JP2020117848A - 花粉、ウィルスの侵入を防止するマスク用補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者により異なる鼻から両頬面の形状に合わせたマスク用補助具を提供し、マスク上部の隙間を解消し、気密性を高め、花粉、粉塵の侵入およびウィルスの侵入流出を遮蔽することを可能とする。【解決手段】熱可塑性樹脂を用いたマスク用補助具本体材料を軟化し、鼻根部から鼻尖を中心として、鼻屋、鼻翼部、頬にかけて指押をして成形し、成形後のマスク用補助具本体を既存マスクの内側に取り付けた花粉、ウィルスの侵入を防止するマスク用補助具。【選択図】図1
Description
本発明は、鼻とマスクの間の隙間を遮断し、マスク装着時の花粉、粉塵、ウィルスの侵入を防止することに関するマスク用補助具である。本発明のマスク用補助具は、マスク使用者により異なる両頬面から鼻筋にかけての形状に合わせ、使用者自らが成形することにより、マスク本体が密着し、装着時の気密性を高め、改良したものである。
これまでは、外部からの花粉、粉塵、ウィルスの侵入を防ぐための補助具として、マスク自体に直接付着、あるいは通気性材料で内部に装着するもので、その形状は規格化されたものであった。いずれも使用時のマスク本体との接地面は、使用者により異なるため、装着時に隙間が生じてしまい、実用上は不十分な補助具であった。
また、従来のマスク補助具は、汎用性がゆえにサイズは規格化され、通気性クッション材料は、スポンジ、ゴム製であり、その伸縮性を利用し、鼻とマスクの間の隙間を埋めるため、使用者は、押圧によるストレスを感じ易かった。
また、従来のマスク補助具は、汎用性がゆえにサイズは規格化され、通気性クッション材料は、スポンジ、ゴム製であり、その伸縮性を利用し、鼻とマスクの間の隙間を埋めるため、使用者は、押圧によるストレスを感じ易かった。
従来のマスク用補助具は、通気性クッション材料を使用し、隙間を埋めて使用者に適合させる方式のものは販売されているが、クッション材料が、直接外部に露出しているため、補助具自体から、花粉、粉塵、ウィルスが侵入する問題があった。また、装着時の日常の生活動作により、マスク本体がずれ、装着位置を手で修正する必要があった。その際に、マスクに触るため、マスク本体に付着した花粉、ウィルスが手に再付着する問題があった。
そのため、次のような問題点があった。
(イ)従来のマスク用補助具は、マスク装着時にマスク上部の隙間を完全に解消することが出来ず、使用者ごとに異なる装着位置により、気密性は不完全なものであった。
(ロ)従来のマスク用補助具は、鼻や頬との接地面の密着性が弱く、日常の生活動作により、マスク用補助具自体がずれることにより、装着したマスク本体にずれが生じていた。すなわち、個人差に応じた、マスク用補助具の形状の提供が求められていた。
(ハ)使用者の額面を計測し、マスク本体に縫製加工を施すオーダーメイド式マスクが販売されているが、高価かつ製作に時間を要するものであった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
(イ)従来のマスク用補助具は、マスク装着時にマスク上部の隙間を完全に解消することが出来ず、使用者ごとに異なる装着位置により、気密性は不完全なものであった。
(ロ)従来のマスク用補助具は、鼻や頬との接地面の密着性が弱く、日常の生活動作により、マスク用補助具自体がずれることにより、装着したマスク本体にずれが生じていた。すなわち、個人差に応じた、マスク用補助具の形状の提供が求められていた。
(ハ)使用者の額面を計測し、マスク本体に縫製加工を施すオーダーメイド式マスクが販売されているが、高価かつ製作に時間を要するものであった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
