JP2020135334A - 清浄度管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 管理区域に入室する際に求められる衣服の清浄度を着用者に意識させ、管理区域に設定された清浄度の維持に資する清浄度管理システムの提供。【解決手段】 管理区域に対する非接触通信タグの入室及び退室を検出する入室センサ及び退室センサと、前記非接触通信タグの入退室の検出時刻から入退室履歴情報を出力するタグ検出履歴保存手段と、就労予定時間における直近の入室からその直後の退室までの単位着用時間を導く着用時間算出手段と、前記単位着用時間の累積時間を導く着用時間算出手段と、前記非接触通信タグが付された衣服の洗濯履歴情報を採取し、前記洗濯履歴情報から洗濯が行われること無く経過した未洗濯時間を導く未洗濯時間出力手段と、衣服の単位着用時間若しくはその累積時間又は衣服の未洗濯時間から当該衣服の着用者による有害事象を判定する衣服管理手段を備える清浄度管理システム。【選択図】 図1

Description

本発明は、衣服の清浄度及び衣服の清浄度に対する着用者の意識に基づき、与えられた管理領域の清浄度を管理するシステムに関するものである。
従来、規定レベルの清浄度に管理すべき区域(以下「管理区域」という)の清浄度を、管理区域を入退室する作業者が携帯する非接触通信タグの検出履歴で管理するシステムが提供されている(例えば下記特許文献1又は特許文献2参照)
また、特許文献4には、磁気カードを読み取ることによって、所持者の所在を即座に認識できるシステムが記載され、特許文献3には、衣服に固着してクリーニング履歴の管理等を行うリネン用データキャリアが記載されている。
特開2017−079025号公報 特開2015−225434号公報 特開平9−062817号公報 特開昭63−309878号公報
しかしながら、従来の手法は、入退室管理から管理区域での滞在時間や着用時間、又は着用回数や洗濯回数等から管理区域への入室の拒否を判定するに止まり、衣服の清浄度に対する着用者の意識向上を促す効果が希薄であるという問題がある。
衣服の清浄度に対する着用者の意識は、管理区域の清浄度の維持には極めて重要であり、その意識が低迷すれば、衣服の汚染が顕著な区域での頻繁な滞在に無頓着となる他、衣服の管理不備などの有害事象や、センサによる読取の回避が横行し、例えば、クリーンルームの入退場管理にあっても、その実効性が担保できず、管理区域の清浄度を維持する上で、作業者が一体となった根本的な対策とはなっていないという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、管理区域に入室する際に求められる衣服の清浄度を着用者に意識させ、管理区域に設定された清浄度の維持に資する清浄度管理システムの提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明による清浄度管理システムは、衣服の清浄度及び衣服の清浄度に対する着用者の意識に基づき入室の許否を判定するシステムであって、前記衣服に定着され固有の識別情報が記録された非接触通信タグと、前記非接触通信タグが付された衣服の洗濯履歴情報を出力する洗濯管理システムと、清浄度が規定された管理区域への非接触通信タグの入室を検出する入室センサと、前記管理区域からの非接触通信タグの退室を検出する退室センサと、前記入室センサ及び退室センサによる前記非接触通信タグの検出時刻から入退室履歴情報を出力するタグ検出履歴保存手段と、就労予定時間における直近の入室からその直後の退室までの時間を単位着用時間として導く着用時間算出手段と、前記単位着用時間の累積時間を導く着用時間算出手段と、前記洗濯履歴情報から洗濯が行われること無く経過した累積時間を未洗濯時間として導く未洗濯時間出力手段と、衣服の単位着用時間若しくはその累積時間又は衣服の未洗濯時間から当該衣服の着用者に関わる有害事象を判定する衣服管理手段を備えることを特徴とする。
前記構成を基礎として、管理区域毎に入退室を許可する時間帯を基準情報として保持する記憶部を備え、前記非接触通信タグに許可された入退室の時間帯を読み出す衣服管理手段と、許可された入退室の時間帯から外れた時刻に前記入室センサ及び退室センサで検出された前記非接触通信タグの入退室を有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える構成や、着用限界時間を基準情報として保持する記憶部を備え、前記単位着用時間若しくはその累積時間又は衣服の未洗濯時間が前記基準情報を超えたことを有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える構成を採ることができる。
また、限界洗濯回数を基準情報として保持する記憶部を備え、前記洗濯履歴情報から洗濯回数を導き、当該洗濯回数が前記限界洗濯回数を超えたことを有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える構成や、滞在制限時間を基準情報として保持する記憶部を備え、前記入室センサによる入室時からの経過時間を当該管理区域の単位滞在時間として導く滞在時間算出手段と、前記単位滞在時間が前記滞在制限時間を超過している場合を有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える構成を採ることができる。
更に、再入室制限を基準情報として保持する記憶部を備え、前記入退室履歴情報から各管理区域の入退室履歴を導き、再入室が禁止されている管理区域への再入室動作の検出を有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える構成や、作業場所たる管理区域での就労予定時間における前記単位着用時間の累計時間の、就労予定時間における最先の入室時刻から最終の退室検出時刻までの時間に対する比率を実作業率として算出する実作業率算出手段を備え、前記実作業率が所定比率を下回る実態を有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える構成や、就労予定時間におけるみなし入室時刻又はみなし退室時刻の適用履歴を入退出履歴情報として保存するタグ検出履歴保存手段と、所定頻度を超えるみなし入室時刻又はみなし退室時刻の適用実態を有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える構成を採ることができる。
