JP2020128922A - 車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ中心点検出装置、ヘッドランプ正対装置、ヘッドランプ中心点検出方法、及び、ヘッドランプ正対方法 - Google Patents
車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ中心点検出装置、ヘッドランプ正対装置、ヘッドランプ中心点検出方法、及び、ヘッドランプ正対方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】正確にヘッドランプ中心点を演算可能な、車両用ヘッドライトテスターの中心点検出装置を提供する。【解決手段】ヘッドライト受光部を上下左右のうち所望の方向に移動させる移動手段16,17と、表示装置5と、演算記憶処理装置6とよりなり、演算記憶処理装置に、ヘッドライト受光部を移動手段により所望の方向に移動させる移動制御部6c,6dと、異なる位置におけるヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、ヘッドライト受光部の正対用カメラ15により検出するヘッドランプ映像取得部6bと、検出した複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像を選択し、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドランプ映像と認識する適正映像認識部18cと、適正ヘッドランプ映像を基にヘッドランプ中心点を演算する中心点演算部6eとを設けた。【選択図】図1
Description
本発明は車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ中心点検出装置、ヘッドランプ正対装置、ヘッドランプ中心点検出方法、及び、ヘッドランプ正対方法に関するものである。
車両のヘッドランプの走行灯やすれ違い灯の配光を測定するためには、車両用ヘッドライトテスターが用いられる。そして、測定の際には、前記車両用ヘッドライトテスターのモニタ(表示装置)に表示された、測定される車両(被測定車両)のヘッドランプの中心が、前記モニタの中心に位置するように、前記車両ヘッドライトテスターを移動させて、設定する必要がある(ヘッドランプ正対)。
図2〜図4は、従来の車両用ヘッドライトテスター1を示し、該車両用ヘッドライトテスター1は、図2に示すように、床面に敷設された左右方向に延びるレール上を左右方向に移動する台車2と、該台車2に立設(垂設)した支柱3と、該支柱3に上下動可能に設けたヘッドライト受光部4と、該ヘッドライト受光部4に設けた液晶モニタなどの表示装置5及び演算記憶処理装置6とから構成されている。
また、前記ヘッドライト受光部4は、図2及び図3に示すように、例えば、ほぼ直方体状の筐体7より形成され、該筐体7の前面(被測定車両を向く側)には、被測定車両のヘッドランプからのヘッドライト光を受けるためのフレネルレンズなどの集光レンズ8が固定されていると共に、該筐体7の内部後方に、該集光レンズ8からの収束した配光を受像するための配光スクリーン9が固定され、また、前記筐体7の内部中間上部に、前記配光スクリーン9上の受像を検出(撮像)するCMOSカメラやCCDカメラなどの配光用カメラ10が設けられる。
また、例えば、前記筐体7の内部中間部の、前記集光レンズ8と前記配光スクリーン9との間に、傾斜したハーフミラー11が固定され、また、前記筐体7には、前記ハーフミラー11に映ったヘッドランプのヘッドランプ映像を前記集光レンズ部12等を介して受像せしめるランプ正対用スクリーン13と、該ランプ正対用スクリーン13上の受像を反射鏡14を介して検出(撮像)するCMOSカメラやCCDカメラなどの正対用カメラ15とが設けられる。
また、例えば、前記台車2を、前記レールに沿って左右方向に移動させる台車左右移動装置(ヘッドライト受光部左右移動手段)16を設けて、前記ヘッドライト受光部4を左右方向に自動で移動できるように構成する。
また、例えば、前記ヘッドライト受光部4を、前記支柱3に沿って上下方向に移動させるヘッドライト受光部上下移動装置(ヘッドライト受光部上下移動手段)17を設けて、前記ヘッドライト受光部4を上下方向に自動で移動できるように構成する。
また、前記正対用カメラ15や前記配光用カメラ10により撮像された映像が前記表示装置5に表示されるように構成されている。
また、前記演算記憶処理装置6は、図4に示すように、前記配光用カメラ10により撮像された映像を取得するための映像取得部6aと、前記正対用カメラ15により撮像された映像を取得するための映像取得部6bと、前記左右移動装置16を駆動制御するための左右移動駆動制御部6cと、前記上下移動装置17を駆動制御するための上下移動駆動制御部6dと、前記映像取得部6bにより取得された映像から、ヘッドランプ中心点を演算するための中心点演算部7eと、前記表示装置5の表示制御部6fと、前記映像取得部6a、映像取得部6b、左右移動駆動制御部6c、上下移動駆動制御部6d、中心点演算部6e、表示制御部6f等の各種制御部を制御する、記憶部6hを有する演算記憶部6gとよりなる。
