JP2020141185A - アンテナ装置 - Google Patents

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昌洋 田中
Masahiro Tanaka
昌洋 田中
真規 塚本
Masaki Tsukamoto
真規 塚本
貴博 佐原
Takahiro Sawara
貴博 佐原
威 山保
Takeshi Sanbo
威 山保
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Toyota Motor Corp
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Yokowo Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】取付位置の形状に応じてアンテナ指向性を容易に好適化することが可能なアンテナ装置を提供すること。【解決手段】アンテナ装置は、複数の締結部を介して車両に締結されるアンテナ装置であって、複数の締結部に含まれる第1の締結部を導通した状態と、第1の締結部を導通していない状態とにより、アンテナ指向性を制御するようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ装置に関する。
下記特許文献1には、車両ルーフに取り付けられるアンテナ装置に関し、小型低背であっても、浮遊容量を低減させるとともに他のメディア用のアンテナを支障なく混載できるようにするための技術が開示されている。
特開2018−137824号公報
ところで、従来技術では、アンテナ装置の取付位置の形状が異なると、アンテナ指向性が変化してしまい、アンテナ指向性を好適化するためには、アンテナ装置のコンポーネントを新たに設計し直す必要がある。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するため、取付位置の形状に応じてアンテナ指向性を容易に好適化することが可能なアンテナ装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様のアンテナ装置は、複数の締結部を介して車両に締結されるアンテナ装置であって、複数の締結部に含まれる第1の締結部を導通した状態と、第1の締結部を導通していない状態とにより、アンテナ指向性を制御するようにした。
取付位置の形状に応じてアンテナ指向性を容易に好適化することが可能なアンテナ装置を提供することができる。
実施形態に係るアンテナ装置の側面図である。 実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態のアンテナ装置について説明する。
(アンテナ装置10の概要)
図1は、実施形態に係るアンテナ装置10の側面図である。図1(a)は、アンテナ装置10の第1の取付例を示す。図1(b)は、アンテナ装置10の第2の取付例を示す。図1に示すように、アンテナ装置10は、車両のルーフ20に取り付けられる薄型且つ流線型のアンテナ装置である。アンテナ装置10は、ベース部11、カバー12、締結部13A,13B、ナット14A,14B、アンテナ16、接続部17、および同軸ケーブル18を備えている。なお、図1において、アンテナ16の構成を模式的に表している。
ベース部11は、導電性を有する素材(例えば、金属素材)から形成される、概ね平板状の部材である。ベース部11の上面には、アンテナ装置10の各構成部品(例えば、アンテナ16、増幅回路等)が実装される。ベース部11は、その底面部分において、金属製のルーフ20の上面に取り付けられる。これにより、ベース部11は、ルーフ20と同電位となり、アンテナ装置10のグランドとして機能する。
カバー12は、下部が開口した中空の部材である。カバー12は、電波透過性を有する素材(例えば、樹脂素材)が用いられて形成される、カバー12は、ベース部11の上部を覆うように、ベース部11の上面に取り付けられる。これにより、カバー12は、ベース部11との間に、ベース部11の上面に実装された各構成部品を収容するための、収容空間を形成する。
締結部13A,13Bは、ベース部11を車両のルーフ20に締結するために、ベース部11の底面から下方に突出して設けられている。締結部13A,13Bは、ボルト形状を有しており、ルーフ20の開口部を貫通した状態で、ナット14A,14Bが螺合されることにより、ベース部11をルーフ20に締結することができる。なお、締結部13A,13Bおよびナット14A,14Bには、導電性素材(例えば、金属素材)が用いられる。
