JP2020145155A - Heating cooker - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、誘導加熱式のコンロを備える加熱調理器に関する。 The present invention relates to a cooking cooker including an induction heating stove.
加熱調理器の一種に、鍋等の調理器具を置いて加熱調理を行うためのコンロと、対流熱で加熱調理を行うためのオーブンとを組み合わせたオーブン付コンロがある。オーブン付コンロとしては、台所等に据え置いて用いる据置型や、システムキッチンに組み込まれるビルトイン型が開発されている。近年では、誘導加熱式のコンロをオーブンと組み合わせてシステムキッチンに組み込む事例も増えている。 One type of cooking cooker is a stove with an oven that combines a stove for cooking by placing cooking utensils such as a pot and an oven for cooking with convection heat. As a stove with an oven, a stationary type that is used by stationary in a kitchen or the like and a built-in type that is incorporated in a system kitchen have been developed. In recent years, there have been an increasing number of cases where an induction heating stove is combined with an oven and incorporated into a system kitchen.
誘導加熱式のコンロを備える加熱調理器には、鍋等の調理器具が置かれる天板の下方に、加熱コイルや、加熱コイルへの給電、機器の駆動・制御のための電子部品が内蔵されている。加熱コイルや電子部品は使用時に発熱するため、これらの発熱部品を冷却する送風装置が加熱調理器の本体に内蔵されている。 A heating cooker equipped with an induction heating stove has a heating coil, power supply to the heating coil, and electronic components for driving and controlling the equipment under the top plate on which cooking utensils such as pots are placed. ing. Since the heating coil and electronic components generate heat during use, a blower for cooling these heat-generating components is built into the main body of the cooking cooker.
送風ファンは、誘導加熱コイルや電子部品が設置された空間に本体の内外から吸気した空気を送風して冷却を行う。オーブン付コンロの場合、一般に、加熱コイルの下方にオーブンが設けられ、オーブンの側方の空間に電子部品が収納される。オーブン付コンロの場合には、冷却用の送風ファンに加え、オーブン内の油煙や廃熱を排出するための排気装置も内蔵されるのが一般的である。 The blower fan cools by blowing air taken in from inside and outside the main body into the space where the induction heating coil and electronic parts are installed. In the case of a stove with an oven, an oven is generally provided below the heating coil, and electronic components are stored in a space on the side of the oven. In the case of a stove with an oven, in addition to a fan for cooling, an exhaust device for exhausting oil smoke and waste heat in the oven is generally built in.
従来、この種の加熱調理器としては、加熱コイルや電子部品が生じた廃熱や、オーブンで発生した油煙や廃熱を、本体の上面の後部に設けられた排気口から排出するものが知られている。 Conventionally, as this type of cooking cooker, it is known that waste heat generated by a heating coil and electronic parts, oil smoke and waste heat generated in an oven are discharged from an exhaust port provided at the rear of the upper surface of the main body. Has been done.
特許文献1には、本体の上面の後部に設けられた排気口にルーバを取り付けて、本体内から排出される油煙を換気装置に捕集され易くする技術が記載されている。ルーバとしては、羽根部が回転軸を中心として回動可能であり、気流の方向を調整可能な可動式が記載されている。ルーバの羽根部は、排気口よりも前側に位置する換気装置に気流が向かうように、前側が上に開く構造とされている。
特許文献1に記載されているように、加熱調理器の本体の上面の後部に設けられた排気口に、上に開くルーバを取り付けると、鍋等の調理器具がルーバの上に置かれた場合や、調理器具とルーバの動作とが干渉する場合等に、ルーバの開閉が不能になるという課題がある。
As described in
また、前側が上に開くルーバを取り付けると、ルーバの開放中、コンロで油はね、吹きこぼれ等が生じた場合に、油滴や水滴等の飛散物が排気口に侵入し易くなるため、排気口の内部が汚れ易くなる課題もある。ルーバの羽根部の隙間は狭いため、排気口の周辺の油汚れ等の清掃は容易ではない。 In addition, if a louver that opens upward on the front side is attached, if oil splashes or spills occur on the stove while the louver is open, scattered substances such as oil droplets and water droplets can easily enter the exhaust port, so exhaust is exhausted. There is also a problem that the inside of the mouth is easily soiled. Since the gap between the blades of the louver is narrow, it is not easy to clean oil stains around the exhaust port.
そこで、本発明は、本体内の廃熱等を排気するための排気口の内部に飛散物が侵入し難く、排気口の周辺の汚れを容易に清掃可能な加熱調理器を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a cooking cooker capable of easily cleaning dirt around the exhaust port so that scattered matter does not easily enter the inside of the exhaust port for exhausting waste heat and the like in the main body. And.
前記課題を解決するために本発明に係る加熱調理器は、加熱調理器の本体と、前記本体の上面に設けられたトッププレートと、前記トッププレートの下方に設置された加熱コイルと、前記加熱コイルを駆動するための電子部品と、前記加熱コイルおよび前記電子部品のうちの少なくとも一方に冷却風を送る送風装置と、前記本体の上面に開口しており、前記本体内の廃熱を前記本体外に排出するための排気口と、前記排気口を開閉自在なフラップと、を備え、前記フラップは、前記排気口を閉鎖した状態よりも下方に開いて前記排気口を開放する。 In order to solve the above problems, the heating cooker according to the present invention includes a main body of the heating cooker, a top plate provided on the upper surface of the main body, a heating coil installed below the top plate, and the heating. An electronic component for driving a coil, a blower device for sending cooling air to at least one of the heating coil and the electronic component, and an opening on the upper surface of the main body, and waste heat in the main body is transferred to the main body. An exhaust port for discharging to the outside and a flap that can open and close the exhaust port are provided, and the flap opens downward from the state in which the exhaust port is closed to open the exhaust port.
本発明によれば、本体内の廃熱等を排気するための排気口の内部に飛散物が侵入し難く、排気口の周辺の汚れを容易に清掃可能な加熱調理器を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a cooking cooker capable of easily cleaning dirt around the exhaust port because scattered matter does not easily enter the inside of the exhaust port for exhausting waste heat and the like in the main body. ..
以下、本発明の一実施形態に係る加熱調理器について、図を参照しながら説明する。なお、以下の各図において共通する構成については同一の符号を付し、重複した説明を省略する。 Hereinafter, the cooking cooker according to the embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. The same reference numerals are given to common configurations in the following figures, and duplicate description will be omitted.
以下、本発明の実施形態に係る加熱調理器としては、IH(Induction Heating)クッキングヒータを備え、システムキッチンに組み込まれるビルトイン型のオーブン付コンロを例にとり説明を行う。 Hereinafter, the heating cooker according to the embodiment of the present invention will be described by taking as an example a built-in type stove with an oven provided with an IH (Induction Heating) cooking heater and incorporated in a system kitchen.
