JP2020126512A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的に適切な配車手配を行う。【解決手段】貨物に対して配車が設定された車両の運行計画に関する情報を記憶する運行管理DB60と通信可能なマッチング装置30であって、運行計画に基づき、配車が設定されていない空き時間に車両が運行可能であるか否かを判定し、その判定結果に基づき、貨物と車両とのマッチングをおこない、マッチングが成立した貨物及び車両の少なくともいずれか一方の情報を抽出する情報抽出部34を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来、製造原価を自動的に算出し、算出した製造原価に基づき売価調整を行うシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−238092号公報
ところで、一般に、運びたい貨物があるが配車手配ができていない荷主の貨物と、空いている荷台があるが運ぶ貨物がない車両の車両とのマッチングを行うことで、配車手配を行う求貨求車システムが知られている。この求貨求車システムにおいては、配車手配を行う際の時間短縮が課題となっている。
しかしながら、現状では、マッチング成立のための種々の条件について、荷主と配車手配を行う運行会社との間で電話等による直接交渉をおこなっているため、配車手配に多くの時間を要する。例えば、マッチング成立のために必要な種々の条件の一つとして、配送業務の原価と荷主側が提示する貨物の配送価格との調整がある。上記従来技術のように製造業務の原価であれば自動的に算出可能であるが、配送業務の原価は、いまだ人力で算出されている。配送業務の原価は、経路、経路の距離・時間、商品特性等を含む多数の変量に基づき算出する必要があり、配車予定の事前事後の運行計画等の影響を受けて変動もする。このため、配送業務の原価と貨物の配送価格との調整をするのは容易ではなく、マッチングが成立するまでに時間がかかる。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたもので、効率的に適切な配車手配を行うことができる情報処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかる情報処理装置は、貨物に対して配車が設定可能な車両の運行計画に関する情報を記憶する運行管理装置と通信可能な情報処理装置であって、運行計画に基づき、配車が設定されていない空き時間に車両が運行可能であるか否かを判定する運行判定部と、運行判定部の判定結果に基づき、貨物と車両とのマッチングをおこない、マッチングが成立した貨物及び車両の少なくともいずれか一方の情報を抽出する情報抽出部と、を備える。
本発明の他態様にかかるプログラムは、貨物に対して配車が設定可能な車両の運行計画に関する情報を記憶する運行管理装置と通信可能なコンピュータを、運行計画に基づき、配車が設定されていない空き時間に車両が運行可能であるか否かを判定する運行判定部、運行判定部の判定結果に基づき、貨物と車両とのマッチングをおこない、マッチングが成立した貨物及び車両の少なくともいずれか一方の情報を抽出する情報抽出部、として機能させるためのプログラムである。
本発明の上記いずれかの態様では、配車が設定されていない空き時間に車両が運行可能であるか否かが判定され、その判定結果に基づき、貨物と車両とのマッチングが行われる。よって、配車が設定されていない空き時間に運行可能な車両を配車手配することができ、荷主と車両を有する運行会社との間で電話等による直接交渉を行うことなく、貨物と車両とのマッチングが可能となる。これにより、効率的に適切な配車手配を行うことができる。
運行計画に基づき、貨物を配送する配送業務の原価を算出する原価算出部と、原価算出部により算出された原価と、貨物の配送価格とに基づき、配送業務を行うのに採算が合うか否かを判定する価格判定部と、を備え、情報抽出部は、価格判定部の判定結果に基づき、貨物と車両とのマッチングをおこなってもよい。この場合、配送業務の原価と貨物の配送価格とに基づき、配送業務を行うのに採算が合うか否かが判定され、その判定結果に基づき、貨物と車両とのマッチングが行われる。したがって、配送業務の原価と貨物の配送価格との価格調整を電話等による直接交渉で行うことなく、価格調整を考慮したマッチングを容易に行うことができる。
原価算出部は、運行計画と、車両を運転する運転手の労務情報と、に基づき、原価を算出してもよい。この場合、運行計画に加えて、運転手の労務情報を考慮した配送業務の原価を算出することができる。
原価算出部は、過去の貨物の積み下ろし時間の実績情報である過去実績に基づき、原価を算出してもよい。この場合、運転手による過去の貨物の積み下ろし時間の実績情報を考慮した配送業務の原価を算出することができる。
前記原価算出部は、前記過去実績に所望の実績情報が含まれない場合には、前記過去実績をもとに前記所望の実績情報を推定してもよい。この場合、所望の実績情報が過去実績に格納されていない場合であっても、過去の貨物の積み下ろし時間の実績情報に基づいて所望の実績情報を推定することができる。
車両の運転手による過去の運行品質情報に基づき、価格を調整する価格調整部を備えてもよい。この場合、過去の運行品質情報に基づき調整された価格を用いて、価格判定が行われる。したがって、過去の運行品質情報を考慮した価格判定に基づき、より適切なマッチングを行うことができる。
本発明によれば、効率的に適切な配車手配を行うことができる。
第1実施形態に係る情報処理装置としてのマッチング装置を含む求貨求車システム1の全体構成の一例を示すブロック図である。 マッチング装置のハードウェア構成の一例を概略的に示すブロック図である。 運行管理DB及びマッチング装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 求貨求車システムによるマッチング処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図4のステップSP20の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図4のステップSP22の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 運行情報DBの一例を示す図である。 車両DBの一例を示す図である。 労務DBの一例を示す図である。 商品DBの一例を示す図である。 運行時間DBの一例を示す図である。 過去実績DBの一例を示す図である。 運行側端末における運行計画画面の一例を示す図である。 運行側端末における貨物一覧画面の一例を示す図である。 運行側端末におけるマッチング成立画面の一例を示す図である。 運行側端末における見積依頼画面の一例を示す図である。 荷主側端末における入力画面の一例を示す図である。 第2実施形態に係る運行管理DB及びマッチング装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 運行履歴DBの一例を示す図である。 商品DBの一例を示す図である。 第3実施形態に係る運行管理DB及びマッチング装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 商品DBの一例を示す図である。 商品種別DBの一例を示す図である。 過去実績(車両)DBの一例を示す図である。 過去実績(運転手)DBの一例を示す図である。 