JP2020141200A - 動画配信機能を有する撮像装置 - Google Patents

動画配信機能を有する撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020141200A
JP2020141200A JP2019034285A JP2019034285A JP2020141200A JP 2020141200 A JP2020141200 A JP 2020141200A JP 2019034285 A JP2019034285 A JP 2019034285A JP 2019034285 A JP2019034285 A JP 2019034285A JP 2020141200 A JP2020141200 A JP 2020141200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
streaming
remote control
imaging device
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019034285A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7277173B2 (ja
Inventor
成 濱田
Sei Hamada
成 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2019034285A priority Critical patent/JP7277173B2/ja
Publication of JP2020141200A publication Critical patent/JP2020141200A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7277173B2 publication Critical patent/JP7277173B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】動画配信機能と遠隔操作機能を両立させ、適切に動画配信を制御する撮像装置を提供する。【解決手段】撮像装置であって、動画像を撮影可能な撮像手段と、通信手段と、外部機器から受信した遠隔操作信号に応じて撮像装置を操作する遠隔操作機能と、外部機器に動画像をストリーミング配信する動画配信機能に関する設定を行う設定手段と、制御手段と、を備える。制御手段は、遠隔操作機能と動画配信機能が共に起動されるように設定されている場合、動画配信機能の初期設定としてストリーミング配信がオフに設定されるように制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、カメラで撮像された動画をストリーミング配信する技術に関する。
近年、動画や音声のデータをダウンロードしながらデコードして動画再生するストリーミング技術が広く用いられている。また、ストリーミング技術の1つとして、配信側が動画や音声をリアルタイムにエンコードしてIP(Internet Protorol)ネットワークを介して配信するIP映像伝送技術が知られている。
IP映像伝送技術では、リアルタイム性を重視してUDP(User Datagram Protocol)を用いたRTP(Realtime Transport Protocol)を利用するものが一般的であり、IP映像受信側からの配信制御を可能とするRTSP(Real Time Streaming Protocol)を併用することで配信制御まで含めてシステム化がなされている。下記特許文献1は、RTSPを用いたIP映像配信技術を開示している。
また、PCやタブレットなどの端末のウェブブラウザやアプリケーションソフトにより、HTTP(HyperText Transfer Protocool)に則したAPI(Application Programming Interface)を用いてカメラを遠隔操作したり、カメラ情報を送受信して状態監視を行うリモート操作技術が一般的に知られている。
特開2016−100651号公報
ストリーミングによる動画配信機能を有する撮像装置に対して、他の端末からリモート操作ができるように遠隔操作機能を組み入れた場合、それぞれの機能を両立させて、適切に動画配信を制御する仕組みが必要となる。
そこで、本発明は、動画配信機能を有する撮像装置において、他の端末から遠隔操作を可能とし、適切に動画配信を制御することを目的とする。
本発明の1実施態様によれば、撮像装置であって、動画像を撮影可能な撮像手段と、通信手段と、前記通信手段を介して外部機器から受信した遠隔操作信号に応じて前記撮像装置を操作する遠隔操作機能と、前記通信手段を介して外部機器に動画像をストリーミング配信する動画配信機能に関する設定を行う設定手段と、制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記設定手段により遠隔操作機能と動画配信機能が共に起動されるように設定されている場合、動画配信機能の初期設定としてストリーミング配信がオフに設定されるように制御する。
