JP2020119868A - 光源モジュール、光源ユニット及び照明器具 - Google Patents
光源モジュール、光源ユニット及び照明器具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020119868A JP2020119868A JP2019012542A JP2019012542A JP2020119868A JP 2020119868 A JP2020119868 A JP 2020119868A JP 2019012542 A JP2019012542 A JP 2019012542A JP 2019012542 A JP2019012542 A JP 2019012542A JP 2020119868 A JP2020119868 A JP 2020119868A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- light
- leds
- light sources
- led
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】複数の光源モジュールが一列に並べられたときに、複数の光源モジュール全体の明るさのムラを低減できる光源モジュールを提供する。【解決手段】光源モジュール22は、基板221と、複数の光源220と、を備える。複数の光源220は、基板221に設けられている。複数の光源220は、基板221の長手方向に沿って並んでいる。複数の光源220は、第1光源220A,220Bと、複数の第2光源220Cとを含む。第1光源220A,220Bは、複数の光源220のうちの一番端に並んでいる。複数の第2光源220Cは、複数の光源220のうちの第1光源220A,220B以外の光源である。第1光源220A,220Bにおける光を放射する放射性能は、第2光源220Cの前記放射性能よりも高い。【選択図】図3
Description
本開示は、一般に、光源モジュール、光源ユニット及び照明器具に関し、より詳細には、複数の光源を備えた光源モジュール、前記光源モジュールを複数備える光源ユニット、及び前記光源ユニットを備える照明器具に関する。
特許文献1に記載の照明器具は、複数のモジュール(光源モジュール)を備えている。各モジュールは、複数のLED(light emitting diode)と基板とを有する。複数のLEDは、基板の実装面において、その長手方向に沿って等間隔に配置されている。すなわち、複数のLEDは、一番端のLEDと、一番端のLED以外のLEDとを含む。複数のモジュールは、基板の長手方向に沿って一列に並んでいる。
特許文献1に記載の照明器具では、隣り合うモジュールにおける隣り合う一番端のLEDの間隔は、各モジュール内の隣り合うLEDの間隔よりも大きくなる傾向がある。これにより、隣り合うモジュールの間の部分の光束密度は、各モジュール内の光束密度よりも小さくなる。この結果、照明器具の明るさにムラが生じる。
本開示は、複数の光源モジュールが一列に並べられたときに、複数の光源モジュール全体の明るさのムラを低減できる光源モジュール、光源ユニット及び照明器具を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る光源モジュールは、基板と、複数の光源と、を備える。前記複数の光源は、前記基板に設けられている。前記複数の光源は、前記基板の長手方向に沿って並んでいる。前記複数の光源は、第1光源と、複数の第2光源とを含む。前記第1光源は、前記複数の光源のうちの一番端に並んでいる。前記複数の第2光源は、前記複数の光源のうちの前記第1光源以外の光源である。前記第1光源における光を放射する放射性能は、前記第2光源の前記放射性能よりも高い。
本開示の一態様に係る光源ユニットは、複数の光源モジュールを備える。前記複数の光源モジュールの各々は、基板と、複数の光源と、を備える。前記複数の光源は、前記基板に設けられている。前記複数の光源は、前記基板の長手方向に沿って並んでいる。前記複数の光源モジュールの各々の前記基板は、前記長手方向に沿って一列に並んでいる。前記複数の光源モジュールのうちの少なくとも1つは、上記の一態様に係る光源モジュールである。
本開示の一態様に係る照明器具は、前記光源ユニットと、器具本体と、を備える。前記器具本体は、前記光源ユニットを支持する。
本開示によれば、複数の光源モジュールが一列に並べられたときに、複数の光源モジュール全体の明るさのムラを低減できる、という利点がある。
以下、実施形態に係る照明器具について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。なお、以下の実施形態で説明する構成は本開示の一例にすぎない。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態)