図1は、本発明の実施形態に係る加熱調理器をシステムキッチンに収納した状態を示す斜視図である。
図1に示すように、加熱調理器100の本体2は、電磁調理器3、オーブン(調理庫)4、操作部5等を備えている。本体2は、システムキッチン1の上面の天板1aに設けられた孔1b(図2参照)から落とし込むようにして設置されている。
FIG. 1 is a perspective view showing a state in which the cooking cooker according to the embodiment of the present invention is housed in the system kitchen.
As shown in FIG. 1, the
本体2が備えるオーブン4や、操作部5は、システムキッチン1の天板1aの下方にある前面開口部に臨むように配置されている。オーブン4の開閉や、操作部5の操作は、本体2の前面開口部から行うことができる。操作部5は、主にオーブン4の電源の入・切やメニューの選択・設定を行うためのタッチキーや、モニタをはじめとする表示手段等を備えている。
The
電磁調理器3は、加熱調理器100の本体2の上面に設けられている。電磁調理器3は、鍋等の調理器具92(図2、図3参照)を載せるトッププレート6と、調理器具92を電磁誘導加熱する加熱コイルユニット25(図2、図3参照)と、を備えている。トッププレート6は、例えば、耐熱ガラス等で形成される。トッププレート6の周囲の縁部は、プレート枠14によって保護されている。
The
加熱コイルユニット25は、トッププレート6の下方、且つ、トッププレート6の下面近くに設置されている。加熱コイルユニット25は、磁力線を発生する加熱コイルと、鍋底の温度を検出するための温度センサと、これらを支持するコイルベースと、を備えている。
The
なお、図1に示す符号3a〜3cは、加熱範囲であり、調理器具92を置く載置部を示している。載置部3a〜3cに金属製の調理器具92を置き、加熱コイルに磁力線を発生させて、電磁誘導によって調理器具92に渦電流を発生させると、調理器具92の底部等にジュール熱が発生する。電磁調理器3では、このジュール熱を利用することで、調理器具92を用いた加熱調理を行うことができる。
載置部3aは、トッププレート6の上面の手前の右側に位置している。載置部3bは、トッププレート6の上面の手前の左側に位置している。載置部3cは、両載置部3a,3b間の奥側に位置している。これら複数の載置部3a,3b,3cに対応するように、トッププレート6の下方に個別に加熱コイルユニット25が備えられる。
The
本体2の上面のトッププレート6の前側には、手前に上面操作部9が設けられており、奥側に上面表示部10が設けられている。上面操作部9は、主に加熱コイルユニット25の操作を行うためのタッチキー等を備えている。上面表示部10は、上面操作部9で設定された火力等の設定状態を表示するためのモニタ等を備えている。
An upper surface operation unit 9 is provided on the front side of the
本体2の内部には、使用時に発熱する加熱コイルユニット25や、駆動時に発熱する制御回路部15や、これらの発熱部品を冷却するための送風装置12(図3参照)が設置されている。制御回路部15は、加熱コイルユニット25、送風装置12等をはじめ、本体2に内蔵された機器を駆動・制御するために、集積回路、インバータ回路、コンデンサ、抵抗器等の電子部品を備えている。
Inside the
本体2の上面のトッププレート6の後方には、排気口8a,8bが設けられている。排気口8aは、プレート枠14の左側に開口している。排気口8bは、プレート枠14の右側に開口している。排気口8a,8bは、加熱コイルユニット25が生じた廃熱、電子部品が生じた廃熱、オーブン4内で発生した油煙や廃熱等を、本体2の外部に排出するために設けられている。
オーブン4は、魚や肉、ピザ等の被加熱物30(図2参照)を焼く機能を有している。オーブン4は、本体2の左側の載置部3bに対応する加熱コイルユニット25の下方に配置されている。なお、図において、オーブン4は、本体2の左側に配置されているが、本体2の右側に配置されてもよい。オーブン4は、ロースタ、グリル等と呼称されることもある。
The
オーブン4は、引き出し可能なドア32を前面に備えている。ドア32の前面には、ドア32を開閉する際に手を掛けるハンドル11が取り付けられている。ドア32は、例えば、本体2の前後方向にスライドすることによって開閉する。
The
図2は、図1のA−A線で切断したときの断面図である。図2は、オーブン4内を通る空気の流れが明確になるように、構造等を簡略化して示している。
図2に示すように、加熱調理器100は、本体2の内部の左側に、オーブン4を備えている。オーブン4は、被加熱物30を入れて対流熱を利用して加熱調理するための箱型の調理庫26を備えている。
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. FIG. 2 shows a simplified structure and the like so that the flow of air passing through the
As shown in FIG. 2, the
調理庫26の前面には、被加熱物30を出し入れするための出入口26eが開口している。調理庫26内の上部には、上ヒータ27aが設置されている。また、調理庫26内の下部には、下ヒータ27bが設置されている。上ヒータ27aおよび下ヒータ27bは、被加熱物30を加熱調理するためのシーズヒータ、ガスバーナ等の加熱手段である。
A
調理庫26は、上側に位置する上板26aと、左右両側に位置する側板26b(左側のみ図示)と、後側に位置する後板26cと、下側に位置する底板26dと、を備えている。調理庫26は、例えば、アルミニウム板をプレス加工によって所定の形状に成形し、成形された部材を溶接、ビスねじ等で接合・組み立てることにより形成される。
The
ドア32は、例えば、受け皿31を支持するための不図示の受け皿支持部に対し、着脱可能に取り付けられる。受け皿支持部は、例えば、線材を所定の骨格形状に接合・組み立てることにより、受け皿31を着脱自在に支持し得るように形成することができる。
The
受け皿31は、例えば、アルミニウム、セラミック等の材料によって、上面視で矩形の箱状となるように形成することができる。受け皿31は、表面にフッ素コート剤等を予めコーティングしてグリル等の用途に使用し得る。受け皿31や受け皿支持部は、被加熱物30をおくための焼き網33が乗るように設けることができる。
The
調理庫26の上面の後部には、排気出口29が設けられている。排気出口29は、排気通路35、排気装置36および排気ダクト36kを介して、本体2の上面に開口した排気口8aに連通している。排気出口29には、調理庫26内で発生した煙や臭いを浄化するための空気浄化用の触媒34と、触媒34を加熱するための触媒ヒータ37が備えられている。調理庫26の側面には、調理庫26の内部の温度を検出する不図示の温度センサが設けられている。温度センサは、制御部45と電気的に接続される。
An
排気装置36は、調理庫26の内部の油煙や廃熱を本体2の外部に向けて強制的に排出する機能を有している。排気装置36は、排気ファン36a、排気ファン36aを駆動する排気モータ36b等を備えている。排気装置36の排気ファン36aを内蔵したケーシングは、排気通路35と排気ダクト36kとの間を密閉的に連通している。触媒ヒータ37および排気モータ36bは、制御部45と電気的に接続される。
The
調理庫26の前面の下部には、ドア32との間に、本体2の外部に連通する空気取入口43が設けられている。また、調理庫26の後面の下部には、連結口29aが設けられている。連結口29aは、調理庫26の上面に設けられた排気出口29を経ず、調理庫26の下部から直接的に排気装置36に連通している。
At the lower part of the front surface of the