動画配信機能を有する撮像装置において、他の端末から遠隔操作を可能とし、適切に動画配信を制御することを可能とする。
本発明の実施形態に係る動画配信システムの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るリモート操作端末の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置の画面表示の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置の、外部機器への接続および配信開始処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るリモート操作端末の、撮像装置への接続および操作画面開始処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るリモート操作端末の画面表示の一例を示す図である。
(実施形態1)
本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
以下の説明において、動画配信機能を持つ撮像装置の一例として外部装置に動画のストリーミングデータを送信可能なデジタルカメラを用いるが、デジタルカメラに限らず、動画をストリーミングで送信可能な機器に本発明を適用することができる。例えばスマートフォンを含む携帯電話機、ゲーム機、タブレット端末、時計型や眼鏡型の情報端末、医療機器、監視用システムのカメラやサーバ、車載用機器、データセンターで動作するサーバ機器や仮想マシンなどに適用することができる。また、撮像装置を遠隔操作するリモート操作機器の一例としてタブレット端末、IP映像受信機器の一例としてストリーミングデータを受信して再生可能なPCを用いて説明する。しかし、上述の機器には、例えばスマートフォン、ヘッドマウントディスプレイ、テレビ、上述した配信機能を持つ撮像装置に適用可能な機器に適用可能な機器のいずれかが含まれていて良い。
(ストリーミング配信システム1000の構成)
図1は、本実施形態のストリーミング配信システム(動画配信システム)の一例である。
まず、撮像装置2000は一例としてデジタルカメラである。また、リモート操作端末3000は一例としてタブレット端末であり、IP映像受信端末4000は一例としてPCである。
撮像装置2000は、IPネットワークを介して、アクセスポイント(AP)5000を経由してリモート操作端末3000とIP映像受信端末4000とそれぞれ通信接続することが可能である。なお、通信接続は無線または有線の何れでもよい。
(撮像装置2000の構成)
図2は、撮像装置2000の構成の一例を示す機能ブロック図である。
なお、図2に示す各機能ブロックは、ASICやプログラマブルロジックアレイ(PLA)などのハードウェアによって実現されてもよいし、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等のプログラマブルプロセッサがソフトウェアを実行することによって実現されてもよい。また、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。従って、以下の説明において、異なる機能ブロックが動作主体として記載されている場合であっても、同じハードウェアが主体として実現されうる。
制御部2001は、例えばCPUを含み、不揮発性メモリ2002または記録媒体2012に格納されたプログラムを実行して撮像装置2000の各部を制御する。また、制御部2001は、ユーザからの操作を受け付ける操作部2005からの操作信号に応じて、撮像装置2000の各部を制御する。
不揮発性メモリ2002は、例えばフラッシュメモリ等で構成されるROM (Read Only Memory)を含み、制御部2001が動作するための各種プログラムや定数を記憶する。揮発性メモリ2003は、例えばDRAM等のRAM(Random Access Memory)を含み、動画データや静止画データ、音声データ等の各種のコンテンツデータ、あるいは撮像装置2000の動作に必要プログラム、変数、作業用の一時データなどを記憶する。
入力処理部2004は、操作部2005が受け付けたユーザ操作に応じて制御信号を生成して制御部2001に供給する。操作部2005はユーザ操作を受け付けるための入力デバイスであり、例えば、キーボードといった文字情報入力デバイスや、マウスやタッチパネルといったポインティングデバイスなどを含む。なお、操作部2005は、撮像装置に取り付けられたものに限定されず、赤外線リモコンなどの遠隔操作デバイスであってもよい。
表示制御部2006は、制御部2001がプログラムに従って生成したGUI(Graphical User Interface)等の表示データに基づいて表示部2007に表示させるための表示信号を出力する。表示部2007は、液晶または有機EL等の表示パネルであり、表示制御部2006が出力する表示信号に応じて表示を行う。なお、操作部2005としてタッチパネルを用いる場合、表示部2007と操作部2005を一体的に構成することができる。
