JP2020131276A - レーザーマーキング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの位置測定を簡易に行うことが可能なレーザーマーキング装置を提供する。【解決手段】レーザーマーキング装置は、対象物が載置され、第1の指標が付された載置部と、前記第1の指標を撮像し、撮像結果に基づき、前記第1の指標を含む画像を取得する撮像部と、前記画像における前記第1の指標に基づき前記載置部の位置を測定する測定部と、マーキングレーザー光によって前記対象物にレーザーマーキングを行うマーキング部と、前記測定部の測定結果に基づき前記マーキング部を制御する制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の一態様は、レーザー光を用いてマーキングを行うレーザーマーキング装置などに関する。
レーザービームを走査させることによりワークに加工を行うレーザー加工装置がある。このようなレーザー加工装置は、たとえば特許文献1などに開示されている。
特開2008−68312号公報
従来のレーザー加工装置において、レーザー光の焦点位置がワークからずれた場合、ワークに施される文字などのマーキングが不鮮明になることがある。このため、対象物の位置を予め測定し、測定結果に基づきレーザー光の焦点位置または対象物の位置の調整が行われることがある。特許文献1に記載のレーザー加工装置では、対象物の位置を測定するためのガイド用のレーザーダイオード及びポインタ用のレーザーダイオードが、マーキング用のレーザー光源とは別に設置される。しかしながら、2つのレーザーダイオードを設置するためコストが上昇し、好ましくない。ワークの位置測定を簡易に行うことが可能な技術が求められる。
本発明は、上記の課題などを解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の一の手段は、
対象物(51)が載置され、第1の指標(54a、54b、54c、54d)が付された載置部(53)と、
前記第1の指標を撮像し、撮像結果に基づき、前記第1の指標を含む画像を取得する撮像部(24)と、
前記画像における前記第1の指標に基づき前記載置部の位置を測定する測定部(31)と、
マーキングレーザー光によって前記対象物にレーザーマーキングを行うマーキング部(11)と、
前記測定部の測定結果に基づき前記マーキング部を制御する制御部(32)と、を備える、
レーザーマーキング装置である。
上記構成のレーザーマーキング装置によれば、画像に写りこんだ第1の指標に基づき載置部の位置を測定する構成とすることで、位置測定のレーザーダイオードをマーキング用のレーザー光源とは別に設置することなく載置部の位置を測定することができる。これにより、たとえば対象物のサイズについての情報などに基づき対象物の位置を取得することができる。したがって、第1の指標を載置部に付す簡易な構成で、対象物の位置を測定することができる。
上記レーザーマーキング装置において、好ましくは、
前記第1の指標は、略直線形状を有する。
上記構成のレーザーマーキング装置によれば、画像に写りこんだ第1の指標が占める画素数を小さくしながら、直線形状の第1の指標の一端の画素と他端の画素との間の画素数を大きくすることができるので、載置部の位置を高精度に効率よく測定することができる。また、簡易な形状であるため、載置部において第1の指標を付すスペースを容易に確保することができる。
上記レーザーマーキング装置において、好ましくは、
複数の前記第1の指標が、前記対象物を囲むように前記載置部に付される。
上記構成のレーザーマーキング装置によれば、たとえば載置部が移動した場合においても、複数の第1の指標のうちのいずれかが撮像部の視野に含まれる可能性を高めることができるので、載置部の位置測定が成功する可能性を高めることができる。
上記レーザーマーキング装置において、好ましくは、
前記対象物の外形データを含む外形情報を受け取る取得部(33)をさらに備え、
前記制御部は、前記外形情報及び前記測定結果に基づき前記マーキング部を制御する。
上記構成のレーザーマーキング装置によれば、たとえば、対象物が湾曲していたり、対象物が凹凸を有していたりする場合においても、載置部の位置及び外形情報に基づき、対象物の外形の位置を正確に取得することができる。これにより、対象物の外形の位置を直接測定する複雑な構成を用いることなく、対象物に対して良好なマーキングを行うことができる。
上記レーザーマーキング装置において、好ましくは、
前記画像における前記第1の指標のサイズと前記位置との対応関係を含む対応情報を保持する記憶部(34)をさらに備え、
前記測定部は、前記画像に基づき前記サイズを取得し、取得結果及び前記対応情報に基づき前記位置を測定する。
上記構成のレーザーマーキング装置によれば、たとえば、画像における第1の指標のサイズから載置部の位置を算出するための関数を対応関係として用意しておくことで、取得した第1の指標のサイズから載置部の位置を精度よく迅速に算出することができる。
上記レーザーマーキング装置において、好ましくは、