加えて、前記衣服管理手段による有害事象の判定を受けて管理区域への入室を拒否するための警告データを出力する入退室管理手段を備える構成や、前記入退出履歴情報から各管理区域に在室人数を導き、各管理区域の定数を越える入室を拒否するための警告データを出力する入退室管理手段を備える構成や、前記衣服管理手段の有害事象判定の蓄積に応じて着用者のランクを更新する清浄度意識評価手段と、各管理区域の基準ランクを満たさないランクの通信タグが付された衣服の着用者の入室を拒否するための警告データを出力する衣服管理手段を備える構成を採ることができる。
本発明による清浄度管理システムによれば、入退室管理から管理区域での滞在時間や着用時間、又は着用回数や洗濯回数等から管理区域への入室の拒否を判定することはもとより、様々な態様の有害事象を記録に残すことによって、衣服の清浄度に対する着用者の意識向上を促すことに寄与する。
即ち、高い清浄度が求められるエリアへの不潔な衣服の入室を抑え、衣服の管理不備などの有害事象や、センサによる読取の回避の横行を抑制し、管理区域の清浄度を維持する上で、システムと作業者が一体となった根本的な対策を採ることに寄与し、管理区域に入室する際に求められる衣服の清浄度を着用者に具体的に意識させ、管理区域に設定された清浄度の維持に資することとなる。
また、各管理区域への入室及び退室を制御管理する管理センターのサーバーと洗濯管理システムとの連係が実現されることによって、着用者の所在等が管理できるのみならず、各タグが付されている衣服の洗濯履歴から現在洗濯中であるか否かまでをも含めて正確に管理することができる。
本発明による清浄度管理システムの機器構成の一例を示すブロック図である。 本発明による清浄度管理システムにおける機能構成の一例を示すブロック図である。 本発明による清浄度管理システムで用いられるマスターテーブルを例示した説明図である。 本発明による清浄度管理システムで用いられる入退室管理テーブルを例示した説明図である。 本発明による清浄度管理システムで用いられるウエア管理表を例示した説明図である。 本発明による清浄度管理システムで用いられるタグ管理テーブルを例示した説明図である。 本発明による清浄度管理システムが具備する入室管理手段の出力を例示した説明図である。 本発明による清浄度管理システムで用いられるエリア管理表及び入室情況参照ダイヤログを例示した説明図である。 本発明による清浄度管理システムで用いられる(A):エリアマスター管理ダイヤログを例示した説明図及び(B):着用限界時間の説明図である。 本発明による清浄度管理システムで用いられるみなし時刻適用手段の説明図である。 本発明による清浄度管理システムで用いられる衣服管理手段の親子エリア管理機能の説明図である。 本発明による清浄度管理システムで用いられるICタグマスター管理ダイヤログを例示した説明図である。 本発明による清浄度管理システムで用いられる入室情況参照ダイヤログを例示した説明図である。 本発明による清浄度管理システムで用いられる実作業率算出手段の説明図である。
以下、本発明による清浄度管理システムの実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1に示す例は、作業者(以下「着用者」という)の衣服に定着される非接触通信タグ(以下「通信タグ1」という)と、工場建屋内の管理区域に対する当該通信タグ1の入退室に関する情報を管理する入退室管理サーバー5と、前記通信タグ1に記録された情報(以下「タグ情報」という)の検出を行うコントローラ4と、衣服の洗濯及び交換に関する情報(以下「衣服管理情報」という)を管理する洗濯管理システム6とが、相互に交信を行うことによって管理区域への入室の許否判定及び入退室の実績評価、並びに衣服の管理を行う清浄度管理システムである。
この例においては、そこで行われる作業の内容に応じて求められる清浄度レベル(微粒子や微生物などの制限量)に管理される管理区域が設定されており、それぞれ、入室専用の入口と退室専用の出口を備え、入口の手前にはエアシャワーブースが適宜設置されている。
前記入口及び出口には、前記タグ情報の読み取りを行う入室センサ2及び退室センサ3と、前記衣服の清浄度に関する警告を出力する警告器8が設置されている。
<通信タグ>
前記通信タグ1は、前記入室センサ2及び退室センサ3との交信を行うアンテナ及び変復調部等からなる通信部と、他の装置によって書き込まれた情報を保持するメモリ部と、それらの制御を行う制御部を備える(図示省略)。
尚、通信タグ1は、アクティブ型又はパッシブ型のいずれを選択することもできる。
当該通信タグ1のメモリ部は、セキュリティー情報領域、タグ情報領域、衣服情報領域及び着用者情報領域などを備える。
前記セキュリティー情報領域には、前記入室センサ2及び退室センサ3による読み取りの際に管理対象である通信タグ1の真偽の判別を行うためのセキュリティーコードが記録され、前記タグ情報領域には、当該タグの識別情報であるタグIDなどが記録され、前記衣服情報領域には、衣服の属性や世代を示す衣服コードなどが記録され、前記着用者情報領域には、当該通信タグ1が定着された衣服が割り当てられた着用者の着用者コードなどが記録されている(図2参照)。
前記制御部は、前記通信部を介して前記入室センサ2及び退室センサ3との交信を行い、当該通信タグ1のメモリ部に記録された前記タグ情報を読み取り、同通信部を介して前記入室センサ2及び退室センサ3へ当該タグ情報を送信する。
<入退室処理システム>
この例では、各管理区域の入口及び出口のゲートに設置された前記入室センサ2及び退室センサ3と、各管理区域に対する前記通信タグ1の入退室情報を処理する入退室処理プログラムを備えた前記コントローラ4と、各管理区域の入口及び出口に設置された警告器8と、各管理区域の入退室処理の詳細を設定しその入退室処理情況を出力する入退室管理プログラムを備えた管理装置(管理用PC)7と、前記入室センサ2及び退室センサ3、前記コントローラ4、前記警告器8並びに前記管理装置7による屋内通信網を構築するハブと、当該屋内通信網と屋外通信網(インターネットなど)を接続するルーターなどの中継装置とで構成される。
<入室センサ>
前記入室センサ2は、各管理区域の入口に設置され、管理区域用の衣服に定着されている通信タグ1と交信する入室アンテナ及び変復調部からなる無線通信部、前記コントローラ4と交信するための通信インターフェースを備えた情報通信部並びに前記無線通信部及び情報通信部の制御を行う制御部を備える(図2参照)。
