JP2020143605A - シリンダの直径の測定方法 - Google Patents

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康博 森脇
Yasuhiro Moriwaki
康博 森脇
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Abstract

【課題】内燃機関の稼働時におけるシリンダの直径を精度良く計測することができる、シリンダの直径の測定方法を提供する。
【解決手段】内燃機関の稼働時におけるシリンダの直径の計測方法であって、クランク角が所定の角度であるときに、ピストンの側方部位に設置された変位センサにより前記側方部位のシリンダライナからの第1変位を検出するとともに、コンロッドに設置された第1角度センサにより前記コンロッドの傾斜角度である第1角度を検出し、ピストンピンに設置された第2角度センサにより前記ピストンの傾斜角度である第2角度を検出する第1のステップと、前記第1角度と前記第2角度との差分を算出する第2のステップと、前記差分を用いて前記第1変位を補正する第3のステップと、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、シリンダの直径の測定方法に関する。
内燃機関の稼働時におけるシリンダの直径を精度良く計測するためには、ピストンの傾きを精度良く計測して、ピストンの傾きの計測値によりシリンダの直径を補正する必要がある。特許文献1には、ピストンの内側からシリンダライナに向けて装着されピストンとシリンダのギャップを計測する、複数のギャップセンサの出力から、ピストンとシリンダライナとの傾きを計算する技術が記載されている。
特開平11−326133号公報
特許文献1に記載の技術では、ギャップセンサをピストンの側面に埋め込むと、ピストンの熱膨張により変位量が変化するので、ピストンの傾きの計測値に誤差が生じるという問題がある。また、シリンダヘッドとシリンダブロックが組付けられた状態では、シリンダは理想的な円筒形状ではなく、部分的に拡径、縮径している。このため、特許文献1に記載の技術では、ピストンの傾きの計測値に誤差が生じるという問題がある。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、内燃機関の稼働時におけるシリンダの直径を精度良く計測することができる、シリンダの直径の測定方法を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様に係るシリンダの直径の測定方法は、内燃機関の稼働時におけるシリンダの直径の計測方法であって、クランク角が所定の角度であるときに、ピストンの側方部位に設置された変位センサにより前記側方部位のシリンダライナからの第1変位を検出するとともに、コンロッドに設置された第1角度センサにより前記コンロッドの傾斜角度である第1角度を検出し、ピストンピンに設置された第2角度センサにより前記ピストンの傾斜角度である第2角度を検出する第1のステップと、前記第1角度と前記第2角度との差分を算出する第2のステップと、前記差分を用いて前記第1変位を補正する第3のステップと、を備える。
内燃機関の稼働時におけるシリンダの直径を精度良く計測するためには、ピストンの傾きを精度良く計測する必要がある。コンロッドの傾斜角度である第1角度と、ピストンの傾斜角度である第2角度と、を検出し、第1角度と第2角度との差分を用いて、ピストンのシリンダライナからの第1変位を補正する。本発明者らは、このようにしてピストンの傾きを測定した場合に、ピストンの傾きが精度良く計測できることを見いだした。これにより、内燃機関の稼働時におけるシリンダの直径を精度良く計測することができる。
本発明によれば、内燃機関の稼働時におけるシリンダの直径を精度良く計測することができる。
本実施の形態に係るシリンダの直径の計測方法による計測対象である内燃機関の構成と各センサの取付け位置について説明する模式図である。 図1における内燃機関のピストンを拡大した図である。 図2のIII−III線に沿う断面模式図である。 内燃機関の稼働時におけるシリンダの直径を測定する流れを示すフローチャートである。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
まず、図1を参照して本実施の形態に係るシリンダの直径の計測方法による計測対象である内燃機関10の構成と各センサの取付け位置について説明する。
