JP7255231B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、レーザープリンタ、LEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。画像形成装置は、ドロワを有する。ドロワは、複数の感光体ドラムを有する。複数の現像カートリッジは、ドロワに対して着脱可能である。ドロワに現像カートリッジが装着されると、現像カートリッジの現像ローラと、ドロワの感光体ドラムとが接触する。現像カートリッジが装着された状態のドロワは、画像形成装置本体の筐体に収容される。
ドロワを有する画像形成装置については、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2010-128336号公報
従来、記憶媒体を有する現像カートリッジが知られている。記憶媒体には、現像カートリッジに関する種々の情報が記憶される。また、ドロワにおいて、感光体ドラムに関する種々の情報が扱われる。このため、ドロワに感光体ドラムに関する種々の情報を記憶する記憶媒体を搭載することも求められている。ドロワに感光体ドラムに関する記憶媒体を搭載する場合にも、ドロワに現像カートリッジを介して現像カートリッジに関する記憶媒体を搭載する場合にも、これらの記憶媒体は、画像形成装置本体側の制御部と電気的に接続される必要がある。
しかしながら、ドロワを画像形成装置本体の筐体に収容するときに、画像形成装置本体とドロワとの間に、衝突負荷がかかる。これにより、ドロワ側の電気的接触部と、画像形成装置本体側の電気的接触部と、の位置関係に誤差が生じる場合が考えられる。その場合、ドロワ側の電気的接触部と、画像形成装置本体側の電気的接触部とを、円滑に接続できない虞がある。
そこで、本発明は、ドロワ側の電気的接触部と、画像形成装置本体側の電気的接触部との、位置決めの精度を向上することが可能な、画像形成装置を提供することを目的とする。
本願の第1の観点によれば、以下の構成の画像形成装置が提供される。即ち、この画像形成装置は、ドロワと、画像形成装置本体とを備える。前記ドロワは、感光体ドラムと、フレームと、ドロワメモリと、ドロワ側コネクタとを有する。前記画像形成装置本体は、筐体と、制御部と、本体側コネクタと、シャフトとを備える。前記感光体ドラムは、第1方向に延びる軸を中心として回転可能である。前記フレームは、複数の前記感光体ドラムを保持するフレームであって、前記複数の感光体ドラムを第2方向において互いに間隔をあけた状態で保持する。前記ドロワメモリは、前記複数の感光体ドラムのうちの少なくとも1つの感光体ドラムについての情報と、前記フレームに着脱可能に装着される現像カートリッジについての情報と、の少なくとも1つを記憶する。前記ドロワ側コネクタは、前記フレームの前記第2方向における一方側の外表面に位置するドロワ側コネクタであって、前記ドロワメモリと電気的に接続されるドロワ側電気的接触部をもつ。前記画像形成装置本体は、筐体と、制御部と、本体側コネクタと、シャフトと、ユニットと、接続部材とを有する。前記筐体は、一対のサイドフレームと、内部空間とを有する。前記一対のサイドフレームは、前記第1方向に対向する。前記内部空間は、前記一対のサイドフレームの間に位置し、前記ドロワを前記筐体に対して前記第2方向に移動して収容可能である。前記本体側コネクタは、前記ドロワ側電気的接触部と接触する本体側電気的接触部であって、前記制御部と電気的に接続される本体側電気的接触部をもつ。前記シャフトは、前記第1方向に延びる。前記ユニットは、前記筐体の前記第2方向の一方側の端部であって、前記一対のサイドフレームの間に位置する。前記ユニットは、前記筐体に対して着脱可能である。前記接続部材は、前記ユニットと前記シャフトとの間を接続する。この画像形成装置において、前記ドロワの前記第2方向の一方側の外表面は、前記ドロワが前記内部空間に収容されたときに、前記シャフトを押圧する。前記ユニットは、前記第1方向および前記第2方向に対して交差する第3方向の一端が前記筐体に締結され、前記第3方向の他端が前記接続部材を介して前記シャフトに支持される。前記本体側コネクタは前記ユニットに対して支持される。前記ドロワ側電気的接触部と前記本体側電気的接触部とは、前記ドロワが前記内部空間に収容されたときに、互いに接続される。
本願の第2の観点では、第1の観点の画像形成装置において、前記シャフトの前記第1方向における両端部は、前記一対のサイドフレームに固定される。
本願の第3の観点では、第1の観点または第2の観点の画像形成装置において、前記接続部材に前記本体側コネクタが支持される。
本願の第4の観点では、第1の観点から第3の観点のいずれか1つの画像形成装置において、前記ドロワの前記第2方向の一方側の外表面は、前記シャフトが嵌まる凹部を有する。
本願の第5の観点では、第4の観点の画像形成装置において、前記凹部は、間に前記ドロワ側コネクタを挟んで前記第1方向における両側に一対に設けられる。
本願の第6の観点では、第1の観点から第5の観点のいずれか1つの画像形成装置において、前記接続部材は、前記シャフトの前記第1方向における中央の位置に対してオフセットして配置される。
本願の第7の観点では、第1の観点から第6の観点のいずれか1つの画像形成装置において、前記ユニットは、記録面上に画像を形成した後の印刷用紙を搬送する排紙ユニットである。
本願の第8の観点では、第7の観点の画像形成装置において、前記接続部材は、前記第3方向に延びる。前記接続部材は、前記第3方向における前記感光体ドラムに近い側である一方側の端部に、当該一方側が開放された切欠きを有する。
本願の第9の観点では、第1の観点から第8の観点のいずれか1つの画像形成装置において、前記ドロワ側コネクタおよび前記本体側コネクタのいずれか一方は、前記ドロワ側コネクタおよび前記本体側コネクタのいずれか他方との前記電気的接触部を、前記第1方向および前記第2方向のいずれにも交差する第4方向に、移動可能に保持するホルダを備える。
本願の第10の観点では、第9の観点の画像形成装置において、前記ドロワ側コネクタおよび前記本体側コネクタのいずれか一方は、前記ホルダによって、その電気的接触部を前記ホルダの一部とともに、前記第4方向に垂直な方向に移動可能である。
本願の第11の観点では、第1の観点から第10の観点のいずれか1つの画像形成装置において、前記フレームには、トナーを収容する前記現像カートリッジが着脱可能に装着される。前記ドロワメモリには、前記現像カートリッジを識別可能なトナー識別情報と、トナー寿命情報とが、記憶される。前記ドロワ側コネクタと前記本体側コネクタは、互いに接続されることにより、前記ドロワメモリと前記本体制御部との通信を中継する。
本願の第12の観点では、第1の観点から第11の観点のいずれか1つの観点の画像形成装置において、前記ドロワメモリは、前記感光体ドラムを識別可能なドラム識別情報と、ドラム寿命情報と、を記憶する。前記ドロワ側コネクタと前記本体側コネクタは、互いに接続されることにより、前記ドロワメモリと前記制御部との通信を中継する。
本願の第1の観点から第12の観点によれば、ドロワ側の電気的接触部と、画像形成装置本体側の電気的接触部との、位置決めの精度を向上することが可能な、画像形成装置が提供される。