前記測定部は、前記画像に基づき前記マーキング部と前記載置部との間の距離を前記位置として測定する。
上記構成のレーザーマーキング装置によれば、マーキングレーザー光の焦点を対象物に合わせるために有用な、マーキング部と載置部との間の距離を測定する構成により、マーキングレーザー光の焦点を対象物に良好に合わせることができる。
上記レーザーマーキング装置において、好ましくは、
前記マーキング部は、前記マーキングレーザー光を透過する第1の透過部材(22a)を有し、
前記撮像部は、第2の透過部材(24a)を有し、前記第2の透過部材を介して撮像し、撮像結果に基づき前記画像を生成し、
前記画像に基づき前記第1の透過部材の汚れを検知する検知部(35)をさらに備える。
従来構成のレーザーマーキング装置では、たとえば、レンズなどの第1の透過部材を定期的に洗浄する場合、第1の透過部材の洗浄タイミングが遅れてしまったり、早くなりすぎたりすることがある。第1の透過部材の洗浄タイミングが遅れると、第1の透過部材が汚れたままマーキングが行われ、対象物におけるマーキングが不鮮明になることがある。また、第1の透過部材の洗浄タイミングが早すぎると、洗浄工程の頻度が過剰となることがある。上記構成のレーザーマーキング装置によれば、第1の透過部材及び第2の透過部材には同様の汚れが付着することとなる。そこで、生成された画像に基づき第2の透過部材の汚れを検知することで、間接的に第1の透過部材の汚れを検知することができる。これにより、第1の透過部材の汚れ具合をリアルタイムで簡易に検知することができるので、対象物に良好なマーキングを行いつつ、洗浄工程の頻度が過剰となることを抑制することができる。
上記レーザーマーキング装置において、好ましくは、
前記載置部(57)には、第2の指標(56a、56b、56c、56d)がさらに付され、
前記撮像部は、前記第1の指標及び前記第2の指標を撮像し、撮像結果に基づき、前記第1の指標及び前記第2の指標を含む前記画像を生成し、
前記検知部は、前記画像における前記第2の指標の明るさに基づき前記汚れを検知する。
上記構成のレーザーマーキング装置によれば、画像における第2の指標の明るさが、第1の透過部材の汚れ度合いと同等の汚れ度合いになる第2の透過部材の汚れ度合いに応じて減ずるので、第1の透過部材の汚れを正しく検知することができる。
図1は、本実施形態のレーザーマーキング装置の構成を示す図である。 図2は、本実施形態の3次元レーザーヘッドの構成を示す図である。 図3は、本実施形態のレーザーコントローラの構成を示す図である。 図4は、実施形態の変形例のレーザーマーキング装置の構成を示す図である。 図5は、実施形態の変形例のレーザーコントローラの構成を示す図である。 図6は、実施形態の変形例におけるレーザーマーキング装置におけるレンズ汚れ検知処理を示すフローチャートである。
本発明のレーザーマーキング装置は、対象物が載置される載置部に第1の指標が付され、撮像部によって第1の指標が撮像されて画像が取得される構成において、当該画像における第1の指標に基づき載置部の位置を測定する点を特徴の一つとしている。
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態
2.変形例
3.本実施形態の特徴
4.補足事項
<1.実施形態>
<レーザーマーキング装置1の構成例>
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態のレーザーマーキング装置の構成を示す図である。図1に示されるように、レーザーマーキング装置1は、3次元レーザーヘッド11、レーザーコントローラ12、カメラ24、ワークトレー53及び支持機構55を含んで構成される。
図1には、x軸、y軸及びz軸が示される。鉛直に平行な軸であって、重力の向きの反対側へ向いている軸を「z軸」と定義する。z軸に垂直な軸を「x軸」と定義する。また、x軸およびz軸の両方に垂直な軸を「y軸」と定義する。ここでは、x軸、y軸およびz軸は、右手系の3次元の直交座標を形成する。以下、z軸の矢印方向をz軸+側、矢印とは逆方向をz軸−側と呼ぶことがあり、その他の軸についても同様である。また、z軸+側及びz軸−側をそれぞれ上側及び下側と呼ぶことがある。
<マーキング対象物51>
マーキング対象物51は、たとえば、工場の生産ラインにおいて型式及びシリアル番号などのマーキングが施される何らかの装置の筐体などの生産物である。本実施形態では、マーキング対象物51は、円柱形を有しており、表面が湾曲している。なお、マーキング対象物51は、表面に凹凸を有していてもよい。また、マーキング対象物51は、平面状の表面を有してもよい。マーキング対象物51の表面にマーキングレーザー光が集光されることで、マーキング対象物51にマーキングが施される。
