JP2020120428A - 発電装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低速から高速まで広い範囲に亘り、出力電圧を適切に維持することが容易な発電装置を提供すること。【解決手段】永久磁石式の発電装置において、1極あたりのコイルを少なくとも2つ以上の領域に分割することでコイルユニットを形成し、前記コイルユニットにその一部分の領域を短絡可能なスイッチ部SW1〜SW12を接続し、電圧調整部22が、発電機の運転速度Svに合わせて前記スイッチ部の短絡および開放を制御し、前記発電機の出力電圧を自動的に調整する。コイルユニットの中で電気角が同じコイル領域L1,L3,L5,・・・のみを短絡制御する。交流の出力電圧が不平衡になるのを防止すると共に、3相の位相バランスが崩れるのを避けることができる。複数のコイル領域の巻き数比を調整して速度範囲を広くする。短絡可能なコイル領域は細い電線で構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、永久磁石とコイルを用いて発電する発電機を有する発電装置およびその制御方法に関する。
例えば、鉄道車両用の速度発電機や軸端発電機、風力発電機は、磁界を発生するために永久磁石を採用し、所謂永久磁石式発電機として構成されている場合が多い。永久磁石式発電機は、回転可能に支持された回転子とその外側に配置された固定子とを有し、回転子および固定子の一方に永久磁石が配置され、他方に電気コイル(以下、単にコイルと呼称する)が配置されている。そして、回転子が回転する時に、各コイルに鎖交する磁束が変化して電磁誘導により各コイルに電圧が誘起する。
特許文献1は、内燃機関用点火装置において、機関の逆回転を防止するための技術を示している。すなわち、点火電源用発電コイルの出力電圧を調整する短絡式の電圧調整回路と、発電コイルの出力とパルスの出力との位相関係から機関の逆回転を検出したときに点火時期制御部に与えられるパルスを側路して機関の逆回転を防止する回路とを備えている。また、機関の回転速度が設定値に達するまでの間電圧調整回路が電圧調整動作を行なうのを禁止する短絡制御用スイッチ回路と、回転速度が設定値以下のときにパルス側路用スイッチがオン状態になるのを許可し、回転速度が設定値を超えたときにパルス側路用スイッチがオン状態になるのを禁止するパルス側路制御用スイッチとを設けることを示している。
特許文献2は、多種類の巻線を有する永久磁石型発電機を用いた分散電源用発電装置において、低風速または風車の起動性能が悪い場合に風車が起動しない問題を解決するための技術を示している。具体的には、複数の巻線の中で巻数の少ない巻線の巻線間に励磁コイルを持った接触器を設け、風車の回転数が上昇し、前記複数の巻線の中で巻数の少ない巻線の誘起電圧がある値を超えると、前記複数の巻線の中で巻数の多い巻線を短絡することを示している。
特許文献3は、水力、風力などで発電する際に外部のエネルギーが微弱或いは過強であっても所定電圧及び所定電流の発電を可能にするための技術を示している。すなわち、ステータコイルはロータに形成された磁極と対向するように配置された複数のコアレス巻き線と三相出力端子とで構成する。コアレス巻き線は、有効出力巻き線が3個若しくはその倍数個で構成されると共に総ターン数が大小切換え可能にスイッチング手段を介して出力端子に接続する。また、駆動源からの回転力が大きいときには総ターン数を小さく、回転力が小さいときには総ターン数を大きくすることを示している。実際には、特許文献3のスイッチ35で、2つのコイルCR1、CR2を並列に接続するか、一方だけを出力に接続するかを切り替えている。
特開2004−176625号公報 特開2010−148201号公報 特開2010−207052号公報
例えば、鉄道車両においては、速度発電機が取り付けられている。このような速度発電機は、鉄道車両の走行速度を検出するための装置であって、一般的には車輪軸に速度発電機が連結されている。また、機関車に牽引されて走行する客車や貨車に必要な電力を供給するための電源として、車軸発電機が車両に搭載されている。また、風力発電設備においては風車に発電機が連結されている。
上記のような用途の発電機においては、発電機の回転速度が低速から高速まで広い範囲で変動する可能性がある。しかし、このような発電機は一般的に永久磁石を利用して励磁するため、回転速度に応じて出力電圧が大きく変動する。
