JP2020144505A - ドア開閉見守りシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 異常度が高い状況を把握することができ、支援対象者が違和感を抱きにくく、支援者の負担を低減するのに好適なドア開閉見守りシステムを提供する。【解決手段】 ドア開閉見守りサーバ200は、IoT機器100からセンサ情報及び機器IDを受信し、受信したセンサ情報及び機器IDを物件IDと対応づけて記憶装置42に登録し、記憶装置42のセンサ情報及び機器IDに基づいて、IoT機器100ごとに所定期間内のドアの開閉回数又は最終開閉時刻が所定条件を満たすか否かを判定し、所定期間内のドアの開閉回数又は最終開閉時刻が所定条件を満たすと判定した場合は、その判定に係る機器IDに対応する物件IDに基づいて、物件300の住人の安否に関する通知を行う。【選択図】 図1

Description

本発明は、ドアの開閉を監視して住人の安否を通知するシステムに係り、特に、異常度が高い状況を把握することができ、支援対象者が違和感を抱きにくく、支援者の負担を低減するのに好適なドア開閉見守りシステムに関する。
従来、住人の安否を確認する見守りシステムとしては、例えば、特許文献1記載の技術がある。
特許文献1記載の技術は、支援対象者が呼出しボタンを操作した時に呼出し信号を送信する無線式の呼出しボタン送信機と、無線式の呼出しボタン送信機からの呼出し信号に応じて呼出しメールを支援者に送信するメール送信機とを備える。
特開2015−90573号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術にあっては、支援対象者が呼出しボタンを押さないと支援者に通知が行われず、支援対象者が倒れているなど呼出しボタンを押せない事情があった場合を把握することができないという問題があった。また、呼出しボタンを設置する点で、支援対象者が監視されているとの違和感を抱きやすいという問題もあった。さらに、支援対象者と支援者が1対1で見守りを行うシステムであるので、支援者の負担が大きいという問題があった。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、異常度が高い状況を把握することができ、支援対象者が違和感を抱きにくく、支援者の負担を低減するのに好適なドア開閉見守りシステムを提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1のドア開閉見守りシステムは、複数の物件のそれぞれにおいて当該物件のドアに設置された開閉センサと通信可能に接続し、前記開閉センサは、当該開閉センサが設置された前記ドアの開閉状態を示すセンサ情報及び当該開閉センサを識別するためのセンサ識別情報を送信するドア開閉見守りシステムであって、前記センサ情報及び前記センサ識別情報を前記開閉センサから取得するセンサ情報取得手段と、前記センサ情報取得手段で取得したセンサ情報及びセンサ識別情報を、前記物件を識別するための物件識別情報と対応づけてセンサ情報記憶手段に登録するセンサ情報登録手段と、前記センサ情報記憶手段のセンサ情報及びセンサ識別情報に基づいて、前記開閉センサごとに所定期間内の前記ドアの開閉状態が所定条件を満たすか否かを判定するドア開閉状態判定手段と、前記ドア開閉状態判定手段で前記ドアの開閉状態が前記所定条件を満たすと判定した場合は、当該判定に係るセンサ情報又はセンサ識別情報に対応する前記物件識別情報に基づいて、前記物件の住人の安否に関する通知を行う安否通知手段とを備える。
ここで、物件のドアとしては、例えば、建物に設置されたドア、建物内に設置されたドア、建物内の設置された家財等の動産、構造物等の不動産その他の物のドア、及び敷地内に設置された家財等の動産、構造物等の不動産その他の物のドアが含まれる。
また、安否通知手段は、例えば、物件の住人の安否に関する通知情報をメールや画面で通知してもよいし、これに代えて通知情報へのリンクをメールや画面で通知してもよい。後者の場合、リンクをクリックすることで通知情報を把握することできる。その他、任意の通知方法を採用することができる。
また、本システムは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよいし、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。
〔発明2〕 さらに、発明2のドア開閉見守りシステムは、発明1のドア開閉見守りシステムにおいて、前記センサ情報登録手段は、前記センサ情報及び前記センサ識別情報を、さらに前記物件の所有者又は管理者の通知先情報と対応づけて前記センサ情報記憶手段に登録し、前記安否通知手段は、前記ドア開閉状態判定手段で前記ドアの開閉状態が前記所定条件を満たすと判定した場合は、当該判定に係るセンサ情報又はセンサ識別情報に対応する前記通知先情報に基づいて、前記物件の住人の安否に関する通知情報を前記物件の所有者又は管理者に送信する。
〔発明3〕 さらに、発明3のドア開閉見守りシステムは、発明1及び2のいずれか1のドア開閉見守りシステムにおいて、前記開閉センサごとに、当該開閉センサが動作しているか否かを定期的に確認する死活監視手段を備える。
〔発明4〕 さらに、発明4のドア開閉見守りシステムは、発明1乃至3のいずれか1のドア開閉見守りシステムにおいて、LPWAゲートウェイを介して前記開閉センサと通信可能となっている。
