JP2020148046A - あと施工アンカー及びその設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い定着力を有し、コンクリートからの抜け出しを防止することができると共に、不要時に容易に撤去することができるあと施工アンカーを提供する。【解決手段】基部21の先端側に先端に向かって漸次拡径するテーパ部22が設けられているインナー部材2と、先端側にテーパ部22の入り込みで拡張する拡張片33が設けられているスリーブ3を備え、インナー部材2に後端面23で開口する雌ねじ穴24が設けられ、雌ねじ穴24に取付ボルト4を螺合可能であると共に、インナー部材2の先端面25で開口する挿入穴26に軸方向に延びるスペーサー5がスライド可能に挿入され、その一部が挿入穴26から先端側に突出して設けられているあと施工アンカー1。【選択図】図3

Description

本発明は、既設のコンクリートに穿孔して打設されるあと施工アンカー及びその設置構造に関する。
既設のコンクリートに穿孔して打設されるあと施工アンカーとして、本体打込式アンカーと、スリーブ打込式アンカーが用いられている。本体打込式アンカー200は、図12(a)、(b)に示すように、先端側に拡張片202、後端側に雌ねじ203が形成された略筒状の本体201と、本体201の先端側に配置される先端コーン204から構成され、先端コーン204で拡張片202を拡張してコンクリート210に形成された穿孔211に打設される。打設された本体打込式アンカー200の雌ねじ203には取付ボルト205を螺合し、コンクリート210から突出する取付ボルト205の部分に取付物220を外挿し、例えばワッシャー206を介してナット207を取付ボルト205に螺入して、取付物220が取り付けられる。
本体打込式アンカー200は、取付ボルト205を外してしまえばコンクリート210からの突出部分が無くなるので、仮設アンカーとして利便性に優れる。更に、本体打込式アンカー200の本体201自体を撤去したい場合には、特許文献1、2のように、先端コーン204で反力を取りながら本体201を引き抜いて撤去することが可能である。
また、スリーブ打込式アンカー300は、図12(c)、(d)に示すように、先端側に拡張片302が形成されたスリーブ301と、先端側にテーパ部304、後端側に雄ねじ部305が形成されたテーパボルト303とから構成され、テーパ部304で拡張片302を拡張してコンクリート310に形成された穿孔311に打設される。打設されたスリーブ打込式アンカー300のテーパボルト303のコンクリート310から突出する部分には、取付物320を外挿し、例えばワッシャー306、スプリングワッシャー307を介してナット308を雄ねじ部305に螺入し、取付物320が取り付けられる。
特開2003−106323号公報 特開2015−71216号公報
ところで、本体打込式アンカーは、取付ボルトが螺着される略筒状の本体と、先端コーンが別部材であるため、取付ボルトに荷重が負荷されても先端コーンは引っ張られずに本体だけに引抜方向の力が作用する。そのため、撤去時には本体を引き抜いて撤去することが可能であるが、拡張片からの先端コーンの抜け出しが発生し、本体がコンクリートから抜け出してしまう可能性が高くなる。
これに対して、スリーブ打込式アンカーは、テーパボルトのテーパ部がスリーブ内に引き込まれて拡張片が拡張するため、テーパボルトに荷重が負荷されればテーパ部がスリーブ内により引き込まれて拡張力が生じ、定着力が増すことになる。しかしながら、スリーブ打込式アンカーでは、コンクリートへのアンカー打設、取付物の設置が不要になった場合、ナット・ワッシャー・取付物を外しても、テーパボルトはそのままコンクリートに残置され、コンクリートから出っ張って邪魔な状態ともなる。一旦打ち込まれたスリーブ打込式アンカーを撤去しようとすると、スリーブ打込式アンカーの引抜強度以上の荷重で抜くことが必要になるため、コンクリートが破壊されてしまう可能性が高い。そのため、コンクリートからの抜け出しを防止できると共に、不要時に容易に撤去することができるあと施工アンカーが求められている。