排気装置36が作動すると、空気取入口43から調理庫26内に外気が流入して受け皿31等を冷却する。受け皿31等の廃熱を奪った空気は、連結口29aを経由して排気装置36に吸い込まれ、排気ダクト36kに吐出される。また、排気装置36が作動すると、調理庫26の内部の油煙や廃熱を奪った空気が排気出口29から流出し、排気通路35を経由して排気装置36に吸い込まれ、排気ダクト36kに吐出される。
When the
排気ダクト36kは、本体2の後部に上下方向に延びている。排気ダクト36kの上方には、本体2の上面に開口した溝穴状の排気口8aがあり、排気ダクト36kと排気口8aの内部とが連通している。排気ダクト36kに吐出された油煙、廃熱等は、排気口8aの内部に排出され、排気口8aの開口部を通じて本体2の外部に排出される。
The
図3は、図1のB−B線で切断したときの断面図である。図3は、本体2の内部を通る空気の流れが明確になるように、構造等を簡略化して示している。
図3に示すように、加熱調理器100は、本体2の内部の右側に、制御回路部15や、送風装置12等を備えている。
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line BB of FIG. FIG. 3 shows a simplified structure and the like so that the flow of air passing through the inside of the
As shown in FIG. 3, the
制御回路部15は、加熱コイルユニット25に電力を供給するインバータ基板15aと、加熱コイルユニット25に供給する電力、オーブン4の加熱、本体2に内蔵された機器を駆動・制御する制御基板15bと、を備えている。インバータ基板15aおよび制御基板15bは、箱型の基板ケース74の内部に、上下方向に互いに離間して配置されている。
The
送風装置12は、本体2の内部の右側の後部に配置されている。送風装置12の送風ファンによって外気を吸引するための吸込口12aは、基板ケース74の後方に設けられた後方空間91と連通している。後方空間91の後方は、本体2の後面を成す背面板2bによって本体2の外部と仕切られている。
The
背面板2bは、上部を構成する略垂直に設けられた垂直部2b1と、下部を構成する傾斜した斜面部2b2と、を有している。斜面部2b2は、垂直部2b1の下端から下方に向かうに連れて前側に傾斜するように設けられている。背面板2bには、送風装置12に近接した垂直部2b1から斜面部2b2にかけて、外気を吸気するための多数の細かい後吸気口7aが設けられている。
The
本体2の底面板2aの前部には、本体2の外部に連通する前吸気口7bが設けられている。後方空間91は、基板ケース74の下方に前後方向に沿って設けられた通路90を介して前吸気口7bと連通している。
A
通路90は、基板ケース74の底面74aと、基板ケース74の底面74aから下方に延びる仕切板74b(左側のみ図示)と、本体2の底面板2aと、によって囲まれている。後方空間91は、後吸気口7aと前吸気口7bを通じて本体2の外部と連通している点を除いて、密閉空間となるように形成されている。
The
基板ケース74内には、中段および下段にインバータ基板15a,15aが配置され、上段に制御基板15bが配置されている。なお、インバータ基板15aおよび制御基板15bの配置については、本実施形態に限定されるものではなく、基板を縦向きに配置する等、適宜の積層方向、積層数等とすることができる。
In the
基板ケース74の上面74cには、インバータ基板15aや制御基板15bを冷却した冷却風を加熱コイルユニット25に送るための開口74c1が形成されている。開口74c1は、加熱コイルユニット25の下方に開口している。なお、開口74c1の位置については、本実施形態に限定されるものではなく、加熱コイルユニット25が設置された空間の側部に設ける等、適宜の位置とすることができる。
An opening 74c1 for sending cooling air that has cooled the
本体2の右側の前面には、操作部ケース17が備えられている。操作部ケース17は、操作部5を収納可能な凹部17aを有している。操作部5は、ヒンジ18を介して回動自在に本体2に支持されており、操作部ケース17の凹部17aに対して展開・収納することができる。なお、図3では、操作部5を収納した状態を示し、図1では、操作部5を展開した状態を示している。
An
送風装置12が作動すると、送風装置12の吸込口12aから後方空間91の空気が吸引され、基板ケース74の後面に設けられた吹出口12bから基板ケース74内に排出されて、制御回路部15に搭載されている電子部品が冷却される。後方空間91の空気が基板ケース74の内部に吸引されると、後方空間91が負圧になり、後方空間91と連通する後吸気口7aや前吸気口7bから外気が吸い込まれる。
When the
制御回路部15の電子部品を冷却した冷却風は、開口74c1から基板ケース74とトッププレート6との間の空間に排出されて、載置部3aに対応する加熱コイルユニット25を冷却する。また、冷却風は、同様にして、基板ケース74とトッププレート6との間の空間に設置された載置部3b、3cに対応する加熱コイルユニット25も冷却する。
The cooling air that cools the electronic components of the
加熱コイルユニット25が設置された空間は、基板ケース74の上方、且つ、トッププレート6の下方で、本体2の略全体にわたって広がっている。加熱コイルユニット25が設置された空間の後方には、本体2の上面に開口した溝穴状の排気口8a,8bがあり、加熱コイルユニット25が設置された空間と排気口8a,8bの内部とが連通している。各加熱コイルユニット25を冷却した冷却風は、左右の排気口8a,8bの内部に排出され、排気口8a,8bの開口部を通じて本体2の外部に排出される。
The space in which the
このように、左右の排気口8a,8bは、電磁調理器3を用いた加熱調理時や加熱調理の終了後に、加熱コイルユニット25、制御回路部15の電子部品等の発熱部品が生じた廃熱を排出する経路となる。また、左側の排気口8aは、オーブン4を用いた加熱調理時や加熱調理の終了後に、被加熱物30等が発生させた油煙や、上ヒータ27aや下ヒータ27bが生じた廃熱を排出する経路となる。
As described above, the left and
しかし、排気口8a,8bが常時開放されていると、電磁調理器3を用いた調理中に油はね、吹きこぼれが生じた場合等に、排気口8a,8bの内部に、油滴、水滴等の飛散物が侵入してしまうため、排気口8a,8bの内部が汚れ易くなる。本実施形態に係る加熱調理器100には、このような飛散物の侵入を防ぐ機能を有する開閉自在な可動式のフラップ20が、排気口8a,8bに備えられる。
However, if the
図4は、加熱調理器の排気口付近を拡大して示す断面図である。図5は、加熱調理器の排気口に備えられるフラップが半開した状態を示す図である。図6は、加熱調理器の排気口に備えられるフラップが全開した状態を示す図である。なお、図4、図5および図6には、本体2の右側の排気口8b(図3参照)の周辺について例示する。
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view showing the vicinity of the exhaust port of the cooking cooker. FIG. 5 is a diagram showing a state in which the flap provided in the exhaust port of the cooking cooker is half-opened. FIG. 6 is a diagram showing a state in which the flap provided in the exhaust port of the cooking cooker is fully opened. Note that FIGS. 4, 5 and 6 illustrate the periphery of the
