JP2020140217A - 偏光板保護フィルム及び偏光板 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、本発明に係る課題は、以下の手段により解決される。
前記偏光板保護フィルムがシクロオレフィン樹脂 、及び無機微粒子を含有し、かつ、
40℃・90%RHにおける透湿度が10〜300g/(m2・day)の範囲内であり、90℃での弾性率が1.9〜2.5GPaの範囲内であることを特徴とする偏光板保護フィルム。
前記偏光子の少なくとも一方の面に設けられた、第1項に記載の偏光板保護フィルムと、を備えることを特徴とする偏光板。
本発明の効果の発現機構ないし作用機構については、明確にはなっていないが、以下のように推察している。
偏光板保護フィルムの40℃・90%RHでの透湿度が10g/(m2・day)以上であるため、偏光子から水が抜けやすく、偏光子に含有されるヨウ素の結晶化を抑制して、偏光度の低下を抑制できたものと考えている。一方、偏光板保護フィルムの40℃・90%RHでの透湿度が300g/(m2・day)以下であるため、外部から偏光子への水分の侵入が妨げられ、ポリヨウ素やポリビニルアルコールの配向の緩和を抑制して、偏光度の低下を抑制できたものと考えている。
また、偏光板をカットした際に、偏光子の縁部には微細な亀裂が形成されるものと考えられ、偏光板保護フィルムの90℃での弾性率が1.9GPa以上であることで、加熱等による偏光子の伸縮力に偏光板保護フィルムが耐え、上記微細な亀裂が広がって偏光子にクラックが発生することを抑制できたものと考えている。一方、弾性率が2.5GPa以下であるため、偏光板保護フィルムが偏光子の伸縮に追従し、上記微細な亀裂が広がってクラックが発生することを抑制できたものと考えている。
したがって、偏光板保護フィルムの40℃・90%RHでの透湿度を10〜300g/(m2・day)の範囲内、90℃での弾性率を1.9〜2.5GPaの範囲内とすることによって、偏光子の劣化及びクラックの発生を抑制することができる。その結果、偏光板が長方形状以外の形状にカットされた場合における、温湿度環境変動に対する偏光子の耐久性を向上できるものと推察される。
また、偏光板保護フィルムが無機微粒子を含有する場合、偏光板保護フィルム表面に凹凸が形成されるため、温湿度環境変動による耐久試験において、偏光子と偏光板保護フィルムとの間に生じる収縮応力に不均一な部分が発生しやすくなる。これにより、従来の偏光板においては、収縮応力が部分的に高い箇所から偏光子と保護フィルムとが剥がれやすくなり、偏光子と保護フィルムの伸縮差によりクラックが生じてしまう場合があった。本発明ではこのような問題に対しても、偏光板保護フィルムの弾性率が上記範囲内となっていることで、当該クラックの発生を抑制することが可能である。
本発明においては、極性基を有するシクロオレフィン樹脂を含有することにより、偏光板保護フィルムをより薄膜化することができる。
また、本発明においては、無機微粒子を含有する。偏光板保護フィルムが無機微粒子を含有することでフィルム表面に微細な凹凸形状が形成された場合でも、温湿度環境変動に対する偏光子の十分な耐久性を維持することができる。
偏光板は、一般に、偏光子と、偏光子の両面にそれぞれ配置された光学フィルムと、を備える。偏光板は、自然光や偏光を直線偏光、円偏光、楕円偏光等の任意の偏光に変換する機能を有する。
なお、本発明の偏光板は、必要に応じてハードコート層その他の構成層を更に備えていても良い。
本発明の偏光板保護フィルムは、前記偏光板保護フィルムがシクロオレフィン樹脂 、及び無機微粒子を含有し、かつ、40℃・90%RHにおける透湿度が10〜3000g/(m2・day)の範囲内で、90℃での弾性率が1.9〜2.5GPaの範囲内である。
本発明の偏光板保護フィルムは、40℃・90%RHにおける透湿度が10〜3000g/(m2・day)の範囲内で、90℃での弾性率が1.9〜2.5GPaの範囲内である。
