JP2020139752A - 振動センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】振動に伴う位置ずれを抑制できる振動センサを提供すること。【解決手段】振動センサ10は、振動体1の設置面1Aに取り付けられるケース本体20及び蓋体と、ケース本体20内に収容されて振動体1が発する振動を測定する振動測定部と、ケース本体20の底面20Bに固定され、磁力によってケース本体20を振動体1の設置面1Aに吸着させる3つ以上の永久磁石からなる脚部24とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、振動体に取り付けられて振動体の振動を測定する振動センサに関する。
一般に、モータやエンジンなどの振動体に取り付けられて振動体の振動を測定する振動センサが知られている。この種の振動センサは、例えば振動体の動作時に生じる振動周波数を測定し、測定された振動周波数に基づいて振動体の動作が正常であるか否かが判定される。従来、振動を検出する振動検出素子と該振動検出素子が実装される回路基板とを有するハウジング(筐体)と、ハウジングの底面に固定される永久磁石とを備え、永久磁石の磁力によって振動体(被検出体)に取り付けられる振動検出センサが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−116268号公報
ところで、ハウジングの底面に単一の大きな永久磁石を固定する場合、この永久磁石に1本のねじを貫通させてハウジングの底面にねじ止めする構成が想定される。しかし、この構成では、振動体の振動によって振動センサの位置ずれや回転が生じるおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、振動に伴う位置ずれを抑制できる振動センサを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、振動体に取り付けられる筐体と、筐体内に収容されて振動体が発する振動を測定する振動測定部と、筐体の底面に固定され、磁力によって該筐体を振動体に吸着させる3つ以上の磁石と、を備えることを特徴とする。
この構成において、3つ以上の磁石は、筐体の底面の所定の点を中心とした同心円上に配置されてもよい。さらに、所定の点は、底面の中心点であってもよい。また、磁石の吸着面の少なくとも一部に、該磁石よりも摩擦係数の高い摩擦材を設けてもよい。
本発明にかかる振動センサは、振動に伴う位置ずれを抑制できる。
図1は、第1実施形態に係る振動センサを備えた振動検知システムの概略構成図である。 図2は、振動センサの機能ブロック図である。 図3は、振動センサの内部構成を示す分解斜視図である。 図4は、振動センサの内部構成を示す側断面図である。 図5は、振動センサの脚部の配置例を示す底面図である。 図6は、第2実施形態に係る振動センサの内部構成を示す側断面図である。 図7は、変形例に係る摩擦材を設けた脚部を示す側断面図である。 図8は、変形例に係る摩擦材を設けた脚部を示す側断面図である。 図9は、変形例に係る摩擦材を設けた脚部を示す側断面図である。 図10は、変形例に係る摩擦材を設けた脚部を示す側断面図である。 図11は、変形例に係る摩擦材を設けた脚部を示す側断面図である。 図12は、変形例に係る摩擦材を設けた脚部を示す側断面図である。 図13は、変形例に係る摩擦材を設けた脚部を示す側断面図である。 図14は、変形例に係る摩擦材を設けた脚部を示す側断面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る振動センサを備えた振動検知システムの概略構成図である。図2は、振動センサの機能ブロック図である。振動検知システム100は、例えば、モータやエンジンなどの振動体1の振動の状態を監視して振動体1の動作が正常であるか否かを判定するものである。振動検知システム100は、図1に示すように、振動体1に取り付けられる複数の振動センサ10と、各振動センサ10が測定した測定データを、無線通信などを介して受信する受信部2と、受信した測定データから振動体1の動作状態を監視する遠隔監視装置(サーバ装置)3とを備える。受信部2及び遠隔監視装置3は、振動体1から物理的に離れた場所に設置される。受信部2は、受信した測定データを遠隔監視装置3に送信する。送信する手段は無線通信でも有線通信であってもよい。遠隔監視装置3は、受信した測定データをデータベース化して記憶すると共に該測定データを分析し、測定データに基づいて振動体1の動作が正常であるか否かを判定する。また、遠隔監視装置3は、振動体1の動作が異常であると判定した場合には、ユーザに対して異常が発生した旨を報知する。
