持っている撮影状況にあると判断する。そして、タッチパネルに撮影機能設定アイコンを表示(ステップS207)すると共に、シャッターアイコン303を通常のサイズで表示(ステップS208)してステップS208へ進む。
ステップS209では、操作/表示部104は、タッチパネル上の撮影機能設定アイコンに対してタッチ操作があったか否かを判断する。タッチ操作があった場合にはステップS210に進む一方、タッチ操作がなかった場合にはステップS211に進む。
ステップS210では、操作/表示部104は、ステップS209で操作された撮影機能の詳細な設定が可能なメニュー表示を行い、当該メニュー表示に対応する撮影機能の設定変更を受け付けて、ステップS211へ進む。
ステップS211では、操作/表示部104は、シャッターアイコン303に対するシャッター(タッチ)操作があったか否かを判断し、シャッター操作があった場合にはステップS212に進む一方、シャッター操作がなかった場合には本処理を終了する。
ステップS212では、シャッター操作があったことから、操作/表示部104は記録部105に記録指示情報を出力し、記録部105は画像データの記録を行って、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、ユーザーの撮影状況を判断し、操作を受け付けるタッチパネルの表示を適切なものに変更する。これにより、ユーザーの操作性が向上し、ユーザーが意図するタイミングで撮影を行うことが可能となり、さらにシャッター操作時の手ブレの影響を低減することが可能となる。
次に、上述した処理における具体的な表示例について図4(a)〜図4(c)、図5(a)〜図5(c)を用いて説明する。
図4(a)は、ユーザー410が手前に撮像装置100を持っている撮影状況の一例を示す図である。図4(a)に示す撮影状況では、例えば図4(b)に示す画像データ420が得られる。
顔検出部102は、画像データ420から顔検出を行い、ユーザー410の顔領域411を検出する。このときの顔領域411の水平サイズは1500であったものとする。そして、撮像装置100に自分撮りモードが設定されていることから、顔検出部102は、検出した顔領域の大きさが顔幅閾値以下かを判定する。検出した顔領域の大きさは1500であり、上述した顔幅閾値960より大きいため、図4(c)に示すように、操作/表示部104のタッチパネルには、撮影機能設定アイコンとして、タイマー設定アイコン304とマクロ設定アイコン305が表示される。また、操作/表示部104のタッチパネルには、シャッターアイコン303が通常のサイズで表示される。
図5(a)は、ユーザー410が撮像装置100を持っている片手を遠くに伸ばしている撮影状況の一例を示す図である。図5(a)に示す撮影状況では、例えば図5(b)に示す画像データ520が得られる。
顔検出部102は、画像データ520から顔検出を行い、ユーザー410の顔領域521を検出する。このときの顔領域521の水平サイズは600であったものとする。そして、撮像装置100に自分撮りモードが設定されていることから、顔検出部102は、検出した顔領域の大きさが顔幅閾値以下かを判定する。その結果、検出した顔領域の大きさは600であり、上述した顔幅閾値960以下となるため、図5(c)に示すように、操作/表示部104のタッチパネルには、撮影機能設定アイコンが非表示となり、シャッターアイコン303が拡大表示される。
上記第1の実施形態によれば、ユーザーが自分撮りをする際に、顔検出部102により検出された顔の大きさに応じてユーザーの撮影状況を判断し、操作を受け付けるタッチパネルの表示を適切なものに変更する。これにより、撮像装置の操作性を向上させることができ、自分撮りを行う撮影状況であってもユーザーが意図するタイミングで撮影することが可能となる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態として、撮像装置が、タッチパネル上の操作用アイコン以外の任意の領域へのタッチ操作で有効となる機能を備える場合に、撮影状況に応じて当該機能を制限する撮像装置について説明する。
近年のデジタルカメラには、タッチパネル上でタッチされた任意の領域に対してフォーカスを合わせる機能(タッチフォーカス機能)を備えるものがある。本実施形態の撮像装置にもタッチフォーカス機能が搭載されており、操作/表示部104のタッチパネルに表示された被写体像上でタッチされた領域の位置情報を撮像部101に出力し、撮像部101がその位置情報に応じてフォーカスを合わせる。このとき、撮像装置はユーザーが自分撮りをしていると判断した場合、上記第1の実施形態でも述べたように、ユーザーが撮影機能の設定を終えているものと推定される。そのため、タッチパネル上の任意の領域がタッチされた場合には誤操作である可能性が高いので、タッチフォーカス機能を無効とし、フォーカス位置を変更しないように制限する。なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
図6は、ユーザーの撮像状況に応じてタッチ操作で有効となる機能を制限する撮像装置100の動作処理の流れを示すフローチャートである。なお、本処理は、顔幅閾値を用いてタッチフォーカス機能の有効、無効が切り替わる以外は図3に示すフローチャートと同様の処理となる。