偏光板保護フィルムの弾性率は、当該偏光板保護フィルムの材料や、溶液流延法又は溶融流延法等によるフィルム製造時における流延したフィルムの乾燥速度を変更することにより、調整することができる。製膜時において溶剤が乾燥することにより収縮が発生し樹脂が配向するが、このとき、乾燥速度を速くすると乾燥収縮による配向が強くなり、弾性率を上昇させることができる。一方、乾燥速度を遅くすると、乾燥収縮による配向が弱くなり弾性率を低減させることができる。乾燥速度は、乾燥時の環境温度や、熱風の温度、風量等により制御することができる。
本発明における透湿度とは、JIS Z 0208記載の塩化カルシウム−カップ法に基づき、測定対象のフィルムを40℃・90%RHの条件下で24時間放置して測定した値である。
本発明における90℃での弾性率は、以下の測定方法に基づき得られた値である。
すなわち、本発明における90℃での弾性率(Pa)は、JIS K 7127に記載の方法に準じつつ、引っ張り試験器(株)オリエンテック製テンシロンRTA−100と、90℃に加熱した炉とを用い、90℃に加熱した炉内で引っ張り試験を行うことで得ることができる。
本発明の偏光板保護フィルムは、透湿度及び弾性率が上記範囲内となるシクロオレフィン樹脂を用いて構成する。
以下、本発明の偏光板保護フィルムに含有され得る材料について説明する。
本発明に係るシクロオレフィン樹脂としては、例えば、下記式で表される(共)重合体が挙げられる。
これらの中でも、アルコキシカルボニル基が好ましく、メトキシカルボニル基がより好ましい。
炭素原子数1〜30の炭化水素基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基;ビニル基、アリル基、プロペニル基等のアルケニル基;フェニル基、ビフェニル基、ナフチル基、アントラセニル基等の芳香族基等が挙げられる。これらの炭化水素基は置換されていても良く、置換基としては例えばフッ素原子、塩素原子及び臭素原子等のハロゲン原子、フェニルスルホニル基等が挙げられる。
シクロオレフィンの炭素原子数としては、4〜20の範囲内が好ましく、更に好ましくは5〜12の範囲内である。
本発明において、シクロオレフィン樹脂は1種単独で、又は2種以上を併用することができる。
本発明の偏光板保護フィルムには、セルロースエステル樹脂が含有されていても良い。本発明の偏光板保護フィルムに用いられるセルロースエステル樹脂としては、特に限定されないが、エステル基が炭素原子数2〜22程度の直鎖又は分岐のカルボン酸エステルであることが好ましく、これらのカルボン酸は環を形成しても良く、芳香族カルボン酸のエステルでも良い。なお、これらのカルボン酸は置換基を有していても良い。セルロースエステルとしては、特に炭素原子数が6以下の低級脂肪酸エステルであることが好ましい。
カラム: Shodex K806、K805、K803G(昭和電工(株)製を3本接続して使用した。)
カラム温度:25℃
試料濃度: 0.1質量%
検出器: RI Model 504(GLサイエンス社製)
ポンプ: L6000((株)日立製作所製)
流量: 1.0mL/min
校正曲線: 標準ポリスチレンSTK standard ポリスチレン(東ソー(株)製)Mw=500〜2800000の範囲内の13サンプルによる校正曲線を使用した。13サンプルは、ほぼ等間隔に用いることが好ましい。
芳香族アシル基は、エステル結合部と直接結合しても、連結基を介して結合しても良いが、直接結合していることが好ましい。ここでいう連結基とは、アルキレン基、アルケニレン基又はアルキニレン基を表し、連結基は置換基を有していても良い。連結基として好ましくは、炭素原子数が1〜10のアルキレン基、アルケニレン基及びアルキニレン基であり、より好ましくは炭素原子数が1〜6のアルキレン基及びアルケニレン基であり、最も好ましくは炭素原子数が1〜4のアルキレン基及びアルケニレン基である。
