JP2020134837A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドロワ側の記憶媒体を精度よく、かつ容易に、画像形成装置本体の制御部と電気的に接続することが可能な、画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置本体は、筐体と、制御部と、本体側コネクタ65とを有する。本体側コネクタ65は、本体側電気的接触部651と、ホルダ652とを有する。筐体は、ドロワを筐体に対して挿入方向に移動して収納可能な内部空間を含む。本体側電気的接触部651は、ドロワが筐体に挿入された際に、ドロワ側電気的接触部161と接触する。ホルダ652は、本体側電気的接触部651を、ドロワ側コネクタ16のホルダ652が有する弾性部材の伸縮方向に交差する交差方向に移動可能に保持する。画像形成装置100において、ホルダ652がドロワ側コネクタ16のソケット162に接触した場合に、その一部が本体側電気的接触部651とともに交差方向に移動する。【選択図】図18

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、レーザープリンタ、LEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。画像形成装置は、ドロワを有する。ドロワは、複数の感光体ドラムを有する。複数の現像カートリッジは、ドロワに対して着脱可能である。ドロワに現像カートリッジが装着されると、現像カートリッジの現像ローラと、ドロワの感光体ドラムとが接触する。現像カートリッジが装着された状態のドロワは、画像形成装置本体の筐体に収容される。
ドロワを有する画像形成装置については、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2010−128336号公報
従来、記憶媒体を有する現像カートリッジが知られている。記憶媒体には、現像カートリッジに関する種々の情報が記憶される。また、ドロワにおいて、感光体ドラムに関する種々の情報が扱われる。このため、ドロワに感光体ドラムに関する種々の情報を記憶する記憶媒体を搭載することも求められている。ドロワに感光体ドラムに関する記憶媒体を搭載する場合にも、ドロワに現像カートリッジを介して現像カートリッジに関する記憶媒体を搭載する場合にも、これらの記憶媒体は、画像形成装置本体側の制御部と電気的に接続される必要がある。
しかしながら、ドロワを画像形成装置本体の筐体に収容した場合に、ドロワ側の電気的接触部と、画像形成装置本体側の電気的接触部と、の位置関係に誤差が生じる場合が考えられる。
そこで、本発明は、ドロワ側の電気的接触部と、画像形成装置本体側の電気的接触部と、の位置関係に誤差があったとしても、ドロワ側の記憶媒体を、ドロワ側の電気的接触部および画像形成装置本体側の電気的接触部を介して精度よく、かつ容易に、画像形成装置本体の制御部と電気的に接続することが可能な、画像形成装置を提供することを目的とする。
本願の第1の観点によれば、以下の構成の画像形成装置が提供される。即ち、この画像形成装置は、ドロワと、画像形成装置本体とを備える。前記ドロワは、感光体ドラムと、フレームと、ドロワメモリと、ドロワ側コネクタとを有する。前記感光体ドラムは、第1方向に延びる軸を中心として回転可能である。前記フレームは、複数の前記感光体ドラムを保持するフレームであって、前記複数の感光体ドラムを第2方向において互いに間隔をあけた状態で保持する。前記ドロワメモリは、記複数の感光体ドラムのうちの少なくとも1つの感光体ドラムについての情報と、前記フレームに着脱可能に装着される現像カートリッジについての情報と、の少なくとも1つを記憶する。前記ドロワ側コネクタは、前記フレームの前記第2方向における一方側の外表面に位置するドロワ側コネクタであって、前記ドロワメモリと電気的に接続されるドロワ側電気的接触部と、前記ドロワ側電気的接触部を内部に保持するソケットと、をもつ。前記画像形成装置本体は、筐体と、制御部と、本体側コネクタとを有する。前記筐体は、前記ドロワを前記筐体に対して挿入方向に移動して収納可能な内部空間を含む。前記本体側コネクタは、本体側電気的接触部と、ホルダとを有する。前記ホルダは、ベースと、パネルと、弾性部材とを有する。前記本体側電気的接触部は、記ドロワが前記筐体に挿入された際に、前記ドロワ側電気的接触部と接触する本体側電気的接触部であって、前記制御部と電気的に接続される。前記ホルダの前記パネルには、前記本体側電気的接触部が固定される。前記弾性部材は、前記ベースと前記パネルとの間に介在する。前記ホルダは、前記本体側電気的接触部を、前記弾性部材の伸縮方向に交差する交差方向に移動可能に保持する。この画像形成装置において、前記ホルダが前記ドロワ側コネクタの前記ソケットに接触した場合に、前記パネルが前記本体側電気的接触部とともに前記ベースに対して前記交差方向に移動し、それにより前記本体側電気的接触部と前記ドロワ側電気的接触部とが接触する。
本願の第2の観点では、第1の観点に係る画像形成装置において、前記ホルダは、さらに、前記本体側電気的接触部を前記第3方向に移動可能に保持する。
本願の第3の観点では、第2の観点に係る画像形成装置において、前記交差方向と前記第3方向とは直交する。
本願の第4の観点では、第1の観点から第3の観点のいずれか1つの画像形成装置において、前記ホルダは、前記本体側電気的接触部を前記第3方向の一方側に押圧する。
本願の第5の観点では、第4の観点に係る画像形成装置において、前記ホルダは、前記コイルスプリングを前記弾性部材として用いて前記本体側電気的接触部を押圧する。
本願の第6の観点では、第5の観点に係る画像形成装置において、前記コイルスプリングは、前記本体側電気的接触部を間に挟んで前記第1方向の一方側と他方側との2つの位置で電気的接触部を押圧する。
本願の第7の観点では、第1の観点から第6の観点のいずれか1つの画像形成装置において、前記ホルダは、ベースと、カバーと、パネルとを備える。前記ベースは、第1接触面と、第1バネ座とを有する。前記第1接触面は、前記第3方向に垂直な平面状の部位である。前記第1バネ座には、前記弾性部材の前記第3方向の一端が接続される。前記カバーは、前記ベースに対して前記第3方向に重ね合わされて固定される。前記パネルは、取付部と、第2接触面と、第2バネ座とを有する。前記取付部には、前記本体側電気的接触部が取り付けられる。前記第2接触面は、前記第1接触面に対して接触可能である。前記第2バネ座には、前記弾性部材の前記第3方向の他端が接続される。この画像形成装置において、前記ホルダは、前記ベースおよび前記カバーに対する前記パネルの移動範囲を規制する。
本願の第8の観点では、第7の観点の画像形成装置において、前記カバーは、一対の第1側壁と、一対の第2側壁とを備える。前記一対の第1側壁は、前記第1方向に対向する。前記一対の第2側壁は、前記第1方向および前記第3方向に垂直な方向である第4方向に対向する。前記一対の第2側壁のうちの一方は、前記ベース側が開放された第1切欠きを有する。前記パネルは、前記第4方向に延びる第1突起を有する。この画像形成装置においては、前記第1突起が前記第1切欠きに収容され、前記第1突起の外周面と前記第1切欠きの内面との間には、前記第1方向に間隙が設けられる。
本願の第9の観点では、第8の観点の画像形成装置において、前記カバーの前記一対の第2側壁のうちの他方は、前記第1切欠きに対向する位置から前記第1方向の両側に離れた位置に、前記ベース側が開放された第2切欠きを有する。前記パネルは、前記第4方向に延びる第2突起を有する。前記第2突起は前記第2切欠きに収容される。
本願の第10の観点では、第9の観点の画像形成装置において、前記第3方向にみたときに、前記第1切欠きと2つの前記第2切欠きとが、二等辺三角形の頂点にそれぞれ配置される。
