JP2020117362A - エレベータの停止装置及びエレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】アーム部が傾くことを抑制することができるエレベータの停止装置を提供する。【解決手段】エレベータの停止装置は、レールを把持することによってかご又は釣合錘を停止させるエレベータの停止装置であって、本体部5と、上下方向に延びる軸部6と、軸部によって、本体部5に回転可能に接続される一対のアーム部7と、一対のアーム部7の第1端部7aの間に配置され、レールを把持する把持部8と、一対のアーム部7の第2端部7bに接続され、把持部8に力を加える加力部9と、アーム部7の第2端部7bを支持する支持部10と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、エレベータの停止装置及びエレベータに関する。
従来、例えば、エレベータの停止装置は、上下方向に沿って延びる軸部と、軸部によって回転可能な一対のアーム部と、一対のアーム部の第1端部の間に配置される把持部と、一対のアーム部の第2端部に接続され、把持部に力を加える加力部とを備えている(例えば、特許文献1)。そして、把持部がかごレールを把持することによって、停止装置は、かごを停止させる。
ところで、例えば、かごが大きくなったり、かごの移動速度が速くなったりすることに伴って、必要となる加力部の力も、大きくなる。これにより、加力部の重量が大きくなるため、加力部の重量によって第2端部側が下方を向くように、アーム部が傾く場合がある。斯かる場合には、例えば、アーム部が円滑に回転することができない。
特開2016−155613号公報
そこで、課題は、アーム部が傾くことを抑制することができるエレベータの停止装置及びエレベータを提供することである。
エレベータの停止装置は、レールを把持することによってかご又は釣合錘を停止させるエレベータの停止装置であって、本体部と、上下方向に延びる軸部と、前記軸部によって、前記本体部に回転可能に接続される一対のアーム部と、前記一対のアーム部の第1端部の間に配置され、前記レールを把持する把持部と、前記一対のアーム部の第2端部に接続され、前記把持部に力を加える加力部と、前記アーム部の前記第2端部を支持する支持部と、を備える。
また、エレベータの停止装置においては、前記支持部は、前記アーム部の前記第2端部よりも下方に配置される、という構成でもよい。
また、エレベータの停止装置においては、前記アーム部は、前記支持部に支持される被支持部を備え、前記支持部及び前記被支持部のうち、一方は、転動体を備え、他方は、前記転動体を案内する案内面を備える、という構成でもよい。
また、エレベータは、かごと、前記かごとかごロープで接続される釣合錘と、前記かご又は前記釣合錘を案内するレールと、前記レールを把持することによって前記かご又は前記釣合錘を停止させる前記の停止装置と、を備える。
図1は、一実施形態に係るエレベータの概要図である。 図2は、同実施形態に係る停止装置の正面図である。 図3は、同実施形態に係る停止装置の側面図である。 図4は、同実施形態に係る停止装置の平面図である。 図5は、同実施形態に係る停止装置の要部拡大正面図である。 図6は、他の実施形態に係る停止装置の要部正面図である。 図7は、さらに他の実施形態に係る停止装置の要部正面図である。
以下、停止装置及びエレベータにおける一実施形態について、図1〜図5を参照しながら説明する。なお、各図(図6及び図7も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1に示すように、本実施形態に係るエレベータ1は、ユーザが乗るためのかご2と、かご2に接続されるかごロープ1aと、かごロープ1aに接続される釣合錘1bと、かご2及び釣合錘1bを昇降させる巻上機1cとを備えている。巻上機1cは、かごロープ1aが巻き掛けられる綱車1dと、綱車1dを回転させる駆動源(図示及び採番していない)とを備えている。
