JP2020116895A - 係止具セット治具及び発泡成形品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的手間をかけずに係止具を成形型の所定位置に安定的にセットできる係止具セット治具と、その治具を用いた発泡成形品の製造方法を提供する。【解決手段】発泡成形品を成形する成形型に係止具(クリップ15)をセットするための係止具セット治具20である。この係止具セット治具20は、概ね水平方向(XY方向)に展開すると共に垂直方向(Z方向)で見て上面側及び下面側を有してなる本体部21と、その本体部の上面側又は下面側に設置された複数の係止具保持単位30とを備える。係止具保持単位30の各々は、固定部40と、係止具を保持可能な保持部50とを有する。前記保持部50は、係止具が前記本体部21に対して少なくとも略垂直方向に変位可能に保持されるように構成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、発泡成形品を成形する成形型に係止具をセットするための係止具セット治具と、その係止具セット治具を用いて、係止具を具備した発泡成形品を製造する方法とに関するものである。
例えば車両用シートや居室用ソファー等のパッドとして用いられる発泡樹脂成形品(例えばポリウレタンフォーム製品)には、表皮材等を後付け又は外付けするための係止具としてのクリップを予め発泡樹脂成形時に埋設するものが知られている。特許文献1(特開2016−10939号公報)には、そのようなクリップ埋設タイプの発泡樹脂成形品の製造方法が開示されている。
特許文献1は、成形型(16)にクリップ(12)を設置するための治具であるクリップ設置用治具(10)を開示する。このクリップ設置用治具は、具体的には金属製のワイヤであり、四角形の枠状(10−1)や直線状(10−2)の治具として提供される(同文献の段落0026、図1参照)。この治具のワイヤ部分に対してクリップを仮止めした後、各クリップが成形型(16)の所定位置(凹部16b)に位置するように治具を成形型に設置する。そして、治具ごとクリップを成形型上に残したまま成形型に発泡樹脂を注入して発泡樹脂成形を行い、発泡樹脂成形品を脱型後にクリップ設置用治具のみを取り除くことでクリップ埋設タイプの発泡樹脂成形品を得ている。
特開2016−10939号公報
しかしながら、特許文献1のクリップ設置用治具はその全体が剛直な金属製ワイヤで構成されているため、そのワイヤ部分にクリップを仮止めする場合でも、各クリップを正しい位置に仮止めできないことがある。また、クリップを仮止めした治具を成形型に設置するときに、成形型に対して治具が正規の設置姿勢から若干傾いた姿勢となりがちである。そのような状態のまま発泡樹脂成形を行うと、クリップが位置ずれしたり傾いたりしたままの状態で発泡樹脂成形品に埋め込まれ、クリップの取付け精度が低い発泡樹脂成形品になってしまう。それ故、発泡樹脂成形の前に各クリップを成形型の所定位置(凹部16b)に正確に配置するためには、治具のワイヤ部分に対する各クリップの位置決めを正確に行うのみならず、成形型に設置したときの治具の傾いた姿勢を注意深く是正する必要があり、細かな調整のための手間を要するものであった。
本発明の目的は、比較的手間をかけずに係止具を成形型の所定位置に安定的にセットすることができる係止具セット治具を提供することにある。また、かかる係止具セット治具を用いて、係止具を具備した発泡成形品を製造する方法を提供することにある。
請求項1の発明は、発泡成形品を成形する成形型に係止具をセットするための係止具セット治具であって、
概ね水平方向(XY方向)に展開すると共に、垂直方向(Z方向)で見て上面側及び下面側を有してなる本体部と、
前記本体部の上面側又は下面側に設置された複数の係止具保持単位と、を備え、
前記係止具保持単位の各々は、係止具を保持可能な保持部を有し、
前記保持部は、係止具が前記本体部に対して少なくとも略垂直方向に変位可能に保持されるように構成されている、ことを特徴とする係止具セット治具である。
