JP2020128139A - 自動車用リッド装置の外蓋及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】外観、加工の容易さや製造コストに優れた自動車の充電口や給油口に用いるリッド装置の外蓋及びその製造方法を提供する。【解決手段】インナパネル本体部50と、インナパネル本体部50の周上の複数個所において、外周側に延び出す固定腕部57と、固定腕部57の先端部分から裏面側に立ち上がる内側立上片部58を有するインナパネル5と、アウタパネル本体部40の外周縁部の全周に亘って形成される裏面側に立ち上がる第1外側立上片部41と、インナパネル5の内側立上片部58が重ね合わされる位置に形成された第1外側立上片部41より更に裏面側に立ち上がる第2外側立上片部42を有するアウタパネル4を重ね合わせ、アウタパネル4の第2外側立上片部42がインナパネル5の内側立上片部58を乗り越えるように折り曲げられてアウタパネル4とインナパネル5を固定する。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車の給油口や充電口に開閉可能に装着されるリッド装置の外蓋及びその製造方法に関するものである。
自動車の車体には、燃料(例えばガソリン)を給油するための給油口が設けられており、この給油口には、フューエルフィラーリッドと称される給油口外蓋が開閉可能に取付けられている。非給油時には、給油口は、給油口外蓋で覆蓋されることによって、外部から目立たないようにされている。また、電気自動車や充電可能なプラグインハイブリッド自動車には、充電口が設けられており、この充電口には、上記給油口と同様に開閉可能な外蓋が取付けられている。そして、非充電時には、充電口は、外蓋で覆蓋されることによって、外部から目立たないようにされている。
ところで、給油口や充電口の外蓋は、通常、表板に車両の車体を構成するアウタパネルと同様の鋼板を用い、これに鋼板のインナパネルを重ねた後、折り曲げや溶接等によって、アウタパネルにインナパネルを固定することにより作製されている。前述のように、給油口や充電口の外蓋は、給油口や充電口を覆い隠すものであると共に、自動車の外観に影響する意匠面にあることから、特に、アウタパネルにおいてインナパネルを固定する部分についての外観を良好なものにする意匠面の要求が厳しい。
一方、製造工程における効率化、省エネルギー化、又、自動車の軽量化等の目的から、部材の軽量化が図られており、給油口や充電口の外蓋についても、不要な部位の削減や樹脂化が検討されている。
例えば、図7には、表板(アウタパネル)400の外周縁部に裏面側に立ち上がる外側立上片部410を一体成形する一方、裏板(インナパネル)500の周上の複数個所に外周側に延び出す固定腕部510を形成して、固定腕部510の延出先端部に裏面側に立ち上がる内側立上片部520を一体成形し、表板400と裏板500を重ね合わせることにより、内側立上片部520を外側立上片部410の内周面に対して当接状態で重ね合わせて、且つ内側立上片部520と外側立上片部410の立上先端部を同じ高さに揃えて相互に溶接で溶着することにより軽量化を図る自動車用フューエルフィラーリッドが示されている(特許文献1)。
一方、2枚の板部材を重ね合わせて構成される開閉構造体における板部材の接合方法としてヘミング加工があり、図8には、インナパネル500に孔部600が形成され、アウタパネル400に突出部610が形成されている。アウタパネル400とインナパネル500を接合する際には、孔部600に樹脂材620を充填した後に、ヘミング加工により、アウタパネル400を折返部640で折り返して突出部610を孔部600へ挿入し、接合本体部630と折返部640でインナパネル500の外縁部を挟み込んでプレスする接合方法が示されている(特許文献2)。
また、図9に示すように、スペース効率を良好とするとともに、各部品のレイアウトの自由度を向上させるために、蓋本体720と筒状部710とを接続するアーム部730を有し、アーム部730は、ばね740によって筒状部710に回動自在に固定されるリッド装置700が提案されている。