〔発明5〕 さらに、発明5のドア開閉見守りシステムは、発明1乃至4のいずれか1のドア開閉見守りシステムにおいて、前記開閉センサは、前記所定期間ごとに、当該所定期間内の前記ドアの開閉回数を含む前記センサ情報を送信し、前記ドア開閉状態判定手段は、前記開閉回数が所定値以下又は「0」であるか否かを判定し、前記安否通知手段は、前記ドア開閉状態判定手段で前記開閉回数が前記所定値以下又は「0」であると判定した場合は前記物件の住人の安否に関する通知を行う。
〔発明6〕 さらに、発明6のドア開閉見守りシステムは、発明1乃至5のいずれか1のドア開閉見守りシステムにおいて、前記開閉センサは、前記所定期間ごとに、前記ドアが最後に開閉された最終開閉時刻を含む前記センサ情報を送信し、前記ドア開閉状態判定手段は、前記最終開閉時刻が所定時刻以前であるか否かを判定し、前記安否通知手段は、前記ドア開閉状態判定手段で前記最終開閉時刻が前記所定時刻以前であると判定した場合は前記物件の住人の安否に関する通知を行う。
〔発明7〕 さらに、発明7のドア開閉見守りシステムは、発明5及び6のいずれか1のドア開閉見守りシステムにおいて、前記開閉センサに係る前記ドアの開閉実績を示す開閉実績情報を記憶する開閉実績情報記憶手段と、前記開閉実績情報記憶手段の開閉実績情報に基づいて、前記開閉センサが送信を行う前記所定期間を設定する所定期間設定手段とを備える。
ここで、開閉実績情報記憶手段は、開閉実績情報をあらゆる手段で且つあらゆる時期に記憶するものであり、開閉実績情報を予め記憶してあるものであってもよいし、開閉実績情報を予め記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって開閉実績情報を記憶するようになっていてもよい。
〔発明8〕 さらに、発明8のドア開閉見守りシステムは、発明5乃至7のいずれか1のドア開閉見守りシステムにおいて、前記開閉センサが送信を行う前記所定期間を設定するための設定情報を、当該開閉センサが設置された前記物件の住人の属性に関する属性情報と対応づけて記憶する設定情報記憶手段と、前記属性情報及び前記センサ識別情報を取得する属性情報取得手段と、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に対応する前記設定情報を前記設定情報記憶手段から検索する設定情報検索手段と、前記設定情報検索手段で索出した設定情報に基づいて、前記属性情報取得手段で取得したセンサ識別情報により識別される前記開閉センサが送信を行う前記所定期間を設定する第2所定期間設定手段とを備える。
ここで、所定期間を設定するための設定情報としては、例えば、所定期間に相当する設定値、所定期間を設定するための処理、及び所定期間を設定するためのデータが含まれる。所定期間を設定するためのデータとしては、ドアの開閉実績に基づいて所定期間を設定することができるので、例えば、開閉センサに係るドアの開閉実績を示す開閉実績情報が含まれる。
また、設定情報記憶手段は、設定情報をあらゆる手段で且つあらゆる時期に記憶するものであり、設定情報を予め記憶してあるものであってもよいし、設定情報を予め記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって設定情報を記憶するようになっていてもよい。なお、設定情報は、属性情報と対応づけて設定情報記憶手段に記憶すればよく、設定情報記憶手段に属性情報を記憶することは必ずしも要しない。
〔発明9〕 さらに、発明9のドア開閉見守りシステムは、発明8のドア開閉見守りシステムにおいて、前記開閉センサに係る前記ドアの開閉実績を示す開閉実績情報を、当該開閉センサが設置された前記物件の住人の属性に関する属性情報と対応づけて記憶する第2開閉実績情報記憶手段と、前記第2開閉実績情報記憶手段の開閉実績情報及び他の前記開閉実績情報の相関度を算出する相関度算出手段と、前記相関度算出手段で算出した相関度が高い前記開閉実績情報同士にそれぞれ対応する前記属性情報に基づいて、当該属性情報の共通又は近似する属性値の属性を特定する属性特定手段とを備え、前記設定情報検索手段は、前記属性特定手段で特定した属性について前記属性情報取得手段で取得した属性情報に対応する前記設定情報を検索する。
ここで、第2開閉実績情報記憶手段は、開閉実績情報をあらゆる手段で且つあらゆる時期に記憶するものであり、開閉実績情報を予め記憶してあるものであってもよいし、開閉実績情報を予め記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって開閉実績情報を記憶するようになっていてもよい。なお、開閉実績情報は、属性情報と対応づけて開閉実績情報記憶手段に記憶すればよく、開閉実績情報記憶手段に属性情報を記憶することは必ずしも要しない。
以上説明したように、発明1のドア開閉見守りシステムによれば、ドアの開閉状態が所定条件を満たすか否かによって安否通知が行われるので、支援対象者が倒れているなど異常度が高い状況を把握することができる。また、物件のドアに開閉センサを設置するだけなので、支援対象者が違和感を抱きにくい。さらに、複数の物件を集中管理することができるので、個々の支援者の負担を低減することができる。