前記入室センサ2は、上記構成をもって、前記通信タグ1との交信を非接触で行い、通信タグ1に記録されたタグ情報の読み取りをもって、当該管理区域への通信タグ1の入室を事前検出し、前記情報通信部を介して前記コントローラ4へ当該タグ情報を送信する。
<退室センサ>
前記退室センサ3は、各管理区域の出口に設置され、管理区域用の衣服に定着されている通信タグ1と交信する退室アンテナ及び変復調部からなる無線通信部、前記コントローラ4と交信するための通信インターフェースを備えた情報通信部並びに前記無線通信部及び情報通信部の制御を行う制御部を備える(図2参照)。
前記退室センサ3は、上記構成をもって、前記通信タグ1との交信を非接触で行い、通信タグ1に記録されたタグ情報の読み取りをもって、当該管理区域への通信タグ1の退室を事後検出し、前記情報通信部を介して前記コントローラ4へ当該タグ情報を送信する。
<コントローラ>
前記コントローラ4は、前記通信タグ1の管理区域の入退室の検出及び入退室の整理を行うために構築された前記入退室処理システムの制御機能を担う要素である。
当該コントローラ4は、各管理区域の入口に設置された前記入室センサ2、退室センサ3、警告器8及び入退室管理サーバー5と交信する情報通信部と、各入室センサ2及び退室センサ3から送信されたタグ情報を受け、前記情報通信部を介して前記入退室管理サーバー5へ、前記タグIDなどのタグ情報にその管理区域のゲートコード又はアンテナIPを付した検出データを送信する処理を行うと共に、前記入退室管理サーバー5の入退室管理手段からの指令及び警告器IPを受けて、当該警告器IPを持つ警告器8に警告動作を発動させる処理を行う制御部を備える。
<警告器>
前記警告器8は、前記入室センサ2が設置されているゲートに漏れなく設置され、必要に応じて前記退室センサ3が設置されているゲートにも設置される。
各警告器8は、ランプ、スピーカー、入口ゲートの開閉装置、管理者に対する電子メールの送信装置又は液晶ディスプレイなどの表示装置などであって(例えば図7参照)、それぞれが、個別に指定された警告器IPを備える。
尚、当該警告器IPは、ゲートマスターを通じてそれぞれが設置されているゲートのゲートコードに紐付けられている。
<管理装置>
前記管理装置7は、管理用PC(personal computer)で構築され、情報の入力及び出力を行うための入力部及び出力部と、前記入室センサ2、退室センサ3、コントローラ4及び入退室管理サーバー5との交信で得た情報並びに前記入力部から得た情報を保存する記憶部と、入退室管理に関する演算処理を行う演算部と、前記入力部及び出力部、記憶部及び演算部を制御する制御部と、外部機器と通信を行う情報通信部などを備える。
前記管理装置7は、前記管理用PCに入退室管理プログラムがインストールされ、前記入力部を経て、前記入退室管理サーバー5の記憶領域への各種マスターデータの入力(新規登録、変更及び削除など)を行うと共に、各種マスターデータの出力(閲覧や複製など)を行う。
<洗濯管理システム>
前記洗濯管理システム6は、衣服洗濯担当者が管理するシステムであって、前記管理装置7と同様に、情報の入力及び出力を行うための入力部及び出力部と、前記入力部から得た情報を保存する記憶部と、前記入力部から得た情報及び当該記憶部に保存された情報を用いた処理を行う演算部と、前記入力部及び出力部、記憶部並びに演算部を制御する制御部と、外部機器と通信を行う情報通信部などを備える(図2参照)。
前記洗濯管理システム6の入力部は、洗濯業者による操作入力及び情報入力を受け付ける入力インターフェースと、前記通信タグ1との交信を行うためのタグセンサを備え、前記タグセンサは、前記通信タグ1と交信できるアンテナ及び変復調部等からなる無線通信部を備える。
前記記憶部は、ハードディスク又は外部メモリその他の記憶媒体を備え、前記演算部及び制御部は、CPU、タイマー及びROM又はRAM等を備える。
前記出力部は、記憶部に保存されている情報又はその情報を前記演算部で加工した情報を所望の形式で出力する出力インターフェースを備える。
前記情報通信部は、前記管理装置7、前記入退室管理サーバー5又は前記コントローラ4との交信を行うための通信インターフェースを備え、前記通信インターフェースは、有線若しくは無線の電話回線又はインターネットなどの情報通信回線を含むローカルネットワーク及びグローバルネットワークに接続される。
前記洗濯管理システム6は、上記ハードウエア資源に、洗濯管理プログラムをインストールしたコンピュータシステムとして構成したものである(図2参照)。
前記記憶部は、洗濯履歴情報を保存する洗濯管理領域を備える。
前記タグセンサは、洗濯が行われた衣服に付着した通信タグ1のタグ情報を読み取り、洗濯履歴情報として記憶部の洗濯管理領域に保存する。
前記洗濯管理システム6は、前記入退室管理サーバー5と交信し、当該入退室管理サーバー5がタグ管理テーブルを作成する際、当該入退室管理サーバー5の要求に応じて洗濯管理領域に記録された洗濯履歴情報を前記管理装置7又は入退室管理サーバー5へ送信する。
而して、当該洗濯管理システム6は、前記管理装置7や入退室管理サーバー5に対して当該タグ情報に係る衣服についての最新の洗濯履歴情報及び衣服寿命に関する情報を提供することができる。
尚、前記洗濯管理プログラムの一部を、前記入退室管理サーバー5若しくは前記コントローラ4又は別のサーバーなどに保持し、協働して機能を奏する構成を採ることもできる。
<入退室管理サーバー>
前記入退室管理サーバー5は、インターネットを経由して接続できるサーバーであって、入退室管理に用いるデータベース、ストレージ、アプリケーションを具備したものである。
前記入退室管理サーバー5(以下「クラウド5」という)は、情報の入力及び出力を行うための入力部及び出力部と、前記コントローラ4との交信によって受信した情報などを保存する記憶部と、当該記憶部に保存された情報を用いた処理を行う演算部と、前記入出力部、記憶部及び演算部を制御する制御部と、外部機器と通信を行う情報通信部などを備える。
前記入力部及び出力部は、各種情報を入力するためのキーボード、マウス及び各種記憶メディア用の入力インターフェースと、前記入室センサ2及び前記退室センサ3との交信を行うための通信インターフェースと、記憶部に保存されている情報、又はそれらを前記演算部で加工した情報を所望の形式で出力する出力インターフェースを備える。
前記記憶部は、ハードディスク又は外部メモリその他の記憶媒体を備え、前記演算部及び制御部は、CPU、タイマー及びROM又はRAM等を備える。