特開2008−49973号公報 特開2015−13496号公報 特開2015−98284号公報
ところで、溶接による接合の場合は、溶接時の熱変形による歪の発生が避けられず、例え特許文献1に示されるような溶接個所を少なくした場合であっても、溶接部分に意匠面の歪が発生するので、厳しい意匠面に対する要求に十分対応することが難しい。
一方、特許文献2に示されるアウタパネルとインナパネルの双方に形状における係合可能部(孔部と突出部)を設け、樹脂材を充填して、アウタパネルとインナパネルを接合する方法では、アウタパネルにおいて折り返しに伴う大きな加工力が必要であり、この大きな加工力に伴いアウタパネルの意匠面に歪が発生する。
また、特許文献3に示されるリッド装置では、リッド装置の外観を構成する外蓋と蓋本体720との接合方法に関する記載はない。
そこで、本発明は、外観(意匠面)、さらには加工の容易さや製造コストに優れた自動車の充電口や給油口に用いるリッド装置の外蓋及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、自動車の車体本体における給油口や充電口に開閉可能に装着されるリッド装置の外蓋であって、外蓋は、鋼板製のアウタパネルと、アウタパネルよりも小さい形状を有する鋼板製のインナパネルを重ね合わせて構成され、インナパネルは、インナパネル本体部と、インナパネル本体部の周上の複数個所において、外周側に延び出す固定腕部と、固定腕部の先端部分からインナパネルの裏面側に立ち上がる内側立上片部を有し、アウタパネルは、アウタパネル本体部と、アウタパネル本体部の外周縁部の全周に亘って形成されるアウタパネル本体の裏面側に立ち上がる第1外側立上片部と、第1外側立上片部の先端部においてインナパネルの内側立上片部が重ね合わされる位置に形成された第1外側立上片部より更に裏面側に立ち上がる第2外側立上片部を有し、インナパネルの内側立上片部の高さは、アウタパネルとインナパネルが重ね合わされたときに、アウタパネルの第1外側立上片部と同じ高さに揃う、若しくは第1外側立上片部より低くなるように形成され、インナパネルの固定腕部の表面側とアウタパネルのアウタパネル本体部の裏面側が当接し、インナパネルの内側立上片部の表面側とアウタパネルの第1外側立上片部の裏面側が当接し、アウタパネルの第2外側立上片部がインナパネルの内側立上片部を乗り越えるように折り曲げられてアウタパネルとインナパネルが固定されていることを特徴とするリッド装置の外蓋である。
請求項1の本発明では、自動車の車体本体における給油口や充電口に開閉可能に装着されるリッド装置の外蓋は、アウタパネルの第2外側立上片部がインナパネルの内側立上片部を乗り越えるように折り曲げられて、インナパネルがアウタパネルに固定されているので、溶接の場合のような熱変形による歪が発生しない。
また、インナパネル本体部の周上の複数個所において、外周側に延び出す固定腕部を設け、固定腕部の先端部から裏面側に立ち上がる内側立上片部を、アウタパネルの第2外側立上片部と重ね合わせるので、インナパネルにおいて、不要な部位を削減することができ、インナパネルの軽量化を図ることができると共にアウタパネルとインナパネルとの重ね合わせの相対的な位置決めを効果的に行うことができる。
さらに、インナパネルの固定腕部の表面側がアウタパネルの裏面側に当接し、インナパネルの内側立上片部の表面側がアウタパネルの第1外側立上片部の裏面側に当接しているので、内側立上片部と第1外側立上片部の間に隙間が発生することを防止することができると共に、周上の複数個所に配置されるインナパネルの内側立上片部とアウタパネルの第1外側立上片部との間の当接反力を利用して、インナパネルの各内側立上片部を互いにアウタパネルの第1外側立上片部に密着させて重ね合わせることができる。
請求項2の本発明は、インナパネル本体部は、裏面側に膨らむ凹部と、凹部に形成された平坦部と、平坦部に形成されたリッド装置の開閉用部材を挿入するための挿入穴を有しているリッド装置の外蓋である。
