JP2020147582A - 関節炎、運動性および老化の遅延のための組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】猫または犬の関節炎を治療する方法、平均余命を増加させる方法、運動性を維持または運動性の低下を予防する方法、または老化を遅らせる方法の提供。【解決手段】猫または犬の関節炎を予防または治療するのに使用するための、緑茶抽出物、加水分解コラーゲンおよびコンドロイチンを含む組成物。【選択図】なし
Description
本発明は、緑茶抽出物、コラーゲンおよびコンドロイチンを含む組成物に関する。そのような組成物は、関節炎の治療または予防、動物の平均余命の増加、動物における運動性の維持または運動性の低下の予防およびそのような組成物を製造する方法に使用することができる。その組成物は、関節炎を治療する方法、平均余命を増加させる方法、運動性を維持または運動性の低下を予防する方法、または老化を遅らせる方法にも使用できる。
動物の健康の維持および改善は、当該技術分野における絶えず継続している目的である。健康は、いずれの動物、哺乳類、特に、猫、犬または人のものも含む。
今日の獣医学の進歩は、ペットの飼い主に、ペットの寿命を延ばし、ペットが病気になろうとならなかろうと、生活の質を改善する能力をもたらしている。ペットの飼い主は、大切なペットの寿命を延ばすためには、どんな事でもするであろう。ペットの飼い主は、しばしば、ペットに対して大きい関心または多大な愛着を抱いている、もしくは主な心の支えのためにその動物に依存している。したがって、ペットおよび実際には人を含む他の動物の寿命を延ばし、高い生活の質を保証するための製品が必要とされている。
関節炎は、ペットおよび人によくある問題である。犬の骨関節炎の治療は、内科または外科のいずれかであり得、外科治療では、深刻な場合に股関節置換を含むことがある。一般に、犬の骨関節炎は時間とともに悪化するが、特定の薬剤がその過程を遅くすることができる。治療は抗炎症薬の投与を含み得る。同じ事が人に当てはまる。残念ながら、これらの薬物には、望ましくない副作用があり、手術は長い時間とかなりの費用がかかる。
動物の寿命を延ばす食品が極めて望ましい。その上、動物の骨関節炎を治療するのに使用できる新たな方法および組成物、特に、これらの症状を管理する上で効果的な食品組成物が、引き続き必要とされている。
本発明は、組成物およびその使用に関する。
本発明の第1の態様によれば、緑茶抽出物、コラーゲンおよびコンドロイチンを含む組成物が提供される。
緑茶抽出物は、緑茶の茶葉(茶の木)からのハーブ誘導体を称する。緑茶抽出物は、軟質浸出液、軟質抽出物、乾燥抽出物、および部分精製抽出物の技法により作製することができる。緑茶抽出物は、緑茶カテキン(GTC)、エピガロカテキン(EGC)、エピカテキン没食子酸塩(ECG)、エピガロカテキン没食子酸塩(EGCG)、並びにケンペロール、ケルセチンおよびミリセチンなどのフラボノイドを含み得る。
コラーゲンは、加水分解コラーゲン、線維性コラーゲンおよびI型からXVIII型コラーゲンを含む。加水分解コラーゲンが、とりわけ緑茶抽出物およびコンドロイチン硫酸との組合せで、特に好ましい。
コンドロイチンは軟骨質誘導体である。コンドロイチンはコンドロイチン硫酸を含む。
前記成分のいずれか1つ以上は、以下の範囲内で存在してよい:緑茶抽出物は15mgから5g、加水分解コラーゲンは50mgから17g、およびコンドロイチンは10mgから4g。前記成分は、以下の範囲内で存在してよい:緑茶抽出物は15mgから1g、加水分解コラーゲンは50mgから1g、およびコンドロイチンは10mgから1g。前記成分は、以下の範囲内で存在してよい:緑茶抽出物は15mgから500mg、加水分解コラーゲンは50mgから500mg、およびコンドロイチンは10mgから500mg。前記成分は、以下の範囲内で存在してよい:緑茶抽出物は1gから5g、加水分解コラーゲンは5gから17g、およびコンドロイチンは1gから4g。前記成分は、以下の範囲内で存在してよい:緑茶抽出物は1gから3g、加水分解コラーゲンは8gから14g、およびコンドロイチンは1gから3g。前記成分は、以下の範囲内で存在してよい:緑茶抽出物は200mgから2g、加水分解コラーゲンは500mgから5g、およびコンドロイチンは200mgから2g。
