JP2020137235A - 車両の電源供給装置 - Google Patents

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裕 乾
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Abstract

【課題】電源スイッチオフ時に、暗電流が生じないように電気負荷に小電流を供給する。【解決手段】電源供給装置は、バッテリ2から電力供給を受けて動作する電気負荷1に電力を供給するための主電流供給回路3と、電気負荷1に小電流を供給する小電流供給回路4とを備え、主電流供給回路3は、電源スイッチのオンオフに応じて主電流供給回路3を開閉するリレー11を有する。小電流供給回路4は、リレー11の励磁回路13下流側に接続される。電源スイッチのオフ時に、リレー11が開いて主電流供給回路3が開放されているとき、バッテリ2から励磁回路13、小電流供給回路4を通って、電気負荷1に小電流による電力が供給される。電源スイッチのオフ時に電気負荷1がリモートコントロールによって起動する場合、小電流供給回路4をリレー11が動作する電流以上の電流が流れ、リレー11が動作して、主電流供給回路4から電力が電気負荷1に供給される。【選択図】図1

Description

本発明は、バッテリ電圧を昇圧して、車載の電気負荷に電力を供給する車両の電源供給装置に関する。
アイドルストップ車両は、停車時にエンジンを停止する。そして、所定の始動条件が満たされると、エンジンが再始動される。再始動時のスタータ起動により、バッテリ電圧が低下する。エンジンの停止中にオーディオ機器やナビゲーション機器といった電気負荷が動作していると、クランキングの瞬間にバッテリ電圧が一時的に低下する。この電圧低下により、電気負荷が初期化されるおそれがある。このような初期化を防ぐために、特許文献1に記載のように、バッテリ電圧を昇圧するDCDCコンバータを有する昇圧回路が設けられる。アイドルストップ時には、昇圧回路を通じて昇圧された電力が電気負荷に供給される。
特開2014−24535号公報
昇圧回路において、出力短絡時の過電流やバッテリ逆接続時の内部回路を保護するために、接続遮断回路が設けられ、過電流が発生したとき、昇圧回路への通電が遮断される。このような接続遮断回路では、アクセサリースイッチのオフ時の暗電流低減のため、開放しておく必要がある。アクセサリースイッチがオフされると、接続遮断回路は開放される。
ここで、オーディオ機器やナビゲーション機器などの電気負荷には、メモリバックアップ用の小電流を供給する必要がある。そのため、接続遮断回路をバイパスするように小電流供給回路が設けられる。小電流供給回路には、半導体スイッチが設けられ、アクセサリースイッチがオフされると、半導体スイッチがオンして、バッテリから小電流が電気負荷に供給される。しかし、この小電流供給回路では、微小であるが暗電流が発生し、バッテリ容量が低下する上、高機能な半導体が必要になり、コストアップとなる。また、過電流等の異常が発生して、接続遮断回路が動作しても、小電流供給回路を通じて電気負荷に過電流が流れてしまい、電気負荷が故障するおそれがある。
本発明は、上記に鑑み、アクセサリースイッチオフ時でも暗電流が生じないように、電気負荷に小電流を供給できる車両の電源供給装置の提供を目的とする。
本発明の車両の電源供給装置は、バッテリから電力供給を受けて動作する電気負荷に電力を供給するための主電流供給回路と、電気負荷に小電流を供給する小電流供給回路とを備え、主電流供給回路は、電源スイッチのオンオフに応じて主電流供給回路を開閉するリレーを有する。小電流供給回路は、リレーの励磁回路下流側に接続される。
アクセサリースイッチ等の電源スイッチのオフ時に、リレーが開いて主電流供給回路が開放されているとき、バッテリから励磁回路を通って小電流供給回路に小電流が流れる。電気負荷に小電流による電力が供給され、電気負荷のバックアップや待機のために電力が消費される。この小電流は、リレーが動作する電流よりも小さい電流である。電源スイッチのオン時には、リレーが閉じて、主電流供給回路を通じて電気負荷の動作に必要な大電流が流れ、電気負荷に電力が供給される。また、電源スイッチのオフ時に電気負荷がリモートコントロールによって起動する場合、小電流供給回路を流れる電流がリレーが動作する電流以上になると、リレーが動作して、主電流供給回路を通じて電力を電気負荷に供給できる。
