JP2020141713A - 口腔用加湿ガス供給具 - Google Patents

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Abstract

【課題】口腔内に口腔用加湿ガスを確実に供給できる口腔用加湿ガス供給具を提供すること。【解決手段】本発明の口腔用加湿ガス供給具100は、口腔用加湿ガスが流通するチューブ61と、チューブに接続され、患者の口腔に向けて口腔用加湿ガスを流出させる流出部10と、流出部を患者に固定する固定部70と、を備える。また、チューブ及び流出部のそれぞれを一対備え、流出部は、チューブに接続される筒状の基端部と、該基端部に連続するとともに屈曲する筒状の屈曲部と、基端部を該基端部の周方向に回転可能に支持する板状部13を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、口腔用加湿ガスを口腔に供給する口腔用加湿ガス供給具に関する。
従来、高齢者の患者において、治療、投薬、ストレス及び筋力低下など様々な理由により口腔内が乾燥するドライマウスが問題となっている。この口腔内の乾燥は、単に口が乾いてつらいだけでなく、合併症を引き起こすこともあるため、口腔内を歯ブラシやスポンジブラシで清掃したり、口腔洗浄液を染み込ませた布等で清掃したりする他、口腔粘膜潤滑剤を指先で口腔内に塗りつけたりすることにより、口腔内を湿らせることも行われるが、口腔内を湿らせるためだけに、毎回このような口腔ケアを行うのは煩雑である。
このような口腔内の乾燥を抑制するため、例えば、特許文献1に記載の口腔加湿マウスピースが知られている。この口腔加湿マウスピースは、該口腔加湿マウスピースの呼吸通路に加湿機能を持つフィルタを設けている。このため、患者が口呼吸をすると、口腔加湿マウスピースの呼吸通路のフィルタを通過する際に加湿され、加湿された空気が口腔内へと供給される。
特開2003−320030号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、加湿機能を持つフィルタが乾燥した場合、このフィルタにスポイトを用いてフィルタの表面に水を滴下する作業が必須であり、上記煩雑さは解消できない。また、口腔加湿マウスピースを使用する際に、患者は口腔加湿マウスピースを常に口にくわえた状態を維持する必要があるため、患者が大きく口を開けたり、不測の事態が生じたりした際に、容易に口から脱落する可能性がある。この場合、口腔内に加湿した口腔用加湿ガスを供給することができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、口腔内に口腔用加湿ガスを確実に供給できる口腔用加湿ガス供給具を提供することを目的とする。
本発明の口腔用加湿ガス供給具は、口腔用加湿ガスを流通させるチューブと、前記チューブに接続され、前記口腔用加湿ガスを流出させる流出部と、前記流出部を患者の口腔に向けた状態で前記患者に固定するための固定部と、を備える。
本発明では、チューブを流通する口腔用加湿ガスが、固定部により患者に固定された流出部を介して患者の口腔に流出するので、患者の口腔に口腔用加湿ガスを確実に供給できる。したがって、患者の口腔トラブルの発生を抑制できる。
本発明の口腔用加湿ガス供給具の好ましい態様としては、前記チューブ及び前記流出部のそれぞれを一対備え、前記流出部は、前記チューブに接続される筒状の基端部と、該基端部に連続するとともに屈曲する筒状の屈曲部と、前記基端部を該基端部の周方向に回転可能に支持する板状部を有するとよい。
上記態様では、チューブ及び流出部がそれぞれ一対設けられているので、患者の口に二方向から口腔用加湿ガスを供給でき、一方のチューブ又は流出部が閉塞した場合であっても、口腔用加湿ガスを供給できる。また、流出部が患者に固定された際に、基端部を周方向に回転させて屈曲部の先端を患者の口に向けることで、口腔用加湿ガスが患者の口に向けて流出する。このため、患者の口腔により確実に口腔用加湿ガスを供給できる。
本発明の口腔用加湿ガス供給具の好ましい態様としては、前記屈曲部は、前記基端部の端部から該基端部に向けて折り返すように屈曲して延び、かつ、平面視で円弧状に形成されており、前記屈曲部の先端と前記基端部との間に、前記患者の口角を支持可能な隙間が形成されているとよい。
