JP2020131753A - バス用空調装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】DCDCコンバータの冷却のための実現性の高い冷却構造を有するバス用空調装置を提供する。【解決手段】バス用空調装置10は、ケース12と、電動圧縮機14と、DCDCコンバータ18と、蒸発器24とを備える。電動圧縮機14、DCDCコンバータ18、蒸発器24は、ケース12の内部に配置される。ケース12には、蒸発器24で冷却された空気の一部を車室の内部に向けて流出させる空気出口64と、蒸発器24で冷却された空気の他の一部であって、空気出口64から流出する前の空気を、DCDCコンバータ18へ導いた後、蒸発器24に流入させる空気通路A1とが形成されている。【選択図】図2
Description
本発明は、バス用空調装置に関するものである。
特許文献1には、車両に搭載されたDCDCコンバータ等の電気機器を冷却する冷却装置が記載されている。この冷却装置は、車室に設けた吸入口から電気機器へ空気を導くダクトを備える。この冷却装置では、空調装置から車室の内部に吹き出された冷風が、ダクトを介して、電気機器に導かれることで、電気機器が冷却される。
ところで、EVバス、HVバスに搭載されるバス用空調装置では、電動圧縮機と、DCDCコンバータとが用いられている。DCDCコンバータは、バスに搭載された電源の直流電圧を電動圧縮機用の直流電圧に変換し、変換した電力を電動圧縮機に供給する。電動圧縮機およびDCDCコンバータは、バスの屋根の上に設置される。このバス用空調装置においても、DCDCコンバータの冷却が必要である。
そこで、特許文献1の冷却装置をバス用空調装置に適用することが考えられる。しかしながら、特許文献1の冷却装置をバス用空調装置に適用することは、以下の理由により、実現性が低いことが本発明者によって見出された。
すなわち、特許文献1の冷却装置をバス用空調装置に適用する場合、車室の内部の空気を屋根の上に導くために、屋根に貫通孔を設ける必要がある。屋根に貫通孔を追加することは、バスの車体の設計に影響する。また、この場合、車室の内部の空気がDCDCコンバータに導かれる。バスでは、乗員の数が多いことで、車室の内部の空気の温度が高くなる場合がある。この場合、DCDCコンバータを十分に冷却できない。
本発明は上記点に鑑みて、DCDCコンバータの冷却のための実現性の高い冷却構造を有するバス用空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明によれば、
バス用空調装置は、
バスの屋根に配置されるケース(12)と、
ケースの内部に配置され、電気を駆動源とする、蒸気圧縮式の冷凍サイクルの電動圧縮機(14)と、
ケースの内部に配置され、入力直流電圧を電動圧縮機への給電用の直流電圧へ変換して出力するDCDCコンバータ(18)と、
ケースの内部に配置され、バスの車室の内部の空気と冷凍サイクルの冷媒との熱交換により、空気を冷却する冷凍サイクルの蒸発器(24)とを備え、
ケースには、蒸発器で冷却された空気の一部を車室の内部に向けて流出させる空気出口(64)と、蒸発器で冷却された空気の他の一部であって、空気出口から流出する前の空気を、DCDCコンバータへ導いた後、蒸発器に流入させる空気通路(S5、70、S2、74、S4、76)とが形成されている。
バス用空調装置は、
バスの屋根に配置されるケース(12)と、
ケースの内部に配置され、電気を駆動源とする、蒸気圧縮式の冷凍サイクルの電動圧縮機(14)と、
ケースの内部に配置され、入力直流電圧を電動圧縮機への給電用の直流電圧へ変換して出力するDCDCコンバータ(18)と、
ケースの内部に配置され、バスの車室の内部の空気と冷凍サイクルの冷媒との熱交換により、空気を冷却する冷凍サイクルの蒸発器(24)とを備え、
ケースには、蒸発器で冷却された空気の一部を車室の内部に向けて流出させる空気出口(64)と、蒸発器で冷却された空気の他の一部であって、空気出口から流出する前の空気を、DCDCコンバータへ導いた後、蒸発器に流入させる空気通路(S5、70、S2、74、S4、76)とが形成されている。