本実施形態においては、かごロープ1aの一端部がかご2に固定され、かごロープ1aの他端部が釣合錘1bに固定されている、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、かごロープ1aの両端部がそれぞれ昇降路の上部に固定され、かごロープ1aがかご2のシーブ及び釣合錘1bのシーブにそれぞれ巻き掛けられることによって、かごロープ1aがかご2及び釣合錘1bにそれぞれ接続されている、という構成でもよい。
また、本実施形態に係るエレベータ1は、巻上機1cを機械室の内部に配置する、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、機械室が備えられておらず、エレベータ1は、巻上機1cを昇降路の内部に配置する、という構成でもよい。
また、本実施形態に係るエレベータ1は、ロープ式の駆動方式である、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、エレベータ1は、油圧式の駆動方式である、という構成でもよく、また、リニアモータ式の駆動方式である、という構成でもよい。
エレベータ1は、かご2を案内するかごレール1eと、釣合錘1bを案内する錘レール1hと、かご2の走行速度を検出する調速機3とを備えている。また、エレベータ1は、かごレール1eを把持することによってかご2を停止させる停止装置4と、調速機3の動作を停止装置4に伝達する伝達部1fとを備えている。
調速機3は、無端円状のガバナロープ3aと、ガバナロープ3aが巻き掛けられるガバナ車3bと、ガバナロープ3aに張力が働くように、ガバナロープ3aが巻き掛けられる張車3cとを備えている。そして、伝達部1fが、ガバナロープ3aとかご2とを接続しているため、調速機3は、ガバナ車3bの回転速度に基づいて、かご2の走行速度を検出している。
かご2は、かご室2aと、かご室2aを支持するかご枠2bとを備えている。そして、伝達部1fは、複数のリンク1gを備えており、かご枠2bに可動に接続されている。また、停止装置4は、かご2に固定されている。
図2〜図4に示すように、停止装置4は、かご2に固定される本体部5と、上下方向D3に延びる軸部6と、軸部6によって、本体部5に回転可能に接続される一対のアーム部7,7とを備えている。また、停止装置4は、かごレール1eを把持する把持部8と、把持部8に力を加える加力部9とを備えている。
本体部5は、アーム部7よりも上方に配置されている上ブロック5aと、アーム部7よりも下方に配置されている下ブロック5bとを備えている。そして、各ブロック5a,5bは、図示していない部材等によって、かご2のかご枠2bに固定されている。また、各ブロック5a,5bは、軸部6に挿入される孔部5cを備えている。
一対のアーム部7,7は、横方向D2に離れて、配置されている。具体的には、一対のアーム部7,7は、横方向D2において、かごレール1eを挟むようにして配置されている。そして、アーム部7は、横方向D1において、第1端部7aと第2端部7bとの間に、軸部6に挿入される孔部7cを備えている。
これにより、一対のアーム部7が軸部6を中心に回転することによって、第1端部7a,7a同士及び第2端部7b,7b同士のうち、一方が近づき、他方が離れることになる。即ち、第1端部7a,7a同士が近づく場合には、第2端部7b,7b同士が離れることになり、反対に、第1端部7a,7a同士が離れる場合には、第2端部7b,7b同士が近づくことになる。
なお、軸部6は、本体部5及び軸部6と別体である、という構成に限られない。例えば、軸部6は、アーム部7から突出してアーム部7と一体であって、本体部5は、軸部6に挿入される孔部5cを備えている、という構成でもよい。また、例えば、軸部6は、本体部5から突出して本体部5と一体であって、アーム部7は、軸部6に挿入される孔部7cを備えている、という構成でもよい。さらに、軸部6は、孔部5c,7cと軸受(例えば、ベアリング)で接続されていてもよい。
把持部8は、一対のアーム部7,7の第1端部7a,7aの間に配置されている。そして、把持部8は、アーム部7の第1端部7aに固定されるベース部8a,8aと、ベース部8aに対して可動であり、内側面がかごレール1eに接する制動部8b,8bとを備えている。一対の制動部8b,8bは、かごレール1eを挟むように、配置されており、一対のベース部8a,8aは、一対の制動部8b,8b及びかごレール1eを挟むように、配置されている。
