JP2020118754A - 電子機器、制御装置、電子機器の制御方法、および制御プログラム - Google Patents

電子機器、制御装置、電子機器の制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動画撮影と併行して撮影を行う場合であっても、動画撮影と併行して行われる撮影のために動画撮影画像上で任意の被写体を指定してオートフォーカスを実行する。【解決手段】電子機器(1)は、第1カメラ(4)の第1座標系で示す第1座標値でタッチ位置を取得する第1座標値取得処理と、第2カメラ(5)の第2座標系において、第1座標値に対応する第2座標値を取得する第2座標値取得処理と、第2座標値に位置する被写体に対して、第2カメラ(5)のオートフォーカスを動作させるオートフォーカス制御処理と、を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は撮影機能を有する電子機器に関する。
従来、カメラを2つ備え、動画撮影中に静止画撮影を行うことができる技術が知られている。特許文献1には、動画撮影光学系を備える動画撮影部と、静止画撮影光学系を備える静止画撮影部とを備える撮影装置が開示されている。特許文献1に記載されている撮影装置は、動画撮影中においても動画撮影と併行して静止画撮影を行なうことができる。
特開2005−94465号公報(2005年4月7日公開)
しかしながら、上述のような従来技術は、動画撮影と併行して静止画撮影を行う場合、静止画撮影のために任意の被写体を指定してフォーカスを合わせることができないという問題がある。
本発明は前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、動画撮影と併行して撮影を行う場合であっても、動画撮影と併行して行われる撮影のために動画撮影画像上で任意の被写体を指定してオートフォーカスを実行することができる電子機器を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電子機器は、電子機器に対して同じ側が撮影可能な様に撮影方向が設定された第1カメラおよび第2カメラと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1カメラで動画撮影して得られる撮影画像におけるユーザのタッチ位置を、前記第1カメラの撮像範囲に基づき設定される第1座標系で示す第1座標値を取得する第1座標値取得処理と、前記第2カメラの撮像範囲に基づき設定される第2座標系において、前記第1座標値に対応する第2座標値を取得する第2座標値取得処理と、前記第2座標値に位置する被写体に対して、前記第2カメラのオートフォーカスを動作させるオートフォーカス制御処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る制御装置は、電子機器に対して同じ側が撮影可能な様に撮影方向が設定された第1カメラおよび第2カメラと、制御部と、を備える制御装置であって、前記制御装置は、前記第1カメラで動画撮影して得られる撮影画像におけるユーザのタッチ位置を、前記第1カメラの撮像範囲に基づき設定される第1座標系で示す第1座標値を取得する第1座標値取得部と、前記第2カメラの撮像範囲に基づき設定される第2座標系において、前記第1座標値に対応する第2座標値を取得する第2座標値取得部と、前記第2座標値に位置する被写体に対して、前記第2カメラのオートフォーカスを動作させるオートフォーカス制御部と、を備えていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る電子機器の制御方法は、電子機器に対して同じ側が撮影可能な様に撮影方向が設定された第1カメラおよび第2カメラと、制御部と、を備える電子機器を制御するための制御方法であって、前記第1カメラで動画撮影して得られる撮影画像におけるユーザのタッチ位置を、前記第1カメラの撮像範囲に基づき設定される第1座標系で示す第1座標値を取得する第1座標値取得ステップと、前記第2カメラの撮像範囲に基づき設定される第2座標系において、前記第1座標値に対応する第2座標値を取得する第2座標値取得ステップと、前記第2座標値に位置する被写体に対して、前記第2カメラのオートフォーカスを動作させるオートフォーカス制御ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、動画撮影と併行して撮影を行う場合であっても、動画撮影と併行して行われる撮影のために任意の被写体に対してオートフォーカスを実行することができる。