前記情報通信部は、有線若しくは無線の電話回線又はインターネットなどの情報通信回線を含むローカルネットワーク及びグローバルネットワークに接続する前記通信インターフェースを備え、前記コントローラ4、前記洗濯管理システム6及び前記管理装置7の通信インターフェースとの交信を行う。
前記クラウド5は、上記ハードウエア資源に、入退室管理プログラムをインストールした入退室管理システムとして構成したものであって、タグ検出履歴保存手段と、着用時間算出手段と、着用時間累計手段と、着用時間通算手段と、滞在時間算出手段と、未洗濯時間出力手段と、実作業率算出手段と、みなし時刻適用手段と、衣服管理手段と、入退室管理手段を備える(図2参照)。
尚、前記入退室管理プログラムの一部を、前記コントローラ4又は別のサーバーなどに保持し、協働して機能を奏する構成を採ることもできる。
前記記憶部は、通信タグマスター、着用者マスター、ゲートマスター、エリアマスターを具備するマスターテーブル領域と、入退室履歴情報を保存する入退室管理領域、衣服の着用情報及び洗濯情報を保存する衣服管理領域、及び入退室管理に関わる基準情報を保持する基準情報領域を備える(図1、図2及び図3参照)。
前記入退室管理領域は、通信タグ1のタグID、衣服の属性及び世代を示す衣服コード、当該衣服コードに係る衣服を着用する着用者の着用者コード、検出した入室センサ2を示す入室センサコード、検出した退室センサ3を示す退室センサコード、検出時間(入室日時又は退室日時)及び入室時及び退室時に検出されたエラーコードを記録するフィールドを備えたフレームを一単位として時系列で保持する入退室管理テーブルを備える(図4参照)。
尚、ここで前記エラーコードとは、洗濯回数、着用時間若しくは滞在時間の超過、入退室時刻違反、再入場違反未遂、頻繁なタグ読み込み励行違反又は入室権限違反などを示すコードである。
前記通信タグマスターは、各タグについて、タグID、前記衣服コード、前記着用者コード、当該衣服の限界洗濯回数、当該衣服の基準着用時間及び入室違反通知対象を記録するフィールドを備えたフレームを一単位として保持する情報テーブルである(図3(A)参照)。
前記着用者マスターは、各担当者について、前記着用者コード及び前記着用者の氏名、パスワード、ランク、入退室権限、みなし時刻適用回数及びみなし時刻適用率などを記録するフィールドを備えたフレームを一単位として保持する情報テーブルである(図3(B)参照)。
前記ゲートマスターは、各ゲートについて、ゲートコード、ゲート名称、入退室属性(入室又は退室)、エリアコード、エリア名称、当該ゲートで用いられているアンテナを特定するアンテナIP及び当該ゲートで用いられている警告器8を特定する警告器IPを記録するフィールドを備えたフレームを一単位として保持する情報テーブルである(図3(C)参照)。
前記エリアマスターは、前記エリアコード、エリア名称、当該エリアの親エリアとなるエリアの親エリアコード、親エリア名称、当該エリアの入室人数制限、当該エリアの重複人数制限、当該エリアにおける未洗濯時間及び未洗濯時間の上限(次の洗濯までの累計着用時間)である着用限界時間、時間帯A開始時刻、時間帯A終了時刻、時間帯B開始時刻、時間帯B終了時刻、時間帯C開始時刻、時間帯C終了時刻・・・、みなし入室時刻1、みなし退室時刻1、みなし入室時刻2、みなし退室時刻2、みなし入室時刻3、みなし退室時刻3、再入室制限、入退室の権限が与えられる基準ランク、みなし時刻適用基準数、みなし時刻適用基準率及び滞在制限時間などを記録するフィールドを備えたフレームを一単位として保持する情報テーブルである(図3(D)参照)。
<通信タグ検出履歴の保存>
前記タグ検出履歴保存手段は、入室する管理区域の入室センサ2及び退室する管理区域の退室センサ3から送信された前記検出データ(通信タグ1のタグIDなど)を前記コントローラ4から受け、前記タイマーにより形成された日時を採取し、当該ゲートのゲートコード、当該通信タグ1のタグID及び当該管理区域の入室日時又は退室日時と共に前記入退室管理テーブルの1フレームを作成し、前記クラウド5の記憶部の入退室管理テーブルに記録する(図4参照)。
尚、その際、当該入退室管理テーブルに記録される情報の一部を、当該通信タグ1の着用者情報領域等にも書き込む構成を採ることもできる。
前記着用時間算出手段は、前記エリアマスターの各フレームから、当該着用者(又は当該着用者が着る衣服に付される通信タグ1)に割り当てられた管理区域における該当勤務時間帯(以下「シフト」という)の就労予定時間の入退室許容時間(時間帯開始時刻及び終了時刻)を読み出し、当該管理区域について、前記入退室管理テーブルに記録された入室センサ2での検出時刻から当該管理区域のその直後の退室センサ3での検出時刻までを、当該着用者(当該通信タグ1が付された衣服)の単位着用時間として導く共に、前記入退室許容時間内における入室センサ2での最先検出時(最先入室検出時)から退室センサ3での最終検出時(最終退室検出時)までを、当該着用者の延べ着用時間として導き、前記記憶部の衣服管理領域にタグ管理テーブルを作成又は更新し、前記単位着用時間を、当該通信タグ1のタグIDに対応した管理コード(図5ウエア管理表参照)等と共に記録する(図6参照)。
前記入退室許容時間は、当該通信タグ1が定着された衣服の着用者の就労予定時間に合わせて、該当就労予定時間の開始時刻から終了時刻(図3(D)参照)までの時間相当に設定され、例えば、就労開始時間の一定時間前から就労終了時間の一定時間後に設定される。
この例において、前記着用時間算出手段は、前記単位着用時間及び延べ着用時間の他、集計期間(例えば、一日間又は一週間など)における前記単位着用時間の総和を、通信タグ1ごとに導き累計着用時間として前記タグ管理テーブルに記録する着用時間累計手段と、前記累計着用時間の総和を、通信タグ1ごとに通算着用時間として前記タグ管理テーブルに記録する着用時間通算手段を備える(図2参照)。
前記集計期間は、各管理区域で規定された清浄度に基づき、適正な使用環境における衣服の平均的な汚染速度に基づいて設定することが望ましい。
<洗濯履歴の保存>
前記未洗濯時間出力手段は、前記洗濯管理システム6の記憶部の洗濯管理領域に記録された洗濯履歴情報及び前記クラウド5のタグ管理テーブルに記録された単位着用時間を読み出し、洗濯が行われること無く経過した時間(累計着用時間)を導き前記クラウド5の前記衣服管理手段へ出力する(図6参照)。