通信制御部2008は、例えば通信制御用の回路を含み、コネクタ/アンテナ2009を介してアクセスポイント5000を経由して外部機器と通信する。なお、通信方式として、3G、LTE、5G等の公衆無線通信、無線LANを含むIEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、有線のIEEE802.3等を用いることができる。
内部バス2010は、撮像装置2000の各部を電気的に接続して、各部の間でデータの送受信を可能にする。記録媒体制御部2011は記録媒体2012からデータの読み出しやデータの書き込みを行う。記録媒体2012は、HDD等の磁気ディスクやメモリカード等の半導体メモリを含み、撮影によって得られた映像データを記録するほか、制御部2001が実行する各部の制御に必要な情報を記録することができる。なお、記録媒体2012は、不図示のソケット等を介して着脱可能に構成されてよい。
光学系2013は、フォーカス、絞り、ズーム機構などを含む撮影レンズを含み、被写体の光学像を形成する。撮像素子2014は、例えば、CCD又はCMOS素子等で構成され、撮像素子に結像された光学像を電気信号に変換させた後、内部に有するA/D変換器によってアナログ電気信号をデジタル信号に変換する。こうすることで、撮像素子2014により動画像を撮影可能となる。
カメラ信号処理部2015は、例えば、画像処理回路を含み、撮像素子2014から出力された画像データに対し、所定の画素補間、縮小等のリサイズ処理、色変換等の各種補正処理等を行う。
符号・復号処理部2016は、カメラ信号処理部2015で処理されたデジタル信号を所定のビットレート、所定の形式で圧縮符号化を行うと共に、映像圧縮符号化データの復号化を行う。なお、撮像装置2000は、図示しないが、音声付き動画像(映像)を順次ストリーミング送信する場合には、マイクロホン、音声のアナログ信号をデジタル化するA/D変換器、デジタルデータを符号化する構成を含むことになる。この場合、映像記録時に映像と共に音声も同時に収録し、符号・復号処理部2016で映像と音声を多重化することで、音声付映像データを生成することになる。
(リモート操作端末3000の構成)
図3は、リモート操作端末3000の構成の一例を示す機能ブロック図である。
リモート操作端末3000の制御部3001から記録媒体3012までの各構成は、撮像装置2000で説明した制御部2001から記録媒体2012までの構成と同様の機能をとることができる。このため、制御部3001から記録媒体3012までの各構成の説明は省略する。符号・復号処理部3013は、制御部3001の制御に基づいて、映像圧縮符号化データの復号化、および必要に応じて復号化したデータの再符号化を行う。
リモート操作端末3000は、ユーザの操作に応じて遠隔操作信号を撮像装置2000に送信することで、撮像装置2000を遠隔操作する遠隔操作機能をなすことが可能である。
(IP映像受信端末4000の構成)
また、IP映像受信端末4000の構成は、リモート操作端末3000と同様の構成であるので説明を省略する。なお、リモート操作端末3000とIP映像受信端末4000は同一端末とすることができ、その場合1つの端末でリモート操作とIP映像受信を実施する。
(ストリーミング開始時の撮像装置2000の制御シーケンス)
図4から図7を用いて、ストリーミング配信の開始する際の撮像装置のシーケンスの一例を説明する。
図4は、ストーリミング配信前にストリーミングの設定を行う時に、撮像装置2000の表示部2007に表示される設定画面の一例を示した図である。
まず、ユーザが操作部2005を操作して、ストリーミングの機能を設定する。図4(A)は、撮像装置2000の表示部2007に表示される機能選択画面4010を示している。表示部2007は操作インターフェイスとして機能する。
機能選択画面4010は、「ストリーミング機能」のみを起動する選択ボタン4011と、「ストリーミング機能とリモート操作機能」を共に起動する選択ボタン4012が表示されている。機能選択画面4010には、選択を確定するためのOKボタン4013、選択をキャンセルするためのキャンセルボタン4014が表示されている。
ユーザーは、機能選択画面4010にて操作部2005を操作して、「ストリーミング機能」のみを起動するか「ストリーミング機能とリモート操作機能」を共に起動するかを選択して設定することができる。
そして、ユーザが、ストリーミング機能選択ボタン4011を押下し、OKボタン4013で確定すると、その後、ストリーミングに関する詳細設定をウィザード形式で設定することができる。
ストリーミングに関する詳細設定として、例えば、RTP/UDPやRTSPなどの通信プロトコルの選択、ストリーミング配信先のIPアドレスおよびポート番号の選択、H.264やH.265などの映像フォーマットの選択、映像の解像度の選択、音声チャネル数の選択、FEC(Forward Error Correction)のポートおよびインターバルの選択、などが挙げられる。
ユーザがストリーミングに関する詳細設定を行って機能設定を確定すると、接続選択画面4020に進む。図4(B)は、表示部2007に表示される接続選択画面4020を示している。