実施形態1に係る電子機器の構成を示すブロック図である。 上記電子機器の外観図であり、(a)は電子機器を表示部が配置されている側から見た正面図であり、(b)は(a)とは反対側から見た電子機器の正面図を示す。 動画撮影画像において任意の被写体がタッチされた状態を示す図である。 上記電子機器の第2座標値取得処理を説明するための図である。(a)は第1カメラの撮像範囲を示す図であり、(b)は第2カメラの撮像範囲を示す図である。 上記電子機器が実行する静止画像撮影用オートフォーカス処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態1の変形例に係る電子機器が実行する静止画像撮影用オートフォーカス処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態2に係る電子機器の第1カメラおよび第2カメラの撮像範囲を示した図である。 上記電子機器が実行する静止画像撮影用オートフォーカス処理の流れの一例を示すフローチャートである。 上記電子機器の第2座標値取得処理を説明するための図である。(a)は第1カメラの撮像範囲を示す図であり、(b)は第2カメラの撮像範囲を示す図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、適宜その説明を省略する。
〔実施形態1〕
(電子機器1の構成)
電子機器1は、複数のカメラを備えており、動画撮影と併行して静止画撮影を行うことができる。また、電子機器1は、動画撮影と併行して静止画撮影を行う場合であっても、動画撮影画像上で任意の被写体を指定することで、動画撮影とは異なる被写体に対して静止画撮影のためにオートフォーカスを実行することができる。
図1は実施形態1に係る電子機器1の構成を示すブロック図である。図2は上記電子機器の外観図である。図2の(a)は電子機器1を表示部2が配置されている側から見た正面図であり、図2の(b)は図2の(a)とは反対側から見た電子機器1の正面図を示す。電子機器1は、図1に示すように、表示部2、タッチパネル3、第1カメラ4、第2カメラ5、制御部10、およびメモリ50を備えている。電子機器1は、たとえば、スマートフォンやタブレット端末により実現される。
表示部2は、後述する表示制御部15の指示により各種情報を表示する。表示部2は、後述する第1カメラ4で動画撮影して得られる動画撮影画像を表示する。表示部2は、図2の(a)に示すように、電子機器1の表面6に配置されている。
タッチパネル3は、物体(例:ユーザの指)の接触または近接を検出することで、ユーザの入力操作を受け付ける。具体的には、タッチパネル3は、ユーザのタッチを検出する。タッチパネル3は、表示部2に重畳されている。タッチパネル3は、検出結果を後述するタッチパネル制御部16を介して第1座標値取得部11に送信する。
第1カメラ4は、動画撮影を行う。電子機器1において第1カメラ4は表示部2が配置されている側とは反対側の面である裏面7に配置されている。第2カメラ5は、静止画撮影を行う。本実施形態では、第1カメラ4と第2カメラ5とは、図2の(b)に示すように、同じ裏面7に配置されており、電子機器1に対して同じ側が撮影可能な様に撮影方向が設定されている。また本実施形態では、第1カメラ4の画角は、第2カメラ5の画角よりも狭い。
制御部10は、電子機器1の各部を統括的に制御する。制御部10の機能は、メモリ50に記憶されたプログラムを、CPU(Central Processing Unit)が実行することで実現されてよい。制御部10の詳細については後述する。メモリ50は、制御部10が実行する各種のプログラム、およびプログラムによって使用されるデータを格納する。また、メモリ50には変換情報が格納されている。変換情報の詳細については後述する。
(制御部10の構成)
制御部10は、第1カメラ4で動画撮影して得られる動画撮影画像におけるユーザのタッチ位置を、第1カメラ4の撮像範囲20に基づき設定される第1座標系で示す第1座標値Pa1を取得する第1座標値取得処理と、第2カメラ5の撮像範囲30に基づき設定される第2座標系において、第1座標値Pa1に対応する第2座標値Pb1を取得する第2座標値取得処理と、第2座標値Pb1に位置する被写体Sに対して、第2カメラ5のオートフォーカスを動作させるオートフォーカス制御処理と、を実行する。
制御部10は、第1座標値取得部11、第2座標値取得部12、第2座標値判定部13、オートフォーカス制御部14、表示制御部15、タッチパネル制御部16、第1カメラ制御部17、および第2カメラ制御部18を備えている。第2座標値判定部13については実施形態2で説明する。
第1座標値取得部11は、第1カメラ4で動画撮影して得られる動画撮影画像におけるユーザのタッチ位置を、第1カメラ4の撮像範囲20に基づき設定される第1座標系で示す第1座標値Pa1を取得する第1座標値取得処理を行う(第1座標値取得ステップ)。