本願の第1の観点によれば、ドロワの第2方向の一方側の外表面がシャフトを押圧することにより、ドロワが位置決めされる。また、ドロワ側電気的接触部が本体側電気的接触部に接続されることによっても、ドロワが位置決めされる。また、本体側電気的接触部を支持するユニットは第3方向の一端と他端とで安定的に支持される。結果として、ドロワの電気的接触部の位置決めの精度を向上することができる。
本願の第3の観点によれば、ユニットおよびシャフトが撓み難くなっているので、接続部材自体も変形し難い。この接続部材に本体側コネクタが支持されているので、本体側コネクタの位置決めの精度が向上する。その結果、ドロワの位置決めの精度も向上することができる。
本願の第4の観点によれば、シャフトに対してドロワを位置決めすることが容易となる。
本願の第5の観点によれば、凹部が、ドロワの第1方向におけるより外側に配置されるため、ドロワがシャフトを押圧したときの係合荷重に対して、シャフトがより撓み難くなる。
本願の第6の観点によれば、ドロワでシャフトを押圧したときの係合荷重に対して、ユニットがより撓み難くなる。
本願の第7の観点によれば、排紙ユニットを活用して、ドロワの位置決めの精度を向上することができる。
本願の第8の観点によれば、接続部材および本体側コネクタと一体の状態の排紙ユニットを、第3方向の他方側から一対のサイドフレームの間に挿入し、切欠きをシャフトに嵌め込み、排紙ユニットの第3方向の他方側の部分をサイドフレームに締結することが容易となる。言い換えれば、排紙ユニットの筐体への組付けが容易となる。また、切欠きがシャフトに嵌め込まれることにより、接続部材(本体側コネクタ)の第2方向への移動が規制される。その結果、本体側コネクタの位置決めの精度が向上する。
画像形成装置の概略図である。 画像形成装置の概略図である。 ドロワの斜視図である。 ドロワの斜視図である。 本体側コネクタの斜視図である。 ベースの斜視図である。 ベースの斜視図である。 カバーの斜視図である。 カバーの斜視図である。 パネルおよび本体側電気的接触部の分解斜視図である。 パネルおよび本体側電気的接触部の分解斜視図である。 本体側コネクタの分解斜視図である。 本体側コネクタの分解斜視図である。 本体側コネクタを第4方向の他方側から見た図である。 本体側コネクタを第5方向の一方側から見た図である。 本体側コネクタを第5方向の他方側から見た図である。 本体側コネクタを第1方向の他方側から見た図である。 ソケットがホルダの一部に接触する様子を示す模式図である。 ドロワおよびシャフトを第2方向の一方側から見た様子を示す図である。 ドロワおよびシャフトを第1方向に垂直な面で切ったときの断面図である。 ユニットおよびシャフトを第2方向の他方側から見た様子を示す図である。 ユニットおよびシャフトを第1方向に見た図である。 ユニットおよびシャフトの斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
なお、以下の説明においては、感光体ドラムの回転中心軸(ドラム軸)が延びる方向を「第1方向」と称する。また、複数の感光体ドラムが並ぶ方向を「第2方向」と称する。第1方向と第2方向とは、互いに交差、好ましくは直交する。また、第1方向および第2方向のいずれにも交差する方向、好ましくは直交する方向を、「第3方向」と称する。さらに、第1方向および第2方向のいずれにも交差する方向であって、第3方向とは異なる方向を「第4方向」と称する。第4方向は、好ましくは第1方向と直交し、かつ、第2方向を成分に含む方向である。さらに、第1方向および第4方向に直交する方向を「第5方向」と称する。
<1.画像形成装置の構成>
図1および図2は、画像形成装置100の概略図である。この画像形成装置100は、電子写真方式のプリンタである。画像形成装置の例としては、レーザープリンタまたはLEDプリンタが挙げられる。図1および図2に示すように、画像形成装置100は、ドロワ10と、画像形成装置本体60とを備える。
<1-1.ドロワの構成>
以下では、ドロワ10の構成について説明する。図3および図4は、ドロワ10の斜視図である。図1から図4に示すように、ドロワ10は、4つの感光体ドラム11、フレーム12、ドラムメモリ(ドロワメモリ)13、4つの現像カートリッジ14、4つのトナーメモリ(ドロワメモリ)15、およびドロワ側コネクタ16を有する。
図3および図4に示すように、4つの感光体ドラム11は、それぞれ、第1方向に延びる回転中心軸であるドラム軸を中心とする円筒状の外周面を有する。感光体ドラム11の外周面は、感光材料に覆われている。また、4つの感光体ドラム11は、それぞれ、ドラム軸を中心として回転可能である。
図3および図4に示すように、フレーム12は、4つの感光体ドラム11を保持する枠体である。フレーム12は、複数の感光体ドラム11を第2方向において互いに間隔をあけた状態で保持する。フレーム12は、第2方向において対向する一対のベース板131と、第1方向において対向する一対の側板132とを有する。
図1および図2に示すように、現像カートリッジ14は、フレーム12に着脱可能である。現像カートリッジ14は、現像剤であるトナーを収容可能な筐体を有する。4つの現像カートリッジ14は、互いに異なる色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの各色)のトナーを収容する。また、本実施形態の現像カートリッジ14は、現像ローラ17を有する。現像ローラ17は、円筒状の部材である。現像ローラ17は、第1方向に延びる回転中心軸である現像軸を中心に回転可能である。現像カートリッジ14がフレーム12に装着されると、感光体ドラム11の外周面は、現像ローラ17の外周面と接触する。
ドラムメモリ13、トナーメモリ15、およびドロワ側コネクタ16については、後に詳述する。
<1-2.画像形成装置本体の構成>
以下では、画像形成装置本体60の構成について説明する。図1および図2に示すように、画像形成装置本体60は、筐体61、カバー62、転写ベルト63、制御部64、および本体側コネクタ65を有する。
筐体61は、概ね直方体状であり、内部空間610を含む。筐体61は、第1方向に対向する一対のサイドフレーム611を備える。筐体61の内部空間610には、ドロワ10を筐体61に対して挿入方向に移動して収容可能である。本実施形態では、「挿入方向」は、第2方向の一方側に向かう方向である。このように、筐体61には、現像カートリッジ14を装着した状態のドロワ10が収容される。その他に、筐体61には、4つの帯電器(図示省略)、4つの光源(図示省略)、転写ベルト63、制御部64、本体側コネクタ65、排紙ユニット(ユニット)66、および基準シャフト(シャフト)67が収容される。
カバー62は、図1中に実線で示した開放位置と、図1中に二点鎖線で示した閉鎖位置との間で、移動可能である。具体的には、カバー62は、第1方向に延びるヒンジ69を中心として回動可能である。カバー62が開放位置に配置されると、筐体61の内部空間610が開放される。カバー62が閉鎖位置に配置されると、筐体61の内部空間610が閉鎖される。
