JP2020137380A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】降坂路での回生電力を増加させることができる。【解決手段】電動車両は、電動車両を駆動するとともに運動エネルギを回生するMGと、MGを回転させるための電力を供給し回生された電力を蓄える蓄電装置と、蓄電装置を昇温する昇温装置とを備える。電動車両のECUは、これから下る降坂路を下りきったときに回生可能な回生見込み電力量Wkを推定し(S115)蓄電装置の現在の充電電力上限値Winで充電を行った場合、降坂路での降坂の開始から終了までに充電可能な充電可能電力量Wkinを推定し(S116)降坂路の降坂開始直前のSOCから、充電可能電力量を充電した場合の充電後SOCaを算出し(S121)WkがWkin以上(S117でYES)かつ、SOCaが所定SOCb未満(S122でYES)のときに、蓄電装置を昇温することでWinを大きくできる場合(S124でYES)昇温するよう昇温装置を制御する(S125)。【選択図】図3

Description

この開示は、車両の制御装置に関し、特に、モータジェネレータと蓄電装置とを備え、電力の回生に適した車両の制御装置に関する。
従来、モータジェネレータと蓄電装置とを備える車両が、登坂路を走行した後、降坂路を走行する場合において、降坂路を走行した際の蓄電装置のSOC(State Of Charge)の上昇量が、登坂路を走行した際のSOCの低下量に達した場合に回生充電を終了させる車両があった(たとえば、特許文献1参照)。
特開2015−119585号公報
しかし、蓄電装置の温度が低い場合、蓄電装置への充電が制限される可能性がある。充電が制限されると、降坂路での回生電力がすべて充電される前に充電を終了せざるを得ない。このため、登坂前のSOCと比較して降坂後のSOCが大幅に減ってしまうような場合、電欠を起こすおそれがある。
この開示は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、降坂路での回生電力を増加させることが可能な車両の制御装置を提供することである。
この開示に係る車両の制御装置における車両は、車両を駆動するとともに車両の運動エネルギを回生するモータジェネレータと、モータジェネレータを回転させるための電力を供給するとともにモータジェネレータによって回生された電力を蓄える蓄電装置と、蓄電装置を昇温する昇温装置とを備える。制御装置は、これから下る降坂路を下りきったときに回生可能な回生見込み電力量を推定し、蓄電装置の現在の充電電力上限値で充電を行った場合、降坂路での降坂の開始から終了までに充電可能な充電可能電力量を推定し、降坂路の降坂開始直前のSOCから、充電可能電力量を充電した場合の充電後SOCを算出し、回生見込み電力量が充電可能電力量以上であり、かつ、充電後SOCが所定SOC未満であるときに、蓄電装置を昇温することで充電電力上限値を大きくできる場合、蓄電装置を昇温するよう昇温装置を制御する。
この開示によれば、降坂路での回生電力を増加させることが可能な車両の制御装置を提供することができる。
この開示の実施の形態に従う電動車両の全体構成を概略的に示す構成図である。 登坂路でのSOCの低下および降坂路でのSOCの上昇を説明するための図である。 この実施の形態の回生処理の流れを示すフローチャートである。 蓄電装置の温度と充電電力上限値Winとの関係を示すグラフである。 この実施の形態の回生処理による制御結果の一例を示す図である。
以下、この開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この開示の実施の形態に従う電動車両1の全体構成を概略的に示す構成図である。図1を参照して、電動車両1は、蓄電装置10と、センサユニット15と、システムメインリレー(以下「SMR(System Main Relay)」と称する。)20と、パワーコントロールユニット(以下「PCU(Power Control Unit)」と称する。)30と、モータジェネレータ(以下「MG(Motor Generator)」と称する。)40と、駆動軸45と、駆動輪50とを備える。また、電動車両1は、昇温装置55と、DC/DCコンバータ60と、補機70と、受電部75と、充電器80と、充電リレー85とをさらに備える。さらに、電動車両1は、パワースイッチ90と、ナビゲーション装置95と、電子制御装置(以下「ECU(Electronic Control Unit)」と称する。)100とをさらに備える。