そのため、発電機が低い回転速度の領域でも効率よく発電できるように巻線の仕様を決めると、高い回転速度の領域で出力電圧が高くなりすぎて負荷への悪影響が懸念される。一方、高い回転速度の領域で出力電圧が適切に維持されるように巻線の仕様を決めると、低い回転速度の領域で出力電圧が不足したり、必要な電力が確保できない状態になる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、低速から高速まで広い範囲に亘り、出力電圧を適切に維持することが容易な発電装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る発電装置およびその制御方法は、下記(1)〜(6)を特徴としている。
(1) 永久磁石とコイルを用いて発電する発電機を有する発電装置であって、
1極あたりの前記コイルを少なくとも2つ以上の領域に分割することで形成されるコイルユニットと、
前記コイルユニットの少なくとも一部分の領域を短絡可能なスイッチ部と、
前記発電機の運転速度に合わせて前記スイッチ部の短絡および開放を制御し、前記発電機の出力電圧を調整する電圧調整部と、
を備えた発電装置。
上記(1)の構成の発電装置によれば、スイッチ部がコイルユニットの一部分の領域を短絡することにより、コイルユニットの全体に誘起する電圧を低減できる。また、短絡した領域を開放することで電圧の低減を解除できる。したがって、電圧調整部は、発電機の運転速度が大きく変動する場合でも、出力電圧の変動が小さくなるように自動的に調整できる。
(2) 前記発電機は、少なくとも2極以上の極数を持つ交流発電機であり、
前記電圧調整部は、前記発電機の運転速度に合わせて前記スイッチ部の短絡および開放を制御する際に、それぞれの極において等しい電気角に当たる前記コイルユニットの領域を前記スイッチ部を用いて制御する、
ことを特徴とする、上記(1)に記載の発電装置。
上記(2)の構成の発電装置によれば、それぞれの極において等しい電気角に当たるコイルユニットの領域を制御するので、交流発電機の出力電圧が不平衡になるのを防止すると共に、各相の位相バランスが崩れるのを避けることができる。
(3) 複数の前記コイルユニットのうち、前記スイッチ部が短絡および開放を制御可能な第1コイルユニットは、互いに巻き数が異なる第1領域および第2領域を含み、前記第1領域の巻き数が前記第2領域よりも大きく、前記第1領域および第2領域のうち前記第1領域のみを短絡可能な状態で前記スイッチ部が接続されている、
ことを特徴とする、上記(1)又は(2)に記載の発電装置。
上記(3)の構成の発電装置によれば、出力電圧を調整可能な速度範囲を広くすることができる。すなわち、低速域では巻き数の大きい第1領域のコイルで効率的に発電でき、高速域では巻き数の小さい第2領域のコイルだけを使うことにより、出力電圧が過大になるのを防止できる。
(4) 複数の前記コイルユニットのうち、前記スイッチ部が短絡および開放を制御可能な第1コイルユニットは、互いに電線断面積が異なる第1領域および第2領域を含み、前記第1領域の電線断面積が前記第2領域よりも小さく、前記第1領域および第2領域のうち前記第1領域のみを短絡可能な状態で前記スイッチ部が接続されている、
ことを特徴とする、上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の発電装置。
上記(4)の構成の発電装置によれば、第1領域のコイルを細い電線で構成できるので装置全体の重量や容積を低減できる。また、第1領域のコイルは高速域では短絡され使用されることがないので、過大な電力印加の可能性を危惧する必要はなく、十分な細径化が可能である。
(5) 前記コイルユニットは、同じ極の位置に配置された第1領域および第2領域を含み、前記第1領域および第2領域のうち前記第1領域のみを短絡可能な状態で前記スイッチ部が接続されている、
ことを特徴とする、上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の発電装置。
上記(5)の構成の発電装置によれば、各極においてコイル全体が短絡されることがなくなるので、スイッチ部の短絡制御の影響による極数の変動を避けることができる。したがって、発電により生成される交流電力における周波数変動を防止できる。
(6) 永久磁石とコイルを用いて発電する発電機を有し、
1極あたりの前記コイルを少なくとも2つ以上の領域に分割することで形成されるコイルユニットと、
前記コイルユニットの少なくとも一部分の領域を短絡可能なスイッチ部と、
前記スイッチ部の短絡および開放を制御する電圧調整部と、