マーキング対象物51の表面が湾曲している、もしくは当該表面に凹凸が形成されている場合、または生産物の種類が頻繁に変更される場合など、3次元レーザーヘッド11とマーキングしようとするマーキング対象物51の部分(以下、目標ドットと称することがある。)との間の距離が一定とならないことがある。このような場合、レーザー光が目標ドットに集光されず、マーキングが不鮮明になることがある。本実施形態では、マーキングを行う前にマーキング対象物51の目標ドットの位置を取得し、取得結果に基づき、レーザー光が目標ドットに集光されるように調整が行われる。
<ワークトレー53>
ワークトレー53は、マーキング対象物51が載置される。本実施形態では、ワークトレー53は、3次元レーザーヘッド11と対向する載置面53aを有する板状部材であり、支持機構55によって支持される。載置面53aは、xy面と平行な面であり、x軸に平行な2辺と、y軸に平行な2辺と、を有する。載置面53aの周囲には、所定の幅を有する枠53bが設けられる。ワークトレー53の載置面53aには、所定の位置に、所定の向きでマーキング対象物51が載置される。また、ワークトレー53は、支持機構55の所定の位置において、所定の向きで支持機構55に固定される。つまり、マーキング対象物51、ワークトレー53及び支持機構55の位置関係は、定まっている。従って、たとえば、ワークトレー53の座標が定まれば、マーキング対象物51の座標及び支持機構55の座標が定まる。ワークトレー53は、本発明でいう「載置部」の一具体例である。
ワークトレー53は、位置を測定するため距離算出用ライン54a、54b、54c及び54dが付される。本実施形態では、距離算出用ライン54a、54b、54c及び54dが、マーキング対象物51を囲むようにワークトレー53に付される。以下、距離算出用ライン54a、54b、54c及び54dの各々を、距離算出用ライン54と称することがある。
詳細には、距離算出用ライン54は、略直線形状を有し、ワークトレー53の枠53bに刻印される。距離算出用ライン54aは、x軸と略平行な直線形状を有し、載置面53aに対するy軸−側に位置する。距離算出用ライン54cは、x軸と略平行な直線形状を有し、載置面53aに対するy軸+側に位置する。距離算出用ライン54bは、y軸と略平行な直線形状を有し、載置面53aに対するx軸+側に位置する。距離算出用ライン54dは、y軸と略平行な直線形状を有し、載置面53aに対するx軸−側に位置する。なお、距離算出用ライン54は、直線形状以外の形状を有してもよい。また、距離算出用ライン54は、印刷または貼付などによってワークトレー53に付されてもよい。距離算出用ライン54は、本発明でいう「第1の指標」の一具体例である。
<3次元レーザーヘッド11>
図2は、本実施形態の3次元レーザーヘッドの構成を示す図である。図2に示されるように、3次元レーザーヘッド11は、レーザー光源21、z軸ガルバノ22及びxy軸ガルバノ23を含んで構成される。3次元レーザーヘッド11は、マーキングレーザー光によってマーキング対象物51にレーザーマーキングを行う。3次元レーザーヘッド11は、本発明でいう「マーキング部」の一具体例である。
<レーザー光源21>
レーザー光源21は、マーキングレーザー光を生成して出射する。本実施形態では、レーザー光源21は、たとえば、近赤外線の高出力のパルスレーザー光であり、レーザーコントローラ12の制御に従って動作する。マーキングレーザー光が目標ドットで集光する場合、マーキングレーザー光のエネルギーが集中することで目標ドットにマーキングが施される。
<z軸ガルバノ22>
z軸ガルバノ22は、マーキングレーザー光の集光位置を光軸方向に移動させる。本実施形態では、z軸ガルバノ22は、マーキングレーザー光が透過するレンズ22aを有する。z軸ガルバノ22は、レーザーコントローラ12の制御に応じてレンズ22aを光軸方向に移動させ、レーザー光源21から受けるマーキングレーザー光の焦点位置を近づけたり遠ざけたりする。これにより、マーキングレーザー光の集光位置をz軸方向に沿って移動させることができる。レンズ22aは、本発明でいう「第1の透過部材」の一具体例である。
<xy軸ガルバノ23>
xy軸ガルバノ23は、マーキングレーザー光の集光位置を光軸と直交する方向に移動させる。本実施形態では、xy軸ガルバノ23は、互いに直交する2つの軸をそれぞれ回転軸として回転するように配置された2つのガルバノミラーを有し、レーザーコントローラ12の制御に従って2つのガルバノミラーの向きを変化させる。これにより、マーキングレーザー光の反射方向が変化し、マーキングレーザー光の集光位置をxy面内で移動させることができる。ここで、2つのガルバノミラーによって反射され、マーキング対象物51に向けてマーキングレーザー光が進む光路を、光路52と定義する。本実施形態では、光路52は、z軸と略平行である。
<カメラ24>
