JP2020135412A - 車両充電管理システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば定額課金や充電電力量を充電器で取得して課金する方法に比べ、公平性及びコストダウンのバランスに優れた車両充電管理システムを提供する。【解決手段】充電管理サーバ200は、充電池を用いて走行する車両を管理する管理サーバから、車両の充電に関わる情報と、車両の移動履歴に関する情報と、を取得する取得手段と、車両の充電に関わる情報及び車両の移動履歴に関する情報により、予め定められた充電場所にて行われた車両の充電の度合を特定する充電度合特定手段と、特定された充電の度合を基に、充電場所に関する課金情報を出力する出力手段とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、車両充電管理システム及びプログラムに関する。
例えば、特許文献1には、地域内で供給可能な電力量の範囲内で自動車に充電する電力量に関する充電スケジュールを作成保持するとともに、自動車を特定するために用いる識別番号を保持し、識別番号を有する自動車から充電池への充電開始の信号が検知された場合に、充電スケジュールに基づいて自動車の現在位置及び現在時刻における充電の可否を判定することで、EVの充電を充電スケジュールに基づいて管理するEV充電管理システムが開示されている。
特開2018−61433号公報
従来、例えば集合住宅などでEV(Electric Vehicle:電気自動車)の充電を行う場合に、EV充電の管理・課金方法として、充電電力量に関わらない定額課金や、充電電力量を充電器で取得して課金する方法、などが存在する。
しかしながら、これらの管理・課金方法は、公平性に欠けたり、管理課金コストが増大したりすることが多い。例えば、定額課金では、走行距離や基礎充電率によって充電電力量は大きく異なるものの、定額課金であるために公平性に欠けることとなる。また、例えば、充電電力量を充電器で取得して課金する方法では、公平性は担保されるものの、計量法に対応したメータや通信ユニットの設置、顧客管理システムの導入、通信料金の発生など、管理課金コストが増大してしまう。その結果、例えば集合住宅にて管理組合の合意が得られないなど、EV充電の普及が図られていない。
本発明の目的は、例えば定額課金や充電電力量を充電器で取得して課金する方法に比べ、公平性及びコストダウンのバランスに優れた車両充電管理システムを提供することにある。
かかる目的のもと、本発明は、充電池を用いて走行する車両を管理する管理サーバから、当該車両の充電に関わる情報と、当該車両の移動履歴に関する情報と、を取得する取得手段と、前記車両の充電に関わる情報及び当該車両の移動履歴に関する情報により、予め定められた充電場所にて行われた当該車両の充電の度合を特定する充電度合特定手段と、特定された前記充電の度合を基に、前記充電場所に関する課金情報を出力する出力手段と、を備えた車両充電管理システムである。
ここで、前記充電度合特定手段は、前記充電場所にて充電することが予め定められた複数の利用者について、当該複数の利用者のそれぞれの車両の前記充電の度合を特定し、前記出力手段は、前記複数の利用者のそれぞれの車両の前記充電の度合を基に、前記充電場所に関する各利用者の課金情報を出力することを特徴とすることができる。
また、前記出力手段は、前記充電場所に関する各利用者の課金情報として、前記複数の利用者のそれぞれの車両の充電の割合を出力することを特徴とすることができる。
さらに、前記充電度合特定手段は、前記充電場所にて充電することが定められていない他の利用者の車両について、当該車両の充電に関わる情報及び当該車両の移動履歴に関する情報により、当該車両が当該充電場所にて充電した履歴がある場合、警告を出力することを特徴とすることができる。
そして、前記充電度合特定手段は、前記充電場所に設けられた電気メータで測定された充電電力量と、前記取得手段が取得した情報により当該充電場所にて前記複数の利用者が充電した充電電力量の合計値との差が、予め定められた閾値を超える場合、警告を出力することを特徴とすることができる。
また、前記充電度合特定手段は、前記車両の移動履歴に関する情報を基に、当該車両が前記充電場所にいた時間帯を特定し、さらに、当該車両の充電に関わる情報を基に、特定した当該時間帯にて行われた当該車両の充電の度合を特定することを特徴とすることができる。
さらに、前記充電の度合は、前記充電池に充電された電力量であることを特徴とすることができる。
そして、前記充電の度合は、前記充電場所にて充電が行われた充電回数であることを特徴とすることができる。
また、前記充電の度合は、前記充電場所にて充電が行われた充電時間であることを特徴とすることができる。
さらに、前記充電の度合は、前記充電場所にて充電が行われた充電時間と前記車両の車種に関する情報とを基に算出される度合であることを特徴とすることができる。
そして、前記車種に関する情報は、当該車種に応じた単位時間当たりに充電可能な電力量であることを特徴とすることができる。
また、前記充電の度合は、前記充電場所にて充電が行われた充電時間と充電開始時における前記充電池の充電電力量の残量とを基に算出される度合であることを特徴とすることができる。
さらに、前記充電度合特定手段は、前記充電場所に設けられた電気メータで測定された充電電力量を基に、前記車両の充電の度合を補正することを特徴とすることができる。
そして、前記車両の移動履歴に関する情報は、時間の経過に従って取得された当該車両の位置情報であり、前記充電度合特定手段は、前記車両が前記充電場所にいることを示す位置情報が取得されない場合、当該充電場所に入った時点の前記充電池の充電電力量の残量と、当該充電場所から出た時点の当該充電池の充電電力量の残量との差を、当該充電場所にて行われた当該車両の充電の度合として特定することを特徴とすることができる。
また、前記取得手段は、前記管理サーバから、前記車両の放電に関わる情報を取得し、前記充電度合特定手段は、充電及び放電が可能な充放電器が前記充電場所に設けられている場合、当該充電場所にて行われた前記車両の放電の度合を特定し、前記出力手段は、特定された前記充電の度合及び前記放電の度合を基に、前記充電場所に関する課金情報を出力することを特徴とすることができる。
さらに、本発明をプログラムとして捉えた場合、本発明が適用されるプログラムは、コンピュータに、充電池を用いて走行する車両を管理する管理サーバから、当該車両の充電に関わる情報と、当該車両の移動履歴に関する情報と、を取得する機能と、前記車両の充電に関わる情報及び当該車両の移動履歴に関する情報により、予め定められた充電場所にて行われた当該車両の充電の度合を特定する機能と、特定された前記充電の度合を基に、前記充電場所に関する課金情報を出力する機能と、を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、例えば定額課金や充電電力量を充電器で取得して課金する方法に比べ、公平性及びコストダウンのバランスに優れた車両充電管理システムを提供することができる。
本実施の形態に係るEV充電管理システムの全体構成例を示す図である。 本実施の形態に係る充電管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。 本実施の形態に係る充電管理サーバの機能構成の一例を示す図である。 充電可能時間帯においてEVに充電された充電電力量を計算する処理の一例を説明するための図である。 利用ユーザの料金を計算する処理手順の一例を示したフローチャートである。 充電電力量を算出する処理の具体例を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<EV充電管理システムの全体構成>
図1は、本実施の形態に係るEV充電管理システム1の全体構成例を示す図である。本実施の形態に係るEV充電管理システム1は、EV管理サーバ100、充電管理サーバ200、料金管理サーバ300、ユーザ端末400、EV500を備える。なお、EV500は、電気自動車(プラグインハイブリッド車等も含む)である。言い換えると、EV500は、充電池を用いて走行する車両である。