蓄電装置10は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置10は、たとえば、リチウムイオン電池或いはニッケル水素電池等の二次電池や、電気二重層キャパシタ等の蓄電素子を含んで構成される。なお、リチウムイオン二次電池は、リチウムを電荷担体とする二次電池であり、電解質が液体の一般的なリチウムイオン二次電池のほか、固体の電解質を用いたいわゆる全固体電池も含み得る。
蓄電装置10は、MG40を駆動するための電力を蓄えており、PCU30を通じてMG40へ電力を供給することができる。また、蓄電装置10は、車両制動時等のMG40の発電時にPCU30を通じてMG40の発電電力を受けて充電される。さらに、蓄電装置10は、車両外部の電源200から受電部75を通じて供給される電力を受けて充電され得る(以下、電源200による蓄電装置10の充電を「外部充電」とも称する。)。
センサユニット15は、蓄電装置10の状態を監視するためのセンサを含んで構成され、センサユニット15は、たとえば温度センサ、電圧センサおよび電流センサを含む。温度センサは、蓄電装置10の温度Tを検出する。電圧センサは、蓄電装置10の電圧VBを検出する。電流センサは、蓄電装置10に流れる電流IBを検出する。各センサの検出値は、ECU100へ送信される。
SMR20は、蓄電装置10と電力線対PL1,NL1との間に設けられ、ECU100によってオン/オフされる。
PCU30は、コンバータ32と、インバータ34とを含んで構成される。コンバータ32は、電力線対PL1,NL1と電力線対PL2,NL2との間に設けられ、ECU100からの駆動信号に基づいて、電力線対PL2,NL2間の電圧を電力線対PL1,NL1間の電圧以上に昇圧する。コンバータ32は、たとえば、電流可逆型の昇圧チョッパ回路によって構成される。
インバータ34は、電力線対PL2,NL2とMG40との間に設けられ、ECU100からの駆動信号に基づいてMG40を駆動する。インバータ34は、たとえば、三相分のスイッチング素子を含むブリッジ回路によって構成される。
MG40は、交流回転電機であり、たとえば、ロータに永久磁石が埋設された三相交流同期電動機である。MG40は、インバータ34により駆動されて回転駆動力を発生する。MG40が発生した駆動力は、駆動軸45を通じて駆動輪50に伝達される。車両の制動時等には、MG40は、ジェネレータとして作動し発電する。MG40が発電した電力は、PCU30を通じて蓄電装置10に供給される。
昇温装置55は、たとえば、対象物である蓄電装置10を加熱する電熱線で構成されるヒータを含み、電力線対PL1,NL1に接続され、電力線対PL1,NL1から電力を受けて作動するように構成される。昇温装置55は、ECU100からの制御信号に基づいて、ヒータを加熱して蓄電装置10を所定温度に昇温する。
DC/DCコンバータ60は、電力線対PL1,NL1に接続され、ECU100からの制御信号に基づいて、電力線対PL1,NL1から受ける電力を補機電圧レベルに降圧して補機70へ供給するように構成される。補機70は、電動車両1に搭載される各種補機類および補機バッテリを総括的に示したものである。
受電部75は、車両外部の電源200から供給される電力を受電して充電器80へ出力する。受電部75は、電源200に接続される充電ケーブルのコネクタを接続可能なインレットによって構成してもよいし、電源200側に設けられる送電コイルから磁界を通じて非接触で受電可能な受電コイルによって構成してもよい。
充電器80は、充電リレー85を介して電力線対PL1,NL1に接続される。充電器80は、電源200から受電部75を通じて供給される電力を蓄電装置10の電圧レベルに変換し、電力線対PL1,NL1を通じて蓄電装置10へ出力する。充電器80は、たとえば、電源200から受ける交流電力を直流に変換するAC/DCコンバータと、AC/DCコンバータの出力を蓄電装置10の電圧レベルに変換するDC/DCコンバータとを含んで構成される。
充電リレー85は、充電器80と電力線対PL1,NL1との間に設けられ、外部充電の実行時にECU100によってオンされる。
パワースイッチ90は、電動車両1を利用するユーザが操作可能なスイッチである。車両のシステム停止中に所定の操作を伴ってパワースイッチ90が操作されると、システム起動処理が実行され、SMR20がオンされるとともに各種電気機器が作動可能となる。また、システム起動中に所定の操作を伴ってパワースイッチ90が操作されると、システム停止処理が実行され、各種電気機器が作動停止するとともにSMR20がオフされる。なお、外部充電時は、たとえば、電源200の充電ケーブルが受電部75に接続されると、パワースイッチ90が操作されることなくSMR20および充電リレー85がオンされるとともに充電器80が作動可能となる。