本発明によれば次のような効果を奏する。即ち、この係止具セット治具を使用すれば、当該治具を成形型に押し付けることで成形型に一度に複数の係止具をセットすることができる。また、係止具セット治具の使用に際し、作業者(使用者)によって当該治具を成形型に押し付ける力にばらつきがあったり、当該治具が成形型に対して、理想の対向配置状態からやや斜めに傾いた状態で押し付けられたりすることがある。このような非理想的な使用状況にあっても、各係止具保持単位の保持部は、係止具が係止具セット治具の本体部に対して略垂直方向に変位可能に保持されるように構成されているため、押し付け力のばらつきや成形型に対する治具の傾きを吸収または緩和して、各係止具を成形型の所定位置に安定的にセットすることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の係止具セット治具において、前記係止具保持単位の保持部には、前記係止具を載置可能な弾性体が設けられており、前記係止具は、前記弾性体を介して前記保持部上に保持される、ことを特徴とする。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて更に次のような効果を奏する。即ち、各係止具保持単位の保持部に設けられた弾性体の作用により、弾性体に載置された各係止具は、係止具セット治具の本体部に対して略垂直方向に変位可能な状態となる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の係止具セット治具において、前記係止具保持単位は更に、当該係止具セット治具の前記本体部に固定される固定部を有し、この固定部に対し前記保持部が、略垂直方向のみならず水平方向(XY方向)へも変位可能に連結されている、ことを特徴とする。
請求項3の発明によれば、請求項1又は2の発明の効果に加えて更に次のような効果を奏する。即ち、各係止具保持単位の保持部が、略垂直方向のみならず水平方向(XY方向)へも変位可能であることで、当該治具が成形型に対して理想の対向配置状態から水平方向(XY方向)に若干の位置ずれを生じていても、その位置ずれを吸収または緩和して、各係止具を成形型の所定位置に安定的にセットすることができる。
請求項4の発明は、請求項3に記載の係止具セット治具において、前記固定部と前記保持部とは、これら両部の間に配設されたコイルバネを介して連結されている、ことを特徴とする。
請求項4の発明によれば、請求項3の発明の効果に加えて更に次のような効果を奏する。即ち、各係止具保持単位の固定部と保持部とをこれらの間に配設されたコイルバネを介して連結することで、固定部に対する保持部の略垂直方向への変位可能性および水平方向(XY方向)への変位可能性を確保することができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の係止具セット治具において、当該係止具セット治具の前記本体部には、位置決めガイド機構が設けられている、ことを特徴とする。
請求項5の発明によれば、請求項1〜4の発明の効果に加えて更に次のような効果を奏する。即ち、位置決めガイド機構を用いて、係止具セット治具を成形型に対して大まかに位置決めすることができる。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の係止具セット治具において、当該係止具セット治具の前記本体部には、前記複数の係止具保持単位が設置されている上面側又は下面側とは反対側において取っ手が設けられている、ことを特徴とする。
請求項6の発明によれば、請求項1〜5の発明の効果に加えて更に次のような効果を奏する。即ち、係止具セット治具の本体部に設けられた取っ手を握ることで、作業者(使用者)は、当該治具を容易に持ち運ぶことができると共に、自在に操作することが可能になる。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の係止具セット治具において、当該係止具セット治具の前記本体部は、複数の骨格材を相互連結してなる枠形状のフレームとして構成されている、ことを特徴とする。
請求項7の発明によれば、請求項1〜6の発明の効果に加えて更に次のような効果を奏する。即ち、係止具セット治具の本体部は複数の骨格材を相互連結してなる枠形状のフレームとして構成されているため、当該本体部によって作業者(使用者)の視界が遮られることがない。つまり、作業者は本体部の上面側又は下面側からその反対側を透かし見ることができ(目視可能)、成形型に対する治具の位置合わせを比較的容易に行うことができる。
請求項8の発明は、請求項1に記載の係止具セット治具を用いて、係止具を具備した発泡成形品を製造する方法であって、当該方法は、
係止具が係合可能な被係止部を所定位置に有してなる成形型を用意する工程と、
前記係止具セット治具に係止具を保持させる工程と、
前記成形型に前記係止具セット治具を押し付けて、前記被係止部に前記係止具をセットする工程と、
前記係止具の前記被係止部へのセット完了後、前記成形型から前記係止具セット治具を取り除く工程と、