また、前記演算記憶処理装置6の演算記憶部6gには、例えば、前記演算されたヘッドランプ中心と、前記表示装置5の中心とを一致するように、前記左右移動駆動制御部6cと前記上下移動駆動制御部6dとを制御して、前記ヘッドライト受光部4を移動制御する自動追尾部6iが設けられる。
なお、前記中心点演算部6eは、従来ある方法を用いるが、例えば、受像した前記ヘッドランプ映像からヘッドランプの輪郭線を認識し、該輪郭線により区切られる形状内における面積中心から、中心点を演算するようにする。
または、例えば、受像した前記ヘッドランプ映像から、左端と右端と上端と下端を認識し、前記左端と右端との左右方向における中心を左右方向の中心とし、また、前記上端と下端との上下方向における中心を上下方向の中心として、中心点を求めるようにしてもよい。
そして、従来においては、まず、被測定車両と、前記車両用ヘッドライトテスターとを正対させる(車両正対)。すなわち、前記ヘッドライト受光部4の前記集光レンズ8の中心点を通る中心軸が、前記被測定車両の左右方向における中心面と水平面との交線に対して、平行となるように、前記ヘッドライト受光部4を設定させる。
そして、次に、作業員が、目視等により、前記被測定車両のヘッドランプの中心と、前記ヘッドライト受光部の中心とが概ね一致するように、前記ヘッドライト受光部4を左右上下方向に手動等により移動させる。
そして、前記概ね一致した位置において、前記正対用カメラ15により、前記正対用スクリーン13が受像したヘッドランプ映像を撮像して、該撮像されたヘッドランプ映像から、前記演算記憶処理装置6の中心点演算装置6eより、前記ヘッドランプ中心点を演算する。
そして、前記自動追尾部6iにより、前記演算された中心点と、前記表示装置5のモニタ中心点とが一致するように、前記左右移動制御部7cと、前記上下移動駆動制御部7dとを制御して、前記左右移動装置16と前記上下移動装置17とを駆動して、前記ヘッドライト受光部4を移動させ、前記ヘッドランプ受光部とヘッドランプとを正対させるようにする(ヘッドランプ正対)。
そして、該ヘッドランプ正対を行った後に、前記被測定車両の配光等の測定を行っていた。
例えば、従来の車両用ヘッドライトテスターとしては、例えば、特許文献1がある。
しかしながら、被測定車両のヘッドランプの配光方向(照射方向)が下向きに調整されている場合、正対用スクリーンが受像するヘッドランプ映像のうち、下部分の光量が不足し、該下部分が受像されずに、本来のヘッドランプ映像を映し出さないような場合がある。
例えば、配光方向(照射方向)が水平方向の場合の円形のヘッドランプを、正対用スクリーンが受像する場合、該受像したヘッドランプ映像は、図5(a)に示すように、ヘッドライトの正しい形状の映像を受像し、前記中心点演算部6eは、例えば、前記映像から、図6(a)に示すように、前記ヘッドランプ映像を、円形状の輪郭からなる形状と認識(判断)し、該形状からら中心点を演算することができるようになる。
しかしながら、前記と同じ円形のヘッドランプの配光方向(照射方向)を、例えば、前記ヘッドライト受光部4の集光レンズ8の中心から30cm下に向けた場合、前記正対用スクリーンが受像するヘッドランプ映像は、図5(b)に示すように、上部分しか光が当たらず、下部分が薄くなり、上部分だけの変形した映像の受像となり、前記中心点演算部6eは、例えば、図6(b)に示すように、上部分だけの形状と認識し、該上部分だけの形状を基に、中心点を演算するため、該演算されたヘッドランプ中心点は、実際のヘッドランプ中心点より、Δyだけ誤差が生じ、この中心点を基に、すれ違い灯を測定した場合には、配光スクリーンには正規正対位置での配光映像を再現することができず、実際に求めたい測定ができない場合があった。
そこで発明者は種々検討の結果、例えば、ヘッドランプの配光方向(照射方向)が下側を向いている場合、被測定車両に対して、ヘッドライト受光部を下側に移動し、集光レンズに当たる光量を増加させ、光量不足を補うことにより、よりヘッドランプ形状に正しい映像を取得できることを見出し、即ち、ヘッドライト受光部を光量が増加する方向に移動させることにより、よりヘッドランプ形状に正しい映像を取得できることを見出し、この時の映像に基づき、ヘッドライト中心点を演算し、この演算された中心点を基に、ヘッドランプ正対を行えば、より正確にすれ違い灯等の配光を測定ができることを見出したものである。
本発明は前記の目的を達成すべく、本発明の車両用ヘッドライトテスター用の中心点検出装置は、上下左右に移動自在なヘッドライト受光部と、該ヘッドライト受光部を上下左右のうち所望の方向に移動させる移動手段と、表示装置と、演算記憶処理装置とよりなり、前記演算記憶処理装置に、前記ヘッドライト受光部を、前記移動手段により、上下左右のうち所望の方向に移動させる移動制御部と、異なる位置における前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出するヘッドランプ映像取得部と、前記検出した複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像を選択し、該選択されたヘッドランプ映像を、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドランプ映像と認識する適正映像認識部と、該適正映像認識部により認識されたヘッドライト映像を基にヘッドランプ中心点を演算する中心点演算部とを設けたことを特徴とする。