一対のベース部8a,8aの内側面の間隔は、上方に行くにつれて狭くなっている。具体的には、ベース部8aの内側面は、上方に行くにつれてかごレール1eに近づくように、配置されている。なお、制動部8bがベース部8aに対して上方に移動する際に、ベース部8aの内側面は、制動部8bの外側面を案内する。
制動部8bの幅寸法は、上方に行くにつれて狭くなっている。具体的には、制動部8bは、楔状に形成されている。そして、制動部8bの内側面は、かごレール1eと平行となるように、配置されており、制動部8bの外側面は、上方に行くにつれてかごレール1eに近づくように、配置されている。
加力部9は、一対のアーム部7,7の第2端部7b,7bに接続され、把持部8に力を加える。本実施形態においては、加力部9は、弾性変形することによって把持部8に力を加えるために、一対のアーム部7,7の第2端部7b,7bの間に配置される弾性部9aと、アーム部7の第2端部7bに固定され、弾性部9aを保持する保持部9b,9bとを備えている。
なお、加力部9の構成は、特に限定されない。例えば、弾性部9aは、弦巻バネ、板バネ、ゴム、又は圧力媒体が封入されたピストンでもよい。また、加力部9の少なくとも一部は、一対のアーム部7,7の第2端部7b,7bの間から外れて配置されていてもよい。要するに、加力部9は、一対のアーム部7,7の第2端部7b,7bに接続され、把持部8に力を加える、という構成であればよい。
ここで、停止装置4がかご2を停止させる動作を説明する。
例えば、かご2の下降速度が設定速度を超えることによって、ガバナロープ3a(図1
参照)が調速機3(図1参照)でロックされ、さらに、かご2が下降し続ける場合には、調速機3の動作が、伝達部1fにより、停止装置4に伝達される。これにより、制動部8bがベース部8aに対して上方(図2及び図3の実線矢印方向)に移動する。
そして、ベース部8aの内側面が、制動部8bの外側面を案内するため、制動部8bの内側面は、かごレール1eに近づき、その後、かごレール1eに接する。さらに、制動部8bがベース部8aに対して上方に移動することによって、一対のアーム部7,7の第1端部7a,7a同士が離れるように外方(図3及び図4の一点鎖線矢印方向)に移動する。
これにより、一対のアーム部7,7の第2端部7b,7b同士が近づくように内方(図4の二点鎖線矢印方向)に移動するため、弾性部9aは、圧縮弾性変形する。その結果、弾性部9aの弾性復元力により、加力部9は、一対のアーム部7,7の第1端部7a,7a同士が近づく方向に、把持部8に力を加えるため、一対の制動部8b,8bは、かごレール1eを挟んで加圧接触する。このように、把持部8がかごレール1eを把持することによって、停止装置4がかご2を停止させる。
ところで、加力部9が、一対のアーム部7,7の第2端部7b,7bに接続されているため、アーム部7の第2端部7bには、加力部9の自重が働いている。即ち、アーム部7には、軸部6を支点として、第2端部7bに下方の力が働いている。したがって、軸部6を支点として、第2端部7b側が下方を向くように、アーム部7が傾くことが懸念される。
そこで、図5に示すように、停止装置4は、アーム部7の第2端部7bを支持する支持部10をさらに備えている。具体的には、支持部10は、第2端部7b側が下方を向くようにアーム部7が傾くことを抑制するように、アーム部7を支持している。そして、アーム部7は、支持部10に支持される被支持部7dを備えている。
本実施形態においては、支持部10は、アーム部7の第2端部7bよりも下方に配置されている。具体的には、支持部10は、かご枠2bに固定され、かご枠2bとアーム部7との間に配置されている。そして、被支持部7dは、アーム部7の第2端部7bの下面に配置されている。
これにより、アーム部7の第2端部7bは、支持部10に下方から支持されているため、支持部10は、アーム部7の第2端部7bに働く下方の力を、下方から受けている。したがって、第2端部7b側が下方を向くようにアーム部7が傾くことを確実に抑制することができる。
また、支持部10は、転動可能な転動体10aと、転動体10aを転動可能に保持する保持部10bとを備えている。一方、被支持部7dは、転動体10aを案内する案内面7eを備えている。そして、案内面7eは、平面状に形成されている。