画像形成装置100のユーザは、カバー62が開放位置の状態で、現像カートリッジ14が装着されたドロワ10を、挿入方向に移動させることができる。これにより、ドロワ10を、少なくとも一部が筐体61の外部に位置する離脱位置と、内部空間610にセットされた装着位置との間で、移動させることができる。
転写ベルト63は、印刷用紙を搬送するための無端帯状のベルトである。転写ベルト63は、ドロワ10が装着位置に配置された状態で、感光体ドラム11を挟んで現像ローラ17とは反対側に位置する。転写ベルト63の外周面は、ドロワ10が装着位置に配置された状態で、感光体ドラム11の外周面に接触可能である。
排紙ユニット66は、画像を形成した後の印刷用紙を、筐体61の上部の排紙トレイ(図示省略)へと案内するためのユニットである。排紙ユニット66は、印刷用紙を排紙トレイへと搬送する経路、および当該経路に沿って配置される複数の搬送ローラを有する。排紙ユニット66は、筐体61の内部空間610の、挿入方向の下流側に設けられる。別の言い方をすれば、排紙ユニット66は、筐体61の第2方向の一方側の内表面に沿うように設けられる。
制御部64は、CPU等のプロセッサと、本体メモリとを有する。本体メモリは、情報の読み出しおよび書き込みが可能な記録媒体である。本体メモリは、例えばフラッシュROMまたはEEPROMである。本体メモリは、画像形成装置100の動作を制御するためのコンピュータプログラムを記憶している。プロセッサは、本体メモリに記憶されたコンピュータプログラムに従って、種々の処理を実行する。すなわち、プロセッサは、画像形成装置100の印刷処理およびそれに付随する種々の処理を実行する。
本体側コネクタ65および基準シャフト67については後に詳述する。
<1-3.電気的な接続に関する構成>
以下では、画像形成装置100の電気的な接続に関する構成について説明する。具体的には、ドラムメモリ13、トナーメモリ15、ドロワ側コネクタ16、および本体側コネクタ65について、図2および図4を主として参照して説明する。
<1-3-1.ドロワが有する電気的な接続に関する構成>
ドロワ10は、電気的な接続に関する構成として、ドラムメモリ13、トナーメモリ15、およびドロワ側コネクタ16を有する。
ドラムメモリ13は、4つの感光体ドラム11のうちの少なくとも1つの感光体ドラム11についての情報を記憶する。具体的には、本実施形態のドラムメモリ13は、個々の感光体ドラム11を識別可能なドラム識別情報と、感光体ドラム11の寿命に関するドラム寿命情報とを、記憶している。ドラム識別情報は、例えばシリアルナンバーである。ドラム寿命情報は、感光体ドラム11の回転数、および感光体ドラム11の印刷枚数の少なくともいずれかである。図4に示すように、本実施形態のドラムメモリ13は、一対のベース板131のうち第2方向の一方側のベース板131の内表面に位置する。ドラムメモリ13は、後述するトナーメモリ15とドロワ側コネクタ16との電気的な接続を中継する。
トナーメモリ15は、各現像カートリッジ14に個別に設けられる。トナーメモリ15は、個々の現像カートリッジ14を識別可能なトナー識別情報と、現像カートリッジ14の寿命に関するトナー寿命情報とを、記憶している。トナー識別情報は、例えばシリアルナンバーである。トナー寿命情報は、現像ローラ17の回転数、現像ローラ17の印刷枚数、および出力ドット数の少なくともいずれかである。現像カートリッジ14がドロワ10に装着された状態のとき、本実施形態のトナーメモリ15は、一対の側板132のうち第1方向の他方側の側板132の外表面に位置する。
図3に示すように、ドロワ側コネクタ16は、一対のベース板131のうち第2方向の一方側のベース板131の外表面に位置する。ドロワ側コネクタ16は、ドロワ側電気的接触部161と、ソケット162とをもつ。ドロワ側電気的接触部161には、複数の電気的接触面が配列される。各電気的接触面からは、それぞれ、電圧線やクロック線やデータ線等の配線のいずれかが延びる、これらの配線は、ドラムメモリ13に接続される。さらに、これらの配線は、ドラムメモリ13を介して、対応するトナーメモリ15と電気的に接続される。配線は、適宜束ねられて、ハーネスとされている。このように、ドロワ側電気的接触部161は、ドラムメモリ13およびトナーメモリ15と電気的に接続される。
ドロワ側コネクタ16が後述する本体側コネクタ65に接続されると、ドラムメモリ13およびトナーメモリ15と、制御部64とが、電気的に接続される。これにより、制御部64がドラムメモリ13およびトナーメモリ15と通信可能となる。
図3に示すソケット162は、第4方向に延びる。ソケット162は、ドロワ側電気的接触部161を内部に保持する。すなわち、ソケット162は、ドロワ側電気的接触部161の周囲を取り囲む。ソケット162は、第4方向においてドロワ側電気的接触部161に近づくにつれて、次第に収束する形状を有する。別の言い方をすれば、ソケット162は、第4方向の一方側に向かうほど、ドロワ側電気的接触部161から離れるように広がる。
<1-3-2.画像形成装置本体が有する電気的な接続に関する構成>
図5は、本体側コネクタ65の斜視図である。図5に示すように、本体側コネクタ65は、本体側電気的接触部651と、ホルダ652とをもつ。本体側電気的接触部651には、複数の電気接点が配列される。各電気接点からは、それぞれ、電圧線やクロック線やデータ線等の配線のいずれかが延びる。これらの配線は、制御部64の対応する端子に接続される。配線は、適宜束ねられて、ハーネスとされる。このように、本体側電気的接触部651は、制御部64と電気的に接続される。
ドロワ10が筐体61の内部空間610に挿入されてドロワ10が装着位置に配置されたとき、本体側コネクタ65と、ドロワ側コネクタ16とが接続される。これにより、ドロワ側電気的接触部161の各電気的接触面は、本体側電気的接触部651に設けられた対応する電気接点に接触する。
ホルダ652は、本体側電気的接触部651を、第4方向、および第4方向に垂直な方向に移動可能に、すなわちフロート可能に、保持する。第4方向に垂直な方向は、例えば第5方向である。ホルダの具体的な構成については、後に説明する。
以上のような構成の画像形成装置100において、印刷処理の実行時に、制御部64は、図示を省略したモータを駆動させる。感光体ドラム11および現像ローラ17は、このモータの駆動によって、回転する。また、制御部64は、帯電器に電力を供給することにより、感光体ドラム11の表面を帯電させる。さらに制御部64は、光源を発光させることにより、光源の光を感光体ドラム11の外周面に照射する。これにより、印刷すべき画像の静電潜像が、感光体ドラム11の外周面に形成される。現像カートリッジ14のトナーは、現像ローラ17を介して、感光体ドラム11の静電潜像上に供給される。これにより、トナー像が、感光体ドラム11の外周面に形成される。その後、印刷用紙は、感光体ドラム11と転写ベルト63との間へ搬送される。これにより、感光体ドラム11の外周面から印刷用紙へ、トナー像が転写される。印刷用紙にトナー像が転写された状態で、印刷用紙は、画像形成装置100内の定着ユニットに搬送される。これにより、印刷用紙に転写されたトナー像が、印刷用紙上に熱定着される。その結果、印刷用紙に画像が印刷される。