成分:緑茶抽出物、コラーゲンおよびコンドロイチンのこれらの量は、一日当たりの合計として規定できる。その量は、動物のサイズを考慮する。緑茶抽出物の30mg/kg/日の所望の量は、小型犬(約0.5kg)の約15mgから大型犬(166kg)の約5gまでの範囲にある。コラーゲンについて、所望の量は、100mg/kg/日であってよく、小型犬(約0.5kg)の約50mgから大型犬(166kg)の約17gまでの範囲にある。コンドロイチンについて、所望の量は、20mg/kg/日であってよく、小型犬(約0.5kg)の約10mgから大型犬(166kg)の約3gまでの範囲にある。
犬の体重は、1kgから120kg、5kgから100kg、10kgから90kg、15kgから60kg、20kgから40kg、25kgから35kgに及び得る。
適切な範囲は、20mg/kg/日の緑茶抽出物から40mg/kg/日の緑茶抽出物も含む。規定食の約0.2、0.25、0.3、0.35%が適している(特に犬について)。
適切な範囲は、50mg/kg/日の緑茶抽出物から150mg/kg/日のコラーゲンも含む。規定食の約0.5、0.8、0.9、1.0%が適している(特に犬について)。
適切な範囲は、150mg/kg/日の緑茶抽出物から250mg/kg/日のコンドロイチンも含む。規定食の約0.1、0.15、0.16、0.7、0.2%が適している(特に犬について)。
本発明の第1の態様に定義された組成物の性質は、その組成物が、使用されるのに十分に熱安定性であり、したがって、食品を製造する場合に望ましいことである。
前記組成物は、食品の形態にあってもよい。その食品は、ドライ、セミモイストまたはモイスト製品であってよい。ウェットフードは、ブリキ缶またはパウチで販売され、含水率が70から90%である食品を含む。ドライフードは、同様の組成を有するが、含水率が5から15%であり、キブルのような小さいビスケットとして提示される食品を含む。セミモイスト製品の含水率は16%から69%に及ぶ。どの製品中の水分量も、使用できるまたは要求される包装のタイプに影響するであろう。
前記食品は、調理できるしっかりした生地を製造するために、成分を互いに混合し、細かく砕くことにより製造することがある。ドライペットフードを作製する過程は、通常、ベーキングおよび/または押出しにより行われる。その生地は、一般に、エキスパンダと呼ばれる装置に投入される。エキスパンダは、成分を調理するために、加圧蒸気または温水を使用する。生地は、エキスパンダ内にある間、超高圧および高温下にある。次いで、生地をダイ(特別な大きさの孔)に押し通し、次いで、ナイフを使用して切断する。膨らんだ生地片は、残留水分が引き出されるように乾燥機に通過させることによって、キブルに作られる。次いで、そのキブルに、脂肪、油、ミネラルおよびビタミンを吹き付け、必要に応じて、パッケージ中に密封することができる。
缶詰食品を製造するために、肉製品を、最初に精製し、または加工して、水、脂肪成分およびタンパク質成分を分離する。次いで、肉を挽肉にし、調理し、次いで、他の成分と混合する。完成製品を、3から5年の貯蔵寿命のために、缶に詰める。缶は真空包装されている。
前記組成物は、栄養補助食品の形態にあってもよい。その組成物は、白色粉末または固形を含む、粉末または小片(crumbs)として提示されてもよい。動物の主要食品に振りかけために、粉末が有用である。他の形態としては、固形ペレット、顆粒、錠剤または液体が挙げられる。
前記食品が包装されていることが好ましい。このようにして、消費者は、包装から、食品中の成分を確認し、その食品が問題の特定のペットに適していることを確かめることができる。その包装は、金属(通常は、ブリキ缶またはflexifoilの形態にある)、プラスチック、紙またはボール紙であってよい。