具体的には、第1カメラ4による動画撮影画像が表示部2に表示されている状態で、表示部2に表示されている当該動画撮影画像において、静止画撮影でフォーカスを合わせたい被写体Sをユーザが指定する。被写体Sは、ユーザが表示部2をタッチすることで指定される。上記タッチは、指またはタッチペン等で行われてもよい。
上記タッチは、表示部2に重畳されているタッチパネル3および後述するタッチパネル制御部16により検出され、第1座標値取得部11に送信される。第1座標値取得部11は、上記タッチのタッチ位置を第1座標値Pa1として取得する。第1座標値Pa1は、第1カメラ4の撮像範囲20(図4の(a)参照)に基づき設定される第1座標系での上記タッチ位置を示す。
また、第1座標値取得部11は、第1カメラ4の動画撮影画像において、タッチ位置に位置する被写体Sを示す枠Fを表示するように後述する表示制御部15に指示する様に構成してもよい。図3に基づき説明する。図3は動画撮影画像において任意の被写体Sがタッチされた状態を示す図である。例えば、動画撮影画像において縄跳びをしている男の子である被写体Sにユーザがタッチすると、図3に示すように、男の子が選択されたことを示す枠Fが表示部2に表示される。枠Fは、静止画撮影でオートフォーカスされる被写体Sを示す。つまり、枠Fは、静止画撮影でオートフォーカスされる動作位置を示す。
第2座標値取得部12は、第2カメラ5の撮像範囲30に基づき設定される第2座標系において、第1座標値Pa1に対応する第2座標値Pb1を取得する第2座標値取得処理を行う(第2座標値取得ステップ)。具体的には、第2座標値取得部12は、変換情報に基づき第1座標値Pa1を第2座標値Pb1に変換する。
第2座標値Pb1は、第2カメラ5の撮像範囲30(図4の(b)参照)に基づき設定される第2座標系での上記タッチ位置を示す。本実施形態では、変換情報として、第1カメラ4と第2カメラ5との画角情報(画素数、撮像範囲)がメモリ50に格納されている。第2座標値取得処理について下記に説明する。
(第2座標値取得処理)
第2座標値取得処理の一例について図4に基づき説明する。図4は電子機器1の第2座標値取得処理を説明するための図である。図4の(a)は第1カメラ4の撮像範囲20を示す図であり、図4の(b)は第2カメラ5の撮像範囲30を示す図である。
第1座標系は、第1カメラ4の撮像範囲20に基づき設定される。第1座標系は、図4の(a)に示すように、撮像範囲20において中心を原点(0,0)とした座標軸を設けることで設定される。第2座標系は、第2カメラ5の撮像範囲30に基づき設定される。第2座標系は、図4の(b)に示すように、撮像範囲30において中心を原点(0,0)とした座標軸を設けることで設定される。第1座標系および第2座標系の原点は一致する。
また、カメラの撮像範囲の縦横比は一定であるため、第1カメラ4の撮像範囲20と第2カメラ5の撮像範囲30との水平方向の比をA:Bとすると、第1カメラ4の撮像範囲20と第2カメラ5の撮像範囲30との垂直方向の比も同様にA:Bとなる。
表示部2に第1カメラ4の動画撮影画像が表示されている状態において、ユーザにより、第1座標系における第1座標値Pa1(xa,ya)の位置にタッチがされたとする。このとき、第2座標値Pb1(xb,yb)は、第2座標値Pb1(xb,yb)=(A/B)×(xa,ya)で算出することができる。なお、xa,xb,ya,ybはそれぞれの撮像範囲内で−1≦xa≦1、−1≦ya≦1、−1≦xb≦1、−1≦yb≦1の値を取るものとする。
例えば、第2カメラ5の撮像範囲30が第1カメラ4の撮像範囲20の2倍広い場合は、A:B=1:2となり、A/B=1/2となる。したがって、ユーザにより第1座標値Pa1(xa,ya)=(0.5,0.5)の位置にタッチがされた場合、第1座標値Pa1に対応する第2座標値Pb1は、第2座標値Pb1(xb,yb)=(0.25,0.25)となる。
オートフォーカス制御部14は、第2座標値Pb1に位置する被写体Sに対して、第2カメラ5のオートフォーカスを動作させるオートフォーカス制御処理を行う(オートフォーカス制御ステップ)。オートフォーカス制御部14は、ユーザのタッチが第2座標値Pb1にされたとして、第2座標値Pb1を第2カメラ制御部18に送信する。オートフォーカス制御部14は、送信した第2座標値Pb1に位置する被写体Sに対して第2カメラ5のオートフォーカスを動作させるように、第2カメラ制御部18に指示する。
表示制御部15は、表示部2の表示を制御する。表示制御部15は第1カメラ4の動画撮影画像を表示部2に表示する。また、第1座標値取得部11の指示により、当該動画撮影画像においてユーザのタッチ位置に位置する被写体Sを示す枠Fを表示する。タッチパネル制御部16は、タッチパネル3に対する入力操作を検出し、第1座標値取得部11に送信する。
