JP2020143401A - 腰部装着ベルト - Google Patents

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酒田 健治
Kenji Sakata
健治 酒田
昭典 岩本
Akinori Iwamoto
昭典 岩本
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【課題】装着後においても締め付け度合の調整を容易に行うことが可能な腰部装着ベルトを提供する。【解決手段】本願発明にかかる腰部装着ベルトは、 装着者の腰部に装着される腰部装着ベルトであって、所定の位置に配置されたワイヤ巻き取り部と、ワイヤ巻き取り部と対向する位置に配置された第1のワイヤガイド部と、ワイヤ巻き取り部と第1のワイヤガイド部の間を接続するワイヤ部とから構成される締め付け機構を備え、ワイヤ巻き取り部は、前記ワイヤ部を巻き取るスプール部を備え、第1のワイヤガイド部は、前記ワイヤ部をガイドする少なくとも1つの第1のガイド部材を備える。【選択図】図1

Description

本願発明は、装着者の腰部に装着する腰部装着ベルトに関する。
従来から身体の腰部に装着することで、装着者の骨盤を安定させて腰痛を予防・治療等するための腰部サポータが提案されている(例えば、特許文献1−4参照)。特許文献1−4の腰部装着ベルトでは、腰部への締め付け過ぎを防止して、装着感を良くするための補助ベルトを設けたり、装着後の位置ずれを防止するための補強ベルトを設けたりする等の改良がなされている。
特開2010−207436号公報 特開2015−139605号公報 特開2016−067870号公報 特開2015−139605号公報
特許文献1−4の腰部装着ベルトでは、締め付け過ぎを防止して、装着感を良くするための補助ベルトを設けたり、装着後の位置ずれを防止するための補強ベルトを設けたりする等の改良がなされているものの、装着者が装着後において所定の作業や動作を行ったこと等により、腰部装着ベルトの腰部への密着度合が変更されたような場合には、一旦ベルトを取り外して再度締め直すことが必要となるため、装着者が行う作業等の妨げとなる場合があった。
本願発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、装着後においても腰部への締め付け度合の調整を容易に行うことが可能な腰部装着ベルトを提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本願発明に係る腰部装着ベルトは、装着者の腰部に装着される腰部装着ベルトであって、所定の位置に配置されたワイヤ巻き取り部と、前記ワイヤ巻き取り部と対向する位置に配置された第1のワイヤガイド部と、前記ワイヤ巻き取り部と前記第1のワイヤガイド部の間を接続するワイヤ部とから構成される締め付け機構を備え、前記ワイヤ巻き取り部は、前記ワイヤ部を巻き取るスプール部を備え、前記第1のワイヤガイド部は、前記ワイヤ部をガイドする少なくとも1つの第1のガイド部材を備える。
前記ワイヤ巻き取り部は、前記ワイヤ部をガイドする少なくとも1つの第2のガイド部材を備え、前記締め付け機構は、前記スプール部及び前記第2のガイド部材と、前記スプール部及び前記第2のガイド部材と対向する位置に配置された前記第1のガイド部材と、前記スプール部及び前記第2のガイド部材と、前記第1のガイド部材の間を接続する前記ワイヤ部とから構成されてもよい。
前記腰部装着ベルトの一部は、他の部分に比べて柔軟性の高い素材からなるバンド部から構成され、前記バンド部は、前記ワイヤ巻き取り部と前記第1のワイヤガイド部の間に配置されてもよい。
前記ワイヤ巻き取り部と前記第1のワイヤガイド部の間に配置され、前記ワイヤ部をガイドする少なくとも1つの第3のガイド部材を備えた第2のワイヤガイド部を備え、前記締め付け機構は、前記ワイヤ巻き取り部と、前記第1のワイヤガイド部と、前記第2のワイヤガイド部と、前記ワイヤ巻き取り部と前記第2のワイヤガイド部の間、および前記第1のワイヤガイド部と前記第2のワイヤガイド部の間を接続する前記ワイヤ部とから構成されてもよい。
前記腰部装着ベルトの一部は、他の部分に比べて柔軟性の高い素材からなるバンド部から構成され、前記バンド部は、前記ワイヤ巻き取り部と前記第2のワイヤガイド部の間、及び前記第1のワイヤガイド部と前記第2のワイヤガイド部の間の少なくともいずれかに配置されてもよい。
本願発明によれば、装着後においても腰部への締め付け度合の調整を容易に行うことが可能な腰部装着ベルトを提供することができる。