請求項2の本発明では、インナパネル本体部は、裏面側に膨らむ凹部と、凹部に形成された平坦部と、平坦部に形成されたリッド装置の開閉用部材を挿入するための挿入穴を有しているので、アウタパネルとインナパネルの間に、リッド装置の開閉用部材を固定するための空間を形成することができ、開閉用部材を挿入穴に挿入することにより、外蓋の外観(意匠面)に影響を与えることなく、開閉用部材を、外蓋に容易に固定することができる。ここで、開閉用部材とは、特許文献3におけるアーム部と蓋本体の両方を示し、インナパネル本体の凹部には、蓋本体が挿入されることになる。なお、蓋本体の形状が特許文献3の図1と同様である必要がないことは言うまでもない。
請求項3の本発明は、インナパネルの内側立上片部の幅は、6mm以上15mm以下であるリッド装置の外蓋である。請求項3の本発明では、インナパネルの内側立上片部の幅は、6mm以上15mm以下であるので、インナパネルの内側立上片部とアウタパネルの第1外側立上片部とを位置ずれを生じさせることなく、且つアウタパネルの第1外側立上片部に変形を生じさせることなく密着させることができる。
なお、インナパネルの内側立上片部の幅が6mm未満の場合は、アウタパネルの第1外側立上片部との接触面積が小さく、密着力の弱いので、インナパネルの内側立上片部とアウタパネルの第1外側立上片部との当接位置がずれる問題が発生する。一方、インナパネルの内側立上片部の幅が15mmを越える場合は、インナパネルの内側立上片部とアウタパネルの第1外側立上片部の加工精度の誤差に起因するインナパネルの内側立上片部とアウタパネルの第1外側立上片部間の当接反力の分布が大きくなり、アウタパネルの第1外側立上片部が変形する問題が発生する。
請求項4の本発明は、インナパネルの固定腕部の外周側に延び出す長さは、5mm以上15mm以下であるリッド装置の外蓋である。請求項4の本発明では、インナパネルの固定腕部の外周側に延び出す長さは、5mm以上15mm以下であるので、固定腕部を裏側から押え冶具によって直接押さえることができ、固定腕部を裏側から押えながらアウタパネルの第2外側立上片部をインナパネルの内側立上片部を乗り越えるように折り曲げることができる。その結果、意匠面における歪の発生を抑制することができる。
なお、インナパネルの固定腕部の長さが5mm未満の場合は、固定腕部を裏面側から押え冶具によって直接押さえることができないので、インナパネルの内側立上片部から離れた位置、例えば、凹部に設けられた平坦部を押え冶具によって押さえながらアウタパネルの第2外側立上片部をインナパネルの内側立上片部を乗り越えるように折り曲げることになる。インナパネルの内側立上片部から離れた位置を押すと、アウタパネル本体部の裏面側でおいては、インナパネルの固定腕部と内側立上片部の接続部付近に力が集中しているので、アウタパネルの第2外側立上片部を折り曲げるときに、アウタパネルの意匠面に歪が発生する。
一方、固定腕部の長さが10mmを越える場合は、意匠面における歪の発生を抑制することができるが、押え冶具を外したときに、固定腕部のインナパネル本体側が浮きやすくなり、インナパネルの内側立上片部とアウタパネルの第1外側立上片部との間の当接反力が低下し、インナパネルの保持強度が低下する。
請求項5の本発明は、アウタパネルの第2外側立上片部の幅は、インナパネルの内側立上片部の幅より狭く、3mm以上10mm以下であるリッド装置の外蓋である。請求項3の本発明では、アウタパネルの第2外側立上片部の幅は、インナパネルの内側立上片部の幅より狭く、3mm以上10mm以下であるので、第2外側立上片部を曲げるときの加工力を小さくすることができ、第2外側立上片部を曲げるときに接続する第1外側立上片部の表面側に生ずる引っ張り応力が小さく、アウタパネルの意匠面への影響を小さくすることができる。
なお、アウタパネルの第2外側立上片部の幅が3mm未満の場合は、アウタパネルの第2外側立上片部をインナパネルの内側立上片部を乗り越えるように折り曲げて、インナパネルをアウタパネルに固定したときに、その固定力が小さく、外蓋の開閉時にインナパネルとアウタパネル間にガタツキ等の問題が発生する。一方、アウタパネルの第2外側立上片部の幅が10mmを越える場合には、第2外側立上片部を曲げるときに接続する第1外側立上片部の表面側に生ずる引っ張り応力が大きくなり、アウタパネル表面側の意匠面に歪が発生する。