第1カメラ制御部17は、第1カメラ4の動作、および動画撮影画像データを制御する。第1カメラ制御部17は、第1カメラ4で撮影した動画撮影画像データを表示制御部15に送信する。第2カメラ制御部18は、第2カメラ5の動作、および静止画撮影画像データを制御する。第2カメラ制御部18は、オートフォーカス制御部14の指示により、第2カメラ5において第2座標値Pb1に位置する被写体Sに対して、オートフォーカスを動作させる。第2カメラ制御部18は、被写体Sに対して第2カメラ5のオートフォーカスを動作させる。
(静止画像撮影用オートフォーカス処理)
図5に基づき、静止画像撮影用オートフォーカス処理の一例について説明する。図5は、電子機器1が実行する静止画像撮影用オートフォーカス処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5に示すように、第1カメラ4を起動して動画を撮影し、第1カメラ4の動画撮影画像を表示部2に表示する(S11)。表示部2に表示されている動画撮影画像において、ユーザが任意の被写体Sをタッチする(S12)。第1座標値取得部11は、上記タッチ位置を第1座標系の第1座標値Pa1で取得する(S13)。第2座標値取得部12は、メモリ50から変換情報を取得し(S14)、変換情報に基づき第2座標系の第2座標値Pb1を取得する(S15)。オートフォーカス制御部14は、第2座標値に位置する被写体Sに対して、第2カメラ5のオートフォーカスを動作させる(S16)。
これにより、ユーザは、表示部2に表示されている動画撮影画像において、動画撮影と併行して行う静止画撮影においてフォーカスを合わせたい被写体Sをタッチするだけで、被写体Sに対して静止画撮影用のオートフォーカスを動作させることができる。言い換えると、第1カメラ4の動画撮影画像においてタッチされた被写体Sが第2カメラ5の撮影において選択されたかのように電子機器1を動作させることができる。その結果、動画撮影と併行して行う静止画撮影において、動画撮影とは異なる被写体に対してもフォーカスがあった静止画像を撮影することができる。
なお、本実施形態では、電子機器1が第2カメラ5を1つ備えている例について示したが、第2カメラ5は2つ以上備えられていてもよい。電子機器1が複数の第2カメラ5を備えている場合、表示部2に表示された第1カメラ4の動画撮影画像上で指定された任意の被写体Sの位置は、複数の第2カメラ5のいずれかに送信される。任意の被写体Sの位置が送信された第2カメラ5はその被写体Sに対してオートフォーカスを動作させる。
また、画像情報は、レンズの差異に起因する画角、および画像歪み(ディストーション)の情報が含まれるものであってもよく、上記画像情報に基づき、第2座標値取得部12により第2座標値Pb1が算出されるものであってもよい。
なお、本実施形態は第2カメラ5で静止画撮影を行うが、上記に限らない。第2カメラ5で動画撮影を行うものであってもよい。また、第1カメラ4は動画撮影だけでなく、静止画撮影を行えるものであってもよい。
〔変形例〕
本実施形態の変形例について説明する。電子機器1Aは、電子機器1と比較し、第1カメラ4、および第2カメラ5に代えて第1カメラ4A、および第2カメラ5Aが設けられている点が異なり、その他の構成は同様である。本変形例では、第1カメラ4A、および第2カメラ5Aには同一のモジュールが使用されている。そのため、第1座標値Pa1と第2座標値Pb1とが一致するので、第2座標値取得処理における処理が簡素化される。
(静止画像撮影用オートフォーカス処理)
図6に基づき、本変形例の静止画像撮影用オートフォーカス処理の一例について説明する。図6は、実施形態1の変形例に係る電子機器1Aが実行する静止画像撮影用オートフォーカス処理の流れの一例を示すフローチャートである。図6に示すように、電子機器1Aでは、第1カメラ4Aを起動して動画を撮影し、第1カメラ4Aの動画撮影画像を表示部2に表示する(S21)。表示部2に表示されている動画撮影画像において、ユーザが任意の被写体Sをタッチする(S22)。第1座標値取得部11は、上記タッチ位置を第1座標系の第1座標値Pa1で取得する(S23)。オートフォーカス制御部14は、第1座標値Pa1に位置する被写体Sに対して、第2カメラ5のオートフォーカスを動作させる(S24)。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2に係る電子機器1Bについて、図1、および図7に基づき説明する。図7は、実施形態2に係る電子機器1Bの第1カメラ4Bの撮像範囲21、および第2カメラ5Bの撮像範囲31を示した図である。電子機器1Bは、電子機器1と比較し、第1カメラ4および第2カメラ5に代えて、第1カメラ4Bおよび第2カメラ5Bが設けられている点、および第2座標値判定部13が備えられていることが異なり、その他の構成は同様である。