本発明における脂肪族アシル基は、直鎖状、分岐状又は環状構造の脂肪族アシル基のいずれであっても良く、また、不飽和結合を含む脂肪族アシル基であっても良い。好ましくは炭素原子数2〜20、より好ましくは炭素原子数2〜10、より好ましくは炭素原子数2〜4の脂肪族アシル基である。
本発明の偏光板保護フィルムには、本発明の効果を損なわない範囲内で各種添加剤が含有されていても良い。添加剤としては、例えば、無機微粒子、可塑剤、紫外線吸収剤等が挙げられるが、これらに限られるものではない。
本発明の偏光板保護フィルムは、フィルムの搬送性の観点から、無機微粒子を含有する。無機微粒子が含有されていることで、偏光板保護フィルムの表面が凸凹状になるため、当該偏光板保護フィルムを搬送しやすくなる。無機微粒子としてはシリカ微粒子が好ましい。
また、本発明に係る無機微粒子の平均粒径としては、5〜500nmであることが好ましい。これは平均粒径が大きすぎると光の散乱が大きくなり、透過率が低下するためである。
本発明に係る偏光板保護フィルムには、組成物の流動性や柔軟性を向上するために、可塑剤を含有させることも可能である。可塑剤としては、例えば、フタル酸エステル系、脂肪酸エステル系、トリメリット酸エステル系、リン酸エステル系、ポリエステル系、エポキシ系、ピロメリット酸系、又は多価アルコールエステル系、グリコレート系、クエン酸エステル系、カルボン酸エステル系、バルビツール酸系等が挙げられる。
本発明に係る偏光板保護フィルムには、紫外線吸収剤を含有させることも好ましい。これにより偏光板保護フィルム及びそれを備えた偏光板の耐光性を向上させることができる。
本発明の偏光板保護フィルムには、本発明の効果を損なわない範囲で、例えば特開平9−221577号公報、特開平10−287732号公報、特開2014−159082号公報に記載されている、特定の炭化水素系樹脂、又は公知の熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、ゴム質重合体、有機微粒子等を含有させても良く、特定の波長分散剤、界面活性剤、分散剤、糖エステル化合物、剥離促進剤、ゴム粒子等の添加剤を含んでも良い。更に、本発明に係る偏光板保護フィルムには、成形加工時の熱分解性や熱着色性を改良するために各種の酸化防止剤を添加することもできる。また、帯電防止剤を加えて、偏光板保護フィルムに帯電防止性能を付与することも可能である。
本発明の偏光板保護フィルムの製造方法の例を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。偏光板保護フィルムの製造方法としては、例えば、インフレーション法、T−ダイ法、カレンダー法、切削法、流延法、エマルジョン法、ホットプレス法等の製造法が使用できるが、着色抑制、異物欠点の抑制、ダイライン等の光学欠点の抑制等の観点から流延法による溶液製膜が好ましい。
流延工程に含まれる蒸発抑制工程について説明する。蒸発抑制工程は、流延直後における流延膜表面からの溶媒の蒸発を抑制する工程である。
(式中、Mは『流延膜の加熱処理前の質量−流延膜の加熱処理後の質量』を表し、Nは『流延前のドープの加熱処理前の質量−流延前のドープの加熱処理後の質量』を表す。当該流延膜は、支持体上の任意の点において採取する。ドープは、支持体上に流延した直後のドープを採取することが好ましい。加熱処理とは、115℃で1時間加熱する処理をいう。)
流延工程に含まれる乾燥工程について説明する。乾燥工程は、蒸発抑制工程を経た流延膜に乾燥風を吹き付けることにより、支持体から軟膜として流延膜を剥離可能な程度にまで乾燥させる工程である。この乾燥工程において、上記したとおりフィルムの乾燥速度を調整することにより、製造される偏光板保護フィルムの90℃での弾性率を調整することが可能である。
(ドープの調製工程)
