JP2020124902A - ファイル用具取り出し器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 書類等を収納するファイルは、会社オフィスや自宅の書棚などに多数並べて管理されている。ここで、多数のファイルが並べられている状態で所望のファイルを取り出す場合、ファイルとファイルの間に指を差し入れにくいためファイルを取り出すのが困難である。【解決手段】 そこで、既存ファイルにファイル取り出し専用の器具を取り付けることにより、多数並べられているファイルから容易に所望のファイルを取り出すことができる。【選択図】図1
Description
本発明は、収納棚等に並べられているファイル用具を容易に取り出せることを目的に、既存のファイル用具に取り付ける器具に関するものである。
書類等を収納するファイルは、会社オフィスの収納棚や自宅の書棚などに多数並べて管理されていることが多い。多数のファイルが並べられている状態で所望のファイルを取り出す場合、ファイルとファイルの間に指を差し入れにくいためファイルを取り出すのが困難な場合が多く、その際は、ファイル背表紙上部に指をかけ、ファイルを手前に傾けながら多少引き出されたファイル上部を掴まえて取り出さざるを得ないという苦労を要するものであった。
さらに、この場合はファイルとファイル上部の収納棚天板との間にかなりの空間が必要であり、天板の位置を上下に変更移動可能な収納棚の場合はその内部空間を最大限に活用できていない。
上記の、多数のファイルから所望のファイルを取り出しにくいという問題を解決する技術として特許文献1や背表紙の一部に穴を設け、指を掛けやすくしてファイルを取り出す技術がある。しかし、これらはファイル製造時に施す機能であり、既存のファイルには適用できるものではない。
そこで、収納棚に並べられた多数のファイルから所望のファイルを容易に取り出せる、既存のファイルに簡便に取り付け可能なファイル用具取り出し器具を提供する。
多数のファイルが隙間なく並べられている状態で所望のファイルを取り出すには、ファイル背表紙上部に指をかけ、ファイルを手前に傾けながら、多少引き出されたファイル上部を掴まえて取り出す方法しかない。しかしここで、ファイル下部を何らかの方法で引き出せるならばファイルを傾ける必要もなく容易にファイルを収納棚より取り出せることになる。
ここで、図1に本発明の器具を示す。本発明は、ポリエチレンやポリプロピレンなどの柔軟で薄い素材(厚みはおおよそ0.2mm〜0.3mm)である本体取手部1と、本体取手部1の片端付近には本体取手部1を背表紙裏面に固定するための粘着素材を塗布した背表紙裏側粘着部3と、他方の片端付近には背表紙表側にその面を貼ったり外したりすることができる本体面ファスナー4(一般的にマジックテープ)が取り付けられている。
さらに本体取手部1のおおよそ中央部に谷折りとなるように谷折り部2が細工されている。ファイル背表紙用面ファスナー5は本体面ファスナー4と位置対応するようにファイルの背表紙表側に取り付けるものである。本体面ファスナー4とファイル背表紙用面ファスナー5は片方がフックと呼ばれるかぎ爪状になっている突起で、もう片方がループと呼ばれる起毛となっているものである。
ここで、面ファスナーは、本体取手部がファイル背表紙表側と接続・取り外しが可能となるためのものであり、他の方法として、磁石と金属板を面ファスナーの代わりとして使用しても良い。
上記の本発明器具をファイル背表紙下部の裏側から表側に取り付けるものである。図2はその取り付け方法を示したものである。図2(A)は書類を綴じる側(内側)から、図2(B)は背表紙側(外側)から見た概略図であるが、ファイル6の背表紙裏面8に、谷折り部2がファイルの最下部になるように背表紙裏側粘着部3を取り付ける。そして、背表紙表面7の下部においてファイル背表紙用面ファスナー5を本体面ファスナー4と位置が対応するように背表紙表面7に取り付ける。
これにより、ファイルを収納棚より取り出す際は、本体取手部1を手前に引くことにより容易に取り出すことができる。ファイル取り出し後は本体面ファスナー4をファイル背表紙用面ファスナー5に取り付けることにより、ファイル取り出し後の書類の閲覧等において本発明器具は邪魔とはならない。
あらかじめ本発明器具をファイルに取り付けておくことにより、ファイルとファイルの間に指を差し入れにくい状態で多数のファイルが並べられている場合においても容易にファイルを取り出すことができる。
また、ファイルとファイル上部の収納棚天板との空間が最小限で済み、天板の位置を上下に変更移動可能な収納棚の場合はその内部空間を最大限に活用できる。
本発明は、ポリエチレンやポリプロピレンなどの柔軟で薄い素材(厚みはおおよそ0.2mm〜0.3mm)である本体取手部と、本体取手部の片端付近には本体取手部を背表紙裏面に固定するための粘着素材を塗布した背表紙裏側粘着部と、他方の片端付近には背表紙表側にその面を貼ったり外したりすることができる本体面ファスナーおよびファイル背表紙用面ファスナー(一般的にマジックテープ)とから構成されている。
図3に実施例を示す。収納棚10にはファイル12、13、14、15、16が収納されており、それぞれのファイルには本発明器具17、18、19、20、21があらかじめ取り付けられている。所望のファイル(ここではファイル13)を取り出す場合、手9にてファイル背表紙用面ファスナー5より本発明器具18の本体取手部を引き離し、その本体取手部を引っ張ることにより容易にファイルを引き出せる。ここで、ファイルが収納されている棚の天板11とファイルとの間隔22は限りなく小さくても引き出しが可能となる。
1:本体取手部
2:谷折り部
3:背表紙裏側粘着部
4:本体面ファスナー
5:ファイル背表紙用面ファスナー
6:ファイル
7:背表紙表面
8:背表紙裏面
9:手
10:収納棚
11:天板
12、13、14、15、16:ファイル
17、18、19、20、21:本発明器具
22:天板とファイルとの間隔
2:谷折り部
3:背表紙裏側粘着部
4:本体面ファスナー
5:ファイル背表紙用面ファスナー
6:ファイル
7:背表紙表面
8:背表紙裏面
9:手
10:収納棚
11:天板
12、13、14、15、16:ファイル
17、18、19、20、21:本発明器具
22:天板とファイルとの間隔
Claims (2)
- 書類等を保存するため逐次追加・抜き出し可能なファイル用具において、背表紙下部の裏側から表側にかけて取り付け、それを手で引き出すことにより、ファイル収納棚よりファイルを容易に取り出せることを特徴とする器具。
- 請求項1に記載の器具は、
ポリエチレンやポリプロピレンなどの材質でできており、形状は薄く細長いシート状であり、シートの片方の端辺にはファイル背表紙裏側に取り付けるための粘着性のテープが取り付けてあり、反対側の端辺にはファイル背表紙表側と接続・取り外しが可能となるように、面ファスナーのフック面またはループ面のどちらか、あるいは、磁石と金属板のどちらかが取り付けられていることを特徴とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019031011A JP2020124902A (ja) | 2019-02-06 | 2019-02-06 | ファイル用具取り出し器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019031011A JP2020124902A (ja) | 2019-02-06 | 2019-02-06 | ファイル用具取り出し器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020124902A true JP2020124902A (ja) | 2020-08-20 |
Family
ID=72084620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019031011A Pending JP2020124902A (ja) | 2019-02-06 | 2019-02-06 | ファイル用具取り出し器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020124902A (ja) |
-
2019
- 2019-02-06 JP JP2019031011A patent/JP2020124902A/ja active Pending
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