図4に示すように、排気口8bは、本体2の内部に上方に開口した溝穴状の空間を形成している。排気口8bの前面は、貫通孔を有する仕切り21bによって加熱コイルユニット25が設置された空間と仕切られている。排気口8bの後面は、本体2の後面を成す背面板2bによって本体2の外部と仕切られている。排気口8bの下面は、水受け22bによって後方空間91等と仕切られている。水受け22bは、本体2の外部から侵入してくる水等の落下を防ぐための構造である。
As shown in FIG. 4, the
フラップ20は、排気口8bの開口部付近に備えられている。フラップ20は、排気口8bを閉鎖可能な本体部20aと、本体部20aを回動自在に支持し、回動による開閉運動の中心軸となる軸部20bと、を有している。本体部20aと軸部20bとは、例えば、合成樹脂や金属等で一体的に設けてもよいし、別体として設けて互いに固定したり、別体として設けてヒンジ等を介して連結したりしてもよい。
The
フラップ20の本体部20aは、排気口8bの形状および大きさに合う板状、且つ、平面視で略矩形状に設けられている。軸部20bは、加熱調理器100の本体2の左右方向に延びている。軸部20bの両端は、排気口8bの左右方向の両端において、本体2側に回動自在に支持される。
The
排気口8bの左右方向の一端側の本体2の内部には、フラップ20の開閉動作を駆動する不図示のアクチュエータが内蔵される。例えば、フラップ20の軸部20bは、ステッピングモータの出力軸とギヤを介して接続された構造に設けることができる。フラップ20は、アクチュエータの作動により、軸部20bを中心として自動的に回動し、所定の傾斜角度で静止して、排気口8bを開放した状態または閉鎖した状態にする。
An actuator (not shown) that drives the opening / closing operation of the
図4に示すフラップ20は、排気口8bを閉鎖させた状態である。フラップ20は、図5および図6に示すように、排気口8bを閉鎖した状態よりも下方に開いて排気口8bを開放する。排気口8bが開放されると、加熱コイルユニット25、制御回路部15の電子部品等の発熱部品から廃熱を奪った空気は、加熱コイルユニット25が設置された基板ケース74とトッププレート6との間の空間から、仕切り21bの貫通孔を通って排気口8bの内部に出て、上方の開口部から本体2の外部に排出される。
The
図4〜6に示すフラップ20は、排気口8bを開閉するための回動の中心軸となる軸部20bが、排気口8bの後部に位置しており、本体部20aの後部に軸部20bがある。そのため、フラップ20は、前側が下方に開き、フラップ20が開放した状態においては、排気口8bの開口部の略全体が開放される。
In the
排気口8bが開口している本体2の上面や、システムキッチン1の上面の天板1aの上には、調理器具92等が置かれることがある。フラップ20が下方に開く形態であると、調理器具92がフラップ20の上に置かれた場合や、調理器具92とフラップ20の動作とが干渉する場合等に、排気口8bの開放が不能にならないため、廃熱等の排出を確実に行うことができる。
A
また、電磁調理器3を用いた調理中に油はね、吹きこぼれ等が生じた場合には、排気口8bの内部に油滴、水滴等の飛散物が侵入する可能性がある。排気口8bの内部に飛散物が侵入すると、本体2の内部が汚れて不衛生になる。しかし、排気口8bに非可動式のフラップ、フィン、ルーバ等が備えられていると、拭き取り等による清掃が困難である。
Further, if oil splashes, spills, or the like occur during cooking using the
これに対し、フラップ20が下方に開く形態であると、本体2の前側から飛んでくる飛散物がフラップ20の上面に付着し易くなる一方、排気口8bの内部の表面には付着し難くなる。フラップ20の上面は、拭き取り等による清掃が容易であるため、排気口8bの周辺を容易に清潔に保つことができる。
On the other hand, when the
フラップ20は、排気口8bを閉鎖させた状態において、本体部20aの上面が水平であってもよいし、排気口8bが閉鎖可能である限り、本体部20aの上面が傾斜していてもよいし、調理器具92等と干渉しない限り、本体部20aの一部が上方に突出した形状等であってもよい。
In the
また、フラップ20は、本体部20aの上面や下面に、各種の機能、意匠性等のために、凹凸等の立体的形状が形成されていてもよい。但し、本体部20aは、飛散物による汚れ等が付着することを前提としているため、拭き取り等による清掃の確実性の観点から、少なくとも上面が平滑であることが好ましい。
Further, the
図5に示すフラップ20は、排気口8bを半開させた状態である。図6に示すフラップ20は、排気口8bを全開させた状態である。フラップ20は、本体部20aの最大傾斜角度が任意の角度となるように設けることができる。例えば、図6に示すように、本体部20aが排気口8bの後面(背面板2b)に略当接する位置まで開くように設けることができる。
The
図4〜6に示すフラップ20は、軸部20bが排気口8bの後部に位置しており、本体部20aの後部に軸部20bがあるため、排気口8bを閉鎖した状態の角度を0度として、下方に開く最大角度が90度以下である。フラップ20の開く角度が90度以下であると、フラップ20を全開させた状態であっても、本体2の前側から飛んでくる飛散物がフラップ20の上面に付着し易いため、排気口8bの内部を清潔に保つことができる。
In the
フラップ20は、排気口8bを閉鎖させた状態および排気口8bを全開させた状態に加え、図5に示すように、排気口8bを半開させた状態で静止するように設けることができる。例えば、フラップ20は、0度以上90度以下の任意の傾斜角度で静止するように、ステッピングモータによって動作させることができる。フラップ20を半開させた状態で静止させると、本体2の内部からの廃熱等の排出量を高く保ちつつ、排気口8bの内部に飛散物が侵入するのを抑制することができる。
The
図7は、加熱調理器の排気口付近を拡大して示す断面図である。図8は、加熱調理器の排気口に備えられるフラップが全開した状態を示す図である。なお、図7および図8には、本体2の左側に設けられた排気口8a(図2参照)の周辺について例示する。
FIG. 7 is an enlarged cross-sectional view showing the vicinity of the exhaust port of the cooking cooker. FIG. 8 is a diagram showing a state in which the flap provided in the exhaust port of the cooking cooker is fully opened. Note that FIGS. 7 and 8 illustrate the periphery of the
図7に示すように、排気口8aは、前記の排気口8bと同様に、本体2の内部に上方に開口した溝穴状の空間を形成している。排気口8aの前面は、貫通孔を有する仕切り21aによって加熱コイルユニット25が設置された空間と仕切られている。排気口8aの後面は、本体2の後面を成す背面板2bによって本体2の外部と仕切られている。排気口8aの下面は、開口23を有する水受け22aによって下方の空間と仕切られている。水受け22aの下方には、排気ダクト36kの出口があり、排気口8aの内部と排気ダクト36kの内部とが開口23を通じて連通している。
As shown in FIG. 7, the
フラップ20は、排気口8bと同様に、排気口8aの開口部付近に備えられている。フラップ20は、図8に示すように、排気口8aを閉鎖した状態よりも下方に開いて排気口8aを開放する。排気口8aが開放されると、オーブン4で発生した油煙や、オーブン4の内部の廃熱を奪った空気は、開口23を通って排気口8aの内部に出て、加熱コイルユニット25が設置された空間から仕切り21aの貫通孔を通って排出される空気と共に、上方の開口部から本体2の外部に排出される。
The