ドープの調製工程について説明する。ドープの調製工程は、流延工程において流延ダイから支持体上に流延されるドープを調製する工程である。ドープの調製方法としては特に限定されず、例えば、溶解釜を使用して、上記した溶媒に樹脂を投入して調製することができる。ドープ中の樹脂の含有量としては、例えば固形分濃度として15〜30質量%である。樹脂の含有量が固形分濃度として15質量%未満の場合、支持体上で充分な乾燥ができず、剥離時に流延膜の一部が支持体上に残り、支持体が汚染される傾向がある。一方、30質量%を超える場合、ドープの粘度が高くなり、ドープの調製工程においてフィルター詰まりを生じたり、支持体上への流延時に圧力が高くなり過ぎて流延ダイより押し出せなくなったりする傾向がある。
剥離工程について説明する。剥離工程は、乾燥工程を経て軟膜を形成した流延膜を剥離ロールにより支持体から剥離する工程である。剥離された軟膜は、第二乾燥工程、延伸工程及び熱処理工程等の工程に送られ、その後、巻取工程により巻き取られて偏光板保護フィルムが製造される。
第二乾燥工程、延伸工程、熱処理工程、巻取工程について説明する。これらの工程は、剥離された流延膜を内部に複数配置されたローラーで交互に搬送する乾燥装置、及び、ピンで流延膜の両端を保持して搬送するピンテンター延伸装置の少なくとも一方を用いて、乾燥、延伸、熱処理を施し偏光板保護フィルムを作製するとともに、得られた偏光板保護フィルムを巻き取る工程である。装置の構成によってはこれらのうち複数の工程が同時に行われることがある。なお、上記した流延工程においても乾燥工程を有していることから、当該乾燥工程と区別する目的で、剥離した軟膜に対して行う乾燥工程を第二乾燥工程と呼んでいる。
本発明の偏光板は、一般的な方法で製造することができる。
例えば、本発明の偏光板保護フィルムの偏光子側をアルカリケン化処理し、ヨウ素溶液中に浸漬延伸して作製した偏光子の少なくとも一方の面に、完全ケン化型のポリビニルアルコール水溶液(水糊)を用いて貼り合わせる。また、同様にしてアルカリケン化処理した光学フィルムを、偏光子のもう一方の面に水糊を用いて貼り合わせる。ここで用いる光学フィルムとしては、本発明の偏光板保護フィルムであっても良いし、従来公知の位相差フィルム又は偏光板保護フィルムであっても良い。なお、本発明の偏光板保護フィルム及び光学フィルムに対しては、ケン化処理前に、コロナ放電処理をしておくことが好ましい。
《偏光板101の作製》
(1)第1の偏光板保護フィルムの作製
<主ドープの調製>
下記組成の主ドープを調製した。まず、加圧溶解タンクにジクロロメタンとエタノールを添加した。ジクロロメタンとエタノールの混合溶液の入った加圧溶解タンクにシクロオレフィン樹脂1を撹拌しながら投入した。これを加熱し、撹拌しながら、完全に溶解した。これを安積濾紙(株)製の安積濾紙No.244を使用してろ過し、主ドープを調製した。シクロオレフィン樹脂1としては、JSR(株)製、ARTON G7810を用いた。当該シクロオレフィン樹脂1は、ガラス転移温度が178℃のアルコキシカルボニル基を有する樹脂である。
シクロオレフィン樹脂1(ARTON G7810、JSR(株)製) 100質量部
ジクロロメタン(SP値:20) 200質量部
エタノール(SP値:26) 10質量部
以上のようにして、偏光板101の第1の偏光板保護フィルムを作製した。
上記第1の偏光板保護フィルムの作製において、流延したフィルムを乾燥させるときの乾燥条件を、50℃10%RHの乾燥風を静圧で1000Paの条件で吹き付けるように変更した以外は同様にして、第2の偏光板保護フィルムを作製した。
厚さ120μmのポリビニルアルコールフィルムを、一軸延伸(温度110℃、延伸倍率5倍)した。
これをヨウ素0.075g、ヨウ化カリウム5g、水100gからなる水溶液に60秒間浸漬し、次いでヨウ化カリウム6g、ホウ酸7.5g、水100gからなる68℃の水溶液に浸漬した。これを水洗・乾燥し、厚さ7μmの偏光子を得た。
工程2:偏光子を固形分2質量%のポリビニルアルコール接着剤槽中に1〜2秒間浸漬した。
工程3:工程2で偏光子に付着した過剰の接着剤を軽く拭き除き、偏光子の一方の面が工程1で処理した第1の偏光板保護フィルムに対向するように、偏光子を第1の偏光板保護フィルムの上に載せて配置した。
