JP2020148228A - 車両用回転軸のバランスウェイト - Google Patents

車両用回転軸のバランスウェイト Download PDF

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Abstract

【課題】車両用回転軸の外周面に取り着けられる場合に、車両用回転軸の外周面の形状に沿って変形し易い車両用回転軸のバランスウェイトを提供する。【解決手段】プロペラシャフト12の周方向において、所定の間隔を隔てた位置に複数の溝部20が形成され、複数の溝部20の溝深さVは、周方向における中心線Cbwから両側端面10cに向かうに従ってそれぞれ大きくなっている。これにより、中心線Cbwから両側端面10cに向かうに従って溝深さVが大きくなっているため、中心線Cbwから両側端面10c側に離れた任意の位置Xの応力σxを比較的大きな値で均一にすることができるので、中心線Cbwから両側端面10c側に離れた位置においてバランスウェイト10がより変形し易くなる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用回転軸のバランスウェイトに関し、特に動力を伝達する車両用回転軸の外周面に取り着けられる車両用回転軸のバランスウェイトに関するものである。
動力を伝達する車両用回転軸の外周面に取り着けることにより、車両用回転軸の重心の偏りを小さくして車両用回転軸の回転振れまわりを抑制する車両用回転軸のバランスウェイトが知られている。たとえば特許文献1に記載の車両用回転軸のバランスウェイトがそれである。特許文献1に記載のバランスウェイトは、車両用回転軸の外周面に押付冶具により押し付けられて、接着剤を介して車両用回転軸に取り着けられている。これにより、車両用回転軸の回転振れまわりが抑制されて、たとえば車両用回転軸のNV性能を向上させている。
特開平6−249291号公報
ところで、上記特許文献1に記載のバランスウェイトは、車両用回転軸の外周面に取り着けられる際に、車両用回転軸の径方向内側に向かう押付力がたとえば円弧状の押付冶具により入力されて、車両用回転軸の外周面の形状すなわち外周面の曲率半径の曲面に沿うように変形させられる。しかしながら、押付冶具により入力された押付力に基づきバランスウェイトに発生する応力は、押付冶具との当接面において、当接面の長手方向の中心から長手方向の両端に向かうに従って小さくなる。すなわちバランスウェイトに発生する応力は、押付冶具により入力される押付力の押付中心から長手方向に離れるに従って小さくなる。そのため、上記特許文献1に記載のバランスウェイトでは、長手方向において応力が均一に発生しないため押付力に対するバランスウェイトの変形量に差異が生じて、たとえば押付中心から長手方向に離れた位置では車両用回転軸の形状に沿うような変形が成されない可能性があった。これにより、上記特許文献1に記載のバランスウェイトでは、バランスウェイトと車両用回転軸とが十分に接着されない可能性があった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、車両用回転軸の外周面に取り着けられる場合に、車両用回転軸の外周面の形状に沿って変形し易い車両用回転軸のバランスウェイトを提供することにある。
本発明の要旨とするところは、動力を伝達する車両用回転軸の外周面に取り着けられる車両用回転軸のバランスウェイトであって、前記車両用回転軸の周方向において、所定の間隔を隔てた位置に複数の溝部が形成され、前記複数の溝部の溝深さは、前記周方向における中心線から両側端面に向かうに従ってそれぞれ大きくなることにある。
本発明の車両用回転軸のバランスウェイトによれば、前記車両用回転軸の周方向において、所定の間隔を隔てた位置に複数の溝部が形成され、前記複数の溝部の溝深さは、前記周方向における中心線から両側端面に向かうに従ってそれぞれ大きくなっている。これにより、前記中心線から前記両側端面側に離れた位置でバランスウェイトに発生する応力が低下することを抑制できるので、前記中心線から前記両側端面側に離れた位置においてバランスウェイトを変形し易くすることができる。また、前記中心線から前記両側端面に向かうに従って前記溝深さが大きくなっているため、たとえばバランスウェイトに発生する応力を比較的大きな値で均一にすることができるので、前記中心線から前記両側端面側に離れた位置においてバランスウェイトがより変形し易くなる。そのため、バランスウェイトを前記車両用回転軸に取り着ける場合に、バランスウェイトは前記車両用回転軸の形状に沿って変形し易くなり、前記車両用回転軸との接着性を向上させることができる。