第4実施形態に係る運行管理DB及びマッチング装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 過去実績(運転手)DBの一例を示す図である。 第5実施形態に係る運行管理DB及びマッチング装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 過去実績(運転手)DBの一例を示す図である。 過去作業実績単純DBの一例を示す図である。 多層パーセプトロン(MLP)のモデルイメージを示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態(以下、「本実施形態」という。)について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る情報処理装置としてのマッチング装置30を含む求貨求車システム1の全体構成の一例を示すブロック図である。求貨求車システム1は、運びたい貨物があるが配車手配ができていない荷主の貨物と、空いている荷台があるが運ぶ貨物がないトラック等の車両とのマッチングを行うことで、配車手配を行うシステムである。貨物は、車両の荷台に積んで運搬が可能な荷物であって、家具、食品、雑貨、衣類、又は医薬品等の種々の物を含む。
図1に示されるように、求貨求車システム1は、荷主側端末10と、運行側端末20と、マッチング装置30と、運行管理DB(データベース)60と、を備える。荷主側端末10、運行側端末20、及び運行管理DB60は、移動体通信網又は無線通信等の通信ネットワークを介してマッチング装置30と互いに通信可能に構成されている。
荷主側端末10は、荷主に所持されると共に通信(例えば移動体通信)を行うことができる装置である。荷主側端末10は、主として、入力部12と、表示部14と、を備える。
入力部12は、例えば、荷主の操作による入力(以下、「荷主入力」と称する。)を受け付ける。荷主入力は、配車手配を必要とする貨物を示す貨物情報(商品情報)の入力等を含む。
表示部14は、例えば、マッチング装置30から送信された車両一覧情報を含む車両一覧画面を表示する。車両一覧情報は、配車手配を必要とする貨物とのマッチングが成立した車両の一覧を示す。入力部12及び表示部14は、例えば、入力機能を担うタッチセンサと表示機能を担うディスプレイとを含むタッチパネルとして構成される。
運行側端末20は、車両を手配する運行会社のユーザに所持されると共に通信(例えば移動体通信)を行うことができる装置である。運行側端末20は、主として、入力部22と、表示部24と、を備える。
入力部22は、例えば、運行会社のユーザの操作による入力(以下、「ユーザ入力」と称する。)を受け付ける。ユーザ入力は、例えば、空いている荷台がある車両に関する情報の入力や、表示部24によって表示された運行計画画面における空き時間の選択等を含む。空き時間は、貨物に対する配車が未設定の時間であって、その詳細については後述する。
表示部24は、例えば、運行計画を示す運行計画画面や、マッチング装置30から送信された貨物一覧情報を含む貨物一覧画面等を表示する。貨物一覧情報は、空いている荷台がある車両とのマッチングが成立した貨物の一覧を示す。入力部22及び表示部24は、例えば、入力機能を担うタッチセンサと表示機能を担うディスプレイとを含むタッチパネルとして構成される。
マッチング装置30は、貨物と車両とのマッチングを行うサーバ装置である。マッチング装置30は、荷主側の要望に基づき行われる貨物に対する車両のマッチングと、運行側の要望に基づき行われる車両に対する貨物のマッチングとの、双方向のマッチングを行う。
具体的には、マッチング装置30は、荷主側端末10の入力部12で入力された情報が示す貨物に対する車両のマッチングをおこない、マッチングが成立した車両の一覧を示す車両一覧情報を取得する。そして、マッチング装置30は、取得した車両一覧情報を、荷主側端末10に送信する。また、マッチング装置30は、運行側端末20で入力された情報が示す車両に対する貨物のマッチングをおこない、マッチングが成立した貨物の一覧を示す貨物一覧情報を取得する。そして、マッチング装置30は、取得した貨物一覧情報を、運行側端末20に送信する。
運行管理DB60(運行管理装置)は、貨物に対する配車が設定された車両の運行計画に関する情報を記憶するデータベースである。運行管理DB60は、図1に示されるように運行側端末20の外部にあってもよいし、運行側端末20が備えていてもよい。
図2は、マッチング装置30のハードウェア構成の一例を概略的に示すブロック図である。マッチング装置30は、制御装置50と、通信装置52と、記憶装置54と、を備える。制御装置50は、CPU(Central Processing Unit)56及びメモリ58を主に備えて構成される。
制御装置50では、記憶装置54又はメモリ58等に格納された所定のプログラムをCPUが実行することにより、後述する各種の機能部として機能する。
通信装置52は、外部の装置と通信するための通信インターフェース等で構成される。通信装置52は、例えば、荷主側端末10、運行側端末20、及び運行管理DB60等との間で各種の情報を送受信する。
記憶装置54は、ハードディスク等で構成される。この記憶装置54は、制御装置50における処理の実行に必要な各種プログラムや各種の情報、及び処理結果の情報を記憶する。
なお、マッチング装置30は、専用又は汎用のサーバ・コンピュータ等の情報処理装置を用いて実現することができる。また、マッチング装置30は、単一の情報処理装置により構成されるものであっても、通信ネットワーク上に分散した複数の情報処理装置により構成されるものであってもよい。また、図2は、マッチング装置30が有する主要なハードウェア構成の一部を示しているに過ぎず、マッチング装置30は、サーバ装置が一般的に備える他の構成を備えることができる。
図3は、運行管理DB60及びマッチング装置30の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。運行管理DB60は、主として、運行情報DB62と、車両DB64と、労務DB66と、を備える。
運行情報DB62には、車両の運行情報が車両毎に格納されている(図7参照)。運行情報は、運行計画として貨物に対する配車が設定済みの車両の運行に関する情報である。
車両DB64には、車両に関する情報が車両毎に格納されている(図8参照)。車両に関する情報には、どのような特性の商品を貨物として配送可能かを示す受入商品特性の情報や、車両のキロ単価(距離単価)を示す情報等が含まれる。
労務DB66は、車両に乗車する運転手の時給を示す情報が車両毎に格納されている(図9参照)。各DB62,64,66の詳細については、図7〜図9を参照して後述する。
マッチング装置30は、主として、記憶部32と、情報抽出部34(運行判定部、価格判定部、情報抽出部)と、経路情報算出部36と、原価算出部38(原価算出部)と、を備える。
記憶部32は、マッチング装置30で実行される処理に必要な種々の情報を記憶する。記憶部32は、複数のデータベースを含む。記憶部32は、例えば、商品DB40と、運行時間DB42と、過去実績DB44と、を含む。
商品DB40には、貨物対象である商品の特性及び貨物の配送価格に関する商品情報や、貨物を配送する経路に関する情報を示す経路情報等が格納されている(図10参照)。運行時間DB42には、法令に基づく運行時間(法令上、運転手の労務時間に対して取得すべき休憩時間を含む運行時間)を示す運行時間情報が格納されている(図11参照)。過去実績DB44には、運転者による過去の貨物の積み下ろし時間の実績情報が格納されている(図12参照)。