図1に示されるように、カメラ24は、レンズ24a及び撮像素子(図示しない)を有し、レンズ24aを介して距離算出用ライン54を撮像する。そして、カメラ24は、撮像結果に基づき、距離算出用ライン54を含む測定用画像を取得する。本実施形態では、カメラ24は、ワークトレー53に対する3次元レーザーヘッド11側に位置し、ワークトレー53に付された距離算出用ライン54をマーキングレーザー光の進行方向と異なる方向から撮像する。この際、カメラ24は、距離算出用ライン54a、54b、54c及び54dがレンズ24aによって撮像素子に結像されるように、たとえばレーザーマーキング装置1の筐体(図示しない)に固定される。撮像素子は、たとえば、照射された光を電気信号に変換する光電変換素子であり、C−MOSセンサまたはCCDなどの2次元イメージセンサである。カメラ24は、レーザーコントローラ12から撮像命令を受けて、受けた撮像命令に従って、距離算出用ライン54を撮像する。そして、カメラ24は、撮像結果に基づき測定用画像を生成し、生成した測定用画像を含む画像情報をレーザーコントローラ12へ出力する。カメラ24は、本発明でいう「撮像部」の一具体例である。レンズ24aは、本発明でいう「第2の透過部材」の一具体例である。
<レーザーコントローラ12>
図3は、本実施形態のレーザーコントローラの構成を示す図である。図3に示されるように、レーザーコントローラ12は、測定部31、制御部32、取得部33及び記憶部34を含んで構成される。レーザーコントローラ12は、3次元レーザーヘッド11、カメラ24及び支持機構55を制御するレーザーマーキング装置1の制御装置である。
<取得部33>
取得部33は、マーキング対象物51の外形データを含む外形情報を受け取る。本実施形態では、取得部33は、たとえば、CAD(Computer Aided Design)またはCG(Computer Graphics)ソフトウェアなどのモデリング専用ソフトを用いて作成されたマーキング対象物51の3次元データを含む外形情報をサーバなどから取得する。取得部33は、取得した外形情報を制御部32へ出力する。
<記憶部34>
記憶部34は、測定用画像における距離算出用ライン54のサイズとワークトレー53の位置との対応関係を含む対応情報を保持する。本実施形態では、記憶部34は、不揮発性メモリまたはハードディスクドライブなどの記憶装置である。たとえば、ワークトレー53がz軸+側またはz軸−側へ移動すると、カメラ24における距離算出用ライン54の画角が変化する。詳細には、ワークトレー53のz軸座標が変化すると、測定用画像における距離算出用ライン54のサイズも変化する。記憶部34は、測定用画像における距離算出用ライン54の一端の画素と他端の画素との間の画素数すなわちピクセル数(以下、ライン長と称することがある。)と、ワークトレー53のz軸座標と、の関係を表す関数を対応関係として含む対応情報を保持する。
具体的には、記憶部34は、たとえば、関係Ra、関係Rb、関係Rc及び関係Raをそれぞれ表す関数Fa、Fb、Fc及びFdを対応関係として含む対応情報を保持する。ここで、関係Raは、距離算出用ライン54aについてのライン長とワークトレー53のz軸座標との関係である。関係Rbは、距離算出用ライン54bについてのライン長とワークトレー53のz軸座標との関係である。関係Rcは、距離算出用ライン54cについてのライン長とワークトレー53のz軸座標との関係である。関係Rdは、距離算出用ライン54dについてのライン長とワークトレー53のz軸座標との関係Rdである。対応情報は、たとえば、レーザーマーキング装置1の工場出荷時に作成される。
なお、対応情報が関数を含む構成について説明したが、対応情報は、複数の離散的なワークトレー53のz軸座標の各々についての、ライン長とワークトレー53のz軸座標との関係を表す数表を対応関係として含む構成であってもよい。
<測定部31>
測定部31は、測定用画像における距離算出用ライン54に基づきワークトレー53の位置を測定する。本実施形態では、測定部31は、測定用画像に基づき距離算出用ライン54のサイズを取得し、取得結果及び対応情報に基づきワークトレー53の位置を測定する。本実施形態では、測定部31は、制御部32から測定命令を受けると、カメラ24へ撮像命令を出力する。測定部31は、撮像命令の応答として画像情報をカメラ24から受けると、受けた画像情報に含まれる測定用画像を分析し、測定用画像における距離算出用ライン54の一端の画素と他端の画素との間の画素数すなわちライン長を取得する。具体的には、測定部31は、距離算出用ライン54a、54b、54c及び54dについてのライン長La、Lb、Lc及びLdをそれぞれ取得する。
測定部31は、記憶部34から対応情報を取得し、対応情報に含まれる関数Fa、Fb、Fc及びFdにライン長La、Lb、Lc及びLdをそれぞれ入力することで、ワークトレー53のz軸座標を4つ算出する。測定部31は、たとえば、これら4つのz軸座標の平均値を算出する。測定部31は、たとえば、3次元レーザーヘッド11のz軸座標を保持しており、算出した平均値及び3次元レーザーヘッド11のz軸座標から3次元レーザーヘッド11とワークトレー53の載置面53aとの間の距離R1を算出し、算出した距離R1を含む距離情報を制御部32へ出力する。
<制御部32>
制御部32は、測定部31の測定結果及び外形情報に基づき3次元レーザーヘッド11を制御する。本実施形態では、制御部32は、たとえば、微小なドット状のマーキングをマーキング対象物51に対して間欠的に行う。これらのドット状のマーキングが集合して型式及びシリアル番号などのマーキングとなる。