本発明が適用された車両用回転軸のバランスウェイトが動力を伝達する車両用回転軸に取り着けられた状態を示す概略図である。 図1の車両用回転軸のバランスウェイトの要部を示す拡大図である。 押付冶具により押付力が入力された車両用回転軸のバランスウェイトの状態を算出するための計算モデルを示す図である。 図3の計算モデルの断面図であり、図3のIV−IV視断面図である。 従来の車両用回転軸のバランスウェイトの幅方向における中心線からの長さと応力比との関係を示す図である。 図1の車両用回転軸のバランスウェイトの幅方向における中心線からの長さと応力比との関係を示す図である。 図1の車両用回転軸のバランスウェイトの幅方向における中心線からの長さと溝深さとの関係を示す図である。
本発明は、走行用の駆動力源としてエンジンを備えるエンジン駆動車両、走行用の駆動力源としてエンジンの他に走行用回転機すなわち駆動用電動機を有するハイブリッド車両や、電気自動車等に適用される。また、本発明は、駆動力源として電動モータのみを備えている電気自動車などにも適用され得る。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明が適用されたバランスウェイト10が動力を伝達する車両用の回転軸12の外周面12a、たとえばプロペラシャフト12の外周面12aに取り着けられた状態を示す概略図である。図2は、バランスウェイト10の要部を示す拡大図である。プロペラシャフト12は、たとえば図示しないエンジンから出力される動力を図示しない駆動輪に伝達するために車両に設けられた動力伝達回転軸である。
バランスウェイト10は、矩形ブロック状に形成されている。バランスウェイト10の厚さ方向の内側面10aすなわちバランスウェイト10がプロペラシャフト12に取り着けられた状態におけるプロペラシャフト12の径方向内側の内側面10aには、図示しない接着剤が塗布されている。バランスウェイト10は、図1に示す押付冶具14によりプロペラシャフト12の径方向内側に向かって加圧されることによって、接着剤を介してプロペラシャフト12に貼り着けられている。バランスウェイト10は、押付冶具14によって加圧させられることによりプロペラシャフト12の外周面12aの形状すなわち図1に示すプロペラシャフト12の外周面12aの曲率半径Rの曲面に沿って変形させられる。バランスウェイト10がプロペラシャフト12に取り着けられる場合には、バランスウェイト10の内側面10aは接着剤を介してプロペラシャフト12の外周面12aに当接させられ、バランスウェイト10の外側面10bは押付冶具14に当接させられる。図1の点Cは、プロペラシャフト12の回転中心軸Cを示している。図1の矢印Aは、バランスウェイト10に対する押付冶具14の加圧方向すなわち押付冶具14によってバランスウェイト10に入力される入力荷重Pである押付力Pの入力方向を示している。バランスウェイト10は、後述する幅方向すなわち長手方向の中心線Cbwに対して対称に押付力Pが入力される。
たとえばバランスウェイト10の接着設備としての押付冶具14は、被取付物としてのプロペラシャフト12の回転中心軸Cに同心に設定されている。そのため、バランスウェイト10をプロペラシャフト12に取り着ける場合のバランスウェイト10のセンタリングが不要となっている。
バランスウェイト10は、長手方向である幅方向に沿って所定の間隔を隔てた位置に複数の溝部20が形成されている。すなわち複数の溝部20は、バランスウェイト10がプロペラシャフト12に取り着けられた状態において、周方向に所定の間隔を隔てた位置に形成されている。複数の溝部20は、バランスウェイト10の外側面10bから内側面10aに向かう厚さ方向に形成されている。
複数の溝部20は、幅方向における中心線Cbwすなわちバランスウェイト10の長さ寸法Lbwを二分する中心線Cbwに対して対称にバランスウェイト10に形成されている。本実施例では、図1および図2に示すように、中心線Cbwから両端縁すなわち中心線Cbwからバランスウェイト10の両側端面10cにおいてそれぞれ3個、バランスウェイト10の全体で合計6個の複数の溝部20が形成されている。具体的には、中心線Cbwから長さ寸法Xaの位置において溝部20aがそれぞれ形成されており、中心線Cbwから長さ寸法Xbの位置すなわち溝部20aよりも両側端面10c側に離れた位置において溝部20bがそれぞれ形成されている。さらに、中心線Cbwから長さ寸法Xcの位置すなわち溝部20bよりも両側端面10c側に離れた位置において溝部20cがそれぞれ形成されている。
バランスウェイト10に形成された複数の溝部20は、中心線Cbwから両側端面10cに向かうに従って、溝深さV(mm)が大きくなるように形成されている。具体的には、溝部20bの溝深さ寸法Vbは、溝部20aの溝深さ寸法Vaよりも大きくなるように形成されており、溝部20cの溝深さ寸法Vcは、溝部20bの溝深さ寸法Vbよりも大きくなるように形成されている。複数の溝部20の溝深さ寸法Va、Vb、Vcは、バランスウェイト10の厚さ寸法t(mm)よりも小さくなるように形成されている。