ペットフード製品の形態としての組成物は、ペットがその規定食において摂取するどの製品も包含し得る。それゆえ、本発明は、標準的な食品、並びにペットフードスナック(例えば、スナックバー、ビスケットおよび菓子製品)に及ぶ。その食品が調理製品であることが好ましい。その食品は、肉または動物由来材料(牛肉、鶏肉、七面鳥の肉、子羊の肉、魚、血漿、骨髄など、もしくはそれらの1種類以上のような)を含むことがある。その製品は、あるいは、タンパク質源を提供するために、肉を含まない(好ましくは大豆、トウモロコシグルテンまたは大豆製品などの肉の代用食品を含む)ことがある。その製品は、大豆タンパク質濃縮物、乳タンパク質、グルテンなどの追加のタンパク質源を含有することがある。その製品は、1種類以上の穀物(例えば、小麦、トウモロコシ、米、オート麦、大麦など)などのデンプン源も含有することがある、またはデンプンを含まないことがある。その製品は、チコリ、砂糖大根パルプなどの繊維質および/またはイヌリン、フラクトオリゴ糖、プロバイオティクスなどの成分を含むことがあり、本発明によるペットフード製品の組み合わされた成分が、例えば、米国学術研究会議、1985年、犬の栄養必要量、National Academy Press、ワシントンDC、またはアメリカ飼料検査官協会、公式刊行物1996に記載されたような、問題の特定の動物にとって推奨されるビタミンおよびミネラルの全て(完全なバランスのとれた食品)を提供することが最も好ましい。
前記食品は、Waltham Book of Dog and Cat Nutrition, Ed. ATB Edney, Chapter by A. Rainbird, タイトル"A Balanced Diet"、57から74頁、Pergamon Press Oxfordにおけるような、当該技術分野で公知のどの方法により製造しても差し支えない。
本発明の第1の態様の組成物は、特に、動物、特に猫または犬の関節炎を予防または治療するのに使用するためのものである。関節炎は、骨関節炎、リウマチ性関節炎、乾癬性関節炎、敗血症性関節炎、強直性脊椎炎(AS)、および全身性エリテマトーデスを含む。
本発明の第1の態様の組成物は、特に、動物、特に猫または犬の平均余命を増加させるのに使用するためのものである。増加した平均余命は、動物の寿命を延ばすこととして測定できる。その組成物の他の効果としては、活力、健康、体力、生活の質を維持すること、および老化の兆候を遅らせることを含む。体力は、活力があり、活発なペットを含む。体力は、動物の全体的な活力の程度、運動性、食欲および遊び好きであることにより測定できる。
本発明の第1の態様の組成物は、特に、動物、特に猫または犬の運動性を維持するまたは運動性の低下を防ぐのに使用するためのものである。ペットなどの動物の運動性は、しばしば、関節障害のために低下する。関節障害の原因の内の1つは、体が置換できるよりも速く軟骨を摩耗することである。軟骨が摩耗すると、関節が腫れ上がり、痛みを伴い、それゆえ、運動性の障害が生じる。ペットにおける低下した運動性の兆候は、ジャンプするまたは走る/歩く能力または意欲の低下、増加した眠り、および階段を上り下りすることの難儀などの生活様式および行動の変化を含む。
本発明の第1の態様の組成物は、特に、動物、特に猫または犬の老化を遅らせるのに使用するためのものである。老化の兆候は、活力の一般的な低下、より遅い動き、低下した聴力、低下した視力などを含み得る。
本発明の第2の態様によれば、動物、特に猫または犬の関節炎を治療する方法であって、その動物に、本発明の第1の態様に定義された組成物を投与する工程を有してなる方法が提供される。関節炎は、骨関節炎、リウマチ性関節炎、乾癬性関節炎、敗血症性関節炎、強直性脊椎炎(AS)、および全身性エリテマトーデスを含む。この方法は、予防のためであっても、治療法であってもよい。
本発明の第3の態様によれば、動物、特に猫または犬の平均余命を増加させる方法であって、その動物に、本発明の第1の態様に定義された組成物を投与する工程を有してなる方法が提供される。増加した平均余命は、動物の寿命を延ばすこととして測定できる。その組成物の他の効果としては、活力、健康、体力、生活の質を維持すること、および老化の兆候を遅らせることを含む。体力は、活力があり、活発なペットを含む。体力は、動物の全体的な活力の程度、運動性、食欲および遊び好きであることにより測定できる。