具体的には、制御部32は、測定命令を測定部31へ出力し、測定命令の応答である距離情報を測定部31から受ける。制御部32は、受けた距離情報から距離R1を認識する。また、制御部32は、取得部33から外形情報を受けて、距離R1及び外形情報に基づき目標ドットの座標を算出する。この座標は、たとえば、3次元レーザーヘッド11を原点とし、x成分、y成分及びz成分により表される座標である。
制御部32は、算出した座標のx成分、y成分及びz成分に基づき3次元レーザーヘッド11と目標ドットとの間の距離R2を算出し、算出した距離R2に基づき3次元レーザーヘッド11のz軸ガルバノ22を制御する。また、制御部32は、算出した座標のx成分及びy成分に基づき3次元レーザーヘッド11のxy軸ガルバノ23を制御する。そして、制御部32は、マーキングレーザー光をオンする。これにより、マーキングレーザー光が目標ドットに集光し、目標ドットがマーキングされる。制御部32が他の目標ドットに対しても同様の処理を繰り返し行うことにより、型式及びシリアル番号などのマーキングがマーキング対象物51に施される。
また、たとえば、マーキング対象物51の目標ドットが3次元レーザーヘッド11のz軸方向の焦点調整可能範囲の外に位置する場合、制御部32は、支持機構55を制御し、マーキング対象物51の目標ドットが当該焦点調整可能範囲の中に位置するように支持機構55をz軸方向に移動させる。そして、制御部32は、3次元レーザーヘッド11と移動後のワークトレー53の載置面53aとの間の距離R1を測定部31に算出させ、距離R1及び外形情報に基づき目標ドットの座標を算出する。制御部32は、算出した座標のx成分、y成分及びz成分に基づき3次元レーザーヘッド11を制御する。
<2.変形例>
次に、本発明の実施形態の変形例について説明する。以下の説明では、実施形態との相違点について説明し、実施形態と共通な部分については説明を省略する。実施形態の変形例は、実施形態と比較して、3次元レーザーヘッド11におけるレンズ22aの汚れを検知する機能を有する点が異なっている。
<レーザーマーキング装置2の構成例>
図4は、実施形態の変形例のレーザーマーキング装置の構成を示す図である。図4に示されるように、実施形態の変形例のレーザーマーキング装置2は、実施形態のレーザーマーキング装置1(図1参照)と比較して、レーザーコントローラ12及びワークトレー53の代わりに、レーザーコントローラ13及びワークトレー57を含んで構成される。
<3次元レーザーヘッド11のレンズ22a>
たとえば、マーキング対象物51にマーキングを行う際、マーキング対象物51から煙または蒸気などが発生し、3次元レーザーヘッド11のz軸ガルバノ22におけるレンズ22aに汚れが付着する。レンズ22aに汚れが付着すると、マーキングレーザー光がマーキング対象物51に良好に集光されず、マーキング対象物51におけるマーキングが不鮮明になることがあり、好ましくない。また、z軸ガルバノ22におけるレンズ22aに汚れが付着する際、カメラ24のレンズ24aにも同様の汚れが付着する可能性が高い。したがって、カメラ24のレンズ24aの汚れに基づきz軸ガルバノ22のレンズ22a汚れを検知することが可能となる。
<ワークトレー57>
ワークトレー57は、3次元レーザーヘッド11におけるレンズ22aの汚れを検知するための汚れ検知用パターン56a、56b、56c及び56dがさらに付される。本実施形態では、汚れ検知用パターン56a、56b、56c及び56dは、略矩形であり、ワークトレー57の枠53bの四隅にそれぞれ刻印される。以下、汚れ検知用パターン56a、56b、56c及び56dの各々を、汚れ検知用パターン56と称することがある。なお、汚れ検知用パターン56は、矩形以外の形状を有してもよい。また、汚れ検知用パターン56は、印刷または貼付などによってワークトレー57に付されてもよい。汚れ検知用パターン56は、本発明でいう「第2の指標」の一具体例である。
<カメラ24>
カメラ24は、レーザーコントローラ13から撮像命令を受けて、受けた撮像命令に従って、レンズ24aを介して距離算出用ライン54a、54b、54c及び54dならびに汚れ検知用パターン56a、56b、56c及び56dを撮像する。そして、カメラ24は、撮像結果に基づき測定用画像を生成し、生成した測定用画像を含む画像情報をレーザーコントローラ13へ出力する。
<レーザーコントローラ13>
図5は、実施形態の変形例のレーザーコントローラの構成を示す図である。図5に示されるように、レーザーコントローラ13は、測定部31、制御部32、取得部33、記憶部34、検知部35及び報知部36を含んで構成される。
<検知部35>
検知部35は、測定用画像に基づきz軸ガルバノ22のレンズ22aの汚れを検知する。具体的には、検知部35は、測定用画像における汚れ検知用パターン56の明るさに基づき汚れを検知する。