第1カメラ4Bの画角は、第2カメラ5Bの画角よりも広い。そのため、表示部2に第1カメラ4Bの撮像範囲21が表示された状態において、第2カメラ5Bの撮像範囲31を示すと、図7に示すように、撮像範囲31は撮像範囲21よりも狭くなる。つまり、第1カメラ4Bの動画撮影画像において、任意の被写体Sを指定しても、被写体Sが第2カメラ5Bの撮像範囲31に含まれない場合がある。例えば、第1カメラ4Bの動画撮影画像における周辺部の被写体Sb1および被写体Sb2は第2カメラ5Bの撮像範囲31外となり第2カメラ5Bには写らない。
第2座標値判定部13は、第2座標値Pb1が第2カメラの画角内に存在するか否かを判定する第2座標値判定処理を実行する。また、第2座標値判定部13は、第2座標値Pb1が第2カメラ5Bの画角内に存在しない場合、第2カメラ5Bに対するオートフォーカス処理を無効とし、第2座標値Pb1が第2カメラ5Bの画角内に存在しない旨をユーザに報知する。
(静止画像撮影用オートフォーカス処理)
図8に基づき、本実施形態の静止画像撮影用オートフォーカス処理の一例について説明する。図8は、電子機器1Bが実行する静止画像撮影用オートフォーカス処理の流れの一例を示すフローチャートである。S31〜S35の処理は、図5のS11〜S15と同じである。
また、図8に示すように、第2座標値判定部13は、第2座標値Pb1が第2カメラ5Bの画角内に存在するか否かを判定する(S36)。第2座標値判定部13により第2座標値Pb1が第2カメラ5Bの画角内に存在すると判定された場合(S36でYES)、オートフォーカス制御部14は、第2座標値Pb1に位置する被写体Sに対して、第2カメラ5Bのオートフォーカスを動作させる(S38)。第2座標値判定部13により第2座標値Pb1が第2カメラ5Bの画角内に存在しないと判定された場合(S36でNO)、第2座標値判定部13は、オートフォーカス処理を無効とし、その旨を表示部2に表示する(S37)。
これにより、電子機器1Bは、静止画撮影のために動画撮影画像上で任意の被写体Sを指定した場合であっても、第2座標値Pb1が第2カメラ5Bの画角内に存在しなければオートフォーカスを無効とすることができる。言い換えると、ユーザが第2カメラ5Bの撮像範囲31の外側かつ第1カメラ4Bの撮像範囲21の内側である表示部2の周辺部をタッチしても、第2カメラ5Bのオートフォーカスは動作しない。
また、第2座標値Pb1が第2カメラ5Bの画角内に存在しなければ、第2座標値Pb1が第2カメラ5Bの画角内に存在しない旨をユーザに報知することで、オートフォーカスの無効をユーザに知らせることができる。さらに、第2座標値判定部13は、オートフォーカス処理が無効となる場合、表示部2にオートフォーカス処理が無効となることを表示してもよい。
また、第1カメラ4Bの動画撮影画像を表示部2に表示する際、第2座標値判定部13は、例えば、図7のように、第2カメラ5Bの撮像範囲31を表示部2に表示してもよい。これにより、ユーザが第2カメラ5Bの撮影可能範囲を容易に理解できる。
さらに、第1カメラ4Bの画角と第2カメラ5Bの画角との差が小さい場合、図8のS36以降の処理において、以下の処理を行ってもよい。すなわち、第2座標値Pb1が第2カメラの画角内に存在しないと判定された場合(S36でNO)、オートフォーカス制御部14は、第2カメラ5Bの画角内で第2座標値Pb1に最も近い位置に対して第2カメラ5Bのオートフォーカスを動作させてもよい。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3に係る電子機器1Cについて、図1に基づき説明する。電子機器1Cは、電子機器1Bと比較し、第1カメラ4Bおよび第2カメラ5Bに代えて、第1カメラ4Cおよび第2カメラ5Cが設けられている点が異なり、その他の構成は同様である。
第1カメラ4Cの光軸と第2カメラ5Bの光軸とは一致しない。電子機器1Cにおいて、第1カメラ4Cと第2カメラ5Cとは、製造工程において光軸(第1カメラ4Cおよび第2カメラ5Cの搭載向き)をできるだけ合わせるための作業が実施されているが、各光軸を完全に合わせることは難しい。そのため、本実施形態では、製造工程における第1カメラ4Cおよび第2カメラ5Cの光軸合わせの作業の実施後、取り付け誤差による第1カメラ4Cと第2カメラ5Cとの光軸のずれを予め測定し、メモリ50に変換情報として格納する。また、当該変換情報には第1カメラ4Cと第2カメラ5Cの画角情報の情報も含まれる。あるいは、設計上で第1カメラ4Cと第2カメラ5Cの光軸をずらして配置する場合もある。
(第2座標値取得処理)
本実施形態の第2座標値取得処理の一例について図9に基づき説明する。図9は、電子機器1Cの第2座標値取得処理を説明するための図である。図9の(a)は第1カメラ4Cの撮像範囲22を示す図であり、図9の(b)は第2カメラ5Cの撮像範囲32を示す図である。ここでは、製造工程において第1カメラ4Cに対して第2カメラ5Cが、図9の(b)に示すように、φ°だけ回転して搭載されているものとして説明する。なお、説明を容易にするため、第1カメラ4Cの画角と第2カメラ5Cの画角とは同じとする。
