JP2020114104A - 充放電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の大型化を抑制しつつ、充放電装置における異常を判定可能な充放電装置を提供すること。【解決手段】充放電装置10は、充放電線L1,L2を介して蓄電装置2A,2Bをそれぞれ充放電する充放電回路11A,11Bと、監視電圧Vm11,Vm12を検出する電圧監視回路12と、電圧監視回路12と充放電線L1,L2との電気的な接続状態をそれぞれ切り替え可能なスイッチSW1,SW2と、制御装置14と、を備える。制御装置14は、充放電回路11Aの電圧検出部11aによって検出された検出電圧Vd1と監視電圧Vm11との比較結果に基づいて、充放電回路11A及び電圧監視回路12の異常の有無を判定し、充放電回路11Bの電圧検出部11aによって検出された検出電圧Vd2と監視電圧Vm12との比較結果に基づいて、充放電回路11B及び電圧監視回路12の異常の有無を判定する。【選択図】図1

Description

本発明の一側面は、充放電装置に関する。
従来、複数の蓄電池を充電する充電装置が知られている。例えば、特許文献1には、複数個の電池を個別に充電するために、各電池に接続された複数の充電器を備える充電装置が開示されている。
特開平8−33219号公報
特許文献1に記載の充電装置では、複数の電池のそれぞれに電圧計が設けられ、充電時に各電池に加わる電圧が測定される。ところで、電圧計の異常を判定するために電圧計を二重化しようとする場合、複数の電池のそれぞれに電圧計を追加する必要があり、並行して充電する電池の数が多いほど、電圧計の数も大幅に増加するので、装置が大型化するおそれがある。
本発明の一側面は、装置の大型化を抑制しつつ、充放電装置における異常を判定可能な充放電装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る充放電装置は、蓄電装置を充放電するための装置である。この充放電装置は、第1充放電線を介して第1蓄電装置を充放電する第1充放電回路と、第2充放電線を介して第2蓄電装置を充放電する第2充放電回路と、電圧を検出するための第1電圧監視回路と、第1電圧監視回路と第1充放電線との電気的な接続状態を切り替え可能な第1切替回路と、第1電圧監視回路と第2充放電線との電気的な接続状態を切り替え可能な第2切替回路と、充放電装置における異常を判定する判定部と、を備える。第1充放電回路は、第1充放電線の電圧を第1検出電圧として検出する第1電圧検出部を備える。第2充放電回路は、第2充放電線の電圧を第2検出電圧として検出する第2電圧検出部を備える。第1電圧監視回路は、第1充放電線の電圧を第1監視電圧として検出するとともに、第2充放電線の電圧を第2監視電圧として検出する。判定部は、第1検出電圧と第1監視電圧との比較結果である第1比較結果に基づいて、第1充放電回路及び第1電圧監視回路の異常の有無を判定し、第2検出電圧と第2監視電圧との比較結果である第2比較結果に基づいて、第2充放電回路及び第1電圧監視回路の異常の有無を判定する。
この充放電装置では、第1切替回路によって第1電圧監視回路と第1充放電線とを電気的に接続することで、第1電圧監視回路によって第1充放電線の電圧が検出され、第2切替回路によって第1電圧監視回路と第2充放電線とを電気的に接続することで、第1電圧監視回路によって第2充放電線の電圧が検出される。このように、第1蓄電装置と第2蓄電装置とを並行して充放電する場合でも、1つの第1電圧監視回路によって第1充放電線及び第2充放電線の電圧を検出することができる。この構成では、例えば、第1比較結果が第1検出電圧と第1監視電圧とが一致していることを示す場合には、第1充放電回路及び第1電圧監視回路は正常であると判定され、第1比較結果が第1検出電圧と第1監視電圧とが異なっていることを示す場合には、第1充放電回路及び第1電圧監視回路のいずれかが異常であると判定され得る。同様に、第2比較結果が第2検出電圧と第2監視電圧とが一致していることを示す場合には、第2充放電回路及び第1電圧監視回路は正常であると判定され、第2比較結果が第2検出電圧と第2監視電圧とが異なっていることを示す場合には、第2充放電回路及び第1電圧監視回路のいずれかが異常であると判定され得る。このように、充放電装置の大型化を抑制しつつ、充放電装置における異常を判定することが可能となる。
判定部は、第1比較結果及び第2比較結果に基づいて、第1充放電回路、第2充放電回路、及び第1電圧監視回路のいずれが異常であるかを判定してもよい。この場合、2つの比較結果を用いることで、第1充放電回路、第2充放電回路、及び第1電圧監視回路のいずれが異常であるかを特定することができる。したがって、充放電装置における異常判定の精度を向上させることが可能となる。