工程4:工程3で積層した偏光子及び第1の偏光板保護フィルムに、当該偏光子の他方の面に対向するように、第2の偏光板保護フィルムを圧力20〜30N/cm2、搬送スピード約2m/分で貼合した。
工程5:80℃の乾燥機中で工程4で作製した偏光子、第1及び第2の偏光板保護フィルムの積層体を2分間乾燥し、これを偏光板101とした。
上記偏光板101の作製において、第1の偏光板保護フィルムの透湿度が表1に記載の値となるように、第1の偏光板保護フィルムの厚さを表1に記載の値に変更した以外は同様にして、偏光板102〜105、108を作製した。
上記偏光板101の作製において、第1の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板106を作製した。
下記組成の主ドープを調製した。まず、加圧溶解タンクにジクロロメタンとエタノールを添加した。ジクロロメタンとエタノールの混合溶液の入った加圧溶解タンクにセルロースエステル樹脂1(下記セルロースアセテートプロピオネート)と可塑剤としてのトリフェニルホスフェートとを撹拌しながら投入した。これを加熱し、撹拌しながら、完全に溶解した。これを安積濾紙(株)製の安積濾紙No.244を使用してろ過し、主ドープを調製した。
セルロースアセテートプロピオネート(アシル基総置換度2.75、アセチル基置換度0.19、プロピオニル基置換度2.56、Mw=200000) 100質量部
トリフェニルホスフェート(可塑剤) 8質量部
ジクロロメタン(溶媒) 418質量部
エタノール(溶媒) 23質量部
以上のようにして、偏光板106の第1の偏光板保護フィルムを作製した。
上記偏光板106の作製において、第1の偏光板保護フィルムの透湿度が表1に記載の値となるように、第1の偏光板保護フィルムの厚さを表1に記載の値に変更した以外は同様にして、偏光板107を作製した。
上記偏光板104の作製において、第1の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板109を作製した。
すなわち、偏光板104の第1の偏光板保護フィルムの作製において、流延したフィルムを乾燥させるときの乾燥条件を、50℃10%RHの乾燥風を静圧で1000Paの条件で吹き付けるように変更した以外は同様にして、偏光板109の第1の偏光板保護フィルムを作製した。
上記偏光板104の作製において、第1の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板110を作製した。
すなわち、偏光板104の第1の偏光板保護フィルムの作製において、流延したフィルムを乾燥させるときの乾燥条件を、50℃10%RHの乾燥風を静圧で1300Paの条件で吹き付けるように変更した以外は同様にして、偏光板110の第1の偏光板保護フィルムを作製した。
上記偏光板104の作製において、第1の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板111を作製した。
すなわち、偏光板104の第1の偏光板保護フィルムの作製において、流延したフィルムを乾燥させるときの乾燥条件を、50℃10%RHの乾燥風を静圧で1550Paの条件で吹き付けるように変更した以外は同様にして、偏光板111の第1の偏光板保護フィルムを作製した。
上記偏光板104の作製において、第1の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板112を作製した。
すなわち、偏光板104の第1の偏光板保護フィルムの作製において、流延したフィルムを乾燥させるときの乾燥条件を、50℃10%RHの乾燥風を静圧で1900Paの条件で吹き付けるように変更した以外は同様にして、偏光板112の第1の偏光板保護フィルムを作製した。
上記偏光板104の作製において、第1の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板113を作製した。