上記態様では、屈曲部の先端を患者の口腔内に挿入し、この屈曲部の先端と基端部との間に患者の口角を挟み込むことで、屈曲部が患者の口角に支持されるので、口腔用加湿ガスを口腔内に直接供給すると共に、患者の歯茎周辺等の加湿しにくい部分にも流出させることができ、口腔用加湿ガスをさらに確実に患者に供給できる。
本発明の口腔用加湿供給具の別の好ましい態様としては、前記流出部は、前記屈曲部に連続して形成されるとともに、前記屈曲部から離れるに従って偏平となる延出部を有し、前記延出部の先端は、該延出部を流通する前記口腔用加湿ガスの流通方向を変更する円弧状に形成されている。
上記態様では、延出部が該延出部を流通する口腔用加湿ガスの流通方向を変更可能に形成されているので、基端部を周方向に回転させることで、延出部の先端を患者の口に向けることで、口腔用加湿ガスを患者の口に向けて確実に流出させることができる。
本発明の口腔用加湿ガス供給具の好ましい態様としては、前記流出部は、前記患者の顎に対向して配置される板状の顎板部と、前記チューブが接続される筒状の流出管と、前記流出管を前記顎板部に対して支持する延出部と、を備え、前記流出管には、前記口腔用加湿ガスを流出させる噴射口が形成されているとよい。
上記態様では、患者の顎に顎板部が確実に固定されるので、口腔用加湿ガスの噴射口から流出した口腔用加湿ガスを患者の口腔内にさらに確実に供給できる。
本発明の口腔用加湿ガス供給具の好ましい態様としては、前記延出部は、前記顎板部の顎に当接する当接面とは反対側の面から該顎板部から離れる方向に延出しており、前記延出部の先端に前記流出管が支持されているとよい。
上記態様では、噴射口が形成された流出管が顎板部から離れる方向に延出する延出部の先端に支持されていることから、流出管が患者の口腔内に挿入されることがないので、患者の飲食及び会話を妨げることを抑制できる。
本発明の口腔用加湿ガス供給具の好ましい態様としては、前記顎板部は、前記顎板部の顎に当接する当接面から突出する弾性部材からなる突出部を複数有しているとよい。
上記態様では、顎板部を患者の顎に装着する際に突出部が当接し、この突出部が弾性部材により構成されているので、顎板部をより患者の顎の形状に合わせて固定でき、顎からずれることを抑制できる。このため、患者の口腔内に口腔用加湿ガスをさらに確実に供給できる。
本発明の口腔用加湿ガス供給具の好ましい態様としては、前記噴射口は、前記流出管の側部に形成されており、前記延出部は、前記流出管の長さ方向と前記顎板部の表面とがほぼ平行となるように前記流出管を支持する支持部を有し、前記支持部は、前記流出管を該流出管の周方向に回転可能に支持するとよい。
上記態様では、支持部により流出管の長さ方向と顎板部の表面とがほぼ平行となるように支持し、かつ、流出管が周方向に回転可能に支持されているので、流出管の側部に形成された噴射口の位置を口腔用加湿ガスが患者の口腔内により流入しやすい位置に変更できる。このため、患者の口腔内に口腔用加湿ガスをさらに確実に供給できる。
本発明の口腔用加湿ガス供給具の好ましい態様としては、前記流出部は、前記チューブに接続される導入管と、前記導入管に接続され、前記導入管とは反対方向に突出して前記患者の口腔内に挿入される筒状の挿入管と、前記導入管と前記挿入管との接続部位から前記挿入管の延出方向とは交差する方向に延出し、前記流出部が前記患者に固定された際に前記患者の頬に当接する当接部と、を有するとよい。
上記態様では、導入管から流入した口腔用加湿ガスが患者の口腔内に挿入された挿入管から確実に患者の口腔内に供給できる。また、患者の頬に当接部を当接させた状態で流出部が固定されるので、流出部が患者の口から外れることを確実に抑制できる。
本発明の口腔用加湿ガス供給具の好ましい態様としては、前記固定部は、前記患者の頭部又は耳に装着されるバンドからなるとよい。
上記態様では、流出部をバンドにより患者の頭部又は耳に確実に固定できるので、流出部が患者の口から外れることをより確実に抑制できる。したがって、口腔用加湿ガスを患者の口腔内により確実に供給できる。
本発明によれば、口腔用加湿ガスを患者の口腔内に確実に供給できる。