ステップS601では、顔検出部102は、撮像部101から入力された画像データに対して人物の顔領域の検出を行い、1つ以上の顔を検出できた場合(ステップS602でYES)にはステップS603に進む。一方、顔領域を検出できなかった場合(ステップS602でNO)にはステップS607に進む。
ステップS603では、自分撮り判定部103は、撮像装置100に自分撮りモードが設定されているか否かを判定し、自分撮りモードが設定されている場合(ステップS604でYES)にはステップS605に進む。一方、自分撮りモードが設定されていない場合(ステップS604でNO)にはステップS607に進む。
ステップS605では、顔検出部102は、ステップS601で検出した顔領域の大きさが顔幅閾値以下であるか否かを判定する。ステップS605の判定方法については、図3のステップS205と同様であるため、省略する。
ステップS605の判定結果から、顔領域の大きさが顔幅閾値以下であった場合にはステップS605に進み、操作/表示部104がシャッターアイコン303を拡大表示する。一方、顔領域の大きさが顔幅閾値より大きかった場合にはステップS607に進む。
ステップS607では、操作/表示部104は、撮影機能設定アイコンを表示すると共に、シャッターアイコン303を通常のサイズで表示(ステップS608)してステップS609に進む。
ステップS609では、操作/表示部104は、タッチフォーカス操作があったか否かを判定する。タッチフォーカス操作があった場合にはステップS610に進む一方、タッチフォーカス操作がなかった場合にはステップS611に進む。
ステップS610では、タッチフォーカス操作があったことから、操作/表示部104のタッチパネルに表示された被写体像上でタッチされた領域の位置情報を操作/表示部104から撮像部101に送る。そして、撮像部101がその位置情報に応じてフォーカス位置を変更して(ステップS610)、ステップS611へ進む。
ステップS611では、操作/表示部104は、タッチパネル上の撮影機能設定アイコンに対するタッチ操作があったか否かを判断する。タッチ操作があった場合にはステップS612に進む一方、タッチ操作がなかった場合にはステップS613に進む。
ステップS612では、操作/表示部104は、ステップS209で操作された撮影機能の詳細な設定が可能なメニュー表示を行い、当該メニュー表示に対応する撮影機能の設定変更を受け付けて、ステップS613へ進む。
ステップS613では、操作/表示部104は、シャッターアイコン303に対するシャッター(タッチ)操作があったかを判断し、シャッター操作があった場合にはステップS212に進む一方、シャッター操作がなかった場合には本処理を終了する。
ステップS212では、シャッター操作があったことから、操作/表示部104は記録部105に記録指示情報を出力し、記録部105は画像データの記録を行って、本処理を終了する。
上記第2の実施形態によれば、ユーザーが自分撮りをする際に、顔検出部102により検出された顔の大きさに応じてユーザーの撮影状況を判断し、操作を受け付けるタッチパネルの表示を適切なものに変更する。さらに、アイコン表示以外をタッチすることで有効になる機能については、撮影状況から有効、無効を判断する。これにより、カメラを持っている片手を遠くに伸ばしている撮影状況で、誤ってタッチパネルをタッチしてしまった場合でも、当該タッチにより有効になる機能を無効とすることで、撮像装置の操作性を向上させることができる。
[第3の実施形態]
図7は、本発明の第3の実施形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
図7において、撮像装置200は、撮像部101、顔検出部102、自分撮り判定部103、笑顔検出部204、シャッター操作部205、シャッター判定部206、操作/表示部104、および記録部105を備える。なお、図示の各部以外の部分については省略している。また、図7に示す部分と同一の部分については同一の符号を付して、その説明を省略する。
笑顔検出部204は、顔検出部102で検出された被写体像の顔領域から、被写体の人物の顔が特定の表情(本実施形態では笑顔とする)かどうかを判定する。例えば、顔領域において、図9(a)に示す23点の特徴点を用いて口、目、眉毛、鼻などの顔の構成要素の具体的な形状や、これらの構成要素の位置情報を検出する。そして、検出した構成要素の形状や位置関係から笑顔か否かを判定し、図9(b)に示すような特徴点が検出された場合に笑顔と判定する。笑顔検出部204が笑顔と判定すると、シャッター判定部206にシャッター指示を送る。
シャッター操作部205は、ユーザーがシャッター操作を行うための操作部であり、例えばシャッターボタンなどである。ユーザーによりシャッター操作部205に対する操作が行われると、シャッター操作部205からシャッター判定部206にシャッター指示を送る。
シャッター判定部206は、笑顔検出部204またはシャッター操作部205からのシャッター指示情報に応じてシャッター操作が行われたかを判定する。シャッター判定部206は、シャッター操作が行われたと判定した場合、撮像部101に撮像指示を送ると共に、記録部105に対して画像データの記録指示を送る。
また、シャッター判定部206は、顔検出部102および自分撮り判定部103における判定結果から、ユーザーにシャッター操作のアシスト表示を行うか否かを判定する。