本実施形態では、検知部35は、測定用画像を分析し、測定用画像における汚れ検知用パターン56の輝度を取得する。検知部35は、取得した輝度が所定のしきい値Th1以下である場合、カメラ24のレンズ24aが汚れていると判断する。所定のしきい値Th1は、たとえば、工場出荷時に設定される。この際、検知部35は、z軸ガルバノ22のレンズ22aもカメラ24のレンズ24aと同様に汚れていると推定し、z軸ガルバノ22のレンズ22aが汚れていると判断する。一方、検知部35は、取得した輝度が所定のしきい値Th1より大きい場合、カメラ24のレンズ24aが汚れていないと判断する。この際、検知部35は、z軸ガルバノ22のレンズ22aもカメラ24のレンズ24aと同様に汚れていないと推定し、z軸ガルバノ22のレンズ22aが汚れていないと判断する。
<動作例>
次に、実施形態の変形例のレーザーマーキング装置における汚れレンズ検知処理について、図6を参照しながら説明する。図6は、実施形態の変形例におけるレーザーマーキング装置におけるレンズ汚れ検知処理を示すフローチャートである。
<S100>
図4〜図6に示されるように、たとえば、ユーザは、マーキング対象物51をワークトレー57における所定の位置に配置し、レーザーマーキング装置2を動作させる。レーザーマーキング装置2が動作を開始すると、制御部32は、測定命令を測定部31へ出力する(S100)。
<S102>
次に、測定部31は、制御部32から測定命令を受けると、カメラ24へ撮像命令を出力する。カメラ24は、測定部31から撮像命令を受けると、レンズ24aを介して距離算出用ライン54a、54b、54c及び54dならびに汚れ検知用パターン56a、56b、56c及び56dを撮像する。そして、カメラ24は、撮像結果に基づき測定用画像を生成し、生成した測定用画像を含む画像情報を測定部31へ出力する(S102)。
<S104>
次に、測定部31は、画像情報をカメラ24から受けると、受けた画像情報に含まれる測定用画像を分析するとともに、画像情報を検知部35へ出力する。検知部35は、測定部31から測定用画像を受けると、測定用画像を分析し、測定用画像における汚れ検知用パターン56の輝度を取得する(S104)。
<S106>
次に、検知部35は、取得した輝度が所定のしきい値Th1以下であるか否かを確認する(S106)。
<S108>
次に、検知部35は、取得した輝度が所定のしきい値Th1以下である場合(S106でYES)、z軸ガルバノ22のレンズ22aが汚れていると判断し、判断結果を含む判断情報を報知部36及び制御部32へ出力する(S108)。
<S110>
次に、報知部36は、検知部35から判断情報を受けると、受けた判断情報からz軸ガルバノ22のレンズ22aが汚れていることを認識し、z軸ガルバノ22のレンズ22aのクリーニング時期であることをユーザへ報知する。具体的には、報知部36は、たとえば、ディスプレイでの表示または報知用のランプの点灯などにより、z軸ガルバノ22のレンズ22aのクリーニング時期であることをユーザに報知する。また、制御部32は、検知部35から判断情報を受けると、受けた判断情報からz軸ガルバノ22のレンズ22aが汚れていることを認識し、3次元レーザーヘッド11に対する制御を行わずに測定命令を測定部31へ出力する(S110)。
<S102>
次に、測定部31は、制御部32から測定命令を受けると、カメラ24へ撮像命令を出力する。カメラ24は、測定部31から撮像命令を受けると、レンズ24aを介して距離算出用ライン54a、54b、54c及び54dならびに汚れ検知用パターン56a、56b、56c及び56dを撮像する。そして、カメラ24は、撮像結果に基づき測定用画像を生成し、生成した測定用画像を含む画像情報を測定部31へ出力する(S102)。
<S112>
一方、検知部35は、取得した輝度が所定のしきい値Th1より大きい場合(S106でNO)、z軸ガルバノ22のレンズ22aが汚れていないと判断し、判断結果を含む判断情報を報知部36及び制御部32へ出力する(S112)。
<S114>
次に、報知部36は、検知部35から判断情報を受けると、受けた判断情報からz軸ガルバノ22のレンズ22aが汚れていないことを認識し、ユーザへの報知を停止する。また、制御部32は、検知部35から判断情報を受けると、受けた判断情報からz軸ガルバノ22のレンズ22aが汚れていないことを認識し、3次元レーザーヘッド11を制御してマーキング対象物51に対するマーキング処理を行う(S114)。
<S116>
次に、制御部32によって3次元レーザーヘッド11の制御が完了すると、レーザーマーキング装置2におけるレンズ汚れ検知処理が終了する(S116)。
<3.本実施形態の特徴>
上記構成のレーザーマーキング装置によれば、測定用画像に写りこんだ距離算出用ライン54に基づきワークトレー53の位置を測定する構成とすることで、位置測定のレーザーダイオードを3次元レーザーヘッド11のレーザー光源21とは別に設置することなくワークトレー53の位置を測定することができる。これにより、たとえばマーキング対象物51のサイズについての外形情報などに基づきマーキング対象物51の位置を取得することができる。したがって、距離算出用ライン54をワークトレー53に付す簡易な構成で、マーキング対象物51の位置を測定することができる。