本願の第11の観点では、第8の観点から第10の観点のいずれか1つの画像形成装置において、前記第1切欠きは、前記第1方向における幅が、前記ベースから前記第3方向に離れるに従って狭くなる。
本願の第12の観点では、第8の観点から第11の観点のいずれか1つの画像形成装置において、前記カバーは、平面と、突起とを備える。前記平面は、前記一対の第2側壁の、前記第3方向における前記ベースとは反対側の端部から、前記カバーの前記第4方向の内方側に向かって矩形状に延びる。前記突起は、記平面の内縁から、前記カバーの前記第4方向の内方側に向かって突出する。この画像形成装置においては、前記本体側電気的接触部および前記パネルが前記第4方向に移動することにより、前記突起のうちの一部が、前記パネルの前記第4方向における外表面に接触可能である。
本願の第13の観点では、第8の観点から第12の観点のいずれか1つの画像形成装置において、前記パネルは、前記取付部を間に挟んで前記第1方向の両側に配置される耳部
を有する。前記耳部は、前記ベースへ向けて開放された凹部を有する。また、前記凹部内に前記第2バネ座が設けられる。
本願の第14の観点では、第13の観点の画像形成装置において、前記一対の第1側壁は、前記ベース側が開放された第3切欠きを有する。前記耳部は、前記第3切欠きを通って前記第1方向に延びる。
本願の第15の観点では、第1の観点から第14の観点のいずれか1つの画像形成装置において、前記フレームには、トナーを収容する前記現像カートリッジが着脱可能に装着される。前記ドロワメモリには、前記現像カートリッジを識別可能なトナー識別情報と、トナー寿命情報と、が記憶される。この画像形成装置においては、前記ドロワ側コネクタと前記本体側コネクタは、互いに接続されることにより、前記ドロワメモリと前記制御部との通信を中継する。
本願の第16の観点では、第1の観点から第15の観点のいずれか1つの画像形成装置において、前記ドロワメモリは、前記感光体ドラムを識別可能なドラム識別情報と、ドラム寿命情報と、を記憶する。この画像形成装置においては、記ドロワ側コネクタと前記本体側コネクタは、互いに接続されることにより、前記ドロワメモリと前記制御部との通信を中継する。
本願の第1の観点から第16の観点によれば、ドロワ側の記憶媒体を、ドロワ側の電気的接触部および画像形成装置本体側の電気的接触部を介して精度よく、かつ容易に、画像形成装置本体の制御部と電気的に接続することが可能な、画像形成装置が提供される。
本願の第1の観点によれば、本体側コネクタのホルダの一部がドロワ側コネクタのソケットに接触し始めた後に、仮にドロワ側電気的接触部と本体側電気的接触部との位置関係に誤差があったとしても、挿入される際の力を利用して本体側電気的接触部がホルダの一部とともに交差方向に移動する。これにより、本体側電気的接触部がドロワ側コネクタのソケット内にガイドされて、ドロワ側コネクタと本体側コネクタとを容易に接続することができる。
本願の第2の観点によれば、ホルダがダンパとして機能し、電気的接触部やそれを収容するホルダ等に大きな負荷が掛かってしまうことを抑制できる。
本願の第4の観点によれば、ホルダが第3方向に移動することで、本体側電気的接触部およびそれを保持するホルダ等に大きな負荷が掛かってしまうことを抑制できる。
本願の第5の観点によれば、コイルスプリングの特性により、本体側電気的接触部を第3方向に移動しやすく、かつ、交差方向にも移動しやすくすることができる。
本願の第6の観点によれば、コイルスプリングが1つの場合よりも、本体側電気的接触部の姿勢を安定させることができる。
本願の第7の観点によれば、本体側電気的接触部を、第3方向と、第3方向に交差する方向とに、移動可能としつつ、本体側電気的接触部の移動範囲を規制することができる。その結果、ドロワ側電気的接触部と本体側電気的接触部とをより容易に接近させて接続することができる。
本願の第8の観点によれば、第1突起が第1切欠き内でしか移動しないことにより、本体側電気的接触部の第1方向の移動範囲を規制することができる。
本願の第9の観点によれば、第1突起が第1切欠き内でしか移動せず、かつ、第2突起が第2切欠き内でしか移動しないことにより、本体側電気的接触部の第3方向への移動範囲を規制することができる。本体側電気的接触部の第3方向への移動範囲の規制を、第1切欠きの1箇所と、第2切欠きの2箇所との、合計3箇所とすることにより、本体側電気的接触部(パネル)に無理な負荷が掛かって動かなくなってしまうことを抑制できる。
本願の第10の観点によれば、本体側電気的接触部(パネル)に無理な荷重が掛かりに難くなり、より円滑な動きを実現することができる。
本願の第11の観点によれば、パネルが押圧力に従ってベースに対して第3方向に突出している間は、第1突起は第1方向に比較的小さくしか移動できない一方、パネルが押圧力に反して第3方向に凹んでいる(ベースに接近している)間は、第1突起は第1方向に比較的大きく移動できる。よって、本体側電気的接触部とドロワ側電気的接触部とが接触するときにだけ、第1突起の第1方向への移動の許容範囲を広くすることができる。別の言い方をすれば、それ以外の場合には、本体側電気的接触部を一定の位置に精度よく配置することができる。その結果、本体側コネクタとドロワ側コネクタとの接続を、精度よく行うことができる。
本願の第12の観点によれば、パネルが、突起に接触する位置までしか第4方向に移動しないことにより、本体側電気的接触部の第4方向への移動範囲を規制することができる。
本願の第13の観点によれば、耳部の内部空間に弾性部材を配置することができる。よって、ベースおよびパネルの第1方向におけるより外側の位置にて、パネルを押圧することができる。これにより、本体側電気的接触部の姿勢を安定化することができる。
本願の第14の観点によれば、ベースおよびパネルの第1方向におけるより外側の位置にて、パネルを押圧することができる。これにより、本体側電気的接触部の姿勢をより安定化することができる。
画像形成装置の概略図である。 画像形成装置の概略図である。 ドロワの斜視図である。 ドロワの斜視図である。 本体側コネクタの斜視図である。 ベースの斜視図である。 ベースの斜視図である。 カバーの斜視図である。 カバーの斜視図である。 パネルおよび本体側電気的接触部の分解斜視図である。 パネルおよび本体側電気的接触部の分解斜視図である。 本体側コネクタの分解斜視図である。 本体側コネクタの分解斜視図である。 本体側コネクタを第3方向の他方側から見た図である。 本体側コネクタを第4方向の一方側から見た図である。 本体側コネクタを第4方向の他方側から見た図である。 本体側コネクタを第1方向の他方側から見た図である。 ソケットがホルダの一部に接触する様子を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
なお、以下の説明においては、感光体ドラムの回転中心軸(ドラム軸)が延びる方向を「第1方向」と称する。また、複数の感光体ドラムが並ぶ方向を「第2方向」と称する。第1方向と第2方向とは、互いに交差、好ましくは直交する。また、ソケットが延びる方向を第3方向と称する。第3方向は、好ましくは第1方向と直交し、かつ、第2方向を成分に含む方向である。さらに、第1方向および第3方向に垂直な方向を第4方向と称する。
<1.画像形成装置の構成>
図1および図2は、画像形成装置100の概略図である。この画像形成装置100は、電子写真方式のプリンタである。画像形成装置100の例としては、レーザープリンタまたはLEDプリンタが挙げられる。図1および図2に示すように、画像形成装置100は、ドロワ10と、画像形成装置本体60とを備える。
<1−1.ドロワの構成>