本発明の第1実施形態に係る口腔用加湿ガス供給具を装着した患者を示す斜視図である。 上記第1実施形態における口腔用加湿ガス供給具の流出部の背面図である。 上記第1実施形態における流出部の側面図である。 上記第1実施形態の変形例に係る口腔用加湿ガス供給具を装着した患者を示す斜視図である。 上記第1実施形態の変形例に係る口腔用加湿ガス供給具の流出部を噴射口側から見た図である。 上記第1実施形態の変形例に係る口腔用加湿ガス供給具の流出部を噴射口とは反対側から見た図である。 本発明の第2実施形態に係る口腔用加湿ガス供給具を装着した患者を示す斜視図である。 上記第2実施形態における流出部の斜視図である。 上記第2実施形態における流出部を上面から見た上面図である。 上記第2実施形態における流出部の側面図である。 本発明の第3実施形態に係る口腔用加湿ガス供給具を装着した患者を示す斜視図である。 上記第3実施形態における口腔用加湿ガス供給具の流出部を上面から見た上面図である。 上記第3実施形態における流出部の斜視図である。 上記第3実施形態の変形例に係る口腔用加湿ガス供給具の流出部を示す斜視図である。
以下、本発明の口腔用加湿ガス供給具の各実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
[口腔用加湿ガス供給具の概略構成]
本実施形態の口腔用加湿ガス供給具100は、図1に示すように、口腔用加湿ガスを流通させる一対のチューブ61と、一対のチューブ61のそれぞれに接続され、口腔用加湿ガスを流出させる一対の流出部10と、各流出部10を患者の口腔に向けた状態で患者に固定するための固定部70とを備えている。各流出部10は、図1に示すように、固定部70により患者の頭部に固定される。これらのうち、各流出部10は、患者の口腔内に挿入され、患者の口角に支持される。これにより、各チューブ61を介して供給される口腔用加湿ガスが各流出部10を介して、患者の口腔に供給される。
[チューブの構成]
チューブ61は、軟質PVC(polyvinyl chloride)等の樹脂により構成される口腔用加湿ガスを流出部10に供給するチューブである。これら各チューブ61の端部は、それぞれ流出部10の接続部12に接続され、他端はコネクタ62に接続されている。このコネクタ62は、図示を省略するが、ガス(空気)を加温加湿して口腔用加湿ガスとするための加温加湿器に接続され、該加温加湿器から供給された口腔用加湿ガスがコネクタ62及び各チューブ61を介して各流出部10へと供給される。
なお、本実施形態では、各チューブ61の内径は、同じ(例えば、外径6.0mm〜7.5mm)に設定され、その長さは10cm〜40cmに設定されている。このようなチューブ61は、閉塞防止効果のある内部にリブ構造を持ったノンクラッシュチューブにより構成されている。
[流出部の構成]
図2は、本実施形態の流出部10を背面から見た背面図であり、図3は、流出部10の側面図である。
流出部10は、図2及び図3に示すように、チューブ61が接続される接続部12と、接続部12に連続して形成され、先端が屈曲する筒状の屈曲チューブ11と、屈曲チューブ11をその周方向に回転可能に支持し、かつ、固定部70に支持される板状部13と、を備えている。
これらのうち、屈曲チューブ11は、患者に装着された際に患者の口角に引っかかるように先端が屈曲している。具体的には、屈曲チューブ11は、接続部12が接続され、直線状に延びる基端部111と、基端部111の接続部12とは反対側の端部から基端部111に向けて折り返すように屈曲して延びる屈曲部112と、を有している。この屈曲部112は、円弧状に形成され、その先端は、基端部111と略平行に形成されている。このような屈曲部112は、患者の口角に支持されるとともに、先端が患者の口腔内に挿入される部位である。このため、屈曲部112の先端と基端部111との間には、患者の口角を支持可能な隙間が形成され、その隙間の距離は例えば、22mmとされる。この隙間に患者の口角を挟み込むことで、円弧状に形成された屈曲部112の円弧の内側が、患者の口角に支持される。
板状部13は、屈曲チューブ11の基端部111を周方向に回転可能に支持するとともに、固定部70に支持される。この板状部13は、板状の本体部130と、本体部130の中央に形成される内部に屈曲チューブ11を回転可能に支持するための孔が形成された円弧状壁132と、を有しており、本体部130の両端には、2つのスロット131が形成されている。すなわち、2つのスロット131の間に円弧状壁132が形成されている。この円弧状壁132に囲まれることにより、孔が形成されており、この孔は、2つのスロット131の長さ方向と平行に形成されており、基端部111の略中央を支持する。このため、円弧状壁132に支持された屈曲チューブ11は、該屈曲チューブ11の周方向に回転可能に支持される。
