JP2020116715A - 工作機械の撮像システムおよび撮像方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1〜図5を参照しながら、本発明に係る撮像システムおよび撮像方法の実施形態1について以下詳細に説明する。図1は、本発明の各実施形態に係る工作機械100の全体的構成を示す概略的な斜視図であり、図2は、工作機械100の内部に配置された実施形態1に係る撮像システム1の構成部品を示す模式的な斜視図である。また、図3は、図2の撮像システム1の概略的構成を示すブロック図であり、図4は、被加工物Wを加工しているときの図2の撮像システム1の平面図である。
実施形態1に係る工作機械100は、図1に示すように、工場等のフロアに直接的に据え置かれた工作機械チャンバ101(以下、単に「チャンバ」ともいう。)を備える。また工作機械100は、チャンバ101内に配置されたベッド102と、ベッド102からZ方向(図1の上方向)に延びるコラム103と、コラム103からX方向(図1の左方向)に延びるサドル104と、サドル104に固定された主軸頭105と、主軸頭105に着脱自在に取り付けられた研削ツール21と、被加工物W(以下、「ワーク」ともいう。)を固定して支持する載置台106(以下、「テーブル」ともいう。)とを備える。
図2〜図4に示すように、実施形態1に係る撮像システム1は、概略、研削ツール21(および/またはテーブル106)を回転駆動する加工部20、被加工物Wおよび研削ツール21を冷却するために、これらに向けて大量のクーラント液を噴射するノズル31を含む冷却部30と、加工時の被加工物Wならびに研削ツール21およびこれらの背景の画像を撮像(モニター)するCCDカメラ等の撮像部40と、加工時の被加工物Wを照明するLED等の複数の照明部50(照明部1および照明部2)と、上記構成部品を制御する制御部60とを備える。なお、図4ではテーブル106を省略している。
図5は、実施形態1の変形例1に係る撮像システム1の斜視図である。図5の撮像システム1において、被加工物Wが側方チャック23に取り付けられ、砥石等の研磨ツール(加工部20)がX軸周りに回転するスピンドル24に接続され、クーラントを噴射するノズル31(冷却部30)が側方のタレット25に取り付けられている。また撮像システム1は、実施形態1と同様、2つの照明部50で被加工物Wおよび加工部20を照明し、撮像部40を用いてこれらの画像を撮像するように構成されている。
図6〜図9を参照しながら、本発明に係る撮像システムおよび撮像方法の実施形態2について以下詳細に説明する。実施形態2の撮像システムは、10個の照明部50を備える点を除き、実施形態1の撮像システム(2個)と同様の構成を有するので、重複する点については説明を省略する。
図10および図11を参照しながら、実施形態2の変形例2について以下説明する。変形例2の撮像方法は、概略、各LED1〜10を順次点灯させて、カメラ画像にフレアが発生するか否かを判定する点以外、実施形態2の撮像方法と同様のものであるので、重複する点については説明を省略する。
図10は、変形例2に係る撮像方法を示すフローチャートであり、図11は、変形例2に係る撮像システム2の複数の照明部のオンオフ動作を示すタイミングチャートである。図10および図11を参照しながら、変形例2に係る撮像方法について以下説明する。
図12〜図14を参照しながら、本発明に係る撮像システムおよび撮像方法の実施形態3について以下詳細に説明する。実施形態3の撮像システム3は、5個の照明部50を備え、各照明部50が互いに異なるピーク波長を有する2つのLED(例えば赤外LEDおよび白色LED)を有する点を除き、実施形態2の撮像システム2(単色)と同様の構成を有するので、重複する点については説明を省略する。
図15および図16を参照しながら、実施形態3の変形例3について以下説明する。変形例3の撮像方法は、概略、各LEDi/IRおよびLEDi/Wを順次点灯させて、少なくとも白色カメラ画像(および赤外カメラ画像)にクーラントフレアが発生するか否かを判定する点以外、実施形態3の撮像方法と同様のものであり、実施形態2に対する変形例2に対応するものであるので、重複する点については説明を省略する。
変形例3に係る撮像方法によれば、制御部60は、ステップST31において、制御部60は変数iを1に設定した後、ステップST32でLEDi/IRおよびLEDi/Wをフレーム単位期間(例えば1ms)点灯させて(ON)、ステップST33で少なくとも白色カメラ画像(および赤外カメラ画像)にフレアが発生したか否かを判定する。またステップST34において、制御部60は、少なくとも白色カメラ画像(および赤外カメラ画像)にフレアが発生したときに点灯させたLEDi/IRおよびLEDi/Wを制御部60内のメモリ(図示せず)に記憶する。ステップST35において、制御部60は、変数iをインクリメントし、ステップST32〜ST35を反復する。