以下では、ドロワ10の構成について説明する。図3および図4は、ドロワ10の斜視図である。図1から図4に示すように、ドロワ10は、4つの感光体ドラム11、フレーム12、ドラムメモリ(ドロワメモリ)13、4つの現像カートリッジ14、4つのトナーメモリ(ドロワメモリ)15、およびドロワ側コネクタ16を有する。
図3および図4に示すように、4つの感光体ドラム11は、それぞれ、第1方向に延びる回転中心軸であるドラム軸を中心とする円筒状の外周面を有する。感光体ドラム11の外周面は、感光材料に覆われている。また、4つの感光体ドラム11は、それぞれ、ドラム軸を中心として回転可能である。
図3および図4に示すように、フレーム12は、4つの感光体ドラム11を保持する枠体である。フレーム12は、複数の感光体ドラム11を第2方向において互いに間隔をあけた状態で保持する。フレーム12は、第2方向において対向する一対のベース板131と、第1方向において対向する一対の側板132とを有する。
図1および図2に示すように、現像カートリッジ14は、フレーム12に着脱可能である。現像カートリッジ14は、現像剤であるトナーを収容可能な筐体を有する。4つの現像カートリッジ14は、互いに異なる色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの各色)のトナーを収容する。また、本実施形態の現像カートリッジ14は、現像ローラ17を有する。現像ローラ17は、円筒状の部材である。現像ローラ17は、第1方向に延びる回転中心軸である現像軸を中心に回転可能である。現像カートリッジ14がフレーム12に装着されると、感光体ドラム11の外周面は、現像ローラ17の外周面と接触する。
ドラムメモリ13、トナーメモリ15、およびドロワ側コネクタ16については、後に詳述する。
<1−2.画像形成装置本体の構成>
以下では、画像形成装置本体60の構成について説明する。図1および図2に示すように、画像形成装置本体60は、筐体61、カバー62、転写ベルト63、制御部64、および本体側コネクタ65を有する。
筐体61は、概ね直方体状であり、内部空間610を含む。筐体61の内部空間610には、ドロワ10を筐体61に対して挿入方向に移動して収容可能である。本実施形態では、「挿入方向」は、第2方向の一方側に向かう方向である。このように、筐体61には、現像カートリッジ14を装着した状態のドロワ10が収容される。その他に、筐体61には、4つの帯電器(図示省略)、4つの光源(図示省略)、転写ベルト63、制御部64、および本体側コネクタ65が収容される。
カバー62は、図1中に実線で示した開放位置と、図1中に二点鎖線で示した閉鎖位置との間で、移動可能である。具体的には、カバー62は、第1方向に延びるヒンジ66を中心として回動可能である。カバー62が開放位置に配置されると、筐体61の内部空間610が開放される。カバー62が閉鎖位置に配置されると、筐体61の内部空間610が閉鎖される。
画像形成装置100のユーザは、カバー62が開放位置の状態で、現像カートリッジ14が装着されたドロワ10を、挿入方向に移動させることができる。これにより、ドロワ10を、少なくとも一部が筐体61の外部に位置する離脱位置と、内部空間610にセットされた装着位置との間で、移動させることができる。
転写ベルト63は、印刷用紙を搬送するための無端帯状のベルトである。転写ベルト63は、ドロワ10が装着位置に配置された状態で、感光体ドラム11を挟んで現像ローラ17とは反対側に位置する。転写ベルト63の外周面は、ドロワ10が装着位置に配置された状態で、感光体ドラム11の外周面に接触可能である。
制御部64は、CPU等のプロセッサと、本体メモリとを有する。本体メモリは、情報の読み出しおよび書き込みが可能な記録媒体である。本体メモリは、例えばフラッシュROMまたはEEPROMである。本体メモリは、画像形成装置100の動作を制御するためのコンピュータプログラムを記憶している。プロセッサは、本体メモリに記憶されたコンピュータプログラムに従って、種々の処理を実行する。すなわち、プロセッサは、画像形成装置100の印刷処理およびそれに付随する種々の処理を実行する。
本体側コネクタ65については後に詳述する。
<1−3.電気的な接続に関する構成>
以下では、画像形成装置100の電気的な接続に関する構成について説明する。具体的には、ドラムメモリ13、トナーメモリ15、ドロワ側コネクタ16、および本体側コネクタ65について、図2および図4を主として参照して説明する。
<1−3−1.ドロワが有する電気的な接続に関する構成>
ドロワ10は、電気的な接続に関する構成として、ドラムメモリ13、トナーメモリ15、およびドロワ側コネクタ16を有する。
ドラムメモリ13は、4つの感光体ドラム11のうちの少なくとも1つの感光体ドラム11についての情報を記憶する。具体的には、本実施形態のドラムメモリ13は、個々の感光体ドラム11を識別可能なドラム識別情報と、感光体ドラム11の寿命に関するドラム寿命情報とを、記憶している。ドラム識別情報は、例えばシリアルナンバーである。ドラム寿命情報は、感光体ドラム11の回転数、および感光体ドラム11の印刷枚数の少なくともいずれかである。図4に示すように、本実施形態のドラムメモリ13は、一対のベース板131のうち第2方向の一方側のベース板131の内表面に位置する。ドラムメモリ13は、後述するトナーメモリ15とドロワ側コネクタ16との電気的な接続を中継する。
トナーメモリ15は、各現像カートリッジ14に個別に設けられる。トナーメモリ15は、個々の現像カートリッジ14を識別可能なトナー識別情報と、現像カートリッジ14の寿命に関するトナー寿命情報とを、記憶している。トナー識別情報は、例えばシリアルナンバーである。トナー寿命情報は、現像ローラ17の回転数、現像ローラ17の印刷枚数、および出力ドット数の少なくともいずれかである。現像カートリッジ14がドロワ10に装着された状態のとき、本実施形態のトナーメモリ15は、一対の側板132のうち第1方向の他方側の側板132の外表面に位置する。
図3に示すように、ドロワ側コネクタ16は、一対のベース板131のうち第2方向の一方側のベース板131の外表面に位置する。ドロワ側コネクタ16は、ドロワ側電気的接触部161と、ソケット162とをもつ。ドロワ側電気的接触部161には、複数の電気的接触面が配列される。各電気的接触面からは、それぞれ、電圧線やクロック線やデータ線等の配線のいずれかが延びる。これらの配線は、ドラムメモリ13に接続される。さらに、これらの配線は、ドラムメモリ13を介して、対応するトナーメモリ15と電気的に接続される。配線は、適宜束ねられて、ハーネスとされている。このように、ドロワ側電気的接触部161は、ドラムメモリ13およびトナーメモリ15と電気的に接続される。
ドロワ側コネクタ16が後述する本体側コネクタ65に接続されると、ドラムメモリ13およびトナーメモリ15と、制御部64とが、電気的に接続される。これにより、制御部64がドラムメモリ13およびトナーメモリ15と通信可能となる。
図3に示すソケット162は、第3方向に延びる。ソケット162は、ドロワ側電気的接触部161を内部に保持する。すなわち、ソケット162は、ドロワ側電気的接触部161の周囲を取り囲む。ソケット162は、第3方向においてドロワ側電気的接触部161に近づくにつれて、次第に収束する形状を有する。別の言い方をすれば、ソケット162は、第3方向の一方側に向かうほど、ドロワ側電気的接触部161から離れるように広がる。
<1−3−2.画像形成装置本体が有する電気的な接続に関する構成>