なお、上記の印刷処理の実行時に、制御部64は、ドラムメモリ13およびトナーメモリ15と通信することにより、感光体ドラム11の寿命および現像カートリッジ14の寿命等に関する情報を取得する。これにより、制御部64は、状況に応じて好適なモードに設定して印刷処理を実行し、あるいは、状況によっては印刷処理を中止することができる。
<1-4.本体側コネクタの各部の詳細な構成>
以下では、本体側コネクタ65の構成、とりわけホルダ652の詳細な構成について、図5から図18を参照して説明する。図5に示すように、ホルダ652は、ベース660と、カバー670と、パネル680と、コイルスプリング690(図6を参照)とを備える。
<1-4-1.ベースの構成>
初めに、ベース660の構成について、図6および図7を参照して説明する。図6は、ベース660とコイルスプリング690との斜視図である。図7は、ベース660を図6とは異なる方向から見たときの斜視図である。
ベース660は、第4方向に見たときに概ね矩形状である。ただし、ベース660は取付部699を有する。後に詳述するように、取付部699は、筐体61の内部空間610に第1方向に延びる基準シャフト67にベース660を取り付けるために用いられる。ベース660は、上記矩形の中央部に、第4方向に貫通する貫通孔669を有する。貫通孔669の内周面は、第4方向に見たときに長辺と短辺とを有する長方形状である。
ベース660は、第4方向の他方側の外表面に第1バネ座661を有する。第1バネ座661には、後述するコイルスプリング690の第4方向の一端が接続される。第1バネ座661は、貫通孔669を間に挟んで、貫通孔669に対して第1方向の一方側と、貫通孔669に対して第1方向の他方側と、の2箇所に配置される。
ベース660は、第5方向に対向する一対の端壁662を有する。各端壁662は、第5方向に対して垂直に広がる。端壁662の第1方向における中央部には、第4方向の他方側に開放された矩形状の切欠き662aが設けられる。
また、ベース660は、第4方向の他方側の外表面に、リブ状に突出した第1接触面663を有する。第1接触面663は、第4方向に対して垂直な平面状の部位である。第1接触面663は、貫通孔669の上記長辺の一部分から第5方向に延びる。第1接触面663は、第1方向に隣り合う領域よりも、第4方向の他方側に向けて突出する。
また、ベース660は、第4方向の他方側の外表面に開口したネジ孔664を有する。ネジ孔664は、第4方向の一方側に向かって延びている。ネジ孔664は、内周面に雌ネジを有する。
<1-4-2.カバーの構成>
次に、カバー670の構成について、図8および図9を参照して説明する。図8は、カバー670とネジ698との斜視図である。図9は、カバー670を図8とは異なる方向から見たときの斜視図である。
カバー670は、第4方向に見たときに概ね矩形の枠状である。カバー670は、枠部671と、一対の第1側壁673と、一対の第2側壁674とを有する。枠部671は、外形が長方形状であり、中央部に貫通孔671aを有する。貫通孔671aの内周面は、枠部671の外形に沿う長辺と短辺を有する長方形状である。
一対の第1側壁673は、第1方向に離れている。第1側壁673は、第1方向に対して垂直な板状である。第1側壁673は、枠部671の外縁のうち短辺の部分から第4方向の一方側に延びる。一対の第2側壁674は、第5方向に離れている。第2側壁674は、第5方向に対して垂直な板状である。第2側壁674は、枠部671の外縁のうち長辺の部分から第4方向の一方側に延びる。
枠部671は、一対の貫通孔675を有する。貫通孔675は、枠部671を第4方向に貫通する。後にも説明するように、カバー670はベース660に対して第4方向に重ね合わされて固定される。貫通孔675は、ベース660のネジ孔664に対応する位置に設けられる。貫通孔675にはネジ698の軸部を挿入可能である。枠部671を第4方向の他方側から見たとき、枠部671の貫通孔675が形成される領域は、その他の領域よりも第4方向の一方側に凹んでいる。
一対の第2側壁674のうちの第5方向の一方側の第2側壁674は、第4方向の一方側に開放された第1切欠き674aを有する。第1切欠き674aは、第5方向の一方側の第2側壁674の、第1方向における略中央部に設けられる。第1切欠き674aは、第1方向における幅が、第4方向の他方側に向かうほど縮小する。すなわち、第1切欠き674aは、第1方向における幅が、ベース660から第4方向に離れるに従って狭くなる。
本実施形態においては、一対の第2側壁674のうちの第5方向の他方側の第2側壁674は、第4方向の一方側に開放された切欠き674bを有する。切欠き674bは、第5方向にみたときに、第1切欠き674aと重複する形状に設けられる。また、第2側壁674は、第1切欠き674aに対向する位置(切欠き674bの位置)から第1方向の両側に離れた位置に、第2切欠き674cを有する。第5方向に見たとき、第2切欠き674cは、切欠き674bを挟んで一対に設けられる。第2切欠き674cは、第4方向の一方側に開放されている。第2切欠き674cは、第5方向に見たときに略矩形状である。
第4方向に見たときに、第1切欠き674aと、対をなす2つの第2切欠き674cとは、仮想上の二等辺三角形の頂点にそれぞれ配置される。
第1側壁673は、第4方向の一方側に開放された第3切欠き673aを有する。第3切欠き673aは、対向する第1側壁673に一対に設けられる。第3切欠き673aは、第1方向に見たときに略矩形状である。
カバー670の枠部671は、詳細には、平面671bと、突起671cとを含む。平面671bは、第2側壁674の、第4方向におけるベース660とは反対側(他方側)の端部から、カバー670の第5方向の内方側に向かって略矩形状に延びる。突起671cは、平面671bの内縁から、カバー670の第5方向の内方側に向かって部分的に突出する。第4方向に見たときに、突起671cは、切欠き674a,674bを間に挟んで第1方向の両側の位置に、合計4つ設けられる。4つの突起671cは、第4方向にみたとき、仮想上の長方形の頂点にそれぞれ配置される。
<1-4-3.パネルの構成>
次に、パネル680の構成について、図10および図11を参照して説明する。図10は、パネル680と本体側電気的接触部651との斜視図である。図11は、図10とは異なる方向から見たときの、パネル680と本体側電気的接触部651との斜視図である。
パネル680は、箱体681と、仕切り板682とを含む。箱体681は角筒状であり、第4方向に延びる。箱体681は、第4方向に見たときに外形が略長方形状である。仕切り板682は、第4方向に垂直な略矩形の板状である。仕切り板682は、箱体681の第4方向の一部分の内側面から箱体681の内方側に向かって広がる。仕切り板682は、中央部に、仕切り板682の外形に沿う矩形状の貫通孔682aを有する。
仕切り板682において、貫通孔682aを間に挟んで第1方向の両側には、貫通孔(取付部)682bが配置される。貫通孔682bの内周面は、第4方向に見たときに円形状である。貫通孔682bに、第4方向の他方側から、本体側電気的接触部651が取り付けられる。