表示部2に第1カメラ4Cの動画撮影画像が表示されている状態において、第1座標系における第1座標値Pa2(r,θa)の位置にユーザがタッチしたとする。第1座標値Pa2は極座標表示で記載している。このとき、第2座標値Pb2(r,θb)は第2座標値Pb2(r,θb)=(r,θa−φ)で算出できる。
なお、上記光軸のずれに対する計算と、実施形態1で示した画角の違いによる計算とを同時に行うことにより、第1カメラ4Cと第2カメラ5Cとが、光軸がずれ、かつ画角が異なる場合も、第1座標値Pa2から第2座標値Pb2を取得することができる。
なお、第1カメラ4Cと第2カメラ5Cとの光軸のずれは上記のような回転だけではなく、左右上下方向にずれている場合もある。この場合は第1座標系と第2座標系の原点を一致させるような座標変換処理を追加すればよい。
(静止画像撮影用オートフォーカス処理)
本実施形態における静止画像撮影用オートフォーカス処理は、図8に示す電子機器1Bが実行する静止画像撮影用オートフォーカス処理の流れとほぼ同じである。詳しくは、S31〜S33、およびS36〜S38処理は実施形態2と同じである。また、S34における変換情報には、第1カメラ4Cと第2カメラ5Cとの光軸のずれ、および第1カメラ4Cと第2カメラ5Cの画角情報の情報が含まれる。さらに、S35については、本実施形態の第2座標値取得処理が実行される。
〔ソフトウェアによる実現例〕
電子機器1・1A・1Bの制御ブロック(特に、第1座標値取得部11、第2座標値取得部12、第2座標値判定部13、オートフォーカス制御部14、表示制御部15、タッチパネル制御部16、第1カメラ制御部17、第2カメラ制御部18)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、電子機器1・1A・1B・1Cは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る電子機器(1・1A・1B・1C)は、電子機器に対して同じ側が撮影可能な様に撮影方向が設定された第1カメラ(4・4A・4B・4C)および第2カメラ(5・5A・5B・5C)と、制御部(10)と、を備え、前記制御部は、前記第1カメラで動画撮影して得られる撮影画像におけるユーザのタッチ位置を、前記第1カメラの撮像範囲に基づき設定される第1座標系で示す第1座標値(Pa1・Pa2)を取得する第1座標値取得処理と、前記第2カメラの撮像範囲に基づき設定される第2座標系において、前記第1座標値に対応する第2座標値(Pb1・Pb2)を取得する第2座標値取得処理と、前記第2座標値に位置する被写体に対して、前記第2カメラのオートフォーカスを動作させるオートフォーカス制御処理と、を実行する。
上記の構成によれば、本願発明に係る電子機器は、第1カメラの撮像範囲に基づき設定される第1座標系の第1座標値に対応する、第2カメラの撮像範囲に基づき設定される第2座標系の第2座標値を取得することができる。そのため、第1カメラで動画撮影して得られる撮影画像におけるユーザのタッチ位置を第1座標系で示す第1座標値として取得することで、当該タッチ位置を第2座標系の第2座標値として取得することができる。また、上記電子機器は、第2カメラのオートフォーカスを第2座標値に位置する被写体に対して動作させることができる。
その結果、上記電子機器は、第1カメラで動画撮影を行い併行して第2カメラで撮影を行う場合、第2カメラでの撮影のために動画撮影画像上で任意の被写体を指定してオートフォーカスを実行することができる。
本発明の態様2に係る電子機器(1・1A・1B)は、上記態様1において、前記第2座標値取得処理は、前記第1カメラ(4・4A・4B)の画角と前記第2カメラ(5・5A・5B)の画角との違いに関する情報に基づき、前記第1座標値(Pa1)を前記第2座標値(Pb1)に変換するものであってもよい。
上記の構成によれば、第1カメラと第2カメラとの画角の違いを考慮して第1座標値を第2座標値に変換することができる。そのため、第1カメラと第2カメラとの画角が異なる場合であっても、第2カメラの撮影のために動画撮影画像上で任意の被写体を指定してオートフォーカスを実行することができる。
本発明の態様3に係る電子機器(1C)は、上記態様1または2において、前記第2座標値取得処理は、前記第1カメラ(4C)の光軸と前記第2カメラ(5C)の光軸とのずれに関する情報に基づき、前記第1座標値(Pa2)を前記第2座標値(Pb2)に変換するものであってもよい。
上記の構成によれば、第1カメラと第2カメラとの光軸のずれを考慮して第1座標値を第2座標値に変換することができる。そのため、第1カメラと第2カメラとの光軸がずれている場合であっても、第2カメラの撮影のために動画撮影画像上で任意の被写体を指定してオートフォーカスを実行することができる。
