JP2020130723A - 携帯型水素ガス吸引装置 - Google Patents

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【課題】容易に水素ガスを吸引することができる携帯型水素ガス吸引装置を提供する。【解決手段】放出部2を有する携帯型水素ガス貯蔵容器1と、吸引パイプ5とを備え、放出部2が、吸引パイプ5と嵌合される第1連結部12を有するケーシング11と、基端側がケーシング11内に配設されると共に先端が露出する水素ガス放出ノズル13と、水素ガス放出ノズル13の基端側のノズル口を封止可能なバルブ14とを有し、吸引パイプ5が、第1連結部12と嵌合される第2連結部22を有する連結管21と、第1連結部12及び第2連結部22の嵌合状態で水素ガス放出ノズル13と先端同士が突き合わされ、水素ガス放出ノズル13を押圧可能な水素ガス吸引ノズル24とを有し、第1連結部12及び第2連結部22の嵌合状態で水素ガス放出ノズル13が基端側に押圧されることで携帯型水素ガス貯蔵容器1と連結管21とが連通する、携帯型水素ガス吸引装置。【選択図】図4

Description

本発明は、携帯型水素ガス吸引装置に関する。
水素は、体内に取り込まれると還元力によって体内の活性酸素を除去することができ、アンチエイジング効果があるといわれている。
今日、予め水素ガスを水に溶解した水素水を飲むことで水素を体内に取り込む方法が普及している。しかしながら、水に溶解した水素ガスは脱気しやすい。そのため、この方法によると、水素水を飲む前に水素ガスの脱気が進行し、十分な水素を摂取できないおそれがある。
このような観点から、水素ガスを直接吸引する方法が提案されている。水素ガスを直接吸引可能な装置として、水素ガス吸引パイプ(特開2017−23664号公報参照)が発案されている。
特開2017−23664号公報
上記公報に記載の水素ガス吸引パイプは、水素発生器で電気分解によって生成され、この水素発生器の水素ガス供給ノズルから排出された水素ガスを吸引可能に構成されている。
しかしながら、上記公報に記載の構成によると、水素ガスを吸引しようとする場合、水素発生器で電気分解を行い水素ガスを発生させることを要する。そのため、この公報に記載の構成によると、装置全体が大掛かりなものとなると共に、所望の際に手軽に水素ガスを吸引することが困難である。
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、所望の際に容易に水素ガスを吸引することができる携帯型水素ガス吸引装置の提供を課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明に係る携帯型水素ガス吸引装置は、内部に水素ガスが貯蔵され、この水素ガスを放出可能な放出部を有する携帯型水素ガス貯蔵容器と、上記放出部と着脱可能に連結され、上記放出部から放出される水素ガスを吐出可能な吸引パイプとを備え、上記放出部が、上記吸引パイプと嵌合される第1連結部を有するケーシングと、基端側が上記ケーシング内に配設されると共に先端が露出する水素ガス放出ノズルと、上記水素ガス放出ノズルの基端側のノズル口を封止可能なバルブとを有し、上記吸引パイプが、上記第1連結部と嵌合される第2連結部を有する連結管と、上記第1連結部及び第2連結部の嵌合状態で上記水素ガス放出ノズルと先端同士が突き合わされ、上記水素ガス放出ノズルを押圧可能な水素ガス吸引ノズルとを有し、上記第1連結部及び第2連結部の嵌合状態で上記水素ガス放出ノズルが基端側に押圧されることで上記携帯型水素ガス貯蔵容器と連結管とが連通する。
当該携帯型水素ガス吸引装置は、携帯型水素ガス貯蔵容器の放出部と吸引パイプの連結管とが着脱可能に構成されている。また、この放出部と連結管とは、第1連結部と第2連結部とが嵌合することで連通可能に構成されている。そのため、当該携帯型水素ガス吸引装置は、例えば上記携帯型水素ガス貯蔵容器と吸引パイプとを別個に保持し、水素ガスを吸引したい場合に両者を連結することで容易に水素ガスを吸引することができる。従って、当該携帯型水素ガス吸引装置は、所望の際に容易に水素ガスを吸引することができる。