また、上記構成のレーザーマーキング装置では、距離算出用ライン54が、略直線形状を有するため、測定用画像に写りこんだ距離算出用ライン54が占める画素数を小さくしながら、直線形状の距離算出用ライン54の一端の画素と他端の画素との間の画素数を大きくすることができるので、ワークトレー53の位置を高精度に効率よく測定することができる。また、簡易な形状であるため、ワークトレー53において距離算出用ライン54を付すスペースを容易に確保することができる。
また、上記構成のレーザーマーキング装置では、距離算出用ライン54a、54b、54c及び54dが、マーキング対象物51を囲むようにワークトレー53に付されるため、たとえばワークトレー53が移動した場合においても、距離算出用ライン54a、54b、54c及び54dのうちのいずれかがカメラ24の視野に含まれる可能性を高めることができる。これにより、ワークトレー53の位置測定が成功する可能性を高めることができる。
また、上記構成のレーザーマーキング装置では、取得部33が、マーキング対象物51の外形データを含む外形情報を受け取り、制御部32が、外形情報及び測定部31の測定結果に基づき3次元レーザーヘッド11を制御する。これにより、マーキング対象物51が湾曲していたり、マーキング対象物51が凹凸を有していたりする場合においても、ワークトレー53の位置及び外形情報に基づき、マーキング対象物51の外形の位置を正確に取得することができる。これにより、マーキング対象物51の外形の位置を直接測定する複雑な構成を用いることなく、マーキング対象物51に対して良好なマーキングを行うことができる。
また、上記構成のレーザーマーキング装置では、記憶部34が、測定用画像における距離算出用ライン54のサイズとワークトレー53の位置との対応関係を含む対応情報を保持する。そして、測定部31が、測定用画像に基づき当該サイズを取得し、取得結果及び対応情報に基づきワークトレー53の位置を測定する。これにより、測定用画像における距離算出用ライン54のサイズからワークトレー53の位置を算出するための関数Fa、Fb、Fc及びFdを対応関係として用意しておくことで、取得した距離算出用ライン54のサイズからワークトレー53の位置を精度よく迅速に算出することができる。
また、上記構成のレーザーマーキング装置では、測定部31が、測定用画像に基づき3次元レーザーヘッド11と測定部31との間の距離R1をワークトレー53の位置として測定する。これにより、マーキングレーザー光の焦点をマーキング対象物51に合わせるために有用な距離R1を測定し、マーキングレーザー光の焦点をマーキング対象物51に良好に合わせることができる。
従来構成のレーザーマーキング装置では、たとえば、マーキングレーザー光を透過するレンズ22aを定期的に洗浄する場合、レンズ22aの洗浄タイミングが遅れてしまったり、早くなりすぎたりすることがある。レンズ22aの洗浄タイミングが遅れると、レンズ22aが汚れたままマーキングが行われ、マーキング対象物51におけるマーキングが不鮮明になることがある。また、レンズ22aの洗浄タイミングが早すぎると、洗浄工程の頻度が過剰となることがある。上記の変形例のレーザーマーキング装置では、3次元レーザーヘッド11が、レンズ22aを有し、カメラ24が、レンズ24aを介して撮像し、撮像結果に基づき測定用画像を生成する。そして、検知部35が、測定用画像に基づきレンズ22aの汚れを検知する。レンズ22a及びレンズ24aには同様の汚れが付着することとなるので、このように、レンズ24aを介して撮像する構成により、生成された測定用画像に基づきレンズ24aの汚れを検知することで、間接的にレンズ22aの汚れを検知することができる。これにより、レンズ22aの汚れ具合をリアルタイムで簡易に検知することができるので、マーキング対象物51に良好なマーキングを行いつつ、洗浄工程の頻度が過剰となることを抑制することができる。
また、上記の変形例のレーザーマーキング装置では、ワークトレー57には、汚れ検知用パターン56がさらに付され、カメラ24が、距離算出用ライン54及び汚れ検知用パターン56を撮像し、撮像結果に基づき、距離算出用ライン54及び汚れ検知用パターン56を含む測定用画像を生成する。そして、検知部35が、測定用画像における汚れ検知用パターン56の明るさに基づきレンズ22aの汚れを検知する。これにより、測定用画像における汚れ検知用パターン56の明るさが、レンズ22aの汚れ度合いと同等の汚れ度合いになるレンズ24aの汚れ度合いに応じて減ずるので、レンズ22aの汚れを正しく検知することができる。
<4.補足事項>
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明では、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
本実施形態のレーザーマーキング装置では、距離算出用ライン54a、54b、54c及び54dがワークトレー53に付される構成について説明したが、3つ以下または5つ以上の距離算出用ライン54がワークトレー53に付される構成であってもよい。