本発明によると、半導体スイッチを用いないで、暗電流を消費しない小電流供給回路を簡素に構成することができる。また、電源スイッチのオフ時に、小電流供給回路を電流が流れることにより、リレーが動作して、電気負荷に電力を供給して動作させることが可能となる。
本発明の実施形態の車両の電源供給装置の概略構成を示すブロック図
本発明の実施形態に係る車両の電源供給装置を図1に示す。電源供給装置は、車両に搭載されたオーディオ機器やナビゲーション機器などの電気負荷1にバッテリ2から電力を供給するものであって、電気負荷1を動作させるための電力を供給するための主電流供給回路3と、待機時などの電気負荷1が動作していないときに電気負荷1に小電流を供給する小電流供給回路4とを備えている。なお、この車両は、アイドルストップ車両とされる。
主電流供給回路3は、バッテリ電圧を昇圧する昇圧コンバータ5と、異常時に主電流供給回路3を保護する接続遮断回路6とを有する。昇圧コンバータ5は、DCDCコンバータからなり、昇圧コンバータ5の駆動回路7を制御する制御装置8が設けられる。制御装置8は、CAN9に接続され、他の制御装置(ECU)10と通信を行う。アイドルストップが実行されると、制御装置8は、昇圧コンバータ5を動作させる。バッテリ電圧が低下したときに、昇圧コンバータ5はバッテリ電圧を昇圧し、昇圧された電力が電気負荷1に供給される。
そして、主電流供給回路3を開閉するリレー11が設けられる。常開形リレー11は、昇圧コンバータ5の上流側に設けられる。リレー11の接点12がバッテリ2と昇圧コンバータ5との間に接続される。リレー11のコイルからなる励磁回路13は、アクセサリースイッチ14に接続される。リレー11は、アクセサリースイッチ14のオンオフに応じて動作する。アクセサリーキー15がオンされると、アクセサリースイッチ14がオンして、リレー11の励磁回路13に通電され、接点12が閉じる。主電流供給回路3は導通して、電気負荷1にバッテリ2からの電力が供給される。アクセサリーキー15がオフされると、アクセサリースイッチ14のオフにより、リレー11の励磁回路13の通電が遮断され、接点12が開く。なお、イグニッションスイッチのオンオフでもリレー11は動作する。すなわち、アクセサリースイッチ14やイグニッションスイッチといった電源スイッチのオンにより、主電流供給回路3は動作して、バッテリ2からの電力を電気負荷1に供給する。電源スイッチのオフにより、電力供給は停止される。
接続遮断回路6は、出力短絡時の過電流やバッテリ逆接続といった異常が発生したときに、主電流供給回路3を遮断する。接続遮断回路6は、過電流検出回路20を有する。過電流検出回路20は、リレー11の接点12と昇圧コンバータ5との間に接続される。過電流検出回路20は、電流検出用の抵抗21、アクセサリースイッチ14に接続された第1スイッチング素子22、第1スイッチング素子22のベースに接続されたコンパレータ23、小電流供給回路4に接続された第2スイッチング素子24、第2スイッチング素子24のベースに接続されたコンパレータ25を備えている。過電流などの異常が検出されると、コンパレータ23の出力により第1スイッチング素子22がオンし、アクセサリースイッチ14がオフして、リレー11の接点12が開き、主電流供給回路3が開放される。
小電流供給回路4は、リレー11の励磁回路13と電気負荷1との間に接続される。すなわち、小電流供給回路4は、励磁回路13の下流側であって、主電流供給回路3に並列に設けられる。小電流供給回路4は、2つのトランジスタ26をダーリントン接続して構成される。各トランジスタ26のベースに電流制限用の抵抗27が接続される。このような接続により、電流増幅率を高くすることができ、電気負荷1に応じて適正に電流制限された小電流を電気負荷1に流すことができ、無駄な暗電流をなくして、バッテリ容量の低下を低減できる。