EV管理サーバ100は、EV500を管理するサーバ装置である。より具体的には、EV管理サーバ100は、例えば、EV500の製造又は販売等を行う自動車会社のサーバ装置である。このEV管理サーバ100は、EV500を利用するユーザ(以下、「利用ユーザ」と称する)の情報(例えば、利用ユーザの氏名、住所)や、EV500の車両に関する情報(例えば、EV500を識別するためにEV500毎に付与された車両IDや、EV500の車種)などの各種情報を、EV500毎に管理する。また、EV管理サーバ100は、インターネット等のネットワークを介して、EV500から常時(例えば5分毎)又は必要に応じて、EV500の位置情報、EV500の充電に関わる情報などを取得する。
付言すると、EV500の位置情報は、EV500の位置を示す情報である。この情報をEV500にて常時取得・記録しておき、EV管理サーバ100が常時取得することにより、時間の経過に従った位置情報が取得される。その結果、EV500の移動履歴(即ち、移動経路)が把握される。即ち、EV500の位置情報は、EV500の移動履歴に関する情報として捉えることができる。
また、EV500の充電に関わる情報は、例えば、充電設備によりEV500に充電された充電電力量、充電回数、充電時間、EV500の車種、EV500の充電池501の電池容量、充電池501の充電電力量の残量(SOC(State Of Charge))、充電池501の劣化状況、などの情報である。これらの情報を常時取得することにより、EV500の充電状況の経時的な変化が把握される。なお、EV500の車種、EV500の充電池501の電池容量などの固有の情報は、EV管理サーバ100に予め登録しておいてもよい。
本実施の形態において、EV管理サーバ100は、充電池を用いて走行する車両を管理する管理サーバの一例として用いられる。
充電管理サーバ200は、EV500に対する充電を管理するサーバ装置である。より具体的には、充電管理サーバ200は、例えば、EV500に対して電力を提供する電力会社のサーバ装置である。この充電管理サーバ200は、インターネット等のネットワークを介して、EV管理サーバ100から、EV500の位置情報、EV500の充電に関わる情報を取得する。そして、充電管理サーバ200は、EV管理サーバ100から取得した情報を基に、利用者ユーザが特定の充電設備にてどれくらい充電したかを把握する。把握した情報は、料金管理サーバ300に出力される。
本実施の形態において、充電管理サーバ200は、車両充電管理システムの一例として用いられる。
料金管理サーバ300は、利用ユーザに対して課金する料金を管理するサーバ装置である。より具体的には、料金管理サーバ300は、例えば、EV500を充電する充電設備の管理会社のサーバ装置や、充電設備が設置された集合住宅の管理組合のサーバ装置である。この料金管理サーバ300は、インターネット等のネットワークを介して、充電管理サーバ200から、利用者ユーザが充電設備にてどれくらい充電したかを示す情報を取得する。そして、料金管理サーバ300は、取得した情報を基に、利用ユーザに対して課金する料金を計算し、計算した料金の情報をユーザ端末400に出力する。
ユーザ端末400は、利用ユーザによって使用されるコンピュータ装置である。ユーザ端末400としては、例えば、携帯情報端末(いわゆる、スマートフォンやタブレット端末等)やPC(Personal Computer)等が例示される。このユーザ端末400は、インターネット等のネットワークを介して、料金管理サーバ300から、利用ユーザに対して課金される料金の情報を取得する。そして、ユーザ端末400は、取得した料金の情報を画面に表示して利用ユーザに通知する。
EV500は、充電池501、充電回路502、車載器503を備える。ここで、EV500は、充電プラグ等を介して、集合住宅等に設置された充電設備に接続される。そして、充電設備から充電回路502を介して、充電池501に電力が供給される。充電池501は、充電回路502から供給される電力で充電され、充電された電力をEV500に供給する。また、車載器503は、EV管理サーバ100等の他装置との間で通信を行い、GPS(Global Positioning System)によって取得したEV500の位置情報や、EV500の充電に関わる情報を出力する。
なお、位置情報は、GPSによって取得する構成に限られない。例えば、EV500の車載器503が、周囲にある無線装置と無線通信を行うことにより、EV500の位置を把握してもよい。また、EV500に備え付けられたカメラで周囲を撮影し、撮影した画像をEV管理サーバ100に送信してもよい。さらに、充電設備がEV500の情報をEV管理サーバ100に送信することも考えられる。例えば、充電設備にカメラを設けて、カメラでEV500を撮影し、撮影した画像をEV管理サーバ100に送信することにより、EV500が充電設備の場所にいることが把握される。
また、図1に示す例では、EV管理サーバ100、充電管理サーバ200、料金管理サーバ300、ユーザ端末400、EV500をそれぞれ1つ示したが、各装置の数は1つに限られない。例えば、ユーザ端末400は、利用ユーザ毎に存在する。また、例えば、料金管理サーバ300は、1又は複数の充電器を有する充電設備毎に存在する。さらに、例えば、EV500については、自動車会社にて販売された数のEV500が存在する。
また、各装置に保存される情報は上述した例に限られない。例えば、上述した例では、利用ユーザの情報は、EV管理サーバ100に保存されることとしたが、充電管理サーバ200や料金管理サーバ300等に保存されることとしてもよい。この場合、充電管理サーバ200や料金管理サーバ300等では、例えば、車両IDと利用ユーザの情報(即ち、その車両IDが付与されたEV500を利用する利用ユーザの情報)との紐付けが行われる。他方、EV管理サーバ100では、例えば、EV500毎に、車両IDとその他の情報(例えば、EV500の車種、EV500の位置情報、EV500の充電に関わる情報)との紐付けが行われる。そのため、充電管理サーバ200は、EV管理サーバ100からEV500の情報を取得する場合、利用ユーザに紐付けられている車両IDを指定することで、その利用ユーザが利用するEV500の情報を取得することが可能である。
なお、ここでは、車両IDと利用ユーザの情報とを紐付けることとしたが、EV500を識別可能な情報と利用ユーザの情報とを紐付ければよく、車両IDを用いる構成に限られない。
<充電管理サーバのハードウェア構成>
次に、本実施の形態に係る充電管理サーバ200のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施の形態に係る充電管理サーバ200のハードウェア構成例を示す図である。なお、EV管理サーバ100、料金管理サーバ300、ユーザ端末400のハードウェア構成も、一例として、図2に示すハードウェア構成が用いられる。
図示するように、充電管理サーバ200は、プログラム(ファームウェアを含む)の実行を通じて装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)201と、BIOS(Basic Input Output System)やファームウェア等のプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)202と、プログラムの実行領域として使用されるRAM(Random Access Memory)203とを備える。
また、充電管理サーバ200は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種プログラム、各種プログラムに対する入力データ、各種プログラムからの出力データ等を記憶する記憶領域であるHDD(Hard Disk Drive)204を備える。そして、ROM202やHDD204等に記憶されたプログラムが、RAM203に読み込まれてCPU201に実行されることにより、充電管理サーバ200の機能が実現される。
さらに、充電管理サーバ200は、外部との通信を行うための通信インタフェース(通信I/F)205と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構206と、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力デバイス207とを備える。
<充電管理サーバの機能構成>