図5は、本体側コネクタ65の斜視図である。図5に示すように、本体側コネクタ65は、本体側電気的接触部651と、ホルダ652とをもつ。本体側電気的接触部651には、複数の電気接点が配列される。各電気接点からは、それぞれ、電圧線やクロック線やデータ線等の配線のいずれかが延びる。これらの配線は、制御部64の対応する端子に接続される。配線は、適宜束ねられて、ハーネスとされる。このように、本体側電気的接触部651は、制御部64と電気的に接続される。
ドロワ10が筐体61の内部空間610に挿入されてドロワ10が装着位置に配置されたとき、本体側コネクタ65と、ドロワ側コネクタ16とが接続される。これにより、ドロワ側電気的接触部161の各電気的接触面は、本体側電気的接触部651に設けられた対応する電気接点に接触する。
ホルダ652は、本体側電気的接触部651を、第3方向、および第3方向に交差する方向に移動可能に保持する。第3方向に交差する方向は、例えば第4方向である。本実施形態では、ホルダ652は、本体側電気的接触部651を、第3方向および第3方向に直交する方向に、移動可能に、すなわちフロート可能に、保持する。ホルダ652の具体的な構成については、後に詳述する。
以上のような構成の画像形成装置100において、印刷処理の実行時に、制御部64は、図示を省略したモータを駆動させる。感光体ドラム11および現像ローラ17は、このモータの駆動によって、回転する。また、制御部64は、帯電器に電力を供給することにより、感光体ドラム11の表面を帯電させる。さらに制御部64は、光源を発光させることにより、光源の光を感光体ドラム11の外周面に照射する。これにより、印刷すべき画像の静電潜像が、感光体ドラム11の外周面に形成される。現像カートリッジ14のトナーは、現像ローラ17を介して、感光体ドラム11の静電潜像上に供給される。これにより、トナー像が、感光体ドラム11の外周面に形成される。その後、印刷用紙は、感光体ドラム11と転写ベルト63との間へ搬送される。これにより、感光体ドラム11の外周面から印刷用紙へ、トナー像が転写される。印刷用紙にトナー像が転写された状態で、印刷用紙は、画像形成装置100内の定着ユニットに搬送される。これにより、印刷用紙に転写されたトナー像が、印刷用紙上に熱定着される。その結果、印刷用紙に画像が印刷される。
なお、上記の印刷処理の実行時に、制御部64は、ドラムメモリ13およびトナーメモリ15と通信することにより、感光体ドラム11の寿命および現像カートリッジ14の寿命等に関する情報を取得する。これにより、制御部64は、状況に応じて好適なモードに設定して印刷処理を実行し、あるいは、状況によっては印刷処理を中止することができる。
<1−4.本体側コネクタの各部の詳細な構成>
以下では、本体側コネクタ65の構成、とりわけホルダ652の詳細な構成について、図5から図18を参照して説明する。図5に示すように、ホルダ652は、ベース660と、カバー670と、パネル680と、コイルスプリング(弾性部材)690(図6を参照)とを備える。
<1−4−1.ベースの構成>
初めに、ベース660の構成について、図6および図7を参照して説明する。図6は、ベース660とコイルスプリング690との斜視図である。図7は、ベース660を図6とは異なる方向から見たときの斜視図である。
ベース660は、第3方向に見たときに概ね矩形状である。ただし、ベース660は取付部699を有する。取付部699は、筐体61の内部空間610内に第1方向に延びる基準軸(図示省略)にベース660を取り付けるために用いられる。取付部699は、切欠き699aを有する。切欠き699aが上記基準軸に嵌め込まれる。ベース660は、上記矩形の中央部に、第3方向に貫通する貫通孔669を有する。貫通孔669の内周面は、第3方向に見たときに長辺と短辺とを有する長方形状である。
ベース660は、第3方向の他方側の外表面に第1バネ座661を有する。第1バネ座661には、後述するコイルスプリング690の第3方向の一端が接続される。第1バネ座661は、貫通孔669を間に挟んで、貫通孔669に対して第1方向の一方側と、貫通孔669に対して第1方向の他方側と、の2箇所に配置される。
ベース660は、第4方向に対向する一対の端壁662を有する。各端壁662は、第4方向に対して垂直に広がる。端壁662の第1方向における中央部には、第3方向の他方側に開放された矩形状の切欠き662aが設けられる。
また、ベース660は、第3方向の他方側の外表面に、リブ状に突出した第1接触面663を有する。第1接触面663は、第3方向に対して垂直な平面状の部位である。第1接触面663は、貫通孔669の上記長辺の一部分から第4方向に延びる。第1接触面663は、第1方向に隣り合う領域よりも、第3方向の他方側に向けて突出する。
また、ベース660は、第3方向の他方側の外表面に開口したネジ孔664を有する。ネジ孔664は、第3方向の一方側に向かって延びている。ネジ孔664は、内周面に雌ネジを有する。
<1−4−2.カバーの構成>
次に、カバー670の構成について、図8および図9を参照して説明する。図8は、カバー670とネジ698との斜視図である。図9は、カバー670を図8とは異なる方向から見たときの斜視図である。
カバー670は、第3方向に見たときに概ね矩形の枠状である。カバー670は、枠部671と、一対の第1側壁673と、一対の第2側壁674とを有する。枠部671は、外形が長方形状であり、中央部に貫通孔671aを有する。貫通孔671aの内周面は、枠部671の外形に沿う長辺と短辺を有する長方形状である。
一対の第1側壁673は、第1方向に離れている。第1側壁673は、第1方向に対して垂直な板状である。第1側壁673は、枠部671の外縁のうち短辺の部分から第3方向の一方側に延びる。一対の第2側壁674は、第4方向に離れている。第2側壁674は、第4方向に対して垂直な板状である。第2側壁674は、枠部671の外縁のうち長辺の部分から第3方向の一方側に延びる。
枠部671は、一対の貫通孔675を有する。貫通孔675は、枠部671を第3方向に貫通する。後にも説明するように、カバー670はベース660に対して第3方向に重ね合わされて固定される。貫通孔675は、ベース660のネジ孔664に対応する位置に設けられる。貫通孔675にはネジ698の軸部を挿入可能である。枠部671を第3方向の他方側から見たとき、枠部671の貫通孔675が形成される領域は、その他の領域よりも第3方向の他方側に凹んでいる。
一対の第2側壁674のうちの第4方向の一方側の第2側壁674は、第3方向の一方側に開放された第1切欠き674aを有する。第1切欠き674aは、第4方向の一方側の第2側壁674の、第1方向における略中央部に設けられる。第1切欠き674aは、第1方向における幅が、第3方向の他方側に向かうほど縮小する。すなわち、第1切欠き674aは、第1方向における幅が、ベース660から第3方向に離れるに従って狭くなる。
本実施形態においては、一対の第2側壁674のうちの第4方向の他方側の第2側壁674は、第3方向の一方側に開放された切欠き674bを有する。切欠き674bは、第4方向にみたときに、第1切欠き674aと重複する形状に設けられる。また、第2側壁674は、第1切欠き674aに対向する位置(切欠き674bの位置)から第1方向の両側に離れた位置に、第2切欠き674cを有する。第4方向に見たとき、第2切欠き674cは、切欠き674bを挟んで一対に設けられる。第2切欠き674cは、第3方向の一方側に開放されている。第2切欠き674cは、第4方向に見たときに略矩形状である。
第3方向に見たときに、第1切欠き674aと、対をなす2つの第2切欠き674cとは、仮想上の二等辺三角形の頂点にそれぞれ配置される。
第1側壁673は、第3方向の一方側に開放された第3切欠き673aを有する。第3切欠き673aは、対向する第1側壁673に一対に設けられる。第3切欠き673aは、第1方向に見たときに略矩形状である。