2つのスロット131は、円弧状壁132の延出方向と平行、すなわち、円弧状壁132に支持された基端部111の延出方向と平行に形成されている。この2つのスロット131には、固定部70が挿通される。この固定部70は、患者の頭部に装着される伸縮自在のバンドにより構成されている。これら2つのスロット131に図1に破線で示した固定部70が挿通されると、固定部70により板状部13が固定部70の延出方向に移動可能に支持される。すなわち、流出部10は、固定部70の延出方向に沿って移動可能に支持され、患者の口角の下方のあごの左右に板状部13が当たって、流出部10が患者に固定される。
このように構成した流出部10のそれぞれには、図1に示すように、口腔用加湿ガスを供給するチューブ61が接続され、流出部10の屈曲部112の先端が患者の口腔に挿入され、屈曲部112の内側が患者の口角に支持された状態で口腔用加湿ガス供給具100が固定部70により患者に固定される。そして、加温加湿器から口腔用加湿ガスが各チューブ61を介して患者の口角の下方のあごの左右に固定された各流出部10に供給され、屈曲チューブ11の内部流路を経由してその先端から患者の口腔に流出する。
本実施形態では、チューブ61を流通する口腔用加湿ガスが、固定部70により患者に固定された流出部10を介して患者の口腔に流出するので、患者の口腔に口腔用加湿ガスを確実に供給できる。したがって、患者の口腔トラブルの発生を抑制できる。
また、固定部70により口腔用加湿ガスを供給する流出部10の屈曲チューブ11の屈曲部112の内側が患者の口角により支持されるので、流出部10が患者から外れることを抑制でき、より確実に口腔用加湿ガスを患者の歯茎周辺等の加湿しにくい部分にも供給できる。さらに、チューブ61及び流出部10がそれぞれ一対設けられ、各流出部10が患者の左右の口角近傍に固定されるので、患者の口腔内に二方向から口腔用加湿ガスを供給できる。また、二方向から口腔用加湿ガスを供給できるので、一方のチューブ61又は流出部10が閉塞した場合であっても、口腔用加湿ガスを供給できる。さらに、患者の左右の口角近傍に流出部10が固定されているので、患者の飲食及び会話を妨げることを抑制できる。
また、板状部13の2つのスロット131が屈曲チューブ11の基端部111と平行に形成されているので、2つのスロット131に固定部70を挿通することにより、固定部70の延出方向に移動可能に流出部10を支持することができ、患者の顔の大きさや形状に合わせてその位置を変更して、供給具を患者の口角の下方のあごの左右に確実に固定できる。さらに、板状部13の円弧状壁132に基端部111がその周方向に回転自在に支持されているので、屈曲チューブ11の先端(屈曲部112の先端)を患者の口腔内に挿入しやすくできる。
上記第1実施形態では、屈曲チューブ11の先端(屈曲部112の先端)から口腔用加湿ガスが患者の口腔内に供給されることとしたが、これに限らず、屈曲チューブ11(屈曲部112)の側面に複数の孔が形成されていてもよい。この場合、屈曲チューブ11の先端が閉塞された場合でも、口腔用加湿ガスを上記側面に形成された複数の孔から供給できる他、口腔用加湿ガスを口腔内で拡散できる。
また、上記第1実施形態では、流出部10の屈曲チューブ11の先端が患者の口腔内に挿入される構成としたが、これに限らず、例えば、患者の唇周辺に口腔用加湿ガスを供給する構成であってもよい。
[第1実施形態の変形例]
図4は、上記第1実施形態の変形例に係る口腔用加湿ガス供給具100Aが患者に装着された状態を示す図であり、図5は、口腔用加湿ガス供給具100Aの流出部10Aを噴射口114側から見た側面図であり、図6は、流出部10Aを噴射口114とは反対側から見た側面図である。なお、以下の説明では、第1実施形態と同じ又は略同じ構成については、同じ番号を付し、説明を省略又は簡略化して説明する。
流出部10Aは、接続部12と、接続部12に連続して形成され、直線状に延びる筒状の基端部111Aと、基端部111Aに連続して形成され、基端部111Aから離れる方向に向かうに従って板状部13から離れる方向に屈曲して延びる筒状の屈曲部112Aと、屈曲部112Aに連続して形成される偏平な延出部113と、を備えている。これら基端部111A、屈曲部112A及び延出部113は、例えば、軟質PVC等の樹脂により構成されている。なお、第1実施形態と同様に、基端部111Aは、板状部13の円弧状壁132の孔にその周方向に回転自在に支持されている。