また、本発明の車両用ヘッドライトテスター用の中心点検出装置は、上下左右に移動自在なヘッドライト受光部と、該ヘッドライト受光部を上下方向に移動させる移動手段と、表示装置と、演算記憶処理装置とよりなり、
前記演算記憶処理装置に、前記ヘッドライト受光部を、前記移動手段により、下側又は/及び上側に移動させる移動制御部と、異なる上下方向における位置における前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出するヘッドランプ映像取得部と、前記検出した複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像を選択し、該選択されたヘッドランプ映像を、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドランプ映像と認識する適正映像認識部と、該適正映像認識部により認識されたヘッドライト映像を基にヘッドランプ中心点を演算する中心点演算部とを設けたことを特徴とする。
前記演算記憶処理装置に、前記ヘッドライト受光部を、前記移動手段により、下側又は/及び上側に移動させる移動制御部と、異なる上下方向における位置における前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出するヘッドランプ映像取得部と、前記検出した複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像を選択し、該選択されたヘッドランプ映像を、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドランプ映像と認識する適正映像認識部と、該適正映像認識部により認識されたヘッドライト映像を基にヘッドランプ中心点を演算する中心点演算部とを設けたことを特徴とする。
また、本発明の車両用ヘッドライトテスター用の中心点検出装置は、上下左右に移動自在なヘッドライト受光部と、該ヘッドライト受光部を左右方向に移動させる移動手段と、表示装置と、演算記憶処理装置とよりなり、前記演算記憶処理装置に、前記ヘッドライト受光部を、前記移動手段により、左側又は/及び右側に移動させる移動制御部と、異なる左右方向における位置における前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記正対用カメラにより検出するヘッドランプ映像取得部と、前記検出した複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像を選択し、該選択されたヘッドランプ映像を、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドランプ映像と認識する適正映像認識部と、該適正映像認識部により認識されたヘッドライト映像を基にヘッドランプ中心点を演算する中心点演算部とを設けたことを特徴とする。
また、車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ正対装置は、前記演算記憶処理装置に、前記表示装置に表示される演算されたヘッドランプ中心点と、前記表示装置の中心点とが一致するように、前記ヘッドランプ受光部を移動させるよう制御する中心点一致制御部を更に有することを特徴とする。
また、車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ正対装置は、前記演算記憶処理装置に、前記表示装置上に表示される前記演算されたヘッドランプ中心点を、前記表示装置の中心点に一致させる移動量を演算し、該演算された移動量だけ、前記正対用カメラや配光カメラにより検出された映像を移動させて、前記表示装置に表示させる映像位置移動表示制御部を更に有することを特徴とする。
また、本発明の車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ中心点検出方法は、上下左右に移動自在なヘッドライト受光部と、該ヘッドライト受光部を上下左右のうち所望の方向に移動させる移動手段と、表示装置と、演算記憶処理装置とよりなる車両用ヘッドライトテスターの前記演算記憶処理装置に設けた移動制御部により、ヘッドライト受光部を上下左右のうち所望の方向に所望量移動させ、前記演算記憶処理装置に設けたヘッドランプ映像取得部により、前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出し、前記演算記憶処理装置の記憶部に記憶させる第1の工程と、前記移動制御部により、ヘッドライト受光部を更に上下左右方向のうち所望の方向に、所望量移動させ、前記ヘッドランプ映像取得部により、前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出し前記記憶部に記憶させる第2の工程と、前記第2の工程を、更に必要な回数(該必要な回数とは、0、又は、1、又は複数をいう)だけ繰り返す第3の工程と、前記適正映像認識部により、前記記憶された複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像を選択し、該選択されたヘッドランプ映像を、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドランプ映像と認識する第4の工程とよりなることを特徴とする。