さらに、発明2のドア開閉見守りシステムによれば、物件の住人の安否に関する通知情報が物件の所有者又は管理者に送信されるので、物件の所有者又は管理者が住人の安否を確認することができる。したがって、従来では「支援者ごと」に提供される見守りサービスであったのに対し、「物件の所有者又は管理者ごと」に提供される見守りサービスを実現することができる。
さらに、発明3のドア開閉見守りシステムによれば、開閉センサが動作しているか否かを定期的に把握することができる。
さらに、発明4のドア開閉見守りシステムによれば、LPWAゲートウェイを介して開閉センサと通信可能となっているので、省電力、広域及び長距離通信を実現することができるとともに、通信に必要なコストを抑えることができる。
さらに、発明5のドア開閉見守りシステムによれば、開閉センサが所定期間ごとに送信を行うので、通信負荷を低減することができる。また、センサ情報を集計、解析することなくセンサ情報に含まれる開閉回数で判定することができるので、判定の処理負荷を低減することができる。
さらに、発明6のドア開閉見守りシステムによれば、開閉センサが所定期間ごとに送信を行うので、通信負荷を低減することができる。また、センサ情報を集計、解析することなくセンサ情報に含まれる最終開閉時刻で判定することができるので、判定の処理負荷を低減することができる。
さらに、発明7のドア開閉見守りシステムによれば、ドアの開閉実績に基づいて所定期間が設定されるので、例えば必要な情報量を確保しつつ通信負荷を低減するような適応的な設定を実現することができる。
さらに、発明8のドア開閉見守りシステムによれば、支援対象者の属性に対応する属性の他の住人が居住する物件に設置された開閉センサの設定情報を参照することができるので、ドアの開閉実績等が少ない段階でも適応的な設定を実現することができる。
さらに、発明9のドア開閉見守りシステムによれば、相関度が高い開閉実績情報に対応する属性情報に基づいて、相関度が高い属性が検索用の属性として特定され、特定された属性について検索が行われるので、より適応的な設定を実現することができる。
本実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 IoT機器100の機能ブロック図である。 ドア開閉見守りサーバ200のハードウェア構成を示す図である。 管理者情報テーブル400及び物件情報テーブル410のデータ構造を示す図である。 機器情報テーブル420及びセンサ情報テーブル440のデータ構造を示す図である。 センサ情報登録処理を示すフローチャートである。 安否情報通知処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1乃至図7は、本実施の形態を示す図である。
まず、本実施の形態の構成を説明する。
図1は、本実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
建物等の物件300には、図1に示すように、1又は複数のIoT機器100が設置されている。IoT機器100は、物件300のドア(例えば、玄関、トイレ、浴室、リビング、ダイニング、キッチン等のドア)に設置され、ドアの開閉を検出する。ゲートウェイ110は、LoRaWAN(Long Range Wide Area Network)による無線ネットワークにより1又は複数のIoT機器100を通信可能に接続し、IoT機器100とインターネット199の間の通信を中継する。図1の例では、管理者Aが5つの物件A、B、C、D、Eを管理し、物件Aには3台のIoT機器100が設置されている。また、物件A、B、Cに設置された各IoT機器100が1台のゲートウェイ110を介してインターネット199に、物件D、Eに設置された各IoT機器100が1台のゲートウェイ110を介してインターネット199に接続されている。
インターネット199には、ゲートウェイ110のほか、IoT機器100によりドアの開閉を監視して物件300の住人の安否を通知するドア開閉見守りサーバ200が接続されている。
次に、IoT機器100の構成を説明する。
図2は、IoT機器100の機能ブロック図である。
IoT機器100は、図2に示すように、ドアの開閉を検出する開閉スイッチ10と、開閉スイッチ10の検出信号によりドアの開閉回数をカウントするカウンタ12と、時刻を計数するタイマ14と、ドアの開閉実績を記憶する記憶部16と、制御部18と、ゲートウェイ110と無線通信を行う無線通信部20とを有して構成されている。
カウンタ12は、開閉スイッチ10から開閉信号を入力するごとにカウンタ値に「1」を加算し、カウンタ値を出力する。また、制御部18からリセット信号を入力した場合は、カウンタ値を「0」に設定する。
記憶部16は、不揮発性の半導体メモリ(例えば、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory))等からなり、自己のIoT機器100を識別するための機器IDを記憶する。