請求項6の本発明は、アウタパネルは、角部にR形状を有する略矩形形状であり、アウタパネルの第2外側立上片部は4カ所以上形成され、第2外側立上片部の少なくとも2カ所は、アウタパネルの一辺に形成され、他の第2外側立上片部は、一辺の対辺と、一辺及び対辺を除く他の辺に形成されているリッド装置の外蓋である。
請求項6の本発明では、アウタパネルは、角部にR形状を有する略矩形形状であり、アウタパネルの第2外側立上片部は上記の位置に形成されているので、各第2外側立上片部に対応するインナパネルの各内側立上片部とアウタパネルの第1外側立上片部との間の当接反力のバランスが効果的に保たれ、インナパネルの各内側立上片部を互いにアウタパネルの第1外側立上片部と密着させることができる。
また、第2外側立上片部の少なくとも2カ所は、アウタパネルの一辺に形成されているので、この一辺を開閉部材の車体への取付方向側とすることにより、リッド装置の開閉時における開閉部材と外蓋の間の耐久性を確保することができる。
請求項7の本発明は、自動車の車体本体における給油口や充電口に開閉可能に装着される鋼板製のアウタパネルと、アウタパネルよりも小さい形状を有する鋼板製のインナパネルを重ね合わされて構成されるリッド装置の外蓋の製造方法であって、インナパネル本体部と、インナパネル本体部の周上の複数個所において、外周側に延び出す固定腕部と、固定腕部の先端部分からインナパネル本体の裏面側に立ち上がる内側立上片部を有するインナパネルを準備する工程と、アウタパネル本体部と、アウタパネル本体部の外周縁部の全周に亘って形成されるアウタパネル本体の裏面側に立ち上がる第1外側立上片部と、第1外側立上片部の先端部においてインナパネルの内側立上片部が重ね合わされる位置に形成された第1外側立上片部より更に裏面側に立ち上がる第2外側立上片部を有するアウタパネルを準備する工程と、アウタパネルの裏面側とインナパネルの表面側を重ね合わせる工程と、インナパネルの前記固定腕部を裏面側から押さえてアウタパネル本体の裏面側に当接させた状態で、アウタパネルの第2外側立上片部を、インナパネルの内側立上片部を乗り越えて折り曲げることにより、インナパネルをアウタパネルに固定する工程を含むことを特徴とするリッド装置の外蓋の製造方法である。
請求項7の本発明では、上記の製造方法によってリッド装置の外蓋が製造されるので、アウタパネルの第2外側立上片部がインナパネルの内側立上片部を乗り越えるように折り曲げられて、インナパネルがアウタパネルに固定されることにより、溶接の場合のような熱変形による歪が発生しない。
また、インナパネルの前記固定腕部を裏面側から押さえてアウタパネル本体の裏面側に当接させた状態で、アウタパネルの第2外側立上片部を、インナパネルの内側立上片部を乗り越えて折り曲げ、インナパネルをアウタパネルに固定することにより、意匠面における歪の発生を抑制することができる共に、接着剤等による補強なしにインナパネルの保持強度を確保することができるので、リッド装置の外蓋のコストダウンを図ることができる。
請求項8の本発明は、インナパネルを準備する工程には、裏面側に膨らむ凹部と、凹部に形成される平坦部と、平坦部に形成されるリッド装置の開閉用部材を挿入するための挿入穴を形成する工程が含まれるリッド装置の外蓋の製造方法である。
請求項8の本発明は、インナパネルを準備する工程には、裏面側に膨らむ凹部と、凹部に形成される平坦部と、平坦部に形成されるリッド装置の開閉用部材を挿入するための挿入穴を形成する工程が含まれるので、アウタパネルとインナパネルの間に、リッド装置の開閉用部材を固定するための空間を形成することができ、後に、開閉用部材を挿入穴に挿入することにより、外蓋の外観(意匠面)に影響を与えることなく、開閉用部材を、外蓋に容易に固定することができる。
自動車の車体本体における給油口や充電口に開閉可能に装着されるリッド装置の外蓋は、インナパネルの固定腕部の表面側が、アウタパネルの裏面側に当接し、インナパネルの内側立上片部の表面側がアウタパネルの第1外側立上片部の裏面側に当接し、アウタパネルの第2外側立上片部がインナパネルの内側立上片部を乗り越えるように折り曲げられて、インナパネルがアウタパネルに固定されているので、溶接の場合のような熱変形による歪が発生しない。