これによれば、空気通路は、蒸発器で冷却された空気の一部を、DCDCコンバータに導く。このため、DCDCコンバータを冷却することができる。この空気通路は、ケースに設けられている。このため、特許文献1の冷却装置をバス用空調装置に適用する場合と異なり、車室の内部の空気をDCDCコンバータに導くための貫通孔を屋根に設ける必要が無い。さらに、この空気通路は、蒸発器で冷却された空気の一部を、空気出口から流出する前に、DCDCコンバータに導く。このため、特許文献1の冷却装置をバス用空調装置に適用する場合と異なり、DCDCコンバータに導かれる空気の温度が乗員によって上昇することが無い。よって、これによれば、実現性の高い冷却構造を有するバス用空調装置を提供することができる。
さらに、これによれば、空気通路は、DCDCコンバータの冷却後の空気を、車室の外部へ放出せず、蒸発器に流入させる。このため、DCDCコンバータを雨水に対する防水仕様にする必要が無い。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態のバス用空調装置10は、ケース12を備える。ケース12は、バス1の屋根2の上に設置される。ケース12は、合成樹脂で構成されている。
図1に示すように、本実施形態のバス用空調装置10は、ケース12を備える。ケース12は、バス1の屋根2の上に設置される。ケース12は、合成樹脂で構成されている。
図2は、図3中のII−II線断面図である。図2に示すように、ケース12の他に、バス用空調装置10は、第1電動圧縮機14と、第2電動圧縮機16と、DCDCコンバータ18と、第1レシーバ20と、第2レシーバ22と、第1蒸発器24と、第2蒸発器26と、複数の内気用送風機28と、第1凝縮器30と、第2凝縮器32と、複数の外気用送風機34とを備える。
複数の内気用送風機28は、ケース12の内部に配置されている。複数の内気用送風機28は、車室の内部の空気が第1蒸発器24および第2蒸発器26を通過して車室に吹き出される空気流れを形成する。複数の内気用送風機28は、複数の第1送風機28aと、複数の第2送風機28bとを含む。複数の第1送風機28aは、ケース12の内部のうち右側の部位に配置されている。複数の第2送風機28bは、ケース12の内部のうち左側の部位に配置されている。
複数の外気用送風機34は、ケース12の内部に配置されている。複数の外気用送風機34は、車室の外部の空気が第1凝縮器30および第2凝縮器32を通過する空気流れを形成する。
第1電動圧縮機14と、第1凝縮器30と、第1レシーバ20と、図示しない第1膨張弁と、第1蒸発器24とは、ケース12の内部に配置されている。これらは、図示しない配管によって接続されている。これらは、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを構成する。
第1電動圧縮機14は、電気を駆動源とする。第1電動圧縮機14は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。第1凝縮器30は、第1電動圧縮機14から吐出された冷媒と複数の外気用送風機34によって送風された車室の外部の空気とを熱交換させる。これにより、第1凝縮器30は、冷媒を放熱させて凝縮させる。第1レシーバ20は、第1凝縮器30から流出した液相の冷媒の一部を貯留する。第1膨張弁は、第1レシーバ20から流出した液相の冷媒を減圧して膨張させる。これにより、第1膨張弁は、冷媒を気液2相の状態にする。第1蒸発器24は、第1膨張弁から流出した冷媒と、複数の第1送風機28aによって送風された車室の内部の空気とを熱交換させる。これにより、第1蒸発器24は、冷媒を吸熱させて蒸発させるとともに、空気を冷却する。
同様に、第2電動圧縮機16と、第2凝縮器32と、第2レシーバ22と、図示しない第2膨張弁と、第2蒸発器26とは、ケース12の内部に配置されている。これらは、図示しない配管によって接続されている。これらは、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを構成する。第2電動圧縮機16と、第2凝縮器32と、第2レシーバ22と、図示しない第2膨張弁と、第2蒸発器26とは、それぞれ、第1電動圧縮機14と、第1凝縮器30と、第1レシーバ20と、第1膨張弁と、第1蒸発器24と同様に作動する。
DCDCコンバータ18は、ケース12の内部に配置されている。DCDCコンバータ18は、入力直流電圧を第1電動圧縮機14および第2電動圧縮機16への給電用の直流電圧へ変換して出力する直流電圧変換装置である。
ケース12の内部に、バス用空調装置10の上記した各構成機器を収容する空間が形成されている。ケース12の内部の空間は、複数の仕切壁によって、複数の空間に仕切られている。複数の仕切壁のそれぞれは、上下方向に延びている。