前記係止具セット治具を取り除いた後に前記成形型に発泡性原料を注入し、前記係止具を一体的に具備してなる発泡成形品を成形する工程と、
を有することを特徴とする発泡成形品の製造方法である。
請求項8の発明によれば、係止具を一体的に具備してなる発泡成形品を効率的に製造することができる。特に、請求項1に記載の係止具セット治具を用いるため、係止具を、成形型の所定位置に設けられた被係止部に対し安定的且つ効率的にセットすることができる。また、成形型から係止具セット治具を取り除いた後に成形型に発泡性原料を注入するという手順を採るため、係止具セット治具に発泡性原料が付着することがなく、治具を掃除する手間を省くことができる。
請求項9の発明は、請求項8に記載の発泡成形品の製造方法において、作業ロボットによって係止具セット治具に係止具を保持させることを特徴とする。
請求項9の発明によれば、請求項8の発明の効果に加えて、作業ロボットの採用により、係止具セット治具に係止具を保持させる工程の迅速化及び効率化を図ることができる。
本発明の係止具セット治具によれば、比較的手間をかけずに係止具を成形型の所定位置に安定的にセットすることができる。また、本発明の発泡成形品の製造方法によれば、本発明の係止具セット治具を用いることで、係止具を具備した発泡成形品を効率的に製造することができる。
発泡成形品の成形型(下型)を上から見た平面図。 図1に示す成形型のフランジ部の一部拡大斜視図。 図1に示す成形型(クリップ装着後の下型)の平面図。 係止具としてのクリップを示し、(a)は上面側の斜視図、(b)は下面側の斜視図、(c)はクリップ装着時の概略断面図。 係止具セット治具を上面側から見た全体斜視図。 係止具セット治具を下面側から見た全体斜視図。 係止具セット治具を下面側から見た底面図。 係止具セット治具が具備する位置決めガイド機構の一部を示す斜視図。 係止具保持単位を示し、(a)は斜視図、(b)はクリップ保持時の斜視図。 係止具保持単位の分解斜視図。 係止具保持単位の固定部の一例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図(c)は底面図。 係止具保持単位の保持部の一例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図(c)は底面図。 図9(b)のA−A線における係止具保持単位の概略断面図。 係止具セット治具を用いたクリップ取付け手順の概略説明図。 係止具セット治具を用いたクリップ取付け手順の概略説明図。 係止具セット治具を用いたクリップ取付け手順の概略説明図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、本明細書において説明の便宜上、「水平方向」及び「垂直方向」との語を用いるが、これらの方向は、添付の図面に即して発明の理解を容易にするための便宜的な表現に過ぎず、絶対的な意味での方向(即ち地面を基準とした方向)を指すものではない。つまり物理空間を規定する三次元直交座標系(X,Y,Zの三軸からなる)を想定した上で、X軸及びY軸によって規定されるXY平面が延びる任意の方向を指して「水平方向」と呼び、Z軸に沿った方向を指して「垂直方向」と呼ぶものである。従って、「水平方向」とは、垂直方向(Z方向)に直交する任意の方向を意味し、「垂直方向」とは、水平方向(XY方向)に直交する方向を意味する。水平方向(XY方向)及び垂直方向(Z方向)の語は、相手方方向との直交関係によって相互依存的に規定される相対的な方向関係を意味するものである。
[発泡成形品の成形型とクリップ]
図1〜3は、発泡成形品の成形用金型の一構成要素である下型10(以下、単に「成形型」という)を示す。この成形型10は例えば、車両用シートのウレタンフォーム製クッションパッドの製造を意図したものである。この成形型10には、クッションパッドに溝を形成するための突条部11(以下「フランジ」と呼ぶ)が突設されている。また、そのフランジ11の複数箇所には被係止部12が予め固定されている。この被係止部12は、係止具としてのクリップ15を係止させるための部位又は部材である。被係止部12の両側面には、クリップ15の一部を係合させるための係合凹部13が設けられている(図2,図4(c)参照)。被係止部12は、成形型10とは異なる金属からなる(例えば成形型がアルミ、被係止部がステンレス鋼)。なお、図1はクリップ装着前の成形型10を示し、図3はそれぞれの被係止部12にクリップ15を装着した後の成形型10を示す。