本発明のマスク用補助具は、マスク使用者により異なる両頬面から鼻筋にかけての形状に、使用者自身が短時間で成形することを特徴としている。使用者の両頬面から鼻筋にかけての形状と、同形状となる本発明のマスク用補助具は、マスク上部の隙間を解消し、気密性を高め、花粉、粉塵の侵入およびウィルスの侵入流出を遮蔽することを、安価かつ即時に提供することを目的としている。
本発明に関わるマスク用補助具は、既存マスク(3)と使用者の間に設けられるマスク用補助具において、使用者の鼻から両頬面の形状と同形状に成形されることを特徴とする。
本発明のマスク用補助具の本体材料は、熱可塑性樹脂を使用する。熱可塑性樹脂は、適当な温度に加熱すると軟化し、容易に成形可能であり、冷却すると固化する樹脂の総称を示す。本発明のマスク用補助具の本体材料は、特に融点が低く60℃の熱風、熱水で軟化し、常温で固化し、保形性を有する、成型機を必要としない熱可塑性樹脂を使用することを特徴とする。使用者自らの手で加工を施し、成形することを特徴とする。
本発明のマスク用補助具本体材料の成形前の形状は、図3に示すように、成形前のマスク用補助具本体(1)において、フラットな平板状に成形される。上部のふち面は平らであり、下部は台形状の切欠き部を設ける。成形前のマスク用補助具本体(1)の中心から左右対称となる位置の2箇所に、例えば、二個一組の留め具であるスナップの片側凹面(4−A)を設ける。
熱可塑性樹脂材料からなる成形前のマスク用補助具本体(1)は、加熱により軟化し形状変化する。図3に示すように、フラットな平板状に形成されていた成形前のマスク用補助具本体(1)は、図4に示すように、成形後のマスク用補助具本体(2)へと形状変化し、使用者自身の鼻から両頬面の立体湾曲形状に同成形される。
成形後のマスク用補助具本体(2)の形状は、上部の右側頬(11)との接地面(a)と、鼻根部(7)から鼻尖(8)にかけての接地面(鼻の中心)(b)と、左側頬(11)との接地面(c)は、使用者の鼻根部(7)から鼻尖(8)を中心として、鼻屋(9)、鼻翼部(10)、頬(11)の形状に合わせた位置に同成形される。
成形後のマスク用補助具本体(2)の形状は、上部の右側頬(11)との接地面(a)と、鼻根部(7)から鼻尖(8)にかけての接地面(鼻の中心)(b)と、左側頬(11)との接地面(c)は、使用者の鼻根部(7)から鼻尖(8)を中心として、鼻屋(9)、鼻翼部(10)、頬(11)の形状に合わせた位置に同成形される。
マスク使用者自身の鼻から両頬面の立体湾曲形状化した成形後のマスク用補助具本体(2)は、既存マスク(3)と使用者の間に位置し、例えば、二個一組の留め具であるスナップの片側凹面(4−A)とスナップの片側凸面(4−B)の間で既存マスク(3)を挟持すると同時に、成形後のマスク用補助具本体(2)は使用者に密着するため、装着した既存マスク(3)は使用者の顔面に係止めされる。
本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
成形後のマスク用補助具本体(2)の形状は、使用者により異なる鼻から両頬面にかけての形状と同じ形状で成形される。既存マスク(3)は、成形後のマスク用補助具本体(2)に固定されるため、既存マスク(3)の装着位置が矯正され、最善な位置での固定装着を可能とする。
成形後のマスク用補助具本体(2)の形状は、使用者により異なる鼻から両頬面にかけての形状と同じ形状で成形される。既存マスク(3)は、成形後のマスク用補助具本体(2)に固定されるため、既存マスク(3)の装着位置が矯正され、最善な位置での固定装着を可能とする。