前記衣服管理領域の前記累計着用時間は、当該衣服について洗濯が行われた際に、当該洗濯を行った業者によって最新の洗濯履歴情報が入力されたことをもって、前記未洗濯時間出力手段により、当該通信タグ1についてはクリアされ、前記洗濯管理領域の前記洗濯履歴情報の未洗濯時間の始期が直近の洗濯日時に更新される。
一方、前記累計着用時間の総和は、クリアされることなく、当該衣服の廃棄と共にその旨が入力されるに至るまでは、通算着用時間として前記衣服管理領域又は前記洗濯管理領域に保存される。
<衣服管理及び入退室管理>
前記クラウド5と洗濯管理システム6は相互に交信し、前記クラウド5は、前記入退室管理領域に、各通信タグ1の入退室履歴情報を記録する入退室管理テーブルを作成し、又は更新すると共に、前記衣服管理領域に、前記入退室履歴情報及び洗濯履歴情報を記録した各通信タグ1のタグ管理テーブルを作成又は更新する(図1、図4及び図6参照)。
前記クラウド5の衣服管理手段は、前記通信タグマスターに記録された限界洗濯回数、基準着用時間及び在室違反通知対象、前記着用者マスターに記録された入退室権限、前記エリアマスターに記録された入室人数制限、着用限界時間、重複人数制限、再入室制限、基準ランク又は滞在制限時間などの基準情報と、前記入退室管理テーブル及びタグ管理テーブルに記録された情報とを対比して入退室履歴情報及び洗濯履歴情報を評価・判定し、有害事象などの判定結果を判定履歴情報(エラーコードなど)として入退室管理テーブルに記録すると共に、その旨(有害事象の判定:エラーコード、ゲートコード及び管理コード又はタグIDなどを含む。以下同じ。)を前記入退室管理手段へ出力する。
前記入退室管理手段は、前記衣服管理手段による有害事象の判定を受けて、警告器IP及び警告内容を示す警告データを前記コントローラ4へ出力すると共に、当該管理区域の管理者など特定対象宛に、電子メールなどのメッセージによる通報を行う。
前記入退室管理手段による電子メールの送信は、例えば、退室予定時刻から一定の時間が経過した後にも滞在している場合に、当該着用者の管理者に対してその旨の電子メールの送信を行う(図7(C)(D)参照)。
<アラーム出力>
前記コントローラ4は、当該管理区域への入室を禁止するためのアラームとして、前記警告器IPで特定された警告器8に対し、音、光、動作による警告発報信号を出力する。
例えば、通算着用日数若しくは通算着用時間若しくは未洗濯時間の超過などの清浄度意識の欠落又は入室権限の喪失については、前記コントローラ4は、該当する警告器8に対し、前記入力ゲートにおいてアラーム音若しくは警告灯又は入力ゲートの閉鎖動作によって、入室断念を促す警告動作を行うよう前記警告発報信号を出力する。
前記着用時間の違反については、前記警告動作に加えて、管理者に対する電子メールの送信を行い、当該管理区域からの退室を促す副次的なきっかけ作りを行う。
これらの警告動作や電子メールの送信は、前記未洗濯時間の超過に対しては、クリーニングに出すタイミングを提供することともなる。
<未洗濯時間の管理>
前記衣服管理手段は、前記エリアマスター(図3(D)参照)から着用限界時間を読み出すと共に、前記タグ管理テーブルから当該管理区域に入室を試みる通信タグ1の単位着用時間を読み出し、その累計着用時間(図6参照)が前記着用限界時間を超過する場合には、有害事象として判定し、その判定結果を判定履歴情報として入退室管理テーブルに記録すると共に、その旨を前記入退室管理手段へ出力する(図4及び図9参照)。
その際、前記入退室管理手段は、例えば、ゲートの閉鎖状態を維持し、「このクリーンルームは、連続24時間着用されたウエアを着て入室することはできません。」などのメッセージを出力して当該管理区域への入室を拒否し、又は「ウエアをクリーニングに出して下さい。」などの洗濯を催促するアラームを出力する警告内容と、当該警告の出力を担当する警告器8の警告器IPを備える警告データを前記コントローラ4へ出力する。
前記コントローラ4は、警告器IPで特定される警告器8へ、前記警告内容に副った出力を行うための警告発報信号を出力する(図7(C)参照)。
前記累計着用時間は、最先の洗濯以降、異なる管理区域で着用されたとしても累積され、その後洗濯が行われた際にクリアされる。
<衣服寿命の管理>
前記衣服管理手段は、前記通信タグマスター(図3(A)参照)から当該通信タグ1が付着されている衣服の基準着用時間及び限界洗濯回数を読み出すと共に、前記タグ管理テーブルから当該管理区域に入室を試みるタグの通算着用時間を読み出し、前記通算着用時間(図6参照)が基準着用時間に限界洗濯回数を掛け合わせて得た衣服寿命を超えている場合には、有害事象として判定し、その判定結果を前記判定履歴情報として前記入退室管理テーブルのエラーコードフィールドに記録すると共に、その旨を前記入退室管理手段へ出力する(図4参照)。
その際、前記入退室管理手段は、例えば、「ウエアの寿命が到来しました。」などの衣服の交換を促すメッセージを指定された警告器IPの警告器8から出力して当該管理区域への入室を拒否するアラームを出力する警告内容と、当該警告の出力を担当する警告器8の警告器IPを備える警告データを前記コントローラ4へ出力する。
前記コントローラ4は、警告器IPで特定される警告器8へ、前記警告内容に副った出力を行うための警告発報信号を出力する(図7(C)参照)。
前記通算着用時間は、最先の洗濯以降、異なる管理区域で着用されたとしても累計され、当該通信タグ1が廃棄されるまで着用時間は累積され続けることとなる。
<洗濯回数の管理>
前記衣服管理手段は、前記通信タグマスター(図3(A)参照)から当該通信タグ1が付された衣服の限界洗濯回数を読み出すと共に、前記タグ管理テーブルから当該管理区域に入室を試みるタグの洗濯回数を読み出し、洗濯回数(図6参照)が限界洗濯回数を超えている場合には、有害事象として判定し、その判定結果を前記判定履歴情報として前記入退室管理テーブルのエラーコードフィールドに記録すると共に、その旨を前記入退室管理手段へ出力する(図4及び図12参照)。
その際、前記入退室管理手段は、例えば、「ウエアの寿命が到来しました。」などの衣服の交換を促すメッセージを指定された警告器IPの警告器8から出力し、又は当該管理区域への入室を拒否するアラームを出力する警告内容と、当該警告の出力を担当する警告器8の警告器IPを備える警告データを前記コントローラ4へ出力する。
前記コントローラ4は、警告器IPで特定される警告器8へ、前記警告内容に副った出力を行うための警告発報信号を出力する。
前記洗濯回数は、当該通信タグ1が付される衣服の交換が行われた際にクリアされる。
<滞在定員の管理>