複数の仕切壁は、第1仕切壁42と、第2仕切壁44とを含む。第1仕切壁42は、第1空間S1の周りに配置されている。第1仕切壁42は、第1空間S1とその外側の空間とを仕切る。第2仕切壁44は、第2空間S2の周りに配置されている。第2仕切壁44は、第2空間S2とその外側の空間とを仕切る。
第1空間S1は、ケース12の内部のうち後方側の位置に形成されている。第2空間S2は、ケース12の内部のうち第1空間S1よりも前方側の位置に形成されている。ケース12の内部のうち第2仕切壁44の前方側部分44aよりも前方側に位置する空間が、第3空間S3である。ケース12の内部のうち第1仕切壁42の前方側部分42aと第2仕切壁44の後方側部分44bとの間の空間が、第4空間S4である。ケース12の内部のうち第1仕切壁42の右側部分42cおよび第2仕切壁44の右側部分44cよりも右側に位置する空間が、右側空間S5である。ケース12の内部のうち第1仕切壁42の左側部分42dおよび第2仕切壁44の左側部分44dよりも左側に位置する空間が、左側空間S6である。
第1空間S1に、第1蒸発器24と、第2蒸発器26と、複数の第1送風機28aと、複数の第2送風機28bとが配置されている。第2空間S2に、第1電動圧縮機14と、第2電動圧縮機16と、DCDCコンバータ18と、第1レシーバ20と、第2レシーバ22とが配置されている。第3空間S3に、第1凝縮器30と、第2凝縮器32と、複数の外気用送風機34とが配置されている。
また、複数の仕切壁は、第3仕切壁46と、第4仕切壁48と、第5仕切壁50とを含む。第3仕切壁46は、右側空間S5の前方端に位置する壁である。第3仕切壁46は、第3空間S3と右側空間S5とを仕切る。第3仕切壁46は、第2仕切壁44の右側部分44cからケース12の右側部分12aまで延びている。第4仕切壁48は、第4空間S4と右側空間S5とを仕切る。第4仕切壁48は、第1仕切壁42の前方側部分42aから第2仕切壁44の後方側部分44bまで延びている部分を有する。第5仕切壁50は、右側空間S5の後方端に位置する壁である。第5仕切壁50は、第1仕切壁42の右側部分42cからケース12の右側部分12aまで延びている。
また、複数の仕切壁は、第6仕切壁52と、第7仕切壁54と、第8仕切壁56とを含む。第6仕切壁52は、左側空間S6の前方端に位置する壁である。第6仕切壁52は、第3空間S3と左側空間S6とを仕切る。第6仕切壁52は、第2仕切壁44の左側部分44dからケース12の左側部分12bまで延びている。第7仕切壁54は、第4空間S4と左側空間S6とを仕切る。第7仕切壁54は、第1仕切壁42の前方側部分42aから第2仕切壁44の後方側部分44bまで延びている部分を含む。第8仕切壁56は、左側空間S6の後方端に位置する壁である。第8仕切壁56は、第1仕切壁42の左側部分42dからケース12の左側部分12bまで延びている。
図2、3に示すように、ケース12の底部12cのうち第1空間S1に面する部分の中央に、空気入口60が形成されている。第1空間S1では、空気入口60の右側に、第1蒸発器24が配置されている。第1蒸発器24の右側に、複数の第1送風機28aが配置されている。第1仕切壁42の右側部分42cに、第1空間S1と右側空間S5とを連通する複数の連通部62が形成されている。複数の連通部62のそれぞれに、複数の第1送風機28aの出口側が接続されている。ケース12の底部12cのうち右側空間S5に面する部分に、第1空気出口64が形成されている。
また、第1空間S1では、空気入口60の左側に、第2蒸発器26が配置されている。第2蒸発器26の左側に、複数の第2送風機28bが配置されている。第1仕切壁42の左側部分42dに、第1空間S1と左側空間S6とを連通する複数の連通部66が形成されている。複数の連通部66のそれぞれに、複数の第2送風機28bの出口側が接続されている。ケース12の底部12cのうち左側空間S6に面する部分に、第2空気出口68が形成されている。
複数の第1送風機28aの作動により、車室の内部の空気は、空気入口60から第1空間S1に流入する。図2、3中の矢印F1のように、空気入口60から流入した空気は、第1蒸発器24を通過する。これにより、空気が冷却される。第1蒸発器24で冷却された空気は、複数の第1送風機28aに吸い込まれた後、複数の第1送風機28aから右側空間S5へ吹き出される。右側空間S5の空気の一部は、第1空気出口64から流出する。