制御部18は、カウンタ12からカウンタ値を入力し、カウンタ値が変化した場合は、タイマ14から現在時刻をドアの開閉時刻として入力し、入力したカウンタ値及び開閉時刻を対応づけて記憶部16に格納する。カウンタ値及び開閉時刻は、所定の記憶領域にリスト形式で順次格納される。また、所定の送信期間(例えば1日)ごとに、送信期間内に最新に格納されたカウンタ値及び開閉時刻並びに機器IDを記憶部16から読み出し、無線通信部20により、読み出したカウンタ値(送信期間内のドアの開閉回数)及び開閉時刻(送信期間内のドアの最終開閉時刻)を含むセンサ情報及び読み出した機器IDをドア開閉見守りサーバ200に送信する。ただし、送信期間内にカウンタ値及び開閉時刻が記憶部16に格納されていない場合(すなわち、送信期間内にドアが1度も開閉されない場合)は、「0」及び「−」を含むセンサ情報及び機器IDを送信する。送信が完了した場合は、カウンタ12にリセット信号を出力する。
次に、ドア開閉見守りサーバ200の構成を説明する。
図3は、ドア開閉見守りサーバ200のハードウェア構成を示す図である。
ドア開閉見守りサーバ200は、図3に示すように、制御プログラムに基づいて演算及びシステム全体を制御するCPU(Central Processing Unit)30と、所定領域に予めCPU30の制御プログラム等を格納しているROM(Read Only Memory)32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM(Random Access Memory)34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F(InterFace)38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互に且つデータ授受可能に接続されている。
I/F38には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置40と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置42と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44と、インターネット199に接続するための信号線とが接続されている。
次に、記憶装置42のデータ構造を説明する。
図4は、管理者情報テーブル400及び物件情報テーブル410のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、図4に示すように、物件300の管理者に関する管理者情報を登録する管理者情報テーブル400と、物件300に関する物件情報を登録する物件情報テーブル410とを記憶している。
管理者情報テーブル400は、図4(a)に示すように、管理者ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、管理者を識別するための管理者IDを登録するフィールド402と、管理者の氏名を登録するフィールド404と、管理者のメールアドレスを登録するフィールド406とを有して構成されている。
物件情報テーブル410は、図4(b)に示すように、物件300ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、物件300を識別するための物件IDを登録するフィールド412と、物件300の名称を登録するフィールド414と、その物件300の管理者の管理者IDを登録するフィールド416とを有して構成されている。このように管理者IDと対応づけることにより、管理者は、1又は複数の物件300を登録することができる。図4(b)の例では、物件ID「A001」「A002」「A003」に管理者ID「M001」が対応づけられており、これは、管理者ID「M001」の管理者が、物件ID「A001」「A002」「A003」の3つの物件300を管理していることを示している。
図5は、機器情報テーブル420及びセンサ情報テーブル440のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、さらに、図5に示すように、IoT機器100に関する機器情報を登録する機器情報テーブル420と、IoT機器100のセンサ情報を登録するセンサ情報テーブル440とを記憶している。
機器情報テーブル420は、図5(a)に示すように、IoT機器100ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、機器IDを登録するフィールド422と、IoT機器100の名称を登録するフィールド424と、IoT機器100の種類を登録するフィールド426と、そのIoT機器100が設置された物件300の物件IDを登録するフィールド428と、そのIoT機器100が設置された物件300におけるIoT機器100の設置場所を登録するフィールド430と、そのIoT機器100が利用するゲートウェイ110を識別するためのゲートウェイIDを登録するフィールド432とを有して構成されている。このように物件IDと対応づけることにより、物件300に対し1又は複数のIoT機器100を登録することができる。図5(a)の例では、機器ID「D001」「D002」「D003」に物件ID「A001」が対応づけられており、これは、物件ID「A001」の物件300に、機器ID「D001」「D002」「D003」の3つのIoT機器100が設置されていることを示している。
