JP2020123772A - ルータ、ルータの制御方法、及びルータの制御プログラム - Google Patents

ルータ、ルータの制御方法、及びルータの制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を保ちつつリモート接続における不正アクセスを抑制できるルータ、ルータの制御方法、及びルータの制御プログラムを提供すること。【解決手段】本開示に係るルータ1は、制御部10と、第1のコンピュータ111と接続可能な第1インターフェイス11と、外部のネットワーク120を介して第2のコンピュータ121と接続可能な第2インターフェイス12と、第1の電話機131と接続可能な第3インターフェイス13と、を備える。制御部10は、所定条件を満たした場合に、第1のコンピュータ111と第2のコンピュータ121との間のリモート接続を所定時間だけ許可し、リモート接続を許可してから所定時間が経過するまでの間に第1の電話機131が所定の電話番号から電話着信を受けたと判断した場合は、所定時間を延長する。【選択図】図1

Description

本開示はルータ、ルータの制御方法、及びルータの制御プログラムに関する。
リモート接続における不正アクセスを防止するためのセキュリティ技術が知られている。例えば特許文献1には、社外の社員が携帯電話等を介して接続要求を行った際に、接続を要求するリモートアクセス端末が未登録である場合は接続を拒否するルータが開示されている。特許文献2には、通信要求を行う装置のIPアドレスと、DDNS(Dynamic Domain Name System)サーバ上に当該IPアドレスと対応づけて登録された装置の登録名と、に基づいて、通信の可否を決定する端末装置が開示されている。特許文献3には、遠隔操作端末から送信されたHTTPパケットにおいて指定された通信端末を、電源を投入する対象となる通信端末と決定する中継装置が開示されている。
特開2002−185626号公報 特開2016−100615号公報 特開2017−097546号公報
近年、セキュリティ技術の向上に伴い、不正アクセスの手口も巧妙化している。このため、上述した技術よりも更に安全性の高いセキュリティ技術の確立が求められている。一方で、安全性を高めるためにセキュリティ認証を煩雑にしすぎると、ユーザの利便性が損なわれるという問題があった。
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、ユーザの利便性を保ちつつリモート接続における不正アクセスを抑制できるルータ、ルータの制御方法、及びルータの制御プログラムを提供することにある。
本開示に係るルータは、制御部と、第1のコンピュータと接続可能な第1インターフェイスと、外部のネットワークを介して第2のコンピュータと接続可能な第2インターフェイスと、第1の電話機と接続可能な第3インターフェイスと、を備え、前記制御部は、所定条件を満たした場合に、前記第1インターフェイスに接続された前記第1のコンピュータと前記第2インターフェイスに接続された前記第2のコンピュータとの間のリモート接続を所定時間だけ許可し、前記リモート接続を許可してから前記所定時間が経過するまでの間に前記第3インターフェイスに接続された前記第1の電話機が所定の電話番号から電話着信を受けたと判断した場合は、前記所定時間を延長する。
本開示に係るルータの制御方法は、所定条件を満たした場合に、第1インターフェイスに接続された第1のコンピュータと、外部のネットワークを介して第2インターフェイスに接続された第2のコンピュータと、の間のリモート接続を所定時間だけ許可するステップと、前記リモート接続を許可してから前記所定時間が経過するまでの間に第3インターフェイスに接続された電話機が所定の電話番号から電話着信を受けたと判断した場合に、前記所定時間を延長するステップと、を備える。
本開示に係るルータの制御プログラムは、所定条件を満たした場合に、第1インターフェイスに接続された第1のコンピュータと、外部のネットワークを介して第2インターフェイスに接続された第2のコンピュータと、の間のリモート接続を所定時間だけ許可するステップと、前記リモート接続を許可してから前記所定時間が経過するまでの間に第3インターフェイスに接続された電話機が所定の電話番号から電話着信を受けたと判断した場合に、前記所定時間を延長するステップと、をコンピュータに実行させる。
本開示により、ユーザの利便性を保ちつつリモート接続における不正アクセスを抑制できるルータ、ルータの制御方法、及びルータの制御プログラムを提供することができる。
第1の実施形態に係るルータのブロック図である。 第2の実施形態に係るルータのブロック図である。 第2の実施形態に係るルータの処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係るルータのブロック図である。 第3の実施形態に係るルータの処理を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係るルータのブロック図である。