情報抽出部34は、貨物に対する配車が設定された車両の運行計画(配車を設定したい時間の前後の配送計画)に基づき、貨物と車両とのマッチングをおこない、マッチングが成立した貨物及び車両の少なくとも一方の情報を抽出する。以下、一例として、情報抽出部34が貨物の情報を抽出する場合について説明する。
まず、情報抽出部34は、空き時間の情報を取得する。空き時間とは、運行計画として配車が既に設定済みの配車済み時間以外の時間であって、配車が設定されていない時間である。空き時間は、例えば配車済み時間の前後の時間である。情報抽出部34は、例えば、運行側端末20の表示部24で表示された運行計画画面において、空き時間の選択を示すユーザ入力が運行側端末20の入力部22によって受け付けられると、この選択を受け付けた空き時間の情報を取得する。
情報抽出部34は、運行管理DB60の車両DB64及び記憶部32の商品DB40に格納された情報に基づき、車両への積み荷が適用可能な貨物を抽出する。具体的には、情報抽出部34は、車両DB64に格納された受入商品特性の情報と、商品DB40に格納された商品特性の情報とに基づき、車両への受け入れが可能な商品を、車両への積み荷が適用可能な貨物として抽出する。
情報抽出部34は、車両への積み荷が適用可能であると抽出された貨物について、空き時間における車両の運行が可能か否かを判定する運行可否判定を行う。情報抽出部34は、当該運行可否判定を、商品DB40に格納された経路情報に基づき行う。
具体的には、まず、情報抽出部34は、商品DB40に格納された経路情報を経路情報算出部36に出力する。情報抽出部34は、経路情報算出部36による算出結果として、経路情報が示す経路を車両で移動するために要する経路時間(以下、「経路時間」と称する。)を取得する。そして、情報抽出部34は、経路情報算出部36によって算出された経路時間と、前述の空き時間とを比較し、経路時間が空き時間に含まれるか否か(経路時間が空き時間以下であるか否か)を判定する。
情報抽出部34は、経路時間が空き時間に含まれる場合には、運行可能であると判定し、経路時間が空き時間を超える場合には、運行可能でないと判定する。情報抽出部34は、運行可能であると判定した場合には、原価の算出に必要な情報を、原価算出部38に出力する。原価の算出に必要な情報とは、例えば、商品DB40に格納された経路情報、及び、車両DB64に格納された車両のキロ単価(距離単価)を示す情報等である。
情報抽出部34は、運行可能であると判定した場合に、配送業務を行うのに採算が合うか否かを判定する価格判定を行う。情報抽出部34は、当該価格判定を、配送業務の原価と、貨物対象である商品の配送価格(以下、「貨物の配送価格」という。)との比較によって行う。具体的には、情報抽出部34は、原価算出部38によって算出された配送業務の原価と、商品DB40に格納された貨物の配送価格とを比較し、配送業務の原価が貨物の配送価格以下であるか否かを判定する。配送業務の原価が貨物の配送価格以下である場合とは、原価割れしない場合であって、配送業務を行うのに採算が合うことを示す。
情報抽出部34は、運行可否判定及び価格判定に基づき、貨物と車両とのマッチングをおこない、その結果として貨物一覧情報を作成する。具体的には、情報抽出部34は、運行可能であり、かつ、配送業務を行うのに採算が合うと判定された貨物を、貨物一覧情報に追加する。また、情報抽出部34は、運行可能でない、又は、配送業務を行うのに採算が合わないと判定された貨物を、貨物一覧情報に追加しないようにする。そして、情報抽出部34は、作成した貨物一覧情報を運行側端末20に送信する。
なお、情報抽出部34は、必ずしも価格判定をおこなわなくてもよく、価格判定によらずに運行可否判定に基づき、貨物と車両とのマッチングをおこなってもよい。すなわち、情報抽出部34は、運行可否判定をおこなった結果、運行可能であると判定された貨物又は車両をそれぞれの一覧情報に追加し、運行可能でないと判定された貨物又は車両をそれぞれの一覧情報に追加しないようにしてもよい。
以上、情報抽出部34による貨物の情報の抽出について説明したが、情報抽出部34が車両の情報を抽出する場合も前述と同様にして行われる。すなわち、情報抽出部34は、車両DB64及び商品DB40に格納された情報に基づき、貨物の積み荷が適用可能な車両を抽出する。具体的には、情報抽出部34は、車両DB64に格納された受入商品特性の情報と、商品DB40に格納された商品特性の情報とに基づき、貨物の受け入れが可能な車両を、貨物の積み荷が適用可能な車両として抽出する。そして、情報抽出部34は、前述同様、運行可否判定及び価格判定に基づき、貨物と車両とのマッチングをおこない、その結果として作成した車両一覧情報を、荷主側端末10に送信する。
経路情報算出部36は、情報抽出部34から出力された経路情報に基づき、経路情報が示す経路の距離(以下、「経路距離」と称する。)と、経路時間と、を算出する。経路情報算出部36は、例えば、公知の経路検索エンジン等を用いて、経路における出発地点及び到着地点の入力に基づき、経路距離及び経路時間を算出する。経路情報算出部36は、算出した経路距離を示す情報を原価算出部38に出力する。また、経路情報算出部36は、算出した経路時間を示す情報を情報抽出部34に出力する。
原価算出部38は、情報抽出部34により運行可能であると判定された場合に、配送業務の原価を算出する。配送業務の原価とは、配送業務を行うために必要な原価である。原価算出部38は、運行計画と、車両を運転する運転手の労務情報と、に基づき、配送業務の原価を算出する。原価算出部38は、配送業務の原価を示す情報を、情報抽出部34に出力する。
具体的には、原価算出部38は、運行計画として設定された車両のキロ単価(距離単価)及び経路距離に基づき算出される価格(以下、「距離価格」と称する。)と、運転手の時給等に基づき算出される価格(以下、「労務価格」と称する。)と、をそれぞれ算出する。そして、原価算出部38は、距離価格と労務価格との和を、配送業務の原価とする。なお、原価算出部38が算出する配送業務の原価には、労務価格が含まれなくてもよく、原価算出部38は、労務価格を除く距離価格そのものを配送業務の原価としてもよい。
原価算出部38は、車両DB64に格納された車両のキロ単価(距離単価)に、経路情報算出部36で算出された経路距離を乗算することにより、距離価格を算出する。また、原価算出部38は、労務DB66に格納された運転手の時給に、運行時間DB42に格納された運行時間を乗算することにより、労務価格を算出する。なお、労務価格の算出に用いる運行時間には、運転手の労務時間及び休憩時間に加え、貨物の積み下ろし時間を含めてもよい。貨物の積み下ろし時間とは、貨物を車両の荷台に積む時間と、貨物を車両の荷台から下ろす時間と、を含む。
また、原価算出部38は、運転手による過去の貨物の積み下ろし時間の実績情報に基づき、配送業務の原価を算出してもよい。例えば、原価算出部38は、過去実績DB44に格納されたリスク係数を労務価格に乗算することにより、労務価格を調整してもよい。そして、原価算出部38は、調整された労務価格と距離価格との和を算出することによって、配送業務の原価を算出してもよい。リスク係数とは、運転手による過去の貨物の積み下ろし時間の実績情報に基づいた運行のリスクを示し、例えば、過去の貨物の積み下ろし時間の実績に基づき、貨物の積み下ろし時間が所定の入力値に対してどの程度長いかを示す値である。