本発明の第4の態様によれば、動物、特に猫または犬の運動性を維持するまたは運動性の低下を防ぐ方法であって、その動物に、本発明の第1の態様に定義された組成物を投与する工程を有してなる方法が提供される。ペットにおける低下した運動性の兆候は、ジャンプするまたは走る/歩く能力または意欲の低下、増加した眠り、および階段を上り下りすることの難儀などの生活様式および行動の変化を含む。
本発明の第5の態様によれば、動物、特に猫または犬の老化を遅らせる方法であって、その動物に、本発明の第1の態様に定義された組成物を投与する工程を有してなる方法が提供される。老化の兆候は、活力の一般的な低下、より遅い動き、低下した聴力、低下した視力などを含み得る。
本発明の第6の態様によれば、本発明の第1の態様に定義された組成物を製造する方法であって、前記成分を一緒に、例えば、粉末、ペレットまたはペーストを製造するためにトートタンブラー(tote tumbler)内で、もしくは上述したように組成物に混合する工程を有してなる方法が提供される。その製品は、他の全ての方法で、当該技術分野に公知のプロセスにより製造することができる。本発明の第1の態様に定義された組成物は、他の成分の1つ以上を加熱または調理する前または後に加えてもよい。
ここで、本発明を、以下の非限定的な実施例を参照して説明する。
下記の実験を行う上で、Laboratory for OsteoArticular and Dental Tissue Engineering(LIOAD)からのElodie le Tilly、Laurent BeckおよびJerome Guicheuxが提供してくれた支援に大変感謝しています。
実施例1
インビボ動物モデル研究:
マウスにおける骨関節炎の進行に対する、コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物を含有する組成物の効き目を評価するために、前臨床試験を行った。生後18ヶ月のC57BL/6雄ネズミに、慣れさせるために、1週間に亘り、12時間/12時間の明暗サイクルで、食糧と水に自由にアクセスさせた。
インビボ動物モデル研究:
マウスにおける骨関節炎の進行に対する、コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物を含有する組成物の効き目を評価するために、前臨床試験を行った。生後18ヶ月のC57BL/6雄ネズミに、慣れさせるために、1週間に亘り、12時間/12時間の明暗サイクルで、食糧と水に自由にアクセスさせた。
骨関節炎の有病率はこの動物モデルにおいては100%ではなく、したがって、統計的有意性を得るために、15匹のマウスの群を試験した。3つの群を研究した:
−対照規定食を与えた生後15、6ヶ月のマウスの健康な対照群;
−対照規定食を与えた生後15〜18ヶ月のマウスの対照群;
−コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物のブレンドを含有する規定食を与えた、生後15〜18ヶ月のマウスの試験群。
−対照規定食を与えた生後15、6ヶ月のマウスの健康な対照群;
−対照規定食を与えた生後15〜18ヶ月のマウスの対照群;
−コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物のブレンドを含有する規定食を与えた、生後15〜18ヶ月のマウスの試験群。
マウスに、毎日6gの食品を用意し、一日当たり3gの食品しか摂取しなかった。一日当たりの規定食に加えた活性化合物の用量は:
−緑茶抽出物:0.15%(146.5mg/体重kg/日)
−加水分解コラーゲン:0.5%(488.5mg/体重kg/日)
−コンドロイチン:0.1%(97.5mg/体重kg/日)。
−緑茶抽出物:0.15%(146.5mg/体重kg/日)
−加水分解コラーゲン:0.5%(488.5mg/体重kg/日)
−コンドロイチン:0.1%(97.5mg/体重kg/日)。
モデルとしてのネズミの選択は、犬における寿命の長期間を模倣することであった;マウスの2ヶ月は、犬のほぼ1年と等しい。犬の用量をマウスの用量に換算するために、FDAからの以下の式を使用した:
マウスの用量(mg/kg)=犬の用量(mg/kg)×(犬の体重(kg)/マウスの体重(kg))0.33。