以下では、具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
以下に説明される複数の実施形態は、独立に実施されることもできるし、適宜組み合わせて実施されることもできる。これら複数の実施形態は、互いに異なる新規な特徴を有している。したがって、これら複数の実施形態は、互いに異なる目的又は課題を解決することに寄与し、互いに異なる効果を奏することに寄与する。
[第1の実施形態]
まず、本開示の第1の実施形態について、図1を用いて説明する。図1は、第1の実施形態に係るルータ1のブロック図である。図1に示す通り、ルータ1は、制御部10と、第1インターフェイス11と、第2インターフェイス12と、第3インターフェイス13と、を備える。
第1インターフェイス11は、第1のコンピュータ111と接続可能である。第2インターフェイス12は、外部のネットワーク120を介して第2のコンピュータ121と接続可能である。第3インターフェイス13は第1の電話機131と接続可能である。
制御部10は、所定条件を満たした場合に、第1インターフェイス11に接続された第1のコンピュータ111と第2インターフェイス12に接続された第2のコンピュータ121との間のリモート接続を所定時間だけ許可する。また、制御部10は、当該リモート接続を許可してから所定時間が経過するまでの間に第3インターフェイス13に接続された第1の電話機131が所定の電話番号から電話着信を受けたと判断した場合は、当該所定時間を延長する。
このような構成を有するルータ1は、所定条件を満たした場合に、第1のコンピュータ111と第2のコンピュータ121との間のリモート接続を所定時間だけ許可する。したがって、何者かが第1のコンピュータ111に対して不正にリモート接続を試みたとしても、所定条件が満たされない限りはリモート接続が許可されないため、不正アクセスを抑制することができる。また、仮に正規のユーザでない第三者によって所定条件が満たされた場合であっても、リモート接続は所定時間のみしか許可されないため、第三者による不正アクセスによる被害を小さく抑えることができる。
一方、ルータ1は、リモート接続を許可してから所定時間が経過するまでの間に第1の電話機131が所定の電話番号から電話着信を受けたと判断した場合は、当該所定時間を延長する。このため、リモート接続をしているユーザは、第1の電話機131に対して所定の電話番号から電話をかけるだけで、リモート接続の接続時間を延長することができる。したがって、ユーザは、容易な手続きでリモート接続を延長することができる。
以上のように、本実施形態に係るルータ1は、ユーザの利便性を保ちつつリモート接続における不正アクセスを抑制できる。
[第2の実施形態]
次に、本開示の第2の実施形態について、図2〜図3を用いて説明する。図2は、本実施形態に係るルータ2のブロック図である。
本実施形態において、ルータ2は、第1のコンピュータ211及び第1の電話機231とともに、室空間200の内側に設置されている。また、ルータ2は、外部のネットワーク220を介して、室空間200の外側にある第2のコンピュータ221と通信可能に接続されている。外部のネットワーク220は、例えばインターネットである。
第1のコンピュータ211及び第2のコンピュータ221には、それぞれの間でリモート接続が可能となるような設定がなされているものとする。また、第1の電話機231はIP電話機能を有するものとする。
ルータ2は、後述する制御に基づいて、第2のコンピュータ221が第1のコンピュータ211にアクセスしてきた場合におけるリモート接続の可否を判断する。
図2に示すように、ルータ2は、制御部20と、LAN(Local Area Network)ポート21_1〜21_4と、WAN(Wide Area Network)ポート22と、TEL(telephone)ポート23と、有線通信部24と、VoIP(Voice over Internet Protocol)アダプタ25と、記憶部26と、タイマー27と、を備える。制御部20は、有線通信部24を介してLANポート21_1〜21_4と接続されている。また、制御部20は、WANポート22と接続されている。また、制御部20は、VoIPアダプタ25を介してTELポート23と接続されている。さらに、制御部20は、記憶部26及びタイマー27と接続されている。
なお、制御部20、LANポート21_1〜21_4、WANポート22、及びTELポート23は、それぞれ第1の実施形態における制御部10、第1インターフェイス11、第2インターフェイス12、及び第3インターフェイス13に対応する。