次に、本実施の形態に係る充電管理サーバ200の機能構成について説明する。図3は、本実施の形態に係る充電管理サーバ200の機能構成の一例を示す図である。充電管理サーバ200は、対象ユーザ抽出部211、対象ユーザ情報取得部212、充電電力量算出部213、課金情報生成部214、課金情報出力部215を備える。
対象ユーザ抽出部211は、EV管理サーバ100にアクセスして、料金計算の対象とする利用ユーザ(以下、「対象ユーザ」と称する)を抽出する。
例えば、対象ユーザ抽出部211は、料金計算の対象とする充電設備(以下、「対象充電設備」と称する)を特定する。そして、EV管理サーバ100にアクセスして、特定した対象充電設備を利用するものとして予め定められた全ての利用ユーザを、対象ユーザとして抽出する。
なお、対象充電設備を利用するものとして予め定められた利用ユーザとは、例えば、対象充電設備を利用するものとして登録済みの利用ユーザ、対象充電設備を管理する管理会社と契約した利用ユーザ等である。
より具体的には、例えば、対象ユーザ抽出部211は、マンションAの充電設備を対象充電設備として特定する。そして、マンションAの充電設備を利用するものとして登録済みの全ての利用ユーザ(例えば、マンションAに住んでいる全ての利用ユーザ)を、対象ユーザとして抽出する。
ここで、各地に存在する充電設備の情報は、EV管理サーバ100に保存されていてもよいし、充電管理サーバ200や他装置に保存されていてもよい。また、対象充電設備を利用するものとして予め定められた利用ユーザの情報も、EV管理サーバ100に保存されていてもよいし、充電管理サーバ200や他装置に保存されていてもよい。
また、前述の通り、利用ユーザの情報が、充電管理サーバ200や料金管理サーバ300等に保存されており、EV管理サーバ100に保存されていない場合もある。この場合、対象ユーザ抽出部211は、充電管理サーバ200や料金管理サーバ300等にアクセスして、対象充電設備を利用するものとして予め定められた全ての利用ユーザを、対象ユーザとして抽出する。
また、対象ユーザの抽出は、例えば課金を1か月単位で行う場合には、少なくとも1か月に1度行えばよい。ただし、より高頻度で行うことにより、最新の充電状況が把握されることになる。
さらに、充電管理サーバ200からEV管理サーバ100に対してアクセス可能な範囲は、予め定められている。例えば、利用ユーザの氏名や住所はアクセス可能な情報として定められる一方で、利用ユーザの電話番号や生年月日はアクセスできない情報として定められる。
対象ユーザ情報取得部212は、EV管理サーバ100にアクセスして、対象ユーザ抽出部211が抽出した対象ユーザについて、その対象ユーザのEV500の位置情報、EV500の充電に関わる情報を取得する。前述の通り、利用ユーザの情報が、充電管理サーバ200や料金管理サーバ300等に保存されている場合には、対象ユーザ情報取得部212は、対象ユーザに紐付けられた車両ID等を指定することにより、対象ユーザのEV500の位置情報、EV500の充電に関わる情報を取得する。
ここで、対象ユーザ情報取得部212は、対象の期間において、対象ユーザのEV500の位置情報、対象ユーザのEV500の充電に関わる情報を取得する。例えば、課金が1か月単位であり、対象ユーザの抽出を1か月に1回行う場合、対象ユーザ情報取得部212は、前回の課金対象となった1か月の終わりの時点から起算して1か月間を、対象の期間とする。そして、この対象の期間について、EV500の位置情報、EV500の充電に関わる情報を取得する。
充電電力量算出部213は、対象ユーザが対象充電設備にてEV500に充電した充電電力量を算出する。
ここで、充電電力量算出部213は、対象ユーザのEV500の位置情報を基に、EV500が対象充電設備の場所にいた時間帯(以下、「充電可能時間帯」と称する)を特定する。そして、充電電力量算出部213は、対象ユーザのEV500の充電に関わる情報を基に、充電可能時間帯にて行われたEV500の充電の充電電力量を算出する。
なお、EV500が対象充電設備の場所にいた時間帯とは、例えば、EV500が対象充電設備から予め定められた範囲(例えば、対象充電設備から半径5mの範囲)にいた時間帯である。
図4は、充電可能時間帯においてEV500に充電された充電電力量を計算する処理の一例を説明するための図である。
ここで、EV500の充電に関わる情報として、EV500に充電された充電電力量がEV管理サーバ100から送られてくる場合には、その情報から直接、充電可能時間帯に充電された充電電力量が計算される。
例えば、図4(A)に示すように、EV500の位置情報により、2018年12月2日12時〜20時までに、EV500がマンションAにいたと特定される。この場合、2018年12月2日12時〜20時が、マンションAにおける充電可能時間帯である。ここで、EV管理サーバ100から、2018年12月2日12時〜15時の充電電力量が5kWhである旨の情報が送られてきたとする。これにより、2018年12月2日12時〜15時に、マンションAにて充電された充電電力量が5kWhとして計算される。
他方、EV500の充電に関わる情報として、EV500に充電された充電電力量がEV管理サーバ100から送られてこない場合には、他の情報を基に、間接的に、充電可能時間帯に充電された充電電力量が計算される。例えば、充電池501の充電電力量の残量の変化により、間接的に、充電可能時間帯に充電された充電電力量が計算される。
例えば、図4(B)に示すように、EV500の位置情報により、2018年12月2日12時〜15時までに、EV500がマンションAにいたと特定される。この場合、2018年12月2日12時〜15時が、マンションAにおける充電可能時間帯である。ここで、EV管理サーバ100から送られてくる経時的な充電電力量の残量の情報により、同日の14時〜15時に残量が増加していることが特定される。これにより、2018年12月2日14時〜15時に、マンションAにて充電が行われたことが把握される。また、充電電力量の残量が0%から90%に増加しているため、例えばEV500の充電池501の電池容量が10kWhの場合、充電された充電電力量は9kWhとして計算される。
さらに、単位時間当たりに充電可能な充電電力量を仮の値として定めておくことにより、その値と充電時間とを掛け合わせて、間接的に、充電可能時間帯に充電された充電電力量を計算してもよい。例えば、図4(B)に示す例では、充電時間が1時間として特定される。ここで、単位時間当たりに充電可能な充電電力量を9kWhと定めておくと、充電電力量の残量のパーセンテージ(%)が正確に把握されない場合であっても、充電された充電電力量が9kWhとして計算される。
ここで、単位時間当たりに充電可能な充電電力量の仮の値を、EV500の車種、又は充電池501の性能や電池容量などに応じて変化させてもよい。また、単位時間当たりに充電可能な充電電力量の仮の値を、充電開始時における充電電力量の残量に応じて変化させてもよい。
このようにして、間接的に、充電可能時間帯に充電された充電電力量が計算される。
なお、本実施の形態において、充電電力量算出部213が算出する充電電力量は、充電の度合の一例として用いられる。
課金情報生成部214は、対象ユーザが対象充電設備にてEV500に充電した充電電力量に応じて、対象ユーザに対して課金するための課金情報を生成する。
ここで、課金情報生成部214は、対象充電設備を利用する全ての対象ユーザについて、充電電力量算出部213が算出した充電電力量を取得する。そして、課金情報生成部214は、全ての対象ユーザの充電電力量を基に、対象充電設備に関する各対象ユーザの課金情報を生成する。例えば、課金情報生成部214は、対象充電設備における各対象ユーザの充電電力量の割合(即ち、充電の割合)を、対象充電設備に関する各対象ユーザの課金情報として生成する。
課金情報出力部215は、対象充電設備を管理する料金管理サーバ300に対して、対象ユーザの課金情報を出力する。
さらに説明すると、料金管理サーバ300は、課金情報出力部215から課金情報を受信すると、各対象ユーザに対して課金する料金を計算する。例えば、料金管理サーバ300は、各対象ユーザの充電電力量の割合により、EV充電サービス料を案分して、各対象ユーザに課金する料金を計算する。そして、料金管理サーバ300は、各対象ユーザのユーザ端末400に対して、計算した料金の情報を出力する。その結果、各対象ユーザに対して、対象充電設備にてEV500を充電したことにより課金される料金の情報が通知される。