振動センサ10は、図2に示すように、通信部11と振動測定部12とフィルタ処理部13と制御部14と電池(電源部)15とを備える。通信部11は、受信部2と無線通信する機能を有し、アンテナを含む。無線通信は、例えば、Wi−Fi(登録商標)等の無線通信方式を用いることができる。この他にも、赤外線やBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信方式を用いてもよい。なお、振動センサ10と受信部2との間の通信は、無線に限るものではなく、有線、もしくは無線および有線の組み合わせにより行われるものとしてもよい。
振動測定部12は、多軸(3軸;X軸Y軸Z軸)の加速度測定部であり、各軸方向の振動(加速度)が生じた周波数と振動の大きさを測定する。フィルタ処理部13は、振動測定部12が測定した測定データに含まれるノイズ成分を除去する。制御部14は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサを搭載したコントローラーであり、メモリに格納されたプログラムを実行することにより、各構成要素(通信部11、振動測定部12、フィルタ処理部13)の動作を制御する。制御部14は、フィルタ処理された測定データを、通信部11を介して受信部2に送信する。本実施形態では、通信部11、振動測定部12、フィルタ処理部13及び制御部14は基板16に実装されている。
電池15は、振動センサ10の基板16に接続されて基板16上の各構成要素に電力を供給する。電池15は、例えばコイン電池やボタン電池等と呼ばれる円板状(コイン型)の一次電池である。なお、電池15は、円板状(コイン型)以外の形状の一次電池でもよい。このため、振動センサ10は、電池15の電力消費を抑える観点から所定周期(例えば1日)に1回、所定時間(例えば1分)だけ定期的に動作し、振動体1の振動を間欠的に測定して測定データを受信部2に送信する。この周期、動作時間、測定回数は適宜に変更が可能である。なお、振動センサ10は、振動体1の振動を連続的に測定して測定データを受信部2に送信する構成としてもよい。
次に、振動センサ10の内部構成を説明する。図3は、振動センサの内部構成を示す分解斜視図である。図4は、振動センサの内部構成を示す側断面図である。図5は、振動センサの脚部の配置例を示す底面図である。振動センサ10は、図3に示すように、ケース本体20と、このケース本体20内に収容される電池15、基板16及びスペーサ17と、蓋体21とを備える。ケース本体20は、プラスチック等の合成樹脂材料を用いて、角部に丸みを帯びた略正方形状の有底箱型に形成される。ケース本体20の内部には、円板状の電池15が収容される円形空間20Aを形成する壁部22が設けられる。この壁部22はケース本体20よりも低く形成され、この壁部22の上面には、略正方形状の基板16が固定される固定部22Aが形成される。
基板16の4隅には貫通孔16Aが形成されており、固定部22Aの対応箇所には、ねじ孔22Bが形成される。これにより、基板16は固定部22Aにねじ23によってねじ止めされる。電池15は、図3に示すように、円板状に形成されており、正極に接着される一対の正極端子(端子)15Aと、負極に接着される負極端子(端子)15Bとを備える。これら正極端子15A及び負極端子15Bは、例えば、半田付けなどによって電池に接着されており、電池15の軸心方向(図3及び図4中上方)に延びている。正極端子15A及び負極端子15Bは、基板16に形成された孔(例えばスルーホール)16Bに挿し込まれた後、半田付けなどによって固定される。このため、電池15は、正極端子15A及び負極端子15Bによって基板16に実装される。