図1は、腰部装着ベルトの構成例を示す図である。 図2は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図3は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図4は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図5は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図6は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図7は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図8は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図9は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図10は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図11は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図12は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図13は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図14は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図15は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図16は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図17は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図18は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図19は、装着者に装着された腰部装着ベルトの構成例を示す図である。 図20は、装着者に装着された腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図21は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図22は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図23は、背骨部材を備えた腰部装着ベルトの構成例を示す図である。 図24は、背骨部材を備えた腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図25は、背骨部材を備えた腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図26は、背骨部材を備えた腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。 図27は、腰部装着ベルトを備えたアシストスーツの構成例を示す図である。 図28は、腰部装着ベルトを備えたアシストスーツの他の構成例を示す図である。 図29は、装着者に装着されたアシストスーツの構成例を示す図である。
本願発明の実施形態について図面を参照して説明する。本願発明は、様々な実施形態で実施することが可能であり、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
<腰部装着ベルトの他の構成例>
図1は、腰部装着ベルトの構成例を示す図である。腰部装着ベルト1は、装着者の腰部に巻き付けることにより装着者の腰部に装着されるものである。腰部装着ベルト1は、装着者の腰部の形状や大きさに合わせて、左右のバンドの先端部の重なり度合を調整することにより腰部に密着するように装着・固定することができる。腰部装着ベルト1の左右のバンドの先端部の固定は、例えば、面テープ、面ファスナー等の公知の構成により行うことができる。
本願発明の腰部装着ベルト1は、腰部に装着した後において締め付け度合の調整が可能な締め付け機構10を備える。この締め付け機構10は、腰部装着ベルト1の所定の位置に配置されたワイヤ巻き取り部20と、ワイヤ巻き取り部20と対向する位置に配置されたワイヤガイド部30(第1のワイヤガイド部)と、ワイヤ巻き取り部20とワイヤガイド部30の間を接続するワイヤ部50とから構成されている。
図1の構成例では、ワイヤ巻き取り部20は、ワイヤガイド部30のガイド部材31によってガイドされたワイヤ部50を巻き取るスプール部21を備え、ワイヤガイド部30は、ワイヤ部50をガイドするガイド部材31(第1のガイド部材)を備えている。スプール部21を回転させて、スプール部21がガイド部材31によってガイドされたワイヤ部50を巻き取ることにより、腰部装着ベルト1を装着した装着者の腰部への締め付け度合を調整できるように構成されている。このスプール部21は、ワイヤ部50を巻き取った状態で固定できるような機構を備えている。