図4は、係止具としてのクリップ15の一典型例を示す。図4(a)及び(b)に示すように、クリップ15は、合成樹脂製の板状小片として構成されている。クリップ15は概ね板状の基部16を備え、その上面側は概ね平らに形成されている。クリップ15はまた、基部16の下面側に突設された合計4つの係止脚17を備えている。これら4つの係止脚17にあっては、2つの係止脚17が相対向して一対をなしており、基部16の下面側には、かかる一対の係止脚17が二組存在している。各組の相対向する係止脚17は互いに接近離間する方向に弾性変位可能であり、両係止脚17の間に対象物(本例では被係止部12の一部)を挟着可能となっている。図4(c)に示すように、クリップ15を成形型の被係止部12に装着するとき、各組の対向する係止脚17の先端部が、それぞれ対応する被係止部12の係合凹部13に係合することで、被係止部12に対するクリップ15の装着が完了する。なお、図4(a)及び(b)に示すように、クリップの基部16には、その基部16を上下方向(厚さ方向)に貫通する2つの穴18が形成されている。そして、これら二つの穴18は、後述するようにニードル56の通し穴として機能する(例えば図9(b)参照)。また、クリップ15は図6,7の紙面に向かって右側(Xの負方向の側)の列に取り付けられているが、図6,7の左側(Xの正方向の側)の列に取り付けられているような穴18の位置が反転したクリップであってもよく、また、穴18が3つ以上形成されていてもよい。
[係止具セット治具]
図5〜7は、係止具セット治具20の一実施形態を示す。
本実施形態の係止具セット治具20は、概ね水平方向(XY方向)に展開する本体部21を有している。この本体部21は、多数の角棒状の骨格材22を相互に連結してなる枠形状のフレームとして構成されている。その結果、水平展開する本体部21には、垂直方向(Z方向)で見て上面側(図5参照)と下面側(図6及び図7参照)とがある。本体部21は上述のような枠形状のフレームとして構成されているため、作業者(使用者)は目視で、本体部21の上面側からその反対側を透かし見ることができ、よって当該本体部21によって作業者の視界が遮られることがない。なお、本体部21は、好ましくはエンジニアリングプラスチックで構成される。使用可能なエンジニアリングプラスチックとしては、作新工業株式会社製商品:ニューライト(登録商標)(分子量が約100万〜700万程度の超高分子量ポリエチレン)や、クオドラントポリペンコジャパン株式会社製商品:MCナイロン(登録商標)を例示することができる。
図5に示すように、係止具セット治具の本体部21の上面側には、その本体部21の左右両側において縦方向(Y方向)に沿って延びる左右一対の取っ手23がそれぞれ設けられている。それぞれの取っ手23は、前記骨格材22と同様の角棒状の部材からなり、その角棒状部材を部分的に折り曲げてブリッジ状に形成されている。その結果、作業者(当該治具の使用者)は、左右の手で左右の取っ手23をそれぞれ握ることができ、当該セット治具20を持ち運ぶと共に自在に操作(姿勢操作)することが可能になる。
図6及び図7に示すように、係止具セット治具の本体部21の下面側には、複数の係止具保持単位30が設置されている。それぞれの係止部保持単位30は、本体部21の骨格材22に対し留めネジ24(図5,14参照)によって固定される。係止部保持単位30の詳細については後ほど説明する。
図6及び図7に示すように、係止具セット治具の本体部21の下面側には、係止具保持単位30の他に位置決めガイド機構25(本例では4つ)が設けられている。この位置決めガイド機構25は、係止具セット治具20を成形型10に対して大まかに位置決めするための機構または誘導補助装置であり、図8にその主要部を拡大して示す。図8に示すように、位置決めガイド機構25は、係止具セット治具の本体部21に対して略垂直方向に延びるガイドシャフト26を有し、そのガイドシャフト26の先端には略「コ」字型の先端係合部26aが設けられている。ガイドシャフト26は、本体部21に対し略垂直方向に変位可能に取り付けられ、更に当該ガイドシャフトに巻回されたコイルバネ27(図8では図示略、図14〜16参照)によって垂直方向下向きに付勢されている。但し、バネ付勢によるガイドシャフト26の下向き変位(下側への最大突出量)は、ガイドシャフト26の後端に設けられた後端規制部26b(図14等参照)によって規制されている。
[係止具保持単位]