次に、図4を参照して、求貨求車システム1によるマッチング処理の流れの一例を説明する。図4は、求貨求車システム1によるマッチング処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、以下のステップの順番は、適宜、変更することができる。
(ステップSP10)
運行側端末20は、運行情報DB62に格納された情報に基づき、運行情報を取得する。
図7は、運行情報DB62の一例を示す図である。運行情報DB62には、ある一日の運行情報として、車両番号と、出発地点と、出発時間と、到着地点と、到着時間とが格納されている。なお、図7の例では、ある一日の運行情報が格納されているが、例えば、日をまたいだ運行情報が格納されていてもよい。
図4に戻って、運行側端末20は、運行情報DB62を参照して、車両番号で示される車両に関して、出発地点から到着地点までの経路を運行するものとして設定された運行情報を取得する。そして、処理は、ステップSP12の処理に移行する。
(ステップSP12)
運行側端末20の表示部24は、ステップSP10で取得した運行情報に基づき、運行計画画面を表示する。図13は、運行側端末20における運行計画画面70の一例を示す図である。運行計画画面70は、運行情報72、及び空き時間74等を含む。
図4に戻って、処理は、ステップSP14の処理に移行する。
(ステップSP14)
図13に示すような運行計画画面において、運行情報72が設定されていない空き時間74の範囲をユーザがドラッグ等で選択操作すると、運行側端末20の入力部22は、空き時間74の選択として当該ユーザ入力を受け付ける。入力部22は、選択を受け付けた空き時間74の情報をマッチング装置30に送信する。そして、処理は、ステップSP16の処理に移行する。
(ステップSP16)
マッチング装置30の情報抽出部34は、ステップSP14で選択が受け付けられた空き時間74の情報を取得する。そして、処理は、ステップSP18の処理に移行する。
(ステップSP18)
マッチング装置30の情報抽出部34は、車両DB64及び商品DB40に格納された情報に基づき、車両への積み荷が適用可能な貨物を抽出する。
図8は、車両DB64の一例を示す図である。車両DB64には、車両に関する情報として、例えば、車両番号と、受入商品特性と、大きさと、荷台種別と、出発地点と、キロ単価(距離単価)とが格納されている。受入商品特性には、温度、臭い、及び薬品等の各種項目が含まれている。
図10は、商品DB40の一例を示す図である。商品DB40には、商品名と、経路情報と、商品特性と、価格とが格納されている。経路情報には、出発地、到着地、及び積み下ろし時間が含まれている。商品情報には、温度、臭い、及び薬品等の各種項目が含まれている。
図4に戻って、情報抽出部34は、車両DB64に格納された受入商品特性の情報と、商品DB40に格納された商品特性の情報とを照合し、各情報が合致する場合の商品を、車両への積み荷が適用可能な貨物として抽出する。そして、処理は、ステップSP20の処理に移行する。
(ステップSP20)
マッチング装置30の情報抽出部34は、ステップSP18で車両への積み荷が適用可能であると抽出された貨物について、運行可否判定を行う。情報抽出部34は、運行可否判定の結果に基づき、ステップSP18で抽出された貨物を貨物一覧情報に追加する。ステップSP20の処理の流れの詳細については、図5を参照して後述する。そして、処理は、ステップSP22の処理に移行する。
(ステップSP22)
マッチング装置30の情報抽出部34は、価格判定を行う。情報抽出部34は、価格判定の結果に基づき、ステップSP18で抽出された貨物を貨物一覧情報に追加する。ステップSP22の処理の流れの詳細については、図6を参照して後述する。そして、処理は、ステップSP24の処理に移行する。
(ステップSP24)
マッチング装置30の情報抽出部34は、ステップSP20及びステップSP22で貨物が追加されることによって作成された貨物一覧情報を、運行側端末20に送信する。そして、処理は、ステップSP26の処理に移行する。
(ステップSP26)
運行側端末20の表示部24は、ステップSP24で送信された貨物一覧情報に基づき、貨物一覧画面を表示する。
図14は、運行側端末20における貨物一覧画面80の一例を示す図である。貨物一覧画面80は、貨物一覧情報82等を含む。
図4に戻って、処理は、ステップSP28の処理に移行する。
(ステップSP28)
運行側端末20の入力部22は、ステップSP26で表示された貨物一覧情報82に含まれる貨物の中からいずれかの貨物を選択するユーザ入力を受け付けたか否かを判定する。運行側端末20の入力部22によって、貨物を選択するユーザ入力を受け付けたと判定された場合には、ステップSP30の処理に移行する。運行側端末20の入力部22によって、貨物を選択するユーザ入力を受け付けていないと判定された場合には、その判定結果が運行側端末20の入力部22から荷主側端末10へ送信され、ステップSP32の処理に移行する。
(ステップSP30)
運行側端末20は、ステップSP28で選択を受け付けた貨物について配送手配を確定するための処理を行う。例えば、運行側端末20の表示部24は、ステップSP28で選択を受け付けた貨物に対して車両のマッチングが成立したことを示すマッチング成立画面を表示する。
図15は、運行側端末20におけるマッチング成立画面90の一例を示す図である。マッチング成立画面90は、ウィンドウ情報92等を含む。ウィンドウ情報92は、マッチング成立を示すと共に、マッチングが成立した貨物の配送についてユーザに承認を要求する情報である。ウィンドウ情報92における承認ボタンがユーザにより選択されることにより、マッチング成立が確定し、配送手配が確定する。
(ステップSP32)
図4に戻り、荷主側端末10の入力部22は、表示部24で表示された入力画面に対する荷主の操作等に基づき、配送を要する貨物を示す貨物情報の入力を受け付ける。荷主側端末10の入力部22は、受け付けた貨物情報を、マッチング装置30に送信する。
図17は、荷主側端末10における入力画面110の一例を示す図である。入力画面110は、入力フォーム112等を含む。
なお、図4のフローには示していないが、荷主側端末10の入力部12は、受け付けた貨物情報を運行側端末20に送信してもよい。運行側端末20の表示部24は、送信された貨物情報に基づき、見積依頼画面を表示してもよい。
図16は、運行側端末20における見積依頼画面100の一例を示す図である。見積依頼画面100は、見積依頼があったことを示すウィンドウ情報102等を含む。
図4に戻って、処理は、ステップSP34の処理に移行する。
(ステップSP34)
マッチング装置30の情報抽出部34は、車両DB64及び商品DB40に格納された情報に基づき、貨物の積み荷が適用可能な車両を抽出する。具体的には、情報抽出部34は、商品DB40に格納された受入商品特性の情報と、商品DB40に格納された商品特性の情報とを照合した結果、合致する場合の車両を、貨物の積み荷が適用可能な車両として抽出する。
続くステップSP36及びステップSP40の処理は、前述したステップSP20及びステップSP22の処理と同様であるため、詳細な説明を省略する。そして、処理は、ステップSP40の処理に移行する。
(ステップSP40)
マッチング装置30の情報抽出部34は、ステップSP36及びステップSP38の結果に基づき、車両一覧情報を作成し、荷主側端末10に送信する。そして、処理は、ステップSP42の処理に移行する。