上記吸引パイプが、水素ガスの流路を開閉可能なバルブ機構を有するとよい。このように、上記吸引パイプが、水素ガスの流路を開閉可能なバルブ機構を有することによって、例えば上記携帯型水素ガス貯蔵容器と吸引パイプとを連結状態で保持し、水素ガスを吸引したい場合に水素ガスの流路を開にするよう上記バルブ機構を操作することで容易かつ迅速に水素ガスを吸引することができる。
上記吸引パイプが、上記バルブ機構として、上記連結管に摺動可能に外嵌する摺動管と、上記摺動管を軸方向の一方側に付勢するバネ部材と、上記バネ部材に付勢された状態で水素ガスの流路を封止するシール部材とを有するとよい。このように、上記吸引パイプが、上記バルブ機構として、上記連結管に摺動可能に外嵌する摺動管と、上記摺動管を軸方向の一方側に付勢するバネ部材と、上記バネ部材に付勢された状態で水素ガスの流路を封止するシール部材とを有することによって、上記摺動管を連結管に対して摺動させることで容易かつ迅速に水素ガスを吸引することができる。
上記吸引パイプが、水素ガスの流路に形成され、香料及び吸着剤の少なくとも一方を収容可能な収容室を有するとよい。このように、上記吸引パイプが、水素ガスの流路に形成され、香料及び吸着剤の少なくとも一方を収容可能な収容室を有することによって、使用者により快適に水素ガスを吸引させることができる。
本発明に係る携帯型水素ガス吸引装置によると、所望の際に容易に水素ガスを吸引することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯型水素ガス吸引装置を示す模式的斜視図である。 図2は、図1の携帯型水素ガス吸引装置の携帯型水素ガス貯蔵容器と吸引パイプとを取り外した状態を示す模式的斜視図である。 図3は、図2の携帯型水素ガス吸引装置の模式的B−B線一部断面図である。 図4は、図1の携帯型水素ガス吸引装置の模式的A−A線一部断面図である。 図5は、図4の携帯型水素ガス貯蔵容器と吸引パイプとの連結状態から摺動管をバネ部材の付勢に抗して摺動させた状態を示す模式的断面図である。
以下、図1〜図5を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳説する。
[携帯型水素ガス吸引装置]
図1〜図5に示すように、当該携帯型水素ガス吸引装置は、内部に水素ガスが貯蔵され、この水素ガスを放出可能な放出部2を有する携帯型水素ガス貯蔵容器1と、放出部2と着脱可能に連結され、放出部2から放出される水素ガスを吐出可能な吸引パイプ5とを備える。当該携帯型水素ガス吸引装置は、携帯型水素ガス貯蔵容器1から放出される水素ガスを吸引パイプ5から加圧排出可能に構成される。当該携帯型水素ガス吸引装置は、携帯型水素ガス貯蔵容器1から放出される水素ガスを吸引パイプ5を介して吸引可能に構成されている。使用者は、吸引パイプ5を口にくわえて水素ガスを吸引してもよく、吸引パイプ5を口から離した状態で水素ガスを吸引してもよい。
(携帯型水素ガス貯蔵容器)
携帯型水素ガス貯蔵容器1は、放出部2と、放出部2に連結される容器本体3と、容器本体3の外面を被覆する被覆部材4とを有する。携帯型水素ガス貯蔵容器1は、例えば衣類のポケットに収納可能な程度のサイズに形成される。
〈容器本体〉
容器本体3は、例えばアルミ、ステンレス等の金属製である。図3〜図5に示すように、容器本体3は、有底筒状の胴部3aと、胴部3aの開口側の端部から連続する筒状の縮径部3bと、縮径部3bから連続する筒状の口部3cとを有する。口部3cには、ネジ等によって放出部2が連結固定されている。
容器本体3の軸方向長さの下限としては、5cmが好ましく、7cmがより好ましい。一方、容器本体3の軸方向長さの上限としては、15cmが好ましく、9cmがより好ましい。上記軸方向長さが上記下限より小さいと、水素ガスの貯蔵量が不十分となるおそれや、携帯型水素ガス貯蔵容器1の取扱性が低下するおそれがある。逆に、上記軸方向長さが上記上限を超えると、携帯型水素ガス貯蔵容器1を衣類のポケット等に収納し難くなり、携帯性が不十分となるおそれがある。
容器本体3の容積の下限としては、5cmが好ましく、7cmがより好ましい。一方、容器本体3の容積の上限としては、15cmが好ましく、10cmがより好ましい。上記容積が上記下限に満たないと、水素ガスの貯蔵量が不十分となるおそれがある。逆に、上記容積が上記上限を超えると、携帯型水素ガス貯蔵容器1のサイズが大きくなり、携帯性が不十分となるおそれがある。