前記衣服管理手段は、前記エリアマスター(図3(D)参照)から当該管理区域の入室人数制限(入室定員)を読み出すと共に、前記クラウド5の入退室管理テーブルに記録された着用者から当該管理区域へ入室中の着用者を導き、当該管理区域における入室情況参照ダイヤログ及びエリア管理表を作成し(図8参照)、累計入室者から累計退室者を差し引いて在室人数を導き、入室しようとする管理区域の入室人数制限を超える場合には、当該管理区域の有害事象として判定し、その判定結果を前記判定履歴情報として前記入退室管理テーブルのエラーコードフィールドに記録すると共に、その旨を前記入退室管理手段へ出力する(図4参照)。
その際、前記入退室管理手段は、例えば、「入室定員数をオーバーしました。」などの入室断念を促すメッセージを指定された警告器IPの警告器8から出力すると共に、当該管理区域への入室を拒否するアラームを出力する警告内容と、当該警告の出力を担当する警告器8の警告器IPを備える警告データを前記コントローラ4へ出力する。
前記コントローラ4は、警告器IPで特定される警告器8へ、前記警告内容に副った出力を行うための警告発報信号を出力する。
滞在定員の管理に用いられる前記入室状況参照ダイヤログ及びエリア管理表は、当該通信タグ1が前記入室センサ2を通過する度に作成・更新される。
<再入室の管理>
再入室の管理は、滅菌洗濯済の衣服着用が入室条件とされる管理区域に適用されるものであって、具体的には、無菌室などに入室後当該管理区域を退室した後に、再び同じ衣服での入室を禁止するものである。
前記衣服管理手段は、前記エリアマスター(図3(D)参照)から当該管理区域の再入室制限情報を読み出すと共に、前記タグ管理テーブルから洗濯履歴情報を読み出し(図6参照)、当該通信タグ1が付された衣服についての直近の洗濯履歴情報の検出以降に、入退室履歴情報が存在する場合、即ち、当該通信タグ1が洗濯後に管理区域の入退室履歴を有する再入室禁止対象に当たる場合には、有害事象として判定し、その判定結果を前記判定履歴情報として前記入退室管理テーブルのエラーコードフィールドに記録すると共に、その旨を前記入退室管理手段へ出力する(図7(A)参照)。
その際、前記入退室管理手段は、例えば、「再入場することはできません。」などの入室断念を促すメッセージを指定された警告器IPの警告器8から出力すると共に、当該管理区域への入室を拒否するアラームを出力する警告内容と、当該警告の出力を担当する警告器8の警告器IPを備える警告データを前記コントローラ4へ出力する。
前記コントローラ4は、警告器IPで特定される警告器8へ、前記警告内容に副った出力を行うための警告発報信号を出力する(図7(A)参照)。
前記再入室制限情報は、当該通信タグ1が付される衣服の洗濯又は交換が行われた際にクリアされる。
更に、再入室が禁止されている管理区域の再入室未遂履歴を入退出履歴情報として保存すると共に、所定頻度以上の再入室未遂を有害事象として判定し、その判定結果を前記判定履歴情報として前記入退室管理テーブルのエラーコードフィールドに記録すると共に、その旨を前記入退室管理手段へ出力する前記衣服管理手段を備える構成も可能である。
<入室時間帯の管理>
入室時間帯の管理は、入室予定時間を過ぎても入室が行われない場合や、退室予定時刻から一定の猶予時間が経過した後も在室している場合に、それらを是正するきっかけを作る機能である。
前記衣服管理手段は、当該管理区域の前記エリアマスター(図3(D)参照)から当該着用者に許可された入退室の時間帯(入退室許容時間)を読み出し、当該着用者に許可された時間帯から外れた時刻、即ち、就労時間から規定時間以上外れた入退室許容時間外での入退室の試みを、当該着用者について、有害事象として判定し、その判定結果を前記判定履歴情報として前記入退室管理テーブルのエラーコードフィールドに記録すると共に、その旨を前記入退室管理手段へ出力する(図13参照)。
その際、前記入退室管理手段は、例えば、「現在の時間帯は入室/退室できません。」などの入退室断念を促すメッセージを指定された警告器IPの警告器8から出力すると共に、当該管理区域への入退室を拒否するアラームを出力する警告内容と、当該警告の出力を担当する警告器8の警告器IPを備える警告データを前記コントローラ4へ出力する。
前記コントローラ4は、警告器IPで特定される警告器8へ、前記警告内容に副った出力を行うための警告発報信号を出力する(図7(D)参照)。
前記入退室管理手段は、着用者のランク毎若しくは管理区域毎に滞在を許可する時間を制限することができる。
即ち、前記衣服管理手段は、前記着用者マスター(図3(B)参照)から当該着用者のランクを読み出すと共に、当該管理区域の前記エリアマスター(図3(D)参照)から当該管理区域に入室する際に要請されるランク(基準ランク)を読み出し、当該基準ランクに満たない入室の試みを、当該着用者について、有害事象として判定し、その判定結果を前記判定履歴情報として前記入退室管理テーブルのエラーコードフィールドに記録すると共に、その旨を前記入退室管理手段へ出力する。
また、前記衣服管理手段は、着用者の就業予定時間を読み出し、当該就業予定時間に応じて設定された入退室許容時間を、当該着用者が入室を試みた管理区域のエリアマスターから読み出し、前記入退室許容時間から外れた時刻での入退室の試みを、当該着用者について、有害事象として判定し、その判定結果を前記判定履歴情報として前記入退室管理テーブルのエラーコードフィールドに記録すると共に、その旨を前記入退室管理手段へ出力する。
<各管理区域における滞在時間の管理>
前記滞在時間算出手段は、前記エリアマスター(図3(D)参照)から滞在制限時間を読み出すと共に、前記着用者マスター(図3(B)参照)に記録された各着用者の各管理区域の入室時刻を検出し、当該入室時刻から現在時刻までの経過時間(単位滞在時間)を導(図14参照)き、当該単位滞在時間が前記滞在制限時間を超過する場合には、当該着用者について、有害事象として判定し、その判定結果を前記判定履歴情報として前記入退室管理テーブルのエラーコードフィールドに記録すると共に、その旨を前記入退室管理手段へ出力する。
その際、前記入退室管理手段は、例えば、「滞在時間を超過しています。」などの退室を促すメッセージを指定された警告器IPの警告器8から出力する警告内容と、当該警告の出力を担当する警告器8の警告器IPを備える警告データを前記コントローラ4へ出力する。
前記コントローラ4は、警告器IPで特定される警告器8へ、前記警告内容に副った出力を行うための警告発報信号を出力する。
<みなし時刻適用>