実施形態に係る照明器具3は、図1及び図2に示すように、光源ユニット2と、光源ユニット2を支持する器具本体4とを有している。光源ユニット2は、天井に直付けされる器具本体4に着脱可能に取り付けられる。ただし、器具本体4は、天井に埋め込まれてもよいし、あるいは、壁に直付けされてもよいし、壁に埋め込まれてもよい。
実施形態に係る照明器具3は、図1及び図2に示すように、光源ユニット2と、光源ユニット2を支持する器具本体4とを有している。光源ユニット2は、天井に直付けされる器具本体4に着脱可能に取り付けられる。ただし、器具本体4は、天井に埋め込まれてもよいし、あるいは、壁に直付けされてもよいし、壁に埋め込まれてもよい。
器具本体4は、下面が開放された矩形箱状の収容部40と、収容部40の長手方向に沿った両側の開口端縁より斜め上向きに突出する一対の反射板41と、収容部40及び一対の反射板41の長手方向の両端に設けられた一対のエンド板42とを備える(図2参照)。器具本体4は、収容部40の底面に設けられている複数の取付孔400のうちの少なくともいずれか2つの取付孔400に吊りボルト(不図示)がそれぞれ挿通され、それらの吊りボルトにナット(不図示)が締め付けられることで天井に設置される。また、収容部40の底面に設けられている複数の電源孔401のうちのいずれか一つの電源孔401に電源線が挿通される。電源孔401に挿通された電源線は、端子台(不図示)を介して、点灯装置1と電気的に接続される。
光源ユニット2は、図2に示すように、点灯装置1と、点灯装置1によって点灯させられる複数(例えば2つ)のLEDモジュール22(光源モジュール)とを備えている。また、光源ユニット2は、取付部材21と、カバー23とを備えることが好ましい。2つのLEDモジュール22を区別する場合は、2つのLEDモジュール22をLEDモジュール22S,22Tと記載する。
LEDモジュール22は、複数(例えば多数)のLED220(光源)と、基板221と、中継コネクタ223とを備えている。
基板221は、長尺の矩形板状に形成されている。
複数のLED(Light Emitting Diode)220は、例えば、白色の光を放射する照明用白色LEDである。複数のLED220は、例えば、パッケージ型又はチップオンボード型のLEDである。複数のLED220は、基板221の表面(下面)における短手方向の中央に、基板221の長手方向に沿って等間隔に一列に並べて実装されている。なお、本実施形態では、複数のLED220は、基板221の幅方向に一列に並ぶが、基板221の幅方向に複数列並んでもよい。LED220の光軸は、基板221の表面(下面)の法線に平行である。
中継コネクタ223は、それぞれのLEDモジュール22の基板221において、2つのLEDモジュール22同士が基板221の長手方向に沿って隣り合う側の端部にそれぞれ実装されている。一方(右側)のLEDモジュール22Tは、入力コネクタ222を備えている。入力コネクタ222は、右側のLEDモジュール22Tの基板221において、中継コネクタ223が実装されている側と反対側の端部(右側の端部)に実装されている。
取付部材21は、金属板によって長尺の角樋状に形成されている。取付部材21は、長尺の矩形板状の底板210と、底板210の長手方向に沿った両端から上向きに立ち上がる一対の側板211とを有している。2つのLEDモジュール22は、互いの中継コネクタ223同士が電気的に接続された状態で、底板210から切り起こされている複数の爪によって底板210の下面に取り付けられている。なお、LEDモジュール22の入力コネクタ222は、電線によって点灯装置1の出力用のコネクタと電気的に接続される。
カバー23は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂によって半円筒形状に形成されている。また、カバー23は、長手方向に沿って上向きに突出する一対の突壁233を有している。カバー23は、一対の突壁233の間に取付部材21を収容し、取付部材21の一対の側板211の先端(上端)に、一対の突壁233の先端(上端)に形成されている引掛部が引っ掛けられることで取付部材21に取り付けられる。
点灯装置1は、プリント回路板19と、プリント回路板19を収容するケース18とを有する。プリント回路板19は、長方形状のプリント配線板に集積回路を含む種々の電子部品が実装されて構成されている。ケース18は、金属板により、一面(下面)が開口した長尺の矩形箱状に形成されている。ケース18は、プリント回路板19を収容し、開口面を底板210の上面に向けるようにして取付部材21に固定される。なお、ケース18は、取付部材21に固定された状態において、取付部材21と電気的に接続されている。さらに、取付部材21は、光源ユニット2が器具本体4に取り付けられた状態において器具本体4と電気的に接続されている。したがって、点灯装置1のケース18は、取付部材21を通して器具本体4と電気的に接続される。