図17および図18を参照しながら、本発明に係る撮像システムおよび撮像方法の実施形態4について以下詳細に説明する。実施形態4の撮像システム4は、5個の照明部50を備え、各照明部50が互いに異なるピーク波長を有する2つのLED(例えば青色LED/Bおよび赤色LED/R)を有する点を除き、実施形態3の撮像システム3(赤外LED/IRと白色LED/W)と同様の構成を有するので、重複する点については説明を省略する。
Claims (10)
- 工作機械内に配置された被加工物を照明する複数の照明部と、
前記照明部で照明された前記被加工物を撮像する撮像部と、
前記照明部および前記撮像部に接続された制御部と、を備え、
前記制御部は、前記撮像部で撮像された画像に基づいて、前記被加工物の加工に伴って生じる飛散物を照明する前記照明部を特定するとともに、特定された前記照明部からの照明光の特性を調整する、工作機械の撮像システム。 - 前記制御部は、特定された前記照明部を、消灯するか、または前記照明部からの前記照明光の強度を低減させる、請求項1に記載の工作機械の撮像システム。
- 前記制御部は、検出期間内に前記照明部を特定すること、および前記検出期間より長い照明期間において前記照明部からの照明光の特性を調整することを反復する、請求項2に記載の工作機械の撮像システム。
- 前記制御部は、前記撮像部で撮像された前記画像にフレアが発生したとき、前記撮像部および前記照明部に対する前記フレアの位置に基づいて、前記フレアを形成する前記照明部を特定するとともに、特定された前記照明部からの前記照明光の特性を調整する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の工作機械の撮像システム。
- 前記制御部は、複数の前記照明部のそれぞれを照明させた後、順次消灯させるように制御するとともに、前記撮像部で前記撮像された画像からフレアが消失したときの前記照明部を特定して、特定された前記照明部からの前記照明光の特性を調整する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の工作機械の撮像システム。
- 前記制御部は、複数の前記照明部のそれぞれを順次照明させるように制御するとともに、前記撮像部で撮像された前記画像にフレアが発生したときの前記照明部を特定して、特定された前記照明部からの前記照明光の特性を調整する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の工作機械の撮像システム。
- 前記照明部は、前記飛散物が選択的に吸収する吸収波長を含む第1のスペクトル光と、前記吸収波長とは異なる非吸収波長を含む第2のスペクトル光を切り替え可能に照明し、
前記制御部は、複数の前記照明部のそれぞれを、前記第1のスペクトル光および前記第2のスペクトル光で順次照明させるように制御し、
前記制御部は、前記第1のスペクトル光を照射したときに撮像した第1のスペクトル画像と、前記第2のスペクトル光を照射したときに撮像した第2のスペクトル画像とを比較することにより、前記飛散物を照明する前記照明部を特定するとともに、特定された前記照明部を消灯させるか、または減光させる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の工作機械の撮像システム。 - 前記照明部は、前記飛散物が選択的に反射する反射波長を含む第3のスペクトル光と、前記反射波長とは異なる非反射波長を含む第4のスペクトル光を切り替え可能に照明し、
前記制御部は、複数の前記照明部のそれぞれを、前記第3のスペクトル光および前記第4のスペクトル光で順次照明させるように制御し、
前記制御部は、前記第3のスペクトル光を照射したときに撮像した第3のスペクトル画像と、前記第4のスペクトル光を照射したときに撮像した第4のスペクトル画像とを比較することにより、前記飛散物を照明する前記照明部を特定するとともに、特定された前記照明部を消灯させるか、または減光させる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の工作機械の撮像システム。 - 前記飛散物は、前記被加工物の加工の際に前記被加工物に向けて噴射されるクーラント液が前記被加工物に衝突して飛散する霧状クーラント、前記被加工物の加工の際に前記被加工物から生じる粉砕物、および/または機械摺動面に供給される潤滑油を含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の工作機械の撮像システム。
- 複数の照明部を用いて、工作機械内に配置された被加工物を照明する照明工程と、
撮像部を用いて、前記照明部で照明された前記被加工物を撮像する撮像工程と、
撮像された画像に基づいて、前記被加工物の加工に伴って生じる飛散物を照明する前記照明部を特定する特定工程と、
特定された前記照明部からの照明光の特性を調整する調整工程と、を備えた工作機械の撮像方法。
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