また、成形後のマスク用補助具本体(2)は、使用者の鼻から両頬面にかけての形状に合わせて、成形されるため、鼻から両頬面と成形後のマスク用補助具本体(2)の間の隙間は無くなり、既存マスク(3)と鼻から両頬面の隙間は解消し、顔面としっかりフィットして、気密性を高める効果がある。また、使用時の日常の生活動作で生じるずれが無くなり、既存マスク(3)の位置補正が不要となる。
本発明は、成形する工程において、金型や成型機を必要としない。使用者自身が60℃の熱風、熱水を使用することで、短時間での成形が可能である。また、一旦、固化して成形された成形後のマスク用補助具本体(2)は、再度60℃の熱風、熱水へ投入することで、形状補正することが可能であり、繰り返しの使用も容易である。
さらに、花粉、粉塵、ウィルスの吸入抑制機能を有するとともに、ウィルス保持者(疾病患者)が装着した場合、高い遮蔽性により、呼気の流出を抑制し、ウィルスの拡散を防止する効果がある。
鼻から両頬面にかけての形状に成形された成形後のマスク用補助具本体(2)は、既存マスク(3)と密着するため既存マスク(3)を支え、装着時の耳への引っ張り圧力を緩和し、耳への負担を軽減する。
既存マスク(3)内からの呼気が、マスク上部から抜け出すことが抑制され、眼鏡を併用した場合にも、装着時の曇りが解消され、活動に支障が生じ難くする。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
本発明のマスク用補助具を実施するための最良の形態となる、第一の実施例について、図面を参照して説明する。
(イ)図1は、第一の実施例に関わる成形後のマスク用補助具本体(2)を既存マスク(3)に取り付けた斜視図である。図2はその使用図である。
(ロ)本発明のマスク用補助具は、図3に示すように、成形する前の、成形前のマスク用補助具本体(1)から、図4に示すように、成形した後の、成形後のマスク用補助具本体(2)へと形状を変化させ成形する。この成形に至る工程を、使用者自らが実施することを特徴とする。
(ハ)マスク用補助具の本体材料の成形前の形状は、図3の、成形前のマスク用補助具本体(1)に示すように、フラットな平板状に成形される。上部のふち面は平らであり、下部は台形状の切欠き部を設ける。また、成形前のマスク用補助具本体(1)の中心から左右対称となる位置の2箇所に、例えば、二個一組の留め具であるスナップの片側凹面(4−A)を設ける。
(ニ)本発明は、図1、図5、図6に示すように、既存マスク(3)と使用者の間に位置して使用する。成形後のマスク用補助具本体(2)は、既存マスク(3)の内側に装着すると同時に、使用者の鼻から両頬にかけて密着させて使用する。図6は、成形後のマスク用補助具本体(2)を既存マスク(3)に取り付けをする状態を、上部から見た模式図である。
(ホ)図3に示すように、成形前のマスク用補助具本体(1)に、既存マスク(3)と接合するための部材となる、二個一組の留め具であるスナップの片側凹面(4−A)を、成形前のマスク用補助具本体(1)の中心から左右対称となる位置の2箇所に設ける。
(ヘ)マスク用補助具の本体材料は、融点60℃で軟化し、常温で固化する熱可塑性樹脂を使用する。本体材料が必要以上に軟化し、溶け出ることを防止するため、あらかじめ、成形前のマスク用補助具本体(1)に被覆材をコーティングする。
(イ)図1は、第一の実施例に関わる成形後のマスク用補助具本体(2)を既存マスク(3)に取り付けた斜視図である。図2はその使用図である。
(ロ)本発明のマスク用補助具は、図3に示すように、成形する前の、成形前のマスク用補助具本体(1)から、図4に示すように、成形した後の、成形後のマスク用補助具本体(2)へと形状を変化させ成形する。この成形に至る工程を、使用者自らが実施することを特徴とする。