カバー670の枠部671は、詳細には、平面671bと、突起671cとを含む。平面671bは、第2側壁674の、第3方向におけるベース660とは反対側(他方側)の端部から、カバー670の第4方向の内方側に向かって略矩形状に延びる。突起671cは、平面671bの内縁から、カバー670の第4方向の内方側に向かって部分的に突出する。第3方向に見たときに、突起671cは、切欠き674a,674bを間に挟んで第1方向の両側の位置に、合計4つ設けられる。4つの突起671cは、第3方向にみたとき、仮想上の長方形の頂点にそれぞれ配置される。
<1−4−3.パネルの構成>
次に、パネル680の構成について、図10および図11を参照して説明する。図10は、パネル680と本体側電気的接触部651との斜視図である。図11は、図10とは異なる方向から見たときの、パネル680と本体側電気的接触部651との斜視図である。
パネル680は、箱体681と、仕切り板682とを含む。箱体681は角筒状であり、第3方向に延びる。箱体681は、第3方向に見たときに外形が略長方形状である。仕切り板682は、第3方向に垂直な略矩形の板状である。仕切り板682は、箱体681の第3方向の一部分の内側面から箱体681の内方側に向かって広がる。仕切り板682は、中央部に、仕切り板682の外形に沿う矩形状の貫通孔682aを有する。
仕切り板682において、貫通孔682aを間に挟んで第1方向の両側には、貫通孔(取付部)682bが配置される。貫通孔682bの内周面は、第3方向に見たときに円形状である。貫通孔682bに、第3方向の他方側から、本体側電気的接触部651が取り付けられる。
パネル680は、箱体681の第1方向における両側から、パネル680の外方側に向かって突出する一対の耳部683を有する。耳部683は、貫通孔682aおよび貫通孔682bを間に挟んで第1方向の両側に配置される。
図11に示すように、耳部683は、内部に空洞を有する。別の言い方をすれば、耳部683は、ベース660へ向けて開放された凹部683aを有する。耳部683は、凹部683aの底部に第2バネ座683bを有する。すなわち、第2バネ座683bは、凹部683a内に設けられる。バネ座683bには、コイルスプリング690の第3方向の他端が接続される。
箱体681の側壁のうち、第4方向に垂直な一対の側壁681cの、第3方向の一方側の端部は、それぞれ、凹部680dを有する。凹部680dは、側壁681cから箱体681の径方向内方へ、凹んでいる。凹部680dの底部は、第4方向に垂直な平面部681eとなっている。平面部681eの第3方向の一方側の端面は、箱体681の第3方向の一方側の端面と連続している。この平面部681eの第3方向の一方側の端面が、第2接触面681fとなっている。後述するように、第2接触面681fは、ベース660の第1接触面663に対して接触可能である。
また、箱体681は、第1突起684、一対の第2突起685、および第3突起686を有する。第1突起684は、一対の凹部680dのうち第4方向の一方側の凹部680dから、箱体681の外方側に向かって延びている。すなわち、第1突起684は、第4方向の一方側へ延びている。第2突起685は、一対の耳部683から、それぞれ、第4方向の他方側へ向かって延びている。また、第3突起686は、一対の凹部680dのうち第4方向の他方側の凹部680dから、箱体681の外方側に向かって延びている。すなわち、第3突起686は、第4方向の他方側へ延びている。
第1突起684および第3突起686は、第4方向に垂直な断面で切ったときに、半円状の断面を有する。この半円は、第3方向の一方側に開放端を向けている。すなわち、第1突起684および第3突起686の外表面は、第4方向に見たときに、第3方向の他方側に向かうにつれて第1方向の幅が狭まる半円形状を有する。
<1−4−4.弾性部材の構成>
コイルスプリング690は、金属線が螺旋状に巻かれた弾性部材である。コイルスプリング690は、ベース660とパネル680との間に介在する。コイルスプリング690は、第3方向に伸縮可能である。また、コイルスプリング690は、螺旋の径方向に撓むことが可能である。後述するように、コイルスプリング690は、自然長よりも圧縮された状態で、ベース660の第1バネ座661と、パネル680の耳部683の第2バネ座683bと、の間に配置される。
<1−5.本体側電気的接触部の構成>
以下では、本体側電気的接触部651の構成について、図10および図11を参照して説明する。本体側電気的接触部651は、雌型コネクタ端子651aと、コネクタ端子支持台651bと、一対の軸部651cとを有する。
雌型コネクタ端子651aには、上述の複数の電気接点が配置される。コネクタ端子支持台651bは、第3方向に対して垂直な矩形の略板状の部位である。コネクタ端子支持台651bの中央部に、上記の雌型コネクタ端子651aが固定される。コネクタ端子支持台651bの第3方向の一方側の端面には、一対の軸部651cが位置する。軸部651cは、雌型コネクタ端子651aを間に挟んで第1方向の両側に配置される。
軸部651cは、略円錐状であり、コネクタ端子支持台651bから第3方向の一方側に突出する。軸部651cは、弾性材料からなる。軸部651cは、オペレータにより加圧されることにより、径方向に縮むことが可能である。
<1−6.本体側コネクタの各部の組付け構成>
以下では、ベース660、カバー670、パネル680、コイルスプリング690、ネジ698、および本体側電気的接触部651が組付けられる際の様子について、図12および図13を参照して説明する。図12は、本体側コネクタ65の分解斜視図である。図13は、図12とは異なる方向にみたときの、本体側コネクタ65の分解斜視図である。
まず初めに、画像形成装置100を製造する工場のオペレータが、本体側電気的接触部651の軸部651cを加圧しながら、当該軸部651cをパネル680の仕切り板682の貫通孔682bに挿入する。これにより、本体側電気的接触部651がパネル680に取り付けられる。軸部651cは、貫通孔682bを通過すると、径方向外方に拡がる。これにより、本体側電気的接触部651がパネル680の仕切り板682から脱落不能となる。
本体側電気的接触部651を取り付けた状態のパネル680は、部分的にベース660とカバー670との間に挟まれる。詳細には、まず、一対のコイルスプリング690の一端が、それぞれ、ベース660の第1バネ座661に取り付けられる。この状態で、パネル680が、第3方向の他方側からベース660に重ねられる。この際、コイルスプリング690の他端は、パネル680の耳部683の第2バネ座683bに取り付けられる。また、パネル680の第1突起684は、ベース660の第4方向の一方側の切欠き662aに収容される。また、パネル680の一対の第2突起685は、間に第4方向の他方側の端壁662を挟んだ状態で、当該端壁662の第1方向の両側に配置される。パネル680の第3突起686は、ベース660の第4方向の他方側の切欠き662aに収容される。
図12および図13に示すように、パネル680を重ねた状態のベース660に、さらに、第3方向の他方側からカバー670が重ね合わされる。この際、パネル680の第1突起684は、カバー670の第1切欠き674aに収容される。パネル680の一対の第2突起685は、カバー670の第2切欠き674cに収容される。パネル680の第3突起686は、カバー670の切欠き674bに収容される。パネル680の一対の耳部683は、カバー670の一対の第3切欠き673aに収容される。この状態で、ネジ698の軸部が第3方向の他方側からカバー670の貫通孔675に挿入されるとともに、ネジ698の軸部がベース660のネジ孔664にねじ込まれる。これにより、間にコイルスプリング690およびパネル680を挟んだ状態で、カバー670がベース660に対して固定される。