すなわち、偏光板104の第1の偏光板保護フィルムの作製において、流延したフィルムを乾燥させるときの乾燥条件を、50℃10%RHの乾燥風を静圧で2500Paの条件で吹き付けるように変更した以外は同様にして、偏光板113の第1の偏光板保護フィルムを作製した。
上記偏光板104の作製において、第2の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板114を作製した。
すなわち、上記偏光板106の第1の偏光板保護フィルムの作製において、セルロースエステル樹脂1を、セルロースエステル樹脂2(セルロースアセテート(アシル基総置換度2.90、アセチル基置換度2.90、Mw=150000))に変更し、透湿度が表1に記載の値となるように偏光板保護フィルムの厚さを変更した以外は同様にして、偏光板114の第2の偏光板保護フィルムを作製した。
上記偏光板105の作製において、第2の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板115を作製した。
すなわち、上記偏光板114の第2の偏光板保護フィルムの作製と同様にして、偏光板115の第2の偏光板保護フィルムを作製した。
上記偏光板104の作製において、第2の偏光板保護フィルムを、シクロオレフィン樹脂2からなる厚さ40μmのシクロオレフィンフィルム(Zeonor Film ZF14、日本ゼオン(株)製)に変更した以外は同様にして、偏光板116を作製した。
上記偏光板105の作製において、第2の偏光板保護フィルムを、シクロオレフィン樹脂2からなる厚さ40μmのシクロオレフィンフィルム(Zeonor Film ZF14、日本ゼオン(株)製)に変更した以外は同様にして、偏光板117を作製した。
上記のようにして作製したガスバリアーフィルム101〜117について、温湿度環境を変動させる下記の耐久試験を行いながら、偏光子劣化評価及びクラック評価を行った。各評価結果を表1に示す。
得られた偏光板を、偏光子の吸収軸方向に20cm、吸収軸に対して直角方向に10cmの大きさの略長方形状であってその角部が曲線形状となるように、2Rの曲げ加工した刃型で打ち抜きし、粘着層を介してガラス板に貼り合わせ、サンプルを作製した。エスペック社製小型冷熱衝撃装置TES−11Aを用いて、作製したサンプルを−40℃の雰囲気下に30分間放置した後、90℃の雰囲気下に30分間放置する操作を1サイクルとして、これを複数回行った。
上記耐久試験を1サイクル行う度に、紫外可視分光光度計(日本分光社製、製品名「V7100」)を用いて、偏光板の単体透過率(Ts)、平行透過率(Tp)及び直交透過率(Tc)を測定し、偏光度(P)を次式により求めた。上記耐久試験を繰り返し、算出された偏光度(P)が99.95%未満となったときのサイクル数を、下記基準に従って評価した。「◎」又は「○」であれば実用上問題ないと判断することができる。
偏光度(P)(%)={(Tp−Tc)/(Tp+Tc)}1/2×100
なお、上記Ts、Tp及びTcは、JIS Z 8701の2度視野(C光源)により測定し、視感度補正を行ったY値である。
○:500〜999サイクル
×:250〜499サイクル
××:249サイクル以下
上記耐久試験を1サイクル行う度に、偏光板を観察し、長さ1cm以上のクラックが発生しているか否かを確認した。上記耐久試験を繰り返し、長さ1cm以上のクラックが発生したときのサイクル数を、下記基準に従って評価した。「◎」又は「○」であれば実用上問題ないと判断することができる。
○:500〜999サイクル
×:250〜499サイクル
××:249サイクル以下
これに対し、比較例のポリイミドフィルムは、第1の偏光板保護フィルムの透湿度及び弾性率が所定範囲内にないため、偏光子の劣化及びクラックの少なくとも一方が発生している。
《偏光板201の作製》
上記実施例1の偏光板101の作製と同様にして、偏光板201を作製した。