なお、EV充電サービス料とは、対象充電設備に対して課される料金である。より具体的には、EV充電サービス料は、例えば、電力基本料金、電力従量料金、充電設備導入費、充電設備メンテナンス費などにかかるコストに応じて決定されるサービス料である。
なお、本実施の形態では、利用ユーザが複数のEV500を利用する場合もある。この場合も、EV500毎に、利用ユーザが対象充電設備で充電した充電電力量が算出され、各EV500の充電電力量に応じて課金情報が生成される。ここで、利用ユーザに対して、EV500毎に課金情報を通知してもよいし、複数のEV500の課金情報をまとめて通知してもよい。また、利用ユーザが複数のEV500を利用する場合は、複数のEV500が同一の充電設備で充電される場合に限られるものではなく、複数のEV500が異なる充電設備で充電される場合もあるものとする。
そして、上述した各機能部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、例えば、充電管理サーバ200を図2に示したハードウェア構成にて実現した場合、ROM202やHDD204等に記憶されたプログラムが、RAM203に読み込まれてCPU201に実行されることにより、図3に示す対象ユーザ抽出部211、対象ユーザ情報取得部212、充電電力量算出部213、課金情報生成部214、課金情報出力部215等の機能部が実現される。
なお、本実施の形態では、取得手段の一例として、対象ユーザ情報取得部212が用いられる。充電度合特定手段の一例として、充電電力量算出部213、課金情報生成部214が用いられる。出力手段の一例として、課金情報生成部214、課金情報出力部215が用いられる。
<料金計算の処理手順>
次に、充電管理サーバ200及び料金管理サーバ300が利用ユーザの料金を計算する処理の手順について説明する。図5は、利用ユーザの料金を計算する処理手順の一例を示したフローチャートである。この例では、1か月に1度、各処理を実行するものとして説明する。
また、以下では、処理のステップを記号の「S」と表記する場合がある。
まず、充電管理サーバ200の対象ユーザ抽出部211は、EV管理サーバ100にアクセスして、対象ユーザを抽出する(S101)。ここで、対象ユーザ抽出部211は、料金計算の対象とする対象充電設備を特定する。そして、対象ユーザ抽出部211は、対象充電設備を利用するものとして予め定められた全ての利用ユーザを、対象ユーザとして抽出する。
次に、対象ユーザ情報取得部212は、EV管理サーバ100にアクセスして、S101で抽出された対象ユーザのEV500の情報を取得する(S102)。この例では、対象ユーザ情報取得部212は、1か月間の情報として、対象ユーザのEV500の位置情報、対象ユーザのEV500の充電に関わる情報を取得する。
次に、充電電力量算出部213は、S101で抽出された各対象ユーザについて、S102で取得されたEV500の位置情報を基に、EV500が対象充電設備の場所にいた時間帯(即ち、充電可能時間帯)を特定する(S103)。次に、充電電力量算出部213は、S101で抽出された各対象ユーザについて、S102で取得されたEV500の充電に関わる情報を基に、充電可能時間帯にてEV500に充電された充電電力量を算出する(S104)。
次に、課金情報生成部214は、S104で算出された各対象ユーザの充電電力量を基に、各対象ユーザの課金情報を生成する(S105)。例えば、課金情報生成部214は、課金情報として、対象充電設備における各対象ユーザの充電電力量の割合を算出する。次に、課金情報出力部215は、対象充電設備を管理する料金管理サーバ300に対して、各対象ユーザの課金情報を出力する(S106)。
次に、料金管理サーバ300は、受信した課金情報を基に、各対象ユーザに対して課金する料金を計算する(S107)。次に、料金管理サーバ300は、各対象ユーザのユーザ端末400に対して、対象ユーザに課金する料金の情報を出力する(S108)。そして、本処理フローは終了する。
なお、S101〜S108の処理を、異なる時期に行ってもよい。例えば、1か月単位で課金する場合に、S105〜S108の処理を1か月単位で行う一方で、S101〜S104の処理を1週間単位で行ってもよい。
<料金計算の処理の具体例>
次に、充電管理サーバ200及び料金管理サーバ300が利用ユーザの料金を計算する処理について、具体例を挙げて説明する。この例では、利用ユーザの抽出から課金までの処理を、1か月単位で行うものとして説明する。
まず、充電管理サーバ200の対象ユーザ抽出部211は、料金計算の対象とする対象充電設備を特定する。例えば、充電設備の一覧の中から、対象充電設備を特定する。この例では、対象充電設備として、マンションAに設置された充電設備が特定される。
次に、対象ユーザ抽出部211は、EV管理サーバ100にアクセスして、EV500を利用する利用ユーザの中から、マンションAの充電設備を利用する全ての利用ユーザを、対象ユーザとして抽出する。この例では、マンションAに住んでいるユーザA、ユーザB、ユーザCが、対象ユーザとして抽出される。
付言すると、マンションAの充電設備を利用する利用ユーザは予め登録済みである。対象ユーザ抽出部211は、事前の登録を基に、マンションAの充電設備を利用する全ての利用ユーザを抽出する。
次に、対象ユーザ情報取得部212は、EV管理サーバ100にアクセスして、ユーザA〜ユーザCについて、EV500の情報を取得する。この例では、対象ユーザ情報取得部212は、課金対象の1か月間について、各対象ユーザのEV500の位置情報、各対象ユーザのEV500の充電に関わる情報を取得する。
次に、充電電力量算出部213は、ユーザA〜ユーザCについて、EV500の位置情報を基に、EV500がマンションAの充電設備の場所にいた時間帯(即ち、充電可能時間帯)を特定する。この例では、課金対象の1か月間におけるEV500の位置情報を基に、充電可能時間帯が特定される。
次に、充電電力量算出部213は、ユーザA〜ユーザCについて、EV500の充電に関わる情報を基に、充電可能時間帯にてEV500に充電された充電電力量を算出する。
図6は、充電電力量を算出する処理の具体例を説明するための図である。図示の例では、ユーザAのEV500について、位置情報、充電電力量の残量を示している。また、図示のグラフでは、縦軸がEV500の充電電力量の残量(%)であり、横軸が日時である。そして、ユーザAのEV500について、2018年12月2日〜12月6日の期間の充電電力量の残量を示している。
ここで、ユーザAのEV500の位置情報を基に、EV500がマンションAの充電設備の場所にいた充電可能時間帯が特定される。さらに、充電可能時間帯にてEV500に充電された充電電力量が算出される。
より具体的には、2018年12月2日12時にEV500はマンションAにおり、そのタイミングで充電電力量の残量が増加している。そこで、この充電はマンションAの充電設備でされたものとして、充電電力量が算出される。この例では、充電電力量の残量が40%から100%へ増加しているため、この増加分が充電された充電電力量になる。例えばEV500の充電池501の電池容量が10kWhの場合、6kWhとして計算される。
同様に、2018年12月4日9時にEV500はマンションAにおり、そのタイミングで充電電力量の残量が増加している。そこで、この充電もマンションAの充電設備でされたものとして、充電電力量が算出される。この例では、充電電力量の残量が0%から40%へ増加しているため、この増加分が充電された充電電力量になる。例えば、EV500の充電池501の電池容量が10kWhの場合、4kWhとして計算される。
その結果、ユーザAのEV500がマンションAの充電設備で充電された充電電力量は、2018年12月2日〜12月6日の期間で、合計10kWhとして計算される。
このようにして、ユーザA〜ユーザCの充電電力量が計算される。この例では、課金対象の1か月間で、ユーザA〜ユーザCの充電電力量がそれぞれ、100kWh、200kWh、300kWhとして計算されたものとする。