センサ情報テーブル440は、図5(b)に示すように、IoT機器100から受信するセンサ情報及び機器IDごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、センサ情報及び機器IDを受信した日時を登録するフィールド442と、受信した機器IDを登録するフィールド444と、受信したセンサ情報に含まれる開閉回数を登録するフィールド446と、受信したセンサ情報に含まれる最終開閉時刻を登録するフィールド448とを有して構成されている。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
初めに、センサ情報を登録する場合の動作を説明する。
IoT機器100では、ドアが開閉されると、ドアの開閉回数がカウントされ、ドアが最後に開閉された最終開閉時刻及び開閉回数が対応づけられて記憶部16に格納される。そして、所定の送信期間ごとに、開閉回数及び最終開閉時刻を含むセンサ情報及び自己の機器IDがドア開閉見守りサーバ200に送信される。
図6は、センサ情報登録処理を示すフローチャートである。
CPU30は、MPU(Micro-Processing Unit)等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、所定期間(IoT機器100の送信期間よりも十分に短い期間)ごとに図6のフローチャートに示すセンサ情報登録処理を繰り返し実行する。
センサ情報登録処理は、CPU30において実行されると、図6に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS100では、IoT機器100からセンサ情報及び機器IDを受信したか否かを判定し、センサ情報及び機器IDを受信したと判定した場合(YES)は、ステップS102に移行して、センサ情報及び機器IDを受信した日時、受信した機器ID、並びに受信したセンサ情報に含まれる開閉回数及び最終開閉時刻を含むレコードをセンサ情報テーブル440に登録し、一連の処理を終了する。
一方、ステップS100で、センサ情報及び機器IDを受信しないと判定した場合(NO)は、一連の処理を終了する。
次に、安否情報を通知する場合の動作を説明する。
図7は、安否情報通知処理を示すフローチャートである。
CPU30は、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、所定期間ごとに図7のフローチャートに示す安否情報通知処理を繰り返し実行する。
安否情報通知処理は、CPU30において実行されると、図7に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS200では、機器情報テーブル420の先頭のレコードから機器IDを読み出し、読み出した機器IDを対象機器IDに設定し、ステップS202に移行して、対象機器IDを含むレコードをセンサ情報テーブル440から検索し、ステップS204に移行する。
ステップS204では、ステップS202で索出したレコードのうち受信日時が最新のレコードから開閉回数を読み出し、読み出した開閉回数が「0」であるか否かを判定し、開閉回数が「0」であると判定した場合(YES)は、ステップS206に移行して、物件300の管理者に安否情報を通知する処理を実行する。この処理では、対象機器IDに対応する物件IDを機器情報テーブル420から検索し、索出した物件IDに対応する管理者IDを物件情報テーブル410から検索し、索出した管理者IDに対応するメールアドレスを管理者情報テーブル400から検索し、索出したメールアドレスに基づいて、物件300の住人の安否に関する安否情報(例えば「物件名『○○』のドアが一定期間開閉されていません。」「最終開閉時刻は○○です。」との旨のメッセージ)をメールで物件300の管理者に送信する。また、ドア開閉見守りサーバ200の管理画面にも、対象機器ID及び物件IDと対応づけて同様の安否情報を表示する。
次いで、ステップS208に移行して、ステップS202で索出したレコードから最新の最終開閉時刻を読み出し、読み出した最終開閉時刻が所定時刻(例えば1日前の時刻)以前であるか否かを判定し、最終開閉時刻が所定時刻以前であると判定した場合(YES)は、ステップS210に移行して、ステップS206と同様の処理を実行する。
次いで、ステップS212に移行して、機器情報テーブル420に登録されているすべての機器IDについて処理が終了したか否かを判定し、すべての機器IDについて処理が終了したと判定した場合(YES)は、一連の処理を終了する。
一方、ステップS212で、機器情報テーブル420に登録されているすべての機器IDについて処理が終了していないと判定した場合(NO)は、ステップS214に移行して、機器情報テーブル420の次のレコードから機器IDを読み出し、読み出した機器IDを対象機器IDに設定し、ステップS202に移行する。
一方、ステップS208で、最終開閉時刻が所定時刻以前でないと判定した場合(NO)は、ステップS212に移行する。
一方、ステップS204で、開閉回数が「0」でないと判定した場合(NO)は、ステップS208に移行する。
次に、死活監視を行う場合の動作を説明する。
ドア開閉見守りサーバ200では、所定期間ごとに、各IoT機器100にPing(Packet INternet Groper)を送信する。この結果、IoT機器100からPingに対する応答があった場合は、そのIoT機器100が動作していると判定する。これに対し、IoT機器100からPingに対する応答がない場合は、そのIoT機器100が動作していないと判定する。