これにより、アーム部7が軸部6によって回転する際に、案内面7eが転動体10aを案内するため、アーム部7が円滑に回転できる。したがって、把持部8でかごレール1e(図1〜図4参照)を把持する動作を円滑に行うことができる。なお、転動体10aは、球体に限られず、例えば、円柱体でもよい。
以上より、本実施形態に係るエレベータ1は、かご2と、前記かご2とかごロープ1aで接続される釣合錘1bと、前記かご2又は前記釣合錘1b(本実施形態居おいては、かご2)を案内するレール1e(本実施形態においては、かごレール1e)と、前記レール1eを把持することによって前記かご2又は前記釣合錘1bを停止させる停止装置4と、を備える。
そして、本実施形態に係るエレベータ1の停止装置4は、レール1e(本実施形態においては、かごレール1e)を把持することによってかご2又は釣合錘1b(本実施形態においては、かご2)を停止させるエレベータ1の停止装置4であって、本体部5と、上下方向D3に延びる軸部6と、前記軸部6によって、前記本体部5に回転可能に接続される一対のアーム部7,7と、前記一対のアーム部7,7の第1端部7a,7aの間に配置され、前記レール1eを把持する把持部8と、前記一対のアーム部7,7の第2端部7b,7bに接続され、前記把持部8に力を加える加力部9と、前記アーム部7,7の前記第2端部7b,7bを支持する支持部10と、を備える。
斯かる構成によれば、一対のアーム部7,7が、軸部6によって、本体部5に回転可能に接続されており、加力部9が、一対のアーム部7,7の第2端部7b,7bに接続されている。これにより、アーム部7の第2端部7bには、加力部9の重力が働いている。それに対して、支持部10が、アーム部7の第2端部7bを支持しているため、第2端部7b側が下方を向くようにアーム部7が傾くことを抑制することができる。
また、本実施形態に係るエレベータ1の停止装置4においては、前記支持部10は、前記アーム部7の前記第2端部7bよりも下方に配置される、という構成である。
斯かる構成によれば、支持部10が、アーム部7の第2端部7bよりも下方に配置されているため、アーム部7の第2端部7bは、支持部10に下方から支持される。これにより、第2端部7b側が下方を向くようにアーム部7が傾くことを確実に抑制することができる。
また、本実施形態に係るエレベータ1の停止装置4においては、前記アーム部7は、前記支持部10に支持される被支持部7dを備え、前記支持部10及び前記被支持部7dのうち、一方(本実施形態においては、支持部10)は、転動体10aを備え、他方(本実施形態においては、被支持部7d)は、前記転動体10aを案内する案内面7eを備える、という構成である。
斯かる構成によれば、アーム部7が本体部5に対して回転する際に、転動体10aが案内面7eに案内される。これにより、支持部10がアーム部7の第2端部7bを確実に支持しつつも、本体部5に対してアーム部7を円滑に回転させることができる。
なお、エレベータ1及び停止装置4は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、エレベータ1及び停止装置4は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係る停止装置4においては、支持部10は、アーム部7の第2端部7bよりも下方に配置されている、という構成である。しかしながら、停止装置4は、斯かる構成に限られない。例えば、支持部10は、図6に示すように、アーム部7の第2端部7bの側方に配置されている、という構成でもよい。
図6に係る構成によれば、支持部10が、アーム部7の第2端部7bを側方から支持することによって、第2端部7b側が下方を向くようにアーム部7が傾くことを抑制することができる。なお、図6に係る構成においては、被支持部7dは、アーム部7の第2端部7bの側方に、外方に凸となる曲面状の案内面7eを備えている。
(2)また、上記実施形態に係る停止装置4においては、支持部10は、かご枠2bに固定されている、という構成である。しかしながら、停止装置4は、斯かる構成に限られない。例えば、図6に示すように、支持部10は、本体部5に固定されている、という構成でもよい。また、例えば、図7に示すように、支持部10は、かご枠2bで構成されている、という構成でもよい。