次に、課金情報生成部214は、各対象ユーザの充電電力量に応じて、対象ユーザの課金情報を生成する。この例では、課金情報生成部214は、課金情報として、各対象ユーザの充電電力量の割合を算出する。ユーザA〜ユーザCの充電電力量がそれぞれ、100kWh、200kWh、300kWhであるため、ユーザA〜ユーザCの充電電力量の割合は、1:2:3である。そこで、課金情報生成部214は、課金情報として、ユーザA〜ユーザCの充電電力量の割合が1:2:3であることを示す情報を生成する。そして、課金情報出力部215は、マンションAの充電設備を管理する料金管理サーバ300(例えば、マンションAの管理組合の料金管理サーバ300)に対して、ユーザA〜ユーザCの課金情報を出力する。
次に、料金管理サーバ300は、受信した課金情報を基に、ユーザA〜ユーザCに対して課金する料金を計算する。この例では、料金管理サーバ300は、ユーザA〜ユーザCの充電電力量の割合が1:2:3であるため、EV充電サービス料を1:2:3で案分する。例えば、EV充電サービス料が6万円の場合、ユーザAに課金される料金は1万円、ユーザBに課金される料金は2万円、ユーザCに課金される料金は3万円となる。そして、料金管理サーバ300は、ユーザA〜ユーザCのそれぞれのユーザ端末400に対して料金の情報を出力する。
なお、充電電力量の割合を基に料金を計算する際に、充電電力量の割合に比例して分配しなくてもよい。例えば、充電電力量の割合に対して係数を加算してもよい。例えば、充電電力量が多いほど係数を加算する場合、ユーザA〜ユーザCの充電電力量の割合が1:2:3であれば、EV充電サービス料を、1:2.1:3.2で案分してもよい。
また、基本料金を定めておき、ユーザA〜ユーザCに対して基本料金を課金するとともに、EV充電サービス料から3人分の基本料金を引いた金額を1:2:3で案分して、案分した料金をユーザA〜ユーザCに対して課金することとしてもよい。
また、図6に示す例では、2018年12月5日19時に充電電力量の残量の増加が見られる。この時点でのEV500の位置情報によると、EV500は充電スタンドAにいたことになる。そこで、この充電は充電スタンドAの充電設備でされたものとして、充電電力量が算出される。この例では、充電電力量の残量が0%から100%へ増加しているため、この増加分が充電された充電電力量になる。例えば、EV500の充電池501の電池容量が10kWhの場合、10kWhとして計算される。この充電に対する課金は、マンションAの充電設備の課金とは別に行われる。
さらに説明すると、充電スタンドAのような公共の場に設けられた充電設備では、マンションAのような非公共の場に設けられた充電設備とは異なり、充電設備を利用する利用ユーザが事前に登録されていないこともある。このような場合には、充電電力量に従って課金される。例えば、1kWh当たり百円であれば、10kWhで千円が課金される。
ただし、充電スタンドAのような公共の場に設けられた充電設備についても、利用ユーザを事前に登録しておくことにより、利用ユーザで案分して課金することも可能である。
さらに、マンションAのような非公共の場に設けられた充電設備で充電する場合も、利用者で案分して課金するのではなく、充電電力量に従って課金してもよい。
このように、本実施の形態では、EV500と充電設備(即ち、充電場所)とが1対1で紐付けられている構成に限定されるものではなく、例えばマンションAの充電設備や充電スタンドAの充電設備のように、1つのEV500に対して複数の充電設備で充電を行う構成も含まれる。なお、ここでの複数の充電設備は、上述したように、非公共の場に設けられた充電設備(例えば、マンションAの充電設備)及び公共の場に設けられた充電設備(例えば、充電スタンドAの充電設備)であってもよいし、非公共の場に設けられた複数の充電設備を利用する構成や、公共の場に設けられた複数の充電設備を利用する構成も含まれる。
さらに説明すると、EV500に対して複数の充電設備で充電が行われる場合には、利用ユーザに対して、充電設備毎に課金情報を通知してもよいし、個々の充電設備で行われた充電に対する課金情報をまとめて利用ユーザに通知してもよい。より具体的には、例えば、EV充電サービスを提供する会社や充電設備を管理する管理会社が複数の充電設備を管理しており、各充電設備を利用する利用ユーザが予め登録されている。ここで、例えば、課金情報生成部214が、充電設備毎に各利用者の課金情報を生成することにより、複数の充電設備に登録している利用ユーザに対しては、登録している複数の充電設備で行われた充電に対する課金情報がまとめて通知される。
<課金対象である充電電力量の他の例>
上述した例では、充電電力量算出部213は、充電可能時間帯にてEV500に充電された充電電力量を算出した。そして、課金情報生成部214は、算出された充電電力量に応じて、対象ユーザに対して課金するための課金情報を生成した。ただし、本実施の形態では、課金対象の指標は、充電電力量に限られない。
例えば、充電電力量算出部213は、対象ユーザのEV500の充電に関わる情報を基に、対象充電設備においてEV500に充電された充電回数を算出してもよい。この場合、課金情報生成部214は、対象充電設備を利用する全ての対象ユーザの充電回数を基に、各対象ユーザに対して課金するための課金情報を生成する。なお、充電回数は、EV管理サーバ100から直接取得してもよいが、他の情報を基に間接的に算出した値を用いてもよい。例えば、EV500の位置情報により、EV500が対象充電設備の場所にいるときに充電電力量が増加したら、充電が行われたものとして充電回数が1回加算される。
また、例えば、充電電力量算出部213は、対象ユーザのEV500の充電に関わる情報を基に、充電可能時間帯においてEV500に充電された充電時間を算出してもよい。この場合、課金情報生成部214は、対象充電設備を利用する全ての対象ユーザの充電時間を基に、各対象ユーザに対して課金するための課金情報を生成する。なお、充電時間は、EV管理サーバ100から直接取得してもよいが、他の情報を基に間接的に算出した値を用いてもよい。例えば、充電可能時間帯において、EV500の充電電力量の残量が増加した時間を、充電時間とする。
さらに、例えば、課金情報生成部214は、課金情報の生成において、充電時間に加えて、EV500の車種に関する情報を考慮してもよい。例えば、EV500の車種によって充電池501の性能や電池容量などが異なるため、単位時間当たりに充電可能な充電電力量が異なる場合がある。そこで、課金情報生成部214は、対象充電設備を利用する全ての対象ユーザの充電時間とEV500の車種とを基に、各対象ユーザに対して課金するための課金情報を生成する。
より具体的には、例えば、2つのEV500A、EV500Bについて、それぞれの車種が車種A、車種Bであり、単位時間当たりに充電可能な充電電力量の比が1:2であるとする。ここで、EV500A、EV500Bについて、充電電力量算出部213が算出した充電時間が同じである場合、EV500に充電された充電電力量は1:2になる。そこで、課金情報生成部214は、車種B(即ち、EV500B)の対象ユーザの課金の割合を、車種A(即ち、EV500A)の対象ユーザの課金の割合の2倍にする。
また、特定の車種を重点的に販売する等の目的で、車種に応じた特別料金が設定される場合がある。この場合、課金情報生成部214は、車種に応じた特別料金を考慮して、各対象ユーザに対して課金するための課金情報を生成する。
より具体的には、例えば、2つのEV500A、EV500Bについて、それぞれの車種が車種A、車種Bであり、車種に応じた特別料金が1:2と設定されたとする。ここで、EV500A、EV500Bについて、充電電力量算出部213が算出した充電時間が同じである場合、課金情報生成部214は、車種B(即ち、EV500B)の対象ユーザの課金の割合を、車種A(即ち、EV500A)の対象ユーザの課金の割合の2倍にする。
また、例えば、課金情報生成部214は、課金情報の生成において、充電時間に加えて、充電開始時における充電池501の充電電力量の残量を考慮してもよい。例えば、充電開始時における充電池501の充電電力量の残量によって、単位時間当たりに充電可能な充電電力量が異なる場合がある。そこで、課金情報生成部214は、対象充電設備を利用する全ての対象ユーザについての、充電時間と充電開始時における充電池501の充電電力量の残量とを基に、各対象ユーザに対して課金するための課金情報を生成する。