左側の排気口8aに備えられるフラップ20の形状・構造・動作は、右側の排気口8bに備えられるフラップ20と同様にすることができる。フラップ20は、本体2の左右で開閉が同期するように制御してもよいし、本体2の左右で開閉が独立するように制御してもよい。例えば、オーブン4が配置される左側の排気口8aに備えられるフラップ20を、半開の状態で静止させず、排気口8aの後面(背面板2b)に略当接する位置まで開くように動作させると、排気ダクト36kから排出される油煙が、フラップ20の下面に接触し難くなるため、拭き取り等の清掃が相対的に難しい下面が汚れるのを抑制することができる。
The shape, structure, and operation of the
図9は、加熱調理器の制御を説明するブロック図である。
図9に示すように、載置部3a〜3cを備える電磁調理器3や、送風装置12や、排気装置36や、オーブン4の上ヒータ27aおよび下ヒータ27bは、加熱調理器100の制御部45によって制御することができる。
FIG. 9 is a block diagram illustrating control of the cooking cooker.
As shown in FIG. 9, the
操作部5や上面操作部9は、電磁調理器3やオーブン4の使用者によるスイッチキー等への入力に応じて、電源の入・切や火力の設定を示す入力信号を、制御部45に送る。制御部45は、入力信号を受け付けて、電源の入・切、火力の設定、調理の進行状況等を表す表示信号を、操作部5や上面表示部10に送り、操作部5や上面表示部10のモニタに表示させる。
The
制御部45は、使用者により入力された設定や、予め組み込まれている自動調理等のプログラムに基づいて、各インバータ制御手段61a〜61cや、上ヒータ制御手段64や、下ヒータ制御手段65に制御信号を送り、各加熱コイルユニット25や上ヒータ27aおよび下ヒータ27bの入・切や火力を制御する。また、制御部45は、各加熱コイルユニット25の温度センサが出力する温度の信号や、オーブン4内の温度センサが出力する温度の信号を受ける。
The
電磁調理器3の載置部3a〜3cにおける加熱は、制御部45によってインバータ制御される。各載置部3a〜3cには、加熱コイルに電力を供給するためのインバータ回路60a〜60cと、各インバータ回路60a〜60cを制御するインバータ制御手段61a〜61cと、が備えられる。
The heating in the mounting
各インバータ制御手段61a〜61cは、上面操作部9からの入力により制御部45から送られる制御信号で制御される。例えば、上面操作部9において電源の入・切、火力の強弱等が入力されると、各インバータ制御手段61a〜61cに制御信号が送られ、各加熱コイルユニット25の加熱コイルに供給される電力が制御される。
The inverter control means 61a to 61c are controlled by a control signal sent from the
各インバータ制御手段61a〜61cは、各加熱コイルユニット25への電力の設定、通電の開始および停止、各加熱コイルユニット25の消費電力を監視・補正して、各インバータ回路60a〜60cを制御する。各インバータ制御手段61a〜61cは、各インバータ回路60a〜60cから送られてくる各加熱コイルユニット25の入力電流および入力電圧から消費電力を算出し、各載置部3a〜3cの火力が目標通りになるように電力を供給する。
The inverter control means 61a to 61c control the
送風装置12、排気装置36、上ヒータ27aおよび下ヒータ27bの作動・停止や出力は、制御部45によって制御される。送風装置12、排気装置36、上ヒータ27aおよび下ヒータ27bには、それぞれ、作動・停止や出力等を制御する送風装置制御手段62、排気装置制御手段63、上ヒータ制御手段64および下ヒータ制御手段65が備えられる。
The operation / stop and output of the
上ヒータ制御手段64および下ヒータ制御手段65は、操作部5からの入力により制御部45から送られる制御信号で制御される。例えば、操作部5において火力の強弱、メニュー、被加熱物30の分類等が設定されると、上ヒータ制御手段64や下ヒータ制御手段65に制御信号が送られ、被加熱物30の量により変化する温度上昇率に応じて、オーブン4への熱量が制御される。
The upper heater control means 64 and the lower heater control means 65 are controlled by a control signal sent from the
上ヒータ制御手段64および下ヒータ制御手段65は、オーブン4の温度の監視の下、上ヒータ27aおよび下ヒータ27bをON/OFF制御することにより、オーブン4の火力を調整する。
The upper heater control means 64 and the lower heater control means 65 adjust the heating power of the
また、送風装置制御手段62や排気装置制御手段63は、電磁調理器3やオーブン4の使用状態に応じて、予め組み込まれている設定に基づいて制御部45から送られる制御信号で制御される。例えば、電磁調理器3やオーブン4における消費電力、電磁調理器3やオーブン4の温度等に応じて、送風装置制御手段62や排気装置制御手段63に制御信号が送られ、送風装置12や排気装置36のファンの回転が制御される。
Further, the blower control means 62 and the exhaust device control means 63 are controlled by a control signal sent from the
フラップ20の開閉動作は、制御部45によって制御することができる。フラップ20には、フラップ20の開閉動作を自動的に制御するフラップ制御手段66を備えることができる。フラップ制御手段66は、フラップ20を駆動するアクチュエータを自動的に制御するように設けられる。
The opening / closing operation of the
フラップ制御手段66は、電磁調理器3の使用状態やオーブン4の使用状態に応じて、予め組み込まれている設定に基づいて制御部45から送られる制御信号で制御することができる。フラップ制御手段66は、例えば、ステッピングモータの作動やステップ角度を制御して、フラップ20の傾斜角度を予め設定されている閉鎖状態の角度、半開状態の角度、全開状態の角度等に変化させる。
The flap control means 66 can be controlled by a control signal sent from the
フラップ20の開閉は、例えば、送風装置12の作動や、排気装置36の作動に同期するように制御することができる。また、フラップ20の開閉は、例えば、加熱コイルユニット25の消費電力や、上ヒータ27aおよび下ヒータ27bの消費電力に基づいて制御することができる。また、適宜の位置に温度センサを設けることにより、加熱コイルユニット25が設置された空間の温度、制御回路部15の温度、調理庫26の温度等に基づいて制御することができる。
The opening and closing of the
フラップ20は、送風装置12および排気装置36が作動していないときには、閉鎖状態に制御することができる(図4、図7参照)。フラップ20が閉鎖状態であると、本体2の前側から飛んでくる飛散物がフラップ20の上面に付着し、排気口8a,8bの内部の表面には付着しなくなるため、拭き取り等による清掃が容易になり、排気口8bの周辺が清潔になる。
The
一方、フラップ20は、送風装置12および排気装置36のうち、少なくとも一方が作動しているときには、開放状態に制御することができる(図5、図6、図8参照)。フラップ20が開放状態であると、本体2の内部からの油煙や廃熱等の排出量が確保されるため、加熱コイルユニット25や電子部品の冷却効率や、オーブン4等の雰囲気の清浄度が良好になる。
On the other hand, the
また、フラップ20は、加熱コイルユニット25が稼働しているときには、半開状態に制御することができる(図5参照)。加熱コイルユニット25が稼働しているときには、トッププレート6上で加熱調理が行われている可能性が高い。このような状態でフラップ20を半開状態にすると、本体2の内部から油煙や廃熱等を排出しつつ、排気口8a,8bへの調理中の飛散物の侵入を抑制して、排気口8a,8bの内部を清潔に保つことができる。