本発明は上記課題に鑑み提案するものであり、高い定着力を有し、コンクリートからの抜け出しを防止することができると共に、不要時に容易に撤去することができるあと施工アンカー及びその設置構造を提供することを目的とする。
本発明のあと施工アンカーは、基部の先端側に先端に向かって漸次拡径するテーパ部が設けられているインナー部材と、先端側に前記テーパ部の入り込みで拡張する拡張片が設けられているスリーブを備え、前記インナー部材に後端面で開口する雌ねじ穴が設けられ、前記雌ねじ穴に取付ボルトを螺合可能であると共に、前記インナー部材の先端面で開口する挿入穴に前記インナー部材の軸方向に延びるスペーサーがスライド可能に挿入され、前記スペーサーの一部が前記挿入穴から先端側に突出して設けられていることを特徴とする。
これによれば、インナー部材の雌ねじ穴に取付ボルトを螺合することにより、取付ボルトに荷重が負荷されればテーパ部が拡張片により引き込まれて拡張力が生じ、定着力を増すことができる。従って、本体打込式アンカーの先端コーンの抜け出しのような事態が無く、高い定着力を発揮して、コンクリートからの抜け出しを防止できる信頼性の高いあと施工アンカーとすることができる。また、あと施工アンカーの設置構造であと施工アンカーが不要になった際には、インナー部材をスペーサーの突出方向にスライドさせ、インナー部材のテーパ部のスリーブの拡張片への入り込みを外す或いは弱めることができ、あと施工アンカーを不要時に容易に撤去することが可能となる。従って、あと施工アンカーの設置のためにコンクリートに形成された穿孔を再利用することも可能となる。
本発明のあと施工アンカーは、前記インナー部材の前記挿入穴が前記雌ねじ穴と連通して形成され、前記雌ねじ穴に螺合された前記取付ボルトが前記スペーサーと当接して前記スペーサーが位置決めされていることを特徴とする。
これによれば、螺合された取付ボルトへのスペーサーの当接でスペーサーを所定位置に安定して位置決めしてあと施工アンカーにおいて定置することができる。また、スペーサーとインナー部材の安定した定置状態を利用し、スリーブを打ち込むことにより、あと施工アンカーの撤去時の便宜性の高いインナー部材と拡張片が孔底から浮いた所定位置で拡張片を拡張し、所要の定着力を発揮するあと施工アンカーを打設させることができる。
本発明のあと施工アンカーは、抜出用ボルトの相対的な螺入で抜出方向に移動する抜出治具のキーと係合するキー溝が前記スリーブに設けられていることを特徴とする。
これによれば、あと施工アンカーの撤去時に抜出治具のキーとスリーブのキー溝を容易に係合して、簡単にスリーブを孔外に撤去することができる。
本発明のあと施工アンカーは、前記スリーブに抜出用の雌ねじが形成されていることを特徴とする。
これによれば、あと施工アンカーの撤去時にスリーブの雌ねじに抜出用器具を螺着して、簡単にスリーブを孔外に撤去することができる。螺着してスリーブを抜き出すことにより、より高い安定性でスリーブを抜き出すことができる。
本発明のあと施工アンカーの設置構造は、本発明のあと施工アンカーを設置する構造であって、前記インナー部材の前記テーパ部の入り込みで前記拡張片が拡張されて前記あと施工アンカーがコンクリートの穿孔に打設され、前記スペーサーの軸部が前記インナー部材の先端面よりも前記穿孔の孔奥に突出するようにして前記あと施工アンカーが打設されていることを特徴とする。
これによれば、撤去時の便宜性を確保しつつ、所要の定着力を発揮することができる。
本発明のあと施工アンカーの施工方法は、本発明のあと施工アンカーを施工する方法であって、前記取付ボルトが前記スペーサーと当接した状態で前記あと施工アンカーをコンクリートの穿孔に挿入する第1工程と、前記スリーブの打ち込みにより前記テーパ部を前記拡張片に入り込ませ、前記スペーサーの軸部が前記インナー部材の先端面よりも前記穿孔の孔奥に突出した状態で前記スリーブの前記拡張片を拡張させる第2工程を備えることを特徴とする。