また、本実施形態のレーザーマーキング装置では、距離算出用ライン54すなわち第1の指標が、略直線形状を有する構成について説明したが、第1の指標は、他の形状を有する構成であってもよい。たとえば、第1の指標が、離れて位置する2つのドットである場合、測定用画像における、一方のドットに含まれる画素と他方のドットに含まれる画素との間の画素数に基づき、ワークトレー53の位置を測定することが可能である。
また、実施形態の変形例のレーザーマーキング装置では、検知部35が、測定用画像における汚れ検知用パターン56に基づきレンズ22aの汚れを検知する構成について説明したが、検知部35は、測定用画像における他の物体に基づきレンズ22aの汚れを検知する構成であってもよい。具体的には、検知部35は、測定用画像におけるワークトレー53の所定部分、たとえば枠53bの一部の明るさに基づきレンズ22aの汚れを検知する構成であってもよい。
また、実施形態の変形例のレーザーマーキング装置では、3次元レーザーヘッド11におけるz軸ガルバノ22のレンズ22aの汚れを検知する構成について説明したが、汚れの検知対象が、他の透過部材である構成であってもよい。具体的には、たとえば、内部を汚染から保護するための保護ガラスが3次元レーザーヘッド11に設けられ、マーキングレーザー光が保護ガラスを透過してマーキング対象物51に照射される場合、検知部35は、測定用画像に基づき当該保護ガラスの汚れを検知することが可能である。
本発明のレーザーマーキング装置は、たとえば、表面に凹凸がある対象物のマーキングに好適に適用される。
1、2…レーザーマーキング装置
11…3次元レーザーヘッド
12、13…レーザーコントローラ
21…レーザー光源
22…z軸ガルバノ
22a…レンズ
23…xy軸ガルバノ
24…カメラ
24a…レンズ
31…測定部
32…制御部
33…取得部
34…記憶部
35…検知部
36…報知部
51…マーキング対象物
52…光路
53…ワークトレー
53a…載置面
53b…枠
54a、54b、54c、54d…距離算出用ライン
55…支持機構
56a、56b、56c、56d…汚れ検知用パターン
57…ワークトレー

Claims (8)

  1. 対象物が載置され、第1の指標が付された載置部と、
    前記第1の指標を撮像し、撮像結果に基づき、前記第1の指標を含む画像を取得する撮像部と、
    前記画像における前記第1の指標に基づき前記載置部の位置を測定する測定部と、
    マーキングレーザー光によって前記対象物にレーザーマーキングを行うマーキング部と、
    前記測定部の測定結果に基づき前記マーキング部を制御する制御部と、を備える、
    レーザーマーキング装置。
  2. 前記第1の指標は、略直線形状を有する、
    請求項1に記載のレーザーマーキング装置。
  3. 複数の前記第1の指標が、前記対象物を囲むように前記載置部に付される、
    請求項2に記載のレーザーマーキング装置。
  4. 前記対象物の外形データを含む外形情報を受け取る取得部をさらに備え、
    前記制御部は、前記外形情報及び前記測定結果に基づき前記マーキング部を制御する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレーザーマーキング装置。
  5. 前記画像における前記第1の指標のサイズと前記位置との対応関係を含む対応情報を保持する記憶部をさらに備え、
    前記測定部は、前記画像に基づき前記サイズを取得し、取得結果及び前記対応情報に基づき前記位置を測定する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のレーザーマーキング装置。
  6. 前記測定部は、前記画像に基づき前記マーキング部と前記載置部との間の距離を前記位置として測定する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のレーザーマーキング装置。
  7. 前記マーキング部は、前記マーキングレーザー光を透過する第1の透過部材を有し、
    前記撮像部は、第2の透過部材を有し、前記第2の透過部材を介して撮像し、撮像結果に基づき前記画像を生成し、
    前記画像に基づき前記第1の透過部材の汚れを検知する検知部をさらに備える、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のレーザーマーキング装置。
  8. 前記載置部には、第2の指標がさらに付され、
    前記撮像部は、前記第1の指標及び前記第2の指標を撮像し、撮像結果に基づき、前記第1の指標及び前記第2の指標を含む前記画像を生成し、
    前記検知部は、前記画像における前記第2の指標の明るさに基づき前記汚れを検知する、
    請求項7に記載のレーザーマーキング装置。
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