同様に、図2、3中の矢印F2のように、複数の第2送風機28bの作動により、空気入口60から流入した空気は、第2蒸発器26を通過する。これにより、空気が冷却される。第2蒸発器26で冷却された空気は、複数の第2送風機28bに吸い込まれた後、複数の第2送風機28bから左側空間S6へ吹き出される。左側空間S6の空気の一部は、第2空気出口68から流出する。
第1空気出口64および第2空気出口68から流出した空気は、車室に設けられた図示しない吹出口から車室の内部へ吹き出される。
図2に示すように、第2仕切壁44の右側部分44cには、右側空間S5と第2空間S2とを連通させる連通部70が形成されている。第2仕切壁44の左側部分44dには、左側空間S6と第2空間S2とを連通させる連通部72が形成されている。第2仕切壁44の後方側部分44bには、第2空間S2と第4空間S4とを連通させる連通部74が形成されている。第1仕切壁42の前方側部分42aには、第4空間S4と第1空間S1とを連通させる連通部76が形成されている。
複数の内気用送風機28のファンは、シロッコファンである。複数の内気用送風機28の下流側の空間の圧力は、複数の内気用送風機28の上流側の空間の圧力よりも高い。右側空間S5、左側空間S6は、複数の内気用送風機28の下流側の空間である。第1空間S1は、複数の内気用送風機28の上流側の空間である。このため、右側空間S5、左側空間S6の圧力は、第1空間S1の圧力よりも高い。
これにより、図2、4中の矢印F3のように、右側空間S5の空気の他の一部は、右側空間S5のうち第1空気出口64よりも前方側の部分S5aおよび連通部70を介して、第2空間S2に流入する。第2空間S2に流入した空気は、DCDCコンバータ18の表面に沿って流れる。その後、第2空間S2に流入した空気は、連通部74、第4空間S4および連通部76を介して、第1空間S1のうち空気入口60よりも空気流れ下流側かつ第1蒸発器24よりも空気流れ上流側の部分に流入する。第1空間S1に流入した空気は、空気入口60から第1空間S1に流入した空気とともに、第1蒸発器24に流入する。
同様に、図2、4中の矢印F4のように、左側空間S6の空気の他の一部は、左側空間S6のうち第2空気出口68よりも前方側の部分S6aおよび連通部72を介して、第2空間S2に流入する。第2空間S2に流入した空気は、DCDCコンバータ18の表面に沿って流れた後、連通部74、第4空間S4および連通部76を介して、第1空間S1のうち空気入口60よりも空気流れ下流側かつ第2蒸発器26よりも空気流れ上流側の部分に流入する。第1空間S1に流入した空気は、空気入口60から第1空間S1に流入した空気とともに、第2蒸発器26に流入する。
このように、ケース12には、第1蒸発器24で冷却された空気の一部を車室の内部に向けて流出させる第1空気出口64と、第1蒸発器24で冷却された空気の他の一部であって、第1空気出口64から流出する前の空気を、DCDCコンバータ18へ導いた後、第1蒸発器24に流入させる空気通路A1とが設けられている。この空気通路A1は、右側空間S5と、連通部70と、第2空間S2と、連通部74と、第4空間S4と、連通部76とによって構成されている。本実施形態では、第1電動圧縮機14が電動圧縮機に相当する。第1蒸発器24が蒸発器に相当する。第1空気出口64が空気出口に相当する。
また、ケース12には、第2蒸発器26で冷却された空気の一部を車室の内部に向けて流出させる第2空気出口68と、第2蒸発器26で冷却された空気の他の一部であって、第2空気出口68から流出する前の空気を、DCDCコンバータ18へ導いた後、第2蒸発器26に流入させる空気通路A2とが設けられている。この空気通路A2は、左側空間S6と、連通部72と、第2空間S2と、連通部74と、第4空間S4と、連通部76とによって構成されている。本実施形態では、第2電動圧縮機16が電動圧縮機に相当する。第2蒸発器26が蒸発器に相当する。第2空気出口68が空気出口に相当する。
本実施形態によれば、空気通路A1、A2は、第1蒸発器24および第2蒸発器26で冷却された空気の一部を、DCDCコンバータ18に導く。このため、DCDCコンバータ18を冷却することができる。本実施形態では、DCDCコンバータ18の冷却に必要な冷却能力が得られるように、各連通部70、72、74、76の大きさが設定されている。