これによれば、螺合された取付ボルトへのスペーサーの当接によるスペーサーとインナー部材の安定した定置状態を利用し、スリーブの打込み時にインナー部材を孔奥に移動させずに孔奥から浮いた状態を維持し、あと施工アンカーの撤去時の便宜性の高い位置で拡張片を拡張させ、所要の定着力を発揮するあと施工アンカーを打設することができる。
本発明のあと施工アンカーの撤去方法は、本発明のあと施工アンカーが、前記インナー部材の前記テーパ部の入り込みで前記拡張片が拡張されてコンクリートの穿孔に打設されていると共に、前記スペーサーの軸部が前記インナー部材の先端面よりも前記穿孔の孔奥に突出するようにして打設されているあと施工アンカーの設置構造からあと施工アンカーを撤去する方法であって、前記インナー部材をインナー打込棒で打ち込むことにより、前記インナー部材を前記スペーサーの軸部に沿ってスライドするようにして孔奥側に移動する工程を備えることを特徴とする。
これによれば、インナー部材をスペーサーの軸部に沿ってスライドするようにして孔奥側に移動させることにより、インナー部材のテーパ部のスリーブの拡張片への入り込みを外す或いは弱めることができ、スリーブ及びあと施工アンカーを容易に撤去することができる。
本発明によれば、高い定着力を有し、コンクリートからの抜け出しを防止することができると共に、不要時に容易に撤去することができるあと施工アンカーを得ることができる。
(a)は本発明による第1実施形態のあと施工アンカーと取付ナット、取付ワッシャーの正面図、(b)は第1実施形態のあと施工アンカーの縦断面図、(c)は第1実施形態のあと施工アンカーにおけるスリーブの左端面図。 (a)は第1実施形態のあと施工アンカーの斜視図、(b)はその分解斜視図。 (a)〜(d)は第1実施形態のあと施工アンカーを打設する工程を説明する断面説明図、(e)は取付ボルトを撤去した状態を説明する断面説明図。 第1実施形態のあと施工アンカーの撤去に用いられるインナー打込棒、抜出治具、抜出用ボルトを示す斜視図。 (a)は第1実施形態のあと施工アンカーの撤去に用いられる抜出治具の正面図、(b)はその平面図、(c)はその左側面図、(d)はその右側面図。 (a)〜(e)は第1実施形態のあと施工アンカーを撤去する工程を説明する断面説明図。 (a)は本発明による第2実施形態のあと施工アンカーと取付ナット、取付ワッシャーの正面図、(b)は第2実施形態のあと施工アンカーの縦断面図、 (a)は第2実施形態のあと施工アンカーの斜視図、(b)はその分解斜視図。 第2実施形態のあと施工アンカーの撤去に用いられるインナー打込棒、抜出治具、抜出用ボルトを示す斜視図。 (a)は第2実施形態のあと施工アンカーの撤去に用いられる抜出用アタッチメントの正面図、(b)はその縦断面図。 (a)〜(f)は第2実施形態のあと施工アンカーを撤去する工程を説明する断面説明図。 (a)は従来の本体打込式アンカーの縦断面図、(b)は従来の本体打込式アンカーによる取付物の取り付けを説明する説明図、(c)は従来のスリーブ打込式アンカーの縦断面図、(d)は従来のスリーブ打込式アンカーによる取付物の取り付けを説明する説明図。
〔第1実施形態のあと施工アンカー〕
本発明による第1実施形態のあと施工アンカー1は、図1及び図2に示すように、略円柱形の基部21の先端側に先端に向かって漸次拡径するテーパ部22が設けられているインナー部材2と、略円筒状の本体31の先端側に先端から切り込まれたスリット32で区分される拡張片33が設けられているスリーブ3と、全長に亘って外周に雄ねじ41が形成されている全ねじボルトで構成される取付ボルト4を備える。
インナー部材2には、後端面23で開口する雌ねじ穴24が設けられている。雌ねじ穴24には取付ボルト4の雄ねじ41が螺合可能になっており、雌ねじ穴24の先端まで雄ねじ41を螺合してインナー部材2に取付ボルト4が取り付けられている。また、インナー部材2には、雌ねじ穴24よりも小径で形成され、先端面25で開口する挿入穴26が設けられており、挿入穴26にスペーサー5が挿設されている。