上記実施例1の偏光板101の作製において、第1の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板202を作製した。
すなわち、偏光板101の第1の偏光板保護フィルムの作製において、主ドープの調製時に、ジクロロメタンとエタノールの混合溶液の入った加圧溶解タンクにシクロオレフィン樹脂1とともに、0.3質量部の無機微粒子添加液を投入した以外は同様にして、偏光板202の第1の偏光板保護フィルムを作製した。無機微粒子添加液は、以下のようにして調製した。
11質量部の無機微粒子(アエロジル R812V、日本アエロジル(株)製)と、89質量部のエタノールとを、ディゾルバーで50分間撹拌混合した後、マントンゴーリンで分散し、無機微粒子分散液を調製した。
上記偏光板202の作製において、第1の偏光板保護フィルムの透湿度が表1に記載の値となるように、第1の偏光板保護フィルムの厚さを表1に記載の値に変更した以外は同様にして、偏光板203、204、206、209を作製した。
上記実施例1の偏光板104の作製と同様にして、偏光板205を作製した。
上記偏光板206の作製において、第1の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板207を作製した。
すなわち、偏光板206の第1の偏光板保護フィルムの作製において、無機微粒子をアエロジル R972V(日本アエロジル(株)製)に変更した以外は同様にして、偏光板207の第1の偏光板保護フィルムを作製した。
上記偏光板206の作製において、第1の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板208を作製した。
すなわち、偏光板206の第1の偏光板保護フィルムの作製において、無機微粒子をアエロジル 200V(日本アエロジル(株)製)に変更した以外は同様にして、偏光板208の第1の偏光板保護フィルムを作製した。
上記実施例1の偏光板108の作製と同様にして、偏光板210を作製した。
上記実施例1の偏光板108の作製において、第1の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板211を作製した。
すなわち、偏光板108の第1の偏光板保護フィルムの作製において、主ドープの調製時に、ジクロロメタンとエタノールの混合溶液の入った加圧溶解タンクにシクロオレフィン樹脂1とともに、0.3質量部の無機微粒子添加液を投入した以外は同様にして、偏光板211の第1の偏光板保護フィルムを作製した。無機微粒子添加液は、偏光板202の作製における無機微粒子添加液の調製と同様にして、調製した。
上記実施例1の偏光板109の作製と同様にして、偏光板212を作製した。
上記実施例1の偏光板109の作製において、第1の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板213を作製した。
すなわち、偏光板109の第1の偏光板保護フィルムの作製において、主ドープの調製時に、ジクロロメタンとエタノールの混合溶液の入った加圧溶解タンクにシクロオレフィン樹脂1とともに、0.3質量部の無機微粒子添加液を投入した以外は同様にして、偏光板213の第1の偏光板保護フィルムを作製した。無機微粒子添加液は、偏光板202の作製における無機微粒子添加液の調製と同様にして、調製した。
上記実施例1の偏光板110の作製と同様にして、偏光板214を作製した。
上記実施例1の偏光板110の作製において、第1の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板215を作製した。
すなわち、偏光板110の第1の偏光板保護フィルムの作製において、主ドープの調製時に、ジクロロメタンとエタノールの混合溶液の入った加圧溶解タンクにシクロオレフィン樹脂1とともに、0.3質量部の無機微粒子添加液を投入した以外は同様にして、偏光板215の第1の偏光板保護フィルムを作製した。無機微粒子添加液は、偏光板202の作製における無機微粒子添加液の調製と同様にして、調製した。