図3を参照して、LEDモジュール22(22S,22T)について更に詳しく説明する。なお、図3では、中継コネクタ223は、図示省略されている。
LEDモジュール22は、上述の通り、複数のLED220と、矩形板状(例えば長尺の矩形板状)の基板221とを有している。複数のLED220は、上述の通り、基板221の表面(下面)に設けられており、基板221の長手方向に沿って等間隔に一列に並んでいる。複数のLED220の光軸は、基板221の表面(下面)に垂直である。
複数のLED220(光源)は、複数のLED220のうちの一番端に並んだLED220A,220B(第1光源)と、一番端のLED220A,220B以外の複数のLED220C(第2光源)とを含む。一番端のLED220Aは、基板221における長手方向の一端部221a付近に配置されている。反対側の一番端のLED220Bは、基板221における長手方向の他端部221b付近に配置されている。
一番端のLED220A,220Bの放射性能は、他のLED220Cの放射性能よりも高い。他のLED220Cとは、複数のLED220のうち、一番端のLED220A,220B以外の全てのLEDである。放射性能とは、LED220が光を放射する性能である。より詳細には、放射性能とは、LED220が放射する光の光束の大きさを示す性能、又はLED220が放射する光の配光の広さを示す性能を含む。本実施形態では、放射性能は、例えば、LED220が放射する光の光束の大きさを示す性能である。すなわち、一番端のLED220A,220Bが放射する光の光束は、他のLED220Cが放射する光の光束よりも大きい。
なお、一番端のLED220A,220Bの放射性能が他のLED220Cの放射性能よりも高いとは、一番端のLED220A,220Bの放射性能が他のLEDの放射性能の平均値よりも高いという意味であってもよいし、一端端のLED220A,220Bの放射性能が他のLED220Cの全ての放射性能よりも高いという意味であってもよい。
本実施形態では、複数のLED220は全て、同品番のLEDである。そして、一端端のLED220A,220Bの光束ランクは、他のLED220Cの光束ランクよりも大きい。これにより、一端端のLED220A,220Bの放射性能(すなわち放射する光の光束の大きさ)が他のLED220Cの放射性能よりも高くなっている。なお、同じ品番のLED220は、その光束の大きさに応じてランク分けされており、このランクを光束ランクといい、光束ランクが高いほどLED220の光束は大きくなる。
このように構成された2つのLEDモジュール22S,22Tは、基板221の長手方向に沿って一列に並んでいる。LEDモジュール22Sの基板221の端部221bと、LEDモジュール22Tの基板221の端部221aとは、互いに隣り合っている。以下、各LEDモジュール22S,22Tの基板221において、互いに隣り合う端部221a,221bを、隣接端部221a,221bとも記載する。LEDモジュール22Sの一番端のLED220Bと、LEDモジュール22Tの一番端のLED220Aとは、互いに隣り合っている。
このように一列に並んだLEDモジュール22S,22Tにおいて、間隔D1は、間隔D2よりも大きい。間隔D1は、各LEDモジュール22S,22Tにおける隣り合う一番端のLED220A,220Bの間隔である。間隔D2は、各LEDモジュール22S,22T内の複数のLED220における隣り合うLED220の間隔である。なお、本実施形態では、間隔D1,D2は、平面視において、隣り合うLED220の中心間の距離であるが、隣り合うLED220における互いに対向する端部の間の距離であってもよい。
次に照明器具3の動作を説明する。
複数のLEDモジュール22S,22T内の複数のLED220は、基板221の下面からその下面の法線方向に光を放射する(図2参照)。その放射された光は、カバー23を透過して外部に照明光として放射される。この照明器具3では、LEDモジュール22S,22Tの各々において、複数のLED220のうち一番端のLED220A,220Bの放射性能(すなわち放射する光の光束の大きさ)は、他の光源220Cの放射性能よりも高い。すなわち、各LEDモジュール22S,22Tの隣接端部221a,221b付近には、より高い放射性能を有するLED220A,220Bが配置されている。これにより、間隔D1が間隔D2よりも大きくても、隣り合うLEDモジュール22S,22Tの間の部分(すなわち間隔D1の部分)の光束密度の低下を抑制できる。この結果、複数のLEDモジュール22S,22T全体の明るさのムラを低減できる。すなわち、照明器具3の照明光の明るさのムラを低減できる。