インナパネル本体部の周上の複数個所において、外周側に延び出す固定腕部の先端部から裏面側に立ち上がる内側立上片部を、アウタパネルの第2外側立上片部と重ね合わせるので、アウタパネルとインナパネルとの重ね合わせの相対的な位置決めを効果的に行うことができる。また、インナパネルの固定腕部の表面側がアウタパネルの裏面側に当接し、インナパネルの内側立上片部の表面側がアウタパネルの第1外側立上片部の裏面側に当接しているので、内側立上片部と第1外側立上片部の間に隙間が発生することを防止することができると共に、周上の複数個所に配置されるインナパネルの内側立上片部とアウタパネルの第1外側立上片部との間の当接反力を利用して、インナパネルの各内側立上片部を互いにアウタパネルの第1外側立上片部に密着させて重ね合わせることができる。
製造方法において、インナパネルの固定腕部をインナパネルの裏面側から押さえてアウタパネルの裏面側に当接させた状態で、アウタパネルの第2外側立上片部をインナパネルの内側立上片部を乗り越えて折り曲げることにより、インナパネルをアウタパネルに対して固定する工程を含むので、アウタパネルの意匠面における歪の発生を抑制することができると共に、接着剤等による補強なしにインナパネルの保持強度を確保することができ、リッド装置の外蓋のコストダウンを図ることができる。
インナパネル本体部に、裏面側に膨らむ凹部と、凹部に形成された平坦部と、平坦部に形成されたリッド装置の開閉用部材を挿入するための挿入穴を有する場合は、アウタパネルとインナパネルの間に、リッド装置の開閉用部材を固定するための空間を形成することができ、開閉用部材を挿入穴に挿入することにより、外蓋の外観(意匠面)に影響を与えることなく、開閉用部材を、外蓋に容易に固定することができる。
リッド装置が設けられる自動車の車体の一例を示す側面図である。 本発明の実施形態であるリッド装置の外蓋の斜視図である。 本発明の実施形態であるリッド装置の外蓋を外蓋の裏面側から見た平面図である。 図3におけるA−A断面図である。 図3におけるB−B断面概略図である。 本発明の実施形態であるリッド装置の外蓋の製造方法について、図3におけるA−A断面図に基づいて説明する図であり、(a)は、インナパネルの裏面側を押え冶具で押えた状態であり、(b)は、アウタパネルの第2外側立上片部を折り曲げている途中の状態、(c)は、アウタパネルの第2外側立上片部の折り曲げが完了した状態、(d)は冶具を取り外した状態である。 従来のフューエルフィラーリッドを示す裏面図である(特許文献1)。 従来のヘミング接合構造を示す断面図である(特許文献2)。 従来のリッド装置の外観図である(特許文献3)。
図1から図5に基づき、本発明の実施形態のリッドの外蓋3を、図6に基づき、本発明の実施形態のリッドの外蓋3の製造方法を説明する。なお、本実施形態は、燃料の給油口用のリッドの外蓋を説明するものであるが、電気自動車やプラグインハイブリッド車の充電口にも適用が可能である。
リッド装置の外蓋3は、図1に示すように、自動車の車体1の給油口2に取付けられるものであり、給油時には、外蓋3を開け、燃料タンクから給油口内部に臨んで設けられるフィラーネックに給油ガンを挿入して給油を行う。給油終了後は、フィラーネックにフューエルキャップを取付け、外蓋3を閉じて、給油口2を覆い隠す。
図2と図3に示すように、外蓋3は、アウタパネル4の裏面にインナパネル5が重ね合わされた構造とされている。図2においては、下側が車外側(表面側)であり、上側が車内外側(裏面側)である。また、図3においては、紙面裏側が車外側(表面側)である。
アウタパネル4は、平面視したときに、四隅が丸められたR形状を有する略矩形形状であり、素材は、車体1を形成する鋼板と同じ鋼板を用いて形成されている。本実施形態では、厚さが、0.7mmの鋼板を用いた。アウタパネル4は、車体側面の意匠面の一部を構成しているので、図3のB−B断面概略図である図5に示すように、アウタパネル4は、車体1の側面形状に沿った形状に加工されている。本実施形態では、車体1の側面形状に沿ったキャラクターライン9が存在している。なお、本発明は、キャラクターライン9が存在しない場合にも適用することができる。