延出部113は、屈曲部112Aから離れるに従って偏平となる形状である。また、延出部113の先端は、延出部113を流通する口腔用加湿ガスの流通方向を変更する円弧状に形成されている。すなわち、流出部10Aの噴射口114は、延出部113の長さ方向と交差する方向、すなわち、屈曲部112Aにより構成される平面に対して交差する方向に開口している。
このため、接続部12、基端部111及び屈曲部112Aを流通する口腔用加湿ガスは、延出部113の先端を流通することにより、流出部10Aが患者に装着された際における患者の口角側に向けられる。このように患者の口角の下方のあごの左右に流出部10Aが配置されると、口腔用加湿ガスが接続部12を介して供給されると、噴射口114から患者の口角近傍に口腔用加湿ガスが流出し、患者に供給される。
上記第1実施形態の変形例に係る口腔用加湿ガス供給具100Aでは、患者の口腔内に屈曲チューブ11を挿入することがないので、患者の不快感を取り除くことができ、患者の飲食及び会話を妨げることを抑制できる。また、患者の両方の口角近傍に口腔用加湿ガスを流出するので、確実に口腔内に口腔用加湿ガスを供給できる。また、基端部111Aをその周方向に回転させて、噴射口114と患者の唇との距離を変更でき、より適切な位置に口腔用加湿ガスを供給できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図面を用いて説明する。
図7は、第2実施形態に係る口腔用加湿ガス供給具100Bが患者に装着された状態を示す図であり、図8は、口腔用加湿ガス供給具100Bの斜視図であり、図9は、口腔用加湿ガス供給具100Bを上面から見た上面図であり、図10は、口腔用加湿ガス供給具100Bの側面図である。なお、以下の説明では、上記第1実施形態と同じ又は略同じ構成については、説明を省略又は簡略化して説明する。
本実施形態の口腔用加湿ガス供給具100Bは、流出部10に代えて患者の唇の中央に向けて口腔用加湿ガスを供給する流出部10Bを備えることを特徴としている。以下、流出部10Bについて、詳しく説明する。
流出部10Bは、図7〜図10に示すように、患者の顎に対向して配置される板状の顎板部21と、顎板部21の顎に当接する当接面とは反対側の面における中央部の上端から該顎板部から徐々に離れる方向に延出する延出部22と、延出部22の先端に支持され、チューブ61が接続されるとともに、側部の中央に口腔用加湿ガスの噴射口233が形成された筒状の流出管23と、を備えている。
これらのうち、顎板部21は、図7及び図8に示すように、上記当接面とは反対側の面に向けてわずかに突出する円弧状に形成されるとともに、その中央部において図8の横方向に沿って屈曲している。すなわち、顎板部21は、その当接面が患者の顎に当接した際にフィットしやすい形状となっている。この顎板部21の当接面には、4つの突出部212が形成されている。この4つの突出部212は、弾性部材により円柱状に形成され、顎板部21の四隅にそれぞれ配置されている。
また、顎板部21には、縦方向に延びる2つのスロット211が形成されている。この2つのスロット211は、顎板部21の両側部(4つの突出部211よりも外側)に形成されており、この2つのスロット211には、固定部70Bが挿通される。
延出部22は、顎板部21の当接面とは反対側の面の略中央部から延出する板状の基端部221と、基端部221の先端に形成され、流出管23を支持する支持部222と、を有する。基端部221は、図10に示すように、流出部10Bを側面側から見た場合に、上方向に向かうに従って顎板部21から離れる方向に傾斜して延びている。この基端部221の先端に形成された支持部222は、流出部10Bを側面側から見た場合に、円弧状に形成されており、その上部から流出管23を嵌め入れることが可能となっている。
流出管23は、各チューブ61のそれぞれが接続され、略90°屈曲した円筒状の屈曲管231と、各屈曲管231が一端側及び他端側のそれぞれに接続される直線状に延びる円筒状の中央管232と、を有している。この中央管232の側部の中央には、図8及び図9に示すように、噴射口233が形成されている。また、噴射口233の内部には、中央管232に沿って流通する口腔用加湿ガスの流通方向を噴射口233に向けるように変更するための噴射口233に向かって屈曲する変更板234が配置されている。