また、本発明の車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ中心点検出方法は、上下左右に移動自在なヘッドライト受光部と、該ヘッドライト受光部を上下方向に移動させる移動手段と、表示装置と、演算記憶処理装置とよりなる車両用ヘッドライトテスターの前記演算記憶処理装置に設けた移動制御部により、ヘッドライト受光部を下側又は上側に移動させ、前記演算記憶処理装置に設けたヘッドランプ映像取得部により、前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出し、前記演算記憶処理装置の記憶部に記憶させる第1の工程と、前記移動制御部により、ヘッドライト受光部を更に下側又は上側に、所望量移動させ、前記ヘッドランプ映像取得部により、前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出し前記記憶部に記憶させる第2の工程と、前記第2の工程を、更に必要な回数(該必要な回数とは、0、又は、1、又は複数をいう)だけ繰り返す第3の工程と、前記適正映像認識部により、前記記憶された複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像を選択し、該選択されたヘッドランプ映像を、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドランプ映像と認識する第4の工程とよりなることを特徴とする。
また、本発明の車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ中心点検出方法は、上下左右に移動自在なヘッドライト受光部と、該ヘッドライト受光部を左右方向に移動させる移動手段と、表示装置と、演算記憶処理装置とよりなる車両用ヘッドライトテスターの前記演算記憶処理装置に設けた移動制御部により、ヘッドライト受光部を左側又は右側に移動させ、前記演算記憶処理装置に設けたヘッドランプ映像取得部により、前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出し、前記演算記憶処理装置の記憶部に記憶させる第1の工程と、前記移動制御部により、ヘッドライト受光部を更に左側又は右側に、所望量移動させ、前記ヘッドランプ映像取得部により、前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出し前記記憶部に記憶させる第2の工程と、前記第2の工程を、更に必要な回数(該必要な回数とは、0、又は、1、又は複数をいう)だけ繰り返す第3の工程と、前記適正映像認識部により、前記記憶された複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像を選択し、該選択されたヘッドランプ映像を、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドランプ映像と認識する第4の工程とよりなることを特徴とする。
また、本発明の車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ正対方法は、前記ヘッドランプ中心点検出方法の工程の後、前記演算記憶処理装置に設けた中心点一致制御部により、前記表示装置に表示される演算されたヘッドランプ中心点と、前記表示装置の中心点とが一致するように、前記ヘッドランプ受光部を移動させる第5の工程とよりなることを特徴とする。
また、本発明の車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ正対方法は、前記ヘッドランプ中心点検出方法の工程の後、前記演算記憶処理装置に設けた映像位置移動表示部により、前記表示装置上に表示される前記演算されたヘッドランプ中心点を、前記表示装置の中心点に一致させる移動量を演算し、該演算された移動量だけ、前記正対用カメラや配光カメラにより検出された映像を移動させて、前記表示装置に表示させる第5の工程とよりなることを特徴とする。
本発明によれば、より正確なヘッドランプ中心点を演算できるようになる。
以下、図面によって本発明の実施例を説明する。
本発明においては、従来の車両用ヘッドライトテスターの演算記憶処理装置6に、図1に示すように、最適ヘッドランプ映像取得部18を設け、該最適ヘッドランプ映像取得部18により取得された1のヘッドランプ映像を基に、前記ヘッドランプ中心点演算装置6eにより、ヘッドランプ中心点を演算するようにする。
そして、例えば、前記自動追尾部6iにより、前記演算されたヘッドランプ中心点が、前記表示装置5の中心に位置するように、ヘッドライト受光部4を移動させて、ヘッドランプ正対を行うようにする。
前記最適ヘッドランプ映像取得部18は、例えば、前記上下移動駆動制御部6dを制御して、前記ヘッドライト受像部4を所望量だけ、下側又は/及び上側に移動させる移動制御部18aと、該移動制御部18aにより、前記ヘッドライト受像部4が上下に移動する間、前記ヘッドライト受像部4の前記正対用スクリーン13が受像したヘッドランプ映像を、前記正対用カメラ15により撮像して、この得られたヘッドランプ映像を前記演算記憶部6gに記憶させ、順次、下側又は上側に移動するに従って、所望の距離移動するごとに、又は、所望の時間経過するごとに、前記ヘッドライト受像部4の前記正対用スクリーン13が受像したヘッドランプ映像を、前記演算記憶部6gに記憶させるヘッドランプ映像取得部18bと、前記記憶した複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像を選択し、該選択されたヘッドランプ映像を、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドライト映像と認識し、前記演算記憶部6gに記憶させる適正映像認識部18cとよりなる。