判定部は、第1比較結果が、第1検出電圧と第1監視電圧とが異なっていることを示し、かつ、第2比較結果が、第2検出電圧と第2監視電圧とが一致していることを示す場合に、第1充放電回路が異常であると判定してもよい。第1検出電圧と第1監視電圧とが異なっている場合には、第1充放電回路及び第1電圧監視回路のいずれかが異常であると考えられる。また、第2検出電圧と第2監視電圧とが一致している場合には、第2充放電回路及び第1電圧監視回路はいずれも正常であると考えられる。以上のことから、第1検出電圧と第1監視電圧とが異なっており、かつ、第2検出電圧と第2監視電圧とが一致している場合には、第1充放電回路が異常である可能性が高い。このように、第1充放電回路の異常を判定することができる。
判定部は、第1比較結果が、第1検出電圧と第1監視電圧とが異なっていることを示し、かつ、第2比較結果が、第2検出電圧と第2監視電圧とが異なっていることを示す場合に、第1電圧監視回路が異常であると判定してもよい。第1検出電圧と第1監視電圧とが異なっている場合には、第1充放電回路及び第1電圧監視回路のいずれかが異常であると考えられる。また、第2検出電圧と第2監視電圧とが異なっている場合には、第2充放電回路及び第1電圧監視回路のいずれかが異常であると考えられる。以上のことから、第1検出電圧と第1監視電圧とが異なっており、かつ、第2検出電圧と第2監視電圧とが異なっている場合には、第1電圧監視回路が異常である可能性が高い。このように、第1電圧監視回路の異常を判定することができる。
上記充放電装置は、第1充放電線に電気的に接続される第2電圧監視回路と、第2充放電線に電気的に接続される第3電圧監視回路と、をさらに備えてもよい。この場合、例えば、第1比較結果が第1検出電圧と第1監視電圧とが異なっていることを示す場合に、さらに第2電圧監視回路によって検出された電圧と比較することで、第1充放電回路及び第1電圧監視回路のいずれが異常であるかを特定することができる。このため、第2判定結果を用いることなく、第1充放電回路及び第1電圧監視回路のいずれが異常であるかを特定できるので、異常判定処理の速度を向上させることができる。
上記充放電装置は、第1切替回路を介して第1充放電線に電気的に接続されるとともに、第2切替回路を介して第2充放電線に電気的に接続される第2電圧監視回路をさらに備えてもよい。この場合、例えば、第1比較結果が第1検出電圧と第1監視電圧とが異なっていることを示す場合に、さらに第2電圧監視回路によって検出された電圧と比較することで、第1充放電回路及び第1電圧監視回路のいずれが異常であるかを特定することができる。このため、第2判定結果を用いることなく、第1充放電回路及び第1電圧監視回路のいずれが異常であるかを特定できるので、異常判定処理の速度を向上させることができる。
本発明の一側面によれば、装置の大型化を抑制しつつ、充放電装置における異常を判定することができる。
図1は、一実施形態に係る充放電装置を含む充放電システムの概略構成図である。 図2は、異常判定処理を説明するための図である。 図3は、第1変形例に係る充放電装置を含む充放電システムの概略構成図である。 図4は、第2変形例に係る充放電装置を含む充放電システムの概略構成図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態が詳細に説明される。図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号が用いられ、重複する説明は省略される。
図1は、一実施形態に係る充放電装置を含む充放電システムの概略構成図である。図1に示される充放電システム1は、複数の蓄電装置を並行して充放電するシステムである。充放電システム1は、複数の蓄電装置と、充放電装置10と、を備える。並行して充放電される蓄電装置の数は、2以上であればよく、例えば、1000個程度であってもよい。ここでは、3個の蓄電装置(蓄電装置2A,2B,2C)が並行して充放電される例を用いて説明する。
蓄電装置2A,2B,2Cのそれぞれは、充放電可能な装置である。蓄電装置2A,2B,2Cのそれぞれは、例えば、ニッケル水素二次電池、及びリチウムイオン二次電池等の二次電池である。蓄電装置2A,2B,2Cの例として、単体の蓄電セル、複数の蓄電セルがモジュール化された蓄電モジュール、及び複数の蓄電モジュールを含む蓄電パックが挙げられる。蓄電装置2A,2B,2Cのそれぞれは、正極端子21と、負極端子22と、を備える。
充放電装置10は、蓄電装置2A,2B,2Cを並行して充放電するための装置である。充放電装置10は、充放電回路11A,11B,11Cと、電圧監視回路12(第1電圧監視回路)と、切替部13と、制御装置14(判定部)と、を備える。
充放電回路11A(第1充放電回路)は、充放電線L1(第1充放電線)を介して蓄電装置2A(第1蓄電装置)を充放電する回路である。充放電回路11Aは、充放電線L1を介して蓄電装置2Aに電気的に接続されている。充放電線L1は、正極線Lp1と、負極線Ln1と、を含む。正極線Lp1は、蓄電装置2Aの正極端子21に電気的に接続されている。負極線Ln1は、蓄電装置2Aの負極端子22に電気的に接続されている。