次に、本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態では、ドア開閉見守りサーバ200は、IoT機器100からセンサ情報及び機器IDを受信し、受信したセンサ情報及び機器IDを物件IDと対応づけて記憶装置42に登録し、記憶装置42のセンサ情報及び機器IDに基づいて、IoT機器100ごとに所定期間内のドアの開閉回数又は最終開閉時刻が所定条件を満たすか否かを判定し、所定期間内のドアの開閉回数又は最終開閉時刻が所定条件を満たすと判定した場合は、その判定に係る機器IDに対応する物件IDに基づいて、物件300の住人の安否に関する通知を行う。
これにより、住人が倒れているなど異常度が高い状況を把握することができる。また、物件300のドアにIoT機器100を設置するだけなので、住人が違和感を抱きにくい。さらに、複数の物件300を集中管理することができるので、個々の管理者の負担を低減することができる。
さらに、本実施の形態では、ドア開閉見守りサーバ200は、ドアの開閉回数が「0」であると判定した場合、又はドアの最終開閉時刻が所定時刻以前であると判定した場合は、物件300の住人の安否に関する安否情報をメールで物件300の管理者に送信する。
これにより、物件300の管理者が住人の安否を確認することができる。したがって、従来では「支援者ごと」に提供される見守りサービスであったのに対し、「物件300の管理者ごと」に提供される見守りサービスを実現することができる。
さらに、本実施の形態では、ドア開閉見守りサーバ200は、IoT機器100ごとに、そのIoT機器100が動作しているか否かを定期的に確認する。
これにより、IoT機器100が動作しているか否かを定期的に把握することができる。
さらに、本実施の形態では、ドア開閉見守りサーバ200は、LoRaWANのゲートウェイ110を介してIoT機器100と通信可能となっている。
これにより、省電力、広域及び長距離通信を実現することができるとともに、通信に必要なコストを抑えることができる。
さらに、本実施の形態では、IoT機器100は、所定の送信期間ごとにその送信期間内のドアの開閉回数を含むセンサ情報を送信し、ドア開閉見守りサーバ200は、ドアの開閉回数が「0」であるか否かを判定し、開閉回数が「0」であると判定した場合は物件300の住人の安否に関する通知を行う。
これにより、IoT機器100が所定の送信期間ごとに送信を行うので、通信負荷を低減することができる。また、センサ情報を集計、解析することなくセンサ情報に含まれる開閉回数で判定することができるので、判定の処理負荷を低減することができる。
さらに、本実施の形態では、IoT機器100は、所定の送信期間ごとにドアが最後に開閉された最終開閉時刻を含むセンサ情報を送信し、ドア開閉見守りサーバ200は、ドアの最終開閉時刻が所定時刻以前であるか否かを判定し、最終開閉時刻が所定時刻以前であると判定した場合は物件300の住人の安否に関する通知を行う。
これにより、IoT機器100が所定の送信期間ごとに送信を行うので、通信負荷を低減することができる。また、センサ情報を集計、解析することなくセンサ情報に含まれる最終開閉時刻で判定することができるので、判定の処理負荷を低減することができる。
本実施の形態において、IoT機器100は、発明1、3乃至6の開閉センサに対応し、ゲートウェイ110は、発明4のLPWAゲートウェイに対応し、記憶装置42は、発明1又は2のセンサ情報記憶手段に対応し、ステップS100は、発明1のセンサ情報取得手段に対応している。また、ステップS102は、発明1又は2のセンサ情報登録手段に対応し、ステップS204、S208は、発明1、2、5又は6のドア開閉状態判定手段に対応し、ステップS206、S210は、発明1、2、5又は6の安否通知手段に対応している。
また、本実施の形態において、機器IDは、発明1又は2のセンサ識別情報に対応し、物件IDは、発明1の物件識別情報に対応している。
〔変形例〕
なお、上記実施の形態において、ドア開閉見守りサーバ200は、ドアの開閉回数が「0」であるか否かを判定するように構成したが、これに限らず、ドアの開閉回数が所定値以下であるか否かを判定するように構成することもできる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、所定期間内のドアの開閉回数又は最終開閉時刻が所定条件を満たすか否かを判定するように構成したが、これに限らず、所定期間内のドアの開閉状態を示すその他の指標が所定条件を満たすか否かを判定するように構成することもできる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、IoT機器100の送信期間について詳細に説明しなかったが、例えば、次の構成を採用することができる。
第1の構成は、IoT機器100は、ドアの開閉実績として記憶部16に格納されたカウンタ値及び開閉時刻に基づいて送信期間を設定する。例えば、定常状態(例えば90%以上)の通知でカウンタ値が所定値(例えば「1」)以上となるように送信期間を設定する。
これにより、必要な情報量を確保しつつ通信負荷を低減するような適応的な設定を実現することができる。
なお、第1の構成の変形例として、ドア開閉見守りサーバ200は、IoT機器100ごとに、そのドアの開閉実績に基づいてそのIoT機器100の送信期間を決定し、そのIoT機器100に対し送信期間を設定するように構成することもできる。