容器本体3には水素ガスが貯蔵される。例えば容器本体3には水素吸蔵合金が内蔵され、この水素吸蔵合金に吸蔵させることで水素ガスが貯蔵される。また、容器本体3に水素吸蔵合金が内蔵されない場合であれば、容器本体3には、例えば圧縮水素ガスが貯蔵される。容器本体3は、別途用意される水素ガス充填器(不図示)によって内部に水素ガスを充填可能に構成されている。
〈放出部〉
放出部2は、図3〜図5に示すように、吸引パイプ5と嵌合される第1連結部12を有するケーシング11と、基端側がケーシング11内に配設されると共に先端が露出する水素ガス放出ノズル13と、水素ガス放出ノズル13の基端側のノズル口を封止可能なバルブ14とを有する。ケーシング11は、筒状であり、軸方向に貫通孔を有する。ケーシング11の貫通孔には水素ガス放出ノズル13及びバルブ14が軸方向に沿って配設されている。ケーシング11及び水素ガス放出ノズル13は、いずれも金属等の剛性部材によって形成されている。水素ガス放出ノズル13は直管状である。水素ガス放出ノズル13の中心軸と容器本体3の中心軸とは一致する。また、放出部2は、水素ガス放出ノズル13及びバルブ14を水素ガス放出ノズル13の先端側に付勢するバネ部材(第1バネ部材15)と、第1バネ部材15の基端側において口部3c内に配設されるフィルター16とを有する。第1バネ部材15及びフィルター16は上記貫通孔に配設される。
放出部2は、図3に示すように、水素ガス放出ノズル13及びバルブ14が第1バネ部材15によって付勢された状態ではバルブ14が水素ガス放出ノズル13のノズル口に設けられるシール部材17と当接することで水素ガス放出ノズル13内の空間と容器本体3内の空間とが遮断されている。一方、図4及び図5に示すように、放出部2は、水素ガス放出ノズル13が基端側に押圧されると、水素ガス放出ノズル13と共にバルブ14が基端側に移動することで、バルブ14とシール部材17との間に隙間が形成され、この隙間を介して水素ガス放出ノズル13内の空間と容器本体3内の空間とが連通するよう構成されている。
フィルター16は、複数の微細孔を有している。容器本体3に水素吸蔵合金が内蔵される場合、これらの微細孔の孔径は、水素吸蔵合金の粒径より小さく形成されている。これにより、携帯型水素ガス貯蔵容器1は、水素吸蔵合金の容器本体3外への流出が防止される。
第1連結部12は携帯型水素ガス貯蔵容器1の軸方向の最先端に設けられている。第1連結部12は筒状であり、より詳しくは円筒状である。第1連結部12の外径は、ケーシング11の第1連結部12よりも基端側の外径よりも小さい。第1連結部12の中心軸は、水素ガス放出ノズル13及び容器本体3の中心軸と一致している。
第1連結部12の外周面には防滑用のOリング18が設けられている。具体的には、第1連結部12の外周面には、周方向に2つの凹部が形成されており、これらの凹部に一対のOリング18が嵌合されている。一対のOリング18の外面は、第1連結部12の外周面(凹部以外の外部に露出した外周面)よりも外面側に隆起している。一対のOリング18は、シリコーン等の合成樹脂製であり、適度な柔軟性を有している。第1連結部12の内周面には雌ネジ19が設けられている。
水素ガス放出ノズル13の先端は第1連結部12内、より詳しくは第1連結部12の内部空間に突出している。つまり、水素ガス放出ノズル13の先端は、第1連結部12内に位置している。
(吸引パイプ)
吸引パイプ5は、第1連結部12と嵌合される第2連結部22を有する連結管21と、連結管21と接続され、連結管21を通過した水素ガスを吐出可能な吐出管23と、第1連結部12及び第2連結部22の嵌合状態で水素ガス放出ノズル13と先端同士が突き合わされ、水素ガス放出ノズル13を押圧可能な水素ガス吸引ノズル24とを有する。連結管21及び吐出管23は筒状であり、軸方向に貫通孔を有する。連結管21及び吐出管23の貫通孔は連通しており、水素ガスの流路を形成している。連結管21及び水素ガス吸引ノズル24は、いずれも金属等の剛性部材によって形成されている。
吸引パイプ5の軸方向長さの下限としては、4cmが好ましく、5cmがより好ましい。一方、吸引パイプ5の軸方向長さの上限としては、15cmが好ましく、10cmがより好ましい。上記軸方向長さが上記下限より小さいと、水素ガスの吸引を容易に行うことができないおそれがある。逆に、上記軸方向長さが上記上限を超えると、携帯性が不十分となるおそれがある。