また、本実施形態では、LED220の放射性能は、LED220が放射する光の光束の大きさであるため、隣り合うLEDモジュール22S,22Tの間の部分の光束密度の低下を容易に抑制できる。
なお、本実施形態では、複数のLED220のうちの両側の一番端のLED220A,220Bの放射特性が他のLED220Cの放射特性よりも高い。ただし、両側の一番端のLED220A,220Bのうちの一方の一番端のLED220Bの放射特性だけが、他のLED220Cの放射特性よりも高くてもよい。なお、一方の一端部のLED220Bは、基板221の両端部211a,211bのうち、他の光源モジュール22の基板221と隣り合う端部である。
(実施形態の変形例)
以下、上記の実施形態の変形例について説明する。以下の説明では、上記の実施形態と同じ構成要素については、同じ符号を付して説明を省略する場合がある。なお、上記の実施形態の変形例の組み合わせも実施可能である。
以下、上記の実施形態の変形例について説明する。以下の説明では、上記の実施形態と同じ構成要素については、同じ符号を付して説明を省略する場合がある。なお、上記の実施形態の変形例の組み合わせも実施可能である。
(変形例1)
上記の実施形態では、各LEDモジュール22において、一番端のLED220A,220Bと他のLED220Cとは、同じ品番のLEDである。ただし、図4に示すように、一番端のLED220A,220Bと他のLED220Cとは、異なる品番のLEDであってもよい。この場合は、各LEDモジュール22において、一番端のLED220A,220Bは、他のLED220Cよりも光束の大きい品番のLEDである。これにより、一番端のLED220A,220Bの光束が他のLED220Cの光束よりも大きくなっている。
上記の実施形態では、各LEDモジュール22において、一番端のLED220A,220Bと他のLED220Cとは、同じ品番のLEDである。ただし、図4に示すように、一番端のLED220A,220Bと他のLED220Cとは、異なる品番のLEDであってもよい。この場合は、各LEDモジュール22において、一番端のLED220A,220Bは、他のLED220Cよりも光束の大きい品番のLEDである。これにより、一番端のLED220A,220Bの光束が他のLED220Cの光束よりも大きくなっている。
本変形例でも、上記の実施形態と同様に、複数のLEDモジュール22S,22Tが一列に並べられたときに、間隔D1が間隔D2よりも大きくても、隣り合うLEDモジュール22S,22Tの間の部分(間隔D1の部分)の光束密度の低下を抑制できる。この結果、複数のLEDモジュール22S,22T全体の明るさのムラを低減できる。すなわち、照明器具3の照明光の明るさのムラを低減できる。
(変形例2)
上記の実施形態では、LED220の放射性能が、LED220が放射する光の光束の大きさを示す性能である場合を例示するが、本変形例では、LED220の放射性能が、LED220が放射する光の配光の広さを示す性能である場合を例示する。この場合は、図5Aに示すように、各LEDモジュール22において、一番端のLED220A,220Bは、他のLED220Cよりも配光の広い品番のLEDである。すなわち、一番端のLED220A,220Bの配光(図5B)は、他のLED220Cの配光(図5C)よりも広い。
上記の実施形態では、LED220の放射性能が、LED220が放射する光の光束の大きさを示す性能である場合を例示するが、本変形例では、LED220の放射性能が、LED220が放射する光の配光の広さを示す性能である場合を例示する。この場合は、図5Aに示すように、各LEDモジュール22において、一番端のLED220A,220Bは、他のLED220Cよりも配光の広い品番のLEDである。すなわち、一番端のLED220A,220Bの配光(図5B)は、他のLED220Cの配光(図5C)よりも広い。
なお、図5B及び図5Cは、LED220の光軸を通りかつ基板221の下面に垂直な仮想平面で見たLED220の配光特性であり、図5BがLED220A,220Bの配光特性の一例を示し、図5CがLED220Cの配光特性の一例を示す。図5B及び図5Cのグラフの周方向は、LED220が放射した光の放射方向を示し、グラフの0度方向が基板2221の下面の法線方向である。また、グラフの径方向は、LED220が放射した光の光度(光束の大きさ)を示す。