スペーサ17は、図3及び図4に示すように、電池15と基板16との隙間に介挿されて該隙間を埋める。スペーサ17は、絶縁性素材(例えば発泡ウレタン等)で形成された発泡弾性部材(例えば、株式会社ロジャースイノアック製のPORON(登録商標))であり、このスペーサ17が厚み方向に圧縮されて電池15と基板16との隙間に配置される。この構成では、スペーサ17は、電池15と基板16との隙間の変動に追従して弾性変形するため、電池15と基板16との隙間を確実に埋めることができる。
また、スペーサ17には、図3に示すように、正極端子15A及び負極端子15Bにそれぞれ接触しないように切欠き部17A、17Bが形成されている。この切欠き部17A、17Bは、正極端子15A及び負極端子15Bを避ける位置に設けられており、万一、スペーサ17に水が付着したような場合であっても、スペーサ17を通じた正極端子15Aと負極端子15Bとの短絡を防止する。また、スペーサ17は、電池15の基板16と対向する負極(対向面)に接着されている。これによれば、電池15を基板16に押し付けることにより、スペーサ17が圧縮されるため、この圧縮された状態で正極端子15A及び負極端子15Bを基板16に半田付けができ、電池15と基板16との隙間にスペーサ17を容易に挟み込むことができる。
蓋体21は、ケース本体20と同一の素材で形成されており、ケース本体20の開口部を塞ぐ。本実施形態では、蓋体21とケース本体20とは、例えば、熱溶着や接着剤を用いて水密に固着されて筐体として機能する。蓋体21とケース本体20とは異なる素材でもよい。
本実施形態では、振動センサ10は、ケース本体20の底面20Bに複数(4つ)の脚部24を備える。この脚部24は、厚み方向に2極が着磁された永久磁石で形成されている。このため、脚部24(永久磁石)の磁力により、磁性体材料で形成されている振動体1の設置面に容易に取り付ける(吸着させる)ことができる。脚部24は、円板状に形成され、図4に示すように中央部を貫通して突出する雄ねじ25を備える。一方、ケース本体20の底面20Bの4隅には、それぞれ雄ねじ25と対応する雌ねじ20Cが形成されており、4つの脚部24はそれぞれケース本体20にねじ止めされる。脚部24は、円板状以外にも、三角柱、四角柱、その他の任意の多角柱、断面が楕円の筒状体、もしくはこれらの任意の組み合わせの形状であってよい。複数の脚部24の少なくとも一つが、他の脚部24と異なる形状であってもよい。複数の脚部24の少なくとも一つが、他の脚部24と異なる大きさであってもよい。なお、脚部24の少なくとも一部の磁石が、永久磁石の規格に合わない磁石や、一時磁石などのその他の永久磁石以外の磁石からなる構成としてもよい。
また、4つの脚部24は、図5に示すように、ケース本体20の底面20Bの中心点(所定の点)Oを中心とした同心円C上にほぼ等間隔に配置されている。この構成によれば、複数(4つ)の脚部24がそれぞれ独立して振動体1に吸着するため、ケース本体20を複数点で吸着支持することができる。なお、脚部24は、同心円C上以外の位置に配置されている構成としてもよい。
本実施形態の構成に対して、例えば、上記した4つの脚部24と同等の面積を有する単一の永久磁石からなる脚部を形成し、この脚部に1本のねじを貫通させて該脚部をケース本体の底面に固定することも可能である。この構成では、永久磁石の吸着力は同等であるものの、振動体の振動によって脚部もしくはケース本体がねじ周りに揺動(回転)して位置ずれを生じるおそれがある。また、脚部もしくはケース本体が揺動することでケース本体内に不要共振が発生するおそれもある。