パネル680は、箱体681の第1方向における両側から、パネル680の外方側に向かって突出する一対の耳部683を有する。耳部683は、貫通孔682aおよび貫通孔682bを間に挟んで第1方向の両側に配置される。
図11に示すように、耳部683は、内部に空洞を有する。別の言い方をすれば、耳部683は、ベース660へ向けて開放された凹部683aを有する。耳部683は、凹部683aの底部に第2バネ座683bを有する。すなわち、第2バネ座683bは、凹部683a内に設けられる。バネ座683bには、コイルスプリング690の第4方向の他端が接続される。
箱体681の側壁のうち、第5方向に垂直な一対の側壁681cの、第4方向の一方側の端部は、それぞれ、凹部680dを有する。凹部680dは、側壁681cから箱体681の径方向内方へ、凹んでいる。凹部680dの底部は、第5方向に垂直な平面部681eとなっている。平面部681eの第4方向の一方側の端面は、箱体681の第4方向の一方側の端面と連続している。この平面部681eの第4方向の一方側の端面が、第2接触面681fとなっている。後述するように、第2接触面681fは、ベース660の第1接触面663に対して接触可能である。
また、箱体681は、第1突起684、一対の第2突起685、および第3突起686を有する。第1突起684は、一対の凹部680dのうち第5方向の一方側の凹部680dから、箱体681の外方側に向かって延びている。すなわち、第1突起684は、第5方向の一方側へ延びている。第2突起685は、一対の耳部683から、それぞれ、第5方向の他方側へ向かって延びている。また、第3突起686は、一対の凹部680dのうち第5方向の他方側の凹部680dから、箱体681の外方側に向かって延びている。すなわち、第3突起686は、第5方向の他方側へ延びている。
第1突起684および第3突起686は、第5方向に垂直な断面で切ったときに、半円状の断面を有する。この半円は、第4方向の一方側に開放端を向けている。すなわち、第1突起684および第3突起686の外表面は、第5方向に見たときに、第4方向の他方側に向かうにつれて第1方向の幅が狭まる半円形状を有する。
<1-4-4.コイルスプリングの構成>
コイルスプリング690は、金属線が螺旋状に巻かれた弾性部材である。コイルスプリング690は、第4方向に伸縮可能である。また、コイルスプリング690は、螺旋の径方向に撓むことが可能である。後述するように、コイルスプリング690は、自然長よりも圧縮された状態で、ベース660の第1バネ座661と、パネル680の耳部683の第2バネ座683bと、の間に配置される。
<1-5.本体側電気的接触部の構成>
以下では、本体側電気的接触部651の構成について、図10および図11を参照して説明する。本体側電気的接触部651は、雌型コネクタ端子651aと、コネクタ端子支持台651bと、一対の軸部651cとを有する。
雌型コネクタ端子651aには、上述の複数の電気接点が配置される。コネクタ端子支持台651bは、第4方向に対して垂直な矩形の略板状の部位である。コネクタ端子支持台651bの中央部に、上記の雌型コネクタ端子651aが固定される。コネクタ端子支持台651bの第4方向の一方側の端面には、一対の軸部651cが位置する。軸部651cは、雌型コネクタ端子651aを間に挟んで第1方向の両側に配置される。
軸部651cは、略円錐状であり、コネクタ端子支持台651bから第4方向の一方側に突出する。軸部651cは、弾性材料からなる。軸部651cは、オペレータにより加圧されることにより、径方向に縮むことが可能である。
<1-6.本体側コネクタの各部の組付け構成>
以下では、ベース660、カバー670、パネル680、コイルスプリング690、ネジ698、および本体側電気的接触部651が組付けられる際の様子について、図12および図13を参照して説明する。図12は、本体側コネクタ65の分解斜視図である。図13は、図12とは異なる方向にみたときの、本体側コネクタ65の分解斜視図である。
まず初めに、画像形成装置100を製造する工場のオペレータが、本体側電気的接触部651の軸部651cを加圧しながら、当該軸部651cをパネル680の仕切り板682の貫通孔682bに挿入する。これにより、本体側電気的接触部651がパネル680に取り付けられる。軸部651cは、貫通孔682bを通過すると、径方向外方に拡がる。これにより、本体側電気的接触部651がパネル680の仕切り板682から脱落不能となる。
本体側電気的接触部651を取り付けた状態のパネル680は、部分的にベース660とカバー670との間に挟まれる。詳細には、まず、一対のコイルスプリング690の一端が、それぞれ、ベース660の第1バネ座661に取り付けられる。この状態で、パネル680が、第4方向の他方側からベース660に重ねられる。この際、コイルスプリング690の他端は、パネル680の耳部683の第2バネ座683bに取り付けられる。また、パネル680の第1突起684は、ベース660の第5方向の一方側の切欠き662aに収容される。また、パネル680の一対の第2突起685は、間に第5方向の他方側の端壁662を挟んだ状態で、当該端壁662の第1方向の両側に配置される。パネル680の第3突起686は、ベース660の第5方向の他方側の切欠き662aに収容される。
図12および図13に示すように、パネル680を重ねた状態のベース660に、さらに、第4方向の他方側からカバー670が重ね合わされる。この際、パネル680の第1突起684は、カバー670の第1切欠き674aに収容される。パネル680の一対の第2突起685は、カバー670の第2切欠き674cに収容される。パネル680の第3突起686は、カバー670の切欠き674bに収容される。パネル680の一対の耳部683は、カバー670の一対の第3切欠き673aに収容される。この状態で、ネジ698の軸部が第4方向の他方側からカバー670の貫通孔675に挿入されるとともに、ネジ698の軸部がベース660のネジ孔664にねじ込まれる。これにより、間にコイルスプリング690およびパネル680を挟んだ状態で、カバー670がベース660に対して固定される。
<1-7.コネクタの動き>
以下では、上述のように組付けられた状態の本体側コネクタ65の動きについて、図14から図18を参照して説明する。図14は、本体側コネクタ65を第4方向の他方側から見た図である。図15は、本体側コネクタ65を第5方向の一方側から見た図である。図16は、本体側コネクタ65を第5方向の他方側から見た図である。図17は、本体側コネクタ65を第1方向の他方側から見た図である。図18は、ソケット162がホルダ652の一部に接触する様子を示す図である。
本体側コネクタ65において、コイルスプリング690は、ベース660とパネル680との間で、自然長よりも圧縮された状態に保たれる。よって、本体側電気的接触部651は、第4方向の他方側に常に押圧されている。しかしながら、第1突起684が切欠き662aおよび第1切欠き674aに取り囲まれた範囲内でしか移動しないこと、並びに、第2突起685が第2切欠き674cに取り囲まれた範囲内でしか移動しないことにより、本体側電気的接触部651は、ドロワ側電気的接触部161と非接触の状態において、第4方向の位置が一定の位置とされる。