前記みなし時刻適用手段は、衣服の着用者が入退室時に通信タグ1の情報を読み取らせる指示を励行したかを評価するものである。
前記みなし時刻適用手段は、前記入退室許容時間内に前記入室センサ2又は退室センサ3のいずれかで通信タグ1が検知されなかった場合に、着用時間の計算に不整合が起きないように、前記記憶部のエリアマスターから該当する就労予定時間のみなし入室時刻又はみなし退室時刻を読み出すと共に、検出されなかったゲートの入室時刻又は退室時刻として前記記憶部の前記入退室管理テーブルに入退室履歴情報として記録する(以下「みなし時刻適用処理」という)。
その際、みなし入室時刻又はみなし退室時刻を適用した実績として、前記着用者マスターのみなし時刻適用回数に“1”を加え(図3(B)参照)、みなし入室時刻又はみなし退室時刻を適用した旨を前記入退室管理手段へ出力する。
前記みなし時刻は、原則として、入室又は退室が連続して2度続いた場合に、みなし退室時刻又はみなし入室時刻として、当該管理区域で採用されているシフトの始業時刻及び終業時刻を適用し、前記入退室管理テーブルに記録する。
この例では、作業スケジュールや就労情況の変化に応じた着用者の機動的なシフト変更に配慮し、始業時刻前30分間(事業所に応じて適宜変更可能)を始業前の準備時間として見込んで、始業時刻前に当該準備時間を超えて早く入室することが無いとして、みなし時刻適用処理を行う。
この例の前記みなし時刻適用手段は、いくつかのシフトを予め設定し(図9(A)みなし時刻参照)、原則として、それらの帯域に含まれる直近のシフトの始業時刻及び終業時刻をみなし入室時刻又はみなし退室時刻とする(図10参照)。
即ち、前記みなし時刻適用手段は、当該管理区域のシフト情報(図9(A)参照)を参照し、シフトのいずれかの時間帯で入室又は退室を行い、その退室時及び入室時において当該通信タグ1が検出されなかった場合には、当該シフトの終業時刻をみなし退室時刻とし、当該シフトの始業時刻をみなし入室時刻とするものである(図10(B)例1及び例2参照)。
また、前記みなし時刻適用手段は、シフトの時間帯外で入室又は退室を行い、その退室時及び入室時において当該通信タグ1が検出されなかった場合には、原則として、最寄りのシフトの始業時刻又は終業時刻をみなし入室時刻又はみなし退室時刻とする。
この例では、始業時刻前30分のみ、準備時間を設定しているため、前記みなし時刻適用手段は、図10(B)の例3を、シフト2(図9(A)参照)の始業時刻の10分前の入室として判定し、当該シフトの終業時刻をみなし退室時刻とする。
一方、例4は、入室時刻(06:00)に最も近いシフトとして、シフト1(図9)が挙げられるが、その始業時刻(7:00)前30分を超えているため、前記みなし時刻適用手段は、当該シフト1による作業とは判定せず、当該シフト1の前のシフトによる入室と判定し、実質的に次のシフト1に連続することを回避すべく、当該シフト1の始業時刻(7:00)をもってみなし退室時刻とする(図10(B)例4参照)。
以上のみなし時刻適用処理によれば、みなし時刻適用手段は、管理区域毎に前記準備時間等を予め設定しておくだけで、検出漏れが生じた各着用者のシフトを自動的に判定し、みなし入室時刻及びみなし退室時刻を適用して前記入退室管理テーブルに記録するため、シフト変更が生じた際の煩雑な登録変更作業を回避することができる。
また、前記みなし時刻適用手段は、規定された集計期間におけるみなし時刻適用率を算出し、前記記憶部の着用者マスターに入退室履歴情報として保存する。
前記衣服管理手段は、前記記憶部のエリアマスターからみなし時刻適用基準数又はみなし時刻適用基準率を読み出すと共に、前記記憶部の着用者マスターから前記みなし時刻適用数又はみなし時刻適用率を読み出し、みなし時刻適用数又はみなし時刻適用率が前記みなし時刻適用基準数又はみなし時刻適用基準率を上回る場合には、有害事象として判定し、その判定結果を前記判定履歴情報として前記入退室管理テーブルのエラーコードフィールドに記録すると共に、その旨を前記入退室管理手段へ出力する。
<親子エリアの管理>
親子エリアとは、図11(A)の如く管理区域が多重となる関係にある管理区域相互の関係にある複数の管理区域を意味し、親エリアを持つ管理区域のエリアマスターには、親エリアに相当する管理区域のエリアコード(親エリアコード)が記録されている(図3(D)参照)。
このような親子エリアの関係にある各管理区域には、入室センサ2と退室センサ3が各々設けられている。即ち、当該管理区域のゲートの内側に、更に内側の管理区域に入室するためのゲートが設けられている。
前記着用時間算出手段は、親エリアと子エリアの間を移動する場合については、親エリアから子エリア(内側の管理区域)へ入室すると同時に親エリア(外側の管理区域)を退室したとみなし、子エリアから親エリアへ移動すると同時に子エリアを退室したものとみなし、両エリア間の移動に時間差が生じないように各管理区域の入室日時又は退室日時を記録した入退室管理テーブルの1フレームが作成される(図11参照)。
<実作業率の管理>
実作業率の管理は、最先の入室から最後の退室までの休憩時間を除外した実質的な作業時間を管理するものである。
前記実作業率算出手段は、前記タグ管理テーブルから就労予定時間内における累計着用時間と延べ着用時間を導き、就労予定時間内における延べ着用時間に対する累計着用時間の比率を導くと共に、実作業率を前記記憶部の着用者マスターに保存する(図14参照)。
前記衣服管理手段は、前記記憶部の基準情報領域から実作業率の基準率を読み出すと共に、前記記憶部の着用者マスターから前記実作業率を読み出し(図3(B)参照)、実作業率が基準率を下回る場合には、有害事象として判定し、その旨を前記入退室管理手段へ出力する。
その際、前記衣服管理手段は、前記実作業率に関する前記更新基準に基づき、前記着用者マスターのランクを更新する。
<着用者ランクの更新>
前記着用者のランク及び入退室権限(入退室の制限や着用者の就労時間など)は、前記マスターテーブル領域の着用者マスターに記録され、有害事象として判定された場合には、当該着用者マスターに記載される着用者のランクは、前記衣服管理手段により、当該有害事象の情報の更新基準に基づいて更新される。
前記衣服管理手段の判定結果に伴う着用者マスターのランクの更新には、例えば、着用者(タグID又は管理コード)毎に、当該衣服管理手段が導く有害事象との判定結果を数値に換算して集計期間の総和を導き、各管理区域に求められる清浄度のレベルに合わせて、加算結果に一定の閾値を境界とする帯域を設定し、当該閾値を更新基準とし、各帯域に含まれるランクを、当該着用者の通信タグ1に付与する清浄度意識評価手段を設けるなどすればよい。