表示部207は、例えば液晶パネル等を備え、撮像部101で取得された画像を表示したり、シャッター判定部206からシャッター操作のアシスト表示の指示があれば、当該指示に応じた表示を行う。
撮像装置200にはシャッター操作手段が2つあり、ユーザーはいずれかのシャッター操作を行うことで撮影が可能である。1つ目の方法は、シャッター操作部205を用いた第一のシャッター操作であり、例えば、シャッター操作部205のシャッターボタンを押し下げる操作である。2つ目の方法は、被写体像の人物の顔の表情変化に応じてシャッター操作がなされたと判断する第二のシャッター操作である。本実施形態では、表情変化として、被写体像の顔領域から被写体の人物の笑顔が検出されたときにシャッター操作がなされたと判断する(スマイルシャッター)。これら2つのシャッター操作は、撮影時には常に有効であるものとする。
上述した第一のシャッター操作は、ユーザーがシャッターボタンを直接操作するため、ユーザーが意図するシャッタータイミングを逃すことなく確実に撮影することが可能である。一方、第二のシャッター操作は、ユーザーが直接操作をしなくてもよいため、ユーザーが撮像装置から離れていてもシャッター操作が可能である。また、第二のシャッター操作は、撮像装置に触れることにより生じる手ぶれの影響をなくすこともできる。
このように、第一および第二のシャッター操作にはそれぞれの利点があり、状況によっていずれかの操作を使いわけることができる。例えば、自分撮りをする場合、より広角に撮影しようとカメラを持っている片手を遠くに伸ばして撮影するには第一のシャッター操作では操作が難しくなり、またカメラの保持状態も不安定でシャッター操作による手ぶれの影響も大きい。このような状況下では、第二のシャッター操作によって撮影するほうが好ましい。
そこで本実施形態では、上述した状況において、第二のシャッター操作で撮影するようにユーザーにアシスト表示を行う。
次に、第二のシャッター操作で撮影するようにユーザーにアシスト表示を行う撮像装置200の動作処理について図8を参照して説明する。
図8は、第二のシャッター操作で撮影するようにユーザーにアシスト表示を行う撮像装置200の動作処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS801では、顔検出部102は、撮像部101から入力された画像データに対して人物の顔領域の検出を行い、1つ以上の顔領域が検出できた場合(ステップS802でYES)にはステップS803に進む。一方、顔領域を検出できなかった場合(ステップS802でNO)にはステップS807に進む。
ステップS803では、自分撮り判定部103は、撮像装置200に自分撮りモードが設定されているか否かを判定し、自分撮りモードが設定されている場合(ステップS804でYES)にはステップS805に進む。一方、自分撮りモードが設定されていない場合(ステップS804でNO)にはステップS807に進む。
ステップS805では、顔検出部102は、ステップS801で検出した顔領域の大きさが第1の顔幅閾値以下であるか否かを判定する。本実施形態では、ユーザーがカメラを持っている片手を遠くに伸ばしているかどうかを判定するために、顔検出部102により検出された顔領域の大きさを利用する。例えば、検出された顔領域の大きさが閾値(第1の顔幅閾値)以下であった場合に、ユーザーがカメラを持っている片手を遠くに伸ばしている撮影状況にあると判断する。本実施形態において第1の顔幅閾値は、画像の水平方向のサイズで判断し、水平方向の画像サイズが1920×1080とするとその半分の960とする。また、顔幅閾値は、ズーム操作があった場合には、その倍率に応じて値が調整される。本実施形態においては、ワイド端での顔幅閾値を960とし、960×ズーム倍率を顔幅閾値として用いる。例えば、ズーム倍率1.2倍の操作が行われた場合、顔幅閾値は960×1.2=1152となる。
ステップS805の判定結果から、顔領域の大きさが第1の顔幅閾値以下であった場合にはステップS806に進む一方、第1の顔幅閾値より大きい場合にはステップS807に進む。
ステップS806では、表示部207は、第二のシャッター操作で撮影するようにユーザーにアシスト表示し、ユーザーに第二のシャッター操作を促し、ステップS808に進む。
ステップS807では、シャッター判定部206は、第一および第二のシャッター操作のいずれかがあったか否かを判断し、シャッター操作があった場合にはステップS808に進む一方、シャッター操作がなかった場合には本処理を終了する。
ステップS808では、シャッター操作があったことから、記録部105は画像データの記録を行って、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、ユーザーの撮影状況を判断し、適切なシャッター操作を促すように表示を変更する。具体的には、撮像装置に自分撮りモードが設定され、ユーザーがカメラを持っている片手を遠くに伸ばしている撮影状況にあると判断した場合には、第二のシャッター操作を促す。これにより、ユーザーが所望する広角で手ぶれの影響が少ない画像の撮影が可能となる。
次に、上述した処理における具体的な表示例について、図10(a)〜図10(c)、図11(a)〜図11(d)を用いて説明する。