スプール部21を備えたワイヤ巻き取り部20、ガイド部材31を備えたワイヤガイド部30、スプール部21とガイド部材31の間を接続するワイヤ部50を備えることにより、装着者は、スプール部21を回転させるだけで締め付け度合の調整を行うことができるので、腰部装着ベルト1の左右のバンドの先端部を取り外して再度締め直すことなく、腰部に装着した後においても腰部装着ベルト1の締め付け度合の調整を簡単に行うことが可能となる。
図1の構成例に示すように、腰部装着ベルト1は、腰部装着ベルト1の一部であってワイヤ巻き取り部20とワイヤガイド部30の間に、腰部装着ベルト1の他の部分に比べて柔軟性の高い素材からなるバンド部60を配置するように構成してもよい。このような構成にすることで、スプール部21がワイヤ部50を巻き取った際に、柔軟性の高いバンド部60が容易に収縮した状態となるので、腰部装着ベルト1の締め付け度合の調整をより簡単に行うことが可能となる。さらに、バンド部60に柔軟性の高い素材を使用することで、バンド部60が収縮・変形することによる装着者における腰部装着ベルト1の装着感の悪化を防ぐことも可能となる。
ワイヤ巻き取り部20とワイヤガイド部30の間に複数のバンド部60を配置するように構成してもよい。
<腰部装着ベルトの他の構成例>
図2−11は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。図2−11の構成例では、図1と同様に、腰部装着ベルト1は、ワイヤ巻き取り部20、ワイヤガイド部30、及びワイヤ部50を備え、ワイヤ巻き取り部20とワイヤガイド部30の間に、腰部装着ベルト1の他の部分に比べて柔軟性の高い素材からなるバンド部60が配置されている。
図2−11の構成例では、ワイヤ巻き取り部20が、スプール部21とガイド部材(22−26)(第2のガイド部材)から構成されている。さらに、図3、4、7、8、10、11の構成例では、ワイヤガイド部30が、複数のガイド部材(31−33)から構成されている。
図5−11の構成例では、ワイヤ巻き取り部20において、スプール部21とガイド部材(22−25)が所定の距離だけ離れた位置に配置されている。このような構成により、装着者によるスプール部21の操作が容易な構成が実現可能となる。
図9−11の構成例では、さらに、スプール部21とガイド部材(22−24)の間に別のガイド部材26が配置され、2本のワイヤ部が束ねてガイドされている。このような構成により、腰部装着ベルト1に背骨部材を連結した場合においても、装着者によるスプール部21の操作が容易な構成が実現可能となる。
図12−18は、腰部装着ベルトの他の構成例を示す図である。図12−18の構成例では、図1−11の構成例に加えて、腰部装着ベルト1は、ワイヤ巻き取り部20とワイヤガイド部30の間に、ワイヤガイド部40(第2のワイヤガイド部)を備える。ワイヤガイド部40は、ワイヤ部50をガイドするガイド部材(41−44)(第3のガイド部材)を備えている。
ワイヤガイド部40では、ワイヤ部50が腰部装着ベルト1から離間した状態にならないように、ガイド部材(41−44)がワイヤ部50をガイドするように構成されている。図12、15の構成例に示すように、2本のガイド部材(41、42)のそれぞれが、ワイヤ部50をガイドするように構成してもよいし、図13、14、16−18の構成例のように、1本のガイド部材41が、2本のワイヤ部50を束ねてガイドするように構成してもよい。
図12−18の構成例では、腰部装着ベルト1は、ワイヤ巻き取り部20とワイヤガイド部40の間、及びワイヤガイド部30とワイヤガイド部40の間に、他の部分に比べて柔軟性の高い素材からなるバンド部60が配置されている。このバンド部60は、ワイヤ巻き取り部20とワイヤガイド部40の間、及びワイヤガイド部30とワイヤガイド部40の間のいずれか一方に配置するように構成してもよい。ワイヤ巻き取り部20とワイヤガイド部40の間、及びワイヤガイド部30とワイヤガイド部40の間の少なくともいずれかに複数のバンド部60を配置するように構成してもよい。
このようなバンド部60の配置により、スプール部21がワイヤ部50を巻き取った際に、柔軟性の高いバンド部60が容易に収縮した状態となるので、腰部装着ベルト1の締め付け度合の調整をより簡単に行うことが可能となり、バンド部60に柔軟性の高い素材を使用することで、バンド部60が収縮・変形することによる装着者における腰部装着ベルト1の装着感の悪化を防ぐことも可能となる。