マウスの用量(mg/kg)=犬の用量(mg/kg)×(犬の体重(kg)/マウスの体重(kg))0.33。
この研究に関して、犬の体重は30kgであり、マウスの体重は30gであると考えた。
評価:
マウスの関節の構造的な損傷を評価するために、MX−20 DC−12装置(米国、アリゾナ州、トゥーソン所在のFaxitron Biotics LLC)を使用して、後肢のレントゲン写真(前−後面および側面図)を撮影した。75mg/kgの用量でケタミン(仏国、Virbac、Ketmine 1000(商標))および5mg/kgの用量でキシラジン(仏国、Bayer、Rompun(商標))の混合物を腹腔内注射することによって、マウスに麻酔した。写真は、研究の始めおよび自然死するまで5週間毎に撮影した。ブラインド手法を使用して、下記の表1および2に述べられた多段階等級基準を使用して、各画像から骨関節炎の重症度を記録した。
マウスの関節の構造的な損傷を評価するために、MX−20 DC−12装置(米国、アリゾナ州、トゥーソン所在のFaxitron Biotics LLC)を使用して、後肢のレントゲン写真(前−後面および側面図)を撮影した。75mg/kgの用量でケタミン(仏国、Virbac、Ketmine 1000(商標))および5mg/kgの用量でキシラジン(仏国、Bayer、Rompun(商標))の混合物を腹腔内注射することによって、マウスに麻酔した。写真は、研究の始めおよび自然死するまで5週間毎に撮影した。ブラインド手法を使用して、下記の表1および2に述べられた多段階等級基準を使用して、各画像から骨関節炎の重症度を記録した。
光源系およびハイスピードビデオカメラでマウスの足跡を記録するCatWalk(商標)System(蘭国、Noldus Information Technology)を使用して、マウスの歩行を測定した。解析ソフトウェアであるCatWalk XT(商標)10を使用して、骨関節炎で起こりそうなマウスの歩行の微細な変化を測定した。歩行解析を研究の始めに行い、死ぬまで5週間毎に測定した。各マウスを通路の一方から他方の側に自由に歩かせた。足がガラスプレートと接触する毎に、LE光をガラスフロアを通して下方に反射させ、カメラで記録した。実際に歩行解析を行う前に、7日間に亘り通路を渡るようにマウスを毎日訓練することにより、信頼性のある記録を得た。
結果:
図1は、研究の始め(生後18ヶ月のマウス)、並びにコンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物を含有する組成物で治療したマウスまたは治療していないマウスの3ヶ月後の関節症のX線スコアを示している。コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物を含有する組成物は、関節症の進行を防ぐことができた。
図1は、研究の始め(生後18ヶ月のマウス)、並びにコンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物を含有する組成物で治療したマウスまたは治療していないマウスの3ヶ月後の関節症のX線スコアを示している。コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物を含有する組成物は、関節症の進行を防ぐことができた。
図2は、コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物を含有する組成物で治療した場合と治療しなかった場合の、生後6ヶ月、9ヶ月、18ヶ月および21ヶ月のマウスにおける「CatWalk」Systemを使用して測定した運動性を示している。コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物を含有する組成物は、運動性の低下を防ぐことができた。
図3および4は、コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物を含有する組成物で治療した場合と治療しなかった場合のマウスの死亡した日にちを示している。コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物を含有する組成物は、マウスの全生存率を増加させた。