(ハ)マスク用補助具の本体材料の成形前の形状は、図3の、成形前のマスク用補助具本体(1)に示すように、フラットな平板状に成形される。上部のふち面は平らであり、下部は台形状の切欠き部を設ける。また、成形前のマスク用補助具本体(1)の中心から左右対称となる位置の2箇所に、例えば、二個一組の留め具であるスナップの片側凹面(4−A)を設ける。
(ニ)本発明は、図1、図5、図6に示すように、既存マスク(3)と使用者の間に位置して使用する。成形後のマスク用補助具本体(2)は、既存マスク(3)の内側に装着すると同時に、使用者の鼻から両頬にかけて密着させて使用する。図6は、成形後のマスク用補助具本体(2)を既存マスク(3)に取り付けをする状態を、上部から見た模式図である。
(ホ)図3に示すように、成形前のマスク用補助具本体(1)に、既存マスク(3)と接合するための部材となる、二個一組の留め具であるスナップの片側凹面(4−A)を、成形前のマスク用補助具本体(1)の中心から左右対称となる位置の2箇所に設ける。
(ヘ)マスク用補助具の本体材料は、融点60℃で軟化し、常温で固化する熱可塑性樹脂を使用する。本体材料が必要以上に軟化し、溶け出ることを防止するため、あらかじめ、成形前のマスク用補助具本体(1)に被覆材をコーティングする。
続いて、本発明を使用する際、使用者自らが成形する工程の、第一の実施例の形態について、図面を参照して説明する。
(イ)本発明のマスク用補助具は、図3で示すように、成形前のマスク用補助具本体(1)のとおり、フラットな平板状に形成されている。この成形前のマスク用補助具本体(1)の本体材料は、融点60℃で軟化し、常温で固化し、保形性を有する熱可塑性樹脂を使用する。
(ロ)使用者は、成形前のマスク用補助具本体(1)を用意して、60℃の熱風、熱水に投入し、軟化させる。軟化した状態のまま取り出し、使用者の鼻根部(7)から鼻尖(8)を中心として鼻屋(9)、鼻翼部(10)、頬(11)にかけて指押しをする。
(ハ)使用者は、成形前のマスク用補助具本体(1)を、顔面に指押をしたまま密着させ、一定時間経過後に、常温に達し固化したことを確認する。図3に示すように、フラットな平板状に形成されていた成形前のマスク用補助具本体(1)は、図4に示すように、成形後のマスク用補助具本体(2)へと、使用者自身の鼻から両頬面の立体湾曲形状と同じ形状に成形される。
(ニ)つまり、図3に示すように、成形前のマスク用補助具本体(1)の形状において、同一平面上に位置していた、右側頬(11)との接地面(a)と、鼻根部(7)から鼻尖(8)にかけての接地面(鼻の中心)(b)と、左側頬(11)との接地面(c)は、図4、図5,図6に示すように、成形後のマスク用補助具本体(2)において、それぞれ使用者の鼻から両頬面の形状に合わせた位置に同成形される。すなわち、右側頬(11)との接地面(a)と、鼻根部(7)から鼻尖(8)にかけての接地面(鼻の中心)(b)と、左側頬(11)との接地面(c)は、立体湾曲状に変化して成形される。
(ホ)つぎに、使用者自身の鼻から両頬面の立体湾曲形状に同成形され、固化した成形後のマスク用補助具本体(2)を、既存マスク(3)へ接合する方法を説明する。
(ヘ)図5、図6に示すように、二個一組の留め具であるスナップの片側凸面(4−B)を2個用意する。スナップの片側凸面(4−B)を、既存マスク(3)の外側方向から、既存マスク(3)を貫通させ、成形後のマスク用補助具本体(2)に設けていた、2箇所のスナップの片側凹面(4−A)にそれぞれ押圧し、嵌合する。
(ト)すなわち、既存マスク(3)は、スナップの片側凸面(4−B)と、成形後のマスク用補助具本体(2)に設けたスナップの片側凹面(4−A)の間に位置し、貫通穴により挟持される。
(チ)スナップの片側凸面(4−B)と、スナップの片側凹面(4−A)との嵌合を分離、あるいは再嵌合することにより、既存マスク(3)の繰返しの着脱が可能である。