ナビゲーション装置95は、地図情報を記憶している。また、ナビゲーション装置95は、人工衛星からの電波に基づいて電動車両1の現在位置を特定するNSS(衛星航法システム、Navigation Satellite System)受信機を含む。ナビゲーション装置95は、ECU100からの要求に従って、NSS受信機により特定される現在位置を示す現在地情報をECU100へ出力する。
NSSは、位置および高度を特定可能なシステムであればよく、たとえば、GPS(全地球測位システム、Global Positioning System)のようなGNSS(全地球航法衛星システム、Global Navigation Satellite System)であってもよいし、たとえば、QZSS(Quasi-Zenith Satellite System、準天頂衛星システム)のようなRNSS(地域航法衛星システム、Regional Navigation Satellite System)であってもよいし、NSSに替えて、衛星以外で位置および高度を特定可能なシステムであってもよいし、他のシステムであってもよいし、位置および高度を特定可能な複数のシステムを組合わせたシステムであってもよい。
ECU100は、CPU(Central Processing Unit)と、メモリ(ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory))と、入出力バッファとを含んで構成される(いずれも不図示)。CPUは、ROMに格納されているプログラムをRAM等に展開して実行する。ROMに格納されているプログラムには、ECU100によって実行される処理が記されている。
図2は、登坂路でのSOCの低下および降坂路でのSOCの上昇を説明するための図である。図2を参照して、電動車両1が登坂路を走行した後、降坂路を走行する場合において、蓄電装置10のSOCが、登坂開始時にX%、頂点到達時にY%、降坂終了時にZ%であるとする。従来、電動車両1が、降坂路を走行した際の蓄電装置10のSOCの上昇量(Z−Y)%が、登坂路を走行した際のSOCの低下量(X−Y)%に達した場合に回生充電を終了させる電動車両1があった。
しかし、蓄電装置10の温度が低い場合、蓄電装置10への充電が制限される可能性がある。充電が制限されると、降坂路での回生電力がすべて充電される前に充電を終了せざるを得ない。このため、登坂前のSOCと比較して降坂後のSOCが大幅に減ってしまうような場合、電欠を起こすおそれがある。
そこで、この開示に係る電動車両1のECU100は、これから下る降坂路を下りきったときに回生可能な回生見込み電力量を推定し、蓄電装置10の現在の充電電力上限値で充電を行った場合、降坂路での降坂の開始から終了までに充電可能な充電可能電力量を推定し、降坂路の降坂開始直前のSOCから、充電可能電力量を充電した場合の充電後SOCを算出し、回生見込み電力量が充電可能電力量以上であり、かつ、充電後SOCが所定SOC未満であるときに、蓄電装置10を昇温することで充電電力上限値を大きくできる場合、蓄電装置10を昇温するよう昇温装置55を制御する。これにより、降坂路での回生電力を増加させることができる。
以下、この実施の形態での制御について説明する。図3は、この実施の形態の回生処理の流れを示すフローチャートである。この警報処理は、ECU100のCPUによって実行される上位の処理から、所定の制御周期(たとえば、数ミリ秒から数十ミリ秒)ごとに呼出されて実行される。図3を参照して、ECU100のCPUは、現在地が登坂開始位置であるか降坂開始位置であるか否かを、ナビゲーション装置95に問合せ、ナビゲーション装置95からの回答によって、現在地が登坂開始位置であるか降坂開始位置であるか否かを判断する(ステップS111)。
ナビゲーション装置95は、地図情報および地図の道路上の各位置の高度情報を記憶する。ナビゲーション装置95は、ECU100からの問合せに応じて、現在、NSSにより電動車両1が走行中の道路を特定し、地図情報および高度情報を用いて、現在の位置が、登坂路の開始位置であるか、降坂路の開始位置であるかを特定し、現在地が登坂開始位置であるか降坂開始位置であるか否かを示す回答を、ECU100に返す。