図9〜図13は、係止具保持単位30の一典型例を示す。尚、それぞれの係止具保持単位30は、係止具セット治具の本体部21上の取付け位置に応じて多少異なった形状を有するが(例えば、保持部50の底壁部51が成形型の突条部11(又は被係止部12)の上面に対応して傾斜するなどの形状)、基本的にはここで説明する典型例と同一又は類似の形態をなす。
図9及び図10に示すように、係止具保持単位30は、これらの図面で見て相対的に下側に位置する固定部40と、上側に位置する保持部50とを有する。係止具保持単位30はまた、保持部50に装着される弾性体60を有している。固定部40は、係止具保持単位30を係止具セット治具の本体部21に固定するための部位である。保持部50は、係止具としてのクリップ15を一時的に保持(仮保持)するための部位である。各係止具保持単位30にあっては、固定部40に対し保持部50が略垂直方向のみならず水平方向へも変位可能に連結され、固定部40に対する保持部50の可動性が確保されている。その結果、各保持部50は、係止具セット治具の本体部21に対しても少なくとも略垂直方向に変位可能となっている。垂直及び水平方向への変位可能性を担保する具体的な構造の詳細については後ほど説明する。
尚、係止具保持単位30の固定部40及び保持部50は、好ましくは樹脂素材(例えばABS樹脂)で構成される。これらをABS樹脂で構成した場合、係止具保持単位30を軽量化でき、作業者の操作負担を軽減できる。但し、これらを樹脂素材に代えて金属で構成することもでき、その場合には係止具保持単位30の耐久性が高められる。
図9,10,11,13に示すように、係止具保持単位の固定部40は概ね直方体形状をなし、その底面側(係止具セット治具の本体部21に嵌合する側)には、前記本体部21の骨格材22と嵌合可能な溝状の取付け凹部41が形成されている。固定部40の中心には、垂直方向に延びるボルト通し孔42が貫通形成され、そのボルト通し孔42を取り囲むように4つのバネ収容凹部43が設けられている。各バネ収容凹部43は有底円筒状であり、固定部40の上面側に開口する(図11(a)参照)。また、固定部40には、ボルト通し孔42を間に挟んで一対の雌ねじ部44が設けられている(図11(c)参照)。これらの雌ねじ部44は、前述の留めネジ24(図5,14参照)に対応する。
図9,10,12,13に示すように、係止具保持単位の保持部50は、底壁部51とその左右両側に立設された一対の立壁部52とを有する構造体であり、正面から見て略「凹」字状をなす(図12(b)参照)。相対向する一対の立壁部52の間は、弾性体60及びクリップ15の収納・保持領域を提供する。保持部の底壁部51の中心には、固定部中央のボルト通し孔42と符合するボルト通し孔53が貫通形成されている(図12(c)等参照)。また、底壁部51の内部には、図10に示す連結ボルト31の雄ねじに対応する雌ねじを持ったナット体54(図13に仮想線で示す)が埋設されている。
保持部の底壁部51には、ボルト通し孔53を取り囲むように4つのバネ収容凹部55が設けられている。これらのバネ収容凹部55は有底円筒状であり保持部50の下面側に開口すると共に(図12(c)参照)、それぞれが固定部40の4つのバネ収容凹部43と対応している。すなわち図10に示すように、相対的に下側の4つのバネ収容凹部43と、相対的に上側の4つのバネ収容凹部55との間には、4つのコイルバネ46が配設され、組立時には個々のコイルバネ46は、それぞれ対応する下側及び上側のバネ収容凹部43,55内に収容配置される。
図10,12,13に示すように、保持部50の底壁部51の上面(載置面)上には、突起としての一対のニードル56と、一対の弾性突出片57とが設けられている。図12(a)の平面視からわかるように、対をなす2つのニードル56および対をなす2つの弾性突出片57は、底壁部51の長方形状の上面にあって、一つの対角線に沿って対角関係にある二つの隅部に配置されている。それぞれの隅部においては、ニードル56が相対的に内側に位置し、弾性突出片57が相対的に外側(直近の立壁部52に近い側)に位置している。
ニードル56は、底壁部51の上面から垂直に突設された金属製の刺し針状または串状の部材であり、その先端(上端)は先細り形状となっている。ニードル56は、弾性体60を貫通して当該弾性体60を底壁部51の上面(載置面)に位置決めすると共に、クリップ15の穴18を貫通してクリップ15を位置決めするためのものである(図9(a),図13参照)。なお、本例では、ニードル56の先端が先細り形状であるために弾性体60を突き刺し易く、クリップの穴18に挿入し易くなっているが、ニードル56の先端が先細り形状であることは必須ではなく、例えば平坦な先端であってもよい。