充放電回路11B(第2充放電回路)は、充放電線L2(第2充放電線)を介して蓄電装置2B(第2蓄電装置)を充放電する回路である。充放電回路11Bは、充放電線L2を介して蓄電装置2Bに電気的に接続されている。充放電線L2は、正極線Lp2と、負極線Ln2と、を含む。正極線Lp2は、蓄電装置2Bの正極端子21に電気的に接続されている。負極線Ln2は、蓄電装置2Bの負極端子22に電気的に接続されている。
充放電回路11Cは、充放電線L3を介して蓄電装置2Cを充放電する回路である。充放電回路11Cは、充放電線L3を介して蓄電装置2Cに電気的に接続されている。充放電線L3は、正極線Lp3と、負極線Ln3と、を含む。正極線Lp3は、蓄電装置2Cの正極端子21に電気的に接続されている。負極線Ln3は、蓄電装置2Cの負極端子22に電気的に接続されている。
充放電回路11A,11B,11Cのそれぞれは、電圧検出部11aを備える。電圧検出部11aとしては、電圧センサ(電圧計)が用いられる。充放電回路11Aの電圧検出部11a(第1電圧検出部)は、充放電線L1の電圧を検出電圧Vd1(第1検出電圧)として検出する。充放電線L1の電圧は、正極線Lp1と負極線Ln1との電位差であって、正極線Lp1の電圧が負極線Ln1の電圧よりも大きい場合に正の値を取る。充放電回路11Aの電圧検出部11aは、検出電圧Vd1を制御装置14に出力する。
充放電回路11Bの電圧検出部11a(第2電圧検出部)は、充放電線L2の電圧を検出電圧Vd2(第2検出電圧)として検出する。充放電線L2の電圧は、正極線Lp2と負極線Ln2との電位差であって、正極線Lp2の電圧が負極線Ln2の電圧よりも大きい場合に正の値を取る。充放電回路11Bの電圧検出部11aは、検出電圧Vd2を制御装置14に出力する。
充放電回路11Cの電圧検出部11aは、充放電線L3の電圧を検出電圧Vd3として検出する。充放電線L3の電圧は、正極線Lp3と負極線Ln3との電位差であって、正極線Lp3の電圧が負極線Ln3の電圧よりも大きい場合に正の値を取る。充放電回路11Cの電圧検出部11aは、検出電圧Vd3を制御装置14に出力する。
電圧監視回路12は、充放電線L1〜L3のうち、切替部13によって選択的に接続された充放電線の電圧を検出する回路である。電圧監視回路12としては、電圧センサ(電圧計)が用いられる。電圧監視回路12は、切替部13によって充放電線L1に電気的に接続されている場合、充放電線L1の電圧を監視電圧Vm11(第1監視電圧)として検出する。電圧監視回路12は、切替部13によって充放電線L2に電気的に接続されている場合、充放電線L2の電圧を監視電圧Vm12(第2監視電圧)として検出する。電圧監視回路12は、切替部13によって充放電線L3に電気的に接続されている場合、充放電線L3の電圧を監視電圧Vm13として検出する。電圧監視回路12は、監視電圧Vm11〜Vm13を制御装置14に出力する。
切替部13は、充放電線L1〜L3のうち1つの充放電線を選択的に電圧監視回路12に電気的に接続する回路部である。切替部13は、スイッチSW1,SW2,SW3を含む。スイッチSW1(第1切替回路)は、電圧監視回路12と充放電線L1との電気的な接続状態をオン状態とオフ状態との間で切り替え可能な回路要素である。スイッチSW2(第2切替回路)は、電圧監視回路12と充放電線L2との電気的な接続状態をオン状態とオフ状態との間で切り替え可能な回路要素である。スイッチSW3は、電圧監視回路12と充放電線L3との電気的な接続状態をオン状態とオフ状態との間で切り替え可能な回路要素である。オン状態は、スイッチSW1,SW2,SW3の両端の間が電気的に導通した状態である。オフ状態は、スイッチSW1,SW2,SW3の両端の間が電気的に遮断された状態である。スイッチSW1,SW2,SW3の例としては、半導体スイッチ、及び機械式のリレーが挙げられる。
スイッチSW1,SW2,SW3の接続状態は、制御装置14から供給される切替信号によってオン状態とオフ状態との間で切替制御される。スイッチSW1〜SW3のうちいずれか1つのスイッチのみがオン状態に設定され、その他のスイッチはオフ状態に設定される。スイッチSW1がオン状態である場合には、スイッチSW1を介して電圧監視回路12が充放電線L1に電気的に接続される。スイッチSW2がオン状態である場合には、スイッチSW2を介して電圧監視回路12が充放電線L2に電気的に接続される。スイッチSW3がオン状態である場合には、スイッチSW3を介して電圧監視回路12が充放電線L3に電気的に接続される。
制御装置14は、充放電装置10を統括制御する装置である。制御装置14は、例えば、充放電装置10における異常を検出する。制御装置14は、物理的には、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサと、ROM(Read Only Memory)又はRAM(Random Access Memory)等のメモリと、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置と、を備えたコンピュータ装置として構成され得る。メモリに記憶されているコンピュータプログラムに基づくプロセッサの制御のもとで各ハードウェアを動作させることにより、後述する異常判定処理が実行される。