スペーサー5は、軸部51の先端に軸部51よりも大径の頭部52が設けられている形状である。スペーサー5は、頭部52を先端側にして軸部51を挿入穴26に挿入して設けられ、インナー部材2の軸方向に延設されていると共に、その一部、本例では頭部52と軸部の一部が挿入穴26から先端に突出して設けられている。スペーサー5は、インナー部材2の挿入穴26へ挿入されていると共に、インナー部材2に対して軸方向にスライド可能になっている。
更に、第1実施形態におけるインナー部材2の雌ねじ穴24と雌ねじ穴24よりも小径の挿入穴26は連通して形成されており、雌ねじ穴24の先端まで螺合された取付ボルト4の先端が挿入穴26の後端まで挿入されたスペーサー5と当接して、インナー部材2に対してスペーサー5が所定位置に位置決めして設けられている。
あと施工アンカー1の拡張片33が拡張されていない状態では、スリーブ3の拡張片33にインナー部材2の基部21が内装され、テーパ部22の略全体が拡張片33の先端から先で露出するように配置される。そして、拡張片33の拡張時には、スリーブ3がインナー部材2の先端に向かって打ち込まれることで、拡張片33にテーパ部22が入り込んで拡張片33が拡張される(図3参照)。
あと施工アンカー1を後述するコンクリート500に設置して取付物510を取り付ける際には、取付ワッシャー6、取付ナット7が用いられる。取付ワッシャー6は取付ボルト4に外挿可能であり、取付ナット7は取付ボルト4に螺合可能になっており、スリーブ3から後方に突出する取付ボルト4の部分に取付ワッシャー6、取付ナット7が取り付けられる。
また、スリーブ3には、略円筒状の本体31の後部にキー溝34が設けられている。キー溝34は、スリーブ3の後端面から軸方向に延びて周方向に曲がるように略L字形に切り込まれて形成され、本例では周方向に延びる部分を同一向きにして対向する位置に一対で形成されている。キー溝34は、後述するあと施工アンカー1の撤去時に用いられる抜出治具10のキー104と係合可能になっている。
第1実施形態のあと施工アンカー1をコンクリート500に施工して設置する際には、図3(a)、(b)に示すように、コンクリート100に穿孔501を形成し、穿孔501内を清掃して非拡張状態のあと施工アンカー1をスペーサー5及びインナー部材2を孔奥側にして穿孔501に挿入する。本例では、取付ボルト4がスペーサー5と当接した状態であと施工アンカー1を穿孔501に挿入する。
次いで、図3(c)に示すように、スリーブ3の後端面に筒状の打込棒81を当接させ、ハンマー82で打込棒81を打ち込むことによってスリーブ3を孔奥側に打ち込み、インナー部材2のテーパ部22をスリーブ3の拡張片33に相対的に入り込ませて拡張片33を拡張させ、拡張片33を穿孔501の孔壁に食い込ませる。これにより、打設されたあと施工アンカー1では、スペーサー5の軸部51の一部と頭部52がインナー部材2の先端面25よりも穿孔501の孔奥に突出した状態、即ちスペーサー5の頭部52が穿孔501の孔底に達する一方でスリーブ3の拡張片33が穿孔501の孔底から離間した位置で拡張される。
その後、図3(d)に示すように、インナー部材2に螺着された取付ボルト4に取付物510を外挿し、取付物510の外側で取付ボルト4に取付ワッシャー6を外挿し、取付ナット7を取付ボルト4に螺合して取付物510が取り付けられる。取付物510を取り付けた状態にも、スペーサー5の軸部51の一部と頭部52がインナー部材3の先端面25よりも穿孔501の孔奥に突出し、拡張片33が孔底から浮いた位置で拡張された状態が維持される。
また、あと施工アンカー1の設置構造からあと施工アンカー1を撤去する場合には、インナー打込棒9、抜出治具10、抜出用ボルト11が用いられる(図4及び図5参照)。インナー打込棒9は、大径部91と、大径部91よりも先端側に設けられた小径部92から構成されている。大径部91はスリーブ3内に挿入可能で且つインナー部材2の雌ねじ穴24に挿入不能な大きさで形成され、小径部92はインナー部材2の雌ねじ穴24に挿入可能な大きさで形成されており、大径部91と小径部92との間の面がインナー部材2の後端面23に当接する当接面93になっている。