弾性突出片57は、底壁部51の上面から垂直に突設された金属製の板バネ材であり、その先端部(上端部)は屈曲形成されて先端係合部57aとなっている。板バネ材としての弾性突出片57は横方向(直近の立壁部52に接近・離間する方向)に弾性変位可能である。一対の弾性突出片57は、それぞれの先端係合部57aと弾性体60の上面との間にクリップ15を挟みつけて、当該クリップ15を弾性体60上に一時的に保持(仮保持)する働きをする(図9(b),図13参照)。
弾性体60は、弾性素材からなる略直方体状の部材であり、クリップ15を載置するためのベッド(置き台)として機能する。使用可能な弾性素材としては、例えば発泡ポリウレタンがあげられる。図9(a)に示すように、弾性体60の4つの隅部のうちの対角関係にある2つの隅部を前記2つのニードル56に対し突き刺すことで、保持部50の底壁部51の上面上の所定位置に弾性体60が位置決めされる。なお、図13に示すように、底壁部51上に定置された弾性体60の上面と、弾性突出片の先端係合部57aとの間には、クリップ15の基部16が弾性挟着される。弾性体60上にクリップ15を載置したとき、弾性体60は、その弾性作用に基づいてクリップ15を略垂直方向に若干変位可能な状態で保持することになる。
図10を参照しつつ係止具保持単位30の組立てについて説明する。弾性体60が取り付けられた保持部50と固定部40とは、両者間に4つのコイルバネ46を介在させた状態で上下に並べて連結される。コイルバネ46の各々は、その両端を固定部40の対応するバネ収容凹部43と、保持部50の対応するバネ収容凹部55に挿入した状態で両部40,50間に介在される。また、固定部40のボルト通し孔42には、その下側からワッシャー32付きの連結ボルト31が挿通され、当該連結ボルト31の雄ねじ部が保持部50内のナット体54に螺着されることで固定部40と保持部50とが一体化される。但し図13に示すように、連結ボルト31で一体化した後においても、4つのコイルバネ46によって保持部50は固定部40に対して若干浮上した状態で支持され、両部40,50間には多少の隙間(即ち、保持部50の垂直/水平方向への弾性変位を可能にするための遊び)が確保されている。固定部40と保持部50とをこれらの間に4つのコイルバネ46を介在させて連結することで、固定部40に対する保持部50の略垂直方向への変位可能性および水平方向への変位可能性が確保される。なお、ナット体54に対する連結ボルト31の締め具合(即ち螺着位置)を加減することで、固定部40に対する保持部50の最大変位量を調節することができる。
それぞれに組み立てられた複数の係止具保持単位30は、図5,6及び7に示すように係止具セット治具20の本体部21を構成する複数の骨格材22の所定位置に固定される。各係止具保持単位30の固定は、骨格材22に装着された2本の留めネジ24を各係止具保持単位の固定部40の雌ねじ部44に螺着することで完了する。かくして、複数の係止具保持単位30を具備した係止具セット治具20が完成する。なお、係止具セット治具の本体部21に対する係止具保持単位30の取付け個数や配置パターンは、成形型10で成形されるべき発泡成形品において必要なクリップ15の個数や配置パターンに応じて適宜設定される。また、係止具セット治具に予め最大数の係止具保持単位30を取り付けておいてもよい。この場合、必要な位置にある係止具保持単位30にだけクリップ15をセットするようにすれば、係止具保持単位30の数や位置をその都度変更することなく、一つの係止具セット治具でクリップ15の個数や配置パターンが異なる複数の種類の発泡成形品を製造することができる。
[係止具セット治具20を用いた発泡成形品の製造]
本発明の係止具セット治具20は、クリップ15を具備した発泡成形品の製造に使用される。発泡成形品の製造方法(製造手順)の一例を以下に説明する。尚、事前の準備として、図1及び図2に示すような、クリップ15を係合可能な被係止部12をフランジ11の複数箇所に有してなる成形型10を用意する。