上記実施例1の偏光板112の作製において、第1の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板216を作製した。
すなわち、偏光板112の第1の偏光板保護フィルムの作製において、主ドープの調製時に、ジクロロメタンとエタノールの混合溶液の入った加圧溶解タンクにシクロオレフィン樹脂1とともに、0.3質量部の無機微粒子添加液を投入した以外は同様にして、偏光板216の第1の偏光板保護フィルムを作製した。無機微粒子添加液は、偏光板202の作製における無機微粒子添加液の調製と同様にして、調製した。
上記実施例1の偏光板113の作製と同様にして、偏光板217を作製した。
上記実施例1の偏光板113の作製において、第1の偏光板保護フィルムの作製方法を以下のように変更した以外は同様にして、偏光板218を作製した。
すなわち、偏光板113の第1の偏光板保護フィルムの作製において、主ドープの調製時に、ジクロロメタンとエタノールの混合溶液の入った加圧溶解タンクにシクロオレフィン樹脂1とともに、0.3質量部の無機微粒子添加液を投入した以外は同様にして、偏光板218の第1の偏光板保護フィルムを作製した。無機微粒子添加液は、偏光板202の作製における無機微粒子添加液の調製と同様にして、調製した。
上記のようにして作製した偏光板201〜218について、実施例1と同様にして、偏光子劣化評価及びクラック評価を行った。各評価結果を表2に示す。
これに対して本発明の偏光板によれば、第1の偏光板保護フィルムに無機微粒子が含有されていても、クラックの発生が抑制されている。したがって、本発明によれば、第1の偏光板保護フィルムの弾性率が所定数値範囲であることで、無機微粒子を含有する場合においても、温湿度環境変動に対する偏光子の耐久性を十分に向上させることができるといえる。
前記偏光板保護フィルムが極性基を有するシクロオレフィン樹脂を含有し、かつ、
40℃・90%RHにおける透湿度が10〜300g/(m2・day)の範囲内であり、90℃での弾性率が1.9〜2.5GPaの範囲内であることを特徴とする偏光板保護フィルム。
本発明においては、極性基を有するシクロオレフィン樹脂を含有することにより、偏光板保護フィルムをより薄膜化することができる。
また、偏光板保護フィルムが無機微粒子を含有することでフィルム表面に微細な凹凸形状が形成された場合でも、温湿度環境変動に対する偏光子の十分な耐久性を維持することができる。
本発明の偏光板保護フィルムは、前記偏光板保護フィルムが極性基を有するシクロオレフィン樹脂を含有し、かつ、40℃・90%RHにおける透湿度が10〜3000g/(m2・day)の範囲内で、90℃での弾性率が1.9〜2.5GPaの範囲内である。
本発明の偏光板保護フィルムは、フィルムの搬送性の観点から、無機微粒子を含有していても良い。無機微粒子が含有されていることで、偏光板保護フィルムの表面が凸凹状になるため、当該偏光板保護フィルムを搬送しやすくなる。無機微粒子としてはシリカ微粒子が好ましい。
ットされた場合における、温湿度環境変動に対する偏光子の耐久性を向上させることができるといえる。
これに対し、比較例の偏光板は、第1の偏光板保護フィルムの透湿度及び弾性率が所定範囲内にないため、偏光子の劣化及びクラックの少なくとも一方が発生している。
Claims (2)
- 偏光子に積層されて偏光板を構成する偏光板保護フィルムであって、
前記偏光板保護フィルムがシクロオレフィン樹脂 、及び無機微粒子を含有し、かつ、
40℃・90%RHにおける透湿度が10〜300g/(m2・day)の範囲内であり、90℃での弾性率が1.9〜2.5GPaの範囲内であることを特徴とする偏光板保護フィルム。 - 偏光子と、
前記偏光子の少なくとも一方の面に設けられた、請求項1に記載の偏光板保護フィルムと、を備えることを特徴とする偏光板。
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