抜出治具10は、雌ねじ穴101が貫通形成された略円筒状であり、基部102の先端側に基部102より小径の小径部103が設けられている。基部102はスリーブ3内に挿入不能な大きさで形成され、小径部103はスリーブ3内に挿入可能な大きさで形成されている。抜出治具10の小径部103の前部には、側方に突出するようにして略棒状のキー104が設けられ、本例では略対向する位置に一対のキー104・104が設けられている。キー104は、小径部103がスリーブ3に挿入された状態でキー溝34に係合可能になっており、一対のキー104・104は一対のキー溝34・34と対応する位置に形成されている。抜出用ボルト11は、軸部111と頭部112を有する頭付ボルトであり、軸部111の外周に形成された雄ねじ113は、抜出治具10の雌ねじ穴101に螺合可能でインナー部材2の雌ねじ穴24に挿通可能になっている。
そして、あと施工アンカー1の撤去時には、取付ナット7、取付ワッシャー6、取付物510、取付ボルト4をあと施工アンカー1から外した後(図3(e)参照)、設置されたあと施工アンカー1のインナー部材2の雌ねじ穴24にインナー打込棒9の小径部92を挿入し且つインナー打込棒9の当接面93をインナー部材2の後端面23に当接して、ハンマー94でインナー打込棒9を打ち込むことによりインナー部材2だけを孔奥に打ち込む。この打ち込みにより、インナー部材2はスペーサー5の軸部51に沿ってスライドするようにして孔奥側に移動し、先端面25をスペーサー5の頭部52に当接すると共に、インナー部材2とスリーブ3は縁切りの状態或いは縁切りに近い状態となる。(図6(a)、(b)参照)。
次いで、インナー打込棒9を外した後、図6(c)、(d)に示すように、抜出治具10の小径部103をスリーブ3内に挿入して回転し、抜出治具10のキー104をスリーブ3のキー溝34に係合し、更に、抜出用ボルト11の雄ねじ113を抜出治具10の雌ねじ穴101に螺入し、抜出用ボルト11の先端をスペーサー5の後端に当接する。
その後、抜出用ボルト11の先端で当接するスペーサー5を押しながら、電動工具12等で抜出用ボルト11を回転させると、抜出治具10及びこれに係合されたスリーブ3が抜出用ボルト11の相対的な螺入で抜出方向に移動し、穿孔501の外に上がってきて、抜出治具10と係合されたスリーブ3が抜き出される(図6(d)、(e)参照)。この抜出時には、スリーブ3の拡張片33はスプリングバックして拡張前の形状にほぼ戻り、穿孔径以下の形に窄んだ状態で穿孔501から出てくる。
その後、抜出用ボルト11の抜出治具10とインナー部材2への螺合、抜出治具10とスリーブ3の係合を外してスリーブ3を穿孔501から撤去し、更に、更に、例えば取付ボルト4或いは取付ボルト4の雄ねじ41と同一の雄ねじが設けられているボルトを用い、雄ねじ41等を少しインナー部材2の雌ねじ穴24に螺合し、ボルト毎抜き出す等により、穿孔501に残ったインナー部材2とスペーサー5を撤去する。そして、空洞になった穿孔501は、必要に応じて充填材を充填して塞ぐか、或いは同径等の別のあと施工アンカーの打設に再利用する。
第1実施形態によれば、インナー部材2の雌ねじ穴24に取付ボルト4を螺合することにより、取付ボルト4に荷重が負荷されればテーパ部22が拡張片33により引き込まれて拡張力が生じ、定着力を増すことができる。従って、本体打込式アンカーの先端コーンの抜け出しのような事態が無く、高い定着力を発揮して、コンクリート500からの抜け出しを防止できる信頼性の高いあと施工アンカー1とすることができる。また、あと施工アンカー1の設置構造であと施工アンカー1が不要になった際には、インナー部材2をスペーサー5の突出方向にスライドさせ、インナー部材2のテーパ部22のスリーブ3の拡張片33への入り込みを外す或いは弱めることができ、あと施工アンカー1を不要時に容易に撤去することが可能となる。従って、あと施工アンカー1の設置のためにコンクリート500に形成された穿孔501を再利用することも可能となる。