一般に、老化が進行すると、関節症が関節に現れ、これにより、痛みおよび運動性の低下がもたらされる。コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物を含有する組成物は、重ねてマウスにおいて、関節症の発現を遅らせ、運動性の低下を防ぎ、自然死を遅らせる。そのカクテル療法が作用する機構は知られていない。緑茶ポリフェノールが酸化を防ぎ、加水分解コラーゲンおよびコンドロイチン硫酸が、軟骨異化作用を防ぐおよび/または軟骨合成を増加させると仮定する。
これは、コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物を含有する組成物が関節症を防ぎ、自然死を遅らせることが示された初めてのことである。別の利点は、その組成物が比較的低コストであることである;実際に、これら3種類の化合物は、クルクミンなどの関節症の治療に有効な多くの公知の化合物よりも安い。その上、これらの化合物は、関節炎を治療する当該技術分野で公知の多くの他の化合物とは異なり、熱安定性である。本発明の予期せぬ恩恵は、動物の寿命を延ばす効果である。
実施例2
インビトロ研究:
ウサギ関節軟骨細胞(RAC)に対する、コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物を含有する組成物の効き目を評価するために、インビトロ研究を行った。RACは、5%のCO2の雰囲気を有するインキュベータ内において37℃で、10%ウシ胎仔血清、グルタミンおよび1%ペニシリン/ストレプトマイシン(スイス国、Life Technologies AG、Gibco)が補給されたDMEM内で培養した。
インビトロ研究:
ウサギ関節軟骨細胞(RAC)に対する、コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物を含有する組成物の効き目を評価するために、インビトロ研究を行った。RACは、5%のCO2の雰囲気を有するインキュベータ内において37℃で、10%ウシ胎仔血清、グルタミンおよび1%ペニシリン/ストレプトマイシン(スイス国、Life Technologies AG、Gibco)が補給されたDMEM内で培養した。
96ウェルプレートにRACを平板培養した(105細胞/cm2)。培地は、IL−1β(10ng/ml)(米国、Merck Millipore)で刺激する前に24時間で、コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物の各化合物、または3種類の化合物全ての混合物を含有する新たな培地と交換した。IL−1βは、関節炎の発症に関連があるとされている炎症性サイトカインである。次いで、RACを24時間に亘りインキュベーションし、その後、関節炎のマーカーとして、一酸化窒素(NO)およびプロスタグランジンE2(PGE2)の産生を測定した。
6ウェルプレートにRACを平板培養した(3×105細胞/cm2)。培地は、IL−1β(10ng/ml)(米国、Merck Millipore)で刺激する前に24時間で、コンドロイチン、加水分解コラーゲンおよび緑茶抽出物の各化合物、または3種類の化合物全ての混合物を含有する新たな培地と交換した。次いで、RACを48時間に亘りインキュベーションし、その後、関節炎のマーカーとして、シクロオキシゲナーゼ−2(COX−2)、誘導性アイソフォーム一酸化窒素シンターゼ(iNoS)およびマトリクス・メタロプロテアーゼ−13(MMP13)のRNA発現を測定した。
評価:
製造業者の使用説明書によりMTSアッセイ(仏国、Promega、Cell Titer 96(商標)MTS)を使用して、細胞生存率を測定した。Malassez細胞を使用して、細胞を計数もし、死滅細胞を青色に着色するトリパンブルー排除染料を使用して、細胞生存率を評価した。
製造業者の使用説明書によりMTSアッセイ(仏国、Promega、Cell Titer 96(商標)MTS)を使用して、細胞生存率を測定した。Malassez細胞を使用して、細胞を計数もし、死滅細胞を青色に着色するトリパンブルー排除染料を使用して、細胞生存率を評価した。