この空気通路A1、A2は、ケース12に設けられている。このため、特許文献1の冷却装置をバス用空調装置に適用する場合と異なり、車室の内部の空気をDCDCコンバータ18に導くための貫通孔を屋根に設ける必要が無い。さらに、この空気通路A1、A2は、第1蒸発器24および第2蒸発器26で冷却された空気の一部を、第1空気出口64および第2空気出口68から流出する前に、DCDCコンバータ18に導く。このため、特許文献1の冷却装置をバス用空調装置に適用する場合と異なり、DCDCコンバータ18に導かれる空気の温度が乗員によって上昇することが無い。よって、本実施形態によれば、DCDCコンバータ18の冷却のための実現性の高い冷却構造を有するバス用空調装置10を提供することができる。
また、本実施形態によれば、空気通路A1、A2は、DCDCコンバータ18の冷却後の空気を、第1蒸発器24および第2蒸発器26に流入させる。ここで、本実施形態と異なり、DCDCコンバータ18の冷却後の空気を車室の外部へ放出する場合、車室の外部から第2空間S2へ雨水が浸入する。このため、DCDCコンバータ18を雨水に対する防水仕様にする必要がある。
これに対して、本実施形態によれば、空気通路A1、A2は、DCDCコンバータ18の冷却後の空気を車室の外部へ放出しない。このため、DCDCコンバータ18を雨水に対する防水仕様にする必要が無い。
また、本実施形態では、DCDCコンバータ18は、DCDCコンバータ18の空冷のための図示しないファンを有している。このファンは、図2中の矢印F3、F4に示す空気流れの形成に寄与している。なお、この空冷用のファンが無くても、図2中の矢印F3、F4に示す空気流れは形成される。しかしながら、図2中の矢印F3、F4に示す空気流れの形成のためには、DCDCコンバータ18がこの空冷用のファンを有していることが好ましい。
また、本実施形態では、図2、3、4、5、6に示すように、ケース12は、ケース本体部122と、第1出口形成部124と、第2出口形成部126とを有する。第1出口形成部124および第2出口形成部126は、それぞれ、ケース本体部122に対して別体として構成されている。
ケース本体部122は、バス用空調装置10の外形をなしている。ケース本体部122は、バス用空調装置10の上記した各構成機器を収容する空間を形成する。ケース本体部122は、ケース12のうち第1出口形成部124と、第2出口形成部126とを除く部分である。
図3、4に示すように、ケース本体部122は、下ケース部122aと、下ケース部122aの上側に位置する上ケース部122bとを有する。下ケース部122aは、ケース12の底部12cのうち第1出口形成部124および第2出口形成部126を除く部分である。上ケース部122bは、ケース12の上部12dと、ケース12の右側部分12aと、ケース12の左側部分12bとを含む。
図2に示す第1仕切壁42および第2仕切壁44は、ケース本体部122の一部に対して一体に樹脂成形されている。すなわち、ケース本体部122の一部と、第1仕切壁42と、第2仕切壁44とは、一体成形品として構成されている。本実施形態では、第1仕切壁42および第2仕切壁44は、下ケース部122aに対して一体に樹脂成形されている。なお、第1仕切壁42と第2仕切壁44の少なくとも一方が、上ケース部122bに一体に樹脂成形されていてもよい。
図3、4、5に示すように、第1出口形成部124は、ケース12の底部12cの一部である右側空間S5の底部を構成する。図5に示すように、第1出口形成部124には、第1空気出口64が形成されている。第3仕切壁46、第4仕切壁48および第5仕切壁50は、第1出口形成部124に対して一体に樹脂成形されている。すなわち、第1出口形成部124、第3仕切壁46、第4仕切壁48および第5仕切壁50は、一体成形品として構成されている。
図3、4、6に示すように、第2出口形成部126は、ケース12の底部12cの他の一部である左側空間S6の底部を構成する。図6に示すように、第2出口形成部126には、第2空気出口68が形成されている。第6仕切壁52、第7仕切壁54および第8仕切壁56は、第2出口形成部126に対して一体に樹脂成形されている。すなわち、第2出口形成部126、第6仕切壁52、第7仕切壁54および第8仕切壁56は、一体成形品として構成されている。
本実施形態では、第1出口形成部124が出口形成部に相当する。右側空間S5が第1空間に連通するとともに空気出口に連通する出口側空間に相当する。第1仕切壁42および第2仕切壁44が、蒸発器が配置される第1空間と、DCDCコンバータが配置される第2空間と、第1空間に連通するとともに空気出口に連通する出口側空間とが形成されるように、ケース本体部の内部の空間を仕切る本体側仕切壁に相当する。第3仕切壁46、第4仕切壁48が、出口側空間が第2空間と連通するように、ケース本体部の内部の空間を仕切る出口側仕切壁に相当する。連通部74、76が、第1空間のうち蒸発器の空気流れ上流側の部分と第2空間とを連通する連通部に相当する。連通部70が、出口側空間と第2空間とを連通する連通部に相当する。