制御部20は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、ルータ2を構成する各要素を直接的または間接的に制御する。具体的には、制御部20は、所定条件を満たした場合に、LANポート21_1に接続された第1のコンピュータ211とWANポート22に接続された第2のコンピュータ221との間のリモート接続を所定時間だけ許可する。また、制御部20は、当該リモート接続を許可してから所定時間が経過するまでの間にTELポート23に接続された第1の電話機231が所定の電話番号から電話着信を受けたと判断した場合は、当該所定時間を延長する。制御部20による制御は、予め記憶された制御プログラム等によって実現されうる。
LANポート21_1〜21_4は、LANケーブルを介してコンピュータ等の通信機器と接続できるインターフェイスである。本実施形態においては、LANポート21_1に第1のコンピュータ211が接続される。なお、当然のことながら、LANポートの数は4つに限定されるものではない。
WANポート22は、ケーブルを介して外部のネットワークと通信可能に接続できるインターフェイスである。本実施形態においては、WANポート22に外部のネットワーク220が接続され、さらに外部のネットワーク220を介して第2のコンピュータ221が接続される。なお、当然のことながら、WANポートの数は1つに限定されるものではなく、複数であってもよい。
TELポート23は、電話線等を介して電話と接続できるインターフェイスである。本実施形態においては、TELポート23に第1の電話機231が接続される。制御部20は、当該TELポート23を介して第1の電話機231が受けた着信先の電話番号を取得することができる。なお、当然のことながら、TELポートの数は1つに限定されるものではなく、複数であってもよい。
有線通信部24は、制御部20とLANポート21_1〜21_4との間のデータの通信を中継する。制御部20は、LANポート21_1〜21_4及び有線通信部24を介して、LANポート21_1〜21_4に接続されている通信機器とのデータの授受を行うことができる。
VoIPアダプタ25は、電話網とIP網との間で通信を中継するアダプタである。具体的には、VoIPアダプタ25は、制御部20から受け取ったIPパケットのデジタルデータを音声信号に変換してTELポート23に中継する。また、VoIPアダプタ25は、TELポート23から受け取った音声信号をIPパケットのデジタルデータに変換して制御部20に中継する。このようにして第1の電話機231はIP電話としての機能を発揮することができる。
記憶部26は、例えば不揮発性メモリ等を有する記憶装置であり、所定の電話番号を記憶する。所定の電話番号とは、ユーザが任意に設定できる電話番号である。例えば、ルータ2の正規のユーザが有する携帯電話222の電話番号を、所定の電話番号とすることができる。
タイマー27は、時間を計測する機器である。タイマー27は、制御部20から定められた時間を計測する旨の指示を受け取った場合に、当該定められた時間の計測を開始する。また、タイマー27は、当該定められた時間が経過した場合に、制御部20にその旨を通知する。
次に、ルータ2の具体的な制御フローについて、図3を用いて説明する。図3は、ルータ2の制御フローを表すフローチャートである。図3に示すように、ルータ2の制御フローは、ステップS10〜S65の工程を含む。
図3に示すように、制御部20は、まずステップS10において、第2のコンピュータ221がリモート接続を求める際に発せられる信号(以下、リモート信号と呼ぶ場合がある)を検知したか否かを判断する。制御部20がリモート信号を検知した場合(ステップS10のYES)はステップS20に進む。制御部20がリモート信号を検知しなかった場合(ステップS10のNO)はステップS10の操作を繰り返す。
ステップS20に進んだ場合、制御部20は、所定条件を満たすか否かを判定する。ここでいう所定条件を満たす場合とは、第2のコンピュータ221が正規のユーザによって操作されていると判断できる場合のことを指す。
例えば、制御部20は、ステップS20において、第2のコンピュータ221に対してパスワードの入力や生体認証を求め、ユーザの照合が正しく行われるか否かを判定する。制御部20は、当該照合が正しく行われた場合に、上記の所定条件が満たされたと判断する。上記所定条件を満たす場合(ステップS20のYES)は、ステップS30に進む。一方、上記所定条件を満たさない場合(ステップS20のNO)は、ステップS65に進み、制御部20はリモート接続を拒否してフローを終了する。
すなわち、制御部20は、第2のコンピュータ221が正規のユーザによって操作されていると判断した場合にはリモート接続を許可し、正規のユーザによって操作されていないと判断した場合にはリモート接続を拒否する。このようにして、不正アクセスを抑制することができる。
ステップS30に進んだ場合、制御部20は第1のコンピュータ211と第2のコンピュータ221との間のリモート接続を許可する。また、制御部20は、タイマー27に対して時間の計測を開始するよう指示する。タイマー27は、制御部20からの指示を受け取り、時間の計測を開始する。タイマー27は、所定時間が経過した場合に、制御部20にその旨を通知する。