を備えた発電装置の制御方法であって、
前記電圧調整部が、
前記発電機の運転速度を取得し、
前記運転速度が所定の複数の速度領域のうちいずれに属するかに応じて、前記スイッチ部の短絡および開放を制御する、
ことを特徴とする発電装置の制御方法。
上記(6)の構成の発電装置の制御方法によれば、運転速度に応じてコイルユニットの一部分の領域を短絡させるので、コイルユニットの全体に誘起する電圧を低減できる。また、短絡した領域を開放することで電圧の低減を解除できる。したがって、発電機の運転速度が大きく変動する場合でも、出力電圧の変動が小さくなるように自動的に調整できる。
本発明の発電装置およびその制御方法によれば、低速から高速まで広い範囲に亘り、出力電圧を適切に維持することが容易になる。すなわち、スイッチ部が前記コイルユニットの一部分の領域を短絡することにより、コイルユニットの全体に誘起する電圧を低減できる。また、短絡した領域を開放することで電圧の低減を解除できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、発電機コイル群の配置状態の例を示す正面図である。 図2は、発電装置の電気回路構成例を示すブロック図である。 図3は、1つのコイルユニットの構成例を示す電気回路図である。 図4は、速度に応じたコイル制御例を示すフローチャートである。 図5(a)、図5(b)、図5(c)、および図5(d)は、1つのコイルユニットにおけるそれぞれ異なる制御状態を示す電気回路図である。 図6は、発電装置の出力電圧特性の例を示すグラフである。 図7(a)および図7(b)は、それぞれ発電装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
<発電機コイル群の配置例>
発電機コイル群の配置状態の例を図1に示す。図1に示した例では、磁極数が8の永久磁石式三相交流発電機におけるコイル群の配置状態を示している。
図1に示した例では、回転軸11の外側の円周12に沿って、8個のW相コイルL1〜L8が機械角の45度(π/4[rad])の一定間隔毎に配置され、8個のV相コイルL9〜L16が45度の一定間隔毎に配置され、8個のU相コイルL17〜L24が45度の一定間隔毎に配置されている。また、W相コイルL1〜L8と、V相コイルL9〜L16と、U相コイルL17〜L24との間は、円周方向に互いに機械角で15度(π/12[rad])ずつずらして配置してある。
一般的な構成においては、各コイルL1〜L24は固定子の内周壁に沿って配置される。また、回転軸11と共に回転する回転子の外周に沿って8極の永久磁石が一定の間隔で配置される。そして、各コイルL1〜L24と8極の永久磁石とが一定の間隔で互いに対向可能な状態で支持される。
図示しないが、例えば、回転子上の永久磁石の4つのN極と4つのW相コイルL1、L3、L5、L7とが対向するときに、永久磁石の4つのS極と4つのW相コイルL2、L4、L6、L8とがそれぞれ対向する状態になる。また、回転子上の永久磁石の4つのN極と4つのV相コイルL9、L11、L13、L15とが対向するときに、永久磁石の4つのS極と4つのV相コイルL10、L12、L14、L16とがそれぞれ対向する状態になる。また、回転子上の永久磁石の4つのN極と4つのU相コイルL17、L19、L21、L23とが対向するときに、永久磁石の4つのS極と4つのU相コイルL18、L20、L22、L24とがそれぞれ対向する状態になる。
図1に示すように、8個のW相コイルL1〜L8は互いに直列に接続され、その一端がW相出力端子TWと接続され、他端が中点端子TCと接続されている。また、8個のV相コイルL9〜L16は互いに直列に接続され、その一端がV相出力端子TVと接続され、他端が中点端子TCと接続されている。また、8個のU相コイルL17〜L24は互いに直列に接続され、その一端がU相出力端子TUと接続され、他端が中点端子TCと接続されている。
したがって、例えば8個のW相コイルL1〜L8のうちL1、L3、L5、L7の電気角は共通である。また、残りのW相コイルL2、L4、L6、L8も電気角は共通である。また、W相コイルL1、L3、L5、L7と、W相コイルL2、L4、L6、L8は電気角が互いに180度(π[rad])ずれた位置に配置されている。
同様に、V相コイルL9〜L18のうちL9、L11、L13、L15の電気角は共通である。また、残りのV相コイルL10、L12、L14、L16も電気角は共通である。また、V相コイルL9、L11、L13、L15と、L10、L12、L14、L16は電気角が互いに180度ずれた位置に配置されている。