ECU100のCPUは、ステップS111での判断結果が登坂開始時であるか否かを判断する(ステップS112)。登坂開始時である(ステップS112でYES)と判断した場合、ECU100のCPUは、センサユニット15から温度T、電圧VBおよび電流IBを示す検出値を取得し、温度T、電圧VBおよび電流IBを用いて現時点である登坂開始時のSOCを算出し、SOCbとして記憶する(ステップS113)。
登坂開始時でない(ステップS112でNO)と判断した場合、ECU100のCPUは、ステップS111での判断結果が降坂開始時であるか否かを判断する(ステップS114)。降坂開始時である(ステップS114でYES)と判断した場合、ECU100のCPUは、降坂路を下りきったときの回生見込み電力量Wkを推定する(ステップS115)。
回生見込み電力量Wkは、たとえば、現在の速度を維持して回生ブレーキを使いながら、これから下る降坂路を下りきるまでに回生できると見込まれる電力量である。具体的には、以下のように回生見込み電力量Wkを推定する。車速および降坂路の平均斜度に対する降坂路の長さ当りのMG40の回生電力量は、予め実験またはシミュレーションによってデータを取得しておき、テーブルとしてECU100のメモリに記憶させておく。そして、そのときの車速を車速センサから取得し、これから下る降坂路の平均斜度および長さをナビゲーション装置95から取得し、取得した車速および平均斜度に対する降坂路の長さ当りのMG40の回生電力量をテーブルで特定する。次に、特定した降坂路の長さ当りの回生電力量に、取得した降坂路の長さを掛けることで、回生見込み電力量Wkを算出する。なお、回生見込み電力量Wkは、他の方法で推定するようにしてもよい。
次に、ECU100のCPUは、現在の充電電力上限値Winでの降坂の開始から終了までの充電可能電力量Wkinを推定する(ステップS116)。
図4は、蓄電装置10の温度と充電電力上限値Winとの関係を示すグラフである。図4を参照して、図4のグラフで示される蓄電装置10の温度と充電電力上限値Winとの関係は、予め実験またはシミュレーションによって取得される。図4で示されるグラフに対応するテーブルはECU100のメモリに予め記憶される。このグラフで示されるように、蓄電装置10の温度Tが閾値Tth(この実施の形態においては、−10℃以下)を下回ると、充電電力上限値Winが急激に減少する。つまり、蓄電装置10は、蓄電装置10の温度Tが閾値Tth以下の低温になると充電電力が制限される。
充電可能電力量Wkinは、現在の充電電力上限値Winで充電を行った場合、これから下る降坂路での降坂の開始から終了までに充電可能な電力量である。具体的には、以下のように充電可能電力量Wkinを推定する。まず、そのときの車速を車速センサから取得し、これから下る降坂路の長さをナビゲーション装置95から取得し、取得した降坂路の長さを、取得した車速で割ることで降坂の開始から終了までの降坂時間を算出する。次に、センサユニット15から現在の蓄電装置10の温度Tを示す検出値を取得し、取得した温度Tに対応する充電電力上限値Winをテーブルで特定し、特定した充電電力上限値Winに、算出した降坂時間を掛けることで、充電可能電力量Wkinを算出する。なお、充電可能電力量Wkinは、他の方法で推定するようにしてもよい。
図3に戻って、ECU100のCPUは、ステップS115で算出した回生見込み電力量Wkが、充電可能電力量Wkin未満であるか否かを判断する(ステップS117)。
回生見込み電力量Wkが充電可能電力量Wkin以上である(ステップS117でNO)、つまり、登坂路で消費した電力量を降坂路で取り切れないと判断した場合、ECU100のCPUは、センサユニット15から温度T、電圧VBおよび電流IBを示す検出値を取得し、温度T、電圧VBおよび電流IBを用いて現時点である降坂開始時のSOCを算出し、ステップS116で推定した充電可能電力量Wkinを充電した場合の降坂終了時の推定の充電後SOCaを算出する(ステップS121)。
そして、ECU100のCPUは、ステップS121で算出した降坂終了時の推定のSOCaがステップS113で記憶した登坂開始時のSOCb未満であるか否かを判断する(ステップS122)。降坂終了時の推定SOCaが登坂開始時のSOCb未満である(ステップS122でYES)と判断した場合、ECU100のCPUは、蓄電装置10のセンサユニット15から蓄電装置10の温度Tを示す検出値を取得し(ステップS123)、取得した温度Tが図4で示した閾値Tth以下であるか否かを判断する(ステップS124)。
蓄電装置10の温度Tが閾値Tth以下である(ステップS124でYES)と判断した場合、ECU100のCPUは、蓄電装置10を昇温するために昇温装置55の昇温制御を開始する(ステップS125)。