ただし、コイルスプリング690は、第4方向の一方側に縮む余裕代がある状態に保持される。このため、図18に示すように、本体側コネクタ65に、パネル680(箱体681)がソケット162に接触すること等に起因して外力が加わると、コイルスプリング690が変形することに伴って、本体側電気的接触部651の位置が、第4方向、および第4方向に垂直な方向に、変位可能である。すなわち、本体側電気的接触部651は、ホルダ652の一部(ベース660およびカバー670)に対して、フロートする。
また、図15に示すように、本体側コネクタ65において、第1突起684の外表面と、第1切欠き674aの内面と、の間には、第1方向に間隙が設けられている。また、図16に示すように、第2突起685の外表面と、第2切欠き674eの内面と、の間には、第1方向に間隙が設けられている。よって、本体側コネクタ65に、パネル680(箱体681)がソケット162に接触すること等に起因して外力が加わったとしても、第1突起684が第1切欠き674a内でしか移動しないこと、および、第2突起685が第2切欠き674e内でしか移動しないことにより、本体側電気的接触部651の第1方向の移動範囲が規制される。
また、図14に示すように、本体側コネクタ65において、第5方向に対向する突起671c同士の離間距離L2は、パネル680の第5方向に対向する側壁681cの外表面同士の間の距離L1よりも、大きい(L1<L2)。別の言い方をすれば、パネル680の箱体681の外表面と、突起671cの内縁面と、の間には、第5方向に間隙が設けられている。よって、本体側コネクタ65に、パネル680がソケット162に接触すること等に起因して外力が加わったとしても、パネル680の側壁681cの外表面が、第5方向に対向する突起671cのいずれかに接触する位置までしか移動しないことにより、本体側電気的接触部651の第5方向の移動範囲が規制される。
さらに、図17に示すように、耳部683は、第3切欠き673aを通って第1方向に延びる。これにより、ベース660およびパネル680の、第1方向におけるより外側の位置にて、パネル680がコイルスプリング690により押圧される。その結果、本体側電気的接触部651の姿勢がより安定化する。
さらに、本体側コネクタ65において、ドロワ側電気的接触部161が本体側電気的接触部651に接触したときの衝撃等に起因して、コイルスプリング690が仮に上記の余裕代の全量分、縮んだとすると、ベース660の第1接触面663と、パネル680の箱体681の第2接触面681fとが、接触する。別の言い方をすれば、本体側コネクタ65が底付きする。このように、本体側コネクタ65を第4方向に弾性変位可能とすることで、コイルスプリング690等に過剰な負荷が掛かってしまうことを防止できる。
<1-8.ドロワおよび排紙ユニットの位置決め構造>
以下では、ドロワ10および排紙ユニット66の位置決めに関する構造について、図19から図23を参照して詳細に説明する。図19は、ドロワ10および基準シャフト67を第2方向の一方側から見た様子を示す図である。図20は、ドロワ10および基準シャフト67を第1方向に垂直な面で切ったときの断面図である。図21は、排紙ユニット66および基準シャフト67を第2方向の他方側から見た様子を示す図である。図22は、排紙ユニット66および基準シャフト67を第1方向に見た図である。図23は、排紙ユニット66および基準シャフト67の斜視図である。
<1-8-1.ドロワの位置決め構造>
画像形成装置100の画像形成装置本体60は、ドロワ10の位置決めに関連する部材として、基準シャフト67および凹部133を有する。
基準シャフト67は、筐体61内に配置される。基準シャフト67は、第1方向に延びる略円柱状の部材である。基準シャフト67は、排紙ユニット66よりも第3方向の一方側に位置する。図19に示すように、基準シャフト67の第1方向における両端部は、一対のサイドフレーム611に固定される。
図19に示すように、凹部133は、ドロワ10の挿入方向の下流側の外表面に位置する。すなわち、図20に示すように、凹部133は、ドロワ10の第2方向の一方側の外表面から、第2方向の他方側に向かって凹む。凹部133は、間にドロワ側コネクタ16を挟んで第1方向における両側に一対に設けられる。
ドロワ10が筐体61の内部空間610に挿入されてドロワ10が装着位置に配置されたとき、ドロワ10の凹部133に、基準シャフト67が嵌まり込む。ドロワ10が筐体61の内部空間610に収容されて装着位置に配置されている間、凹部133は基準シャフト67を押圧する。これにより、ドロワ10が装着位置において位置決めされる。なお、図19に示すように、ドロワ10の凹部133は、基準シャフト67の第1方向における中央部よりも外方側で、基準シャフト67を押圧するため、基準シャフト67が撓み難くなっている。
<1-8-2.排紙ユニットの位置決め構造>
画像形成装置100のベース660が有する取付部699も、ドロワ10および排紙ユニット66の位置決めに関連している。すなわち、取付部699は、「接続部材」の実施の一形態である。
上述した排紙ユニット66は、筐体61の内部空間610において、一対のサイドフレーム611の間に位置する。排紙ユニット66は、筐体61の第2方向の一方側の端部に位置する。
図21に示すように、排紙ユニット66の第3方向の一端(第3方向の他方側の端部)は、ボルト等の締結部材613を用いて、筐体61に締結される。また、排紙ユニット66には、本体側コネクタ65のベース660が固定される。その結果、排紙ユニット66の第3方向の他端部(第3方向の一方側の端部)に、取付部699が配置される。取付部699は、排紙ユニット66の第2方向における他方側の壁部に沿うように設けられる。取付部699は、排紙ユニット66の第1方向における中央の位置に対して、第1方向の一方側にオフセットして配置される。
図21および図22に示すように、取付部699は、第3方向に延びる。取付部699は、第3方向における一方側の端部に、当該一方側が開放された切欠き699aを有する。切欠き699aは、取付部699を第1方向に貫通する。切欠き699aは、基準シャフト67に第3方向の他方側から組み付けられる。これにより、取付部699の切り欠き699aに、基準シャフト67が挿入される。その結果、排紙ユニット66と基準シャフト67との間が取付部699により接続される。上述したように、取付部699は、本体側コネクタ65の一部に設けられる。換言すれば、取付部699に本体側コネクタ65が支持されている。これにより、本体側コネクタ65が、排紙ユニット66の下端に支持されている。結果として、排紙ユニット66の下端は、取付部699を介して、基準シャフト67に支持される。
このように、本実施形態の排紙ユニット66は、第3方向の一端だけではなく、第3方向の他端も支持されるので、精度よく位置決めされる。さらに、このように精度よく位置決めされた排紙ユニット66に取り付けられている本体側コネクタ65に、ドロワ側コネクタ16が接続されることで、ドロワ10の電気的接触部161の位置決めの精度も向上する。