接続選択画面4020は、撮像装置2000が接続可能な通信インターフェースを表示しており、Wi−Fi選択ボタン4021とEthernet選択ボタン4022を選択することで、通信接続に用いる通信インターフェースを選択することができる。また、接続選択画面4020には、選択を確定するためのOKボタン4023、選択のキャンセルするためのキャンセルボタン4024が表示されている。
ここでは、Wi−Fi選択ボタン4021を選択した場合を仮定して後続の処理を説明するが、Ethernet選択ボタン4022を選択した場合でも、通信インターフェースが違うのみであり、同様の処理を行う。
ユーザが、操作部2005を操作して、Wi−Fi選択ボタン4021を選択してOKボタン4023を押下すると、その後、Wi−Fi接続に関する詳細設定をウィザード形式で設定することができる。本実施形態は、Wi−Fi接続の詳細な接続設定には依存しないため、詳細設定の説明を省略する。
ユーザが通信インターフェースに関する詳細設定を行って接続設定を確定すると、SET(機能+接続)選択画面4030に進む。図4(C)は、SET(機能+接続)選択画面4030を示している。
SET(機能+接続)選択画面4030では、先に確定した機能設定と接続設定のペアを選択し、接続先の外部装置に提供する機能のSETを作成することができる。
SET(機能+接続)選択画面4030には、一例として、Wi−Fiインターフェースでストリーミング配信を行うSET1ボタン4031と、Wi−Fiインターフェースでストリーミング配信およびリモート操作を同時起動するSET2ボタン4032がすでに作成されている。
また、SET(機能+接続)選択画面4030には、選択項目を選択した際に確定を行うためのOKボタン4033および選択のキャンセルを行うためのキャンセルボタン4034が表示されている。
ここで、ユーザが操作部2005を操作して、SET1ボタン4031を選択してOKボタン4033を押下すると、その後、制御部2001は、図5(A)のS501からS505までの通信制御シーケンスを実行する。
図5は、外部機器との通信接続、ストリーミングの配信開始処理の一例を示すフローチャートである。図5(A)の処理の一部を、図5(B)を用いて詳述する。
まずS501において、制御部2001は、通信制御部2008を介して「デバイスディスカバリとコントロール」により、ネットワーク上の他の機器を発見する。
次に、S502において、制御部2001は、通信制御部2008を介して相手機器であるアクセスポイント5000を発見すると、S503においてアクセスポイント5000が形成するネットワークに接続する。
そして次に、S504において、制御部2001は、カメラ信号処理部2015からの映像データとマイクからの音声データを符号・復号処理部2016において復号化し、ストリーミングに用いるTSパケット(Transport Stream Packet)を作成する処理を開始する。さらに、制御部2001は、通信制御部2008を介して、ストリーミングに必要なUDP等の通信サービスの起動を行う。
ストリーミング配信の開始シーケンスは上述した通りであるが、リモート操作も起動させる場合は、S504において、リモート操作のための通信サービス開始処理を行うことが可能である。
次に、S505において、制御部2001は、後述する配信初期設定処理を行い、符号・復号処理部2016で生成されたTSパケットを送信するか否かを決定する。
(配信初期値設定処理のシーケンス)
図5(B)を用いて配信初期設定処理を説明する。
まず、制御部2001は、S5051において、起動する機能がストリーミング配信のみか、ストリーミング配信とリモート操作であるかを確認する。
S5052において、起動する機能がストリーミング配信のみである場合はS5053に進み、起動する機能がストリーミング配信とリモート操作である場合にはS5054に進む。
S5053において、制御部2001は、ストリーミングの配信初期設定をONに設定し、TSパケットの送信を許可し、ストリーミングを開始する。S5054において、制御部2001は、ストリーミングの配信初期設定をOFFに設定し、TSパケットの送信を不許可とする。
図5の制御シーケンスに沿って処理が実行された結果、表示部2007に表示される表示は、図4(D)に示すネットワークの設定画面4040となる。上記処理が実行されるまではグレーアウト表示とし、操作無効状態となっていたストリーミング配信の選択ボタン4042は、S5053およびS5054で決定されたストリーミングの配信初期設定に設定され、操作可能な状態に有効化される。
また、有効化された選択ボタンの操作、または後述するIP映像受信端末4000によりストリーミング配信のON/OFFの操作が実行された場合には、制御部2001は、ストリーミング配信状態の設定をその操作に応じて変更し、TSパケットの送信/停止を制御することができる。