(ステップSP42)
荷主側端末10の表示部24は、ステップSP40で作成された車両一覧情報に基づき、車両一覧画面を表示する。なお、車両一覧画面の図示は省略するが、運行側端末20の貨物一覧画面80では貨物一覧情報82が表示されているのに対し、荷主側端末10の車両一覧画面では車両一覧情報が表示されることとなる。すなわち、表示部24は、前述した車両一覧情報を含む車両一覧画面を表示する。そして、処理は、ステップSP44の処理に移行する。
(ステップSP44)
荷主側端末10の入力部12は、ステップSP42で表示された車両一覧情報に含まれる車両の中からいずれかの車両を選択する荷主入力を受け付けたか否かを判定する。荷主側端末10の入力部12によって、車両を選択する荷主入力を受け付けたと判定された場合には、ステップSP46の処理に移行する。車両を選択する荷主入力を受け付けていないと判定された場合には、その判定結果が荷主側端末10の入力部12から運行側端末20へ送信され、ステップSP10の処理に戻る。
(ステップSP46)
荷主側端末10は、ステップSP44で選択を受け付けた車両について配送手配を確定するための処理を行う。例えば、荷主側端末10の表示部14は、ステップSP44で選択を受け付けた車両に対して貨物のマッチングが成立したことを示すマッチング成立画面を表示する。なお、図示は省略するが、荷主側端末10のマッチング成立画面は、運行側端末20のマッチング成立画面90と同様に、マッチング成立を示すと共に、マッチングが成立した車両の配送についてユーザに承認を要求するウィンドウ情報を含んでもよい。
次に、図5を参照して、図4のステップSP20の処理の流れの一例を説明する。図5は、図4のステップSP20の処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、以下のステップの順番は、適宜、変更することができる。
(ステップSP50)
マッチング装置30の経路情報算出部36は、経路時間を算出する。具体的には、まず、マッチング装置30の情報抽出部34が、商品DB40を参照し、商品DB40に格納された経路情報を、経路情報算出部36に出力する。経路情報算出部36は、情報抽出部34から出力された経路情報に基づき、公知の経路検索エンジン等を用いて、経路時間を算出する。そして、処理は、ステップSP52に移行する。
(ステップSP52)
情報抽出部34は、ステップSP50で算出された経路時間と、図4のステップSP16で取得された空き時間とを比較する。そして、処理は、ステップSP54に移行する。
(ステップSP54)
情報抽出部34は、ステップSP52での比較に基づき、運行可能か否かを判定する。具体的には、情報抽出部34は、経路時間が空き時間に含まれる場合には、運行可能であると判定し、処理は、ステップSP56の処理に移行する。情報抽出部34は、経路時間が空き時間を超える場合には、運行可能でないと判定し、処理は、ステップSP58の処理に移行する。
(ステップSP56)
情報抽出部34は、図4のステップSP18で抽出された貨物を貨物一覧情報に追加する。そして、ステップSP20の処理が終了し、図4のステップSP22の処理に移行する。
(ステップSP58)
情報抽出部34は、図4のステップSP18で抽出された貨物を貨物一覧情報に追加せず、マッチング処理を終了する。なお、この場合に、マッチング処理を終了せず、図4のステップSP10の処理に戻ってもよく、図4のステップSP32の処理に移行してもよい。
次に、図6を参照して、図4のステップSP22の処理の流れの一例を説明する。図6は、図4のステップSP22の処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、以下のステップの順番は、適宜、変更することができる。
(ステップSP60)
マッチング装置30の経路情報算出部36は、経路距離を算出する。具体的には、まず、マッチング装置30の情報抽出部34が、商品DB40を参照し、商品DB40に格納された経路情報を、経路情報算出部36に出力する。経路情報算出部36は、情報抽出部34から出力された経路情報に基づき、公知の経路検索エンジン等を用いて、経路距離を算出する。そして、処理は、ステップSP62に移行する。
(ステップSP62)
マッチング装置30の原価算出部38は、車両DB64に格納された車両のキロ単価(距離単価)に、ステップSP62で算出された経路距離を乗算することにより、距離価格を算出する。そして、処理は、ステップSP64に移行する。
(ステップSP64)
原価算出部38は、労務DB66及び運行時間DB42に基づき、労務価格を算出する。なお、ここで、原価算出部38は、過去実績DB44に基づき、労務価格を調整してもよい。
図9は、労務DB66の一例を示す図である。労務DB66には、労務情報として、車両番号と、時給とが格納されている。
図11は、運行時間DB42の一例を示す図である。運行時間DB42には、運行時間を示す情報として、労務時間と、休憩時間とが格納されている。
図12は、過去実績DB44の一例を示す図である。過去実績DB44には、運転手の貨物の積み下ろしに関する過去実績を示す情報として、車両番号と、リスク係数とが格納されている。
図6に戻り、原価算出部38は、労務DB66に格納された運転手の時給に、運行時間DB42に格納された労務時間と休憩時間との和である運行時間を乗算することにより、労務価格を算出する。ここで、原価算出部38は、算出した労務価格に、過去実績DB44に格納されたリスク係数を乗算することにより、労務価格を調整してもよい。そして、処理は、ステップSP66の処理に移行する。
(ステップSP66)
原価算出部38は、ステップSP62で算出された距離価格と、ステップSP64で算出された労務価格との和を算出し、算出した結果を、配送業務の原価とする。そして、処理は、ステップSP68の処理に移行する。
(ステップSP68)
情報抽出部34は、配送業務の原価が貨物の配送価格以下であるか否かを判定する。情報抽出部34によって、配送業務の原価が貨物の配送価格以下であると判定された場合には、処理は、ステップSP70の処理に移行する。情報抽出部34によって、配送業務の原価が貨物の配送価格よりも高いと判定された場合には、処理は、ステップSP72の処理に移行する。
(ステップSP70)
情報抽出部34は、図4のステップSP18で抽出された貨物を貨物一覧情報に追加する。すなわち、図5のステップSP56で貨物一覧情報に追加された貨物をそのまま追加された状態とする。そして、ステップSP22の処理が終了し、図4のステップSP24の処理に移行する。
(ステップSP72)
情報抽出部34は、図4のステップSP18で抽出された貨物を貨物一覧情報に追加しない。すなわち、図5のステップSP56で貨物一覧情報に追加された貨物を、貨物一覧情報から除外する。そして、マッチング処理を終了する。なお、この場合に、マッチング処理を終了せず、図4のステップSP10の処理に戻ってもよく、図4のステップSP32の処理に移行してもよい。
以上、本実施形態によれば、空き時間に車両が運行可能であるか否かが判定され、その判定結果に基づき、貨物と車両とのマッチングが行われる。したがって、空き時間に運行可能な車両を配車手配することができ、荷主と車両を有する運行会社との間で電話等による直接交渉を行うことなく貨物と車両とのマッチングが可能となる。以上より、効率的に適切な配車手配を行うことができる。