図10(a)は、ユーザー410が手前に撮像装置200を持っている撮影状況の一例を示す図である。図10(a)に示す撮影状況では、例えば図10(b)に示す画像データ420が得られる。
図10(c)において、撮像装置200の筐体上部にはシャッター操作部205のシャッターボタンが配置され、表示部207の近傍には撮像部101の撮影レンズ302が配置されている。
顔検出部102は、画像データ420から顔検出を行い、ユーザー410の顔領域411を検出する。このときの顔領域411の水平サイズは1500であったものとする。撮像装置200に自分撮りモードが設定されていることから、顔検出部102は、検出した顔領域の大きさが第1の顔幅閾値以下かを判定する。検出した顔領域の大きさは1500であり、第1の顔幅閾値960より大きいため、図10(c)に示すように、表示部207には第二のシャッター操作のアシスト表示が行われない。
図11(a)は、ユーザー410が撮像装置200を持っている片手を遠くに伸ばしている撮影状況の一例を示す図である。図11(a)に示す撮影状況では、例えば図11(b)に示す画像データ520が得られる。
顔検出部102は、画像データ520から顔検出を行い、ユーザー410の顔領域521を検出する。このときの顔領域521の水平サイズは600であったものとする。そして、撮像装置200に自分撮りモードが設定されていることから、顔検出部102は、検出した顔領域の大きさが第1の顔幅閾値以下かを判定する。その結果、検出した顔の大きさは600であり、第1の顔幅閾値960以下となるため、表示部207に第二のシャッター操作のアシスト表示が行われる。第二のシャッター操作のアシスト表示としては、例えば図11(c)に示すように、第二のシャッター操作であるスマイルシャッターが操作可能であることを示すアシスト表示530が表示される。
なお、上述したシャッター操作部205を用いた第一のシャッター操作には、タッチパネル上でのシャッター操作が含まれていてもよい。
上記第3の実施形態によれば、ユーザーが自分撮りをする際に、顔検出部102により検出された顔の大きさに応じてユーザーの撮影状況を判断し、適切なシャッター操作をユーザーに通知する。これにより、ユーザーが適切なシャッター操作が可能となり、所望の撮影を行うことができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態として、ユーザーが自分撮りをする際に手を伸ばした状態でなく、手前に撮像装置を持っていると判断した場合に、第二のシャッター操作を制限する撮像装置について説明する。
本実施形態における撮像装置は、撮影状況の判断として、顔領域の大きさが第1の顔幅閾値より小さいか否かでユーザーが撮像装置をもっている片手を遠くに伸ばしているかを判断する。さらに、顔領域の大きさが第1の顔幅閾値とは異なる第2の顔幅閾値より大きいか否かでユーザーが手前に撮像装置をもっているかを判断する。そして、手前に撮像装置を持っていると判断した場合には、第二のシャッター操作を制限し、第二のシャッター操作が制限されていることを表示部に表示する。
ユーザーが手前に撮像装置をもっている状況では、自分撮りを開始する前に撮像装置の撮影条件などの設定をしている可能性が高い。また、撮像装置を手前にもった状態で撮影する場合には、ユーザーが撮像装置をしっかり保持できるので、第一のシャッター操作による手ブレの影響も少ない。これらを鑑みて、撮像装置を手前にもっている場合には、あえて第二のシャッター操作を制限し、ユーザーの無意識な表情変化や表情の誤検出による意図しないタイミングでのシャッター操作を防止する。なお、第3の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
図12は、ユーザーの撮影状況に応じて第二のシャッター操作を制限する撮像装置200の動作処理の流れを示すフローチャートである。なお、本処理は、第2の顔幅閾値を用いて第二のシャッター操作を無効にする動作以外は図8に示すフローチャートと同様の処理となる。
ステップS1201では、顔検出部102は、撮像部101から入力された画像データに対して人物の顔領域の検出を行い、1つ以上の顔を検出できた場合(ステップS1202でYES)にはステップS1203に進む。一方、顔領域を検出できなかった場合(ステップS1202でNO)にはステップS1209に進む。
ステップS1203では、自分撮り判定部103は、撮像装置200に自分撮りモードに設定されているか否かを判定し、自分撮りモードが設定されている場合(ステップS1204でYES)にはステップS1205に進む。一方、自分撮りモードが設定されていない場合(ステップS1204でNO)にはステップS1209に進む。
ステップS1205では、顔検出部102は、ステップS1201で検出した顔領域の大きさが第1の顔幅閾値以下であるか否かを判定する。ステップS1205の判定方法については、図3のステップS205と同様であるため、省略する。
ステップS1205の判定結果から、顔領域の大きさが第1の顔幅閾値以下であった場合にはステップS1206に進み、表示部207が第二のシャッター操作が可能であることを表示する。一方、顔領域の大きさが第1の顔幅閾値より大きい場合にはステップS1207に進む。
ステップS1207では、顔検出部102は、ステップS1201で検出された顔領域の大きさが第2の顔幅閾値以上であるか否かを判定する。この判定結果から、顔領域の大きさが第2の顔幅閾値以上であった場合にはステップS1208に進む一方、顔領域の大きさが第2の顔幅閾値未満の場合にはステップS1209に進む。