以上の制御により、ストリーミングとリモート操作が共に起動するように設定されている場合は、それぞれの機能の起動とともにストリーミング配信が開始されないように初期設定する。この設定の場合、ユーザがリモート操作により撮像装置2000のカメラセッティングを行ってからストーリング配信を開始するケースが想定されるため、即座にストリーミング配信を開始せず、ユーザ操作によりストリーミングが開始されるようにしている。
なお、IP映像受信端末4000は、上述したストリーミング配信を開始するシーケンスの前後の何れかにおいて、アクセスポイント5000が形成したネットワークに接続し、IP映像受信機能を開始して撮像装置2000からのTSパケットを受信することでストリーミング映像を再生することができる。
また、撮像装置2000が通信プロトコルにRTSPを設定している場合は、IP映像受信端末4000がRTSPで映像配信をリクエストするメッセージを送信することで、撮像装置2000に対してストリーミング配信のON/OFF(オン/オフ)を遠隔操作できる。
(ストリーミングとリモート操作の同時起動時の撮像装置2000の制御シーケンス)
次に、ストリーミング配信とリモート操作の機能を同時に起動する場合に着目して、その場合の制御シーケンスを詳細に説明する。
制御部2001は、上述したように、S501からS503の処理を実行し、アクセスポイント5000が形成したネットワークに接続する。次に、S504において、制御部2001は、カメラ信号処理部からの映像データとマイクからの音声データを符号・復号処理部2016で復号化してTSパケットを作成する処理を開始する。そして、制御部2001は、通信制御部2008を介して、ストリーミングに必要なUDP等の通信サービスの起動を行う。
さらに、制御部2001は、S504において、リモート操作のためにHTTPサーバのサービス起動を行う。そして、制御部2001は、S505の配信初期設定処理のシーケンスを実行して、ストリーミングの配信初期設定をOFFに設定する。つまり、TSパケットの送信を停止するように一旦設定する。
その結果、ネットワークの設定画面4040のストリーミング配信の選択ボタン4042は、グレーアウトされていた状態から操作可能な状態に有効化され、ストリーミングの配信初期設定を参照してOFF状態となる。
なお、上述したように、ユーザ操作によりストリーミング配信のON/OFFの設定が変更された場合、制御部2001は、それに合わせてストリーミング配信状態の設定を変更し、TSパケットの送信/停止を制御する。
また、選択画面4010でストリーミング配信とリモート操作の同時起動を設定した場合は、その後のウィザードで設定される機能の詳細設定において、RTSPを通信プロトコルとして選択できないようにする。つまり、ストリーミングが配信される外部機器からの制御に用いられる通信プロトコルが設定不可にする。
こうすることで、IP映像受信端末4000からのRTSPリクエストメッセージは受信されないため、リモート操作端末3000からのストリーミング配信のON/OFF操作と競合することを回避できる。なお、この場合は、後述するストリーム設定ボタン7011の状態決定処理の処理は不要となる。
さらに、制御部2001は、リモート操作端末3000から、ネットワーク経由で、カメラ操作等に関するリモート操作のリクエストやカメラ状態情報を提供するリクエストを受け取り、それらに対応するレスポンスを返すことができる。
また、詳細は後述するが、このカメラ状態情報に、ウィザードで設定された機能設定における通信プロトコルの選択状態が含まれていてもよい。または、リモート操作端末3000に提供される操作用のブラウザの内容を、ウィザードで設定された機能設定における通信プロトコルの選択状態に応じて変更することで、リモート操作端末3000側のストリーム設定ボタン7011の状態をRTSP選択時でのコマンド競合を発生しないようすることが可能となる。
(リモート操作端末3000の制御シーケンス)
図6は、リモート操作端末の、撮像装置との通信接続、リモート操作の開始処理の一例を示すフローチャートである。図6(A)の処理の一部を、図6(B)を用いて詳述する。
撮像装置2000は、上記のストリーミング開始時の処理を実行する前後の何れかにおいて、リモート操作端末3000は、図6のS601からS603の処理を実行する。さらに、リモート操作端末でWebブラウザを起動してS604からS605の処理を実行する。
まず、S601において、制御部3001は、通信制御部3008を介してネットワーク上の他の機器を発見する。次に、S602において、制御部3001は、通信制御部3008を介して相手機器であるアクセスポイント5000を発見すると、S603においてアクセスポイント5000が形成したネットワークに接続する。
そして、リモート操作端末3000が、撮像装置2000をリモート操作するシーケンスについて説明する。ここでは、リモート操作端末3000による撮像装置2000のリモート操作として、WebAPIを使用したWebブラウザによるリモート操作を例示して説明する。
リモート操作端末3000は、図7に示すように、Webブラウザを起動して撮像装置のIPアドレスおよびポート番号に対応するURLを入力する。撮像装置2000は、入力されたURLに沿ってページデータを返す。リモート操作端末3000に表示されたWebブラウザ7010は、ストリーム設定ボタン7011を含んでおり、撮像装置2000のストリーミング配信の送信/停止状態を表示する。