これに対して、本実施形態では、複数(4つ)の脚部24を備え、これら脚部24がそれぞれ独立して振動体1に吸着するため、振動体の振動によって脚部24もしくはケース本体20がねじ周りに揺動(回転)することを防止することができ、振動センサ10の位置ずれ及びケース本体20内の不要共振の発生を抑制できる。このため、従って、振動体1が発する振動を精度良く測定できるため、振動体1の動作が正常であるか否かをより正確に判別することができる。また、振動センサ10は、複数の脚部24を同心円C上にほぼ等間隔に配置したため、各脚部24をバランス良く配置することができ、ケース本体20を強固に吸着支持することができる。さらに、振動センサ10は、ケース本体20に複数の脚部24を備えるため、例えば、ケース本体20と脚部24との間にシム(不図示)を挟むことで各脚部24の高さを調整することができる。このため、振動体1の設置面1Aの凹凸に合わせて振動センサ10を設置することができ、振動体1における振動センサ10の設置箇所の自由度を高めることができる。すなわち、本開示では、筐体の底面に固定され、磁力によって該筐体を振動体に吸着させる3つ以上の永久磁石を備えるため、各永久磁石がそれぞれ振動体に吸着することで振動に伴う振動センサの位置ずれを抑制できる。
[第2実施形態]
図6は、第2実施形態に係る振動センサの内部構成を示す側断面図である。上記実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。この第2実施形態の振動センサ10Aは、図6に示すように、複数の脚部24の底面24A(吸着面)に円板状に形成された摩擦材30を備える。この摩擦材30は、脚部24を形成する永久磁石よりも摩擦係数(静摩擦係数及び動摩擦係数を含む)の高い材質で形成されており、本実施形態ではシリコンゴムが用いられている。摩擦材30は、脚部24と同等の大きさ及び形状のシート上に形成されて、脚部24の底面24Aに貼着されている。このため、複数(4つ)の脚部24で振動体1に吸着された振動センサ10の位置ずれをより強固に防止することができる。
また、本実施形態ではシリコンゴムを用いているため、振動体1の設置面1Aに細かな凹凸が存在する場合であっても、この凹凸をシリコンゴムの弾性が吸収することにより、振動センサ10と振動体1の設置面1Aとの密着性を高めることができる。本実施形態では、摩擦材30は、脚部24と同等の大きさの円板状に形成したが、少なくとも脚部24の底面(吸着面)24の一部に設けられていれば、形状及び大きさは適宜変更することができる。
[変形例]
次に、摩擦材の変形例について説明する。図7〜図14は、変形例に係る摩擦材を設けた脚部を示す側断面図である。これら各図に記載の摩擦材はいずれもシリコンゴムで形成されており、一の脚部24に設けた状態を示している。図7に示すように、摩擦材31は、脚部24の底面24Aの外縁を保持する外縁保持部31Aと、この底面24Aの中央を保持する中央保持部31Bとを備えた構成としてもよい。摩擦材31は脚部24の底面24Aに貼着されている。外縁保持部31Aは、脚部24と同等の外径と中央保持部31Bよりも大きな内径を備え、例えば円環状(環状)に形成されているが、一体でなくてもよく、分割されていたり切り込みを設けていてもよい。中央保持部31Bは、例えば、円板状に形成されている。外縁保持部31Aと中央保持部31Bとは別体としてもよいが、部分的に連結して一体的に形成すると、脚部24の底面24Aへの貼着が容易となる。また、図8に示すように、摩擦材31−1を、脚部24の底面24Aの外縁を保持する外縁保持部31Aのみで形成してもよい。さらに、外縁保持部31Aの内側に形成される開口部31Cの大きさは適宜変更することができる。
また、図9に示すように、摩擦材32は、脚部24の底面24Aの外縁を保持する外縁保持部32Aと、この外縁保持部32Aの外周縁32A1に立設されて脚部24の側面24Bを保持する側面保持部32Bとを備えた構成としてもよい。摩擦材32は、外縁保持部32Aと側面保持部32Bとが一体に形成されて、いわゆる有底円筒状(有底筒状)を呈し、摩擦材31は脚部24の底面24A及び側面24Bに貼着されている。これにより、脚部24に強固に密着させることができ、その分、振動センサ10の位置ずれをより強固に防止することができる。また、外縁保持部32Aの内側に形成される開口部32Cの大きさは適宜変更することができ、図10に示すように、摩擦材32−1では、外縁保持部32Aの内側に形成される開口部32Cの大きさを図9の構成よりも大きくしている。この構成では、摩擦材32−1をコンパクトに形成することができる。さらに、図11に示すように、摩擦材32−2として、外縁保持部32Aの内側に形成される開口部32Cに、脚部24の底面24Aの中央を保持する中央保持部32Dを備えた構成としてもよい。中央保持部32Dは、外縁保持部32Aと別体としてもよいが、部分的に連結して一体的に形成してもよい。