次いで、制御部20は、ステップS40において、リモート接続を許可してから所定時間が経過したか否かを判定する。具体的には、制御部20は、タイマー27から所定時間経過した旨の通知を受けたか否かを判定する。リモート接続を許可してから所定時間が経過した場合(ステップS40のYES)は、ステップS50に進む。リモート接続を許可してから所定時間が経過していない場合(ステップS40のNO)はステップS40の操作を繰り返す。
なお、ここでいう所定時間とは、ユーザが任意に設定できる時間であって、例えば60分とすることができる。
ステップS50に進んだ場合、制御部20は、リモート接続を許可してから所定時間が経過するまでの間に、TELポート23に接続された第1の電話機231が所定の電話番号から電話着信を受けたか否かを判定する。具体的には、制御部20は、まずリモート接続を許可してから所定時間が経過するまでの間における第1の電話機231の着信先の電話番号を取得する。そして、制御部20は、記憶部26に記憶されている所定の電話番号からの電話着信があったか否かを判定する。第1の電話機231が所定の電話番号からの電話着信を受けていた場合(ステップS50のYES)は、ステップS60に進む。第1の電話機231が所定の電話番号からの電話着信を受けていなかった場合(ステップS50のNO)は、ステップS65に進み、リモート接続を切断してフローを終了する。
すなわち、制御部20は、第1のコンピュータ211と第2のコンピュータ221との間のリモート接続を所定時間だけ許可する。したがって、仮に正規のユーザでない第三者によって所定条件が満たされた場合であっても、不正アクセスによる被害を小さく抑えることができる。
ステップS60に進んだ場合、制御部20は、所定時間を延長する。具体的には、制御部20は、タイマー27に対して計測する所定時間を延長する旨の指示を送る。その後タイマー27は、時間計測を継続し、延長された所定時間が経過した後に再びその旨を制御部20に通知する。なお、当該延長する時間は、ユーザが任意に設定できる時間であって、例えば30分とすることができる。ステップS60の後、制御部20はステップS40以降の操作を繰り返す。
すなわち、リモート接続をしているユーザは、自身の携帯電話222から第1の電話機231に電話をかけるだけで、リモート接続の接続時間を延長することができる。したがって、ユーザは、容易な手続きでリモート接続を延長することができる。
なお、ステップS60を経由してステップS50に進んだ場合は、制御部20は、最後に所定時間を延長した時点からタイマー27からの通知を受けるまでの間に、第1の電話機231が所定の電話番号から電話着信を受けたか否かを判定するものとする。第1の電話機231が所定の電話番号からの電話着信を受けていた場合(ステップS50のYES)は、ステップS60に進む。第1の電話機231が所定の電話番号からの電話着信を受けていなかった場合(ステップS50のNO)は、ステップS65に進み、リモート接続を切断してフローを終了する。
以上の構成を有するルータ2は、ユーザの利便性を保ちつつリモート接続における不正アクセスを抑制できる。
なお、上記の例において、ルータ2は、ステップS20にて、パスワード等の照合によって所定条件が満たされたか否かの判断を行ったが、他の方法によって上記の所定条件が満たされたかの判定を行ってもよい。例えば、制御部20は、リモート信号を検知する直前に第1の電話機231が所定の電話番号から電話着信を受けていたか否かを判定し、当該電話着信を受けていた場合には、上記の所定条件を満たしたと判断してもよい。この場合、制御部20は、リモート信号を取得する直前の所定期間(例えば直前の5分間)における第1の電話機231の着信先の電話番号を取得し、記憶部26に記憶されている所定の電話番号からの電話着信があったか否かを判断する。
この場合、ユーザは、煩雑なパスワードの入力等に代えて自身の携帯電話222から電話をかけるだけでリモート接続を行うことができる。したがって、ユーザは、より簡便な手続きでリモート接続を行うことができる。
なお、上記の例において、制御部20は、TELポート23を介して第1の電話機231の着信履歴を取得することで、第1の電話機231の着信先の電話番号を取得してもよい。あるいは、制御部20は、VoIPアダプタ25が取得した情報に基づいて当該着信先の電話番号を取得してもよい。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図4は、第3の実施形態に係るルータ3のブロック図である。なお、第3の実施形態の説明において、第2の実施形態における要素と同一又は直接対応する要素については、新たに下1桁が同じ30番台の符号又は下2桁が同じ300番台の符号を付し、適宜説明を省略する。