(1)降坂開始時でない(ステップS114でNO)と判断した場合、(2)降坂終了時の推定SOCaが登坂開始時のSOCb以上である(ステップS122でNO)と判断した場合、(3)蓄電装置10の温度Tが閾値Tth超である(ステップS124でNO)と判断した場合、および、(4)ステップS125の後、ECU100のCPUは、蓄電装置10の昇温装置55による昇温制御中であるか否かを判断する(ステップS126)。
蓄電装置10の昇温制御中である(ステップS126でYES)と判断した場合、ECU100のCPUは、蓄電装置10のセンサユニット15から蓄電装置10の温度Tを示す検出値を取得し(ステップS127)、取得した温度Tが図4で示した閾値Tth超であるか否かを判断する(ステップS128)。
蓄電装置10の温度Tが閾値Tth超である(ステップS128でYES)と判断した場合、ECU100のCPUは、蓄電装置10の昇温装置55による昇温制御を終了する(ステップS129)。
(1)回生見込み電力量Wkが充電可能電力量Wkin未満である(ステップS117でYES)、つまり、登坂路で消費した電力量を降坂路で取り切れると判断した場合、(2)ステップS113の後、(3)蓄電装置10の昇温制御中でない(ステップS126でNO)と判断した場合、(4)昇温制御中に蓄電装置10の温度Tが閾値Tth以下である(ステップS128でNO)と判断した場合、および、(5)ステップS129の後、ECU100のCPUは、回生条件が成立したか否かを判断する(ステップS131)。
回生条件は、MG40により電力の回生を実行するための条件である。回生条件は、たとえば、車速が0でなく、かつ、アクセルペダルが操作されていないとの条件、車速が0でなく、かつ、ブレーキペダルが操作されているという条件、および、駆動輪50の側からMG40にトルクが掛かっているとの条件のいずれか、または、これらのうちのいずれかを組合わせた条件である。回生条件は、他の条件を含んでもよいし、他の条件であってもよい。
回生条件が成立している(ステップS131でYES)と判断した場合、ECU100のCPUは、MG40で回生制御を実行するようにPCU30を制御する(ステップS132)。
回生条件が成立していない(ステップS131でNO)と判断した場合、および、ステップS132の後、ECU100のCPUは、回生条件が成立した状態から不成立の状態となったか否かを判断する(ステップS133)。
回生条件が成立した状態から不成立の状態となった(ステップS133でYES)と判断した場合、ECU100のCPUは、MG40での回生制御を終了するようにPCU30を制御する(ステップS134)。
回生条件が成立した状態から不成立の状態となっていない(ステップS133でNO)と判断した場合、および、ステップS134の後、ECU100のCPUは、実行する処理をこの回生処理の呼出元の上位の処理に戻す。
図5は、この実施の形態の回生処理による制御結果の一例を示す図である。図5を参照して、時刻t=0において、登坂が開始されることで、図5(C)で示されるように、一定の電流で蓄電装置10からのMG40への放電が開始され、図5(B)で示されるように、SOCがX(%)から徐々に減少する。
そして、時刻t=t1において、頂点に到達することで、図5(B)で示されるように、SOCがY(%)に減少する。時刻t=t1以降は、図5(C)で示されるように、MG40による回生電力によって蓄電装置10への充電が開始されるが、図5(A)で示されるように、蓄電装置10の温度Tが閾値Tth以下であり、図4で示したように、充電電力上限値Winが極端に低いため、図5(C)で示されるように、充電電流は最初は低く、図5(B)で示されるように、SOCの増加する速度も遅い。
しかし、昇温装置55による蓄電装置10の昇温制御によって、図5(A)で示されるように、時刻t=t2において、蓄電装置10の温度Tが閾値Tthに達すると、図4で示したように、充電電力上限値Winが閾値Tth以上の温度での値と同程度になるため、時刻t=t2以降は、図5(C)で示されるように、充電電流が閾値Tth以上の場合と同等の電流値となり、図5(B)で示されるように、SOCの増加する速度が速くなる。
これにより、時刻t=t3において、降坂が終了するときには、図5(B)で示されるように、SOCは登坂開始時のX(%)に近い値まで回復する。蓄電装置10の昇温制御を実行しない場合は、充電電力上限値Winが低いままであるため、SOCは登坂開始時のX(%)に近い値まで回復しない。
[変形例]