なお、上記ヘッドライト受像部4は、撮像時に、停止させてもよく、または、停止させずに撮像してもよい。
そして、前記選択された適正ヘッドランプ映像を基に、前記中心点演算部6eにより、ヘッドランプ中心点を演算するようにする。
なお、前記複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像とは、例えば、前記正対用カメラ15により前記正対用スクリーン13が受像した複数のヘッドランプ映像の最高光度や最高照度や最高輝度などが一番大きいヘッドランプ映像をいう。
また、前記複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像とは、例えば、前記正対用カメラ15により前記正対用スクリーン13が受像した複数のヘッドランプ映像を基に前記適正映像認識部により演算されたヘッドランプ形状の面積が一番大きいヘッドランプ映像をいう。
また、前記複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像とは、例えば、前記正対用カメラ15により前記正対用スクリーン13が受像した複数のヘッドランプ映像の、予め設定した光度、照度、輝度等以上(予め設定した閾値を超える光度等)となる部分において、その上端と下端との上下方向における距離(または、左端と右端との左右方向における距離)が一番大きいヘッドランプ映像をいう。
次に、本発明の車両用ヘッドライトテスターの中心点検出方法及びヘッドランプ正対方法を説明する。
まず、従来同様、作業員が、被測定車両と、前記車両用ヘッドライトテスターとを正対させ(車両正対)、次に、前記被測定車両のヘッドランプの中心と、前記ヘッドライト受光部の中心とが概ね一致するように、前記ヘッドライト受光部4を左右上下方向に手動等により移動させる。
そして、適切なヘッドランプ映像を得るために、前記ヘッドライト受光部の中心と概ね一致した位置(概ね位置)から、最適ヘッドランプ映像取得部18の前記移動制御部18aにより、前記ヘッドライト受像部4を、例えば、自動で、所望の位置まで下降させる。
また、前記概ね位置から、所望の位置まで移動する間、前記最適ヘッドランプ映像取得部18のヘッドランプ映像取得部18bにより、前記正対用スクリーン13上に受像したヘッドランプ映像を撮像し、この得られたヘッドランプ映像を前記演算記憶部6gに記憶させ、順次、下側又は上側に移動するに従って、所望の距離移動するごとに、又は、所望の時間経過するごとに、前記ヘッドライト受像部4の前記正対用スクリーン13が受像した、異なる上下方向に位置する複数のヘッドライト受光部4のヘッドランプ映像を、前記演算記憶部6gに記憶させるようにする。
そして、前記最適ヘッドランプ映像取得部18の適正映像認識部18cにより、前記記憶された複数のヘッドランプ映像から、所望の条件を満たすヘッドランプ映像を1つ選択し、該選択されたヘッドランプ映像を、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドランプ映像と認識し、前記演算記憶部6gに記憶させるようにする。
なお、前記最適ヘッドランプ映像取得部18は、複数のヘッドライト映像を記憶させた後に、該複数のヘッドライト映像を基に、上記所望の条件を満たす1のヘッドライト映像を選択する他に、前記ヘッドランプ映像取得部18bにより、ヘッドランプ映像を前記演算記憶部6gに記憶させるごとに、前記ヘッドランプ映像の最高光度や、面積や、所望の場所の距離などを前記適正映像認識部18により演算して、前記演算記憶部6gに記憶させ、所望の条件を満たすか否かを判断するようにしてもよい。
そして、該認識された適正ヘッドランプ映像を基に、従来通り、前記演算記憶処理装置6の中心点演算部7eによりヘッドランプ中心点を演算し、該演算された中心点を、ヘッドランプ中心点とみなすようにする。
そして、従来同様、例えば、前記自動追尾部(中心点一致制御部)6iにより、前記演算された中心点と、前記表示装置5のモニタ中心点とが一致するように、前記左右移動制御部7cと、前記上下移動駆動制御部7dとを制御して、前記左右移動装置16と前記上下移動装置17とを駆動して、前記ヘッドライト受光部4を移動させ、前記ヘッドランプ受光部とヘッドランプとを正対させるようにする(ヘッドランプ正対)。
そして、該ヘッドランプ正対を行った後に、前記被測定車両の配光等の測定を行うようにする。
なお、自動追尾部6iを用いずに、前記ヘッドライト受光部を移動させずに、前記演算記憶部6iに、映像位置移動表示制御部(図示せず)を設け、該映像位置表示制御部により、前記表示装置5上に表示される前記演算されたヘッドランプ中心点を、前記表示装置の中心点に一致させる移動量を演算し、該演算された移動量だけ、前記正対用カメラや配光カメラにより検出された映像を移動させて、前記表示装置5に表示させて、ヘッドランプ中心点が前記表示装置の中心点に一致するように表示されるようにしてもよい。