次に、図2をさらに参照して、制御装置14が行う異常判定処理の一例を説明する。図2は、異常判定処理を説明するための図である。異常判定処理は、例えば、蓄電装置2A〜2Cの充電開始時、及び充電終了時において実施される。異常判定処理は、蓄電装置2A〜2Cの充電中において、任意のタイミングで実施されてもよい。
制御装置14は、まず、スイッチSW1〜SW3のそれぞれに切替信号を出力し、スイッチSW1をオン状態とするとともに、スイッチSW2,SW3をオフ状態とする。これにより、電圧監視回路12は、監視電圧Vm11を検出可能になる。なお、充放電回路11A〜11Cの電圧検出部11aは、蓄電装置2A〜2Cの充電開始から充電終了までの間、それぞれ検出電圧Vd1〜Vd3を検出している。そして、制御装置14は、充放電回路11Aの電圧検出部11aから検出電圧Vd1を取得し、電圧監視回路12から監視電圧Vm11を取得する。検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とは略同じタイミングで取得される。
続いて、制御装置14は、スイッチSW1〜SW3のそれぞれに切替信号を出力し、スイッチSW2をオン状態とするとともに、スイッチSW1,SW3をオフ状態とする。これにより、電圧監視回路12は、監視電圧Vm12を検出可能になる。そして、制御装置14は、充放電回路11Bの電圧検出部11aから検出電圧Vd2を取得し、電圧監視回路12から監視電圧Vm12を取得する。検出電圧Vd2と監視電圧Vm12とは略同じタイミングで取得される。
続いて、制御装置14は、スイッチSW1〜SW3のそれぞれに切替信号を出力し、スイッチSW3をオン状態とするとともに、スイッチSW1,SW2をオフ状態とする。これにより、電圧監視回路12は、監視電圧Vm13を検出可能になる。そして、制御装置14は、充放電回路11Cの電圧検出部11aから検出電圧Vd3を取得し、電圧監視回路12から監視電圧Vm13を取得する。検出電圧Vd3と監視電圧Vm13とは略同じタイミングで取得される。
このようにして取得された検出電圧Vd1〜Vd3及び監視電圧Vm11〜Vm13を用いて、充放電回路11A〜11C及び電圧監視回路12の異常の有無が判定される。以下、具体的に説明する。
制御装置14は、検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とを比較し、検出電圧Vd1と監視電圧Vm11との比較結果(以下、「第1比較結果」という。)に基づいて、充放電回路11A及び電圧監視回路12の異常の有無を判定する。制御装置14は、第1比較結果が、検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とが一致していることを示す場合、充放電回路11A及び電圧監視回路12が正常であると判定する。一方、制御装置14は、第1比較結果が、検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とが異なっていることを示す場合、充放電回路11A及び電圧監視回路12のいずれかが異常であると判定する。
同様に、制御装置14は、検出電圧Vd2と監視電圧Vm12とを比較し、検出電圧Vd2と監視電圧Vm12との比較結果(以下、「第2比較結果」という。)に基づいて、充放電回路11B及び電圧監視回路12の異常の有無を判定する。制御装置14は、第2比較結果が、検出電圧Vd2と監視電圧Vm12とが一致していることを示す場合、充放電回路11B及び電圧監視回路12が正常であると判定する。一方、制御装置14は、第2比較結果が、検出電圧Vd2と監視電圧Vm12とが異なっていることを示す場合、充放電回路11B及び電圧監視回路12のいずれかが異常であると判定する。
同様に、制御装置14は、検出電圧Vd3と監視電圧Vm13とを比較し、検出電圧Vd3と監視電圧Vm13との比較結果(以下、「第3比較結果」という。)に基づいて、充放電回路11C及び電圧監視回路12の異常の有無を判定する。制御装置14は、第3比較結果が、検出電圧Vd3と監視電圧Vm13とが一致していることを示す場合、充放電回路11C及び電圧監視回路12が正常であると判定する。一方、制御装置14は、第3比較結果が、検出電圧Vd3と監視電圧Vm13とが異なっていることを示す場合、充放電回路11C及び電圧監視回路12のいずれかが異常であると判定する。
なお、制御装置14は、電圧検出部11a及び電圧監視回路12の検出精度(検出誤差)を考慮して、検出電圧と監視電圧とが一致しているか否かを判定する。例えば、検出電圧と監視電圧とが完全に同じ値でないとしても、その差が検出精度(検出誤差)に起因した差であるとみなし得る場合には、制御装置14は検出電圧と監視電圧とが一致していると判定する。
上述のように、1つの比較結果だけでは、制御装置14は、どの回路が異常であるかを特定することができない。そこで、本実施形態では、制御装置14は、第1比較結果、第2比較結果、及び第3比較結果に基づいて、充放電回路11A〜11C及び電圧監視回路12のいずれの回路が異常であるかを判定(特定)する。