また、螺合された取付ボルト4へのスペーサー5の当接でスペーサー5を所定位置に安定して位置決めしてあと施工アンカー1において定置することができる。また、スペーサー5とインナー部材2の安定した定置状態を利用し、スリーブ3を打ち込むことにより、あと施工アンカー1の撤去時の便宜性の高いインナー部材2と拡張片33が孔底から浮いた所定位置で拡張片33を拡張し、所要の定着力を発揮するあと施工アンカー1を打設させることができる。
また、抜出用ボルト11の相対的な螺入で抜出方向に移動する抜出治具10のキー104とスリーブ3のキー溝34を係合する構成により、あと施工アンカー1の撤去時に抜出治具10のキー104とスリーブ3のキー溝34を容易に係合して、簡単にスリーブ3を孔外に撤去することができる。
〔第2実施形態のあと施工アンカー〕
本発明による第2実施形態のあと施工アンカー1aは、図7及び図8に示すように、略円筒状の本体31aの先端側に先端から切り込まれたスリット32aで区分される拡張片33aが設けられているスリーブ3aと、第1実施形態と同一構成のインナー部材2、取付ボルト4、スペーサー5を備える。尚、あと施工アンカー1aをコンクリート500に設置して取付物510を取り付ける際に用いられる取付ワッシャー6、取付ナット7も、第1実施形態と同一構成である。
スリーブ3aには、第1実施形態のキー溝34は形成されておらず、略円筒状の本体31aの後部に抜出用の雌ねじ35aが形成されている。そして、第1実施形態と同様に、あと施工アンカー1aの拡張片33aが拡張されていない状態では、スリーブ3aの拡張片33aにインナー部材2の基部21が内装され、テーパ部22の略全体が拡張片33aの先端から先で露出するように配置される。また、拡張片33aの拡張時には、スリーブ3aがインナー部材2の先端に向かって打ち込まれることで、拡張片33aにテーパ部22が入り込んで拡張片33aが拡張される(図11参照)。
第2実施形態のあと施工アンカー1aをコンクリート500に施工して設置する際の工程は、基本的に第1実施形態のあと施工アンカー1をコンクリート500に施工して設置する工程と同様である。即ち、コンクリート100に形成して清掃した穿孔501に、非拡張状態のあと施工アンカー1aを、取付ボルト4がスペーサー5と当接した状態で、スペーサー5及びインナー部材2を孔奥側にして穿孔501に挿入する。
次いで、スリーブ3aを孔奥側に打ち込み、インナー部材2のテーパ部22をスリーブ3aの拡張片33aに相対的に入り込ませて拡張片33aを拡張させ、拡張片33aを穿孔501の孔壁に食い込ませると共に、スペーサー5の軸部51の一部と頭部52がインナー部材2の先端面25よりも穿孔501の孔奥に突出した状態でスリーブ3aの拡張片33aを拡張させる。その後、インナー部材2に螺着された取付ボルト4に取付物510を外挿し、取付物510の外側で取付ボルト4に取付ワッシャー6を外挿し、取付ナット7を取付ボルト4に螺合して取付物510を取り付ける。拡張片33aが孔底から浮いた位置で拡張された状態は取付物510を取り付けた状態でも維持される。
また、あと施工アンカー1aの設置構造からあと施工アンカー1aを撤去する場合には、第1実施形態と同一構成のインナー打込棒9、抜出用アタッチメント13a、抜出用ボルト11aが用いられる(図9及び図10参照)。抜出用アタッチメント13aは、雌ねじ穴131aが貫通形成された略円筒状であり、円筒形の基部132aの先端側の外周にスリーブ3aの雌ねじ35aと螺合可能な雄ねじ133aが設けられている。抜出用ボルト11aは、軸部111aと頭部112aを有する頭付ボルトであり、軸部111aの後部の外周に形成された雄ねじ113aは抜出用アタッチメント13aの雌ねじ穴131aに螺合可能になっている。
そして、あと施工アンカー1aの撤去時には、取付ナット7、取付ワッシャー6、取付物510、取付ボルト4をあと施工アンカー1から外した後(図3(e)参照)、設置されたあと施工アンカー1aのインナー部材2の雌ねじ穴24にインナー打込棒9の小径部92を挿入し且つインナー打込棒9の当接面93をインナー部材2の後端面23に当接して、ハンマー94でインナー打込棒9を打ち込むことによりインナー部材2だけを孔奥に打ち込む。この打ち込みにより、インナー部材2はスペーサー5の軸部51に沿ってスライドするようにして孔奥側に移動し、先端面25をスペーサー5の頭部52に当接すると共に、インナー部材2とスリーブ3aは縁切りの状態或いは縁切りに近い状態となる。(図11(a)、(b)参照)。