また、本実施形態によれば、配送業務の原価と貨物の配送価格とに基づき、配送業務を行うのに採算が合うか否かが判定され、その判定結果に基づき貨物と車両とのマッチングが行われる。したがって、配送業務の原価と貨物の配送価格との価格調整を電話等による直接交渉で行うことなく、価格調整を考慮したマッチングを容易に行うことができる。
また、本実施形態によれば、原価算出部38によって算出される配送業務の原価が、距離価格と、労務価格と、を含む。このように、運行計画に加えて、運転手の労務情報を考慮した配送業務の原価を算出することができる。
また、本実施形態によれば、運転者による過去の貨物の積み下ろし時間の実績情報に基づいたリスク係数に基づき調整された労務価格と、距離価格との和を、配送業務の原価とすることにより、当該実績情報を考慮した配送業務の原価を算出することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る求貨求車システムについて説明する。第2実施形態に係る求貨求車システムは、第1実施形態に係る求貨求車システム1と同様の要素や構造を備えている。そのため、第1実施形態に係る求貨求車システム1と同様の要素や構造には同一の符号を付して詳細な説明を省略し、第1実施形態と異なる部分について説明する。
図18は、第2実施形態に係る運行管理DB60A及びマッチング装置30Aの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
本実施形態に係る運行管理DB60Aは、主として、運行情報DB62と、車両DB64と、労務DB66と、運行履歴DB68と、を備える。運行履歴DB68には、運転手の運行履歴を示す情報が格納されている。
図19は、運行履歴DB68の一例を示す図である。運行履歴DB68には、運行履歴を示す情報として、車両番号と、事故率と、急ブレーキ率と、評価とが格納されている。評価は、運行履歴に基づき運転手の運行品質を示す指標である。評価Hは、高品質を示す。評価Mは、標準品質を示す。評価Lは、低品質を示す。
なお、図19の例では、運行履歴DB68には、車両毎の評価が格納されているが、これに限られず、例えば、業者毎の評価が格納されていてもよい。
マッチング装置30Aの記憶部32Aは、商品DB40に代えて、商品DB40Aを備える。また、マッチング装置30は、記憶部32、情報抽出部34、経路情報算出部36、及び原価算出部38に加えて、価格調整部46(価格調整部)を備える。
商品DB40Aには、運転手による過去の運行品質に応じた価格が格納されている。図20は、商品DB40Aの一例を示す図である。
商品DB40Aには、商品DB40に格納された情報に加え、運行品質を考慮した品質別価格が格納されている。商品DB40Aにおいて、例えば商品名αの貨物の配送価格として、運行履歴DB68に格納された評価に応じて、高品質の価格CH、標準品質の価格CM、及び低品質の価格CLが格納されている。また、例えば商品名βの貨物の配送価格として、低品質の価格が0とされている。このように、評価が低品質の場合には貨物の配送価格を0としてもよい。
価格調整部46は、運転手による過去の運行品質情報に基づき、情報抽出部34による価格判定に用いる貨物の配送価格を調整する。具体的には、価格調整部46は、商品DB40Aを参照し、運行履歴DB68に格納された評価に応じた品質別価格を示す情報を取得する。そして、価格調整部46は、取得した品質別価格を示す情報を、情報抽出部34に出力する。
情報抽出部34は、価格調整部46によって取得された品質別価格を用いて、価格判定を行う。具体的には、情報抽出部34は、原価算出部38によって算出された配送業務の原価と、価格調整部46によって取得された品質別価格とを比較し、配送業務の原価が品質別価格以下であるか否かを判定する。
この際、前述した商品名βの貨物のように、品質別価格が0とされている場合には、配送業務の原価が品質別価格以下になり得ず、価格判定の結果としては、配送業務を行うのに採算が合わないものと判定される。そして、情報抽出部34は、このように採算が合わないと判定された貨物を、貨物一覧情報に追加しないようにする。すなわち、運行品質の評価が低品質である場合には、品質別価格を0とすることにより、運行品質が低い車両については貨物とのマッチングが成立しないようにすることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る求貨求車システムについて説明する。第3実施形態に係る求貨求車システムは、第1実施形態に係る求貨求車システム1と同様の要素や構造を備えている。そのため、第1実施形態に係る求貨求車システム1と同様の要素や構造には同一の符号を付して詳細な説明を省略し、第1実施形態と異なる部分について説明する。
図21は、第3実施形態に係る運行管理DB60及びマッチング装置30Bの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
マッチング装置30Bは、記憶部32B、情報抽出部34、経路情報算出部36、及び原価算出部38を備える。記憶部32Bは、マッチング装置30Bで実行される処理に必要な種々の情報、例えば、商品DB40Bと、商品種別DB41と、運行時間DB42と、過去実績(車両)DB44Aと、過去実績(運転手)DB44Bと、を含む。
図22は、商品DB40Bの一例を示す図である。商品DB40Bには、商品名と、商品種別と、経路情報と、価格とが格納されている。図23は、商品種別DB41の一例を示す図である。商品種別DB41には、商品種別と、商品特性とが格納されている。
過去実績(車両)DB44A及び過去実績(運転手)DB44Bは、過去の貨物の積み下ろし時間の実績情報に関する情報が格納されている。図24は、過去実績(車両)DB44Aの一例を示す図である。過去実績(車両)DB44Aには、過去の搭乗日と、車両番号と、その車両を運転した運転手とが格納されている。
図25は、過去実績(運転手)DB44Bの一例を示す図である。過去実績(運転手)DB44Bには、運転手と、リスク係数とが格納されている。
情報抽出部34は、車両DB64に格納された受入商品特性の情報と、商品DB40Bに格納された商品特性の情報と、商品種別DB41に格納された商品種別の情報とを照合し、各情報が合致する場合の商品を、車両への積み荷が適用可能な貨物として抽出する(ステップSP18)。
原価算出部38は、労務DB66及び運行時間DB42に基づき、労務価格を算出する。また、原価算出部38は、過去実績(車両)DB44A、過去実績(運転手)DB44Bに基づき、労務価格を調整する(ステップSP64)。
原価算出部38は、過去実績(車両)DB44Aを参照して、マッチング対象の車両を運転する運転手を抽出する。また、原価算出部38は、過去実績(運転手)DB44Bを参照して、抽出された運転手のリスク係数を抽出する。
抽出された運転手が単数の場合には、原価算出部38は、過去実績(運転手)DB44Bに格納されたその運転手のリスク係数を労務価格に乗算することにより、労務価格を調整する。また、抽出された運転手が複数の場合には、原価算出部38は、過去実績(運転手)DB44Bに格納された複数の運転手のリスク係数の平均値を求め、そのリスク係数の平均値を労務価格に乗算することにより、労務価格を調整する。例えば、図24に示す過去実績(車両)DB44Aには、車両Aに登場した運転手として運転手A、Dの情報が格納されている。この場合には、原価算出部38は、図25に示す過去実績(運転手)DB44Bから運転手Aのリスク係数1及び運転手Dのリスク係数0.8を取得し、その平均値0.9をリスク係数とする。