(1) 前述した実施の形態においては、図3のステップS114からステップS125で説明したように、登坂路から降坂路に変わる頂点において、登坂路での消費電力を降坂路で回生しきれない場合に蓄電装置10の昇温制御を開始するようにした。しかし、これに限定されず、降坂路の途中で昇温制御を開始するようにしてもよいし、登坂路の途中で昇温制御を開始するようにしてもよい。
(2) 前述した実施の形態においては、図3で示されるように、降坂路で回生された電力が、登坂路で消費された電力に達しても、MG40による電力の回生を終了しないようにした。しかし、これに限定されず、降坂路で回生された電力が、登坂路で消費された電力に達した場合に、MG40による電力の回生を終了するようにしてもよい。
(3) 前述した実施の形態においては、図3で示したように、昇温装置55による蓄電装置10の昇温制御中であっても、MG40による電力の回生を実行するようにした。しかし、これに限定されず、昇温装置55による蓄電装置10の昇温制御中である場合は、蓄電装置10の温度Tが或る温度(たとえば、上述の閾値Tth)に達するまで、MG40による電力の回生を中断するようにしてもよい。
(4) 前述した実施の形態においては、図3のステップS121、ステップS122およびステップS125で示したように、降坂終了時の推定の充電後SOCaが、登坂開始時のSOCb未満であることを条件に、昇温装置55による蓄電装置10の昇温制御を開始するようにした。しかし、降坂終了時の推定の充電後SOCaが所定SOC未満であることを条件に、昇温制御を開始するようにするのであれば、これに限定されず、たとえば、所定SOCが、降坂開始時のSOCに登坂路で低下したSOCを加算したSOCcであってもよいし、このSOCcと登坂開始時のSOCbとの間のSOCであってもよい。
(5) 前述した実施の形態においては、電動車両1は、駆動輪50の駆動源がMG40のみである電気自動車であることとした。しかし、これに限定されず、電動車両1は、MG40によって回生された電力を蓄える蓄電装置を備える電動車両であればよく、駆動源としてモータジェネレータ以外にエンジンも備えるハイブリッド車であってもよいし、さらに外部充電することが可能なプラグインハイブリッド車であってもよいし、燃料電池車であってもよい。これらの場合、前述した図3の制御は、エンジンの駆動力で駆動されておらず、エンジンまたは燃料電池により発電が実行されていない状態、つまり、蓄電装置とモータジェネレータとの間のみで電力がやりとりされている状態に適用することができる。
(6) 前述した実施の形態においては、図3のステップS111で示したように、現在値が登坂開始位置であるか降坂開始位置であるかを、ナビゲーション装置95の地図データによって判断するようにした。しかし、登坂開始位置および降坂開始位置を判断可能であれば、これに限定されない。たとえば、傾斜を取得する取得部としてたとえばジャイロセンサを備え、電動車両1が前上がりに傾いている場合は、登坂路を走行中であると判断し、登坂路の走行が開始された位置を登坂開始位置と判断するとともに、電動車両1が前下がりに傾いている場合は、降坂路を走行中であると判断し、降坂路の走行が開始された位置を降坂開始位置と判断するようにしてもよい。
(7) 前述した実施の形態においては、図3のステップS128およびステップS129で説明したように、蓄電装置10の温度Tが一定値の閾値Tthに達したときに、昇温装置55による蓄電装置10の昇温制御を終了させるようにした。しかし、これに限定されず、閾値Tthが可変値であってもよく、たとえば、充電電流に応じて閾値Tthの値を可変としてもよく、充電電流が大きい程、閾値Tthの値を大きくするようにしてもよい。
(8) 前述した実施の形態においては、蓄電装置10の温度Tが閾値Tth以下のときには昇温装置55に電力を供給し、温度Tが閾値Tth超のときには昇温装置55に電力を供給しないようにした。しかし、これに限定されず、蓄電装置10の温度Tの上昇による充電電力上限値Winの上昇に伴い、昇温装置55に供給する電力を段階的または連続的に減少させるようにしてもよい。
(9) 前述した実施の形態を、図3で示した回生処理を実行する電動車両1のECU100のような車両の制御装置の開示と捉えることができる。また、このような電動車両1の開示と捉えることができる。また、図3で示した回生処理をECU100のような制御装置が実行する制御方法の開示と捉えることができる。また、ECU100のような制御装置によって実行される図3で示した回生処理のプログラムの開示と捉えることができる。