ステップS1208では、表示部207は、第二のシャッター操作が無効であることを表示して、ステップS1209へ進む。
ステップS1209では、シャッター判定部206は、第一および第二のシャッター操作のいずれかがあったか否かを判断し、シャッター操作があった場合にはステップS1210に進む一方、シャッター操作がなかった場合には本処理を終了する。
ステップS1210では、シャッター操作があったことから、記録部105は画像データの記録を行って、本処理を終了する。
次に、上述した処理における具体的な表示例について、図10(a)〜図10(c)、図13を用いて説明する。
上記第3の実施形態と同様に、図10(a)に示すように、ユーザー410が手前に撮像装置200をもっており、図10(b)に示す画像データ420が得られ、撮像装置200に自分撮りモードが設定されているものとする。また、上述した第2の顔幅閾値は1200とする。
顔検出部102は、画像データ420から顔検出を行い、ユーザー410の顔領域411を検出する。このときの顔領域411の水平サイズは1500であったものとする。撮像装置200に自分撮りモードが設定されていることから、顔検出部102は、検出した顔領域の大きさが第1の顔幅閾値以下かを判定する。検出した顔領域の大きさは1500であり、第1の顔幅閾値960より大きいために、顔領域の大きさが一定以上の大きさか、すなわち第2の顔幅閾値以上かを判定する。第2の顔幅閾値は1200であり、第2の顔幅閾値以上となるため、第二のシャッター操作を無効にし、表示部207で第二のシャッター操作が無効であることを示すアシスト表示を行う。例えば。図13に示すように、撮像装置200の表示部207に第二のシャッター操作であるスマイルシャッターが無効であることを示すアシスト表示701が表示される。
なお、上述したシャッター操作部205を用いた第一のシャッター操作には、タッチパネル上でのシャッター操作が含まれていてもよい。
上記第4の実施形態によれば、ユーザーが自分撮りをする際に、顔検出部102により検出された顔の大きさに応じてユーザーの撮影状況を判断し、適切なシャッター操作をユーザーに通知するか、または意図しないシャッタータイミングでの撮影を防止する。これにより、ユーザーが適切なシャッター操作が可能となり、所望の撮影を行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、適切なシャッター操作をユーザーに促す方法として、撮像装置が音声出力部を備え、当該音声出力部から音声ガイドを流す方法であってもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 撮像装置
101 撮像部
102 顔検出部
103 自分撮り判定部
104 操作/表示部
303 シャッターアイコン
304 タイマー設定アイコン
305 マクロ設定アイコン

Claims (15)

  1. 表示画面上へのタッチ操作による各種操作が可能な表示手段と、被写体像を前記表示手段に表示する撮像手段とを備える撮像装置において、
    前記撮像手段により取得された被写体像から人物の顔領域を検出する検出手段と、
    自分撮りが行われているか否かを判定する判定手段とを備え、
    前記表示手段は、前記判定手段により自分撮りが行われていると判定された場合に、前記検出手段により検出された人物の顔領域の大きさに応じて、操作用アイコンの表示を変更することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記表示手段は、前記検出手段により検出された人物の顔領域の大きさが閾値より小さかった場合には、前記撮像装置の機能を設定するためのアイコンを非表示とすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示手段は、前記検出手段により検出された人物の顔領域の大きさが閾値より小さかった場合には、シャッターアイコンを拡大表示することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記表示画面上の操作用アイコン以外の任意の領域へのタッチ操作で前記撮像装置の機能を有効にする機能手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記検出手段より検出された人物の顔領域の大きさに応じて、前記機能手段を無効にすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像装置の機能には、前記表示画面上でタッチされた任意の領域に対してフォーカスを合わせる機能が含まれることを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記撮像手段のズーム倍率を変更するズーム手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記閾値を前記ズーム倍率に応じて調整することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 被写体像を表示手段に表示する撮像手段を備える撮像装置において、