第2出口形成部126が出口形成部に相当する。左側空間S6が第1空間に連通するとともに空気出口に連通する出口側空間に相当する。第6仕切壁52、第7仕切壁54が、出口側空間が第2空間と連通するように、ケース本体部の内部の空間を仕切る出口側仕切壁に相当する。連通部72が、出口側空間と第2空間とを連通する連通部に相当する。
ここで、図7に、比較例のバス用空調装置10Aの断面図を示す。比較例のバス用空調装置10Aは、DCDCコンバータ18を冷却するための空気通路A1、A2を有していない点が、本実施形態のバス用空調装置10と異なる。
具体的には、図7に示すように、比較例のバス用空調装置10Aの第1出口形成部124Aは、本実施形態のバス用空調装置10の第1出口形成部124と異なり、第1空気出口64よりも前方側の部分を有していない。このため、第1出口形成部124Aには、第3仕切壁46、第4仕切壁48が一体に成形されていない。第1出口形成部124Aのうち前方側の端部には、前方仕切壁80が一体に成形されている。この前方仕切壁80は、右側空間S5と、第2仕切壁44の外側の空間S7とを仕切っている。第1出口形成部124Aの他の部分の構成は、本実施形態の第1出口形成部124と同じである。
同様に、比較例の第2出口形成部126Aは、本実施形態の第2出口形成部126と異なり、第2空気出口68よりも前方側の部分を有していない。このため、第2出口形成部126Aには、第6仕切壁52、第7仕切壁54が一体に成形されていない。第2出口形成部126Aのうち前方側の端部には、前方仕切壁82が一体に成形されている。この前方仕切壁82は、左側空間S6と、第2仕切壁44の外側の空間S7とを仕切っている。第2出口形成部126Aの他の構成は、本実施形態の第2出口形成部126と同じである。
また、比較例のバス用空調装置10Aでは、第2仕切壁44に図2に示される連通部70、72、74が形成されていない。第1仕切壁42に図2に示される連通部76が形成されていない。比較例のバス用空調装置10Aの他の構成は、本実施形態のバス用空調装置10と同じである。
本実施形態のバス用空調装置10では、第3仕切壁46および第4仕切壁48は、第1出口形成部124に対して一体に成形されている。第6仕切壁52および第7仕切壁54は、第2出口形成部126に対して一体に成形されている。このため、比較例のバス用空調装置10Aから本実施形態のバス用空調装置10への設計変更では、比較例の第1出口形成部124Aを含む部材が、第1実施形態の第1出口形成部124を含む部材に変更される。比較例の第2出口形成部126Aを含む部材が、本実施形態の第2出口形成部126を含む部材に変更される。比較例の第2仕切壁44に連通部70、72、74が形成される。比較例の第1仕切壁42に連通部76が形成される。
このように、本実施形態のバス用空調装置10によれば、比較例のバス用空調装置10Aに対する設計変更を少なく抑えることができる。
(他の実施形態)
(1)第1実施形態では、空気通路A1、A2は、ケース12と、ケース12の内部に設けた仕切壁とによって構成されている。しかしながら、空気通路A1、A2は、ケースとは別体に形成されたダクトによって構成されていてもよい。この場合、ダクトは、合成ゴム、合成樹脂等で構成される。
(1)第1実施形態では、空気通路A1、A2は、ケース12と、ケース12の内部に設けた仕切壁とによって構成されている。しかしながら、空気通路A1、A2は、ケースとは別体に形成されたダクトによって構成されていてもよい。この場合、ダクトは、合成ゴム、合成樹脂等で構成される。
(2)第1実施形態では、複数の内気用送風機28のファンは、シロッコファンである。複数の内気用送風機28の下流側の空間の圧力は、複数の内気用送風機28の上流側の空間の圧力よりも高いという関係が成り立つのであれば、複数の内気用送風機28のファンは、他のファンであってもよい。
(3)第1実施形態では、第1空間S1と第2空間S2とは、第1仕切壁42の第1仕切壁42の前方側部分42aと、第2仕切壁44の後方側部分44bとの2つの壁によって、隔てられている。しかしながら、第1空間S1と第2空間S2とが、1つの壁によって隔てられていてもよい。この場合、第1空間S1と第2空間S2とそれら以外の空間とが、仕切壁によって仕切られる。