(3)また、上記実施形態に係る停止装置4においては、支持部10は、転動体10aを備え、アーム部7の被支持部7dは、転動体10aを案内する案内面7eを備えている、という構成である。しかしながら、停止装置4は、斯かる構成に限られない。例えば、図7に示すように、アーム部7の被支持部7dは、転動体7fを備え、支持部10は、転動体7fを案内する案内面10cを備えている、という構成でもよい。
(4)また、上記実施形態に係る停止装置4においては、支持部10は、転動体10aを備えている、という構成である。しかしながら、停止装置4は、斯かる構成が好ましいものの、斯かる構成に限られない。例えば、支持部10及び被支持部7dは、転動体10aを備えていない、という構成でもよい。なお、斯かる構成においては、支持部10及び被支持部7dの少なくとも一方は、例えば鉄鋼よりも摩擦係数が小さい材質で形成されていることが好ましい。
(5)また、上記実施形態に係る停止装置4においては、支持部10は、常に、アーム部7の第2端部7bに接している、という構成である。しかしながら、停止装置4は、斯かる構成に限られない。例えば、支持部10は、アーム部7の第2端部7bと隙間(例えば、0.5mm〜2.0mm)を有して離れている、という構成でもよい。斯かる構成によれば、アーム部7が僅かに傾いた場合に、支持部10がアーム部7の第2端部7bに接して支持するため、アーム部7がそれ以上傾くことを抑制することができる。
(6)また、上記実施形態に係る停止装置4は、かご2を停止させるために、かご2に取り付けられている、という構成である。しかしながら、停止装置4は、斯かる構成に限られない。例えば、停止装置4は、釣合錘1bを停止させるために、釣合錘1bに取り付けられている、という構成でもよい。斯かる構成においては、ガバナロープ3aは、釣合錘1bと接続され、停止装置4は、錘レール1hを把持することによって釣合錘1bを停止させる。なお、停止装置4は、かご2及び釣合錘1bの両方に取り付けられている、という構成でもよい。
1…エレベータ、1a…かごロープ、1b…釣合錘、1c…巻上機、1d…綱車、1e…かごレール、1f…伝達部、1g…リンク、1h…錘レール、2…かご、2a…かご室、2b…かご枠、3…調速機、3a…ガバナロープ、3b…ガバナ車、3c…張車、4…停止装置、5…本体部、5a…上ブロック、5b…下ブロック、5c…孔部、6…軸部、7…アーム部、7a…第1端部、7b…第2端部、7c…孔部、7d…被支持部、7e…案内面、7f…転動体、8…把持部、8a…ベース部、8b…制動部、9…加力部、9a…弾性部、9b…保持部、10…支持部、10a…転動体、10b…保持部、10c…案内面、D1,D2…横方向、D3…上下方向

Claims (4)

  1. レールを把持することによってかご又は釣合錘を停止させるエレベータの停止装置であって、
    本体部と、
    上下方向に延びる軸部と、
    前記軸部によって、前記本体部に回転可能に接続される一対のアーム部と、
    前記一対のアーム部の第1端部の間に配置され、前記レールを把持する把持部と、
    前記一対のアーム部の第2端部に接続され、前記把持部に力を加える加力部と、
    前記アーム部の前記第2端部を支持する支持部と、を備える、エレベータの停止装置。
  2. 前記支持部は、前記アーム部の前記第2端部よりも下方に配置される、請求項1に記載のエレベータの停止装置。
  3. 前記アーム部は、前記支持部に支持される被支持部を備え、
    前記支持部及び前記被支持部のうち、一方は、転動体を備え、他方は、前記転動体を案内する案内面を備える、請求項1又は2に記載のエレベータの停止装置。
  4. かごと、
    前記かごとかごロープで接続される釣合錘と、
    前記かご又は前記釣合錘を案内するレールと、
    前記レールを把持することによって前記かご又は前記釣合錘を停止させる請求項1〜3の何れか1項に記載の停止装置と、を備える、エレベータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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