また、ストリーム設定ボタン7011をグレーアウト表示することで、設定ボタンが無効状態であることを表示でき、S604において、S6041からS6044の処理に従って、ストリーム設定ボタン7011の状態決定を行う。この場合、撮像装置2000の処理は、リモート操作端末3000においてストリーミング配信に関する設定が無効化されるように、リモート操作端末3000に通知することで実行されてもよい。
(ストリーム設定ボタン7011の状態決定処理)
まず、制御部3001は、S6041において、撮像装置2000からIP映像受信端末4000へのストリーミングが、IP映像受信端末4000によって制御することが可能であるかを確認する。例えば、ウィザードで設定されるストリーミング機能の詳細設定において、RTSPが通信プロトコルとして設定されているかを確認する。
具体的には、リモート操作端末3000が、WebAPIにより、撮像装置2000に対してカメラ状態情報のリクエストを発行し、そのレスポンスに応じて、ストリーミング機能の起動状態と、ストリーミングの詳細設定で選択されたプロトコルを参照することで実現する。
S6042において、IP映像受信端末4000によってストリーミング配信の制御が可能な(例えばRTSPが通信プロトコルとして設定されている)場合、またはストリーム配信自体が行われていない場合はS6043に進み、そうではない場合(例えばRTP/UDPによる配信が行われている)場合はS6044に進む。
S6043において、制御部3001は、ストリーム設定ボタン7011をグレーアウト表示に設定する。また、S6044において、制御部3001は、ストリーミング配信初期設定を有効表示に設定し、設定変更を許可する。
S6041からS6044の処理を実行することにより、リモート操作端末3000からの操作がIP映像受信端末4000からのストリーミング配信の操作と競合することを回避することが可能となる。
そして、S605において、Webブラウザー画面7010のように全ボタンの描画を行う。
ストリーム設定ボタン7011が有効化されている状態において、ユーザが操作部3005を指示してストリーム設定ボタン7021への設定変更を行うと、WebAPIによりストリーム配信のON/OFF変更のリクエストを送信する。同様に、WebAPIによりカメラ状態取得リクエストのレスポンスを参照することで設定変更の表示を更新する。
以上の処理を実行することで、ストリーミング配信のON/OFF操作を行い、かつ、RTSPを使用した場合等に発行される、IP映像受信端末4000からのストリーミング配信のON/OFF操作との競合を回避することが可能となる。
上述の方式では、Webブラウザ側が判断する方式であるが、リモート操作端末3000が要求したウェブページデータリクエストに対して、撮像装置2000が上述の条件を判断してウェブページデータを変更して提供することで実現することも可能である。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、アクセスポイント5000を中継したネットワーク構成を例示して説明したが、他のIPネットワークを経由しても良いし、接続形態もEthernet、Wi−Fi、その他通信方式に依存しない。
2000 撮像装置
2001 制御部
2005 操作部
2006 表示制御部
2008 通信制御部
2014 撮像素子
3000 リモート操作端末
4000 IP映像受信端末

Claims (8)

  1. 撮像装置であって、
    動画像を撮影可能な撮像手段と、
    通信手段と、
    前記通信手段を介して外部機器から受信した遠隔操作信号に応じて前記撮像装置を操作する遠隔操作機能と、前記通信手段を介して外部機器に動画像をストリーミング配信する動画配信機能に関する設定を行う設定手段と、
    制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記設定手段により遠隔操作機能と動画配信機能が共に起動されるように設定されている場合、動画配信機能の初期設定としてストリーミング配信がオフに設定されるように制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記初期設定により、前記動画配信機能が起動された後、前記設定手段によりストリーミング配信がオンに設定されるまでストリーミング配信が開始されないことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. ユーザ操作を受け付ける操作インターフェイスを表示する表示手段を備え、