    前記撮像手段により取得された被写体像から人物の顔領域を検出する検出手段と、
    自分撮りが行われているか否かを判定する判定手段と、
    第一のシャッター操作に応じて前記撮像手段に撮像を行わせる第一の制御手段と、
    前記第一のシャッター操作とは異なる第二のシャッター操作に応じて前記撮像手段に撮像を行わせる第二の制御手段とを備え、
    前記表示手段は、前記検出手段により検出された人物の顔領域の大きさに応じて、前記第一のシャッター操作または前記第二のシャッター操作のいずれかで撮影するようにユーザーに促す表示を行うことを特徴とする撮像装置。
  8. 前記検出手段により検出された人物の顔領域から顔の表情を判定する判定手段をさらに備え、
    前記第二の制御手段は、前記判定手段により顔の表情が特定の表情になったと判定された場合に前記撮像手段に撮像を行わせることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記表示手段は、前記検出手段により検出された人物の顔領域の大きさが閾値より小さかった場合には、前記第二のシャッター操作で撮影するように促す表示を行うことを特徴とする請求項7または8に記載の撮像装置。
  10. 前記第一のシャッター操作には、ユーザーによるシャッターボタンの直接操作が含まれることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記表示手段は、前記検出手段により検出された人物の顔領域の大きさが一定以上の大きさであった場合には、前記第二のシャッター操作での撮影を無効にすることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 被写体像を表示手段に表示する撮像手段を備える撮像装置において、
    前記撮像手段により取得された被写体像から人物の顔領域を検出する検出手段と、
    自分撮りが行われているか否かを判定する判定手段と、
    第一のシャッター操作に応じて前記撮像手段に撮像を行わせる第一の制御手段と、
    前記第一のシャッター操作とは異なる第二のシャッター操作に応じて前記撮像手段に撮像を行わせる第二の制御手段と、
    音声を出力する音声手段とを備え、
    前記音声手段は、前記検出手段により検出された人物の顔領域の大きさに応じて、前記第一のシャッター操作または前記第二のシャッター操作のいずれかで撮影するようにユーザーに促す音声を出力することを特徴とする撮像装置。
  13. 表示画面上へのタッチ操作による各種操作が可能な表示手段と、被写体像を前記表示手段に表示する撮像手段とを備える撮像装置の制御方法において、
    前記撮像手段により取得された被写体像から人物の顔領域を検出する検出工程と、
    自分撮りが行われているか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程にて自分撮りが行われていると判定された場合に、前記検出工程にて検出された人物の顔領域の大きさに応じて、前記表示手段に表示された操作用アイコンの表示を変更する表示工程とを備えることを特徴とする制御方法。
  14. 被写体像を表示手段に表示する撮像手段を備える撮像装置の制御方法において、
    前記撮像手段により取得された被写体像から人物の顔領域を検出する検出工程と、
    自分撮りが行われているか否かを判定する判定工程と、
    第一のシャッター操作に応じて前記撮像手段に撮像を行わせる第一の制御工程と、
    前記第一のシャッター操作とは異なる第二のシャッター操作に応じて前記撮像手段に撮像を行わせる第二の制御工程と、
    前記検出工程にて検出された人物の顔領域の大きさに応じて、前記第一のシャッター操作または前記第二のシャッター操作のいずれかで撮影するようにユーザーに促す表示を行う表示工程とを備えることを特徴とする制御方法。
  15. 請求項13または14に記載の制御方法を撮像装置に実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラム。
JP2015001555A 2015-01-07 2015-01-07 撮像装置およびその制御方法、並びにプログラム Pending JP2016127525A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015001555A JP2016127525A (ja) 2015-01-07 2015-01-07 撮像装置およびその制御方法、並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015001555A JP2016127525A (ja) 2015-01-07 2015-01-07 撮像装置およびその制御方法、並びにプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016127525A true JP2016127525A (ja) 2016-07-11

Family