第2連結部22は、連結管21の先端側(放出部2と接続される端部側)に設けられている。第2連結部22は第1連結部12に内嵌可能な筒状である。水素ガス吸引ノズル24は、第2連結部22の先端部から突出するよう設けられている。
第2連結部22の外周面には第1連結部12の内周面に形成される雌ネジ19と螺合可能な雄ネジ25が設けられている。当該携帯型水素ガス吸引装置1は、第1連結部12の内周面に雌ネジ19が設けられ、第2連結部22の外周面に雌ネジ19と螺合可能な雄ネジ25が設けられることによって、第1連結部12及び第2連結部22を容易かつ確実に嵌合固定することができ、放出部2と連結管21との連結部分から水素ガスが漏れるのを容易かつ確実に防止することができる。
当該携帯型水素ガス吸引装置は、第1連結部12及び第2連結部22の嵌合状態で水素ガス放出ノズル13が基端側に押圧されることで携帯型水素ガス貯蔵容器1と連結管21とが連通する。上述のように、当該携帯型水素ガス吸引装置は、水素ガス吸引ノズル24の先端が第2連結部22の先端部から突出し、水素ガス放出ノズル13の先端が第1連結部12内に突出している。そのため、当該携帯型水素ガス吸引装置は、第1連結部12と第2連結部22とを嵌合することで水素ガス放出ノズル13及び水素ガス吸引ノズル24の先端同士を容易かつ確実に突き合わせることができる。
吸引パイプ5は、水素ガスの流路を開閉可能なバルブ機構31を有する。当該携帯型水素ガス吸引装置は、上述のように、第1連結部12及び第2連結部22の嵌合状態で携帯型水素ガス貯蔵容器1と連結管21とが連通する。そのため、当該携帯型水素ガス吸引装置は、バルブ機構31を有することで、例えば携帯型水素ガス貯蔵容器1と吸引パイプ5とを常時連結しておき、水素ガスを吸引したい場合に水素ガスの流路を開にするようバルブ機構31を操作することで容易かつ迅速に水素ガスを吸引することができる。
吸引パイプ5は、バルブ機構31として、連結管21に摺動可能に外嵌される摺動管32と、摺動管32を軸方向(摺動方向)の一方側に付勢するバネ部材(第2バネ部材33)と、第2バネ部材33に付勢された状態で水素ガスの流路を封止するシール部材34とを有する。
バルブ機構31による水素ガスの流路の開閉機構について説明する。連結管21に形成される上述の貫通孔は、水素ガス吸引ノズル24の先端側から一定の位置まで延びる小径の第1部分26aと、この第1部分26aから連続し、第1部分26aよりも大径の第2部分26bとを有している。図4に示すように、シール部材34は、第2部分26b内に配置され、第1部分26aを封止するよう第2バネ部材33によって摺動管32と共に水素ガス吸引ノズル24の先端側(放出部2との連結側)に付勢されている。これにより、連結管21内の水素ガスの流路は、第2バネ部材33による付勢状態ではシール部材34によって遮断されている。一方、図5に示すように、摺動管32を第2バネ部材33の付勢に抗して摺動させると、シール部材34による封止状態が解除され、連結管21内の水素ガスの流路が解放される。
当該携帯型水素ガス吸引装置は、バルブ機構31として、連結管21に摺動可能に外嵌する摺動管32と、摺動管32を軸方向の一方側に付勢する第2バネ部材33と、第2バネ部材33に付勢された状態で水素ガスの流路を封止するシール部材34とを有することによって、摺動管32を連結管21に対して摺動させることで容易かつ迅速に水素ガスを吸引することができる。
吐出管23は、例えば合成樹脂を主成分として形成される。吐出管23は、例えば螺合、嵌め込み等によって連結管21と着脱可能に構成されている。吐出管23の連結管21との連結側と反対側の端部は、使用者が水素ガスを吸引するための水素ガス吸引部35として構成されている。
吐出管23は、水素ガスの流路に形成され、香料及び吸着剤の少なくとも一方を収容可能な収容室36を有する。収容室36は、例えば円筒状の胴部と、この胴部の両端開口に設けられるフィルター部とを有する。上記フィルター部は、複数の微細孔を有している。これにより、収容室36は、香料及び吸着剤の少なくとも一方を収容可能であると共に、胴部の軸方向に水素ガスを通過させることができる。当該携帯型水素ガス吸引装置は、収容室36を有することで、例えば水素ガスに風味を加えることができ、使用者に水素ガスをより快適に吸引させることができる。