[効果]
(1) 図1で示したように、電動車両1は、電動車両1を駆動するとともに電動車両1の運動エネルギを回生するMG40と、MG40を回転させるための電力を供給するとともにMG40によって回生された電力を蓄える蓄電装置10と、蓄電装置10を昇温する昇温装置55とを備える。図3で示したように、電動車両1のECU100は、ステップS115で、これから下る降坂路を下りきったときに回生可能な回生見込み電力量Wkを推定し、ステップS116で、蓄電装置10の現在の充電電力上限値Winで充電を行った場合、降坂路での降坂の開始から終了までに充電可能な充電可能電力量Wkinを推定し、ステップS121で、降坂路の降坂開始直前のSOCから、充電可能電力量を充電した場合の充電後SOCaを算出し、ステップS117で、回生見込み電力量Wkが充電可能電力量Wkin以上であり、かつ、ステップS122で、充電後SOCaが所定SOCb未満であるときに、ステップS124で、蓄電装置10を昇温することで充電電力上限値Winを大きくできる場合、ステップS125で、蓄電装置10を昇温するよう昇温装置55を制御する。
これにより、降坂路での回生電力を増加させることができる。また、蓄電装置10の昇温により充電電力上限値Winを上げることができるので、充電しきれない電力を減らすことができる。このように、より多くの電力量を充電できるので、電力の無駄を抑制しつつ、より多くの電力を回収することができるため、エネルギ効率を向上させることができる。
(2) 図3で示したように、ECU100は、MG40の回生電力により昇温装置55によって蓄電装置10を昇温させる。
これにより、また、昇温しなければ蓄電装置10に充電しきれない電力を用いて昇温装置55によって蓄電装置10を昇温する場合、充電しきれない電力を熱として放出させる場合と比較して、充電しきれない電力を無駄なく有効活用できるとともに、蓄電装置10の昇温により充電電力上限値Winを上げることができるので、充電しきれない電力を減らすことができる。このように、回収しきれない電力を用いて蓄電装置10を昇温し、より多くの電力量を充電できるので、電力の無駄を抑制しつつ、より多くの電力を回収することができるため、エネルギ効率を向上させることができる。
(3) 図4で示したように、閾値Tthは、蓄電装置10の充電電力上限値Winが、蓄電装置10の温度の低下に伴って急激に減少し始める温度とする。「急激に」とは、たとえば、或る温度範囲Aの充電電力上限値Winの平均値が、その温度範囲Bより高い温度範囲の充電電力上限値Winの平均値の所定倍(たとえば5倍)以上となるような場合である。この場合、閾値Tthは、たとえば、温度範囲Aおよび温度範囲Bの間の温度とする。
今回開示された各実施の形態は、適宜組合わせて実施することも予定されている。そして、今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電動車両、10 蓄電装置、15 センサユニット、20 システムメインリレー、30 パワーコントロールユニット、32 コンバータ、34 インバータ、40 モータジェネレータ、45 駆動軸、50 駆動輪、55 昇温装置、60 DC/DCコンバータ、70 補機、75 受電部、80 充電器、85 充電リレー、90 パワースイッチ、95 ナビゲーション装置、100 電子制御装置、200 電源。

Claims (1)

  1. 車両の制御装置であって、
    前記車両は、
    前記車両を駆動するとともに前記車両の運動エネルギを回生するモータジェネレータと、
    前記モータジェネレータを回転させるための電力を供給するとともに前記モータジェネレータによって回生された電力を蓄える蓄電装置と、
    前記蓄電装置を昇温する昇温装置とを備え、
    前記制御装置は、
    これから下る降坂路を下りきったときに回生可能な回生見込み電力量を推定し、
    前記蓄電装置の現在の充電電力上限値で充電を行った場合、前記降坂路での降坂の開始から終了までに充電可能な充電可能電力量を推定し、
    前記降坂路の降坂開始直前のSOCから、前記充電可能電力量を充電した場合の充電後SOCを算出し、
    前記回生見込み電力量が前記充電可能電力量以上であり、かつ、前記充電後SOCが所定SOC未満であるときに、前記蓄電装置を昇温することで前記充電電力上限値を大きくできる場合、前記蓄電装置を昇温するよう前記昇温装置を制御する、車両の制御装置。
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