<1−7.コネクタの動き>
以下では、上述のように組付けられた状態の本体側コネクタ65の動きについて、図14から図18を参照して説明する。図14は、本体側コネクタ65を第3方向の他方側からから見た図である。図15は、本体側コネクタ65を第4方向の一方側から見た図である。図16は、本体側コネクタ65を第4方向の他方側から見た図である。図17は、本体側コネクタ65を第1方向の他方側から見た図である。図18は、ソケット162がホルダ652の一部に接触する様子を示す図である。
本体側コネクタ65において、コイルスプリング690は、ベース660とパネル680との間で、自然長よりも圧縮された状態に保たれる。よって、本体側電気的接触部651は、第3方向の他方側に常に押圧されている。しかしながら、第1突起684が切欠き662aおよび第1切欠き674aに取り囲まれた範囲内でしか移動しないこと、並びに、第2突起685が第2切欠き674cに取り囲まれた範囲内でしか移動しないことにより、本体側電気的接触部651は、ドロワ側電気的接触部161と非接触の状態において、第3方向の位置が一定の位置とされる。
ただし、コイルスプリング690は、第3方向の一方側に縮む余裕代がある状態に保持される。このため、図18に示すように、本体側コネクタ65に、パネル680(箱体681)がソケット162に接触すること等に起因して外力が加わると、コイルスプリング690が変形することに伴って、本体側電気的接触部651の位置が、第3方向、および第3方向に垂直な方向に、変位可能である。すなわち、本体側電気的接触部651は、ホルダ652の一部(ベース660およびカバー670)に対して、フロートする。
また、図15に示すように、本体側コネクタ65において、第1突起684の外表面と、第1切欠き674aの内面と、の間には、第1方向に間隙が設けられている。また、図16に示すように、第2突起685の外表面と、第2切欠き674eの内面と、の間には、第1方向に間隙が設けられている。よって、本体側コネクタ65に、パネル680(箱体681)がソケット162に接触すること等に起因して外力が加わったとしても、第1突起684が第1切欠き674a内でしか移動しないこと、および、第2突起685が第2切欠き674e内でしか移動しないことにより、本体側電気的接触部651の第1方向の移動範囲が規制される。
また、図14に示すように、本体側コネクタ65において、第4方向に対向する突起671c同士の離間距離L2は、パネル680の第4方向に対向する側壁681cの外表面同士の間の距離L1よりも、大きい(L1<L2)。別の言い方をすれば、パネル680の箱体681の外表面と、突起671cの内縁面と、の間には、第4方向に間隙が設けられている。よって、本体側コネクタ65に、パネル680がソケット162に接触すること等に起因して外力が加わったとしても、パネル680の側壁681cの外表面が、第4方向に対向する突起671cのいずれかに接触する位置までしか移動しないことにより、本体側電気的接触部651の第4方向の移動範囲が規制される。
さらに、図17に示すように、耳部683は、第3切欠き673aを通って第1方向に延びる。これにより、ベース660およびパネル680の、第1方向におけるより外側の位置にて、パネル680がコイルスプリング690により押圧される。その結果、本体側電気的接触部651の姿勢がより安定化する。
さらに、本体側コネクタ65において、ドロワ側電気的接触部161が本体側電気的接触部651に接触したときの衝撃等に起因して、コイルスプリング690が仮に上記の余裕代の全量分、縮んだとすると、ベース660の第1接触面663と、パネル680の箱体681の第2接触面681fとが、接触する。別の言い方をすれば、本体側コネクタ65が底付きする。このように、本体側コネクタ65を第3方向に弾性変位可能とすることで、コイルスプリング690等に過剰な負荷が掛かってしまうことを防止できる。
<2.まとめ>
以上に示したように、本実施形態の画像形成装置100は、ドロワ10と、画像形成装置本体60とを備える。ドロワ10は、感光体ドラム11と、フレーム12と、ドラムメモリ13およびトナーメモリ15と、ドロワ側コネクタ16とを有する。ドロワ側コネクタ16は、フレーム12の第2方向における一方側の外表面に位置する。ドロワ側コネクタ16は、ドロワ側電気的接触部161と、ソケット162とをもつ。画像形成装置本体60は、筐体61と、制御部64と、本体側コネクタ65とを有する。本体側コネクタ65は、本体側電気的接触部651と、ホルダ652とを有する。ホルダ652は、ベース660と、カバー670と、パネル680と、コイルスプリング(弾性部材)690とを有する。筐体61は、ドロワ10を筐体61に対して挿入方向に移動して収納可能な内部空間610を含む。本体側電気的接触部651は、ドロワ10が筐体61に挿入された際に、ドロワ側電気的接触部161と接触する。パネル680には、本体側電気的接触部651が固定される。コイルスプリング290は、ベース660とパネル680との間に介在する。ホルダ652は、本体側電気的接触部651を、前記コイルスプリングの伸縮方向に交差する交差方向に移動可能に保持する。画像形成装置100において、ホルダ652がドロワ側コネクタ16のソケット162に接触した場合に、パネル680が本体側電気的接触部651とともにベース660に対して交差方向に移動する。その結果、本体側電気的接触部651とドロワ側電気的接触部161とが容易に接触する。詳細には、本体側のホルダ652の一部がドロワ側コネクタ16のソケット162に接触し始めた後に、仮にドロワ側電気的接触部161と本体側電気的接触部651との位置関係に誤差があったとしても、挿入される際に掛かる外力を利用して本体側電気的接触部651がパネル680とともにベース660に対して交差方向に移動する。これにより、本体側電気的接触部651がドロワ側コネクタ16のソケット162内にガイドされて、ドロワ側コネクタ16と本体側コネクタ65とを容易に接続することができる。
また、本実施形態の画像形成装置100においては、ホルダ652は本体側電気的接触部651を第3方向に移動可能に保持する。これにより、ホルダ652がダンパとして機能し、電気的接触部651,161やそれを収容するホルダ(ソケット)652,162等に大きな負荷が掛かってしまうことを抑制できる。
また、本実施形態の画像形成装置100においては、ホルダ652は、本体側電気的接触部651を第3方向の一方側に押圧する。これにより、ホルダ652が第3方向に移動することで、本体側電気的接触部651およびそれを保持するホルダ652等に大きな負荷が掛かってしまうことを抑制できる。
また、本実施形態の画像形成装置100においては、ホルダ652は、コイルスプリング690を用いて本体側電気的接触部651を押圧する。これにより、コイルスプリング690の特性により、本体側電気的接触部651を第3方向に移動しやすく、かつ、交差方向にも移動しやすくすることができる。
また、本実施形態の画像形成装置100においては、コイルスプリング690は、本体側電気的接触部651を間に挟んで第1方向の一方側と他方側との2つの位置で本体側電気的接触部651を押圧する。これにより、コイルスプリング690が1つの場合よりも、本体側電気的接触部651の姿勢を安定させることができる。
また、本実施形態の画像形成装置100においては、ホルダ652は、ベース660、カバー670、およびパネル680を備える。ベース660は、第1接触面663と、第1バネ座661とを有する。パネル680は、貫通孔(取付部)682bと、第2接触面681fと、第2バネ座683bとを有する。画像形成装置100において、ホルダ652は、ベース660およびカバー670に対するパネル680の移動範囲を規制する。これにより、本体側電気的接触部651を、第3方向と、第3方向に交差する方向とに、移動可能としつつ、本体側電気的接触部651の移動範囲を規制することができる。その結果、ドロワ側電気的接触部161と本体側電気的接触部651とをより容易に接近させて接続することができる。