上記のように、一番端のLED220A,220Bの配光が他のLED220Cの配光(図5C)よりも広いことで、各LEDモジュール22S,22Tの隣接端部221a,221bには、より広い配光のLED220A,220Bが配置される。これにより、複数のLEDモジュール22S,22Tが一列に並べられたときに、間隔D1が間隔D2よりも大きくても、隣り合うLEDモジュール22S,22Tの間の部分(間隔D1の部分)の光束密度の低下を抑制できる。この結果、複数のLEDモジュール22S,22T全体の明るさのムラを低減できる。すなわち、照明器具3の照明光の明るさのムラを低減できる。
(変形例3)
上記の実施形態又は変形例1において、図6に示すように、LEDモジュール22S,22Tにおいて、間隔D3(第1間隔)は、間隔D2(第2間隔)よりも大きくてもよい。より詳細には、例えば、他のLED220C1の配置は、基板221の長手方向に沿って、一番端のLED220Aから遠ざかる方向にずれた配置であってもよい。また、他のLED220C2の配置は、基板221の長手方向に沿って、一番端のLED220Bから遠ざかる方向にずれた配置であってもよい。
上記の実施形態又は変形例1において、図6に示すように、LEDモジュール22S,22Tにおいて、間隔D3(第1間隔)は、間隔D2(第2間隔)よりも大きくてもよい。より詳細には、例えば、他のLED220C1の配置は、基板221の長手方向に沿って、一番端のLED220Aから遠ざかる方向にずれた配置であってもよい。また、他のLED220C2の配置は、基板221の長手方向に沿って、一番端のLED220Bから遠ざかる方向にずれた配置であってもよい。
なお、間隔D3は、一番端のLED220A,220Bと他のLED220C1,220C2との間隔である。他のLED220C1,220C2は、複数のLED220Cのうち一番端のLED220A,220Bの隣に配置されたLEDである。間隔D2は、複数のLED220Cにおける隣り合うLED220Cの間隔である。なお、間隔D3は、例えば、間隔D1よりも小さい。
本変形例では、間隔D3が間隔D2よりも大きいことで、隣り合うLEDモジュール22S,22Tの間の部分(間隔D1の部分)の光束密度をより小さくなるように微調整できる。例えば、一番端のLED220A,220Bの光束が大き過ぎて、LEDモジュール22S,22Tの間の部分の光束密度が各LEDモジュール22S,22T内の光束密度と比べて大きい場合を考える。この場合、本変形例のように、間隔D3を間隔D2よりも大きくすることで、LEDモジュール22S,22Tの間の部分の光束密度をより小さくなるように微調整できる。この結果、複数のLEDモジュール22S,22T全体の明るさのムラをより一層低減できる。すなわち、照明器具3の照明光の明るさのムラをより一層低減できる。
なお、本変形例では、上記の実施形態又は変形例1に適用される場合を例示するが、変形例2に適用されてもよい。この場合も、一番端のLED220A,220Bの配光が広過ぎて、LEDモジュール22S,22Tの間の部分(間隔D1の部分)の光束密度が、各LEDモジュール22S,22T内の光束密度に比べて大きい場合を考える。この場合、本変形例のように、間隔D3を間隔D2よりも大きくすることで、LEDモジュール22S,22Tの間の部分の光束密度をより小さくなるように微調整できる。この結果、複数のLEDモジュール22,22T全体の明るさのムラをより一層低減できる。すなわち、照明器具3の照明光の明るさのムラをより一層低減できる。
(変形例4)
変形例3では、間隔D3(第1間隔)は間隔D2(第2間隔)よりも大きいが、本変形例では、図7に示すように、間隔D3は間隔D2よりも小さい。より詳細には、例えば、他のLED220C1の配置は、基板221の長手方向に沿って、一番端のLED220Aに近づく方向にずれた配置である。また、他のLED220C2の配置は、基板221の長手方向に沿って、一番端のLED220Bに近づく方向にずれた配置である。
変形例3では、間隔D3(第1間隔)は間隔D2(第2間隔)よりも大きいが、本変形例では、図7に示すように、間隔D3は間隔D2よりも小さい。より詳細には、例えば、他のLED220C1の配置は、基板221の長手方向に沿って、一番端のLED220Aに近づく方向にずれた配置である。また、他のLED220C2の配置は、基板221の長手方向に沿って、一番端のLED220Bに近づく方向にずれた配置である。
このように、間隔D3が間隔D2よりも小さいことで、隣り合うLEDモジュール22S,22Tの間の部分(間隔D1の部分)の光束密度をより大きくなるように微調整できる。例えば、一番端のLED220A,220Bの光束が小さ過ぎて、LEDモジュール22S,22Tの間の部分(間隔D1の部分)の光束密度が、各LEDモジュール22S,22T内の光束密度と比べて小さい場合を考える。この場合、本変形例のように、間隔D3を間隔D2よりも小さくすることで、LEDモジュール22S,22Tの間の部分の光束密度をより大きくなるように微調整できる。この結果、複数のLEDモジュール22S,22T全体の明るさのムラをより一層低減できる。すなわち、照明器具3の照明光の明るさのムラをより一層低減できる。