より具体的には、例えば、2つのEV500A、EV500Bについて、充電開始時における充電池501の充電電力量の残量が、EV500Aが90%、EV500Bが10%であるとする。また、充電開始時における充電池501の充電電力量の残量が90%、10%で、単位時間当たりに充電可能な充電電力量の比が1:2であるとする。ここで、EV500A、EV500Bについて、充電電力量算出部213が算出した充電時間が同じである場合、EV500に充電された充電電力量は1:2になる。そこで、課金情報生成部214は、EV500Bの対象ユーザの課金の割合を、EV500Aの対象ユーザの課金の割合の2倍にする。
また、例えば、課金情報生成部214は、課金情報の生成において、充電時間に加えて、充電池501の劣化状況を考慮してもよい。例えば、充電池501の劣化状況により、単位時間当たりに充電可能な充電電力量が異なる場合がある。そこで、課金情報生成部214は、対象充電設備を利用する全ての対象ユーザの充電時間と充電池501の劣化状況とを基に、各対象ユーザに対して課金するための課金情報を生成する。
なお、充電池501の劣化状況は、例えば、EV500の走行履歴(例えば、走行距離、加速回数、減速回数)や、充電池501の使用年数、充電池501における過去の充電回数、過去の放電回数などの情報から把握される。
さらに、本実施の形態では、上述した課金対象の指標を組み合わせることも可能である。即ち、本実施の形態では、充電電力量、充電回数、充電時間、車種に関する情報、充電池501の電池容量、充電開始時における充電電力量の残量、充電池501の劣化状況などの指標を、どのように組み合わせて課金情報を生成してもよい。例えば、課金情報生成部214は、充電時間、EV500の車種に関する情報に加えて、充電開始時における充電池501の充電電力量の残量を考慮して、課金情報を生成してもよい。
なお、本実施の形態において、充電回数、充電時間、充電時間と車種に関する情報とを基に算出される度合、充電時間と充電開始時における充電池501の充電電力量の残量とを基に算出される度合は、充電の度合の一例として用いられる。
<料金計算の処理の他の例>
次に、充電管理サーバ200及び料金管理サーバ300が利用ユーザの料金を計算する処理の他の例について説明する。他の例としては、料金計算の精度を上げるための処理、及び、不正を防止するための処理が挙げられる。
(料金計算の精度を上げるための処理)
料金計算の精度を上げるための1つ目の処理について説明する。
本実施の形態では、EV500に充電された充電電力量を、充電設備に設けられた電気メータで測定し、この測定値を基に、EV管理サーバ100から取得した情報により算出された充電電力量の値を補正してもよい。なお、電気メータは、電力(単位:kW)、電力量(単位:kWh)の少なくとも何れか一方を測定可能なメータである。
この場合、対象充電設備には、EV500に充電される充電電力量を測定するための電気メータが設けられる。そして、対象充電設備にてEV500に充電する際には、電気メータにより充電電力量が測定される。そして、電気メータの測定値は、インターネット等のネットワークを介して、充電管理サーバ200に出力される。充電管理サーバ200の充電電力量算出部213は、受信した電気メータの測定値を基に、対象の期間(例えば、1か月間)に、対象充電設備で充電された充電電力量の合計値を算出する。
また、充電電力量算出部213は、EV管理サーバ100から取得した情報を基に、対象の期間において、各対象ユーザがEV500に充電した充電電力量の合計値を算出する。そして、充電電力量算出部213は、測定値である充電電力量の合計値と、EV管理サーバ100の情報から算出された充電電力量の合計値とを比較する。両者に差がある場合、EV管理サーバ100の情報から算出された充電電力量の値が補正される。
例えば、測定値である充電電力量の合計値が100kWh、EV管理サーバ100の情報から算出された充電電力量の合計値が110kWhであったとする。この場合、EV管理サーバ100の情報から算出された各利用ユーザの充電電力量を、一律に、1/1.1倍にして、料金の計算を行う。例えば、充電電力量の合計値が110kWhから100kWhになることで、その充電設備の電気料金が安くなるため、各利用ユーザに課金される料金も安くなる。
なお、測定値である充電電力量の合計値と、EV管理サーバ100の情報から算出された充電電力量の合計値との比較を1度行えば、両者の差分の傾向を把握することが可能である。そこで、その後の料金計算では、両者を比較せずに補正してもよい。また、両者の比較を数度行って、両者の差分の傾向をさらに把握した後、その後の料金計算では、両者を比較せずに補正してもよい。
また、この例では、充電電力量の測定値を使用して、EV管理サーバ100の情報から算出された充電電力量の値を補正したが、補正のために、他の測定値を使用してもよい。例えば、電気メータにより充電時間を測定し、その測定値を使用して、EV管理サーバ100の情報から算出された充電時間の値を補正してもよい。
次に、料金計算の精度を上げるための2つ目の処理について説明する。
本実施の形態では、例えばEV500が屋内に入ったために、GPSによってEV500の位置情報を取得できなくなった場合であっても、その周辺の時刻における充電電力量の残量により、対象充電設備で充電された充電電力量を算出してもよい。
例えば、対象充電設備が屋内にある場合、EV500が屋内に入ることにより、EV500が対象充電設備の場所にいることを示す位置情報が取得されないことが考えられる。この場合、充電電力量算出部213は、対象充電設備の付近の位置情報を基準にして、対象充電設備の充電電力量を算出する。
より具体的には、例えば、充電電力量算出部213は、EV500の位置情報を基に、EV500が対象充電設備の場所に入った時点(例えば、対象充電設備の設置された建物の敷地内に入った時点)の充電電力量の残量と、EV500が対象充電設備の場所から出た時点(例えば、対象充電設備の設置された建物の敷地内から出た時点)の充電電力量の残量との差分を算出する。この差分を、対象充電設備で充電された充電電力量として特定する。
また、例えば、対象充電設備の周辺で、EV500の位置情報が取得されなくなった時点の充電電力量の残量と、位置情報の取得が再開された時点の充電電力量の残量との差分を、対象充電設備で充電された充電電力量として特定してもよい。
(不正を防止するための処理)
不正を防止するための1つ目の処理について説明する。
本実施の形態では、対象充電設備を利用するものとして予め定められていない利用ユーザが対象充電設備で充電した場合に、警告を出力してもよい。
対象ユーザ情報取得部212は、対象充電設備を利用するものとして予め定められた利用ユーザのEV500の情報だけでなく、それ以外の利用ユーザのEV500の情報(即ち、EV500の位置情報、EV500の充電に関わる情報)を取得する。ここでは、対象充電設備にて充電したと疑われる利用ユーザに絞って、EV500の情報を取得してもよい。対象充電設備にて充電したと疑われる利用ユーザは、例えば、EV500の位置情報により、対象充電設備の場所にいた利用ユーザ、対象充電設備が設置された建物の敷地内に入った利用ユーザである。そして、対象充電設備を利用するものとして予め定められた利用ユーザ以外で、対象充電設備でEV500を充電した履歴のある利用ユーザが存在する場合、対象ユーザ情報取得部212は、対象充電設備を管理する料金管理サーバ300に対して警告を出力する。
なお、対象充電設備で充電した履歴の有無は、例えば、EV500が対象充電設備の設置された建物の敷地内に入った時点の充電電力量の残量よりも、敷地内から出た時点の充電電力量の残量が増加しているか否かによって判断される。
料金管理サーバ300にて警告を検知すると、例えば、対象充電設備の管理者が、対象充電設備の場所に駆け付ける。対象ユーザ情報取得部212が情報を取得する頻度が数分〜数時間単位の場合、不正を行っているEV500の充電中に、そのEV500のもとに管理者が駆け付ける場合もあり得る。このようにして、対象充電設備を利用するものとして予め定められていない利用ユーザが、対象充電設備で充電することが防止される。
次に、不正を防止するための2つ目の処理について説明する。