また、8個のU相コイルL17〜L24のうちL17、L19、L21、L23の電気角は共通である。また、残りのU相コイルL18、L20、L22、L24も電気角は共通である。また、U相コイルL17、L19、L21、L23と、L18、L20、L22、L24は電気角が互いに180度ずれた位置に配置されている。
<発電装置の電気回路構成例>
発電装置20の電気回路構成例を図2に示す。図2に示した発電装置20は、図1に示した構造を有する発電機のW相コイルL1、L3、L5、L7、V相コイルL9、L11、L13、L15、およびU相コイルL17、L19、L21、L23、の状態をこの発電機の運転速度に応じて自動調整する機能を有している。
図2の発電装置20は、コントローラ21w、21v、21u、マイクロコンピュータ(マイコン)22、W相コイルの直列回路23w、V相コイルの直列回路23v、およびU相コイルの直列回路23uを含んでいる。
W相コイルの直列回路23wは、図1に示したW相コイルL1〜L8を直列に接続した回路として構成され、一端がW相出力端子TWと接続され、他端が中点端子TCと接続されている。また、V相コイルの直列回路23vは、V相コイルL9〜L16を直列に接続した回路として構成され、一端がV相出力端子TVと接続され、他端が中点端子TCと接続されている。U相コイルの直列回路23uは、U相コイルL17〜L24を直列に接続した回路として構成され、一端がU相出力端子TUと接続され、他端が中点端子TCと接続されている。
コントローラ21wの内部には、4個のスイッチデバイスSW1〜SW4が備わっている。これらのスイッチデバイスSW1〜SW4のそれぞれは、例えばリレーやトライアックのように通電のオンオフを電気的に制御可能なスイッチ接点等を備えている。図2の例では、スイッチデバイスSW1はW相コイルL1の両端と接続されている。すなわち、スイッチデバイスSW1がオンの時にW相コイルL1の端子間を短絡し、スイッチデバイスSW1がオフの時にW相コイルL1の端子間が開放されるように接続されている。同様に、スイッチデバイスSW2はW相コイルL3の両端と接続され、スイッチデバイスSW3はW相コイルL5の両端と接続され、スイッチデバイスSW4はW相コイルL7の両端と接続されている。
つまり、直列に接続されているW相コイルL1〜L8の中で、L1、L3、L5、L7のそれぞれは、スイッチデバイスSW1〜SW4の制御により短絡又は開放状態に切り替え可能である。ここで、スイッチデバイスSW1〜SW4が制御可能な4個のW相コイルL1、L3、L5、L7は、図1に示すように電気角が同じ位置に配置されている。
上記と同様に、コントローラ21vの内部には、4個のスイッチデバイスSW5〜SW8が備わっている。また、図2の例ではスイッチデバイスSW5、SW6、SW7、およびSW8は、それぞれV相コイルL9、L11、L13、およびL15の両端と接続されている。
つまり、直列に接続されているV相コイルL9〜L16の中で、L9、L11、L13、L15のそれぞれは、スイッチデバイスSW5〜SW8の制御により短絡又は開放状態に切り替え可能である。ここで、スイッチデバイスSW5〜SW8が制御可能な4個のV相コイルL9、L11、L13、L15は、図1に示すように電気角が同じ位置に配置されている。
上記と同様に、コントローラ21uの内部には、4個のスイッチデバイスSW9〜SW12が備わっている。また、図2の例ではスイッチデバイスSW9、SW10、SW11、およびSW12は、それぞれU相コイルL17、L19、L21、およびL23の両端と接続されている。
つまり、直列に接続されているU相コイルL17〜L24の中で、L17、L19、L21、L23のそれぞれは、スイッチデバイスSW9〜SW12の制御により短絡又は開放状態に切り替え可能である。ここで、スイッチデバイスSW9〜SW12が制御可能な4個のU相コイルL17、L19、L21、L23は、図1に示すように電気角が同じ位置に配置されている。
マイクロコンピュータ22は、この発電機の運転速度を表す速度信号Svを外部から入力し、各出力端子TU、TV、TWの出力電圧が安定するように、この発電機の運転速度の高低に応じて、スイッチデバイスSW1〜SW12をオンオフするための制御信号を各コントローラ21u、21v、21wに与える。
<コイルユニットの構成例>