図2に示されるように、第1比較結果が検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とが一致していることを示し、第2比較結果が検出電圧Vd2と監視電圧Vm12とが一致していることを示し、第3比較結果が検出電圧Vd3と監視電圧Vm13とが一致していることを示す場合には、制御装置14は、充放電回路11A〜11C及び電圧監視回路12のすべてが正常であると判定する。第1比較結果が検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とが異なっていることを示し、第2比較結果が検出電圧Vd2と監視電圧Vm12とが一致していることを示し、第3比較結果が検出電圧Vd3と監視電圧Vm13とが一致していることを示す場合には、制御装置14は、充放電回路11Aが異常であると判定する。
第1比較結果が検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とが一致していることを示し、第2比較結果が検出電圧Vd2と監視電圧Vm12とが異なっていることを示し、第3比較結果が検出電圧Vd3と監視電圧Vm13とが一致していることを示す場合には、制御装置14は、充放電回路11Bが異常であると判定する。第1比較結果が検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とが一致していることを示し、第2比較結果が検出電圧Vd2と監視電圧Vm12とが一致していることを示し、第3比較結果が検出電圧Vd3と監視電圧Vm13とが異なっていることを示す場合には、制御装置14は、充放電回路11Cが異常であると判定する。
第1比較結果が検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とが異なっていることを示し、第2比較結果が検出電圧Vd2と監視電圧Vm12とが異なっていることを示し、第3比較結果が検出電圧Vd3と監視電圧Vm13とが異なっていることを示す場合には、制御装置14は、電圧監視回路12が異常であると判定する。
制御装置14は、異常判定結果に基づいて、充放電装置10の制御を行ってもよい。例えば、制御装置14は、充放電回路11A〜11Cのいずれかが異常であると判定した場合には、異常と判定された充放電回路による充放電を停止させる。また、制御装置14は、電圧監視回路12が異常であると判定した場合、充放電回路11A〜11Cによる充放電を停止させてもよい。制御装置14は、ディスプレイ装置等の出力装置(不図示)に異常判定結果を出力してもよい。
以上説明したように、充放電装置10では、スイッチSW1によって電圧監視回路12と充放電線L1とを電気的に接続することで、電圧監視回路12によって充放電線L1の電圧(監視電圧Vm11)が検出される。スイッチSW2によって電圧監視回路12と充放電線L2とを電気的に接続することで、電圧監視回路12によって充放電線L2の電圧(監視電圧Vm12)が検出される。スイッチSW3によって電圧監視回路12と充放電線L3とを電気的に接続することで、電圧監視回路12によって充放電線L3の電圧(監視電圧Vm13)が検出される。このように、蓄電装置2A〜2Cを並行して充放電する場合でも、1つの電圧監視回路12によって充放電線L1〜L3の電圧(監視電圧Vm11〜Vm13)を検出することができる。その結果、充放電装置10の大型化を抑制することが可能となる。
例えば、第1比較結果が検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とが一致していることを示す場合には、充放電回路11A及び電圧監視回路12は正常であると判定され、第1比較結果が検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とが異なっていることを示す場合には、充放電回路11A及び電圧監視回路12のいずれかが異常であると判定され得る。同様に、第2比較結果が検出電圧Vd1と監視電圧Vm12とが一致していることを示す場合には、充放電回路11B及び電圧監視回路12は正常であると判定され、第2比較結果が検出電圧Vd2と監視電圧Vm12とが異なっていることを示す場合には、充放電回路11B及び電圧監視回路12のいずれかが異常であると判定され得る。さらに、第3比較結果が検出電圧Vd3と監視電圧Vm13とが一致していることを示す場合には、充放電回路11C及び電圧監視回路12は正常であると判定され、第3比較結果が検出電圧Vd3と監視電圧Vm13とが異なっていることを示す場合には、充放電回路11C及び電圧監視回路12のいずれかが異常であると判定され得る。このように、充放電装置10の大型化を抑制しつつ、充放電装置10における異常を判定することが可能となる。