    前記表示手段は、前記初期設定の後に、前記ストリーミング配信をオンに切り替え可能な状態で前記操作インターフェイスを表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記設定手段は、遠隔操作機能と動画配信機能が共に起動されるように設定されている場合、前記遠隔操作機能に用いる通信プロトコルとして、前記ストリーミング配信される外部機器からの制御に用いられる通信プロトコルが設定不可であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記通信プロトコルは、RTSP(Real Time Streaming Protocol)であることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、遠隔操作機能と動画配信機能が共に起動されるように設定されている場合、前記遠隔操作信号により前記撮像装置を遠隔操作する外部機器に、ストリーミング配信に関する設定を無効化されるように通知することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 動画像を撮影可能な撮像手段と、
    通信手段と、
    前記通信手段を介して外部機器から受信した遠隔操作信号に応じて撮像装置を操作する遠隔操作機能と、前記通信手段を介して外部機器に動画像をストリーミング配信する動画配信機能に関する設定を行う設定手段と、
    制御手段と、を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記設定手段により遠隔操作機能と動画配信機能が共に起動されるように設定されている場合、動画配信機能の初期設定としてストリーミング配信がオフに設定されるように制御することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  8. 撮像装置と、
    前記撮像装置を遠隔操作する第1の外部機器と、
    前記撮像装置から動画像をストリーミング配信される第2の外部機器と、を含む動画配信システムであって、
    前記撮像装置は
    動画像を撮影可能な撮像手段と、
    通信手段と、
    前記通信手段を介して前記第1の外部機器から受信した遠隔操作信号に応じて前記撮像装置を操作する遠隔操作機能と、前記通信手段を介して前記第2の外部機器に動画像をストリーミング配信する動画配信機能に関する設定を行う設定手段と、
    制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記設定手段により遠隔操作機能と動画配信機能が共に起動されるように設定されている場合、動画配信機能の初期設定としてストリーミング配信がオフに設定されるように制御することを特徴とする動画配信システム。
JP2019034285A 2019-02-27 2019-02-27 動画配信機能を有する撮像装置 Active JP7277173B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019034285A JP7277173B2 (ja) 2019-02-27 2019-02-27 動画配信機能を有する撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019034285A JP7277173B2 (ja) 2019-02-27 2019-02-27 動画配信機能を有する撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020141200A true JP2020141200A (ja) 2020-09-03
JP7277173B2 JP7277173B2 (ja) 2023-05-18

Family

ID=72265220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019034285A Active JP7277173B2 (ja) 2019-02-27 2019-02-27 動画配信機能を有する撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7277173B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10136246A (ja) * 1996-10-25 1998-05-22 Canon Inc カメラ制御システム、及び該システムにおけるカメラ管理装置及び方法、及びカメラ操作装置及び方法、及び記憶媒体
JP2000197031A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Canon Inc 撮像サ―バ及びクライアント及び制御方法及びシステム及び記憶媒体
JP2004200823A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Hitachi Ltd 撮像装置、記録装置および再生装置
JP2012010028A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Canon Inc 送信装置、送信方法、プログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10136246A (ja) * 1996-10-25 1998-05-22 Canon Inc カメラ制御システム、及び該システムにおけるカメラ管理装置及び方法、及びカメラ操作装置及び方法、及び記憶媒体