1つのコイルユニット30の構成例を図3に示す。図3に示したコイルユニット30は、2つのコイル領域La、Lbを直列に接続した回路として構成されている。また、スイッチデバイス33が一方のコイル領域Laの端子間のみを短絡可能な状態でコイルユニット30に接続されている。コイル領域Laの一端は端子31と接続され、コイル領域Lbの一端は端子32と接続されている。
また、図3のコイルユニット30においては、コイル領域Laはコイルの巻き数が多く、コイル領域Lbはコイルの巻き数が相対的に少なくなっている。更に、一方のコイル領域Laは断面積の小さい細い電線でコイルを形成してあり、他方のコイル領域Lbは相対的に断面積の大きい太い電線でコイルを形成してある。
図3に示したコイルユニット30の2つのコイル領域La、Lbは、例えば図2中に示した2つのW相コイルL1・L2の組合せ、L3・L4の組合せ、L5・L6の組合せ、L7・L8の組合せのそれぞれに対応付けて考えることができる。また、V相コイルL9・L10の組合せ、L11・L12の組合せ、L13・L14の組合せ、L15・L16の組合せのそれぞれを図3のコイルユニット30に対応付けることもできる。更に、U相コイルL17・L18の組合せ、L19・L20の組合せ、L21・L22の組合せ、L13・L24の組合せ、のそれぞれを図3のコイルユニット30に対応付けることもできる。
つまり、図1、図2に示したW相コイルL1〜L8においては、例えば隣接する2つのコイルペアL1・L2と、L3・L4と、L5・L6と、L7・L8によりコイルユニット30がそれぞれ形成されている。勿論、上記以外の組合せでコイルユニット30を形成してもよい。そして、互いに電気角が同じ位置に配置されている各W相コイルL1、L3、L5、L7がそれぞれスイッチデバイス33で短絡できるように接続され、他のコイルL2、L4、L6、L8は常に開放状態になっている。V相コイルL9〜L16、およびU相コイルL17〜L24についても同様である。
上記のように、電気角が同じ位置の各相のコイルL1、L3、L5、L7、L9、L11、L13、L15、L17、L19、L21、L23だけを短絡対象とする場合には、この発電機の出力電圧が不平衡になるのを防止すると共に、3相の位相バランスが崩れるのを避けることができる。
また、図3に示したコイルユニット30のように、複数のコイル領域La、Lbの巻き数が「La>Lb」になるように差を付けることにより、出力電圧を抑制可能な速度範囲を広げることが可能になる。また、後述するように、運転速度が高い(出力電力が大きい)時にコイル領域Laを短絡するように制御する場合には、大きな電流がコイル領域Laを流れることがないため、線径の細い電線を用いてコイル領域Laを構成することが可能である。したがって、各相のコイルL1、L3、L5、L7、L9、L11、L13、L15、L17、L19、L21、L23を細い電線で構成し、発電機を小型化および軽量化することが可能になる。勿論、短絡を可能とするコイルとその他のコイルとの断面積や巻き数は同じであってもよい。
<具体的なコイル制御例>
速度に応じたコイル制御例を図4に示す。すなわち、図2に示した発電装置20において、マイクロコンピュータ22が図4の制御を実施することにより、各出力端子TU、TV、TWに現れる出力電圧の運転速度に応じた変動を抑制できる。
また、この例では各コイルの巻き数比が以下に示す関係を満たす発電機を制御する場合を想定している。
(L2,L6の巻き数)>(L4,L8の巻き数)
(L1,L5の巻き数)>(L3,L7の巻き数)
「L5の巻き数」>「L1の巻き数」
(L10,L14の巻き数)>(L12,L16の巻き数)
(L9,L13の巻き数)>(L11,L15の巻き数)
「L13の巻き数」>「L9の巻き数」
(L18,L22の巻き数)>(L20,L24の巻き数)
(L17,L21の巻き数)>(L19,L23の巻き数)
「L21の巻き数」>「L17の巻き数」
図4に示した制御において、発電装置20のマイクロコンピュータ22は、速度信号Svにより検出した現在の運転速度(鉄道車両の走行速度、又は発電機の回転速度)をステップS11、S12で事前に定めた各種閾値と比較して現在の速度範囲を識別する。そして、速度範囲毎に以下のように制御する。
V0〜V1の速度範囲(低速:数km/h程度):(S13)
スイッチデバイスSW1〜SW12の全てをオフ(コイル開放)にする。
V1〜V2の速度範囲:(S14)
SW1,SW3,SW5,SW7,SW9,SW11をオフ(コイル開放)する。
SW2,SW4,SW6,SW8,SW10,SW12をオン(コイル短絡)する。
V2〜V3の速度範囲:(S15)
SW1,SW3,SW5,SW7,SW9,SW11をオンする。