さらに、第1比較結果、第2比較結果、及び第3比較結果のすべてが一致を示す場合には、充放電回路11A〜11C及び電圧監視回路12は正常であるとみなし得る。また、第1比較結果、第2比較結果、及び第3比較結果のうち、いずれか1つの比較結果が不一致を示し、その他の比較結果が一致を示す場合には、不一致の比較結果に対応する充放電回路が異常である可能性が高い。また、第1比較結果、第2比較結果、及び第3比較結果のすべてが不一致を示す場合には、電圧監視回路12が異常である可能性が高い。このように、充放電装置10では、第1比較結果、第2比較結果、及び第3比較結果を用いることで、充放電回路11A〜11C、及び電圧監視回路12のいずれが異常であるかを特定することができる。したがって、充放電装置10における異常判定の精度を向上させることが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について詳細に説明されたが、本発明は上記実施形態に限定されない。
図3は、第1変形例に係る充放電装置を含む充放電システムの概略構成図である。図3に示されるように、充放電システム1Aは、充放電装置10に代えて充放電装置10Aを備える点において、充放電システム1と主に相違する。充放電装置10Aは、電圧監視回路15A〜15Cをさらに備える点、及び異常判定方法において、充放電装置10と主に相違する。
電圧監視回路15A〜15Cは、充放電線L1〜L3にそれぞれ電気的に接続され、充放電線L1〜L3の電圧をそれぞれ検出する回路である。電圧監視回路15A〜15Cとしては、電圧センサ(電圧計)が用いられる。電圧監視回路15A(第2電圧監視回路)は、充放電線L1の電圧を監視電圧Vm21として検出し、監視電圧Vm21を制御装置14に出力する。電圧監視回路15B(第3電圧監視回路)は、充放電線L2の電圧を監視電圧Vm22として検出し、監視電圧Vm22を制御装置14に出力する。電圧監視回路15Cは、充放電線L3の電圧を監視電圧Vm23として検出し、監視電圧Vm23を制御装置14に出力する。なお、電圧監視回路15A〜15Cは、蓄電装置2A〜2Cの充電開始から充電終了までの間、それぞれ監視電圧Vm21〜Vm23を検出している。
次に、充放電装置10Aの制御装置14が行う異常判定処理の一例を説明する。異常判定処理は、例えば、蓄電装置2A〜2Cの充電開始時、及び充電終了時において実施される。異常判定処理は、蓄電装置2A〜2Cの充電中において、任意のタイミングで実施されてもよい。
制御装置14は、まず、スイッチSW1〜SW3のそれぞれに切替信号を出力し、スイッチSW1をオン状態とするとともに、スイッチSW2,SW3をオフ状態とする。そして、制御装置14は、充放電回路11Aの電圧検出部11aから検出電圧Vd1を取得し、電圧監視回路12から監視電圧Vm11を取得し、電圧監視回路15Aから監視電圧Vm21を取得する。検出電圧Vd1と監視電圧Vm11と監視電圧Vm21とは略同じタイミングで取得される。
続いて、制御装置14は、スイッチSW1〜SW3のそれぞれに切替信号を出力し、スイッチSW2をオン状態とするとともに、スイッチSW1,SW3をオフ状態とする。そして、制御装置14は、充放電回路11Bの電圧検出部11aから検出電圧Vd2を取得し、電圧監視回路12から監視電圧Vm12を取得し、電圧監視回路15Bから監視電圧Vm22を取得する。検出電圧Vd2と監視電圧Vm12と監視電圧Vm22とは略同じタイミングで取得される。
続いて、制御装置14は、スイッチSW1〜SW3のそれぞれに切替信号を出力し、スイッチSW3をオン状態とするとともに、スイッチSW1,SW2をオフ状態とする。そして、制御装置14は、充放電回路11Cの電圧検出部11aから検出電圧Vd3を取得し、電圧監視回路12から監視電圧Vm13を取得し、電圧監視回路15Cから監視電圧Vm23を取得する。検出電圧Vd3と監視電圧Vm13と監視電圧Vm23とは略同じタイミングで取得される。
制御装置14は、検出電圧Vd1と監視電圧Vm11と監視電圧Vm21とを比較し、検出電圧Vd1と監視電圧Vm11と監視電圧Vm21との比較結果に基づいて、充放電回路11A、電圧監視回路12、及び電圧監視回路15Aの異常の有無を判定する。制御装置14は、検出電圧Vd1、監視電圧Vm11、及び監視電圧Vm21が一致している場合、充放電回路11A、電圧監視回路12、及び電圧監視回路15Aが正常であると判定する。制御装置14は、監視電圧Vm11と監視電圧Vm21とが一致し、これらの電圧と検出電圧Vd1とが異なる場合には、充放電回路11Aが異常であると判定する。制御装置14は、検出電圧Vd1と監視電圧Vm21とが一致し、これらの電圧と監視電圧Vm11とが異なる場合には、電圧監視回路12が異常であると判定する。制御装置14は、検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とが一致し、これらの電圧と監視電圧Vm21とが異なる場合には、電圧監視回路15Aが異常であると判定する。