なお、ヘッドライト受光部4を、所望量下降させるに加えて、所望量上昇させるようにしてもよい。
例えば、最初、所望量だけ下降させ、後に、所望量だけ上昇ささせてもよく、また、逆に、先に、所望量だけ上昇させ、後に、所望量だけ下降させるようにしてもよい。
また、前記ヘッドライト受光部4を、所望量だけ上昇させるようにしてもよい。
なお、前記ヘッドライト受光部4を、予め設定した所望量だけ下降又は/及び上昇させて、その間におけるヘッドランプ映像の最高光度等の最大値など、所望の条件を満たしたヘッドランプ映像を、適正ヘッドライト映像とみなすほかに、所望量だけ下降又は/及び上昇させる前に、所望の条件を満たしたと判断した時に、それ以上、下降又は上昇させないようにしてもよい。
例えば、最高光度等や面積や距離の値が、ピーク(最高値)であると判断できた時に、それ以上下降しないようにしてもよく、また、そこから所望量だけ上昇させるようにしてもよい。
また、同様に、それ以上上昇しないようにしてもよく、また、そこから所望量だけ下降させるようにしてもよい。
また、前記実施例は、ヘッドランプ受像部4を上下方向に移動させる例を示したが、同様に、前記ヘッドランプ受像部を左右方向(左又は/及び右)に移動して、所望の条件を満たした場合のヘッドランプ映像を基に、ヘッドライト中心点を求めるようにしてもよい。
また、前記ヘッドランプ受像部4を、上下左右のうち所望の方向(斜めも含む。また、直線状の方向、曲線状の方向、これら複数の方向の組み合わせからなる方向も含む)にヘッドランプ受光部4を移動させて、前記所望の条件を満たした場合のヘッドランプ映像を基に、ヘッドライト中心点を求めるようにしてもよい。
本発明においては、より正確なヘッドランプ形状に基づいて、ヘッドランプ中心点を演算するので、従来に比べて、正しい配光を測定できるようになる。
本発明の車両用ヘッドライトテスターは、乗用車その他の自動車の製造工程又は車検整備を行う車両整備工場棟で有用である。
1 車両用ヘッドライトテスター
2 台車
3 支柱
4 ヘッドライト受光部
5 表示装置
6 演算記憶処理装置
6a 映像取得部
6b 映像取得部
6c 左右移動駆動制御部
6d 上下移動駆動制御部
6e 中心点演算部
6f 表示制御部
6g 演算記憶部
6h 記憶部
6i 自動追尾部
7 筐体
8 集光レンズ
9 配光スクリーン
10 配光用カメラ
11 ハーフミラー
12 集光レンズ部
13 ランプ正対用スクリーン
14 反射鏡
15 正対用カメラ
16 左右移動装置
17 上下移動装置
18 最適ヘッドライト映像取得部
18a 移動制御部
18b ヘッドランプ映像取得部
18c 適正映像認識部
2 台車
3 支柱
4 ヘッドライト受光部
5 表示装置
6 演算記憶処理装置
6a 映像取得部
6b 映像取得部
6c 左右移動駆動制御部
6d 上下移動駆動制御部
6e 中心点演算部
6f 表示制御部
6g 演算記憶部
6h 記憶部
6i 自動追尾部
7 筐体
8 集光レンズ
9 配光スクリーン
10 配光用カメラ
11 ハーフミラー
12 集光レンズ部
13 ランプ正対用スクリーン
14 反射鏡
15 正対用カメラ
16 左右移動装置
17 上下移動装置
18 最適ヘッドライト映像取得部
18a 移動制御部
18b ヘッドランプ映像取得部
18c 適正映像認識部
Claims (10)
- 上下左右に移動自在なヘッドライト受光部と、該ヘッドライト受光部を上下左右のうち所望の方向に移動させる移動手段と、表示装置と、演算記憶処理装置とよりなり、
前記演算記憶処理装置に、
前記ヘッドライト受光部を、前記移動手段により、上下左右のうち所望の方向に移動させる移動制御部と、
異なる位置における前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出するヘッドランプ映像取得部と、
前記検出した複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像を選択し、該選択されたヘッドランプ映像を、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドランプ映像と認識する適正映像認識部と、
該適正映像認識部により認識されたヘッドライト映像を基にヘッドランプ中心点を演算する中心点演算部とを設けたことを特徴とする車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ中心点検出装置。 - 上下左右に移動自在なヘッドライト受光部と、該ヘッドライト受光部を上下方向に移動させる移動手段と、表示装置と、演算記憶処理装置とよりなり、
前記演算記憶処理装置に、
前記ヘッドライト受光部を、前記移動手段により、下側又は/及び上側に移動させる移動制御部と、
異なる上下方向における位置における前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出するヘッドランプ映像取得部と、
前記検出した複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像を選択し、該選択されたヘッドランプ映像を、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドランプ映像と認識する適正映像認識部と、