アウタパネル4のアウタパネル本体部40の裏面側における外周縁部には、全周に亘ってアウタパネル4の裏面側に立ち上がる第1外側立上片部41が、アウタパネル本体部40と一体に形成されている。
また、第1外側立上片部41において、後述するインナパネル5の内側立上片部58と重ねり合う位置には、第1外側立上片部41より更に裏面側に立ち上がる第2外側立上片部42が、4カ所、第1外側立上片部41と一体に形成されている。アウタパネル4の第2外側立上片部42は、アウタパネル4とインナパネル5を重ね合わせた時に、アウタパネル4の第2外側立上片部42がインナパネル5の内側立上片部58のほぼ中央に位置するように配置されている。なお、アウタパネル4の第2外側立上片部42と重なるインナパネル5の内側立上片部58の位置は、中央からずれていてもよい。
アウタパネル4の第2外側立上片部42の形成される位置は、略矩形形状の一辺に2カ所、左記一辺の対辺に1カ所、そして、左記一辺と対辺を除く略矩形形状の一辺に形成される。また、左記一辺と対辺を除く略矩形形状の一辺に形成される第2外側立上片部42は、2カ所形成された一辺から離れた位置に形成されている。
ここで、アウタパネル4の第2外側立上片部42を、略矩形形状の一辺に2カ所形成するのは、この一辺を、開閉部材の車体1への取付方向側とすることにより、リッド装置の開閉時における開閉部材と外蓋3の間の耐久性を確保するためである。また、他の2カ所を上記記載のように配置するのは、後に、アウタパネル4の第1外側立上片部41と後述するインナパネル5の内側立上片部58が当接したときに、アウタパネル4の第1外側立上片部41とインナパネル5の内側立上片部58の間の当接反力を利用して、アウタパネル4の第1外側立上片部41とインナパネル5の内側立上片部58を互いに密着させるための力のバランスを考慮したためである。
なお、アウタパネル4の第2外側立上片部42を5カ所形成する場合は、上記の4カ所に加え、第2外側立上片部42が形成されていない一辺に形成し、6カ所以上形成する場合は、上記5カ所に加え、まず、第2外側立上片部42が2カ所形成されている一辺の対辺を2カ所にし、そして、その他の一辺の順に増やしていく。
本実施形態では、アウタパネル4の第1外側立上片部41の立上寸法は、3mmに設定した。また、第2外側立上片部42については、立上寸法を3mm、幅を4mmに設定した。なお、アウタパネル4の第1外側立上片部41の立上寸法は、2mmから5mm程度あればよく、第2外側立上片部42の幅は、3mm以上10mm以下であればよい。また、第2外側立上片部42の立上寸法は、インナパネル5の内側立上片部58を乗り越えて折り曲げられたときに、その先端部分が、インナパネル5の固定腕部57の裏面上にほぼ当接する程度の長さに設定すればよく、アウタパネル4とインナパネル5の厚さ、インナパネル5の固定腕部57の長さや使用する曲げ冶具の傾斜等を考慮して設定すればよい。このアウタパネル4は、例えば、プレス成形などによって形成される。
インナパネル5は、アウタパネル4よりもやや小さな平面形状とされている。インナパネル本体部50には、裏面側に膨らんだ凹部51が形成される共に、凹部51に形成された平坦部52には、開閉部材を挿入するための挿入穴53が形成されている。また、挿入穴53の近傍には開閉部材を係止するための係止部54とネジで固定するためのネジ穴59が形成されている。なお、開閉用アーム部材を挿入穴53に挿入することのみによって開閉部材の固定が可能な場合は、係止部54とネジ穴59は省略してもよい。
インナパネル本体部50には、凹部51に加え、表側の外側に延び出る中間平坦部55が形成されている。中間平坦部55の外側には傾斜部56を介して外周側に延び出す固定腕部57が形成され、固定腕部57の先端部には裏面側に立ち上がる内側立上片部58が一体に形成されている。なお、中間平坦部55は省略してもよい。
本実施形態では、インナパネル5は、アウタパネル4と同様な鋼板を用い、厚さは、アウタパネル4より厚い0.8mmのものを使用した。固定腕部57の外周側に延び出す長さは、7mmである。また、内側立上片部58の幅は、8mmである。固定腕部57の幅は、内側立上片部58からインナパネル本体に向かい少し広くなるように形成されている。なお、固定腕部57の外周側に延び出す長さは、5mm以上15mm以下であればよい。