本実施の形態では、電気メータで測定された充電電力量の合計値と、EV管理サーバ100から取得した情報により算出された各対象ユーザの充電電力量の合計値との差分が、予め定められた閾値を超える場合に、警告を出力してもよい。
この場合、対象充電設備には、EV500に充電される充電電力量を測定するための電気メータが設けられる。そして、対象充電設備にてEV500に充電する際には、電気メータにより充電電力量が測定される。そして、電気メータの測定値は、インターネット等のネットワークを介して、充電管理サーバ200に出力される。充電管理サーバ200の充電電力量算出部213は、受信した電気メータの測定値を基に、対象の期間(例えば、1か月間)に、対象充電設備で充電された充電電力量の合計値を算出する。
また、充電電力量算出部213は、EV管理サーバ100から取得した情報を基に、対象の期間において、各対象ユーザがEV500に充電した充電電力量の合計値を算出する。ここで、充電電力量算出部213は、対象充電設備を利用するものとして予め定められた利用ユーザのEV500を対象にする。そして、充電電力量算出部213は、測定値である充電電力量の合計値と、EV管理サーバ100の情報から算出された充電電力量の合計値とを比較する。
両者の差が予め定められた閾値を超える場合、対象充電設備を利用するものとして予め定められた利用ユーザが、他の利用ユーザ(即ち、対象充電設備を利用するものとして予め定められていない利用ユーザ)を呼び込んで対象充電設備で充電させたり、対象充電設備を利用するものとして予め定められていない利用ユーザが勝手に充電したりしたことが考えられる。そこで、両者の差が予め定められた閾値を超える場合、対象ユーザ情報取得部212は、対象充電設備を管理する料金管理サーバ300に対して警告を出力する。このようにして、対象充電設備を利用するものとして予め定められていない利用ユーザが、対象充電設備で充電することが防止される。
<その他の実施例>
なお、上述した例では、対象ユーザ抽出部211が対象ユーザを抽出する際、対象充電設備を特定して、特定した対象充電設備の利用ユーザを対象ユーザとして抽出した。しかし、対象ユーザを抽出する手法はこのようなものに限られない。
例えば、対象ユーザ抽出部211は、対象充電設備を特定せずに、EV管理サーバ100にアクセスして、全利用ユーザの中から、何れかの利用ユーザを対象ユーザとして抽出してもよい。この場合、対象ユーザ抽出部211は、EV管理サーバ100から、抽出した対象ユーザのEV500の位置情報、EV500の充電に関わる情報を取得する。そして、例えばEV500の充電電力量の残量の変化により、充電が行われた時間帯が特定される。また、特定された時間帯の位置情報を基に、充電が行われた充電設備が特定される。この充電設備の全利用ユーザの充電電力量等を算出することにより、充電設備の課金情報が生成される。
例えば、ある対象ユーザのEV500について、マンションA及び充電スタンドAで充電が行われた場合、マンションAでの充電に対する課金は、マンションAの充電設備における他の利用ユーザの充電も考慮される。また、充電スタンドAでの充電に対する課金は、例えば、充電電力量に従って行われる。
また、上述した例では、対象ユーザ抽出部211は、料金計算の対象とする対象ユーザを抽出したが、対象ユーザを抽出せずに、料金計算の対象とするEV500(以下、「対象車両」と称する)を抽出してもよい。この場合、対象充電設備を利用するものとして予め定められたEV500の情報が、EV管理サーバ100や充電管理サーバ200、料金管理サーバ300等に保存される。そして、対象ユーザ情報取得部212は、EV管理サーバ100にアクセスして、対象充電設備を利用するものとして予め定められた全てのEV500を、対象車両として抽出する。そして、上述した例と同様にして、抽出された対象車両について、充電電力量等を特定して、対象車両に対して課金するための課金情報(即ち、対象車両の利用ユーザに対して課金するための課金情報)が生成される。また、対象ユーザ情報取得部212は、対象充電設備を特定せずに、全てのEV500の中から、何れかのEV500を対象車両として抽出してもよい。この場合も、抽出した対象車両の充電が行われた時間帯や充電設備、充電電力量等が特定されて、課金情報が生成される。
さらに、上述した例では、充電設備にてEV500に充電するものとしたが、充電及び放電が可能な充放電器が設置されている充電設備では、EV500による放電も可能である。この場合、対象ユーザ情報取得部212は、EV管理サーバ100から、EV500の充電に関わる情報の他に、EV500の放電に関わる情報を取得してもよい。そして、充電電力量算出部213は、EV500の充電電力量と同様にして、充電設備にて行われたEV500の放電電力量(即ち、放電の度合)を算出してもよい。
放電電力量を算出する場合、充電電力量及び放電電力量を基に課金情報が生成される。
例えば、対象ユーザの充電電力量から放電電力量を差し引いた実質の充電電力量を基に、課金情報が生成される。
なお、料金の計算では、充電電力量から放電電力量を差し引いた実質の充電電力量を基に料金を計算してもよいし、さらに放電電力量に応じて、放電に対する対価を対象ユーザに支払ってもよい。また、充電電力量を基に料金を計算するとともに、その料金とは別に、放電に対する対価を対象ユーザに支払ってもよい。より具体的には、例えば、建物全体の使用電力のピークを抑えると(即ち、ピークカット)、建物全体の電気料金が削減される。そこで、放電によって建物全体の使用電力のピークカットに寄与した度合を基に、放電に対する対価が支払われる。
また、本実施の形態では、充電管理サーバ200の機能の一部を他装置(例えば、料金管理サーバ300)で実現したり、料金管理サーバ300の機能の一部を他装置(例えば、充電管理サーバ200)で実現したりしてもよい。
例えば、上述した例では、充電管理サーバ200の課金情報生成部214が課金情報を生成したが、料金管理サーバ300が、充電管理サーバ200からの情報を基に課金情報を生成してもよい。また、例えば、料金管理サーバ300が対象ユーザに課金する料金を計算するのではなく、充電管理サーバ200が対象ユーザに課金する料金を計算して、対象ユーザのユーザ端末400に対して料金の情報を出力してもよい。
また、本発明の実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
なお、上記では種々の実施形態および変形例を説明したが、これらの実施形態や変形例どうしを組み合わせて構成してももちろんよい。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
1…EV充電管理システム、100…EV管理サーバ、200…充電管理サーバ、211…対象ユーザ抽出部、212…対象ユーザ情報取得部、213…充電電力量算出部、214…課金情報生成部、215…課金情報出力部、300…料金管理サーバ、400…ユーザ端末、500…EV
かかる目的のもと、本発明は、充電池を用いて走行する車両を管理する管理サーバから、当該車両の充電に関わる情報と、当該車両の移動履歴に関する情報と、を取得する取得手段と、前記車両の充電に関わる情報及び当該車両の移動履歴に関する情報により、予め定められた充電場所にて行われた当該車両の充電の度合として、当該車両が当該充電場所にいた時間帯にて行われた当該車両の充電の度合を特定する充電度合特定手段と、特定された前記充電の度合を基に、前記充電場所に関する課金情報を出力する出力手段と、を備えた車両充電管理システムである。
ここで、前記充電度合特定手段は、前記充電場所にて充電することが予め定められた複数の利用者について、当該複数の利用者のそれぞれの車両の前記充電の度合を特定し、前記出力手段は、前記複数の利用者のそれぞれの車両の前記充電の度合を基に、前記充電場所に関する各利用者の課金情報を出力することを特徴とすることができる。
また、前記出力手段は、前記充電場所に関する各利用者の課金情報として、前記複数の利用者のそれぞれの車両の充電の割合を出力することを特徴とすることができる。
さらに、前記充電度合特定手段は、前記充電場所にて充電することが定められていない他の利用者の車両について、当該車両の充電に関わる情報及び当該車両の移動履歴に関する情報により、当該車両が当該充電場所にて充電した履歴がある場合、警告を出力することを特徴とすることができる。