該適正映像認識部により認識されたヘッドライト映像を基にヘッドランプ中心点を演算する中心点演算部とを設けたことを特徴とする車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ中心点検出装置。 - 上下左右に移動自在なヘッドライト受光部と、該ヘッドライト受光部を左右方向に移動させる移動手段と、表示装置と、演算記憶処理装置とよりなり、
前記演算記憶処理装置に、
前記ヘッドライト受光部を、前記移動手段により、左側又は/及び右側に移動させる移動制御部と、
異なる左右方向における位置における前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記正対用カメラにより検出するヘッドランプ映像取得部と、
前記検出した複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像を選択し、該選択されたヘッドランプ映像を、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドランプ映像と認識する適正映像認識部と、
該適正映像認識部により認識されたヘッドライト映像を基にヘッドランプ中心点を演算する中心点演算部とを設けたことを特徴とする車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ中心点検出装置。 - 前記請求項1、2または3における演算記憶処理装置に、前記表示装置に表示される演算されたヘッドランプ中心点と、前記表示装置の中心点とが一致するように、前記ヘッドランプ受光部を移動させるよう制御する中心点一致制御部を更に有することを特徴とする車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ正対装置。
- 前記請求項1、2または3における演算記憶処理装置に、前記表示装置上に表示される前記演算されたヘッドランプ中心点を、前記表示装置の中心点に一致させる移動量を演算し、該演算された移動量だけ、前記正対用カメラや配光カメラにより検出された映像を移動させて、前記表示装置に表示させる映像位置移動表示制御部を更に有することを特徴とする車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ正対装置。
- 上下左右に移動自在なヘッドライト受光部と、該ヘッドライト受光部を上下左右のうち所望の方向に移動させる移動手段と、表示装置と、演算記憶処理装置とよりなる車両用ヘッドライトテスターの
前記演算記憶処理装置に設けた移動制御部により、ヘッドライト受光部を上下左右のうち所望の方向に所望量移動させ、前記演算記憶処理装置に設けたヘッドランプ映像取得部により、前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出し、前記演算記憶処理装置の記憶部に記憶させる第1の工程と、
前記移動制御部により、ヘッドライト受光部を更に上下左右方向のうち所望の方向に、所望量移動させ、前記ヘッドランプ映像取得部により、前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出し前記記憶部に記憶させる第2の工程と、
前記第2の工程を、更に必要な回数だけ繰り返す第3の工程と、
前記適正映像認識部により、前記記憶された複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像を選択し、該選択されたヘッドランプ映像を、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドランプ映像と認識する第4の工程とよりなることを特徴とする車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ中心点検出方法。 - 上下左右に移動自在なヘッドライト受光部と、該ヘッドライト受光部を上下方向に移動させる移動手段と、表示装置と、演算記憶処理装置とよりなる車両用ヘッドライトテスターの
前記演算記憶処理装置に設けた移動制御部により、ヘッドライト受光部を下側又は上側に移動させ、前記演算記憶処理装置に設けたヘッドランプ映像取得部により、前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出し、前記演算記憶処理装置の記憶部に記憶させる第1の工程と、
前記移動制御部により、ヘッドライト受光部を更に下側又は上側に、所望量移動させ、前記ヘッドランプ映像取得部により、前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出し前記記憶部に記憶させる第2の工程と、
前記第2の工程を、更に必要な回数だけ繰り返す第3の工程と、
前記適正映像認識部により、前記記憶された複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像を選択し、該選択されたヘッドランプ映像を、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドランプ映像と認識する第4の工程とよりなることを特徴とする車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ中心点検出方法。 - 上下左右に移動自在なヘッドライト受光部と、該ヘッドライト受光部を左右方向に移動させる移動手段と、表示装置と、演算記憶処理装置とよりなる車両用ヘッドライトテスターの