制御装置14は、検出電圧Vd2と監視電圧Vm12と監視電圧Vm22とを比較し、検出電圧Vd2と監視電圧Vm12と監視電圧Vm22との比較結果に基づいて、充放電回路11B、電圧監視回路12、及び電圧監視回路15Bの異常の有無を判定する。制御装置14は、検出電圧Vd3と監視電圧Vm13と監視電圧Vm23とを比較し、検出電圧Vd3と監視電圧Vm13と監視電圧Vm23との比較結果に基づいて、充放電回路11C、電圧監視回路12、及び電圧監視回路15Cの異常の有無を判定する。これらの異常判定方法は、充放電回路11A、電圧監視回路12、及び電圧監視回路15Aの異常判定方法と同様であるので、詳細な説明を省略する。
以上説明したように、充放電装置10Aにおいても、充放電装置10と同様の効果が奏される。また、充放電装置10Aでは、例えば、検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とが異なっている場合に、さらに電圧監視回路15Aによって検出された監視電圧Vm21と比較することで、充放電回路11A、及び電圧監視回路12のいずれが異常であるかを特定することができる。このように、第2判定結果及び第3判定結果を用いることなく、充放電回路11A、電圧監視回路12、及び電圧監視回路15Aのいずれが異常であるかを特定できるので、異常判定処理の速度を向上させることができる。充放電回路11B、電圧監視回路12、及び電圧監視回路15Bの異常判定、並びに充放電回路11C、電圧監視回路12、及び電圧監視回路15Cの異常判定についても同様である。
以上のように、監視電圧Vm21〜Vm23をさらに用いることで、例えば、充放電回路11A〜11C及び電圧監視回路12のうちの2つの回路が同時に故障した場合でも、充放電回路11A〜11C、及び電圧監視回路12のいずれが異常であるかを特定することができる。したがって、充放電装置10Aにおける異常判定の精度を向上させることが可能となる。
また、制御装置14は、電圧監視回路12、及び電圧監視回路15A〜15Cのいずれか1つが異常であると判定した場合でも、充放電回路11A〜11Cによる充放電をそのまま継続することができる。
図4は、第2変形例に係る充放電装置を含む充放電システムの概略構成図である。図4に示されるように、充放電システム1Bは、充放電装置10Aに代えて充放電装置10Bを備える点において、充放電システム1Aと主に相違する。充放電装置10Bは、電圧監視回路15A〜15Cに代えて電圧監視回路15を備える点において、充放電装置10Aと主に相違する。
電圧監視回路15は、充放電線L1〜L3のうち、切替部13によって選択的に接続された充放電線の電圧を検出する回路である。つまり、電圧監視回路15は、スイッチSW1を介して充放電線L1に電気的に接続され、スイッチSW2を介して充放電線L2に電気的に接続され、スイッチSW3を介して充放電線L3に電気的に接続されている。電圧監視回路15としては、電圧センサ(電圧計)が用いられる。
電圧監視回路15は、切替部13によって充放電線L1に電気的に接続されている場合、充放電線L1の電圧を監視電圧Vm21として検出する。電圧監視回路15は、切替部13によって充放電線L2に電気的に接続されている場合、充放電線L2の電圧を監視電圧Vm22として検出する。電圧監視回路15は、切替部13によって充放電線L3に電気的に接続されている場合、充放電線L3の電圧を監視電圧Vm23として検出する。電圧監視回路15は、監視電圧Vm21〜Vm23を制御装置14に出力する。
充放電装置10Bの制御装置14が行う異常判定処理は、充放電装置10Aの制御装置14が行う異常判定処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
以上説明したように、充放電装置10Bにおいても、充放電装置10,10Aと同様の効果が奏される。また、充放電装置10Bでは、1つの電圧監視回路15によって充放電線L1〜L3の電圧(監視電圧Vm21〜Vm23)を検出することができる。その結果、充放電装置10Bの大型化を抑制しつつ、異常判定の精度を向上させることが可能となる。
また、制御装置14は、電圧監視回路12及び電圧監視回路15のいずれかが異常であると判定した場合でも、充放電回路11A〜11Cによる充放電をそのまま継続することができる。
また、充放電装置10,10A,10Bは、蓄電装置2A〜2Cの充放電を同時に開始しなくてもよく、各蓄電装置の充放電速度を変えてもよい。つまり、あるタイミングにおいて各蓄電装置の端子電圧は互いに異なっていてもよい。
また、スイッチSW1〜SW3がオン状態とされる順番は適宜変更され得る。
また、充放電装置10,10A,10Bは、3つの充放電回路を備えているが、少なくとも2つの充放電回路(充放電回路11A,11B)を備えていればよい。例えば、充放電装置10の制御装置14は、第1比較結果及び第2比較結果に基づいて、充放電回路11A,11B及び電圧監視回路12のいずれの回路が異常であるかを判定(特定)し得る。