SW2,SW4,SW6,SW8,SW10,SW12をオフする。
V3〜V4の速度範囲:(S16)
SW3,SW7,SW11,SW4,SW8,SW12をオンする。
SW1,SW5,SW9,SW2,SW6,SW10をオフする。
V4以上の速度範囲:(S17)
スイッチデバイスSW1〜SW12の全てをオン(コイル短絡)にする。
なお、コントローラ21u,21v,21wや、スイッチデバイスSW1〜SW12をノーマリーオフとなるように設計すれば、外部からの電力を必要とせずに、回転開始直後から上記制御が可能となる。
<変形例の説明>
1つのコイルユニット40におけるそれぞれ異なる制御状態を図5(a)、図5(b)、図5(c)、および図5(d)に示す。
図5(a)〜図5(d)に示したコイルユニット40は、5個の独立したコイル領域L01〜L05を直列に接続した回路として構成されている。また、スイッチデバイスSW01の接点がコイル間端子43a、43bと接続され、スイッチデバイスSW02の接点がコイル間端子43b、43cと接続され、スイッチデバイスSW03の接点がコイル間端子43c、43dと接続されている。
したがって、3個のスイッチデバイスSW01、SW02、およびSW03は、それぞれコイル領域L02、L03、およびL04の短絡/開放を制御できる。
図3に示したコイルユニット30の場合には、発電機の円周方向の互いにずれた位置に配置される複数のコイル領域La、Lbの組合せを想定しているが、図5のコイルユニット40においてはコイル領域L01〜L05の全体を円周方向の同じ位置に配置する。
発電機が回転する時にこのコイルユニット40のユニット端子41、42の間に発生する起電力の大きさは、図5(a)の状態が最大であり、図5(b)の状態で少し減少し、図5(c)の状態で更に減少し、図5(d)の状態で最小になる。
図3に示したコイルユニット30を使用する場合には、コイルの短絡によっていずれかの回転位置で出力がゼロになる可能性があるため、出力端子に現れる交流電圧の周波数が変動する可能性がある。しかし、図5に示したコイルユニット40を使用する場合には、コイル領域L01〜L05の全体が短絡されることがないため、いずれの回転位置においても電圧を出力することができ、周波数の変動が生じない。したがって、コイルユニット40を備えた発電装置は、外部に電力を供給することを目的とする発電機のみならず、鉄道車両の速度を検出するためのパルスを生成する速度発電機として利用する場合にも適している。
<出力電圧特性の例>
発電装置の出力電圧特性の例を図6に示す。すなわち、図6に示した各出力電圧特性は、図1および図2に示した構成の発電装置20において、マイクロコンピュータ22が図4の制御を実施しない場合と、実施した場合のそれぞれの実験結果を示している。
また、図6において横軸は運転速度[km/h]を表し、縦軸は電圧を表す。制御した場合の交流出力電圧特性(実効値)C1と、制御しない場合の交流出力電圧特性C2とが図6に示されている。
図4の制御を実施することにより、図6中の特性C1のように、運転速度の低い領域(V0〜V1等)において十分に高い電圧を確保でき、かつ、運転速度の高い領域(例えばV3以上)において電圧の上昇を抑制でき、運転速度に対する使用可能領域が広がることが分かる。これに対し、制御しない場合では、特性C2のように運転速度が高い領域では電圧が高くなりすぎるため、使用可能な運転速度の領域が非常に狭くなる。逆に、特性C2を、運転速度の高い領域における電圧の上昇を特性C1と同じ程度になるように設定すると、運転速度の低い領域において十分な電圧を確保できなくなる。
<発電装置のハードウェア構成例>
発電装置20の具体化したハードウェア構成例を図7(a)および図7(b)にそれぞれ示す。図7(a)はデジタル回路で制御系を構成する場合の例を示し、図7(b)はアナログ回路で制御系を構成する場合の例を示している。
図7(a)に示した制御系は、回転検知部71、マイクロコンピュータ72、複数のコントローラ73、および複数のスイッチデバイス74を備えている。
回転検知部71は、速度信号Svに相当する電圧を生成し、この電圧をマイクロコンピュータ72のアナログ入力ポートに印加する。マイクロコンピュータ72は、アナログ入力ポートに印加されたアナログ電圧をデジタル値に変換して現在の運転速度を把握する。そして、図4の制御と同様に、運転速度を閾値と比較した結果に応じて出力側の各コイルの状態を制御する。