本発明の態様4に係る電子機器(1B・1C)は、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記制御部(10)は、前記第2座標値(Pb1・Pb2)が前記第2カメラ(5B・5C)の画角内に存在するか否かを判定する第2座標値判定処理を実行し、前記第2座標値判定処理は、前記第2座標値が前記第2カメラの画角内に存在しない場合、前記オートフォーカスを無効とするものであってもよい。
上記の構成によれば、第2カメラの撮影のために動画撮影画像上で任意の被写体を指定した場合であっても、第2座標値が第2カメラの画角内に存在しなければオートフォーカスを無効とすることができる。
本発明の態様5に係る電子機器(1B・1C)は、上記態様1から4のいずれかにおいて、前記制御部(10)は、前記第2座標値(Pb1・Pb2)が前記第2カメラ(5B・5C)の画角内に存在するか否かを判定する第2座標値判定処理を実行し、前記第2座標値判定処理は、前記第2座標値が前記第2カメラの画角内に存在しない場合、ユーザにその旨を報知するものであってもよい。
上記の構成によれば、第2座標値が第2カメラの画角内に存在しなければユーザにその旨を報知することで、オートフォーカスの無効をユーザに知らせることができる。
本発明の態様6に係る電子機器(1)は、上記態様1において、前記第1カメラ(4)と前記第2カメラ(5)とが同一モジュールであってもよい。
上記の構成によれば、第1座標値と第2座標値とが一致するため、第2座標値取得処理における処理が簡素化される。
本発明の態様7に係る電子機器(1・1A・1B・1C)は、上記態様1から6のいずれかにおいて、前記第1座標値取得処理は、前記第1カメラ(4・4A・4B・4C)の撮影画像において、前記タッチ位置に位置する被写体を示す枠(F)を表示するものであってもよい。
上記の構成によれば、第1カメラの動画撮影画像において、タッチ位置に位置する被写体を示す枠を表示することができるので、第2カメラの撮影においてどの被写体がフォーカスされるのかをユーザが容易に認識できる。
本発明の態様8に係る電子機器(1・1A・1B・1C)は、上記態様1から6のいずれかにおいて、前記第2カメラ(5・5A・5B・5C)は静止画撮影を行うものであってもよい。
上記の構成によれば、上記電子機器は、静止画撮影のために動画撮影画像上で任意の被写体を指定してオートフォーカスを実行することができる。
本発明の態様9に係る制御装置は、電子機器(1・1A・1B・1C)に対して同じ側が撮影可能な様に撮影方向が設定された第1カメラ(4・4A・4B・4C)および第2カメラ(5・5A・5B・5C)と、制御部(50)と、を備える制御装置であって、前記制御装置は、前記第1カメラで動画撮影して得られる撮影画像におけるユーザのタッチ位置を、前記第1カメラの撮像範囲に基づき設定される第1座標系で示す第1座標値を取得する第1座標値取得部(11)と、前記第2カメラの撮像範囲に基づき設定される第2座標系において、前記第1座標値に対応する第2座標値を取得する第2座標値取得部(12)と、前記第2座標値に位置する被写体に対して、前記第2カメラのオートフォーカスを動作させるオートフォーカス制御部(14)と、を備えている。
上記構成によれば、上記態様1と同様の作用効果を奏する。
本発明の態様10に係る電子機器(1・1A・1B・1C)の制御方法は、電子機器に対して同じ側が撮影可能な様に撮影方向が設定された第1カメラ(4・4A・4B・C)および第2カメラ(5・5A・5B・5C)と、制御部(50)と、を備える電子機器を制御するための制御方法であって、前記第1カメラで動画撮影して得られる撮影画像におけるユーザのタッチ位置を、前記第1カメラの撮像範囲に基づき設定される第1座標系で示す第1座標値を取得する第1座標値取得ステップと、前記第2カメラの撮像範囲に基づき設定される第2座標系において、前記第1座標値に対応する第2座標値を取得する第2座標値取得ステップと、前記第2座標値に位置する被写体に対して、前記第2カメラのオートフォーカスを動作させるオートフォーカス制御ステップと、を含む。
上記構成によれば、上記態様1と同様の作用効果を奏する。
本発明の各態様に係る電子機器1・1A・1B・1Cは、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記電子機器1・1A・1B・1C置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記電子機器1・1A・1B・1Cをコンピュータにて実現させる電子機器1・1A・1B・1Cの制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1・1A・1B・1C 電子機器、2 表示部、4・4A・4B・4C 第1カメラ、5・5A・5B・5C 第2カメラ、10 制御部、11 第1座標値取得部、12 第2座標値取得部、13 第2座標値判定部、14 オートフォーカス制御部、Pa1・Pa2 第1座標値、Pb1・Pb2 第2座標値、20・21・22 第1カメラの撮像範囲、30・31・32 第2カメラの撮像範囲、S・S1・S2 被写体