また、第1の構成の変形例として、IoT機器100の自己及び他機のドアの開閉実績で送信期間を決定することもできる。例えば、属性A(例えば70代男性)の住人X1が居住する物件Y1に設置されたIoT機器Z1と、属性A(例えば70代男性)の住人X2が居住する物件Y2に設置されたIoT機器Z2とがある場合、IoT機器Z1の送信期間は、IoT機器Z1の開閉実績とIoT機器Z2の開閉実績で決定する。また、IoT機器Z2の送信期間は、IoT機器Z1の実績とIoT機器Z2の実績で決定する。
第2の構成は、ドア開閉見守りサーバ200は、IoT機器100の送信期間を設定するための設定情報を、そのIoT機器100が設置された物件300の住人の属性に関する属性情報(例えば、年齢、性別)と対応づけて登録する設定情報テーブルを備え、物件300の管理者等が住人の属性情報及び機器IDを入力すると、入力した属性情報に対応する設定情報を設定情報テーブルから検索し、索出した設定情報に基づいて、入力した機器IDにより識別されるIoT機器100に対し送信期間を設定する。
これにより、対象住人の属性に対応する属性の他の住人が居住する物件300に設置されたIoT機器100の設定情報を参照することができるので、ドアの開閉実績等が少ない段階でも適応的な設定を実現することができる。
第3の構成は、第2の構成を前提とした構成である。ドア開閉見守りサーバ200は、IoT機器100に係るドアの開閉実績を示す開閉実績情報(例えば開閉回数又は最終開閉時刻)を、そのIoT機器100が設置された物件の住人の属性に関する属性情報と対応づけて登録する開閉実績情報テーブルを備え、開閉実績情報テーブルの開閉実績情報及び他の開閉実績情報の相関度を算出し、算出した相関度が高い開閉実績情報同士にそれぞれ対応する属性情報に基づいて、その属性情報の共通又は近似する属性値の属性を特定し、特定した属性について属性情報取得手段で取得した属性情報に対応する設定情報を検索する。
これにより、相関度が高い開閉実績情報に対応する属性情報に基づいて、相関度が高い属性が検索用の属性として特定され、特定された属性について検索が行われるので、より適応的な設定を実現することができる。
第4の構成は、ドア開閉見守りサーバ200は、1台のゲートウェイ110に接続されるIoT機器100同士の通信が衝突しないように、それらIoT機器100の送信期間を設定する。
第5の構成は、ドア開閉見守りサーバ200は、ドアの開閉回数が所定値以下であるか否かを判定する場合の所定値をIoT機器100ごとに設定できるようにし、IoT機器100ごとに所定値を設定する場合に上記第1乃至4の構成及びその変形例を適用する。
第6の構成は、ドア開閉見守りサーバ200は、ドアの最終開閉時刻が所定時刻以前であるか否かを判定する場合の所定時刻をIoT機器100ごとに設定できるようにし、IoT機器100ごとに所定時刻を設定する場合に上記第1乃至4の構成及びその変形例を適用する。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、通信規格としてLoRaWANを採用したが、これに限らず、SIGFOX、NB−IoT(Narrow Band-Internet of Things)、その他のLPWA(Low Power Wide Area)、又はその他の通信規格を採用することができる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、インターネット199からなるネットワークシステムに適用した場合について説明したが、これに限らず、例えば、インターネット199と同一方式により通信を行ういわゆるイントラネットに適用してもよい。もちろん、インターネット199と同一方式により通信を行うネットワークに限らず、任意の通信方式のネットワークに適用することができる。
また、上記実施の形態及びその変形例において、図6及び図7のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM32に予め格納されているプログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで実行するようにしてもよい。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、IoT機器100によりドアの開閉を監視して物件300の住人の安否を通知する場合について本発明を適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。
10…開閉スイッチ、 12…カウンタ、 14…タイマ、 16…記憶部、 18…制御部、 20…無線通信部、 30…CPU、 32…ROM、 34…RAM、 38…I/F、 39…バス、 40…入力装置、 42…記憶装置、 44…表示装置、 100…IoT機器、 110…ゲートウェイ、 199…インターネット、 200…ドア開閉見守りサーバ、 300…物件、 400…管理者情報テーブル、 410…物件情報テーブル、 420…機器情報テーブル、 440…センサ情報テーブル、 402〜406、412〜416、422〜432、442〜448…フィールド

Claims (9)