先ず、係止具セット治具20に係止具としてのクリップ15を保持させる。具体的には図9及び図13に示すように、各係止具保持単位30の保持部50の2つのニードル56に対して、クリップ15の2つの穴18(図4参照)を通す。2つのニードル56に対して2つの穴18を対応させることで、弾性体60(ひいては弾性体60が固定されている保持部50)に対してクリップ15が水平方向に概ね位置決めされる。2つの弾性突出片57を各々の弾性に抗して互いに遠ざかる方向に押し広げることで、クリップ15が弾性体60の上面に当接(又は到達)する。その後、2つの弾性突出片57の押し広げを解除することで、クリップ15の基部16が各弾性突出片の先端係合部57aと弾性体60の上面との間に挟着され、クリップ15の係止具保持単位30への仮保持が完了する(図9(b)参照)。このようにして、係止具セット治具20の全ての係止具保持単位30に対してクリップ15を取り付ける。なお、上述のクリップ15の取付けは、作業者が手作業で行うことができるが、手作業ではなく、プログラム制御された作業ロボットを用いた自動取付けによってもよい。
次に、クリップ15を保持した係止具セット治具20を成形型10に押し付けて、成形型10の全ての被係止部12にクリップ15をそれぞれセットする。具体的には図14〜16に示すような一連の手順を経る。即ち図14に示すように、係止具セット治具20の各位置決めガイド機構25が成形型10の対応するフランジ11と向き合うように、係止具セット治具20を成形型10に対して対向配置(対面配置)する。この時点では図14で見て、ガイドシャフトの先端係合部26aは係止具保持単位30の下端よりも更に下方に(成形型10に向けて)突出している。続いて、係止具セット治具20を成形型10に接近させ、図15に示すように、ガイドシャフトの先端係合部26aを成形型のフランジ11に嵌合させる。この嵌合により、成形型10に対する係止具セット治具20の大まかな位置決めが完了する。
続いて図16に示すように、位置決めガイド機構25のコイルバネ27の付勢力に抗して係止具セット治具20を成形型10に更に接近させ、それぞれの係止具保持単位30に保持されたクリップ15を、各々対応する被係止部12に対して強く押し付ける。すると、図4(c)に示すように、各クリップ15の係止脚17の先端が被係止部12の係合凹部13内に進入すると共に、相対向する一対の係止脚17間に被係止部12が挟着される。かくして被係止部12とクリップ15とが連結され、被係止部12に対しクリップ15がセットされる。
なお、上記の押し付けに際して、作業者(使用者)によって係止具セット治具20を成形型10に押し付ける力にばらつきがあったり、当該治具20が成形型10に対して、理想の対向配置状態からやや斜めに傾いた状態で押し付けられたりすることがある。このような非理想的な使用状況にあっても、各係止具保持単位30の保持部50に設けられた弾性体60の作用により当該弾性体に載置された各クリップ15が係止具セット治具の本体部21に対して略垂直方向に変位可能となっており、且つ、各係止具保持単位30の保持部50が係止具セット治具の本体部21に対して略垂直方向に変位可能に構成されているため、押し付け力のばらつきや成形型10に対する係止具セット治具20の傾きを吸収または緩和して、各クリップ15を成形型10に安定的にセットすることができる。また、各保持部50は、略垂直方向のみならず水平方向(XY方向)へも変位可能であることで、当該治具が成形型に対して理想の対向配置状態から水平方向(XY方向)に若干の位置ずれを生じていても、その位置ずれを吸収または緩和することができる。従って例えば、係止具セット治具20や成形型10の製作時の寸法誤差等により、係止具セット治具20の形状が成形型10の形状(特にフランジ11の配列形状)に理想的に合致していないことがあったとしても、係止具保持単位30毎に保持部50が固定部40に対して変位可能であるため、治具や成形型の製作上の誤差等を事実上帳消しにすることができる。
図16のセット完了後、成形型10から係止具セット治具20を離間させる(つまり取り除く)。すると、当該治具20の各保持部50からクリップ15が離脱すると共に、各クリップ15が成形型の被係止部12上に残される。これはひとえに、被係止部12とクリップ15との係合力の方が、弾性突出片57によるクリップ15の保持力よりも強いからである。
成形型10から係止具セット治具20を取り除いた後に、常法に従い前記成形型10に発泡性原料(例えばポリウレタン)を注入し発泡させることにより、クリップ15を一体的に具備してなる発泡成形品を成形することができる。
以上のように本実施形態によれば、係止具セット治具20を用いて、係止具としてのクリップ15を成形型10の各箇所に設けられた被係止部12に対し安定的且つ効率的にセットすることができる。従って、クリップを一体的に具備してなる発泡成形品を効率的に製造することができる。
[変更例]