Claims (11)

  1. 電子機器に対して同じ側が撮影可能な様に撮影方向が設定された第1カメラおよび第2カメラと、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1カメラで動画撮影して得られる撮影画像におけるユーザのタッチ位置を、前記第1カメラの撮像範囲に基づき設定される第1座標系で示す第1座標値を取得する第1座標値取得処理と、
    前記第2カメラの撮像範囲に基づき設定される第2座標系において、前記第1座標値に対応する第2座標値を取得する第2座標値取得処理と、
    前記第2座標値に位置する被写体に対して、前記第2カメラのオートフォーカスを動作させるオートフォーカス制御処理と、
    を実行することを特徴とする電子機器。
  2. 前記第2座標値取得処理は、前記第1カメラの画角と前記第2カメラの画角との違いに関する情報に基づき、前記第1座標値を前記第2座標値に変換することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2座標値取得処理は、前記第1カメラの光軸と前記第2カメラの光軸とのずれに関する情報に基づき、前記第1座標値を前記第2座標値に変換することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、前記第2座標値が前記第2カメラの画角内に存在するか否かを判定する第2座標値判定処理を実行し、
    前記第2座標値判定処理は、前記第2座標値が前記第2カメラの画角内に存在しない場合、前記オートフォーカスを無効とすることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記制御部は、前記第2座標値が前記第2カメラの画角内に存在するか否かを判定する第2座標値判定処理を実行し、
    前記第2座標値判定処理は、前記第2座標値が前記第2カメラの画角内に存在しない場合、ユーザにその旨を報知することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記第1カメラと前記第2カメラとが同一モジュールであることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  7. 前記第1座標値取得処理は、前記第1カメラの撮影画像において、前記タッチ位置に位置する被写体を示す枠を表示することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記第2カメラは静止画撮影を行うことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 請求項1に記載の電子機器における制御部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
  10. 電子機器に対して同じ側が撮影可能な様に撮影方向が設定された第1カメラおよび第2カメラと、
    制御部と、を備える制御装置であって、
    前記制御装置は、
    前記第1カメラで動画撮影して得られる撮影画像におけるユーザのタッチ位置を、前記第1カメラの撮像範囲に基づき設定される第1座標系で示す第1座標値を取得する第1座標値取得部と、
    前記第2カメラの撮像範囲に基づき設定される第2座標系において、前記第1座標値に対応する第2座標値を取得する第2座標値取得部と、
    前記第2座標値に位置する被写体に対して、前記第2カメラのオートフォーカスを動作させるオートフォーカス制御部と、
    を備えていることを特徴とする制御装置。
  11. 電子機器に対して同じ側が撮影可能な様に撮影方向が設定された第1カメラおよび第2カメラと、
    制御部と、を備える電子機器を制御するための制御方法であって、
    前記第1カメラで動画撮影して得られる撮影画像におけるユーザのタッチ位置を、前記第1カメラの撮像範囲に基づき設定される第1座標系で示す第1座標値を取得する第1座標値取得ステップと、
    前記第2カメラの撮像範囲に基づき設定される第2座標系において、前記第1座標値に対応する第2座標値を取得する第2座標値取得ステップと、
    前記第2座標値に位置する被写体に対して、前記第2カメラのオートフォーカスを動作させるオートフォーカス制御ステップと、
    を含むことを特徴とする電子機器の制御方法。
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