(リ)成形後のマスク用補助具本体(2)を接合した既存マスク(3)は、既存のマスクの使用方法と同様に、耳にかけて装着する。図7は、使用時の正面図である。
(ヌ)使用者の鼻から頬にかけて、同形状化した成形後のマスク用補助具本体(2)は、使用者の鼻筋から頬にかけての接地面と密着することになる。すなわち、既存マスク(3)と使用者の顔面との接地面は、密着度の高い状態となる。
(イ)本発明のマスク用補助具は、図3で示すように、成形前のマスク用補助具本体(1)のとおり、フラットな平板状に形成されている。この成形前のマスク用補助具本体(1)の本体材料は、融点60℃で軟化し、常温で固化し、保形性を有する熱可塑性樹脂を使用する。
(ロ)使用者は、成形前のマスク用補助具本体(1)を用意して、60℃の熱風、熱水に投入し、軟化させる。軟化した状態のまま取り出し、使用者の鼻根部(7)から鼻尖(8)を中心として鼻屋(9)、鼻翼部(10)、頬(11)にかけて指押しをする。
(ハ)使用者は、成形前のマスク用補助具本体(1)を、顔面に指押をしたまま密着させ、一定時間経過後に、常温に達し固化したことを確認する。図3に示すように、フラットな平板状に形成されていた成形前のマスク用補助具本体(1)は、図4に示すように、成形後のマスク用補助具本体(2)へと、使用者自身の鼻から両頬面の立体湾曲形状と同じ形状に成形される。
(ニ)つまり、図3に示すように、成形前のマスク用補助具本体(1)の形状において、同一平面上に位置していた、右側頬(11)との接地面(a)と、鼻根部(7)から鼻尖(8)にかけての接地面(鼻の中心)(b)と、左側頬(11)との接地面(c)は、図4、図5,図6に示すように、成形後のマスク用補助具本体(2)において、それぞれ使用者の鼻から両頬面の形状に合わせた位置に同成形される。すなわち、右側頬(11)との接地面(a)と、鼻根部(7)から鼻尖(8)にかけての接地面(鼻の中心)(b)と、左側頬(11)との接地面(c)は、立体湾曲状に変化して成形される。
(ホ)つぎに、使用者自身の鼻から両頬面の立体湾曲形状に同成形され、固化した成形後のマスク用補助具本体(2)を、既存マスク(3)へ接合する方法を説明する。
(ヘ)図5、図6に示すように、二個一組の留め具であるスナップの片側凸面(4−B)を2個用意する。スナップの片側凸面(4−B)を、既存マスク(3)の外側方向から、既存マスク(3)を貫通させ、成形後のマスク用補助具本体(2)に設けていた、2箇所のスナップの片側凹面(4−A)にそれぞれ押圧し、嵌合する。
(ト)すなわち、既存マスク(3)は、スナップの片側凸面(4−B)と、成形後のマスク用補助具本体(2)に設けたスナップの片側凹面(4−A)の間に位置し、貫通穴により挟持される。
(チ)スナップの片側凸面(4−B)と、スナップの片側凹面(4−A)との嵌合を分離、あるいは再嵌合することにより、既存マスク(3)の繰返しの着脱が可能である。
(リ)成形後のマスク用補助具本体(2)を接合した既存マスク(3)は、既存のマスクの使用方法と同様に、耳にかけて装着する。図7は、使用時の正面図である。
(ヌ)使用者の鼻から頬にかけて、同形状化した成形後のマスク用補助具本体(2)は、使用者の鼻筋から頬にかけての接地面と密着することになる。すなわち、既存マスク(3)と使用者の顔面との接地面は、密着度の高い状態となる。
図8は、成形後のマスク用補助具本体(2)と既存マスク(3)との接合部材として、あらかじめ、樹脂、金属、ゴムからなる保持フック(5)を、成形前のマスク用補助具本体(1)の中心から左右対称となる位置の2箇所に設けた、第二の実施例に関わる装着方法を示した図である。成形後のマスク用補助具本体(2)に設けた保持フック(5)は、既存マスク(3)の上部外側から引掛け挟持して装着する。図9は、第二の実施例に関わる使用時の正面図である。