なお、本変形例では、上記の実施形態又は変形例1に適用される場合を例示するが、変形例2に適用されてもよい。この場合も、一番端のLED220A,220Bの配光が狭過ぎて、LEDモジュール22S,22Tの間の部分(間隔D1の部分)の光束密度が、各LEDモジュール22S,22T内の光束密度に比べて小さい場合を考える。この場合、本変形例のように、間隔D3を間隔D2よりも小さくすることで、LEDモジュール22S,22Tの間の部分の光束密度をより大きくなるように微調整できる。この結果、複数のLEDモジュール22,22T全体の明るさのムラをより一層低減できる。すなわち、照明器具3の照明光の明るさのムラをより一層低減できる。
(変形例5)
上記の実施形態では、全てのLEDモジュール22の各々において、一番端のLED220A,220Bの放射性能が他のLED220C2の放射性能よりも高い。ただし、全てのLEDモジュール22のうちの少なくとも1つのLEDモジュール22において、一番端のLED220A,220Bの放射性能が他のLED220Cの放射性能よりも高くてもよい。この場合も、複数のLEDモジュール22全体の明るさのムラを低減できる。すなわち、照明器具3の照明光の明るさのムラを低減できる。
上記の実施形態では、全てのLEDモジュール22の各々において、一番端のLED220A,220Bの放射性能が他のLED220C2の放射性能よりも高い。ただし、全てのLEDモジュール22のうちの少なくとも1つのLEDモジュール22において、一番端のLED220A,220Bの放射性能が他のLED220Cの放射性能よりも高くてもよい。この場合も、複数のLEDモジュール22全体の明るさのムラを低減できる。すなわち、照明器具3の照明光の明るさのムラを低減できる。
(まとめ)
第1の態様に係る光源モジュール(22)は、基板(221)と、複数の光源(220)と、を備える。複数の光源(220)は、基板(221)に設けられている。複数の光源(220)は、基板(221)の長手方向に沿って並んでいる。複数の光源(220)は、第1光源(220A,220B)と、複数の第2光源(220C)とを含む。第1光源(220A,220B)は、複数の光源(220)のうちの一番端に並んでいる。複数の第2光源(220C)は、複数の光源(220)のうちの第1光源(220A,220B)以外の光源である。第1光源(220A,220B)における光を放射する放射性能は、第2光源(220C)の前記放射性能よりも高い。
第1の態様に係る光源モジュール(22)は、基板(221)と、複数の光源(220)と、を備える。複数の光源(220)は、基板(221)に設けられている。複数の光源(220)は、基板(221)の長手方向に沿って並んでいる。複数の光源(220)は、第1光源(220A,220B)と、複数の第2光源(220C)とを含む。第1光源(220A,220B)は、複数の光源(220)のうちの一番端に並んでいる。複数の第2光源(220C)は、複数の光源(220)のうちの第1光源(220A,220B)以外の光源である。第1光源(220A,220B)における光を放射する放射性能は、第2光源(220C)の前記放射性能よりも高い。
この構成によれば、第1光源(220A,220B)の放射性能は第2光源(220C)の放射性能よりも高いため、複数の光源モジュール(22)を一列に並べたとき、隣り合う光源モジュール(22)の間の部分の光束密度の低下を抑制できる。この結果、複数の光源モジュール(22)全体の明るさのムラを低減できる。
第2の態様に係る光源モジュール(22)では、第1の態様において、放射性能は、光源(220)が放射する光の光束の大きさを示す性能、又は光源(220)が放射する光の配光の広さを示す性能である。
この構成によれば、複数の光源モジュール(22)が一列に並べられたときに、隣り合う光源モジュール(22)の間の部分の光束密度の低下を容易に抑制できる。この結果、複数の光源モジュール(22)全体の明るさのムラを低減できる。
第3の態様に係る光源モジュール(22)では、第1又は第2の態様において、第1光源(220A,220B)は、基板(221)における長手方向の両端部(221a,221b)のうち、他の光源モジュール(22)と隣り合う端部の付近に設けられている。
この構成によれは、複数の光源モジュール(22)が一列に並べられたときに、第1光源(220B)は、隣り合う光源モジュール(22)の間の部分の光束密度の低下を抑制できる。
第4の態様に係る光源モジュール(22)では、第1〜第3の態様のうち何れか1つの態様において、第1光源(220A,220B)と、複数の第2光源(220C)のうちの第1光源(220A,220B)の隣に配置された第2光源(220C)との間隔を、第1間隔(D3)とする。複数の第2光源(220C)における隣り合う第2光源(220C)の間隔を、第2間隔(D2)とする。第1間隔(D3)は、第2間隔(D2)よりも大きい。