前記演算記憶処理装置に設けた移動制御部により、ヘッドライト受光部を左側又は右側に移動させ、前記演算記憶処理装置に設けたヘッドランプ映像取得部により、前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出し、前記演算記憶処理装置の記憶部に記憶させる第1の工程と、
前記移動制御部により、ヘッドライト受光部を更に左側又は右側に、所望量移動させ、前記ヘッドランプ映像取得部により、前記ヘッドライト受光部の正対用スクリーンが受像したヘッドランプ映像を、前記ヘッドライト受光部の正対用カメラにより検出し前記記憶部に記憶させる第2の工程と、
前記第2の工程を、更に必要な回数だけ繰り返す第3の工程と、
前記適正映像認識部により、前記記憶された複数のヘッドランプ映像のうち、所望の条件を満たす1のヘッドランプ映像を選択し、該選択されたヘッドランプ映像を、ヘッドランプ中心点を演算すべき適正ヘッドランプ映像と認識する第4の工程とよりなることを特徴とする車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ中心点検出方法。 - 前記請求項6、7、または8における工程と、
前記演算記憶処理装置に設けた中心点一致制御部により、前記表示装置に表示される演算されたヘッドランプ中心点と、前記表示装置の中心点とが一致するように、前記ヘッドランプ受光部を移動させる第5の工程とよりなることを特徴とする車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ正対方法。 - 前記請求項6、7、または8における工程と、
前記演算記憶処理装置に設けた映像位置移動表示部により、前記表示装置上に表示される前記演算されたヘッドランプ中心点を、前記表示装置の中心点に一致させる移動量を演算し、該演算された移動量だけ、前記正対用カメラや配光カメラにより検出された映像を移動させて、前記表示装置に表示させる第5の工程とよりなることを特徴とする車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ正対方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019021698A JP2020128922A (ja) | 2019-02-08 | 2019-02-08 | 車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ中心点検出装置、ヘッドランプ正対装置、ヘッドランプ中心点検出方法、及び、ヘッドランプ正対方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019021698A JP2020128922A (ja) | 2019-02-08 | 2019-02-08 | 車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ中心点検出装置、ヘッドランプ正対装置、ヘッドランプ中心点検出方法、及び、ヘッドランプ正対方法 |
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JP2020128922A true JP2020128922A (ja) | 2020-08-27 |
Family
ID=72174441
Family Applications (1)
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JP2019021698A Pending JP2020128922A (ja) | 2019-02-08 | 2019-02-08 | 車両用ヘッドライトテスターのヘッドランプ中心点検出装置、ヘッドランプ正対装置、ヘッドランプ中心点検出方法、及び、ヘッドランプ正対方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2020128922A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113588224A (zh) * | 2021-09-29 | 2021-11-02 | 山东天河科技股份有限公司 | 一种用于机械性能测试的系统及其使用方法 |
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2019
- 2019-02-08 JP JP2019021698A patent/JP2020128922A/ja active Pending
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CN113588224A (zh) * | 2021-09-29 | 2021-11-02 | 山东天河科技股份有限公司 | 一种用于机械性能测试的系统及其使用方法 |
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