別の観点で見ると、本体側コネクタ65は、取付部699を介して、基準シャフト67に対して支持される。また、ドロワ側コネクタ16も、基準シャフト67に対して支持される。このように、本体側コネクタ65およびドロワ側コネクタ16が、共通の基準シャフト67に対して支持されるので、本体側電気的接触部651とドロワ側電気的接触部161との位置決めの精度が向上する。
<2.まとめ>
以上に示したように、本願で開示した画像形成装置100は、ドロワ10と、画像形成装置本体60とを備える。ドロワ10は、感光体ドラム11と、フレーム12と、ドラムメモリ13(ドロワメモリ)およびトナーメモリ(ドロワメモリ)15と、ドロワ側コネクタ16とを有する。画像形成装置本体60は、筐体61と、制御部64と、本体側コネクタ65と、基準シャフト(シャフト)67と、排紙ユニット(ユニット)66と、取付部(接続部材)699とを備える。ドロワ10の挿入方向の下流側の外表面(凹部133)は、ドロワ10が内部空間610に収容されたときに、基準シャフト67を押圧する。排紙ユニット66は、第3方向の一端が筐体61に締結され、第3方向の他端が取付部699を介して基準シャフト67に支持される。本体側コネクタ65は排紙ユニットユニット66に対して支持される。ドロワ側電気的接触部161と本体側電気的接触部651とは、ドロワ10が内部空間610に収容されたときに、互いに接続される。これにより、ドロワ10の挿入方向の下流側の外表面(凹部133)が基準シャフト67を押圧することにより、ドロワ10が位置決めされる。さらに、ドロワ10で基準シャフト67を押圧したときの係合荷重に対して、排紙ユニット66が撓み難くなる。さらに、排紙ユニット66は第3方向の一端と他端とで安定的に支持される。よって基準シャフト67自体も撓み難くなる。結果として、ドロワ10の電気的接触部161、および画像形成装置本体60の電気的接触部161の位置決めの精度を向上することができる。
また、本願で開示した画像形成装置100においては、取付部699に本体側コネクタ65が支持される。これにより、ユニット66および基準シャフト67が撓み難くなっているので、取付部699自体も変形し難い。この取付部699に本体側コネクタ65が支持されているので、本体側コネクタ65の位置決めの精度が向上する。その結果、ドロワ10の位置決めの精度も向上する。
また、本願で開示した画像形成装置100においては、ドロワ10の挿入方向の下流側の外表面は、基準シャフト67が嵌まる凹部133を有する。これにより、基準シャフト67に対してドロワ10を位置決めすることが容易となる。
また、本願で開示した画像形成装置100においては、凹部133は、間にドロワ側コネクタ16を挟んで第1方向における両側に一対に設けられる。これにより、凹部133が、ドロワ10の第1方向におけるより外側に配置されるため、ドロワ10が基準シャフト67を押圧したときの係合荷重に対して、基準シャフト67がより撓み難くなる。
また、本願で開示した画像形成装置100においては、取付部699は、基準シャフト67の第1方向における中央の位置に対してオフセットして配置される。これにより、ドロワ10で基準シャフト67を押圧したときの係合荷重に対して、ユニット66がより撓み難くなる。
また、本願で開示した画像形成装置100においては、ユニット66は、記録面上に画像を形成した後の印刷用紙を搬送する排紙ユニット66である。これにより、排紙ユニット66を活用して、ドロワ10の位置決めの精度を向上することができる。
さらに、本願で開示した画像形成装置100においては、取付部699は、第1方向および第2方向に対して交差する第3方向に延びる。取付部699は、第3方向における感光体ドラム11に近い側である一方側の端部に、当該一方側が開放された切欠き699aを有する。これにより、取付部699および本体側コネクタ65と一体の状態の排紙ユニット66を、第3方向の他方側から一対のサイドフレーム611の間に挿入し、切欠き699aを基準シャフト67に嵌め込み、排紙ユニット66の第3方向の他方側の部分をサイドフレーム611に締結することが容易となる。言い換えれば、排紙ユニット66の筐体61への組付けが容易となる。また、切欠き699aが基準シャフト67に嵌め込まれることにより、取付部699(本体側コネクタ65)の第2方向への移動が規制される。その結果、本体側コネクタ65の位置決めの精度が向上する。
<3.変形例>
上記の実施形態では、各色の現像カートリッジ14が、共通のドラムカートリッジとしてのドロワ10に装着されていた。しかしながら、これに代えて、ドラムカートリッジと現像カートリッジとが対をなした状態で、各色のカートリッジの対(プロセスカートリッジ)が個別にドロワに装着されることにしてもよい。
上記の実施形態では、本体側コネクタ65が備える本体側電気的接触部651は、雌型コネクタ端子を有するものとした。しかしながら、これに代えて、本体側電気的接触部が雄型コネクタ端子を有することにしてもよい。その場合、ドロワ側コネクタが雌型コネクタ端子を有するものとすればよい。
上記の実施形態では、ドロワ側電気的接触部161に複数の電気的接触面が配列され、本体側電気的接触部651にこれに対応する複数の電気接点が配列されているものとしたが、これに限定されない。上記に代えて、本体側電気的接触部651に複数の電気的接触面が配列され、ドロワ側電気的接触部161にこれに対応する複数の電気接点が配列されていてもよい。
上記の実施形態では、本体側コネクタ65のホルダ652が、電気的接触部651を、第4方向、および第4方向に垂直な方向にフロート可能に保持しているものとした。しかしながら、これに加えてまたは代えて、ドロワ側コネクタのホルダが、当該ドロワ側コネクタの電気的接触部を、第4方向、および第4方向に垂直な方向にフロート可能に保持していることにしてもよい。
上記の実施形態では、本体側コネクタ65のホルダ652がコイルスプリング290を弾性部材として備えているとしたが、これに限定されない。上記に代えて、本体側コネクタのホルダが、弾性部材として、板バネや、スポンジや、ゴム材等を備えていてもよい。
上記の実施形態では、取付部699は、本体側コネクタ65のベース660に設けられていた。しかしながら、これに代えて、接続部材が本体側コネクタ65をなす部材とは別に、設けられることにしてもよい。
上記の実施形態では、取付部699は、基準シャフト67を嵌め込む切欠き699aを備えているものとした。しかしながら、上記に代えて、接続部材が基準シャフト67を嵌め込む貫通孔を備えていてもよい。
上記の実施形態では、本体側コネクタ65は排紙ユニット65に接続されていた。しかしながら、これに限定するものではなく、本体側コネクタ65が排紙ユニット65以外の構造体(ユニット)に接続されていてもよい。
上記の実施形態の画像形成装置100は、ドロワメモリとして、ドラムメモリ13とトナーメモリ15とを備えていたが、これに限定されない。上記に代えて、ドロワメモリがトナーメモリのみ、あるいはドラムメモリのみを有することにしてもよい。
また、画像形成装置の構成や、細部の形状については、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に変更してもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