また、内側立上片部58の立上寸法は、2mmである。なお、内側立上片部58の立上寸法は、アウタパネル4とインナパネル5を重ね合わせたときに、アウタパネル4の第1外側立上片部41と同じ高さに揃う、若しくは第1外側立上片部41より低くなるように設定すればよい。このインナパネル5も、アウタパネル4と同様に、例えば、プレス成形などによって形成される。
アウタパネル4とインナパネル5を重ね合わせ、インナパネル5の固定腕部57の表面側とアウタパネル本体部40の裏面側が当接し、インナパネル5の内側立上片部58の表面側がアウタパネル4の第1外側立上片部41の裏面側に当接し、アウタパネル4の第2外側立上片部42がインナパネル5の内側立上片部58を乗り越えるように折り曲げられることにより、図4に示すように、インナパネル5がアウタパネル4に固定される。
従って、溶接の場合のような熱変形による歪が発生せず、接着剤等による補強をする必要もなく、アウタパネル4の第2外側立上片部42をインナパネル5の内側立上片部58を乗り越えるように折り曲げて、インナパネル5をアウタパネル4に固定することができる。
図6に基づき、本発明の実施形態のリッド装置の外蓋3の製造方法について説明する。なお、図6は、図3におけるA−A断面に関する。また、図における矢印は、加える力の方向を示している。図6(a)に示すように、アウタパネル4の裏面側と、インナパネル5の固定腕部57の表面側を重ね合わせた後、押え冶具6で、インナパネル5の固定腕部57をインナパネル5の裏面側から押さえる。
次に、図6(b)に示すように、押え冶具6を用いて、インナパネル5の固定腕部57をインナパネル5の裏面側から押さえた状態で、曲げ刃を有する曲げ冶具7により、アウタパネル4の第2外側立上片部42を、インナパネル5の内側立上片部58を乗り越えて折り曲げる。なお、図6(b)は、アウタパネル4の第2外側立上片部42を折り曲げている途中の状態である。
次に、図6(c)に示すように、押え冶具6を用いて、インナパネル5の固定腕部57をインナパネル5の裏面側から押さえた状態で、曲げ刃を有する曲げ冶具8により、アウタパネル4の第2外側立上片部42を、インナパネル5の内側立上片部58を乗り越えて折り曲げ終える。
最後に、図6(d)に示すように、曲げ冶具8及び押え冶具6を外して、アウタパネル4へのインナパネル5の固定が完了する。なお、図6(d)は図4と同じである。
従って、上記の製造方法によってインナパネル5をアウタパネル4に固定することにより、アウタパネル4の意匠面における歪の発生を抑制することができると共に、接着剤等による補強を行うことなく、インナパネル5のアウタパネル4に対する保持強度を確保することができる。
本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
1 車体
2 給油口
3 外蓋
4 アウタパネル
5 インナパネル
6 押え冶具
7 曲げ冶具
8 曲げ冶具
9 キャラクターライン
40 アウタパネル本体部
41 第1外側立上片部
42 第2外側立上片部
50 インナパネル本体部
51 凹部
52 平坦部
53 挿入穴
54 係止部
55 中間平坦部
56 傾斜部
57 固定腕部
58 内側立上片部
59 ネジ穴

Claims (8)

  1. 自動車の車体本体における給油口や充電口に開閉可能に装着されるリッド装置の外蓋であって、
    前記外蓋は、鋼板製のアウタパネルと、前記アウタパネルよりも小さい形状を有する鋼板製のインナパネルが重ね合わせて構成され、
    前記インナパネルは、インナパネル本体部と、前記インナパネル本体部の周上の複数個所において、外周側に延び出す固定腕部と、前記固定腕部の先端部分から前記インナパネル本体の裏面側に立ち上がる内側立上片部を有し、
    前記アウタパネルは、アウタパネル本体部と、前記アウタパネル本体部の外周縁部の全周に亘って形成される前記アウタパネル本体の裏面側に立ち上がる第1外側立上片部と、