具体的には、第1比較結果が検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とが一致していることを示し、かつ、第2比較結果が検出電圧Vd2と監視電圧Vm12とが一致していることを示す場合には、制御装置14は、充放電回路11A,11B及び電圧監視回路12のすべてが正常であると判定してもよい。第1比較結果が検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とが異なっていることを示し、かつ、第2比較結果が検出電圧Vd2と監視電圧Vm12とが一致していることを示す場合には、制御装置14は、充放電回路11Aが異常であると判定してもよい。
第1比較結果が検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とが一致していることを示し、かつ、第2比較結果が検出電圧Vd2と監視電圧Vm12とが異なっていることを示す場合には、制御装置14は、充放電回路11Bが異常であると判定してもよい。第1比較結果が検出電圧Vd1と監視電圧Vm11とが異なっていることを示し、かつ、第2比較結果が検出電圧Vd2と監視電圧Vm12とが異なっていることを示す場合には、制御装置14は、電圧監視回路12が異常であると判定してもよい。
1,1A,1B…充放電システム、2A…蓄電装置(第1蓄電装置)、2B…蓄電装置(第2蓄電装置)、10,10A,10B…充放電装置、11A…充放電回路(第1充放電回路)、11B…充放電回路(第2充放電回路)、11a…電圧検出部(第1電圧検出部、第2電圧検出部)、12…電圧監視回路(第1電圧監視回路)、14…制御装置(判定部)、15…電圧監視回路(第2電圧監視回路)、15A…電圧監視回路(第2電圧監視回路)、15B…電圧監視回路(第3電圧監視回路)、L1…充放電線(第1充放電線)、L2…充放電線(第2充放電線)、SW1…スイッチ(第1切替回路)、SW2…スイッチ(第2切替回路)、Vd1…検出電圧(第1検出電圧)、Vd2…検出電圧(第2検出電圧)、Vm11…監視電圧(第1監視電圧)、Vm12…監視電圧(第2監視電圧)。

Claims (6)

  1. 蓄電装置を充放電するための充放電装置であって、
    第1充放電線を介して第1蓄電装置を充放電する第1充放電回路と、
    第2充放電線を介して第2蓄電装置を充放電する第2充放電回路と、
    電圧を検出するための第1電圧監視回路と、
    前記第1電圧監視回路と前記第1充放電線との電気的な接続状態を切り替え可能な第1切替回路と、
    前記第1電圧監視回路と前記第2充放電線との電気的な接続状態を切り替え可能な第2切替回路と、
    前記充放電装置における異常を判定する判定部と、
    を備え、
    前記第1充放電回路は、前記第1充放電線の電圧を第1検出電圧として検出する第1電圧検出部を備え、
    前記第2充放電回路は、前記第2充放電線の電圧を第2検出電圧として検出する第2電圧検出部を備え、
    前記第1電圧監視回路は、前記第1充放電線の電圧を第1監視電圧として検出するとともに、前記第2充放電線の電圧を第2監視電圧として検出し、
    前記判定部は、前記第1検出電圧と前記第1監視電圧との比較結果である第1比較結果に基づいて、前記第1充放電回路及び前記第1電圧監視回路の異常の有無を判定し、前記第2検出電圧と前記第2監視電圧との比較結果である第2比較結果に基づいて、前記第2充放電回路及び前記第1電圧監視回路の異常の有無を判定する、充放電装置。
  2. 前記判定部は、前記第1比較結果及び前記第2比較結果に基づいて、前記第1充放電回路、前記第2充放電回路、及び前記第1電圧監視回路のいずれが異常であるかを判定する、請求項1に記載の充放電装置。
  3. 前記判定部は、前記第1比較結果が、前記第1検出電圧と前記第1監視電圧とが異なっていることを示し、かつ、前記第2比較結果が、前記第2検出電圧と前記第2監視電圧とが一致していることを示す場合に、前記第1充放電回路が異常であると判定する、請求項2に記載の充放電装置。
  4. 前記判定部は、前記第1比較結果が、前記第1検出電圧と前記第1監視電圧とが異なっていることを示し、かつ、前記第2比較結果が、前記第2検出電圧と前記第2監視電圧とが異なっていることを示す場合に、前記第1電圧監視回路が異常であると判定する、請求項2又は請求項3に記載の充放電装置。
  5. 前記第1充放電線に電気的に接続される第2電圧監視回路と、
    前記第2充放電線に電気的に接続される第3電圧監視回路と、
    をさらに備える、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の充放電装置。
  6. 前記第1切替回路を介して前記第1充放電線に電気的に接続されるとともに、前記第2切替回路を介して前記第2充放電線に電気的に接続される第2電圧監視回路をさらに備える、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の充放電装置。
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