これにより、車両の運転手が変わりうる場合にも、過去の実績情報に基づいて原価の調整を行うことができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係る求貨求車システムについて説明する。第4実施形態に係る求貨求車システムは、第1実施形態に係る求貨求車システム1と同様の要素や構造を備えている。そのため、第1実施形態に係る求貨求車システム1と同様の要素や構造には同一の符号を付して詳細な説明を省略し、第1実施形態と異なる部分について説明する。
図26は、第4実施形態に係る運行管理DB60及びマッチング装置30Cの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
マッチング装置30Cは、記憶部32C、情報抽出部34、経路情報算出部36、及び原価算出部38を備える。記憶部32Cは、マッチング装置30Cで実行される処理に必要な種々の情報、例えば、商品DB40Bと、商品種別DB41と、運行時間DB42と、過去実績(車両)DB44Aと、過去実績(運転手)DB44Cと、を含む。
図27は、過去実績(運転手)DB44Cの一例を示す図である。過去実績(運転手)DB44Cには、依頼会社と、商品種別と、運転手と、リスク係数とが格納されている。
原価算出部38は、労務DB66及び運行時間DB42に基づき、労務価格を算出する。また、原価算出部38は、商品DB40B、過去実績(車両)DB44A、過去実績(運転手)DB44Cに基づき、労務価格を調整する(ステップSP64)。
原価算出部38は、商品DB40Bを参照して、マッチング対象の貨物の商品種別を抽出する。また、原価算出部38は、過去実績(運転手)DB44Cを参照して、抽出した商品種別に関連付けられた運転手とリスク係数とを抽出する。
抽出された運転手が単数の場合には、原価算出部38は、過去実績(運転手)DB44Cに格納されたその運転手のリスク係数を労務価格に乗算することにより、労務価格を調整する。また、抽出された運転手が複数の場合には、原価算出部38は、過去実績(運転手)DB44Cに格納された複数の運転手のリスク係数の平均値を求め、そのリスク係数の平均値を労務価格に乗算することにより、労務価格を調整する。
例えば、商品種別が種別Aの場合、図27において、種別Aのときの運転手Aのリスク係数が1.0であり、種別Aのときの運転手Bのリスク係数が1.2であるため、原価算出部38は、1.0と1.2の平均値である1.1をリスク係数とする。ただし、種別Aのときの運転手Aのリスク係数が過去実績(運転手)DB44Cに格納されているため、原価算出部38は、種別Bのときの運転手Aのリスク係数を参照しない。
これにより、商品種別ごとに、過去の実績情報に基づいて原価の調整を行うことができる。
なお、対象の運転手及び商品種別のリスク係数(所望の実績情報に相当)が過去実績(運転手)DB44Cに格納されていない場合には、原価算出部38は、過去実績(運転手)DB44Cに格納されている別のデータを用いて対象の運転手及び商品種別のリスク係数を求めるようにしてもよい。例えば、図27に示す過去実績(運転手)DB44Cには、商品種別が種別Cのときの運転手Aのデータが格納されていない。この場合には、例えば、原価算出部38は、商品種別C、運転手Aのデータに近いデータとして、種別Cに類似する種別Bのデータを用いてリスク係数を求める。商品種別が類似するか否かは、商品種別DB41の商品特性に基づいて決定することができる。また、例えば、原価算出部38は、種別C、運転手Aのデータに近いデータとして、種別Cのときの別の運転手のデータを用いてリスク係数を求める。
これにより、対象の運転手及び商品種別のデータが過去実績(運転手)DB44Cに格納されていない場合であっても、過去の貨物の積み下ろし時間の実績情報に基づいてリスク係数を推測することができる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態に係る求貨求車システムについて説明する。第5実施形態に係る求貨求車システムは、第1実施形態に係る求貨求車システム1と同様の要素や構造を備えている。そのため、第1実施形態に係る求貨求車システム1と同様の要素や構造には同一の符号を付して詳細な説明を省略し、第1実施形態と異なる部分について説明する。
図28は、第5実施形態に係る運行管理DB60及びマッチング装置30Dの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
マッチング装置30Dは、記憶部32D、情報抽出部34、経路情報算出部36、及び原価算出部38を備える。記憶部32Dは、マッチング装置30Dで実行される処理に必要な種々の情報、例えば、商品DB40Bと、商品種別DB41と、運行時間DB42と、過去実績(車両)DB44Aと、過去実績(運転手)DB44Dと、過去作業実績単純DB45と、を含む。
図29は、過去実績(運転手)DB44Dの一例を示す図である。過去実績(運転手)DB44Dには、依頼会社と、商品種別と、運転手と、リスク係数と、件数とが格納されている。図30は、過去作業実績単純DB45の一例を示す図である。過去作業実績単純DB45は、過去の貨物の積み下ろし時間の実績情報であり、過去実績(運転手)DB44Dを作成するための元データである。過去作業実績単純DB45には、依頼会社と、商品種別と、運転手と、予定作業時間と、実績作業時間とが格納されている。
原価算出部38は、過去作業実績単純DB45から依頼会社と、商品種別と、運転手とが一致するデータを抽出し、そのデータの予定作業時間と実績作業時間とに基づいてリスク係数を算出する。例えば、依頼会社が会社A、商品種別が種別A、運転手が運転手Aのときのデータは2つであり、予定作業時間が12時間のときの実績作業時間が11時間であり、予定作業時間が10時間のときの実績作業時間が11時間である。したがって、原価算出部38は、会社A、種別A、運転手Aのときのリスク係数を1.0(=(11/12+11/10)/2)と算出する。過去実績(運転手)DB44Dに含まれる件数は、リスク係数の算出に用いたデータの数である。
また、原価算出部38は、労務DB66及び運行時間DB42に基づき、労務価格を算出する。また、原価算出部38は、商品DB40B、過去実績(車両)DB44A、過去実績(運転手)DB44Dに基づき、労務価格を調整する(ステップSP64)。
原価算出部38は、商品DB40Bを参照して、マッチング対象の貨物の商品種別を抽出する。また、原価算出部38は、過去実績(運転手)DB44Dを参照して、抽出した商品種別に関連付けられた運転手とリスク係数とを抽出する。
抽出された運転手が単数の場合には、原価算出部38は、過去実績(運転手)DB44Cに格納されたその運転手のリスク係数を労務価格に乗算することにより、労務価格を調整する。また、抽出された運転手が複数の場合には、原価算出部38は、過去実績(運転手)DB44Dに格納された複数の運転手のリスク係数の平均値を求め、そのリスク係数の平均値を労務価格に乗算することにより、労務価格を調整する。
次に、対象の運転手及び商品種別のリスク係数(所望の実績情報に相当)が過去実績(運転手)DB44Dに格納されていない場合について説明する。原価算出部38は、過去実績(運転手)DB44Dに格納されている別のデータを用いて対象の運転手及び商品種別のリスク係数を求める。