図1は、本実施の形態に係るシリンダの直径の計測方法による計測対象である内燃機関の構成と各センサの取付け位置について説明する模式図である。図1に示すように、内燃機関10は、一般的な内燃機関であり、ピストン11と、コンロッド12と、シリンダブロック13と、を有する。ピストン11は、シリンダブロック13におけるシリンダライナ13aの内部に配置されている。ピストン11とコンロッド12とはピストンピン14により連結されている。ピストン11は、コンロッド12が回転することによってシリンダライナ13aの内部で上下に直線移動する。
本実施の形態に係るシリンダの直径の計測方法において、内燃機関10には、第1変位センサ21、第1角度センサ23及び第2角度センサ24が取付けられている。第1変位センサ21は、ピストン11の側方部位に設置され、当該側方部位のシリンダライナ13aからの第1変位を検出する。第1変位センサ21は、例えば、測定対象物に光を当てて非接触で測定対象物との微小な距離間隔を測定するギャップセンサである。第1角度センサ23は、コンロッド12に設置され、コンロッド12の傾斜角度である第1角度を検出する。第2角度センサ24は、ピストンピン14の内部に配置されており、ピストン11の傾斜角度である第2角度を検出する。
図2は、図1における内燃機関10のピストン11を拡大した図である。図3は、図2のIII−III線に沿う断面模式図である。図2及び図3に示すように、第2角度センサ24は、例えば非接触で角度を検出する磁気式角度センサであり、磁界検出部24aと2極性磁石24bを有する。2極性磁石24bは、ピストンピン14の内部の中心付近に配置されている。磁界検出部24aは、搭載治具25を介してピストンピン14の内部に配置されている。
次に、内燃機関の稼働時におけるシリンダの直径を測定する流れについて以下で説明する。なお、以下の説明においては図1から図3についても適宜参照する。
図4は、内燃機関の稼働時におけるシリンダの直径を測定する流れを示すフローチャートである。図4に示すように、まず、計測の前処理・準備を行う(ステップS101)。続いて、クランク角を検出する(ステップS102)。なお、クランク角度は、クランクシャフトの回転角度を検出する回転センサにより計測することができる。
続いて、ピストン11の傾きの計測タイミングか否かを判定する(ステップS103)。計測タイミングか否かの判定は、ステップS102で検出したクランク角度により判定する。すなわち、クランク角度が所定の範囲にあるときに計測タイミングであると判定する。ステップS103において、ピストン11の傾きの計測タイミングであると判定された場合、第1変位、第1角度及び第2角度を検出する(ステップS104)。
ステップS104に続いて、第1角度と第2角度との差分を計算する(ステップS105)。続いて、差分を用いて第1変位を補正する(ステップS106)。続いて、補正後の第1変位を用いて、内燃機関の稼働時におけるシリンダの直径を算出する(ステップS107)。
内燃機関の稼働時におけるシリンダの直径を精度良く計測するためには、ピストンの傾きを精度良く計測する必要がある。本実施の形態に係るシリンダの直径の計測方法では、コンロッド12の傾斜角度である第1角度と、ピストン11の傾斜角度である第2角度と、を検出する。そして、第1角度と第2角度との差分を用いて、ピストン11のシリンダライナ13aからの第1変位を補正する。本発明者らは、本実施の形態に係るシリンダの直径の計測方法でピストンの傾きを測定した場合に、ピストンの傾きが精度良く計測できることを見いだした。これにより、内燃機関の稼働時におけるシリンダの直径を精度良く計測することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10 内燃機関
11 ピストン
12 コンロッド
13 シリンダブロック
13a シリンダライナ
14 ピストンピン
21 変位センサ
23 第1角度センサ
24 第2角度センサ
24a 磁界検出部
24b 極性磁石
25 搭載治具

Claims (1)

  1. 内燃機関の稼働時におけるシリンダの直径の計測方法であって、
    クランク角が所定の角度であるときに、ピストンの側方部位に設置された変位センサにより前記側方部位のシリンダライナからの第1変位を検出するとともに、コンロッドに設置された第1角度センサにより前記コンロッドの傾斜角度である第1角度を検出し、ピストンピンに設置された第2角度センサにより前記ピストンの傾斜角度である第2角度を検出する第1のステップと、
    前記第1角度と前記第2角度との差分を算出する第2のステップと、
    前記差分を用いて前記第1変位を補正する第3のステップと、を備える、シリンダの直径の測定方法。
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