ID=56359880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015001555A Pending JP2016127525A (ja) 2015-01-07 2015-01-07 撮像装置およびその制御方法、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016127525A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019009574A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 キヤノン株式会社 画像処理装置
CN109947236A (zh) * 2017-12-21 2019-06-28 艾力普提实验室公司 用于控制电子设备的显示器上的内容的方法和设备
WO2020184049A1 (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 ソニー株式会社 撮像装置および表情検出方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019009574A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 キヤノン株式会社 画像処理装置
CN109947236A (zh) * 2017-12-21 2019-06-28 艾力普提实验室公司 用于控制电子设备的显示器上的内容的方法和设备
CN109947236B (zh) * 2017-12-21 2024-05-28 艾力普提实验室公司 用于控制电子设备的显示器上的内容的方法和设备
WO2020184049A1 (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 ソニー株式会社 撮像装置および表情検出方法
CN113544582A (zh) * 2019-03-13 2021-10-22 索尼集团公司 成像装置及检测表情的方法
CN113544582B (zh) * 2019-03-13 2023-09-26 索尼集团公司 成像装置及检测表情的方法
US12022181B2 (en) 2019-03-13 2024-06-25 Sony Group Corporation Imaging apparatus and method of detecting expression

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6522708B2 (ja) プレビュー画像表示方法及び装置、並びに端末
JP5136669B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2013070164A (ja) 撮像装置及び撮像方法
KR20110054311A (ko) 영상 처리 방법 및 장치
KR20100027700A (ko) 촬영 방법 및 장치
JP2010171797A (ja) 撮像装置及びプログラム
KR20110004083A (ko) 디지털 영상 처리 장치 및 방법
JP2011146821A (ja) 触覚情報提示装置、触覚情報提示方法、及びプログラム
JP2012010256A (ja) 撮像装置および画像処理プログラム
JP7418104B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法
JP2016127525A (ja) 撮像装置およびその制御方法、並びにプログラム
JP2009171428A (ja) デジタルカメラ装置および電子ズームの制御方法およびプログラム
JP5370555B2 (ja) 撮像装置、撮像方法及びプログラム
JP2022120681A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
US8866934B2 (en) Image pickup apparatus capable of deleting video effect superimposed on moving image, method of controlling the apparatus, and moving image-recording apparatus, as well as storage medium
JP2016111561A (ja) 情報処理装置、システム、情報処理方法及びプログラム
JP5608803B1 (ja) 撮影機器、撮影方法及び撮影制御プログラム
JP2017037375A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP6047919B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2011066828A (ja) 撮像装置、撮像方法及びプログラム
KR20100098122A (ko) 영상 처리 방법 및 장치, 이를 이용한 디지털 촬영 장치
JP2005341016A (ja) カメラ装置およびプログラム
US11050923B2 (en) Imaging apparatus and control method
KR20100070057A (ko) 디지털 촬영 장치, 디지털 촬영 장치 제어 방법, 및 컴퓨터판독가능 저장매체
JP2013246189A (ja) 撮像装置及び撮像処理方法並びにプログラム