図3は、押付冶具14によって加圧されたバランスウェイト10の状態を算出するための計算モデルを示している。本実施例では、バランスウェイト10の幅方向の中央すなわち中心線部が梁の支持部になる片持ち梁30を計算モデルとして用いている。すなわち片持ち梁30に入力される入力荷重Pに対するたわみや応力などを計算することによって、入力荷重Pすなわち押付冶具14によりバランスウェイト10に入力される押付力Pに対するバランスウェイト10の状態を算出する。図4は、図3のIV−IV視断面図であって、計算モデルである片持ち梁30の断面図である。
図3に示すLは、片持ち梁30の全長L(mm)すなわち中心線Cbwからバランスウェイト10の片側の端面10cまでの長さL(mm)であって、たとえばバランスウェイト10の幅方向の長さのLbwの半分の長さを示している。図3に示すPは、押付冶具14によって入力される入力荷重P(N)すなわち押付力P(N)を示している。図3に示すMは、たとえば片持ち梁30における支持部の位置から任意の位置X(mm)におけるモーメントM(N・mm)すなわちバランスウェイト10における中心線Cbwから長さX(mm)だけ離れた位置におけるモーメントM(N・mm)を示している。図3の示すδは、入力荷重Pによる片持ち梁30のたわみδ(mm)すなわち押付力Pによるバランスウェイト10のたわみδ(mm)を示している。図4に示すhは、片持ち梁30の高さ寸法h(mm)を示している。図4に示すbは、片持ち梁30の幅寸法b(mm)を示している。図4に示すy、−y(mm)は、たとえば片持ち梁30の高さ方向において、高さ方向における中心線Chから最も遠い断面の周辺までの距離を示す。
計算モデルである片持ち梁30のたわみδは、次式(1)に示すような予め定められた計算式から算出する。片持ち梁30の断面二次モーメントI(mm)は、次式(2)に示すような予め定められた計算式から算出する。片持ち梁30のモーメントMは、次式(3)に示すような予め定められた計算式から算出する。片持ち梁30のたわみ角θ(度)は、次式(4)に示すような予め定められた計算式から算出する。片持ち梁30の応力σ(Pa)は、次式(5)に示すような予め定められた計算式から算出する。なお、次式(1)および次式(4)に示すEは、縦弾性係数E(Pa)である。
Figure 2020148228
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Figure 2020148228
Figure 2020148228
Figure 2020148228
さらに、上記計算式から算出された値を用いて、バランスウェイト10に形成される任意の位置Xにおける複数の溝部20の好適な溝深さVを計算する。任意の位置Xにおける好適な溝深さVは、次式(6)に示すような予め定められた計算式から算出する。次式(6)に示すαは、応力集中係数αである。
Figure 2020148228
式(6)によって求められる任意の位置Xにおける好適な溝深さVは、押付冶具14により押付力Pがバランスウェイト10に入力された場合に、バランスウェイト10がプロペラシャフト12に十分に接着して取り着けられるようにバランスウェイト10を変形させるための溝深さVである。式(6)によって求められる溝深さVは、具体的には、任意の位置Xが零すなわち中心線Cbwからの長さXが零である片持ち梁30の支持部における応力σrを基準として、任意の位置Xにおける応力σxが応力σrと同値になるようにバランスウェイト10を変形させるために形成する複数の溝部20の溝深さVである。応力σrは、押付冶具14により入力される押付力Pの中心であって最も値が大きくなっている。
図5および図6は、任意の位置Xすなわちバランスウェイト10の幅方向における中心線Cbwからの長さX(mm)と応力比Sとの関係を示している。図5および図6に示す応力比Sは、応力σrと応力σxとの比(σx/σr)で示される。
図5の実線fcは、比較例における長さX(mm)と応力比Sとの関係を示している。上記比較例は、たとえば複数の溝部20が形成されていない従来のバランスウェイトに押付力Pが入力された場合の、長さX(mm)と応力比Sとの関係を示している。図5に示すように、長さXが大きくなるに従って応力比Sが小さくなっている。すなわち従来のバランスウェイトは、幅方向において中心線Cbwから外側すなわち両側端面側に離れるに従って任意の位置Xにおける応力σxが小さくなり、応力比Sが小さくなっている。