例えば、図29に示す過去実績(運転手)DB44Dには、依頼会社が会社A、商品種別が種別Cのときの運転手Aのデータが格納されていない。この場合には、例えば、原価算出部38は、依頼会社が会社A、商品種別が種別Cのときの運転手Aのデータに近いデータとして、会社Aの全データを用いてリスク係数を求める。具体的には、会社Aの全データの平均である1.2(=(1×2+1.2×67+1.1×5)/(2+67+5))をリスク係数として求める。
これにより、商品種別ごとに、過去の実績情報に基づいて原価の調整を行うことができる。また、対象の運転手及び商品種別のデータが過去実績(運転手)DB44Dに格納されていない場合であっても、過去の貨物の積み下ろし時間の実績情報に基づいてリスク係数を推測することができる。
なお、本実施の形態では、対象の運転手及び商品種別のデータが過去実績(運転手)DB44Dに格納されていない場合に、過去実績(運転手)DB44Dに格納されている別のデータを用いてリスク係数を求めたが、リスク係数を求める方法はこれに限られない。例えば、原価算出部38は、過去作業実績単純DB45等に格納されているデータに基づいて作業時間を推定してもよい。作業時間の推定は、機械学習、特にディープラーニングにより行うことができる。
図31は、ディープラーニングである多層パーセプトロン(MLP)のモデルイメージを示す図である。左端列は入力層であり、記憶部32B及び運行管理DBに格納されている各種DB(過去作業実績単純DB45、商品DB40等)に含まれるデータを入力する。MLPは、入力層と中央列にある中間層の各ユニットの出力が次の層のすべてのユニットにリンクされている点に特徴があるモデルである。右端列は出力層であり、出力層からは学習結果である予測作業時間が出力される。MLPはすでに公知であるため、説明を省略する。このように、機械学習を用いて過去作業実績単純DB45から作業時間を求めることができる。
以上、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様の効果を奏する。さらに、本実施形態によれば、過去の運行品質情報に基づき調整された価格を用いて、価格判定が行われる。したがって、過去の運行品質情報を考慮した価格判定に基づきより適切なマッチングを行うことができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではない。本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他に適用したものであってもよい。
例えば、マッチング装置30、30Aは、原価算出部38を備えていなくてもよい。原価算出部38による配送業務の原価の算出及び価格判定はマッチングに必須ではなく、情報抽出部34は、少なくとも、運行可否判定に基づき、貨物と車両とのマッチングをおこなえばよく、その他の条件に基づき当該マッチングをおこなってもよい。
マッチング装置30、30Aは、記憶部32、32Aを備えていなくてもよい。例えば、情報抽出部34は、マッチング装置30、30Aの外部にある記憶部32、32Aに格納された各種DBを参照して、マッチングに必要な処理をおこなってもよい。
マッチング装置30、30Aは、経路情報算出部36を備えていなくてもよい。例えば、情報抽出部34は、マッチング装置30の外部にある経路情報算出部36によって算出された経路距離及び経路時間を用いて、マッチングに必要な処理をおこなってもよい。
マッチング装置30、30Aは、運行管理DB60を備えていてもよい。
上記実施形態では、情報抽出部34が、運行判定部、価格判定部、及び情報抽出部として機能する例について説明したが、これに限られない。例えば、情報抽出部34とは別に、価格判定部や情報抽出部として機能する構成を備えていてもよい。
1 :求貨求車システム
10 :荷主側端末
12 :入力部
14 :表示部
20 :運行側端末
22 :入力部
24 :表示部
30、30A、30B、30C、30D:マッチング装置
32、32A、32B、32C、32D:記憶部
34 :情報抽出部
36 :経路情報算出部
38 :原価算出部
40、40A、40B:商品DB
41 :商品種別DB
42 :運行時間DB
44、44A、44B、44C、44D:過去実績DB
45 :過去作業実績単純DB
46 :価格調整部
50 :制御装置
52 :通信装置
54 :記憶装置
58 :メモリ
60 :運行管理DB
62 :運行情報DB
64 :車両DB
66 :労務DB
68 :運行履歴DB
70 :運行計画画面
72 :運行情報
74 :空き時間
80 :貨物一覧画面
82 :貨物一覧情報
90 :マッチング成立画面
92 :ウィンドウ情報
100 :見積依頼画面
102 :ウィンドウ情報
110 :入力画面
112 :入力フォーム

Claims (7)

  1. 貨物に対して配車が設定可能な車両の運行計画に関する情報を記憶する運行管理装置と通信可能な情報処理装置であって、
    前記運行計画に基づき、前記配車が設定されていない空き時間に前記車両が運行可能であるか否かを判定する運行判定部と、
    前記運行判定部の判定結果に基づき、前記貨物と前記車両とのマッチングをおこない、マッチングが成立した前記貨物及び前記車両の少なくともいずれか一方の情報を抽出する情報抽出部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記運行計画に基づき、前記貨物を配送する配送業務の原価を算出する原価算出部と、
    前記原価算出部により算出された前記原価と、前記貨物の配送価格とに基づき、前記配送業務を行うのに採算が合うか否かを判定する価格判定部と、を備え、
    前記情報抽出部は、前記価格判定部の判定結果に基づき、前記貨物と前記車両とのマッチングを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記原価算出部は、前記運行計画と、前記車両を運転する運転手の労務情報と、に基づき、前記原価を算出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記原価算出部は、過去の前記貨物の積み下ろし時間の実績情報である過去実績に基づき、前記原価を算出する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記原価算出部は、前記過去実績に所望の実績情報が含まれない場合には、前記過去実績をもとに前記所望の実績情報を推定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記車両の運転手による過去の運行品質情報に基づき、前記価格を調整する価格調整部を備える
    ことを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 貨物に対して配車が設定可能な車両の運行計画に関する情報を記憶する運行管理装置と通信可能なコンピュータを、
    前記運行計画に基づき、前記配車が設定されていない空き時間に前記車両が運行可能であるか否かを判定する運行判定部、
    前記運行判定部の判定結果に基づき、前記貨物と前記車両とのマッチングをおこない、マッチングが成立した前記貨物及び前記車両の少なくともいずれか一方の情報を抽出する情報抽出部、
    として機能させるためのプログラム。
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