次いで、インナー打込棒9を外した後、図11(c)、(d)に示すように、抜出用アタッチメント13aの雄ねじ133aをスリーブ3aの雌ねじ35aに螺合して、抜出用アタッチメント13aをスリーブ3aに螺着する。更に、図11(e)に示すように、更に、抜出用ボルト11aの雄ねじ113aを抜出用アタッチメント13aの雌ねじ穴131aに螺入し、抜出用ボルト11aの先端をスペーサー5の後端に当接する。
その後、抜出用ボルト11aの先端で当接するスペーサー5を押しながら、電動工具12等で抜出用ボルト11aを回転させると、抜出用アタッチメント13a及びこれに螺着されたスリーブ3aが抜出用ボルト11aの相対的な螺入で抜出方向に移動し、穿孔501の外に上がってきて、抜出用アタッチメント13aと螺着されたスリーブ3aが抜き出される(図11(e)、(f)参照)。この抜出時には、スリーブ3aの拡張片33aはスプリングバックして拡張前の形状にほぼ戻り、穿孔径以下の形に窄んだ状態で穿孔501から出てくる。その後は、第1実施形態のあと施工アンカー1と同様の撤去工程を行う。
第2実施形態によれば、第1実施形態と対応する構成から対応する効果を得ることができる。また、スリーブ3aの抜出用の雌ねじ35aを形成することにより、あと施工アンカー1aの撤去時にスリーブ3aの雌ねじ35aに抜出用アタッチメント13a等の抜出用器具を螺着して、簡単にスリーブ3aを孔外に撤去することができる。また、スリーブ3aの雌ねじ35aに抜出用アタッチメント13aを螺着してスリーブ3aを抜き出すことにより、より高い安定性でスリーブ3aを抜き出すことができる。
〔本明細書開示発明の包含範囲〕
本明細書開示の発明は、発明として列記した各発明、各実施形態の他に、適用可能な範囲で、これらの部分的な内容を本明細書開示の他の内容に変更して特定したもの、或いはこれらの内容に本明細書開示の他の内容を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な内容を部分的な作用効果が得られる限度で削除して上位概念化して特定したものを包含する。そして、本明細書開示の発明には下記内容や変形例も含まれる。
例えば第1、第2実施形態におけるスペーサー5は、軸部51と頭部52からなる構成としたが、スペーサー5の構成は本発明の趣旨の範囲内で適宜であり、例えば軸部だけから構成される棒状のスペーサー等とすることも可能である。また、第1、第2実施形態におけるインナー部材2の雌ねじ穴24と挿通穴26は連通する構成としたが、連通しない構成とすることも可能であり、例えば雌ねじ穴24と挿通穴26との間に薄肉の板部を設け、この薄肉の板部がインナー打込棒9の打込みによるスペーサー5の後端面の打撃で破断可能である構成等とすることも可能である。
また、本発明のあと施工アンカーは、コンクリートに下向き、上向き或いは横向きで打設して設置構造を構築できるものであり、その打設方向は適宜である。更に、これらの適宜の打設方向で打設され設置されたあと施工アンカーを撤去する方法が本発明に含まれる。また、第1、第2実施形態では、電動工具12を用いてあと施工アンカー1、1aを撤去する工程について説明したが、電動工具12に代えて手工具を用いて撤去工程を行うことも可能である。また、あと施工アンカー1、1a或いはスリーブ3、3aを撤去する方法は、第1、第2実施形態に例示した撤去方法以外にも本発明の趣旨の範囲内で適宜である。
本発明は、既設のコンクリートに穿孔してあと施工アンカーを打設する際に利用することができる。