リレー11の接点12が開いているとき、バッテリ2から励磁回路13、小電流供給回路4を経て電気負荷1に至る通電経路が形成される。バッテリ2から通電経路を通じて増幅された小電流が電気負荷1に供給される。この小電流は、主電流供給回路3から供給される大電流、すなわち電気負荷1を動作させるための電流よりも非常に低い電流であり、メモリバックアップ用の電力として供給される、あるいはリモートコントロールされる機器の待機時の電力として供給されるものである。
また、異常の発生時には、小電流供給回路4は接続遮断回路6によって遮断され、電気負荷1への通電が停止される。接続遮断回路6の第2スイッチング素子24が小電流供給回路4の前段のトランジスタ26のベースに接続される。異常時に第2スイッチング素子24がオンすると、前段のトランジスタ26がオフして、バッテリ2からの電流は第2トランジスタ24を通ってアースに流れ、電気負荷1に電流は流れない。
車両のイグニッションスイッチあるいはアクセサリースイッチ14といった電源スイッチがオンされると、リレー11が閉じ、バッテリ2から主電流供給回路3を通じて電気負荷1に電力が供給され、電気負荷1は起動する。
走行中の車両が停止すると、アイドルストップが行われる。エンジンは停止するが、リレー11は閉じているので、動作中の電気負荷1にバッテリ2から主電流供給回路3を通じて電力が供給される。このとき、アイドルストップ信号が制御装置8に入力され、制御装置8は昇圧コンバータ5を動作させる。エンジンの再始動時、スタータ起動によりバッテリ電圧が一時的に低下した場合、昇圧コンバータ5はこの電圧低下を検出すると、バッテリ電圧を昇圧して、昇圧した電力が電気負荷1に供給される。電気負荷1は、初期化されることなく、動作は正常に維持される。
電源スイッチがオフされると、リレー11が開き、電気負荷1には電力が供給されない。このとき、通電経路に小電流が流れ、電気負荷1にバッテリ2から電力が供給され、電気負荷1のバックアップや待機のために消費される。このときの小電流は、リレー11が動作するときの電流よりも小さい電流である。
電源スイッチがオフしているときに、リモートコントロールによって電気負荷1が起動される場合、通電経路を流れる電流が大きくなる。この電流がリレー11が動作する以上の電流になると、リレー11が動作して、接点12が閉じる。バッテリ2から主電流供給回路3を通じて電気負荷1に電力を供給可能となり、電気負荷1が起動する。
従来の半導体スイッチでは、起動電流のような大電流を流すことができず、リモートコントロール可能な電気負荷1に対して使用不可能である。このような半導体スイッチを用いない小電流供給回路4を設けることにより、この回路における暗電流をなくすことができる。また、小電流供給回路4をリレー11の励磁回路13に接続することにより、小電流供給回路4は接続遮断回路6に接続される。過電流等の異常が発生しても、小電流供給回路4が遮断されるので、小電流供給回路4を通じて電気負荷1に過電流が流れることを防止でき、電気負荷1の安全性を高めることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。電気負荷1は、オーディオ機器やナビゲーション機器に限らず、ECU、時計、スマートキーシステム、セキュリティシステム、リモートエンジンスタータなどであってもよい。
1 電気負荷
2 バッテリ
3 主電流供給回路
4 小電流供給回路
5 昇圧コンバータ
6 接続遮断回路
8 制御装置
11 リレー
12 接点
13 励磁回路
14 アクセサリースイッチ
20 過電流検出回路

Claims (1)

  1. バッテリから電力供給を受けて動作する電気負荷に電力を供給するための主電流供給回路と、電気負荷に小電流を供給する小電流供給回路とを備え、主電流供給回路は、電源スイッチのオンオフに応じて主電流供給回路を開閉するリレーを有し、小電流供給回路は、リレーの励磁回路下流側に接続され、電源スイッチのオフ時に主電流供給回路が開放されているとき、バッテリから励磁回路を通って小電流供給回路に小電流が流れ、電気負荷に小電流が供給されることを特徴とする車両の電源供給装置。
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