アンテナ16は、アンテナ装置10の使用目的に応じた特定の周波数の電波を送受信するために設けられる。アンテナ16としては、例えば、AM/FMアンテナ、SDARS(Satellite Digital Audio Radio Service)アンテナ、LTE(Long Term Evolution)アンテナ、GPS(Global positioning system)アンテナ、電話用アンテナ、DSRC(Dedicated Short Range Communication)アンテナ、地上デジタルテレビ放送用アンテナ等が挙げられる。
図1に示す例では、アンテナ16の一例として、給電点16aに対して2本の放射素子16b,16cを対象に設けた構成の、ダイポールアンテナを用いている。図1に示す例では、便宜上、放射素子16b,16cを直線状で示しているが、放射素子16b,16cの形状は、如何なる形状(例えば、複数回折れ曲がった形状、平板状等)であってもよい。また、アンテナ装置10は、一つのアンテナ16を備えてもよく、複数のアンテナ16を備えてもよい。
接続部17は、アンテナ16が備える放射素子の一部と、ベース部11とを電気的に接続する。接続部17としては、例えば、ケーブル、導電板等が用いられる。図1に示す例では、接続部17は、アンテナ16が備える放射素子16bと、ベース部11とを電気的に接続するようにしている。なお、接続部17は、アンテナ16が備える放射素子と一体的に形成されたものであってもよく、アンテナ16が備える放射素子と別に設けられたものであってもよい。
同軸ケーブル18は、アンテナ16の給電点16aに接続されている。同軸ケーブル18は、ベース部11の底面から外部に引き出されて、車両に搭載された通信モジュール(図示省略)と接続される。これにより、同軸ケーブル18は、アンテナ16と通信モジュールとの間で、信号を送受信することができる。
ここで、本実施形態のアンテナ装置10は、ルーフ20に取り付けられる際に、取付位置の形状に応じて、締結部13Aがルーフ20に導通した状態と、締結部13Aがルーフ20に導通していない状態とを選択的に用いることにより、アンテナ16の指向性を異ならせる(制御する)ことができる。
例えば、図1(a)に示すように、ナット14Aを締結部13Aに取り付ける際に、ナット14Aの締結面とルーフ20との間に、絶縁素材からなる絶縁部15を設けることにより、締結部13Aがルーフ20に導通しない状態(すなわち、締結部13Aがルーフ20に接地していない状態)とすることができる。
一方、図1(b)に示すように、ナット14Aを締結部13Aに取り付ける際に、ナット14Aの締結面とルーフ20との間に、絶縁部15を設けないことにより、締結部13Aがナット14Aを介してルーフ20に導通した状態(すなわち、締結部13Aがルーフ20に接地した状態)とすることができる。
図1に示すように、締結部13Aは、アンテナ装置10の内部において、ベース部11に接続されている。また、ベース部11における締結部13Aの近傍には、接続部17を介して、アンテナ16の放射素子16bが電気的に接続されている。このため、図1(b)に示すように、締結部13Aをルーフ20と導通させることにより、ベース部11における締結部13A近傍の電流量が増加し、ベース部11における電流分布が変化する。その結果、ベース部11に接続されている放射素子16bの電気長が変化し、アンテナ16の共振周波数帯が変化することとなる。
例えば、図1に示す例では、アンテナ16としてダイポールアンテナを用いており、接続部17により、アンテナ16の放射素子16bを、ベース部11における締結部13Aの近傍に接続している。この場合、図1(a)に示すように、締結部13Aをルーフ20と導通させないことにより、放射素子16bをグランドに接地していない状態にして、アンテナ16をそのままダイポールアンテナとして使用することができる。また、図1(b)に示すように、締結部13Aをルーフ20と導通させることにより、放射素子16bをグランドに接地した状態にして、アンテナ16をモノポールアンテナとして使用することができる。