図14−18の構成例に示すように、ワイヤ巻き取り部20が、スプール部21とガイド部材22とから構成されていてもよい。さらに、図15、16、18に示すように、ワイヤガイド部30が、複数のガイド部材(34、35)から構成されてもよい。
また、図17、18の構成例に示すように、ワイヤ巻き取り部20において、スプール部21とガイド部材22を所定の距離だけ離れた位置に配置し、スプール部21とガイド部材22の間に別のガイド部材27を配置し、ガイド部材27が2本のワイヤ部50を束ねてガイドするように構成してもよい。このような構成により、装着者によるスプール部21の操作が容易な構成が実現可能となる。
<装着された腰部装着ベルトの構成例>
図19、20は、装着者に装着された腰部装着ベルトの構成例を示す図である。図19の構成例は、図1の腰部装着ベルト1を装着者200に装着したものであり、図20の構成例は、図12の腰部装着ベルト1を装着者200に装着したものである。他の腰部装着ベルト1についても、同様な態様で装着者200の腰部に装着することができる。
腰部装着ベルト1は、装着者200の腰部に巻き付けることにより装着者200の腰部に装着されるものである。装着者200の腰部の形状や大きさに合わせて、腰部装着ベルト1の左右のバンドの先端部の重なり度合を調整することにより腰部に密着するように装着・固定することができる。腰部装着ベルト1の左右のバンドの先端部の固定は、例えば、面テープ、面ファスナー等の公知の構成により行うことができる。
本願発明の腰部装着ベルト1は、腰部に装着した後に締め付け度合の調整が可能な締め付け機構を備える。この締め付け機構は、腰部装着ベルト1の所定の位置に配置されたワイヤ巻き取り部20と、ワイヤ巻き取り部20と対向する位置に配置されたワイヤガイド部30と、ワイヤ巻き取り部20とワイヤガイド部30の間を接続するワイヤ部50とから構成されている。
図19の構成例では、ワイヤ巻き取り部20は、ワイヤガイド部30のガイド部材31によってガイドされたワイヤ部50を巻き取るスプール部21を備え、ワイヤガイド部30は、ワイヤ部50をガイドするガイド部材31を備えている。スプール部21がワイヤ部50を巻き取ることにより、腰部装着ベルト1を装着した装着者200の腰部を締め付けるように構成されている。
このような締め付け機構により、装着者200は、スプール部21を回転させるだけで締め付け度合の調整を行うことができるので、腰部装着ベルト1の左右のバンドの先端部を取り外して再度締め直すことなく、腰部に装着した後においても腰部装着ベルト1の締め付け度合の調整を簡単に行うことが可能となる。
また、腰部装着ベルト1では、ワイヤ巻き取り部20とワイヤガイド部30の間に、腰部装着ベルト1の他の部分に比べて柔軟性の高い素材からなるバンド部60を配置するように構成することにより、スプール部21がワイヤ部50を巻き取った際に、柔軟性の高いバンド部60が容易に収縮した状態となるので、腰部装着ベルト1の締め付け度合の調整をより容易に行うことができる。さらに、バンド部60に柔軟性の高い素材を使用することで、バンド部60が収縮・変形することによる装着者200における装着感の悪化を防ぐこともできる。
図20の構成例は、図12の腰部装着ベルト1を装着者200に装着したものである。図20の腰部装着ベルト1は、ワイヤ巻き取り部20とワイヤガイド部30の間に、ワイヤガイド部40を備える。ワイヤガイド部40は、ワイヤ部50をガイドするガイド部材(41、42)を備えている。
図20の構成例においても、装着者200は、スプール部21を回転させるだけで締め付け度合の調整を行うことができるので、腰部装着ベルト1の左右のバンドの先端部を取り外して再度締め直すことなく、腰部に装着した後においても腰部装着ベルト1の締め付け度合の調整を簡単に行うことが可能となる。
図20の腰部装着ベルト1では、ワイヤ巻き取り部20とワイヤガイド部40の間、及びワイヤガイド部30とワイヤガイド部40の間に、他の部分に比べて柔軟性の高い素材からなるバンド部60が配置されている。
スプール部21がワイヤ部50を巻き取った際に、柔軟性の高いバンド部60が容易に収縮した状態となるので、腰部装着ベルト1の締め付け度合の調整をより容易に行うことができる。さらに、バンド部60に柔軟性の高い素材を使用することで、バンド部60が収縮・変形することによる装着者200における装着感の悪化を防ぐこともできる。
なお、図21、22に示すように、ワイヤ部50を巻き取るスプール部21を、ワイヤ部50の先端を束ねて接続した係合部材29とワイヤ部50をガイドするガイド部材28で構成し、この係合部材29を引っ張った状態で腰部装着ベルト1に係合するように構成してもよい。係合部材29の腰部装着ベルト1への係合は、面テープ、面ファスナー等の公知の構成により行うことができる。
<背骨部材の連結部を備えた腰部装着ベルト>