このため、各チューブ61から供給され各屈曲管231を介して中央管232に流通する口腔用加湿ガスは、中央管232に沿って流通して、噴射口233から流出する。このような流出管23の中央管232は、図10の矢印で示すように、支持部222に中央管232の周方向に回転可能に支持される。すなわち、中央管232は、その長さ方向が顎板部21の表面とほぼ平行であり、かつ、延出部22の基端部221の延出方向と直交する方向となるように、中央管232の周方向に回転可能に支持されているので、噴射口233から流出する口腔用加湿ガスがより患者の口腔に流入しやすい位置に変更可能となっている。
また、2つのスロット211は、基端部221と平行に形成されている。この2つのスロット211には、固定部70Bが挿通される。この固定部70Bは、本発明の固定部に相当し、スロット211に固定される伸縮自在のバンド71と、バンド71の端部から延びる紐72とにより構成され、紐72が患者の耳にかけられることにより流出部10Bが患者の顎に固定される。これら2つのスロット211に、図7に破線で示した固定部70Bのバンド71が挿通され、紐72が患者の耳にかけられると、流出部10Bの顎板部21の当接面(突出部212)が患者の顎に当たって、流出部10Bが患者に固定される。
このように構成した流出部10Bの屈曲管231のそれぞれに、図示を省略するがチューブ61が接続され、顎板部21が患者の顎に支持された状態で口腔用加湿ガス供給具100Bが固定部70Bにより患者に固定される。そして、流出部10Bの中央管232を回転させて噴射口233が患者の唇に対向するようにした後、加温加湿器から口腔用加湿ガスが各チューブ61を介して流出部10Bに供給され、屈曲管231及び中央管232の内部流路を経由して噴射口233から患者の唇の中心(口腔の中心)に向けて供給される。
本実施形態では、流出部10Bが患者の顎に確実に固定されるので、噴射口233から口腔用加湿ガスを患者に確実に供給できる。また、顎板部21が患者の顎に当接する際に、複数の突出部212が当接し、この突出部212が弾性部材により構成されているので、顎板部21(流出部10B)を患者の顎の形状に合わせて確実に固定でき、ずれることを抑制できる。さらに、中央管232が支持部222にその周方向に回転可能に支持されているので、噴射口233を確実に患者の唇に対向するように配置でき、より確実に患者の唇の中心(口腔)に向けて口腔用加湿ガスを供給できる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について、図面を用いて説明する。
図11は、第3実施形態に係る口腔用加湿ガス供給具100Cが患者に装着された状態を示す図であり、図12は、口腔用加湿ガス供給具100Cを上面から見た上面図であり、図13は口腔用加湿ガス供給具100Cの斜視図である。なお、以下の説明では、上記第1及び第2実施形態と同じ又は略同じ構成については、説明を省略又は簡略化して説明する。
本実施形態の口腔用加湿ガス供給具100Cは、流出部10に代えて患者の唇の中央に挿入する挿入管32を有する流出部10Cを備えることを特徴としている。以下、流出部10Cについて、詳しく説明する。
流出部10Cは、図11〜図13に示すように、チューブ61に接続される導入管31と、導入管31に接続され、導入管31とは反対方向に突出して患者の口腔内に挿入される挿入管32と、導入管31と挿入管32との接続部位から挿入管32の延出方向とは交差する方向に延出し、流出部10Cが患者に固定された際に患者の頬に当接する当接部33と、を有している。
この導入管31は、各チューブ61のそれぞれが接続され、略90°屈曲した円筒状に形成されている。また、導入管31には、略直線状に延びる楕円筒状の挿入管32が接続されている。この挿入管32は、患者の口腔内に挿入される部位であるため、図12及び図13に示すように縦方向の寸法が横方向の寸法よりも小さい楕円形状に形成され、導入管31から離れるに従って上側に傾斜している。また、挿入管32の噴射口321は、図13に示すように、平面視で略十字状に形成されている。換言すると、噴射口321は、口腔用加湿ガスの流路の周面に凹凸が形成されている。このため、挿入管32を患者が噛んだ場合でも、挿入管32が閉塞することが抑制される。