(4)第1実施形態では、下ケース部122a、第1出口形成部124および第2出口形成部126が、それぞれ、別体として構成されている。しかしながら、下ケース部122a、第1出口形成部124および第2出口形成部126が、一体成形品として構成されていてもよい。
(5)ケース12の内部におけるバス用空調装置10の構成機器、例えば、第1電動圧縮機14、第2電動圧縮機16、DCDCコンバータ18、第1蒸発器24、第2蒸発器26、複数の内気用送風機28の配置は、図2に示す配置に限られない。図2に示す配置以外の場合においても、第1蒸発器24、第2蒸発器26で冷却された空気であって、第1空気出口64、第2空気出口68から流出する前の空気を、DCDCコンバータ18へ導いた後、第1蒸発器24、第2蒸発器26に流入させる空気通路が、ケース12に形成されていればよい。
(6)第1実施形態では、バス用空調装置10は、第1電動圧縮機14等を含む冷凍サイクルと、第2電動圧縮機16等を含む冷凍サイクルとの2つの冷凍サイクルを備えている。しかしながら、バス用空調装置10は、2つの冷凍サイクルの一方のみを備えていてもよい。
(7)本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能であり、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、バス用空調装置は、バスの屋根に配置されるケースと、ケースの内部に配置され、電気を駆動源とする、蒸気圧縮式の冷凍サイクルの電動圧縮機と、ケースの内部に配置され、入力直流電圧を電動圧縮機への給電用の直流電圧へ変換して出力するDCDCコンバータと、ケースの内部に配置され、バスの車室の内部の空気と冷凍サイクルの冷媒との熱交換により、空気を冷却する冷凍サイクルの蒸発器とを備える。ケースには、蒸発器で冷却された空気の一部を車室の内部に向けて流出させる空気出口と、蒸発器で冷却された空気の他の一部であって、空気出口から流出する前の空気を、DCDCコンバータへ導いた後、蒸発器に流入させる空気通路とが形成されている。
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、バス用空調装置は、バスの屋根に配置されるケースと、ケースの内部に配置され、電気を駆動源とする、蒸気圧縮式の冷凍サイクルの電動圧縮機と、ケースの内部に配置され、入力直流電圧を電動圧縮機への給電用の直流電圧へ変換して出力するDCDCコンバータと、ケースの内部に配置され、バスの車室の内部の空気と冷凍サイクルの冷媒との熱交換により、空気を冷却する冷凍サイクルの蒸発器とを備える。ケースには、蒸発器で冷却された空気の一部を車室の内部に向けて流出させる空気出口と、蒸発器で冷却された空気の他の一部であって、空気出口から流出する前の空気を、DCDCコンバータへ導いた後、蒸発器に流入させる空気通路とが形成されている。
また、第2の観点によれば、ケースは、ケース本体部と、出口形成部と、本体側仕切壁と、出口側仕切壁とを有する。ケース本体部は、内側に空間を形成する。出口形成部は、ケース本体部に対して別体として構成され、前記ケースの底部のうち前記空気出口が形成された一部を構成する。本体側仕切壁は、蒸発器が配置される第1空間と、DCDCコンバータが配置される第2空間と、第1空間に連通するとともに空気出口に連通する出口側空間とが形成されるように、ケース本体部の内側の空間を仕切る。出口側仕切壁は、出口側空間が第2空間と連通するように、ケース本体部の内側の空間を仕切る。本体側仕切壁には、第1空間のうち蒸発器の空気流れ上流側の部分と第2空間とを連通する連通部が形成されるとともに、出口側空間と第2空間とを連通する連通部が形成される。ケース本体部の一部と本体側仕切壁とは一体成形品として構成される。出口形成部と出口側仕切壁とは一体成形品として構成される。
ここで、比較例のバス用空調装置を想定する。比較例のバス用空調装置では、第2の観点のバス用空調装置と同様に、ケースは、ケース本体部と、出口形成部と、本体側仕切壁と、出口側仕切壁を有する。さらに、ケース本体部の一部と本体側仕切壁とは一体成形品として構成される。出口形成部と出口側仕切壁とは一体成形品として構成される。