本願発明の腰部装着ベルト1は、腰部装着ベルト1単体で腰部に装着することもできるし、装着者の前屈動作をアシストする背骨部材を備えたアシストスーツ用の腰部装着ベルトとして用いることもできる。
背骨部材を備えたアシストスーツ用の腰部装着ベルトとして用いる場合、腰部装着ベルト1は、図23−26に示すように、アシストスーツの背骨部材110を連結するように構成してもよい。図23−26の構成例は、それぞれ図12、13、1、9の腰部装着ベルト1にアシストスーツの背骨部材110を連結部120を用いて連結したものである。
図23、24の構成例は、1本の背骨部材110を連結したものであり、図25、26の構成例は、2本の背骨部材110を連結したものである。図23、24の構成例において複数本の背骨部材110を連結してもよいし、図25、26の構成例において3本以上の背骨部材110を連結してもよい。
図24、26の構成例は、ワイヤ部50やガイド部材(41、26)に干渉することなく、背骨部材110を腰部装着ベルト1連結することが可能な構成であり、スプール部21におけるワイヤ部50の巻き取り操作を容易に行うことができる構成である。
<腰部装着ベルトを備えたアシストスーツの構成>
図27、28を用いて、腰部装着ベルト1を備えたアシストスーツ100の構成例を説明する。図27の構成例は、図24の腰部装着ベルト1を備えたアシストスーツ100であり、図28の構成例は、図26の腰部装着ベルト1を備えたアシストスーツ100である。
図27、28のアシストスーツ100は、腰部装着ベルト1と、装着者の背中部に装着される背中部装着部130であって、装着者の背中部に固定するための肩ベルト140と、曲げ方向に対する弾性を有する部材からなる背骨部材110を備えた背中部装着部を備えている。肩ベルト140と、背骨部材110に連結された腰部装着ベルト1を用いて背骨部材110を装着者の背中部および腰部に密着・固定することによって、装着者の姿勢を矯正するとともに、装着者の前屈動作をアシストするアシストスーツ100を構成することができる。
図27、28に図示したように、背骨部材110の装着者の背中部および腰部への密着度合を向上させるために、背中部装着部130に備えた腰ベルト150を装着者の前面において、腰部装着ベルト1に接続するように構成してもよい。
図27、28では、図24、26に示した腰部装着ベルト1を用いた構成例を説明したが、図23、25に示した構成例や他の腰部装着ベルト1を用いることができる。背骨部材110の本数や腰部装着ベルト1の構成を適宜選択することも可能である。
<装着されたアシストスーツの構成例>
図29は、装着者に装着されたアシストスーツの構成例を示す図である。図29の構成例は、図27で説明したアシストスーツ100を装着者200に装着した状態を示すものである。
図29の側面図に示すように、アシストスーツ100の背中部装着部130の背骨部材110は、装着者200の背中部から臀部に渡る縦長の形状を備え、装着者200の背中部に沿って湾曲しており、曲げ方向に対する弾性を有する部材から構成されている。
背骨部材110を装着者200の背中部に固定するための左右の肩ベルト140のそれぞれは、背中部装着部130の上部から装着者200の前面を経由して背中部装着部130に接続され、左右の肩ベルト140の長さを調節することにより、背中部装着部130の背骨部材110を装着者200の背中部に密着させることができる。
腰ベルト150は、一方の端部が、背中部装着部130に接続され、他方の端部が装着者の前面において腰部装着ベルト1に接続されることにより、背骨部材110を装着者200の背中部と腰部により密着させることができる。腰ベルト150は、面テープ、面ファスナー等の接続手段によって腰部装着ベルト1に接続することができ、その接続位置は装着者の体形に応じて適宜変更することができる。
腰部装着ベルト1は、背骨部材110と連結するための連結部120を備え、この連結部120により背骨部材110と連結されている。腰部装着ベルト1を装着者200に装着した状態で装着者200の腰部を締め付けることにより、背骨部材110を装着者200の腰部に確実に固定することができる。
このような構成の背骨部材110と肩ベルト140および腰部装着ベルト1と 必要に応じて腰ベルト150を備えることで、装着者200の様々な体形に合わせて背骨部材110を装着者200の背中部および腰部に密着させることができる。背骨部材110を装着者の背中部に密着させることで、装着者200の背中部および腰部と背骨部材110が一体となり、装着者200の姿勢を矯正するとともに、装着者200の前屈動作をアシストするアシストスーツを構成することが可能となる。