また、上述したように挿入管32が導入管31から離れるに従って上側に傾斜しているので、挿入管32を患者の口腔内に挿入した際に、より乾燥しやすい上顎に沿って流通可能となっている。このような構成により、各チューブ61から供給される口腔用加湿ガスは、導入管31を介して挿入管32に流通して、噴射口321から流出する。このような挿入管32は、患者が誤って噛んだ場合でも、歯を破損することがないように、例えば、軟質PVC等の樹脂により構成されている。
当接部33は、容易に曲げることが可能な軟質PVC等の樹脂により構成されている。この当接部33は、導入管31と挿入管32との接続部位から、その両側に向けて円弧状に延びる部位であり、両側部に向かうに従ってその幅が拡大する形状である。この当接部33の両側部には、縦方向に延びる2つのスロット331が形成され、これら各スロット331は、それぞれ平行に形成されている。これら各スロット331には、伸縮自在のバンドからなる固定部70Cが挿通される。
また、スロット331の内側には、第1開口部333が形成され、第1開口部333の内側には、第2開口部334が形成されている。この第2開口部334の内側端部は、導入管31と挿入管32との接続部位近傍まで伸びている。これら第1開口部333及び第2開口部334は、当接部33の軽量化及び当接部33が患者の頬に当接した際に蒸れることを抑制するため及び患者の口腔を閉塞することを防止するために設けられている。
また、当接部33は、図12に示すように、患者の頬に当接する当接面が内側となり、当接面とは反対側の面が外側に突出する形状に形成されている。この当接部33の当接面とは反対側の面の中央部には、導入管31と挿入管32との接続部位を覆う被覆部332が形成されている。一方、当接部33の当接面からは、挿入管32の先端が突出しており、その長さは、例えば、11.5mmに設定されている。
このように構成した流出部10Cの導入管31に、図示を省略するがチューブ61が接続され、挿入管32が患者の口腔内に挿入された状態で口腔用加湿ガス供給具100Cが固定部70により患者に固定される。そして、加温加湿器から口腔用加湿ガスが各チューブ61を介して流出部10Cに供給され、導入管31及び挿入管32の内部流路を経由して噴射口321から患者の口腔内に向けて供給される。
本実施形態では、導入管31から流入した口腔用加湿ガスが患者の口腔内に挿入された挿入管32から確実に患者の口腔内に供給できる。また、患者の頬に当接部33を当接させた状態で流出部10Cが固定されるので、流出部10Cが患者の口から外れることを確実に抑制でき、ずれることを抑制できる。また、挿入管32が導入管31との接続部位から離れるに従って上側に傾斜して延びているため、患者の口腔内においてより乾きやすい上顎に沿って口腔用加湿ガスを口腔内に供給できるので、口腔トラブルの発生をさらに抑制できる。
[第3実施形態の変形例]
図14は、上記第3実施形態の変形例に係る口腔用加湿ガス供給具100Dを示す斜視図である。なお、以下の説明では、第3実施形態と同じ又は略同じ構成については、同じ番号を付し、説明を省略又は簡略化して説明する。
上記第3実施形態では、当接部33の当接面から突出する挿入管32の長さを10mm〜13mmとしたが、これに限らない。
本変形例の口腔用加湿ガス供給具100Dは、挿入管32Dの長さが3mm〜6mmと短く設定されている。また挿入管32Dの噴射口321Dは、平面視で楕円形状に形成されている。これは、当接面から突出する挿入管32Dの長さが3mm〜6mmと短いため、患者の口腔内に挿入された場合でも、患者が噛む可能性が低いためである。
本変形例では、当接部33の当接面から突出する挿入管32Dの長さが3mm〜6mmと小さいため、患者の口腔奥深くまで挿入されることがないので、患者の不快感を低減できる。
また、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記各実施形態において、2本のチューブ61を備えることとしたが、これに限らず、1本のチューブ61のみを備える構成であってもよい。この場合、第1実施形態においては、左右いずれかの流出部10,10Aのみが患者に装着される。すなわち、チューブ61及び流出部10,10Aの数は、2つに限定されない。また、第2実施形態では、左右いずれかの屈曲管231に接続されればよい。なお、第3実施形態では、導入管31に1本のチューブ61が接続されればよい。