この例において、各管理区域の入室権限は、再入室の禁止、実作業率の低迷、みなし時刻適用回数又はみなし時刻適用率の超過などによる着用者マスターのランクと、各管理区域の基準ランクとの関係で、個別に喪失させることができる。
前記入室権限の喪失は、入退室管理テーブル及び着用者マスター又はエリアマスターなどに記録することができる。
<着用者の検索>
また、このような衣服管理をもって、着用者の検索を行うことも可能となる。
検索対象の着用者を設定すると、当該着用者が着用する衣服に付されたタグID又は管理コードをたよりに前記入退室管理テーブルから当該着用者の最終の入室管理区域又は退室管理区域が導かれ、最寄りのゲートのアラームを出力させ、必要に応じて管理者に対し、メール通知を行うことが出来る。
1 通信タグ,2 入室センサ,3 退室センサ,4 コントローラ,
5 入退室管理サーバー,6 洗濯管理システム,7 管理装置,
8 警告器,

Claims (13)

  1. 衣服の清浄度及び衣服の清浄度に対する着用者の意識に基づき入室の許否を判定するシステムであって、
    清浄度が規定された管理区域への非接触通信タグの入室を検出する入室センサと、
    前記管理区域からの非接触通信タグの退室を検出する退室センサと、
    前記入室センサ及び退室センサによる前記非接触通信タグの検出時刻から入退室履歴情報を出力するタグ検出履歴保存手段と、
    就労予定時間における直近の入室からその直後の退室までの時間を単位着用時間として導く着用時間算出手段と、
    前記単位着用時間の累積時間を導く着用時間算出手段と、
    前記非接触通信タグが付された衣服の洗濯履歴情報を採取し、前記洗濯履歴情報から洗濯が行われること無く経過した累積時間を未洗濯時間として導く未洗濯時間出力手段と、
    衣服の単位着用時間若しくはその累積時間又は衣服の未洗濯時間から当該衣服の着用者による有害事象を判定する衣服管理手段を備える清浄度管理システム。
  2. 前記入室センサによる入室の検出と前記退室センサによる退室の検出の一方を欠く場合に検出された時刻を含む勤務時間帯又は検出された時刻に最も近い勤務時間帯の始業時刻又は終業時刻を前記非接触通信タグの検出時刻として適用するみなし時刻適用手段を備える請求項1に記載の清浄度管理システム。
  3. 前記みなし時刻適用手段は、前記入室センサによる入室の検出時刻に始業時刻前の準備時間を設け、当該準備時間より前の入室の検出時刻を前の勤務時間帯の入室の検出時刻と判定し、次の勤務時間帯の始業時刻を退室の検出時刻とみなす請求項2に記載の清浄度管理システム。
  4. 就労予定時間におけるみなし入室時刻又はみなし退室時刻の適用履歴を入退出履歴情報として保存するタグ検出履歴保存手段と、
    所定頻度を超えるみなし入室時刻又はみなし退室時刻の適用実態を有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える請求項2又は請求項3のいずれかに記載の清浄度管理システム。
  5. 管理区域毎に入退室を許可する時間帯を基準情報として保持する記憶部を備え、
    前記非接触通信タグに許可された入退室の時間帯を読み出す衣服管理手段と、
    許可された入退室の時間帯から外れた時刻に前記入室センサ及び退室センサで検出された前記非接触通信タグの入退室を有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の清浄度管理システム。
  6. 着用限界時間を基準情報として保持する記憶部を備え、
    前記単位着用時間若しくはその累積時間又は衣服の未洗濯時間が前記基準情報を超えたことを有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の清浄度管理システム。
  7. 限界洗濯回数を基準情報として保持する記憶部を備え、
    前記洗濯履歴情報から洗濯回数を導き、当該洗濯回数が前記限界洗濯回数を超えたことを有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の清浄度管理システム。
  8. 滞在制限時間を基準情報として保持する記憶部を備え、
    前記入室センサによる入室時からの経過時間を当該管理区域の単位滞在時間として導く滞在時間算出手段と、
    前記単位滞在時間が前記滞在制限時間を超過している場合を有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の清浄度管理システム。
  9. 再入室制限を基準情報として保持する記憶部を備え、
    前記入退室履歴情報から各管理区域の入退室履歴を導き、再入室が禁止されている管理区域への再入室動作の検出を有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の清浄度管理システム。
  10. 作業場所たる管理区域での就労予定時間における前記単位着用時間の累計時間の、就労予定時間における最先の入室時刻から最終の退室検出時刻までの時間に対する比率を実作業率として算出する実作業率算出手段を備え、
    前記実作業率が所定比率を下回る実態を有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の清浄度管理システム。
  11. 前記入退出履歴情報から各管理区域に在室人数を導き、入室しようとする管理区域の入室人数制限を超える場合には有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の清浄度管理システム。
  12. 前記衣服管理手段の有害事象判定の蓄積に応じて着用者のランクを更新する清浄度意識評価手段と、
    各管理区域の基準ランクを満たさないランクの通信タグが付された衣服の着用者の入室動作の検出を有害事象として判定する前記衣服管理手段を備える請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の清浄度管理システム。
  13. 前記衣服管理手段による有害事象の判定を受けて管理区域への入室を拒否するための警告データを出力する入退室管理手段を備える請求項4乃至請求項12のいずれかに記載の清浄度管理システム。
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