Further, the
フラップ20を半開状態に制御するとき、フラップ20の開く角度(開度)は、加熱コイルユニット25の消費電力に応じて変更されるように設けることができる。例えば、各インバータ回路60a〜60cから送られてくる各加熱コイルユニット25の入力電流および入力電圧から消費電力を算出し、フラップ制御手段66に制御信号を送る。フラップ20は、例えば、加熱コイルユニット25の消費電力が、所定の下側閾値を超え、且つ、所定の上側閾値以下であるとき、排気口8a,8bが半開した状態になり、所定の上側閾値を超えたとき、排気口8a,8bが全開した状態になるように制御することができる。
When controlling the
また、フラップ20は、加熱コイルユニット25が稼働してなくオーブン4が稼働しているときや、稼働後の加熱コイルユニット25や電子部品をクーリングダウンするときには、全開状態に制御することができる(図6、図8参照)。加熱コイルユニット25が稼働していないときや、クーリングダウンするときには、トッププレート6上で加熱調理が行われていない可能性が高い。このような状態でフラップ20を全開状態にすると、排気口8a,8bへの調理中の飛散物の侵入を抑制しつつ、加熱コイルユニット25や電子部品の冷却効率や、オーブン4の雰囲気の清浄度を良好にすることができる。
Further, the
フラップ20を全開状態に制御するとき、フラップ20の開くタイミングは、加熱コイルユニット25が設置された空間の温度、制御回路部15の温度等に応じて制御することができる。例えば、所定の位置に設けた温度センサによって温度を検出し、フラップ制御手段66に制御信号を送る。フラップ20は、例えば、加熱コイルユニット25が設置された空間の温度、または、制御回路部15の温度が、所定の閾値を超えているとき、排気口8a,8bが全開した状態になるように制御することができる。
When controlling the
以上の加熱調理器100によると、排気口8a,8bを開閉自在なフラップ20を備えるため、フラップ20を閉じることにより、排気口8a,8bの内部に調理中の飛散物等が侵入するのを防ぐことができる。フラップ20を常閉とし、本体内の廃熱等を排気する必要性に乏しいときに、排気口8a,8bを閉鎖した状態にすると、雰囲気中の塵埃等が排気口8a,8bに落下するのを防止することができるし、フラップ20の上面をシステムキッチン1の上面と共に、拭き取り等によって容易に清掃することもできる。また、フラップ20を駆動するアクチュエータを備えることにより、本体2の内部で発生する発熱量に応じて、適切な排気量に精密に制御することができるため、排気口8a,8bの内部が不必要に汚れず清掃が容易になる。よって、排気口の内部に飛散物が侵入し難く、排気口の周辺の汚れを容易に清掃可能な加熱調理器を提供することができる。
According to the above-mentioned
次に、本発明の変形例に係る加熱調理器について説明する。 Next, the cooking device according to the modified example of the present invention will be described.
図10は、加熱調理器の排気口付近を拡大してフラップの変形例を示す断面図である。図11は、加熱調理器の排気口に備えられる変形例に係るフラップが全開した状態を示す図である。なお、図10および図11には、本体2の左側に設けられた排気口8a(図2参照)について例示する。
FIG. 10 is a cross-sectional view showing a modified example of the flap by enlarging the vicinity of the exhaust port of the cooking cooker. FIG. 11 is a diagram showing a state in which the flap according to the modified example provided in the exhaust port of the cooking cooker is fully opened. Note that FIGS. 10 and 11 illustrate an
図10に示すように、オーブン4が配置される本体2の左側に設けられた排気口8aには、排気口8aを開閉するための回動の中心軸が排気口8aの中間部に位置しているフラップ(変形例に係るフラップ)20Aを備えることもできる。なお、このようなフラップ20Aは、オーブン4が配置されない本体2の右側に設けられた排気口8bや、左右の排気口8a,8bの両方に備えてもよい。
As shown in FIG. 10, in the
フラップ20Aは、排気口8aを開閉するための回動の中心軸となる軸部20bが、排気口8aの前後方向における中間部に位置しており、排気口8a上で左右方向に沿って架されている。フラップ20Aにおいて、軸部20bは、本体部20aの後部側の中間部に位置しており、フラップ20Aの後部側の中間部が回動自在に支持されている。
In the
図10に示すフラップ20Aは、排気口8aを閉鎖させた状態である。図11に示すフラップ20Aは、排気口8aを全開させた状態である。フラップ20Aは、本体部20aの最大傾斜角度が任意の角度となるように設けることができる。例えば、図11に示すように、本体部20aが排気口8aの後面(背面板2b)に略当接する位置まで開くように設けることができる。フラップ20Aのその他の形状・構造・動作は、前記のフラップ20と同様にすることができる。
The
図10〜11に示すフラップ20Aは、軸部20bが排気口8bの中間部に位置しており、本体部20aの中間部に軸部20bがあるため、排気口8aを閉鎖した状態の角度を0度として、下方に開く最大角度が90度を超える角度である。フラップ20Aの開く角度が90度を超える角度であると、フラップ20Aの全開時に、下方の排気ダクト36kから排出される油煙がフラップ20Aの上面に接触し易くなると共に、本体2の外部に排出される油煙や廃熱が本体2の前側に向けて指向され易くなる。
In the
通常、加熱調理器の本体内の廃熱等を排気するための排気口は、本体の上面の後部に開口しているため、キッチンの壁面に近接する。また、システムキッチンの上方に備えられる換気装置は、気流を吸い込むフード等がキッチンの壁面よりも手前側であってコンロの直上に張り出していることが多い。このような位置関係の場合、排気口から出た気流がコアンダ効果で壁側に引き寄せられるため、油煙や廃熱の屋外に向けた排出効率が悪くなる。 Normally, the exhaust port for exhausting waste heat and the like in the main body of the cooking cooker is open at the rear of the upper surface of the main body, and is therefore close to the wall surface of the kitchen. Further, in the ventilation device provided above the system kitchen, the hood or the like for sucking the airflow is often on the front side of the wall surface of the kitchen and overhangs directly above the stove. In such a positional relationship, the airflow emitted from the exhaust port is attracted to the wall side by the Coanda effect, so that the efficiency of discharging oil smoke and waste heat to the outside deteriorates.