なお、絶縁部15は、ナット14Aの締結面に予め形成されているもの(例えば、塗膜等)であってもよい。この場合、ナット14Aを締結部13Aに取り付ける際に、ナットの締結面から絶縁部15を除去することにより、締結部13Aを導通させることができる。また、絶縁部15は、ナット14Aとは別に設けられている部材(例えば、ワッシャ等)であってもよい。また、絶縁部15は、ルーフ20の表面において、ナット14Aが締結される部分に予め形成されているもの(例えば、塗膜等)であってもよい。
(実施例)
図2を参照して、実施形態に係るアンテナ装置10の一実施例を説明する。図2は、実施形態に係るアンテナ装置10のアンテナ特性の一例を示す図である。本実施例では、進行方向に対して下向きに26°傾斜したルーフ20に対して、実施形態に係るアンテナ装置10を設置した。そして、本実施例では、締結部13Aをルーフ20と導通させた状態と、締結部13Aをルーフ20と導通させない状態とのそれぞれについて、アンテナ16のアンテナ特性を測定した。
図2(a)は、実施形態に係るアンテナ装置10が備えるアンテナ16の方向による利得変化を示す図である。図2(a)において、実線は、締結部13Aをルーフ20と導通させた場合のアンテナ16の利得を示しており、点線は、締結部13Aをルーフ20と導通させない場合のアンテナ16の利得を示している。図2(a)に示すように、本実施形態のアンテナ装置10は、締結部13Aをルーフ20と導通させた場合、締結部13Bをルーフ20と導通させない場合と比較して、特定の方向(概ね、アンテナ装置10の前後方向に対応するX軸方向)における利得を高めることができることが確認された。
図2(b)は、実施形態に係るアンテナ装置10が備えるアンテナ16の周波数[MHz]と平均利得[dBi]との関係を示す図である。図2(b)において、実線は、締結部13Aをルーフ20と導通させた場合のアンテナ16の平均利得を示しており、点線は、締結部13Aをルーフ20と導通させない場合のアンテナ16の平均利得を示している。図2(b)に示すように、本実施形態のアンテナ装置10は、締結部13Aをルーフ20と導通させた場合、締結部13Bをルーフ20と導通させない場合と比較して、特定の周波数帯域(1700MHz近傍)における平均利得を高めることができることが確認された。
図2(a)および図2(b)に示す測定結果から、実施形態に係るアンテナ装置10は、締結部13Aをルーフ20と導通させた場合と、締結部13Aをルーフ20と導通させない場合とで、アンテナ16の指向性および利得を異ならせることができるものであることが確認された。
以上説明したように、本実施形態のアンテナ装置10は、締結部13A,13Bを介して車両に締結されるアンテナ装置であって、締結部13A(第1の締結部)に導通がある場合と、締結部13Aに導通が無い場合とで、アンテナ指向性を異ならせる(制御する)ことができる。これにより、本実施形態のアンテナ装置10は、取付位置の形状に応じて、締結部13Aの導通または非導通を選択することにより、アンテナ指向性を容易に好適化することができる。
特に、本実施形態のアンテナ装置10は、締結部13Aの締結面とルーフ20との間に絶縁部15を設けるか否かによって、締結部13Aを非導通状態または導通状態とすることができるため、より容易に、アンテナ指向性を好適化することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、アンテナ16としてダイポールアンテナを用いているが、これに限らず、その他のアンテナ(例えば、ループアンテナ、モノポールアンテナ、逆Fアンテナ等)を用いてもよい。
また、例えば、上記実施形態では、車両のルーフ20に取り付けられるアンテナ16を例示しているが、これに限らず、本発明のアンテナ装置は、車両のルーフ以外の部分に締結されるアンテナ装置にも適用可能である。
10 アンテナ装置
11 ベース部
12 カバー
13A 締結部(第1の締結部)
13B 締結部
14A,14B ナット
15 絶縁部
16 アンテナ
17 接続部
18 同軸ケーブル
20 ルーフ

Claims (1)

  1. 複数の締結部を介して車両に締結されるアンテナ装置であって、
    前記複数の締結部に含まれる第1の締結部を導通した状態と、前記第1の締結部を導通していない状態とにより、アンテナ指向性を制御するようにした
    アンテナ装置。
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