10 ドロワ
11 感光体ドラム
12 フレーム
13 ドラムメモリ(ドロワメモリ)
14 現像カートリッジ
15 トナーメモリ(ドロワメモリ)
16 ドロワ側コネクタ
17 現像ローラ
60 画像形成装置本体
61 筐体
62 カバー
64 制御部
65 本体側コネクタ
66 排紙ユニット(ユニット)
67 基準シャフト(シャフト)
100 画像形成装置
131 ベース板
132 側板
133 凹部
161 ドロワ側電気的接触部
162 ソケット
610 内部空間
611 サイドフレーム
651 本体側電気的接触部
652 ホルダ
660 ベース
661 第1バネ座
662 端壁
662a 切欠き
663 第1接触面
664 ネジ孔
669 貫通孔
670 カバー
671 枠部
671a 貫通孔
671b 平面
671c 突起
673 第1側壁
673a 第3切欠き
674 第2側壁
674a 第1切欠き
674a 切欠き
674b 切欠き
674c 第2切欠き
675 貫通孔
680 パネル
680d 凹部
681 箱体
681c 側壁
681e 平面部
681f 第2接触面
682 仕切り板
682a 貫通孔
682b 貫通孔
683 耳部
683a 凹部
683b バネ座
683b 第2バネ座
684 第1突起
685 第2突起
686 第3突起
690 コイルスプリング(弾性部材)
698 ネジ
699 取付部
699a 切欠き

Claims (12)

  1. ドロワであって、
    第1方向に延びる軸を中心として回転可能である感光体ドラムと、
    複数の前記感光体ドラムを保持するフレームであって、前記複数の感光体ドラムを第2方向において互いに間隔をあけた状態で保持するフレームと、
    前記複数の感光体ドラムのうちの少なくとも1つの感光体ドラムについての情報と、前記フレームに着脱可能に装着される現像カートリッジについての情報と、の少なくとも1つを記憶するドロワメモリと、
    前記フレームの前記第2方向における一方側の外表面に位置するドロワ側コネクタであって、前記ドロワメモリと電気的に接続されるドロワ側電気的接触部をもつドロワ側コネクタと、
    を有するドロワと、
    画像形成装置本体であって、
    筐体であって、
    前記第1方向に対向する一対のサイドフレームと、
    前記一対のサイドフレームの間に位置し、前記ドロワを前記筐体に対して前記第2方向に移動して収容可能な内部空間と、
    を含む、筐体と、
    制御部と、
    前記ドロワ側電気的接触部と接触する本体側電気的接触部であって、前記制御部と電気的に接続される本体側電気的接触部をもつ本体側コネクタと、
    前記第1方向に延びるシャフトと、
    前記筐体の前記第2方向の一方側の端部であって、前記一対のサイドフレームの間に位置するユニットであって、前記筐体に対して着脱可能なユニットと、
    前記ユニットと前記シャフトとの間を接続する接続部材と、
    を有する画像形成装置本体と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記ドロワの前記第2方向の一方側の外表面は、前記ドロワが前記内部空間に収容されたときに、前記シャフトを押圧し、
    前記ユニットは、前記第1方向および前記第2方向に対して交差する第3方向の一端が前記筐体に締結され、前記第3方向の他端が前記接続部材を介して前記シャフトに支持され、
    前記本体側コネクタは前記ユニットに対して支持され、
    前記ドロワ側電気的接触部と前記本体側電気的接触部とは、前記ドロワが前記内部空間に収容されたときに、互いに接続されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって
    前記シャフトの前記第1方向における両端部は、前記一対のサイドフレームに固定されることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記接続部材に前記本体側コネクタが支持されることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記ドロワの前記第2方向の一方側の外表面は、前記シャフトが嵌まる凹部を有することを特徴とする、画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置であって、
    前記凹部は、間に前記ドロワ側コネクタを挟んで前記第1方向における両側に一対に設けられることを特徴とする、画像形成装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記接続部材は、前記シャフトの前記第1方向における中央の位置に対してオフセットして配置されることを特徴とする、画像形成装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記ユニットは、記録面上に画像を形成した後の印刷用紙を搬送する排紙ユニットであることを特徴とする、画像形成装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置であって、
    前記接続部材は、前記第3方向に延び、
    前記接続部材は、前記第3方向における前記感光体ドラムに近い側である一方側の端部に、当該一方側が開放された切欠きを有することを特徴とする、画像形成装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記ドロワ側コネクタおよび前記本体側コネクタのいずれか一方は、前記ドロワ側コネクタおよび前記本体側コネクタの前記いずれか一方の電気的接触部を、前記第1方向および前記第2方向のいずれにも交差する第4方向に、移動可能に保持するホルダを備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置であって、
    前記ドロワ側コネクタおよび前記本体側コネクタのいずれか一方は、前記ホルダによって、その電気的接触部を前記ホルダの一部とともに、前記第4方向に垂直な方向に移動可能であることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記フレームには、トナーを収容する前記現像カートリッジが着脱可能に装着され、
    前記ドロワメモリには、前記現像カートリッジを識別可能なトナー識別情報と、トナー寿命情報とが、記憶され、
    前記ドロワ側コネクタと前記本体側コネクタは、互いに接続されることにより、前記ドロワメモリと前記制御部との通信を中継することを特徴とする、画像形成装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記ドロワメモリは、
    前記感光体ドラムを識別可能なドラム識別情報と、ドラム寿命情報と、を記憶し、
    前記ドロワ側コネクタと前記本体側コネクタは、互いに接続されることにより、前記ドロワメモリと前記制御部との通信を中継することを特徴とする、画像形成装置。

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