そして、前記充電度合特定手段は、前記充電場所に設けられた電気メータで測定された充電電力量と、前記取得手段が取得した情報により当該充電場所にて前記複数の利用者が充電した充電電力量の合計値との差が、予め定められた閾値を超える場合、警告を出力することを特徴とすることができる。
また、前記充電度合特定手段は、前記車両の移動履歴に関する情報を基に、当該車両が前記充電場所にいた時間帯を特定し、さらに、当該車両の充電に関わる情報を基に、特定した当該時間帯にて行われた当該車両の充電の度合を特定することを特徴とすることができる。
さらに、前記充電の度合は、前記充電池に充電された電力量であることを特徴とすることができる。
そして、前記充電の度合は、前記充電場所にて充電が行われた充電回数であることを特徴とすることができる。
また、前記充電の度合は、前記充電場所にて充電が行われた充電時間であることを特徴とすることができる。
さらに、前記充電の度合は、前記充電場所にて充電が行われた充電時間と前記車両の車種に関する情報とを基に算出される度合であることを特徴とすることができる。
そして、前記車種に関する情報は、当該車種に応じた単位時間当たりに充電可能な電力量であることを特徴とすることができる。
また、前記充電の度合は、前記充電場所にて充電が行われた充電時間と充電開始時における前記充電池の充電電力量の残量とを基に算出される度合であることを特徴とすることができる。
さらに、前記充電度合特定手段は、前記充電場所に設けられた電気メータで測定された充電電力量を基に、前記車両の充電の度合を補正することを特徴とすることができる。
そして、前記車両の移動履歴に関する情報は、時間の経過に従って取得された当該車両の位置情報であり、前記充電度合特定手段は、前記車両が前記充電場所にいることを示す位置情報が取得されない場合、当該充電場所に入った時点の前記充電池の充電電力量の残量と、当該充電場所から出た時点の当該充電池の充電電力量の残量との差を、当該充電場所にて行われた当該車両の充電の度合として特定することを特徴とすることができる。
また、前記取得手段は、前記管理サーバから、前記車両の放電に関わる情報を取得し、前記充電度合特定手段は、充電及び放電が可能な充放電器が前記充電場所に設けられている場合、当該充電場所にて行われた前記車両の放電の度合を特定し、前記出力手段は、特定された前記充電の度合及び前記放電の度合を基に、前記充電場所に関する課金情報を出力することを特徴とすることができる。
さらに、本発明をプログラムとして捉えた場合、本発明が適用されるプログラムは、コンピュータに、充電池を用いて走行する車両を管理する管理サーバから、当該車両の充電に関わる情報と、当該車両の移動履歴に関する情報と、を取得する機能と、前記車両の充電に関わる情報及び当該車両の移動履歴に関する情報により、予め定められた充電場所にて行われた当該車両の充電の度合として、当該車両が当該充電場所にいた時間帯にて行われた当該車両の充電の度合を特定する機能と、特定された前記充電の度合を基に、前記充電場所に関する課金情報を出力する機能と、を実現させるためのプログラムである。

Claims (16)

  1. 充電池を用いて走行する車両を管理する管理サーバから、当該車両の充電に関わる情報と、当該車両の移動履歴に関する情報と、を取得する取得手段と、
    前記車両の充電に関わる情報及び当該車両の移動履歴に関する情報により、予め定められた充電場所にて行われた当該車両の充電の度合を特定する充電度合特定手段と、
    特定された前記充電の度合を基に、前記充電場所に関する課金情報を出力する出力手段と、
    を備えた車両充電管理システム。
  2. 前記充電度合特定手段は、前記充電場所にて充電することが予め定められた複数の利用者について、当該複数の利用者のそれぞれの車両の前記充電の度合を特定し、
    前記出力手段は、前記複数の利用者のそれぞれの車両の前記充電の度合を基に、前記充電場所に関する各利用者の課金情報を出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の車両充電管理システム。
  3. 前記出力手段は、前記充電場所に関する各利用者の課金情報として、前記複数の利用者のそれぞれの車両の充電の割合を出力すること
    を特徴とする請求項2に記載の車両充電管理システム。
  4. 前記充電度合特定手段は、前記充電場所にて充電することが定められていない他の利用者の車両について、当該車両の充電に関わる情報及び当該車両の移動履歴に関する情報により、当該車両が当該充電場所にて充電した履歴がある場合、警告を出力すること
    を特徴とする請求項2に記載の車両充電管理システム。
  5. 前記充電度合特定手段は、前記充電場所に設けられた電気メータで測定された充電電力量と、前記取得手段が取得した情報により当該充電場所にて前記複数の利用者が充電した充電電力量の合計値との差が、予め定められた閾値を超える場合、警告を出力すること
    を特徴とする請求項2に記載の車両充電管理システム。
  6. 前記充電度合特定手段は、前記車両の移動履歴に関する情報を基に、当該車両が前記充電場所にいた時間帯を特定し、さらに、当該車両の充電に関わる情報を基に、特定した当該時間帯にて行われた当該車両の充電の度合を特定すること
    を特徴とする請求項1に記載の車両充電管理システム。
  7. 前記充電の度合は、前記充電池に充電された電力量であること
    を特徴とする請求項1に記載の車両充電管理システム。
  8. 前記充電の度合は、前記充電場所にて充電が行われた充電回数であること
    を特徴とする請求項1に記載の車両充電管理システム。
  9. 前記充電の度合は、前記充電場所にて充電が行われた充電時間であること
    を特徴とする請求項1に記載の車両充電管理システム。
  10. 前記充電の度合は、前記充電場所にて充電が行われた充電時間と前記車両の車種に関する情報とを基に算出される度合であること
    を特徴とする請求項1に記載の車両充電管理システム。
  11. 前記車種に関する情報は、当該車種に応じた単位時間当たりに充電可能な電力量であること
    を特徴とする請求項10に記載の車両充電管理システム。
  12. 前記充電の度合は、前記充電場所にて充電が行われた充電時間と充電開始時における前記充電池の充電電力量の残量とを基に算出される度合であること
    を特徴とする請求項1に記載の車両充電管理システム。
  13. 前記充電度合特定手段は、前記充電場所に設けられた電気メータで測定された充電電力量を基に、前記車両の充電の度合を補正すること
    を特徴とする請求項1に記載の車両充電管理システム。
  14. 前記車両の移動履歴に関する情報は、時間の経過に従って取得された当該車両の位置情報であり、
    前記充電度合特定手段は、前記車両が前記充電場所にいることを示す位置情報が取得されない場合、当該充電場所に入った時点の前記充電池の充電電力量の残量と、当該充電場所から出た時点の当該充電池の充電電力量の残量との差を、当該充電場所にて行われた当該車両の充電の度合として特定すること
    を特徴とする請求項1に記載の車両充電管理システム。
  15. 前記取得手段は、前記管理サーバから、前記車両の放電に関わる情報を取得し、
    前記充電度合特定手段は、充電及び放電が可能な充放電器が前記充電場所に設けられている場合、当該充電場所にて行われた前記車両の放電の度合を特定し、
    前記出力手段は、特定された前記充電の度合及び前記放電の度合を基に、前記充電場所に関する課金情報を出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の車両充電管理システム。
  16. コンピュータに、
    充電池を用いて走行する車両を管理する管理サーバから、当該車両の充電に関わる情報と、当該車両の移動履歴に関する情報と、を取得する機能と、
    前記車両の充電に関わる情報及び当該車両の移動履歴に関する情報により、予め定められた充電場所にて行われた当該車両の充電の度合を特定する機能と、
    特定された前記充電の度合を基に、前記充電場所に関する課金情報を出力する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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