1、1a…あと施工アンカー 2…インナー部材 21…基部 22…テーパ部 23…後端面 24…雌ねじ穴 25…先端面 26…挿入穴 3、3a…スリーブ 31、31a…本体 32、32a…スリット 33、33a…拡張片 34…キー溝 35a…雌ねじ 4…取付ボルト 41…雄ねじ 5…スペーサー 51…軸部 52…頭部 6…取付ワッシャー 7…取付ナット 81…打込棒 82…ハンマー 9…インナー打込棒 91…大径部 92…小径部 93…当接面 94…ハンマー 10…抜出治具 101…雌ねじ穴 102…基部 103…小径部 104…キー 11、11a…抜出用ボルト 111、111a…軸部 112、112a…頭部 113、113a…雄ねじ 12…電動工具 13a…抜出用アタッチメント 131a…雌ねじ穴 132a…基部 133a…雄ねじ 500…コンクリート 501…穿孔 510…取付物 200…本体打込式アンカー 201…本体 202…拡張片 203…雌ねじ 204…先端コーン 205…取付ボルト 206…ワッシャー 207…ナット 210…コンクリート 211…穿孔 220…取付物 300…スリーブ打込式アンカー 301…スリーブ 302…拡張片 303…テーパボルト 304…テーパ部 305…雄ねじ部 306…ワッシャー 307…スプリングワッシャー 308…ナット 310…コンクリート 311…穿孔 320…取付物

Claims (7)

  1. 基部の先端側に先端に向かって漸次拡径するテーパ部が設けられているインナー部材と、
    先端側に前記テーパ部の入り込みで拡張する拡張片が設けられているスリーブを備え、
    前記インナー部材に後端面で開口する雌ねじ穴が設けられ、前記雌ねじ穴に取付ボルトを螺合可能であると共に、
    前記インナー部材の先端面で開口する挿入穴に前記インナー部材の軸方向に延びるスペーサーがスライド可能に挿入され、前記スペーサーの一部が前記挿入穴から先端側に突出して設けられていることを特徴とするあと施工アンカー。
  2. 前記インナー部材の前記挿入穴が前記雌ねじ穴と連通して形成され、
    前記雌ねじ穴に螺合された前記取付ボルトが前記スペーサーと当接して前記スペーサーが位置決めされていることを特徴とする請求項1記載のあと施工アンカー。
  3. 抜出用ボルトの相対的な螺入で抜出方向に移動する抜出治具のキーと係合するキー溝が前記スリーブに設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のあと施工アンカー。
  4. 前記スリーブに抜出用の雌ねじが形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のあと施工アンカー。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載のあと施工アンカーの設置構造であって、
    前記インナー部材の前記テーパ部の入り込みで前記拡張片が拡張されて前記あと施工アンカーがコンクリートの穿孔に打設され、
    前記スペーサーの軸部が前記インナー部材の先端面よりも前記穿孔の孔奥に突出するようにして前記あと施工アンカーが打設されていることを特徴とするあと施工アンカーの設置構造。
  6. 請求項2記載のあと施工アンカーの施工方法であって、
    前記取付ボルトが前記スペーサーと当接した状態で前記あと施工アンカーをコンクリートの穿孔に挿入する第1工程と、
    前記スリーブの打ち込みにより前記テーパ部を前記拡張片に入り込ませ、前記スペーサーの軸部が前記インナー部材の先端面よりも前記穿孔の孔奥に突出した状態で前記スリーブの前記拡張片を拡張させる第2工程を備えることを特徴とするあと施工アンカーの施工方法。
  7. 請求項1〜4の何れかに記載のあと施工アンカーが、前記インナー部材の前記テーパ部の入り込みで前記拡張片が拡張されてコンクリートの穿孔に打設されていると共に、前記スペーサーの軸部が前記インナー部材の先端面よりも前記穿孔の孔奥に突出するようにして打設されているあと施工アンカーの設置構造からあと施工アンカーを撤去する方法であって、
    前記インナー部材をインナー打込棒で打ち込むことにより、前記インナー部材を前記スペーサーの軸部に沿ってスライドするようにして孔奥側に移動する工程を備えることを特徴とするあと施工アンカーの撤去方法。
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