JP2020140054A - メガネ及びそのテンプル - Google Patents
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Abstract
Description
また、同じ用途のメガネであっても、その外観及びデザインは様々であり、無数に近い種類のメガネが存在している。
サングラスの場合も同じであり、視力に欠けている人は矯正用のメガネが必要となり、その上でサングラスを掛けなくてはならない。
該拡大鏡(イ)も、その基本的な形態は従来のメガネと共通し、フロント部(ロ)と両テンプル(ハ)、(ハ)を有し、フロント部(ロ)はワタリ(ニ)にレンズ(ホ)を取付けた構造としている。そして、上記ワタリ(ニ)は常時着用してメガネのフロント部の上に載置され、テンプル(ハ)、(ハ)が頭部側面に係止することで落下することなく掛けることが出来る。
しかし、常時着用メガネの上に掛ける拡大鏡(イ)は安定せず、位置ズレし、時には顔から外れて落下することも多い。
特開2001−350123号に係る「拡大鏡付きメガネ」は、外科医が手術の際に着用するメガネであり、拡大鏡の着脱が容易であってメガネと一体化している。すなわち、フロント部からはリンク体を延ばし、リンク体の先端には両側へ延びるアームを取着し、このアームに拡大鏡を取付けると共に、両拡大鏡間距離は自由に変えることが出来るようにしている。
しかし、この「拡大鏡付きメガネ」は、新聞や雑誌を読む際に常時掛けているメガネに組み合わせて着用するものではない。
ここで、対象とするメガネとしては、拡大鏡(ルーペ)のみならず、サングラス、作業時に使う保護用メガネも含まれる。
テンプルは折畳み出来るようにフロント部に連結しているが、従来のような継手としての蝶番を用いておらず、テンプルの基部には概略半円形をしたカギ型継手を形成し、中心には軸穴を有している。
ここで、カギ型継手の軸穴に嵌るフロント部に設けられる軸部は、必ずしも対を成す2個の穴の間に設ける場合に限定しない。
カギ型継手は周囲が2個の穴にガイドされ、軸穴には軸部が嵌ることで、安定して旋回し、テンプルはガタ付くことなく折畳まれる。
また、フロント部の側端に2個の貫通穴を設けることなく軸部を設けている場合には、カギ型継手の軸穴に直接嵌ることが出来る。
しかも、上記空間に嵌ることでテンプルが押圧されることはなく、長時間にわたって着用しても顔の側面に痛みを感じることはない。
勿論、従来のメガネ用のテンプル継手構造に比較して簡単であり、製作コストは安くなる。
レンズ3の中央部下側には凹部4が形成され、この凹部4には鼻当てパット5を取付けている。
同図に示しているように、従来から多用されている蝶番型式を成す一般的な継手ではなく、上記テンプル2の基部に設けている概略半円形をしたカギ型継手6がフロント部1のレンズ3に形成している軸部7に係合している。したがって、テンプル2は軸部7を中心として旋回し、折畳まれる。
図1(a)に示しているように、概略半円形をしたカギ型継手6は軸部7に係合し、該軸部7を中心としてテンプル2は旋回することが出来、そしてテンプル2は折畳まれる。
この場合、レンズ3には2個の穴8a,8bが対を成して貫通していることで、半円形のカギ型継手6は軸部7に嵌るだけでなく、両穴8a,8bにガイドされて旋回し、その為にテンプル2の折畳み操作は安定する。
また、カギ型継手6は2個の穴8a,8bに係合してガイドされる。そして、テンプル2の先端部10は基部に設けたカギ型継手6より内側へ撓み変形し、該メガネを着用した場合には後頭部を抱き込むことが出来る。
また、上片12は途中から先端側上片12bが下方へ傾斜して延びている。同じく、先端側下片13bは上方へ傾斜して延びてテンプル2の高さ寸法は縮小し、先端部にて先端側上片12bと先端側下片13bは交わって先端部10を形成している。
途中でテンプル2の上片12と下片13の間隔は最大と成るが、途中から基部側にかけて細くなり、基部に形成しているカギ型継手6に設けている軸穴9に軸部7が嵌ることが出来る。
ところで、本発明のメガネを掛ける場合、常時着用しているメガネのテンプル(ヘ)がテンプル2に形成している空間11に嵌って位置決めされる。そして、上片12の下面14は傾斜していることで、傾斜した下面14がテンプル(ヘ)に係止することが出来、上片12が位置ズレすることなく、着用したメガネは安定する。
2 テンプル
3 レンズ
4 凹部
5 鼻当てパット
6 カギ型継手
7 軸部
8 穴
9 軸穴
10 先端部
11 空間
12 上片
13 下片
14 下面
Claims (5)
- 常時着用している眼鏡の上に重ねて掛けることが出来るメガネにおいて、該メガネはフロント部とその両側に折畳み出来るように取付けたテンプルを有し、上記テンプルは概略半円形をしたカギ型継手を基部に設け、基部から二股に分かれた上片と下片が先端方向へ延びて間には空間を形成し、
該カギ型継手は中心の軸穴に上記フロント部に設けている軸部が嵌って係合していることを特徴とするメガネ。 - 上記フロント部の両側には所定の間隔をおいた2個の貫通穴を対を成して設け、この両穴の間に上記軸部を形成し、上記カギ型継手の軸穴に該軸部を嵌めると共に、概略半円形のカギ型継手を両穴に係合してテンプルが旋回出来るように連結した請求項1記載のメガネ。
- 上記テンプルを構成している上片及び下片の間隔(上下寸法)を基部側から順次拡大し、途中で縮小して先端部で交わるようにした請求項2記載のメガネ。
- 上記上片の下面を傾斜した請求項1、請求項2、又は請求項3記載のメガネ。
- 常時着用している眼鏡の上に重ねて掛けることが出来るメガネであって、該メガネのフロント部両側に折畳み出来るように取付けたテンプルにおいて、上記テンプルは概略半円形をしたカギ型継手を基部に有し、基部から二股に分かれた上片と下片が先端方向へ延びて間には空間を形成し、該カギ型継手は中心の軸穴に上記フロント部に設けた軸部が嵌って係合することが出来ることを特徴とするメガネのテンプル。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019035064A JP7217940B2 (ja) | 2019-02-28 | 2019-02-28 | メガネ及びそのテンプル |
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JP2019035064A JP7217940B2 (ja) | 2019-02-28 | 2019-02-28 | メガネ及びそのテンプル |
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JP7217940B2 JP7217940B2 (ja) | 2023-02-06 |
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Citations (6)
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-
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- 2019-02-28 JP JP2019035064A patent/JP7217940B2/ja active Active
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