図4に示すように、ルータ3は、制御部30と、LANポート31_1〜31_4と、WANポート32と、TELポート33_1〜33_2と、有線通信部34と、VoIPアダプタ35と、記憶部36と、タイマー37と、を備える。すなわち、ルータ3は、第2の実施形態に係るルータ2と比べて、TELポートを複数備える点のみが異なる構成をとる。
TELポート33_1は、第1の実施形態における第3インターフェイス13に相当し、TELポート33_2は、第3インターフェイス13とは異なる他のインターフェイス(第4インターフェイス)に相当する。TELポート33_1には、第1の電話機331が接続されており、TELポート33_2には、第2の電話機332が接続されている。制御部30は、TELポート33_1、33_2を介して、第1及び第2の電話機331、332が受けた着信先の電話番号を取得することができる。
次に、ルータ3の具体的な制御フローについて、図5を用いて説明する。図5は、ルータ3の制御フローを表すフローチャートである。図5に示すように、ルータ3の制御フローは、ルータ2の制御フロー(図3参照)と比べて、ステップS30の後にステップS35に進むという点で異なる。
ステップS35に進んだ場合、制御部30は、リモート接続を許可してから所定時間が経過するまでの間に、TELポート33_2に接続された第2の電話機332が所定の電話番号から電話着信を受けたか否かを判定する。第2の電話機332が所定の電話番号からの電話着信を受けていなかった場合(ステップS35のNO)は、ステップS40に進む。第2の電話機332が所定の電話番号からの電話着信を受けていた場合(ステップS35のYES)は、ステップS65に進み、リモート接続を切断してフローを終了する。
このような構成においては、正規のユーザは、自身の携帯電話322から第2の電話機332に電話をかけることで、第1のコンピュータ311と第2のコンピュータ321との間のリモート接続を切断することができる。すなわち、リモート接続の可否を電話の発信によって切り替えることができる。したがって、ユーザの利便性を向上させるとともに、リモート接続におけるセキュリティを更に向上させることができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。図6は、第4の実施形態に係るルータ4のブロック図である。なお、第4の実施形態の説明において、第2の実施形態における要素と同一又は直接対応する要素については、新たに下1桁が同じ40番台の符号又は下2桁が同じ400番台の符号を付し、適宜説明を省略する。
図6に示すように、ルータ4は、制御部40と、LANポート41_1〜41_4と、WANポート42と、TELポート43_1〜43_2と、有線通信部44と、VoIPアダプタ45と、記憶部46と、タイマー47と、スイッチ48と、を備える。すなわち、ルータ4は、第2の実施形態に係るルータ2と比べて、スイッチ48を備える点のみが異なる構成をとる。
スイッチ48は、有線通信部44と、第1のコンピュータ411が接続されているLANポート41_1との間に設けられており、有線通信部44とLANポート41_1との間の接続のオン/オフを切り替える電子機器である。このような構成においては、スイッチ48のオン/オフを切り替えることによって、第1のコンピュータ411と外部のネットワーク420との間の接続のオン/オフを切り替えることができる。
第4の実施形態においては、制御部40は、スイッチ48のオン/オフを切り替えることによって、リモート接続のオン/オフを切り替える。すなわち、制御部40は、第1のコンピュータ411と外部のネットワーク420との間の接続のオン/オフを切り替えることによって、リモート接続のオン/オフを切り替える。このような構成においては、通常時に第1のコンピュータ411と外部のネットワーク420との接続がなされていない。したがって、第三者が外部のネットワーク420を介して第1のコンピュータ411へリモート接続することがより困難になり、リモート接続におけるセキュリティを更に向上させることができる。
なお、本開示は上記の実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、ルータの制御部は、リモート接続を許可してから所定時間が経過する前の時点で、第1の電話機が所定の電話番号から電話着信をまだ受けていないと判断した場合は、第2のコンピュータに対してアラームを通知するようにしてもよい。このような構成にすることで、第2のコンピュータを利用しているユーザが不意にリモート接続を切断されることを抑制することができる。
また、上記実施の形態において、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の回路で構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラム等によって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、又はそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