比較例のバス用空調装置では、第2の観点のバス用空調装置と異なり、出口側仕切壁は、出口側空間が第1空間と空気出口のみとを連通するように、ケース本体部の内部の空間を仕切る。本体側仕切壁には、第1空間のうち蒸発器の空気流れ上流側の部分と第2空間とを連通する連通部が形成されていない。本体側仕切壁には、出口側空間と第2空間とを連通する連通部が形成されていない。
第2の観点のバス用空調装置では、出口側仕切壁は、出口形成部に対して一体に成形されている。このため、比較例のバス用空調装置から第2の観点のバス用空調装置への設計変更では、比較例のバス用空調装置の出口形成部を含む部材が、第2の観点のバス用空調装置の出口形成部を含む部材に変更される。比較例のバス用空調装置の本体側仕切壁に連通部が形成される。
このように、第2の観点のバス用空調装置によれば、比較例のバス用空調装置に対する設計変更を少なく抑えることができる。
10 バス用空調装置
12 ケース
14 第1電動圧縮機
18 DCDCコンバータ
24 第1蒸発器
64 第1空気出口
A1 空気通路
12 ケース
14 第1電動圧縮機
18 DCDCコンバータ
24 第1蒸発器
64 第1空気出口
A1 空気通路
Claims (2)
- バス用空調装置であって、
バスの屋根に配置されるケース(12)と、
前記ケースの内部に配置され、電気を駆動源とする、蒸気圧縮式の冷凍サイクルの電動圧縮機(14)と、
前記ケースの内部に配置され、入力直流電圧を前記電動圧縮機への給電用の直流電圧へ変換して出力するDCDCコンバータ(18)と、
前記ケースの内部に配置され、前記バスの車室の内部の空気と前記冷凍サイクルの冷媒との熱交換により、空気を冷却する前記冷凍サイクルの蒸発器(24)とを備え、
前記ケースには、前記蒸発器で冷却された空気の一部を前記車室の内部に向けて流出させる空気出口(64)と、前記蒸発器で冷却された空気の他の一部であって、前記空気出口から流出する前の空気を、前記DCDCコンバータへ導いた後、前記蒸発器に流入させる空気通路(S5、70、S2、74、S4、76)とが形成されている、バス用空調装置。 - 前記ケースは、
内側に空間を形成するケース本体部(122)と、
前記ケース本体部に対して別体として構成され、前記ケースの底部のうち前記空気出口が形成された一部を構成する出口形成部(124)と、
前記蒸発器が配置される第1空間(S1)と、前記DCDCコンバータが配置される第2空間(S2)と、前記第1空間に連通するとともに前記空気出口に連通する出口側空間(S5)とが形成されるように、前記空間を仕切る本体側仕切壁(42、44)と、
前記出口側空間が前記第2空間と連通するように、前記空間を仕切る出口側仕切壁(46、48)とを有し、
前記本体側仕切壁には、前記第1空間のうち前記蒸発器の空気流れ上流側の部分と前記第2空間とを連通する連通部(74、76)が形成されるとともに、前記出口側空間と前記第2空間とを連通する連通部(70)が形成され、
前記ケース本体部の一部と前記本体側仕切壁とは一体成形品として構成され、
前記出口形成部と前記出口側仕切壁とは一体成形品として構成される、請求項1に記載のバス用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019023620A JP2020131753A (ja) | 2019-02-13 | 2019-02-13 | バス用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019023620A JP2020131753A (ja) | 2019-02-13 | 2019-02-13 | バス用空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020131753A true JP2020131753A (ja) | 2020-08-31 |
Family
ID=72277488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019023620A Pending JP2020131753A (ja) | 2019-02-13 | 2019-02-13 | バス用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020131753A (ja) |
-
2019
- 2019-02-13 JP JP2019023620A patent/JP2020131753A/ja active Pending
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