上記の実施形態では、保持部50の底壁部51上に2つの弾性突出片57を設けたが、弾性突出片57の数は3つ又は4つであってもよい。また、図12(a)では、2つの弾性突出片57を、底壁部51の長方形上面の一つの対角線に沿った対角位置にある二つの隅部に配置したが、これに代えて当該長方形上面の短辺に沿った対向位置にある二つの隅部に配置してもよい。
上記の実施形態では、保持部50の底壁部51上の2つの弾性突出片57でクリップ15を(仮)保持したが、弾性突出片57の代わりに両面粘着テープや接着剤を用いて、クリップ15の基部16を弾性体60の上面に(仮)接着するようにしてもよい。
係止具セット治具20の本体部21を構成する複数の骨格材22にあって、少なくとも2本の骨格材22が交差する部位に対して、前述の取っ手23や係止具保持単位30を固定するようにしてもよい。骨格材22が交差する部位は、骨格材22が単体で存在する部位に比べて剛性が高いため、治具20を成形型10に押し付ける際の押圧力を効果的に作用させることができる。
10 成形型
12 被係止部
15 クリップ(係止具)
20 係止具セット治具
21 係止具セット治具の本体部(又はフレーム)
22 骨格材
23 取っ手
25 位置決めガイド機構
30 係止具保持単位
40 係止具保持単位の固定部
46 (4つの)コイルバネ
50 係止具保持単位の保持部
56 ニードル(突起)
57 弾性突出片
60 弾性体

Claims (9)

  1. 発泡成形品を成形する成形型に係止具をセットするための係止具セット治具であって、
    概ね水平方向(XY方向)に展開すると共に、垂直方向(Z方向)で見て上面側及び下面側を有してなる本体部と、
    前記本体部の上面側又は下面側に設置された複数の係止具保持単位と、を備え、
    前記係止具保持単位の各々は、係止具を保持可能な保持部を有し、
    前記保持部は、係止具が前記本体部に対して少なくとも略垂直方向に変位可能に保持されるように構成されている、ことを特徴とする係止具セット治具。
  2. 前記係止具保持単位の保持部には、前記係止具を載置可能な弾性体が設けられており、前記係止具は、前記弾性体を介して前記保持部上に保持される、ことを特徴とする請求項1に記載の係止具セット治具。
  3. 前記係止具保持単位は更に、当該係止具セット治具の前記本体部に固定される固定部を有し、この固定部に対し前記保持部が、略垂直方向のみならず水平方向(XY方向)へも変位可能に連結されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の係止具セット治具。
  4. 前記固定部と前記保持部とは、これら両部の間に配設されたコイルバネを介して連結されている、ことを特徴とする請求項3に記載の係止具セット治具。
  5. 当該係止具セット治具の前記本体部には、位置決めガイド機構が設けられている、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の係止具セット治具。
  6. 当該係止具セット治具の前記本体部には、前記複数の係止具保持単位が設置されている上面側又は下面側とは反対側において取っ手が設けられている、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の係止具セット治具。
  7. 当該係止具セット治具の前記本体部は、複数の骨格材を相互連結してなる枠形状のフレームとして構成されている、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の係止具セット治具。
  8. 請求項1に記載の係止具セット治具を用いて、係止具を具備した発泡成形品を製造する方法であって、当該方法は、
    係止具が係合可能な被係止部を所定位置に有してなる成形型を用意する工程と、
    前記係止具セット治具に係止具を保持させる工程と、
    前記成形型に前記係止具セット治具を押し付けて、前記被係止部に前記係止具をセットする工程と、
    前記係止具の前記被係止部へのセット完了後、前記成形型から前記係止具セット治具を取り除く工程と、
    前記係止具セット治具を取り除いた後に前記成形型に発泡性原料を注入し、前記係止具を一体的に具備してなる発泡成形品を成形する工程と、
    を有することを特徴とする発泡成形品の製造方法。
  9. 作業ロボットによって係止具セット治具に係止具を保持させる、ことを特徴とする請求項8に記載の発泡成形品の製造方法。
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