これに対し、変形例に係るフラップ20Aによると、本体2の外部に排出される油煙や廃熱が本体2の前側に向けて指向され易くなるため、油煙や廃熱の屋外に向けた排出効率を高くすることができる。また、油煙が本体2の前側に向けて指向され易くなるため、キッチンの壁面に油汚れ等が付着し難くなる。また、本体2の外部に排出される油煙がフラップ20Aの上面に接触し易くなるため、オーブン4から排出される油滴等を、拭き取り等による清掃が容易なフラップ20Aの上面に、トラップさせることができる。
On the other hand, according to the
図12は、加熱調理器の排気口付近を拡大してフラップの変形例を示す斜視図である。なお、図12には、本体2の右側に設けられた排気口8b(図3参照)について例示する。
FIG. 12 is a perspective view showing a modified example of the flap by enlarging the vicinity of the exhaust port of the cooking cooker. Note that FIG. 12 illustrates an
図12に示すように、本体2の右側に設けられた排気口8bには、加熱調理器100の本体2に対して着脱自在である着脱式のフラップ(変形例に係るフラップ)20Bを備えることもできる。なお、このような着脱式のフラップ20Bは、本体2の左側に設けられた排気口8aや、左右の排気口8a,8bの両方に備えてもよい。
As shown in FIG. 12, the
図12に示す排気口8bには、プレート枠14の上面に凹状を呈している凹部8b1と、凹部8bの底部に開口して本体2の内部に連通している孔部8b2と、が設けられている。孔部8b2は、平面視で凹部8b1よりも小さく設けられており、凹部8b1の底面は、孔部8b2の開口端に、段差や溝部8b3を形成している。
The
着脱式のフラップ20Bは、軸部20bの左右方向の両端に、排気口8bの孔部8b2の開口端で支持するための支持部20cを備えている。また、着脱式のフラップ20Bは、左右方向の一端に、本体2側に設けられた駆動軸53と係合可能な連結部20dを備えている。
The
支持部20cは、本体部20aの左右両端から両側の側方に突出して設けられている。支持部20cは、孔部8b2の開口端に切り欠いて形成された溝部8b3に嵌まるようになっている。本体部20a、軸部20bおよび連結部20dは、支持部20cに対して一体的に回動可能に設けられている。
The
駆動軸53は、一端が、孔部8b2の開口端に設けられた溝部8b3に突出するように配置され、他端が、本体2の内部に内蔵された不図示のアクチュエータと連結される。駆動軸53は、回動可能に設けられている。駆動軸53は、例えば、ステッピングモータの出力軸とギヤを介して接続された構造に設けられ、ステッピングモータの作動によって回動が制御される。
One end of the drive shaft 53 is arranged so as to project into a groove 8b3 provided at an open end of the hole 8b2, and the other end is connected to an actuator (not shown) built in the
フラップ20Bの連結部20dは、本体部20aの左右方向の一端にキー状に設けられており、本体部20aおよび軸部20bと一体的に回動可能に固定されている。連結部20dは、左右方向の一端において、平面視で支持部20cに覆われた形状に設けられているが、支持部20cの側方および下方については外(本体2側)に露出している。一方、駆動軸53の先端には、連結部20dと係合して回動運動を伝達可能なキー溝が設けられている。
The connecting
フラップ20Bは、支持部20cが孔部8b2の開口端で支持され、且つ、駆動軸53と連結部20dとが係合した状態になるように、排気口8bに取り付けることができる。フラップ20Bが排気口8bに取り付けられると、連結部20dと駆動軸53の先端とが係合し、アクチュエータによる駆動軸53の回動によって、フラップ20Bの開閉が可能になる。
The
フラップ20Bを排気口8bに取り付けた状態において、フラップ20bの上方には、排気カバー50を取り付けることができる。排気カバー50は、本体2の内部からの油煙や廃熱が通過可能なように貫通孔が設けられている。排気カバー50は、排気口8bの凹部8b1に着脱自在に嵌まるように設けられる。排気カバー50は、排気口8bの内部に物が侵入・落下するのを防止する機能を有している。
With the
このような着脱式のフラップ20Bによると、本体2の前側から飛んでくる飛散物がフラップ20Bの上面に付着したり、オーブン4から排出される油滴等がフラップ20Bの上面や下面に付着したりした場合であっても、フラップ20Bを本体2側から取り外して清掃、洗浄等を行うことができる。そのため、排気口8bの周辺をより清潔に保つことができる。フラップ20Bは下方に開くため、着脱式の排気カバー50の使用が妨げられることもない。
According to such a
以上、本発明について説明したが、本発明は、前記の実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えば、本発明は、必ずしも前記の実施形態や変形例が備える全ての構成を備えるものに限定されない。或る実施形態や変形例の構成の一部を他の構成に置き換えたり、或る実施形態や変形例の構成の一部を他の形態に追加したり、或る実施形態や変形例の構成の一部を省略したりすることができる。 Although the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments and modifications, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention. For example, the present invention is not necessarily limited to those having all the configurations included in the above-described embodiments and modifications. Part of the configuration of a certain embodiment or modification is replaced with another configuration, a part of the configuration of a certain embodiment or modification is added to another configuration, or a configuration of a certain embodiment or modification. You can omit a part of.