また、図12に示すように、摩擦材33は、脚部24の側面24Bを保持する側面保持部33Aと、この側面保持部33Aの下縁33A1に連結されて脚部24の外周側に延びるスカート部33Bとを備えた構成としてもよい。スカート部33Bは、例えば、円環状(環状)に形成されて脚部24の外周に向けて放射状に延在する。側面保持部33Aの下縁33A1は、脚部24の底面24Aよりも僅かに下方に突出しており、この下縁33A1及びスカート部33Bが振動体1の設置面1A(図6)に接触する。また、図13に示すように、摩擦材33−1は、側面保持部33Aに加えて、脚部24の底面24Aの中央を保持する中央保持部33Cを備えた構成としてもよい。中央保持部33Cは、側面保持部33Aと別体としてもよいが、部分的に連結して一体的に形成してもよい。また、図14に示すように、摩擦材33−2は、脚部24の側面24Bを保持する側面保持部33Aと、この側面保持部33Aの下縁33A1に連結されて脚部24の外周側に延びるスカート部33Bと、下縁33A1に連結されて脚部24の内周側に延びて脚部24の底面24Aの外縁を保持する外縁保持部33Dとを備えた構成としてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、上記実施形態では、振動センサ10、10Aは、ケース本体20内に基板16に駆動用の電力を供給する電池15を備えた構成としたが、例えば、振動体1等の外部機器から電力を供給される構成としてもよい。また、上記実施形態では、振動センサ10、10Aは、4つの脚部24を備える構成としたが、3つ以上の脚部24を備えていれば適宜変更可能である。また、上記実施形態では、脚部24の形状を円板状として説明したが、これに限るものではなく、相互に干渉しなければ多角形状としてもよい。
本開示の内容は、当業者であれば本開示に基づき種々の変形および修正を行うことができる。したがって、これらの変形および修正は本開示の範囲に含まれる。例えば、各実施形態において、各機能部、各手段、各ステップなどは論理的に矛盾しないように他の実施形態に追加し、若しくは、他の実施形態の各機能部、各手段、各ステップなどと置き換えることが可能である。また、各実施形態において、複数の各機能部、各手段、各ステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、上述した本開示の各実施形態は、それぞれ説明した各実施形態に忠実に実施することに限定されるものではなく、適宜、各特徴を組み合わせたり、一部を省略したりして実施することもできる。
1 振動体
1A 設置面
2 受信部
3 遠隔監視装置
10、10A、10B、10C 振動センサ
11 通信部
12 振動測定部
13 フィルタ処理部
14 制御部
16 基板
20 ケース本体(筐体)
20B 底面
21 蓋体(筐体)
24 脚部(永久磁石)
24A 底面(吸着面)
24B 側面
30、31、31−1、32、32−1、32−2、33、33−1、33−2 摩擦材
100 振動検知システム

Claims (4)

  1. 振動体に取り付けられる筐体と、
    前記筐体内に収容されて前記振動体が発する振動を測定する振動測定部と、
    前記筐体の底面に固定され、磁力によって該筐体を前記振動体に吸着させる3つ以上の磁石と、を備えることを特徴とする振動センサ。
  2. 3つ以上の前記磁石は、前記筐体の底面の所定の点を中心とした同心円上に配置されることを特徴とする請求項1に記載の振動センサ。
  3. 前記所定の点は、前記底面の中心点であることを特徴とする請求項2に記載の振動センサ。
  4. 前記磁石の吸着面の少なくとも一部に、該磁石よりも摩擦係数の高い摩擦材を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の振動センサ。
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