  1. 複数の物件のそれぞれにおいて当該物件のドアに設置された開閉センサと通信可能に接続し、前記開閉センサは、当該開閉センサが設置された前記ドアの開閉状態を示すセンサ情報及び当該開閉センサを識別するためのセンサ識別情報を送信するドア開閉見守りシステムであって、
    前記センサ情報及び前記センサ識別情報を前記開閉センサから取得するセンサ情報取得手段と、
    前記センサ情報取得手段で取得したセンサ情報及びセンサ識別情報を、前記物件を識別するための物件識別情報と対応づけてセンサ情報記憶手段に登録するセンサ情報登録手段と、
    前記センサ情報記憶手段のセンサ情報及びセンサ識別情報に基づいて、前記開閉センサごとに所定期間内の前記ドアの開閉状態が所定条件を満たすか否かを判定するドア開閉状態判定手段と、
    前記ドア開閉状態判定手段で前記ドアの開閉状態が前記所定条件を満たすと判定した場合は、当該判定に係るセンサ情報又はセンサ識別情報に対応する前記物件識別情報に基づいて、前記物件の住人の安否に関する通知を行う安否通知手段とを備えることを特徴とするドア開閉見守りシステム。
  2. 請求項1において、
    前記センサ情報登録手段は、前記センサ情報及び前記センサ識別情報を、さらに前記物件の所有者又は管理者の通知先情報と対応づけて前記センサ情報記憶手段に登録し、
    前記安否通知手段は、前記ドア開閉状態判定手段で前記ドアの開閉状態が前記所定条件を満たすと判定した場合は、当該判定に係るセンサ情報又はセンサ識別情報に対応する前記通知先情報に基づいて、前記物件の住人の安否に関する通知情報を前記物件の所有者又は管理者に送信することを特徴とするドア開閉見守りシステム。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項において、
    前記開閉センサごとに、当該開閉センサが動作しているか否かを定期的に確認する死活監視手段を備えることを特徴とするドア開閉見守りシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    LPWAゲートウェイを介して前記開閉センサと通信可能となっていることを特徴とするドア開閉見守りシステム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前記開閉センサは、前記所定期間ごとに、当該所定期間内の前記ドアの開閉回数を含む前記センサ情報を送信し、
    前記ドア開閉状態判定手段は、前記開閉回数が所定値以下又は「0」であるか否かを判定し、
    前記安否通知手段は、前記ドア開閉状態判定手段で前記開閉回数が前記所定値以下又は「0」であると判定した場合は前記物件の住人の安否に関する通知を行うことを特徴とするドア開閉見守りシステム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項において、
    前記開閉センサは、前記所定期間ごとに、前記ドアが最後に開閉された最終開閉時刻を含む前記センサ情報を送信し、
    前記ドア開閉状態判定手段は、前記最終開閉時刻が所定時刻以前であるか否かを判定し、
    前記安否通知手段は、前記ドア開閉状態判定手段で前記最終開閉時刻が前記所定時刻以前であると判定した場合は前記物件の住人の安否に関する通知を行うことを特徴とするドア開閉見守りシステム。
  7. 請求項5及び6のいずれか1項において、
    前記開閉センサに係る前記ドアの開閉実績を示す開閉実績情報を記憶する開閉実績情報記憶手段と、
    前記開閉実績情報記憶手段の開閉実績情報に基づいて、前記開閉センサが送信を行う前記所定期間を設定する所定期間設定手段とを備えることを特徴とするドア開閉見守りシステム。
  8. 請求項5乃至7のいずれか1項において、
    前記開閉センサが送信を行う前記所定期間を設定するための設定情報を、当該開閉センサが設置された前記物件の住人の属性に関する属性情報と対応づけて記憶する設定情報記憶手段と、
    前記属性情報及び前記センサ識別情報を取得する属性情報取得手段と、
    前記属性情報取得手段で取得した属性情報に対応する前記設定情報を前記設定情報記憶手段から検索する設定情報検索手段と、
    前記設定情報検索手段で索出した設定情報に基づいて、前記属性情報取得手段で取得したセンサ識別情報により識別される前記開閉センサが送信を行う前記所定期間を設定する第2所定期間設定手段とを備えることを特徴とするドア開閉見守りシステム。
  9. 請求項8において、
    前記開閉センサに係る前記ドアの開閉実績を示す開閉実績情報を、当該開閉センサが設置された前記物件の住人の属性に関する属性情報と対応づけて記憶する第2開閉実績情報記憶手段と、
    前記第2開閉実績情報記憶手段の開閉実績情報及び他の前記開閉実績情報の相関度を算出する相関度算出手段と、
    前記相関度算出手段で算出した相関度が高い前記開閉実績情報同士にそれぞれ対応する前記属性情報に基づいて、当該属性情報の共通又は近似する属性値の属性を特定する属性特定手段とを備え、
    前記設定情報検索手段は、前記属性特定手段で特定した属性について前記属性情報取得手段で取得した属性情報に対応する前記設定情報を検索することを特徴とするドア開閉見守りシステム。
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