マイクロコンピュータ72の複数のデジタル出力ポートに複数のコントローラ73がそれぞれ接続されている。また、図7(a)の例ではコントローラ73の出力にスイッチデバイス74としてリレーが接続されている。機械式のリレーを用いる場合には、切替の際に接点のチャタリングが発生するので、この影響を避けるために、各コントローラ73において出力切替時にヒステリシスが生じるように制御する。
なお、スイッチデバイス74にトライアックなどを採用する場合には、フォトカップラなどを用いて制御入力側の回路と出力側の回路とを電気的に絶縁し、低圧側の回路に高電圧が印加されるのを阻止することが想定される。
一方、図7(b)に示した制御系は、信号変換回路75、レベル変換回路76、電圧レベルコンパレータ回路77、複数のコンパレータ78、および複数のスイッチデバイス79を備えている。
信号変換回路75は、速度信号Svに相当する速度に比例した電圧を生成する。レベル変換回路76は、必要な制御特性に合わせた非線形(ノンリニア)の変換特性に従い、信号変換回路75から入力される電圧のレベルを変換した信号を出力する。
電圧レベルコンパレータ回路77は、レベル変換回路76から入力される電圧を事前に定めた4種類の閾値電圧とそれぞれ個別に比較し、その比較結果を表す二値信号を4つのポートからそれぞれ出力する。
電圧レベルコンパレータ回路77のそれぞれの出力ポートに接続されたコンパレータ78は、電圧レベルコンパレータ回路77が出力する二値信号に従い、出力側のスイッチデバイス79のオンオフをそれぞれ制御する。スイッチデバイス79における接点のチャタリングを影響を避けるために、各コンパレータ78はヒステリシス特性を持つように構成される。
ここで、上述した本発明の実施形態に係る発電装置およびその制御方法の特徴をそれぞれ以下[1]〜[6]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 永久磁石とコイル(W相コイルL1〜L8、V相コイルL9〜L16、U相コイルL17〜L24)を用いて発電する発電機を有する発電装置(20)であって、
1極あたりの前記コイルを少なくとも2つ以上の領域(コイル領域La、Lb)に分割することで形成されるコイルユニット(30、40)と、
前記コイルユニットの少なくとも一部分の領域を短絡可能なスイッチ部(スイッチデバイスSW1〜SW12)と、
前記発電機の運転速度(速度信号Sv)に合わせて前記スイッチ部の短絡および開放を制御し、前記発電機の出力電圧を調整する電圧調整部(マイクロコンピュータ22)と、
を備えた発電装置。
[2] 前記発電機は、少なくとも2極以上の極数を持つ交流発電機であり、
前記電圧調整部は、前記発電機の運転速度に合わせて前記スイッチ部の短絡および開放を制御する際に、それぞれの極において等しい電気角に当たる前記コイルユニットの領域(コイル領域La)を前記スイッチ部(スイッチデバイス33)を用いて制御する、
ことを特徴とする、上記[1]に記載の発電装置。
[3] 複数の前記コイルユニットのうち、前記スイッチ部が短絡および開放を制御可能な第1コイルユニットは、互いに巻き数が異なる第1領域(コイル領域La)および第2領域(コイル領域Lb)を含み、前記第1領域の巻き数が前記第2領域よりも大きく、前記第1領域および第2領域のうち前記第1領域のみを短絡可能な状態で前記スイッチ部が接続されている(図3参照)、
ことを特徴とする、上記[1]又は[2]に記載の発電装置。
[4] 複数の前記コイルユニットのうち、前記スイッチ部が短絡および開放を制御可能な第1コイルユニットは、互いに電線断面積が異なる第1領域(コイル領域La)および第2領域(コイル領域Lb)を含み、前記第1領域の電線断面積が前記第2領域よりも小さく、前記第1領域および第2領域のうち前記第1領域のみを短絡可能な状態で前記スイッチ部が接続されている(図3参照)、
ことを特徴とする、上記[1]乃至[3]のいずれかに記載の発電装置。
[5] 前記コイルユニット(40)は、同じ極の位置に配置された第1領域および第2領域を含み、前記第1領域(コイル領域L02〜L04)および第2領域(コイル領域L01、L05)のうち前記第1領域のみを短絡可能な状態で前記スイッチ部(スイッチデバイスSW01〜SW03)が接続されている(図5参照)、
ことを特徴とする、上記[1]乃至[4]のいずれかに記載の発電装置。
[6] 永久磁石とコイル(W相コイルL1〜L8、V相コイルL9〜L16、U相コイルL17〜L24)を用いて発電する発電機を有し、
1極あたりの前記コイルを少なくとも2つ以上の領域(コイル領域La、Lb)に分割することで形成されるコイルユニット(30、40)と、