図6の実線fbw1は、複数の溝部20が形成されている本実施例のバランスウェイト10に押付力Pが入力された場合の、長さX(mm)と応力比Sとの関係を示している。複数の溝部20は、中心線Cbwから長さXa、Xb、Xcの位置においてそれぞれ形成されている。バランスウェイト10は、長さXa、Xb、Xcの位置に溝部20a、20b、20cがそれぞれ形成されている。図6に示すように、バランスウェイト10は、複数の溝部20a、20b、20cが形成されていることによって、長さXa、Xb、Xcの位置において応力比Sが1、すなわち長さXa、Xb、Xcの位置におけるそれぞれの応力σa、σb、σcが応力σrと同値になっている。
図7は、任意の位置Xすなわち中心線Cbwからの長さX(mm)と溝深さV(mm)との関係を示している。図7の実線fbw2は、本実施例における長さX(mm)と溝深さV(mm)との関係を示している。具体的には、図7は、任意の位置Xにおける応力σxが応力σrと同値になるように形成された溝部20の溝深さVを示している。図7に示すように、長さXが大きくなるに従って溝深さVが大きくなっている。中心線Cbwから両側端面10c側に比較的大きく離れた位置たとえば図7の破線で示す両側端面10cの近傍では、面取り効果を有するように溝深さVを大きくして押付冶具14に形状を一致させる。バランスウェイト10は、たとえば長さXが零である中心線Cbwの位置に溝部を形成しないことによって、全体の溝深さVが大きくなることを抑制している。
このように、本実施例のバランスウェイト10によれば、プロペラシャフト12の周方向において、所定の間隔を隔てた位置に複数の溝部20が形成され、複数の溝部20の溝深さVは、周方向における中心線Cbwから両側端面10cに向かうに従ってそれぞれ大きくなっている。これにより、たとえばバランスウェイト10は、中心線Cbwから両側端面10c側に離れた任意の位置Xの応力σxが低下することを抑制できるので、中心線Cbwから両側端面10c側に離れた位置において変形し易くなる。また、中心線Cbwから両側端面10cに向かうに従って溝深さVが大きくなっているため、たとえば中心線Cbwから両側端面10c側に離れた任意の位置Xの応力σxを比較的大きな値で均一にすることができるので、中心線Cbwから両側端面10c側に離れた位置においてバランスウェイト10がより変形し易くなる。そのため、バランスウェイト10をプロペラシャフト12に取り着ける場合に、バランスウェイト10は、プロペラシャフト12の外周面12aの形状に沿って変形し易くなりプロペラシャフト12との接着性を向上させることができる。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
たとえば、前述の実施例においては、バランスウェイト10はプロペラシャフト12の外周面12aに取り着けられているが、必ずしもこれに限らず、バランスウェイト10はプロペラシャフト12以外の車両用回転軸たとえばドライブシャフトに取り着けられるものであってもよい。
また、前述の実施例においては、中心線Cbwから両側端面10cにおいてそれぞれ3個、バランスウェイト10の全体で合計6個の複数の溝部20がバランスウェイト10に形成されているが、必ずしもこれに限らない。たとえば、バランスウェイト10は、幅方向において中心線Cbwから両側端面10cにおいて2個の複数の溝部20が形成されていてもよいし、4個以上の複数の溝部20が形成されていてもよい。また、複数の溝部20は、中心線Cbwに対して対称にバランスウェイト10に形成されているが、必ずしもこれに限らず、たとえば中心線Cbwに対して非対称であってもよい。すなわち、複数の溝部20は、押付力Pによりプロペラシャフト12の形状に沿ってバランスウェイト10が変形し易くなるように形成されたものであればよい。
また、複数の溝部20の開口幅すなわちバランスウェイト10の外側面10bにおける開口の幅方向の長さ寸法は、均一の長さ寸法であってもよいし、異なる長さ寸法であってもよい。すなわち、複数の溝部20の開口幅は、押付力Pによりプロペラシャフト12の形状に沿ってバランスウェイト10が変形し易くなるような寸法であればよい。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、上述したのはあくまでも一実施形態であり、その他一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:バランスウェイト
10c:端面(両側端面)
12:プロペラシャフト(車両用回転軸)
12a:外周面
20:複数の溝部
Cbw:中心線
V:溝深さ

Claims (1)

  1. 動力を伝達する車両用回転軸の外周面に取り着けられる車両用回転軸のバランスウェイトであって、
    前記車両用回転軸の周方向において、所定の間隔を隔てた位置に複数の溝部が形成され、
    前記複数の溝部の溝深さは、前記周方向における中心線から両側端面に向かうに従ってそれぞれ大きくなる
    ことを特徴とする車両用回転軸のバランスウェイト。
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