また、本実施形態の画像形成装置100においては、カバー670は、一対の第1側壁673と、一対の第2側壁674とを備える。一対の第2側壁674のうちの一方は、第1切欠き674aを有する。パネル680は、第1突起684を有する。画像形成装置100においては、第1突起684が第1切欠き674aに収容され、第1突起684の外周面と第1切欠き674aの内面との間には、第1方向に間隙が設けられる。これにより、第1突起684が第1切欠き674a内でしか移動しないことにより、本体側電気的接触部651の第1方向の移動範囲を規制することができる。
また、本実施形態の画像形成装置100においては、一対の第2側壁674のうちの他方は、第2切欠き674cを有する。パネル680は、第2突起685を有する。第2突起685は第2切欠き674cに収容される。これにより、第1突起684が第1切欠き674a内でしか移動せず、かつ、第2突起685が第2切欠き674c内でしか移動しないことにより、本体側電気的接触部651の第3方向への移動範囲を規制することができる。本体側電気的接触部651の第3方向への移動範囲の規制を、第1切欠き674aの1箇所と、第2切欠き674cの2箇所との、合計3箇所とすることにより、本体側電気的接触部651(パネル680)に無理な負荷が掛かって動かなくなってしまうことを抑制できる。
また、本実施形態の画像形成装置100においては、第3方向にみたときに、第1切欠き674aと2つの第2切欠き674cとが、二等辺三角形の頂点にそれぞれ配置される。これにより、本体側電気的接触部651(パネル680)に無理な荷重が掛かりに難くなり、より円滑な動きを実現することができる。
また、本実施形態の画像形成装置100においては、第1切欠き674aは、第1方向における幅が、ベース660から第3方向に離れるに従って狭くなる。これにより、パネル680が押圧力に従ってベース660に対して第3方向に突出している間は、第1突起684は第1方向に比較的小さくしか移動できない一方、パネル680が押圧力に反して第3方向に凹んでいる(ベース660に接近している)間は、第1突起684は第1方向に比較的大きく移動できる。よって、本体側電気的接触部651とドロワ側電気的接触部161とが接触するときにだけ、第1突起684の第1方向への移動の許容範囲を広くすることができる。別の言い方をすれば、それ以外の場合には、本体側電気的接触部651を一定の位置に精度よく配置することができる。その結果、本体側コネクタ65とドロワ側コネクタ16との接続を、精度よく行うことができる。
また、本実施形態の画像形成装置100においては、カバー670は、平面671bと、突起671cとを備える。画像形成装置100においては、本体側電気的接触部651およびパネル680が第4方向に移動することにより、突起671cのうちの一部が、パネル680の第4方向における外表面に接触可能である。これにより、パネル680が、突起671cに接触する位置までしか第4方向に移動しないことにより、本体側電気的接触部651の第4方向への移動範囲を規制することができる。
さらに、本実施形態の画像形成装置100においては、パネル680は耳部683を有する。耳部683は凹部683aを有する。また、凹部683a内に第2バネ座683bが設けられる。これにより、耳部683の内部空間にコイルスプリング690を配置することができる。よって、ベース660およびパネル680の第1方向におけるより外側の位置にて、パネル680を押圧することができる。これにより、本体側電気的接触部651の姿勢を安定化することができる。
さらに、本実施形態の画像形成装置100においては、一対の第1側壁673は、第3切欠き673aを有する。耳部683は、第3切欠き673aを通って第1方向に延びる(図17を参照)。これにより、ベース660およびパネル680の、第1方向におけるより外側の位置にて、パネル680を押圧することができる。これにより、本体側電気的接触部651の姿勢をより安定化することができる。
以上に本発明の好適な実施形態について説明した。しかしながら、本発明はこれに限るものではなく、上述した実施形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
<3.変形例>
上記の実施形態では、各色の現像カートリッジ14が、共通のドラムカートリッジとしてのドロワ10に装着されていた。しかしながら、これに代えて、ドラムカートリッジと現像カートリッジとが対をなした状態で、各色のカートリッジの対(プロセスカートリッジ)が個別にドロワに装着されることにしてもよい。
上記の実施形態では、本体側コネクタ65が備える本体側電気的接触部651は、雌型コネクタ端子を有するものとした。しかしながら、これに代えて、本体側電気的接触部が雄型コネクタ端子を有することにしてもよい。その場合、ドロワ側コネクタが雌型コネクタ端子を有するものとすればよい。
上記の実施形態では、ドロワ側電気的接触部161に複数の電気的接触面が配列され、本体側電気的接触部651にこれに対応する複数の電気接点が配列されているものとしたが、これに限定されない。上記に代えて、本体側電気的接触部651に複数の電気的接触面が配列され、ドロワ側電気的接触部161にこれに対応する複数の電気接点が配列されていてもよい。
上記の実施形態の画像形成装置100は、ドロワメモリとして、ドラムメモリ13とトナーメモリ15とを備えていたが、これに限定されない。上記に代えて、ドロワメモリがトナーメモリのみ、あるいはドラムメモリのみを有することにしてもよい。
第3突起686、およびこれを収容する切欠き674bは、省略してもよい。
上記の実施形態では、弾性部材はコイルスプリング690であるとしたが、これに限定されない。上記に代えて、弾性部材を、板バネや、スポンジや、ゴム材等としてもよい。
本体側コネクタ65に外力が掛かっていない状態において、第4方向に見たときに、第1突起684が、第1切欠き674aの第1方向における中心位置に対してオフセットされて配置されていてもよい。
本願明細書中において、「記憶」とは、単に情報を中継するだけの一時的な記憶を含んでいてもよい。
また、画像形成装置の構成や、細部の形状については、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に変更してもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
10 ドロワ
11 感光体ドラム
12 フレーム
13 ドラムメモリ
15 トナーメモリ(ドロワメモリ)
16 ドロワ側コネクタ
60 画像形成装置本体
61 筐体
64 制御部
65 本体側コネクタ
100 画像形成装置
161 ドロワ側電気的接触部
162 ソケット
610 内部空間
651 本体側電気的接触部
652 ホルダ
660 ベース
661 第1バネ座
663 第1接触面
670 カバー
673 第1側壁
674 第2側壁
674a 第1切欠き
674c 第2切欠き
680 パネル
681f 第2接触面
682b 貫通孔(取付部)
683b 第2バネ座
684 第1突起
685 第2突起
690 コイルスプリング(弾性部材)

Claims (16)

  1. ドロワであって、
    第1方向に延びる軸を中心として回転可能である感光体ドラムと、
    複数の前記感光体ドラムを保持するフレームであって、前記複数の感光体ドラムを第2方向において互いに間隔をあけた状態で保持するフレームと、