前記コイルユニットの少なくとも一部分の領域を短絡可能なスイッチ部(スイッチデバイスSW1〜SW12)と、
前記スイッチ部の短絡および開放を制御する電圧調整部(マイクロコンピュータ22)と、
を備えた発電装置の制御方法であって、
前記電圧調整部が、
前記発電機の運転速度(速度信号Sv)を取得し、
前記運転速度が所定の複数の速度領域のうちいずれに属するかに応じて、前記スイッチ部の短絡および開放を制御する、
ことを特徴とする発電装置の制御方法。
11 回転軸
12 円周
20 発電装置
21u,21v,21w コントローラ
22 マイクロコンピュータ
23u U相コイルの直列回路
23v V相コイルの直列回路
23w W相コイルの直列回路
30,40 コイルユニット
31,32 端子
33 スイッチデバイス
41,42 ユニット端子
43a,43b,43c,43d コイル間端子
71 回転検知部
72 マイクロコンピュータ
73 コントローラ
74,79 スイッチデバイス
75 信号変換回路
76 レベル変換回路
77 電圧レベルコンパレータ回路
78 コンパレータ
Sv 速度信号
TU U相出力端子
TV V相出力端子
TW W相出力端子
TC 中点端子
L1〜L8 W相コイル
L9〜L16 V相コイル
L17〜L24 U相コイル
SW1〜SW12 スイッチデバイス
La,Lb コイル領域
L01,L02,L03,L04,L05 コイル領域
SW01,SW02,SW03 スイッチデバイス

Claims (6)

  1. 永久磁石とコイルを用いて発電する発電機を有する発電装置であって、
    1極あたりの前記コイルを少なくとも2つ以上の領域に分割することで形成されるコイルユニットと、
    前記コイルユニットの少なくとも一部分の領域を短絡可能なスイッチ部と、
    前記発電機の運転速度に合わせて前記スイッチ部の短絡および開放を制御し、前記発電機の出力電圧を調整する電圧調整部と、
    を備えた発電装置。
  2. 前記発電機は、少なくとも2極以上の極数を持つ交流発電機であり、
    前記電圧調整部は、前記発電機の運転速度に合わせて前記スイッチ部の短絡および開放を制御する際に、それぞれの極において等しい電気角に当たる前記コイルユニットの領域を前記スイッチ部を用いて制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発電装置。
  3. 複数の前記コイルユニットのうち、前記スイッチ部が短絡および開放を制御可能な第1コイルユニットは、互いに巻き数が異なる第1領域および第2領域を含み、前記第1領域の巻き数が前記第2領域よりも大きく、前記第1領域および第2領域のうち前記第1領域のみを短絡可能な状態で前記スイッチ部が接続されている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発電装置。
  4. 複数の前記コイルユニットのうち、前記スイッチ部が短絡および開放を制御可能な第1コイルユニットは、互いに電線断面積が異なる第1領域および第2領域を含み、前記第1領域の電線断面積が前記第2領域よりも小さく、前記第1領域および第2領域のうち前記第1領域のみを短絡可能な状態で前記スイッチ部が接続されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発電装置。
  5. 前記コイルユニットは、同じ極の位置に配置された第1領域および第2領域を含み、前記第1領域および第2領域のうち前記第1領域のみを短絡可能な状態で前記スイッチ部が接続されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の発電装置。
  6. 永久磁石とコイルを用いて発電する発電機を有し、
    1極あたりの前記コイルを少なくとも2つ以上の領域に分割することで形成されるコイルユニットと、
    前記コイルユニットの少なくとも一部分の領域を短絡可能なスイッチ部と、
    前記スイッチ部の短絡および開放を制御する電圧調整部と、
    を備えた発電装置の制御方法であって、
    前記電圧調整部が、
    前記発電機の運転速度を取得し、
    前記運転速度が所定の複数の速度領域のうちいずれに属するかに応じて、前記スイッチ部の短絡および開放を制御する、
    ことを特徴とする発電装置の制御方法。
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