例えば、前記の加熱調理器100は、加熱コイルユニット25および制御回路部15の電子部品に冷却風を送る送風装置12を備えている。しかしながら、加熱調理器が備える送風装置は、加熱コイルおよび電子部品のうちの少なくとも一方に冷却風を送るものであればよい。電子部品は、加熱コイルを駆動する他に、その他の機器の駆動・制御を行うためのものであってよい。送風装置や排気装置の方式、形状、構造等は、本発明の趣旨を逸脱しない限り、特に制限されるものではない。
For example, the
また、前記の変形例に係る加熱調理器100は、左右の排気口8a,8bに送風装置12からの気流が排出され、左側の排気口8aに排気装置36からの気流が排出されるようになっている。しかしながら、フラップ20,20A,20Bを備える排気口の配置、形状、内部構造、機能等は、本発明の趣旨を逸脱しない限り、特に制限されるものではない。例えば、排気口は、一つであってもよいし、3つ以上であってもよく、送風装置12に対応した排気口と排気装置36に対応した排気口が個別に設けられていてもよく、フラップ20,20A,20Bは、いずれか一以上の排気口に備えられていればよい。
Further, in the
また、前記の変形例に係る加熱調理器100は、着脱式のフラップ20Bの上方に、排気カバー50が取り付けられるようになっている。しかしながら、加熱調理器は、着脱式のフラップの上方が排気カバーで覆われず、着脱式のフラップのみで排気口を覆う構造としてもよい。或いは、加熱調理器は、非着脱式のフラップの上方を、着脱式の排気カバーで覆う構造としてもよい。
Further, in the
また、前記の実施形態は、IHクッキングヒータを備え、システムキッチンに組み込まれるビルトイン型のオーブン付コンロである。しかしながら、本発明は、据置型のオーブン付コンロや、オーブンに代えて収納等の空間を備えるビルトイン型のコンロや、オーブンに代えて収納等の空間を備える据置型のコンロ等に適用してもよい。 Further, the above-described embodiment is a built-in type stove with an oven provided with an IH cooking heater and incorporated in a system kitchen. However, the present invention may be applied to a stationary stove with an oven, a built-in stove having a space for storage instead of the oven, a stationary stove having a space for storage instead of the oven, and the like. Good.
100 加熱調理器
1 キッチン
1a 天板
1b 孔
2 本体
2a 底面板
2b 背面板
2b1 垂直部
2b2 斜面部
3 電磁調理器
3a 載置部
3b 載置部
3c 載置部
4 オーブン
5 操作部
6 トッププレート
7a 後吸気口
7b 前吸気口
8a 排気口
8b 排気口
9 上面操作部
10 上面表示部
12 送風装置
12a 吸込口
12b 吹出口
14 プレート枠
15 制御回路部
15a インバータ基板
15b 制御基板
17 操作部ケース
17a 凹部
18 ヒンジ
20 フラップ
20A フラップ
20B フラップ
20a 本体部
20b 軸部
20c 支持部
20d 連結部
21a 仕切り
21b 仕切り
22a 水受け
22b 水受け
23 開口
25 加熱コイルユニット
26 調理庫
26a 上板
26b 側板
26c 後板
26d 底板
26e 出入口
27a 上ヒータ
27b 下ヒータ
29 排気出口
29a 連結口
30 被加熱物
31 受け皿
32 ドア
33 焼き網
34 触媒
35 排気通路
36 排気装置
36k 排気ダクト
37 触媒ヒータ
45 制御部
50 排気カバー
53 駆動軸
74 基板ケース
74a 底面
74b 仕切板
74c1開口
90 通路
91 後方空間
92 調理器具
100
Claims (9)
前記本体の上面に設けられたトッププレートと、
前記トッププレートの下方に設置された加熱コイルと、
前記加熱コイルを駆動するための電子部品と、
前記加熱コイルおよび前記電子部品のうちの少なくとも一方に冷却風を送る送風装置と、
前記本体の上面に開口しており、前記本体内の廃熱を前記本体外に排出するための排気口と、
前記排気口を開閉自在なフラップと、を備え、
前記フラップは、前記排気口を閉鎖した状態よりも下方に開いて前記排気口を開放する加熱調理器。 The main body of the cooker and
A top plate provided on the upper surface of the main body and
The heating coil installed below the top plate and
Electronic components for driving the heating coil and
A blower that sends cooling air to at least one of the heating coil and the electronic component,
An exhaust port that opens on the upper surface of the main body and discharges waste heat inside the main body to the outside of the main body.
With a flap that can open and close the exhaust port,
The flap is a cooking device that opens the exhaust port downward by opening the exhaust port below the closed state.
前記排気口は、前記本体の上面の前記トッププレートの後方に開口している加熱調理器。 The cooking device according to claim 1.
The exhaust port is a cooking device that opens behind the top plate on the upper surface of the main body.
前記フラップは、前記排気口を開閉するための回動の中心軸が前記排気口の後部に位置しており、前記フラップの前部が下方に開く加熱調理器。 The cooking device according to claim 2.
The flap is a cooking cooker in which a central axis of rotation for opening and closing the exhaust port is located at the rear portion of the exhaust port, and the front portion of the flap opens downward.
前記フラップは、下方に開く最大角度が90度以下である加熱調理器。 The cooking device according to claim 3.
The flap is a cooking device having a maximum angle of 90 degrees or less that opens downward.
前記フラップは、前記排気口を開閉するための回動の中心軸が前記排気口の中間部に位置しており、前記フラップの前部が下方に開く加熱調理器。 The cooking device according to claim 2.
The flap is a cooking cooker in which the central axis of rotation for opening and closing the exhaust port is located in the middle portion of the exhaust port, and the front portion of the flap opens downward.
前記フラップは、下方に開く最大角度が90度を超える加熱調理器。 The cooking device according to claim 5.
The flap is a cooking device with a maximum angle that opens downward and exceeds 90 degrees.
前記トッププレートの下方に設けられ、被加熱物を加熱するための調理庫と、
前記調理庫内の油煙を排出するための排気装置と、を備え、
前記排気口は、前記本体内の前記廃熱と共に前記調理庫内の油煙を前記本体外に排出する加熱調理器。 The cooking device according to claim 1.
A cooking cabinet provided below the top plate for heating the object to be heated,
An exhaust device for exhausting oil smoke in the kitchen is provided.
The exhaust port is a cooking cooker that discharges oil smoke in the kitchen together with the waste heat in the main body to the outside of the main body.
前記フラップの開閉を駆動するアクチュエータを備える加熱調理器。 The cooking device according to claim 1.
A cooking cooker including an actuator that drives the opening and closing of the flap.
前記フラップは、前記本体から着脱自在である加熱調理器。 The cooking device according to claim 1.
The flap is a cooking cooker that is removable from the main body.
Priority Applications (1)
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JP2019042968A JP2020145155A (en) | 2019-03-08 | 2019-03-08 | Heating cooker |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019042968A JP2020145155A (en) | 2019-03-08 | 2019-03-08 | Heating cooker |
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Family
ID=72354432
Family Applications (1)
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JP2019042968A Pending JP2020145155A (en) | 2019-03-08 | 2019-03-08 | Heating cooker |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2020145155A (en) |
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2019
- 2019-03-08 JP JP2019042968A patent/JP2020145155A/en active Pending
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