<利点>
当該携帯型水素ガス吸引装置は、携帯型水素ガス貯蔵容器1の放出部2と吸引パイプ5の連結管21とが着脱可能に構成されている。また、この放出部2と連結管21とは、第1連結部12と第2連結部22とが嵌合することで連通可能に構成されている。そのため、当該携帯型水素ガス吸引装置は、例えば携帯型水素ガス貯蔵容器1と吸引パイプ5とを別個に保持し、水素ガスを吸引したい場合に両者を連結することで容易に水素ガスを吸引することができる。従って、当該携帯型水素ガス吸引装置は、所望の際に容易に水素ガスを吸引することができる。
当該携帯型水素ガス吸引装置は、携帯型水素ガス貯蔵容器1と吸引パイプ5とが直接連結されるので装置全体をコンパクトに構成することができ、携帯性に優れる。
[その他の実施形態]
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば吸引パイプは、上述のバルブ機構を有していなくてもよい。また、当該携帯型水素ガス吸引装置は、上記吸引パイプがバルブ機構を有する場合でも、このバルブ機構の具体的構成は上述の実施形態の構成に限定されるものではない。上記バルブ機構は、例えば上述の第2バネ部材による付勢に代えて、上述の連結管の外周面に雄ネジ部が形成され、かつ上述の摺動管の内周面に雌ネジ部が形成される構成を採用することも可能である。この構成によると、摺動管を連結管の周方向に回転させることでこの摺動管をシール部材と共に連結管の軸方向に移動させることができる。
当該携帯型水素ガス吸引装置は、上記吐出管に代えて又は吐出管と共に連結管が上述の収容室を有していてもよい。また、当該携帯型水素ガス吸引装置は、吸引パイプが収容室を有しない構成とすることも可能である。
以上のように、本発明に係る携帯型水素ガス吸引装置は、所望の際に水素ガスを吸引可能な携帯型装置として適している。
1 携帯型水素ガス貯蔵容器
2 放出部
3 容器本体
3a 胴部
3b 縮径部
3c 口部
4 被覆部材
5 吸引パイプ
11 ケーシング
12 第1連結部
13 水素ガス放出ノズル
14 バルブ
15 第1バネ部材
16 フィルター
17 シール部材
18 Oリング
19 雌ネジ
21 連結管
22 第2連結部
23 吐出管
24 水素ガス吸引ノズル
25 雄ネジ
26a 第1部分
26b 第2部分
31 バルブ機構
32 摺動管
33 第2バネ部材
34 シール部材
35 水素ガス吸引部
36 収容室

Claims (4)

  1. 内部に水素ガスが貯蔵され、この水素ガスを放出可能な放出部を有する携帯型水素ガス貯蔵容器と、
    上記放出部と着脱可能に連結され、上記放出部から放出される水素ガスを吐出可能な吸引パイプと
    を備え、
    上記放出部が、上記吸引パイプと嵌合される第1連結部を有するケーシングと、基端側が上記ケーシング内に配設されると共に先端が露出する水素ガス放出ノズルと、上記水素ガス放出ノズルの基端側のノズル口を封止可能なバルブとを有し、
    上記吸引パイプが、上記第1連結部と嵌合される第2連結部を有する連結管と、上記第1連結部及び第2連結部の嵌合状態で上記水素ガス放出ノズルと先端同士が突き合わされ、上記水素ガス放出ノズルを押圧可能な水素ガス吸引ノズルとを有し、
    上記第1連結部及び第2連結部の嵌合状態で上記水素ガス放出ノズルが基端側に押圧されることで上記携帯型水素ガス貯蔵容器と連結管とが連通する携帯型水素ガス吸引装置。
  2. 上記吸引パイプが、水素ガスの流路を開閉可能なバルブ機構を有する請求項1に記載の携帯型水素ガス吸引装置。
  3. 上記吸引パイプが、上記バルブ機構として、上記連結管に摺動可能に外嵌する摺動管と、上記摺動管を軸方向の一方側に付勢するバネ部材と、上記バネ部材に付勢された状態で水素ガスの流路を封止するシール部材とを有する請求項2に記載の携帯型水素ガス吸引装置。
  4. 上記吸引パイプが、水素ガスの流路に形成され、香料及び吸着剤の少なくとも一方を収容可能な収容室を有する請求項1、請求項2又は請求項3に記載の携帯型水素ガス吸引装置。
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