    前記第1外側立上片部の先端部において前記インナパネルの前記内側立上片部が重ね合わされる位置に形成された前記第1外側立上片部より更に裏面側に立ち上がる第2外側立上片部を有し、
    前記インナパネルの前記内側立上片部の高さは、前記アウタパネルと前記インナパネルが重ね合わされたときに、前記アウタパネルの前記第1外側立上片部と同じ高さに揃う、若しくは前記第1外側立上片部より低くなるように形成され、
    前記インナパネルの前記固定腕部の表面側と前記アウタパネルの前記アウタパネル本体部の裏面側が当接し、前記インナパネルの前記内側立上片部の表面側と前記アウタパネルの前記第1外側立上片部の裏面側が当接し、
    前記アウタパネルの前記第2外側立上片部が前記インナパネルの前記内側立上片部を乗り越えるように折り曲げられて前記アウタパネルと前記インナパネルが固定されていることを特徴とするリッド装置の外蓋。
  2. 前記インナパネル本体部は、裏面側に膨らむ凹部と、前記凹部に形成された平坦部と、前記平坦部に形成された前記リッド装置の開閉用部材を挿入するための挿入穴を有している請求項1に記載のリッド装置の外蓋。
  3. 前記インナパネルの前記内側立上片部の幅は、6mm以上15mm以下である請求項1または請求項2に記載のリッド装置の外蓋。
  4. 前記インナパネルの前記固定腕部の外周側に延び出す長さは、5mm以上15mm以下である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のリッド装置の外蓋。
  5. 前記アウタパネルの前記第2外側立上片部の幅は、前記インナパネルの前記内側立上片部の幅と同じ、若しくはそれより狭く、3mm以上10mm以下である請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のリッド装置の外蓋。
  6. 前記アウタパネルは、角部にR形状を有する略矩形形状であり、前記アウタパネルの前記第2外側立上片部は4カ所以上形成され、前記第2外側立上片部の少なくとも2カ所は、前記アウタパネルの一辺に形成され、他の前記第2外側立上片部は、前記一辺の対辺と、前記一辺と前記対辺を除く他の辺に形成されている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のリッド装置の外蓋。
  7. 自動車の車体本体における給油口や充電口に開閉可能に装着される鋼板製のアウタパネルと、前記アウタパネルよりも小さい形状を有する鋼板製のインナパネルが重ね合わされて構成されるリッド装置の外蓋の製造方法であって、
    インナパネル本体部と、前記インナパネル本体部の周上の複数個所において、外周側に延び出す固定腕部と、前記固定腕部の先端部分から前記インナパネル本体の裏面側に立ち上がる内側立上片部を有する前記インナパネルを準備する工程と、
    アウタパネル本体部と、前記アウタパネル本体部の外周縁部の全周に亘って形成される前記アウタパネル本体の裏面側に立ち上がる第1外側立上片部と、前記第1外側立上片部の先端部において前記インナパネルの前記内側立上片部が重ね合わされる位置に形成された前記第1外側立上片部より更に裏面側に立ち上がる第2外側立上片部を有する前記アウタパネルを準備する工程と、
    前記アウタパネルの裏面側と前記インナパネルの表面側を重ね合わせる工程と、
    前記インナパネルの前記固定腕部を裏面側から押さえて前記アウタパネル本体の裏面側に当接させた状態で、前記アウタパネルの前記第2外側立上片部を、前記インナパネルの前記内側立上片部を乗り越えて折り曲げることにより、前記インナパネルを前記アウタパネルに固定する工程を含むことを特徴とするリッド装置の外蓋の製造方法。
  8. 前記インナパネルを準備する工程には、裏面側に膨らむ凹部と、前記凹部に形成される平坦部と、前記平坦部に形成される前記リッド装置の開閉用アーム部材を挿入するための挿入穴を形成する工程が含まれる請求項7に記載のリッド装置の外蓋の製造方法。
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