図10は、成形後のマスク用補助具本体(2)と既存マスク(3)との接合部材として、あらかじめ、面ファスナー(6)を成形前のマスク用補助具本体(1)の中心から左右対称となる位置の2箇所に設けた、第三の実施例の装着方法を示した図である。成形後のマスク用補助具本体(2)に設けた面ファスナー(6)を、不織布からなる既存マスク(3)の内側に押し付けて、圧着して装着する。
以上、本発明のマスク用補助具の本体材料に、熱可塑性樹脂を使用して成形するマスク用補助具の実施例について説明したが、本発明の実施例に限定するものではない。マスク成形式補助具本体材料としては、その他熱風、熱水で、自在に変化可能であり、常温で固化する樹脂、ゴムなどを用いて形成される。
1 成形前のマスク用補助具本体
2 成形後のマスク用補助具本体
3 既存マスク
4−A スナップの片側凹面
4−B スナップの片側凸面
5 保持フック
6 面ファスナー
7 鼻根部
8 鼻尖
9 鼻屋
10 鼻翼部
11 頬
12 目
a 右側頬(11)との接地面
b 鼻根部(7)から鼻尖(8)にかけての接地面(鼻の中心)
c 左側頬(11)との接地面
2 成形後のマスク用補助具本体
3 既存マスク
4−A スナップの片側凹面
4−B スナップの片側凸面
5 保持フック
6 面ファスナー
7 鼻根部
8 鼻尖
9 鼻屋
10 鼻翼部
11 頬
12 目
a 右側頬(11)との接地面
b 鼻根部(7)から鼻尖(8)にかけての接地面(鼻の中心)
c 左側頬(11)との接地面
Claims (4)
- 熱可塑性樹脂を用いたマスク用補助具本体材料を軟化し、鼻根部(7)から鼻尖(8)を中心として、鼻屋(9)、鼻翼部(10)、頬(11)にかけて指押をして成形し、成形後のマスク用補助具本体(2)を既存マスク(3)の内側に取り付けた花粉、ウィルスの侵入を防止するマスク用補助具。
- マスク用補助具本体材料の成形前のマスク用補助具本体(1)は、フラットな平板状に成形され、上部のふち面は平らであり、下部は台形状の切欠き部を設け、中心から左右対称の位置の2箇所に、留め具を設けたことを特徴とする請求項の1の花粉、ウィルスの侵入を防止するマスク用補助具。
- マスク用補助具は、マスクに着脱自在とする取り付け留め具を設けたことを特徴とする請求項1の花粉、ウィルスの侵入を防止するマスク用補助具。
- マスク用補助具の本体材料は、熱可塑性樹脂に限らず、その他熱風、熱水で、自在に変化可能であり、常温で凝固する樹脂、ゴムを用いたことを特徴とする請求項1又は請求項2の花粉、ウィルスの侵入を防止するマスク用補助具。
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Cited By (3)
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CN112806636A (zh) * | 2021-01-22 | 2021-05-18 | 北京中北博健科贸有限公司 | 一种防护口罩 |
KR102361836B1 (ko) * | 2021-03-03 | 2022-02-14 | 에스엠이노베이션(주) | 안경 김서림 방지용 마스크장치 |
WO2022045030A1 (ja) * | 2020-08-22 | 2022-03-03 | 直 田平 | メガネ曇り防止機能付きマスクフレーム |
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2019
- 2019-01-24 JP JP2019023013A patent/JP2020117848A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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