製造業者の使用説明書にしたがってCayman Chemicals(仏国、Bertin Pharma)を使用して、NOおよびPGE2の産生を測定した。亜硝酸ナトリウムで用意した標準曲線を用いて、グリース反応により培養上清中の亜硝酸塩の蓄積を測定することによって、NOの産生を分光光度法で測定した。高感度の特異的Enzyme Immunoassay Kitを使用して、PGE2を測定した。
製造業者の使用説明書によりNucleoSpin(商標)RNA II Kit(仏国、ヘルト、Macherey−Nagel)を使用してRNAを抽出することによって、RNA抽出を行った。RNAをSuperScript III(Life Technologies)で逆転写し、SYBR Select mix(Life Technologies)により、リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(RT−PCR)を行った。プライマー配列COX−2、iNoSおよびMMP13を使用して、相対的RNA発現を定量化した。GAPDHのプライマー配列を参照遺伝子として使用した。表3に、実施例2に使用したプライマー配列が列挙されている。
実施例2からの実験結果が、下記の表4に示されている。
ウサギ関節軟骨細胞(RAC)を、様々な化合物と別々にまたは一緒にブレンドしてインキュベーションして、それらの細胞毒性を評価した。広範囲の濃度に亘り、緑茶抽出物、コンドロイチンまたは加水分解コラーゲンとの24および48時間のインキュベーション後に、MTS測定およびトリパンブルー排除試験は、どのような細胞毒性も示さなかった(データは示さず)。
緑茶抽出物による前処理、並びに緑茶抽出物、コンドロイチンおよび加水分解コラーゲンによる前処理で、NOおよびPGE2の産生の著しい用量依存性阻害が生じた(表4)(P<0.05)。加水分解コラーゲンは、様々な遺伝子の発現を減少させるのに対し、コンドロイチン単独は全く効果がないようである。他方で、緑茶抽出物、並びに緑茶抽出物、コンドロイチンおよび加水分解コラーゲンの混合物は、COX2およびMMP13の発現を阻害したが、iNoSの発現には効果がなかった(表4)。
緑茶抽出物、コンドロイチンおよび加水分解コラーゲンの混合物は、炎症性サイトカイン、並びにNO、PGE2およびMMP13などの異化酵素に対するIL−1βの効果を覆し、それにより、その疾患のインビトロモデルに対する抗炎症特性および抗異化特性を示した。
Claims (10)
- 猫または犬の関節炎を予防または治療するのに使用するための、緑茶抽出物、加水分解コラーゲンおよびコンドロイチンを含む組成物。
- 前記関節炎が骨関節炎である、請求項1記載の組成物。
- 猫または犬の平均余命を増加させるのに使用するための、緑茶抽出物、加水分解コラーゲンおよびコンドロイチンを含む組成物。
- 猫または犬の老化を遅らせるのに使用するための、緑茶抽出物、加水分解コラーゲンおよびコンドロイチンを含む組成物。
- 前記組成物が、以下の範囲で存在する成分のいずれか1つ以上を含む:緑茶抽出物は15mgから5g、加水分解コラーゲンは50mgから17g、およびコンドロイチンは10mgから4g:請求項1から4いずれか1項記載の組成物。
- 前記組成物が食品の形態にある、請求項1から5いずれか1項記載の組成物。
- 猫または犬の関節炎を治療する方法であって、前記猫または犬に、緑茶抽出物、加水分解コラーゲンおよびコンドロイチンを含む組成物を投与する工程を有してなる方法。
- 前記関節炎が骨関節炎である、請求項7記載の方法。
- 猫または犬の平均余命を増加させる方法であって、前記猫または犬に、緑茶抽出物、加水分解コラーゲンおよびコンドロイチンを含む組成物を投与する工程を有してなる方法。
- 猫または犬の老化を遅らせる方法であって、前記猫または犬に、緑茶抽出物、加水分解コラーゲンおよびコンドロイチンを含む組成物を投与する工程を有してなる方法。
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