JP2000197031A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Canon Inc 撮像サ―バ及びクライアント及び制御方法及びシステム及び記憶媒体
JP2004200823A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Hitachi Ltd 撮像装置、記録装置および再生装置
JP2012010028A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Canon Inc 送信装置、送信方法、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7277173B2 (ja) 2023-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9024995B2 (en) Video calling using a remote camera device to stream video to a local endpoint host acting as a proxy
WO2013132828A1 (ja) 通信システムおよび中継装置
CN108293104B (zh) 信息处理系统、无线终端和信息处理方法
JP2008211507A (ja) 無線通信システム、出力装置、入力装置、および無線通信方法
JP6378606B2 (ja) 通信装置、その制御方法、およびプログラム
JP6179179B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP6173085B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
EP2696591B1 (en) Video calling using a remote camera device to stream video to a local endpoint host acting as a proxy
JP2015095686A (ja) 撮像装置、撮像システム、撮像装置の制御方法、撮像システムの制御方法、及びプログラム
EP2741490B1 (en) Information processing apparatus and control methods for the same
JP2021111943A (ja) 画像処理装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
US9648276B2 (en) Transmission management apparatus, transmission system, transmission management method and recording medium
JP6360300B2 (ja) 通信装置、撮像装置およびそれらの制御方法、並びにプログラム
JP6467395B2 (ja) 画像送信装置、画像受信装置、それらの制御方法および画像通信システム
JP2008109364A (ja) カメラサーバシステム、データの処理方法、およびカメラサーバ
JP7277173B2 (ja) 動画配信機能を有する撮像装置
JP6257197B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP4692138B2 (ja) 携帯端末からのパン&チルト機能搭載型ネットワークカメラ画像の閲覧方法及びパン&チルト機能搭載型ネットワークカメラ
JP5239826B2 (ja) 画像配信装置、画像配信システム、画像配信方法、およびプログラム
JP6587722B2 (ja) 通信装置、その制御方法、およびプログラム
US20200036763A1 (en) Information processing apparatus and control method
WO2020129696A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および、情報処理システム
US20150373073A1 (en) Image pickup apparatus, control method and recording medium
JP6214221B2 (ja) 撮像装置、クライアント装置、撮像システム、撮像装置の制御方法、クライアント装置の制御方法、および撮像システムの制御方法
JP6766392B2 (ja) 情報処理システム、情報処理端末、その制御方法および制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230508

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7277173

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151