    前記複数の感光体ドラムのうちの少なくとも1つの感光体ドラムについての情報と、前記フレームに着脱可能に装着される現像カートリッジについての情報と、の少なくとも1つを記憶するドロワメモリと、
    前記フレームの前記第2方向における一方側の外表面に位置するドロワ側コネクタであって、前記ドロワメモリと電気的に接続されるドロワ側電気的接触部と、前記ドロワ側電気的接触部を内部に保持するソケットと、をもつドロワ側コネクタと、
    を有するドロワと、
    画像形成装置本体であって、
    筐体であって、前記ドロワを前記筐体に対して挿入方向に移動して収納可能な内部空間を含む、筐体と、
    制御部と、
    前記ドロワが前記筐体に挿入された際に、前記ドロワ側電気的接触部と接触する本体側電気的接触部であって、前記制御部と電気的に接続される本体側電気的接触部と、
    ベースと、
    前記本体側電気的接触部が固定されるパネルと、
    前記ベースと前記パネルとの間に介在する弾性部材と、
    を有し、前記本体側電気的接触部を、前記弾性部材の伸縮方向に交差する交差方向に移動可能に保持するホルダと、
    を有する本体側コネクタと、
    を有する画像形成装置本体と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記ホルダが、前記ドロワ側コネクタの前記ソケットに接触した場合に、前記パネルが前記本体側電気的接触部とともに前記ベースに対して前記交差方向に移動し、それにより前記本体側電気的接触部と前記ドロワ側電気的接触部とが接触する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記ホルダは、さらに、前記本体側電気的接触部を前記第3方向に移動可能に保持することを特徴とする、画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置であって、前記交差方向と前記第3方向とは直交することを特徴とする、画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記ホルダは、前記本体側電気的接触部を前記第3方向の一方側に押圧することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置であって、
    前記ホルダは、前記弾性部材としてコイルスプリングを用いて前記本体側電気的接触部を押圧することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置であって、
    前記コイルスプリングは、前記本体側電気的接触部を間に挟んで前記第1方向の一方側と他方側との2つの位置で電気的接触部を押圧することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記ホルダは、
    前記第3方向に垂直な平面状の部位である第1接触面と、
    前記弾性部材の前記第3方向の一端が接続される第1バネ座と、
    を有するベースと、
    前記ベースに対して前記第3方向に重ね合わされて固定されるカバーと、
    前記本体側電気的接触部が取り付けられる取付部と、
    前記第1接触面に対して接触可能な第2接触面と、
    前記弾性部材の前記第3方向の他端が接続される第2バネ座と、
    を有するパネルと、
    を備え、
    前記ホルダは、前記ベースおよび前記カバーに対する前記パネルの移動範囲を規制する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置であって、
    前記カバーは、
    前記第1方向に対向する一対の第1側壁と、
    前記第1方向および前記第3方向に垂直な方向である第4方向に対向する一対の第2側壁と、
    を備え、
    前記一対の第2側壁のうちの一方は、前記ベース側が開放された第1切欠きを有し、
    前記パネルは、前記第4方向に延びる第1突起を有し、
    前記第1突起が前記第1切欠きに収容され、前記第1突起の外周面と前記第1切欠きの内面との間には、前記第1方向に間隙が設けられることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置であって、
    前記カバーの前記一対の第2側壁のうちの他方は、前記第1切欠きに対向する位置から前記第1方向の両側に離れた位置に、前記ベース側が開放された第2切欠きを有し、
    前記パネルは、前記第4方向に延びる第2突起を有し、
    前記第2突起が前記第2切欠きに収容されることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置であって、
    前記第3方向にみたときに、前記第1切欠きと2つの前記第2切欠きとが、二等辺三角形の頂点にそれぞれ配置されることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記第1切欠きは、前記第1方向における幅が、前記ベースから前記第3方向に離れるに従って狭くなることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項8から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記カバーは、
    前記一対の第2側壁の、前記第3方向における前記ベースとは反対側の端部から、前記カバーの前記第4方向の内方側に向かって矩形状に延びる平面と、
    前記平面の内縁から、前記カバーの前記第4方向の内方側に向かって突出する突起と、
    を備え、
    前記本体側電気的接触部および前記パネルが前記第4方向に移動することにより、前記突起のうちの一部が、前記パネルの前記第4方向における外表面に接触可能であることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項8から請求項12のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記パネルは、前記取付部を間に挟んで前記第1方向の両側に配置される耳部
    を有し、
    前記耳部は、前記ベースへ向けて開放された凹部を有し、
    前記凹部内に前記第2バネ座が設けられる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項13に記載の画像形成装置であって、
    前記一対の第1側壁は、前記ベース側が開放された第3切欠きを有し、
    前記耳部は、前記第3切欠きを通って前記第1方向に延びることを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記フレームには、トナーを収容する前記現像カートリッジが着脱可能に装着され、
    前記ドロワメモリには、前記現像カートリッジを識別可能なトナー識別情報と、トナー寿命情報と、が記憶され、
    前記ドロワ側コネクタと前記本体側コネクタは、互いに接続されることにより、前記ドロワメモリと前記制御部との通信を中継することを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記ドロワメモリは、
    前記感光体ドラムを識別可能なドラム識別情報と、ドラム寿命情報と、を記憶し、
    前記ドロワ側コネクタと前記本体側コネクタは、互いに接続されることにより、前記ドロワメモリと前記制御部との通信を中継することを特徴とする画像形成装置。

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