この構成によれば、複数の光源モジュール(22)が一列に並べられたときに、隣り合う光源モジュール(22)の間の部分の光束密度を、より小さくなるように微調整できる。この結果、複数の光源モジュール(22)全体の明るさのムラをより一層低減できる。
第5の態様に係る光源モジュール(22)では、第1〜第3の態様の何れか1つの態様において、第1光源(220A,220B)と、複数の第2光源(220C)のうち第1光源(220A,220B)の隣に配置された第2光源(220C1,220C2)との間隔を、第1間隔(D3)とする。複数の第2光源(220C)における隣り合う第2光源(220C)の間隔を、第2間隔(D2)とする。第1間隔(D3)は、第2間隔(D2)よりも小さい。
この構成によれば、複数の光源モジュール(22)が一列に並べられたときに、隣り合う光源モジュール(22)の間の部分の光束密度を、より大きくなるように微調整できる。この結果、複数の光源モジュール(22)全体の明るさのムラをより一層低減できる。
第6の態様に係る光源ユニット(2)は、複数の光源モジュール(22)を備える。複数の光源モジュール(22)の各々は、基板(221)と、複数の光源(220)と、を備える。複数の光源(220)は、基板(221)に設けられている。複数の光源(220)は、基板(221)の長手方向に沿って並んでいる。複数の光源モジュール(22)の各々の基板(221)は、長手方向に沿って一列に並んでいる。複数の光源モジュール(22)のうちの少なくとも1つは、第1〜第5の態様の何れか1つの態様の光源モジュール(22)である。
この構成によれば、複数の光源モジュール(22)が一列に並べられた光源ユニット(2)において、光源ユニット(2)の照明光の明るさのムラを低減できる。
第7の態様に係る照明器具(3)は、第6の態様の光源ユニット(2)と、器具本体(4)と、を備える。器具本体(4)は、光源ユニット(2)を支持する。
この構成によれば、照明器具(3)の照明光の明るさのムラを低減できる。
2 光源ユニット
3 照明器具
4 器具本体
22 LEDモジュール(光源モジュール)
220 LED(光源)
220A,220B 一番端のLED(第1光源)
220C,220C1,220C2 他のLED(第2光源)
221 基板
D2 間隔(第2間隔)
D3 間隔(第1間隔)
3 照明器具
4 器具本体
22 LEDモジュール(光源モジュール)
220 LED(光源)
220A,220B 一番端のLED(第1光源)
220C,220C1,220C2 他のLED(第2光源)
221 基板
D2 間隔(第2間隔)
D3 間隔(第1間隔)
Claims (7)
- 基板と、
前記基板に設けられた複数の光源と、を備え、
前記複数の光源は、前記基板の長手方向に沿って並んでおり、
前記複数の光源は、前記複数の光源のうちの一番端に並んだ第1光源と、前記複数の光源のうちの前記第1光源以外の複数の第2光源とを含み、
前記第1光源における光を放射する放射性能は、前記第2光源の前記放射性能よりも高い、
光源モジュール。 - 前記放射性能は、前記光源が放射する光束の大きさを示す性能、又は前記光源が放射する光の配光の広さを示す性能である、
請求項1に記載の光源モジュール。 - 前記第1光源は、前記基板における長手方向の両端部のうち、他の光源モジュールと隣り合う端部の付近に設けられている、
請求項1又は2に記載の光源モジュール。 - 前記第1光源と、前記複数の第2光源のうち前記第1光源の隣に配置された第2光源との間隔を第1間隔とし、
前記複数の第2光源における隣り合う第2光源の間隔を第2間隔とし、
前記第1間隔は、前記第2間隔よりも大きい、
請求項1〜3の何れか1項に記載の光源モジュール。 - 前記第1光源と、前記複数の第2光源のうち前記第1光源の隣に配置された第2光源との間隔を第1間隔とし、
前記複数の第2光源における隣り合う第2光源の間隔を第2間隔とし、
前記第1間隔は、前記第2間隔よりも小さい、
請求項1〜3の何れか1項に記載の光源モジュール。 - 複数の光源モジュールを備え、
前記複数の光源モジュールの各々は、
基板と、
前記基板に設けられた複数の光源と、を備え、
前記複数の光源は、前記基板の長手方向に沿って並んでおり、
前記複数の光源モジュールの各々の前記基板は、前記長手方向に沿って一列に並んでおり、
前記複数の光源モジュールのうちの少なくとも1つは、請求項1〜5の何れか1項に記載の光源モジュールである、
光源ユニット。 - 請求項6に記載の光源ユニットと、
前記光源ユニットを支持する器具本体と、を備える
