JP2020133154A - 吐水装置 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、実施形態に係る吐水装置を備えた水洗大便器の構成について図1を参照して説明する。図1は、実施形態に係る水洗大便器の構成を示す図である。
次に、洗浄水タンク装置4の構成について図2〜図4を参照して説明する。図2は、実施形態に係る洗浄水タンク装置4の斜視図である。図3は、実施形態に係る洗浄水タンク装置4の平面図である。図4は、図3に示すIV−IV線断面図である。
次に、吐水口部74の具体的な構成について図5〜図8を参照して説明する。図5は、実施形態に係る吐水口部74の分解斜視図である。図6は、実施形態に係る吐水口部74の断面図である。図7は、実施形態に係るキャップの平面図である。図8は、実施形態に係るキャップの底面図である。
吐水本体部101は、二次側給水流路部72の先端外周部に設けられており、二次側給水流路部72の延在方向に対して直交する方向に延在する。洗浄水は、二次側給水流路部72の先端部まで流れた後、流れ方向を約90度変えて吐水本体部101に流入する。吐水本体部101の内部に形成される流路は、円筒状であり、下流側に向かって段階的に拡径する(図6参照)。また、吐水本体部101の外周には、キャップ102を取り付けるためのネジ溝111が形成される。なお、二次側給水流路部72および吐水本体部101は、樹脂で一体的に形成される。
キャップ102は、吐水本体部101よりも大径の円筒状の内周面を有し、かかる内周面に、吐水本体部101のネジ溝111と螺合するネジ溝(図示せず)が形成される。キャップ102の図示しないネジ溝と吐水本体部101のネジ溝111とが螺合することで、キャップ102は吐水本体部101に取り付けられる。
拡散部121は、二次側給水流路部72から吐水本体部101に流入した洗浄水を吐水本体部101内の流路全体に拡散させる。具体的には、図6および図7に示すように、拡散部121は、上流側に向かって隆起する円錐台状の傘部材121aと、傘部材121aを下方(下流側)から支持する複数(ここでは、3つ)の支柱部材121bとを備える。キャップ102は、後述する中央開口122と整流部123との間に第1平坦面126を有するとともに、整流部123の径方向外方に第2平坦面127を有しており、複数の支柱部材121bは、第1平坦面126に基端部が設けられる。また、支柱部材121bは、上流側に向かうにつれて互いに接近するように傾斜し、先端部において傘部材121aを支持する。したがって、拡散部121は、全体として、上流側から下流側に向かうにつれて拡径する円錐台状に形成される。複数の支柱部材121bは、等間隔に配置される。
図6および図8に示すように、中央開口122は、拡散部121よりも下流側に設けられた底面視円形の開口であり、平面視においてキャップ102の中央に形成される。具体的には、第1平坦面126の中央に形成される。中央開口122は、拡散部121の傘部材121aのうち最も径が大きい部分と略同径であり、傘部材121aの下方に配置される。
図6および図8に示すように、整流部123は、中央開口122の周囲に設けられる。具体的には、整流部123は、中央開口122を中心として放射状に配置された複数の直線部123aと、中央開口122と同心円状に配置された複数(ここでは、2つ)の円環部123bとを備える。直線部123aは、平面視直線形状を有しており、第1平坦面126と第2平坦面127との間に掛け渡されるように形成される。なお、第1平坦面126の外周面および第2平坦面127の内周面は、ともに平面視円形である。円環部123bは、平面視円環形状を有しており、直線部123aの中途部に配置される。これら複数の直線部123aと複数の円環部123bとにより、整流部123は網目状に形成される。なお、円環部123bは、少なくとも1つ設けられていればよい。また、本明細書において、「網目状」とは、複数の線が互いに交わるように配置されることによって複数の細かな開口が密に形成された形状のことをいい、個々の開口の形状は問わない。実施形態にかかる整流部123は、図7および図8に示すように、第2平坦面127の内周面側に膨らむアーチ状(湾曲矩形状)の開口を有する。
図6および図8に示すように、第1吐水流路部124は、中央開口122よりも下流側において中央開口122に連通し、吐水本体部101の延在方向と同方向に延在する。第1吐水流路部124は、第1吐水流路部124の外縁を含む第1平坦面126の少なくとも一部を下流側に延在させた円筒状の第1円筒部124aにより形成される。
ところで、吐水口部74は、たとえば衝撃や振動等によってキャップ102が回転して吐水本体部101から外れてしまうことを抑制するために、吐水本体部101とキャップ102との間で表面荒さに差を設けることとしてもよい。
上述した実施形態では、第1吐水流路部124の先端面と第2吐水流路部125の先端面とが面一に形成される場合について説明した。これに限らず、第1吐水流路部124の先端面と第2吐水流路部125の先端面のうちどちらか一方が他方より突出していてもよい。また、この場合、円環部123bの突出長さは、第1吐水流路部124および第2吐水流路部125のうち一方より長くても良い。
2 便器本体
3 外装カバー
4 洗浄水タンク装置
5 タンク本体
6 蓋
7 給水装置
71 一次側給水流路部
72 二次側給水流路部
73 中間流路部
74 吐水口部
101 吐水本体部
111 ネジ溝
102 キャップ
121 拡散部
122 中央開口
123 整流部
124 第1吐水流路部
125 第2吐水流路部
126 第1平坦面
127 第2平坦面
8 排水装置
81 オーバーフロー管
82 排水弁
83 ガイド
9 回動装置
91 駆動部
92 軸部
93 接続部材
Claims (7)
- 給水流路部と、
前記給水流路部から分岐する吐水本体部と、
前記給水流路部から前記吐水本体部へ流入した水を拡散させる拡散部と、
前記拡散部よりも下流側に設けられた中央開口と、
前記中央開口の周囲に設けられた網目状の整流部と、
前記中央開口よりも下流側において前記中央開口に連通し、一方向に延在する第1吐水流路部と、
前記整流部よりも下流側において前記整流部に連通し、前記一方向に延在する第2吐水流路部と
を備える、吐水装置。 - 前記吐水本体部の内周面および前記中央開口は、底面視において円形であり、
前記整流部は、
前記中央開口を中心として放射状に配置された複数の直線部と、
前記中央開口と同心円状に配置された少なくとも1つの円環部と
を備える、請求項1に記載の吐水装置。 - 前記円環部は、
前記複数の直線部よりも下流側に突出する、請求項2に記載の吐水装置。 - 前記円環部の突出長さは、
前記第1吐水流路部および前記第2吐水流路部のうち少なくとも1つよりも短い、請求項3に記載の吐水装置。 - 前記吐水本体部を覆うキャップを備え、
前記キャップに、前記拡散部、前記中央開口、前記整流部、前記第1吐水流路部および前記第2吐水流路部が一体的に形成される、請求項1〜4のいずれか一つに記載の吐水装置。 - 前記キャップは、
前記中央開口と前記整流部との間に平坦面を有し、
前記拡散部は、
上流側に向かって隆起する傘部材と、
前記平坦面に基端部が設けられ、先端部において前記傘部材を支持する複数の支柱部材と
を備える、請求項5に記載の吐水装置。 - 前記傘部材と前記複数の支柱部材のうち隣り合う2つの支柱部材と前記平坦面とによって形成される拡散部開口および前記中央開口は、いずれも凍結防止条件を満たす開口面積を有する、請求項6に記載の吐水装置。
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