10 10A 10B 10C 10D 流出部
11 屈曲チューブ
111 111A 基端部
112 112A 屈曲部
113 延出部
114 噴射口
12 接続部
13 板状部
131 スロット
132 円弧状壁
21 顎板部
211 スロット
212 突出部
22 延出部
221 基端部
222 支持部
23 流出管
231 屈曲管
232 中央管
233 噴射口
31 導入管
32 32D 挿入管
321 321D 噴射口
33 当接部
331 スロット
332 被覆部
333 第1開口部
334 第2開口部
61 チューブ
62 コネクタ
70 70B 70C 固定部
71 バンド
72 紐
100 100A 100B 100C 100D 口腔用加湿ガス供給具

Claims (10)

  1. 口腔用加湿ガスを流通させるチューブと、前記チューブに接続され、前記口腔用加湿ガスを流出させる流出部と、前記流出部を患者の口腔に向けた状態で前記患者に固定するための固定部と、を備えることを特徴とする口腔用加湿ガス供給具。
  2. 前記チューブ及び前記流出部のそれぞれを一対備え、前記流出部は、前記チューブに接続される筒状の基端部と、該基端部に連続するとともに屈曲する筒状の屈曲部と、前記基端部を該基端部の周方向に回転可能に支持する板状部を有することを特徴とする請求項1に記載の口腔用加湿ガス供給具。
  3. 前記屈曲部は、前記基端部の端部から該基端部に向けて折り返すように屈曲して延び、かつ、平面視で円弧状に形成されており、前記屈曲部の先端と前記基端部との間に、前記患者の口角を支持可能な隙間が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の口腔用加湿ガス供給具。
  4. 前記流出部は、前記屈曲部に連続して形成されるとともに、前記屈曲部から離れるに従って偏平となる延出部を有し、
    前記延出部の先端は、該延出部を流通する前記口腔用加湿ガスの流通方向を変更する円弧状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の口腔用加湿ガス供給具。
  5. 前記流出部は、前記患者の顎に対向して配置される板状の顎板部と、前記チューブが接続される筒状の流出管と、前記流出管を前記顎板部に対して支持する延出部と、を備え、
    前記流出管には、前記口腔用加湿ガスを流出させる噴射口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の口腔用加湿ガス供給具。
  6. 前記延出部は、前記顎板部の顎に当接する当接面とは反対側の面から該顎板部から離れる方向に延出しており、前記延出部の先端に前記流出管が支持されていることを特徴とする請求項5に記載の口腔用加湿ガス供給具。
  7. 前記顎板部は、前記顎板部の顎に当接する当接面から突出する弾性部材からなる突出部を複数有していることを特徴とする請求項5又は6に記載の口腔用加湿ガス供給具。
  8. 前記噴射口は、前記流出管の側部に形成されており、
    前記延出部は、前記流出管の長さ方向と前記顎板部の表面とがほぼ平行となるように前記流出管を支持する支持部を有し、前記支持部は、前記流出管を該流出管の周方向に回転可能に支持することを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の口腔用加湿ガス供給具。
  9. 前記流出部は、前記チューブに接続される導入管と、前記導入管に接続され、前記導入管とは反対方向に突出して前記患者の口腔内に挿入される筒状の挿入管と、前記導入管と前記挿入管との接続部位から前記挿入管の延出方向とは交差する方向に延出し、前記流出部が前記患者に固定された際に前記患者の頬に当接する当接部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の口腔用加湿ガス供給具。
  10. 前記固定部は、前記患者の頭部又は耳に装着されるバンドからなることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の口腔用加湿ガス供給具。
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