背骨部材110と連結された腰部装着ベルト1を装着者200の腰部に確実に固定することにより、装着者200が前屈動作を行った際の背骨部材110の上下方向のずれを防止することができるので、腰部装着ベルト1が無い構成と比較して、装着者200の前屈動作をアシストする効果をさらに高めることが可能となる。
さらに、アシストスーツ100の腰部装着ベルト1では、ワイヤ巻き取り部、ワイヤガイド部、ワイヤ巻き取り部、ワイヤガイド部の間を接続するワイヤ部から構成される締め付け機構を備えているので、アシストスーツ100を装着した装着者200が所定の作業や動作を行ったこと等により、腰部装着ベルト1の腰部への密着度合が変更されたような場合等においても、腰部装着ベルト1の左右のバンドの先端部を取り外して再度締め直すことなく、腰部に装着した状態で腰部装着ベルト1の締め付け度合の調整を簡単に行うことができる。
本願発明の実施形態の腰部装着ベルトは、スプール部を備えたワイヤ巻き取り部とワイヤガイド部、ワイヤ巻き取り部とワイヤガイド部の間を接続するワイヤ部を備えた締め付け機構を備えるように構成されている。このような構成により、腰部装着ベルトの装着者は、ワイヤ巻き取り部のスプール部を回転させるだけで締め付け度合の調整を行うことができるので、腰部装着ベルトの腰部への密着度合が変更されたような場合等においても、腰部装着ベルトを取り外して再度締め直すことなく、腰部に装着した後においても締め付け度合の調整を簡単に行うことが可能となる腰部装着ベルトを提供することができる。
また、ワイヤ巻き取り部とワイヤガイド部の間に、腰部装着ベルトの他の部分に比べて柔軟性の高い素材からなるバンド部を配置することで、スプール部がワイヤ部を巻き取った際に、柔軟性の高いバンド部が容易に収縮した状態となり、腰部装着ベルトの締め付け度合の調整をより簡単に行うことが可能となる。さらに、バンド部に柔軟性の高い素材を使用することで、バンド部が収縮・変形することによる装着者における腰部装着ベルトの装着感の悪化を防ぐことも可能となる。
1…腰部装着ベルト、10…締め付け機構、20…ワイヤ巻き取り部、21…スプール部、22−28…ガイド部材(第2のガイド部材)、29…係合部材、30…ワイヤガイド部(第1のワイヤガイド部)、31−35…ガイド部材(第1のガイド部材)、40…ワイヤガイド部(第2のワイヤガイド部)、41−44…ガイド部材(第3のガイド部材)、50…ワイヤ部、60…バンド部、100…アシストスーツ、110…背骨部材、120…連結部、130…背中部装着部、140…肩ベルト、150…腰ベルト、200…装着者。

Claims (5)

  1. 装着者の腰部に装着される腰部装着ベルトであって、
    所定の位置に配置されたワイヤ巻き取り部と、前記ワイヤ巻き取り部と対向する位置に配置された第1のワイヤガイド部と、前記ワイヤ巻き取り部と前記第1のワイヤガイド部の間を接続するワイヤ部とから構成される締め付け機構を備え、
    前記ワイヤ巻き取り部は、前記ワイヤ部を巻き取るスプール部を備え、
    前記第1のワイヤガイド部は、前記ワイヤ部をガイドする少なくとも1つの第1のガイド部材を備える
    腰部装着ベルト。
  2. 前記ワイヤ巻き取り部は、前記ワイヤ部をガイドする少なくとも1つの第2のガイド部材を備え、
    前記締め付け機構は、
    前記スプール部及び前記第2のガイド部材と、
    前記スプール部及び前記第2のガイド部材と対向する位置に配置された前記第1のガイド部材と、
    前記スプール部及び前記第2のガイド部材と、前記第1のガイド部材の間を接続する前記ワイヤ部とから構成される
    請求項1に記載の腰部装着ベルト。
  3. 前記腰部装着ベルトの一部は、他の部分に比べて柔軟性の高い素材からなるバンド部から構成され、
    前記バンド部は、前記ワイヤ巻き取り部と前記第1のワイヤガイド部の間に配置される
    請求項1または2記載の腰部装着ベルト。
  4. 前記ワイヤ巻き取り部と前記第1のワイヤガイド部の間に配置され、前記ワイヤ部をガイドする少なくとも1つの第3のガイド部材を備えた第2のワイヤガイド部を備え、
    前記締め付け機構は、
    前記ワイヤ巻き取り部と、前記第1のワイヤガイド部と、前記第2のワイヤガイド部と、前記ワイヤ巻き取り部と前記第2のワイヤガイド部の間、および前記第1のワイヤガイド部と前記第2のワイヤガイド部の間を接続する前記ワイヤ部とから構成される
    請求項1または2に記載の腰部装着ベルト。
  5. 前記腰部装着ベルトの一部は、他の部分に比べて柔軟性の高い素材からなるバンド部から構成され、
    前記バンド部は、前記ワイヤ巻き取り部と前記第2のワイヤガイド部の間、及び前記第1のワイヤガイド部と前記第2のワイヤガイド部の間の少なくともいずれかに配置される
    請求項4に記載の腰部装着ベルト。
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