照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019012542A JP2020119868A (ja) | 2019-01-28 | 2019-01-28 | 光源モジュール、光源ユニット及び照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019012542A JP2020119868A (ja) | 2019-01-28 | 2019-01-28 | 光源モジュール、光源ユニット及び照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020119868A true JP2020119868A (ja) | 2020-08-06 |
Family
ID=71891160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019012542A Pending JP2020119868A (ja) | 2019-01-28 | 2019-01-28 | 光源モジュール、光源ユニット及び照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020119868A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022097370A (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-30 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置の製造方法及び発光装置 |
-
2019
- 2019-01-28 JP JP2019012542A patent/JP2020119868A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022097370A (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-30 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置の製造方法及び発光装置 |
JP7161132B2 (ja) | 2020-12-18 | 2022-10-26 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置の製造方法及び発光装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5498618B1 (ja) | 照明器具 | |
JP7067198B2 (ja) | 灯具、および照明装置 | |
JP2020119868A (ja) | 光源モジュール、光源ユニット及び照明器具 | |
JP2011249219A (ja) | 照明器具 | |
JP2015109215A (ja) | 光源ユニット及びそれを用いた照明器具 | |
JP5472815B2 (ja) | 照明器具 | |
JP5688481B1 (ja) | Led照明装置 | |
JP6041210B2 (ja) | 光源ユニット及びそれを用いた照明器具 | |
JP5975400B2 (ja) | 照明器具 | |
JP6312611B2 (ja) | Led照明装置 | |
JP6111497B2 (ja) | 照明器具 | |
JP5893693B1 (ja) | 照明装置用発光ユニット及び照明装置 | |
JP2020119869A (ja) | 光源モジュール、光源ユニット及び照明器具 | |
JP5819497B1 (ja) | 照明装置用発光ユニット及び照明装置 | |
JP7266232B2 (ja) | 照明器具 | |
JP6055299B2 (ja) | 照明器具 | |
JP5889978B1 (ja) | 照明装置用発光ユニット及び照明装置 | |
JP5970509B2 (ja) | 照明装置用発光ユニット及び照明装置 | |
JP5893692B1 (ja) | 照明装置用発光ユニット、照明装置及び基板固定部材 | |
JP5819496B1 (ja) | 照明装置用発光ユニット及び照明装置 | |
JP5889977B1 (ja) | 照明装置用発光ユニット及び照明装置 | |
JP6089270B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2016173883A (ja) | 照明装置及び照明装置用器具本体 | |
JP5790938B2 (ja) | 照明器具 | |
JP6449662B2 (ja) | 照明装置及び照明装置用器具本体 |