また、上記のプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、CD−R(CD-Recordable)、CD−R/W(CD-ReWritable)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されても良い。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1〜4 ルータ
10 制御部
11 第1インターフェイス
12 第2インターフェイス
13 第3インターフェイス
20、30、40 制御部
21_1〜21_4、31_1〜31_4、41_1〜41_4 LANポート
22、32、42 WANポート
23、33_1、33_2、43 TELポート
24、34、44 有線通信部
25、35、45 VoIPアダプタ
26、36、46 記憶部
27、37、47 タイマー
48 スイッチ
111、211、311、411 第1のコンピュータ
120、220、320、420 ネットワーク
121、221、321、421 第2のコンピュータ
131、231、331、431 第1の電話機
200、300、400 室空間
222、322、422 携帯電話
332 第2の電話機

Claims (8)

  1. 制御部と、
    第1のコンピュータと接続可能な第1インターフェイスと、
    外部のネットワークを介して第2のコンピュータと接続可能な第2インターフェイスと、
    第1の電話機と接続可能な第3インターフェイスと、を備え、
    前記制御部は、
    所定条件を満たした場合に、前記第1インターフェイスに接続された前記第1のコンピュータと前記第2インターフェイスに接続された前記第2のコンピュータとの間のリモート接続を所定時間だけ許可し、
    前記リモート接続を許可してから前記所定時間が経過するまでの間に前記第3インターフェイスに接続された前記第1の電話機が所定の電話番号から電話着信を受けたと判断した場合は、前記所定時間を延長する、
    ルータ。
  2. 前記制御部は、
    前記第3インターフェイスに接続された前記第1の電話機が前記所定の電話番号から電話着信を受けた場合は、前記所定条件を満たしたと判断する、
    請求項1に記載のルータ。
  3. VoIPアダプタをさらに備え、
    前記制御部は、前記VoIPアダプタが取得した情報に基づいて着信先の電話番号を取得する、
    請求項1または2に記載のルータ。
  4. 第2の電話機と接続可能な第4インターフェイスをさらに備え、
    前記制御部は、前記リモート接続を許可してから前記所定時間が経過するまでの間に、前記第4インターフェイスに接続された前記第2の電話機が前記所定の電話番号から電話着信を受けたと判断した場合は、前記リモート接続を切断する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のルータ。
  5. 前記制御部は、前記第1のコンピュータと前記外部のネットワークとの間の接続のオン/オフを切り替えることによって、前記リモート接続のオン/オフを切り替える、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のルータ。
  6. 前記制御部は、前記リモート接続を許可してから前記所定時間が経過する前の時点で、前記第1の電話機が前記所定の電話番号から電話着信をまだ受けていないと判断した場合は、前記第2のコンピュータに対してアラームを通知する、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のルータ。
  7. 所定条件を満たした場合に、第1インターフェイスに接続された第1のコンピュータと、外部のネットワークを介して第2インターフェイスに接続された第2のコンピュータと、の間のリモート接続を所定時間だけ許可するステップと、
    前記リモート接続を許可してから前記所定時間が経過するまでの間に第3インターフェイスに接続された電話機が所定の電話番号から電話着信を受けたと判断した場合に、前記所定時間を延長するステップと、を備える、
    ルータの制御方法。
  8. 所定条件を満たした場合に、第1インターフェイスに接続された第1のコンピュータと、外部のネットワークを介して第2インターフェイスに接続された第2のコンピュータと、の間のリモート接続を所定時間だけ許可するステップと、
    前記リモート接続を許可してから前記所定時間が経過するまでの間に第3インターフェイスに接続された電話機が所定の電話番号から電話着信を受けたと判断した場合に、前記所定時間を延長するステップと、をコンピュータに実行させる、
    ルータの制御プログラム。
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