JP2020110420A - 荷物配送システム - Google Patents

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【課題】宅配ボックスを利用したセキュリティー性の高い荷物配送システムを提供する。【解決手段】宅配ボックス3の個体識別情報と、宅配ボックス3の利用者とを紐づけて管理する管理サーバー2を備え、管理サーバー2は、配送員の利用する通信端末4から受信した宅配ボックス3の個体識別情報と宅配ボックス3を解錠する暗証情報とを紐づけて記憶し、宅配ボックス3の利用者のスマートフォン5に対応する暗証情報を示す。【選択図】図1

Description

本発明は、荷物を配送する荷物配送システムに関する。
近年、家主の留守中等で配送された荷物を直接受け取れない場合に、この荷物を保管できる宅配ボックスが普及している(例えば、特許文献1参照)。一般的な宅配ボックスの使い方としては、家主は外出時に扉の施錠及び解錠を行うロック機構を解錠操作しておき、配送員は扉を開けて荷物を荷入れした後にロック機構を施錠操作するため、第三者による荷物の盗難を防止することができる。また、このような宅配ボックスは配送業者に荷物の集荷を依頼する場合にも利用することができ、この場合、家主である利用者は荷物を荷入れした後にロック機構を施錠操作しておく。
特開2000−282731号公報(第3頁、第1図)
宅配ボックスのロック機構は、ダイヤル式が一般的であり、任意に複数桁の数字を組み合わせて一時的に有効な暗証情報を設定できる。配送員は、施錠操作の際、その設定した暗証情報を不在票に記入し、ポスト等に投函する。当該宅配ボックスの利用者は、この不在票を見ることで、宅配ボックスの解錠を行うことができるものの、悪意ある第三者にとっても、不在票を見れば宅配ボックスを解錠することができてしまい、セキュリティー性が低いという問題があった。集荷を依頼する場合も同様に、暗証情報をメールや電話等で配送業者に直接伝える必要があり、セキュリティー上の課題が残る。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、宅配ボックスを利用したセキュリティー性の高い荷物配送システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の荷物配送システムは、
宅配ボックスの個体識別情報と、当該宅配ボックスの利用者とを紐づけて管理する管理サーバーを備え、
前記管理サーバーは、配送員の利用する通信端末から受信した前記宅配ボックスの個体識別情報と当該宅配ボックスを解錠する暗証情報とを紐づけて記憶し、当該宅配ボックスの利用者の通信端末に対応する暗証情報を示すことを特徴としている。
この特徴によれば、配送員が宅配ボックスの施錠時に設定した暗証情報は、管理サーバーにて宅配ボックスの個体識別情報と紐付けられて記憶され、ネットワークを通じて宅配ボックスの利用者の通信端末で確認することができるため、悪意ある第三者に暗証情報が漏洩せず、セキュリティー性が高い。
前記課題を解決するために、本発明の荷物配送システムは、
宅配ボックスの個体識別情報と、当該宅配ボックスの利用者とを紐づけて管理する管理サーバーを備え、
前記管理サーバーは、利用者の通信端末から受信した前記宅配ボックスの個体識別情報と当該宅配ボックスを解錠する暗証情報とを紐づけて記憶し、当該宅配ボックスに集荷に訪れる配送員の通信端末に対応する暗証情報を示すことを特徴としている。
この特徴によれば、利用者が宅配ボックスの施錠時に設定した暗証情報は、管理サーバーにて宅配ボックスの個体識別情報と紐付けられて記憶され、ネットワークを通じて宅配ボックスに集荷に訪れる配送員の通信端末で確認することができるため、悪意ある第三者に暗証情報が漏洩せず、セキュリティー性が高い。
前記管理サーバーは、配送員より前記宅配ボックスの施錠が完了したことを示す通信を受け取ったことに基づき、当該宅配ボックスの利用者の通信端末に、着荷を示す通信を自ら行うことを特徴としている。
この特徴によれば、宅配ボックスの利用者は、当該宅配ボックスによって荷物の受け取りが完了したことを確認することができる。
前記管理サーバーは、配送員が利用する通信端末から少なくとも、荷物の配送先の利用者を示す情報と、当該荷物を荷入れした宅配ボックスの個体識別情報と、当該宅配ボックスを解錠する暗証情報とを受信した場合、これらを紐づけて記憶しておき、前記利用者の通信端末から当該利用者を示す情報を受信したことに基づき、当該利用者の通信端末に、当該荷物を荷入れした宅配ボックスの個体識別情報を示すことを特徴としている。
この特徴によれば、いずれの宅配ボックスに荷入れがされたかを利用者が確認することができるため、利用者が利用できる宅配ボックスが複数ある場合であっても、容易にかつ確実に荷物を取り出すことができる。
前記管理サーバーは、前記利用者が利用する通信端末から前記宅配ボックスの個体識別情報を受信したことに基づき、当該宅配ボックスを解錠する暗証情報を利用者の通信端末に示すことを特徴としている。
この特徴によれば、利用者は自身が利用する宅配ボックスの個体識別情報を管理サーバーに送信するだけで、当該宅配ボックスの暗証情報を簡単に確認することができる。
前記宅配ボックスは、その表面に個体識別情報が表示されていることを特徴としている。
この特徴によれば、配送者も利用者も宅配ボックスの個体識別情報を確認し、判別しやすい。
前記宅配ボックスの個体識別情報は二次元コードであり、前記配送員が利用する通信端末と前記利用者が利用する通信端末とは、それぞれ前記二次元コードを読み取り可能であることを特徴としている。
この特徴によれば、配送員が利用する通信端末及び利用者が利用する通信端末によって二次元コードを読み取るだけで、宅配ボックスの個体識別情報を容易に利用することができる。
本発明の実施例1における荷物配送システムを示す概念図である。 宅配ボックスを示す図である。 配送員の通信端末から管理サーバーへ暗証情報を通知する荷物配送システムの暗証情報通知処理を示すフローチャートである。 利用者のスマートフォンを利用して管理サーバーから暗証情報を受け取る荷物配送システムの暗証情報受取処理を示すフローチャートである。
本発明に係る荷物配送システムを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る荷物配送システムにつき、図1から図4を参照して説明する。
図1は、荷物を配送する荷物配送システム1の概念図であり、荷物配送システム1は管理サーバー2と、複数の宅配ボックス3,3,…と、配送員が利用する通信端末4と、利用者が利用する通信端末であるスマートフォン5と、を備えている。
管理サーバー2は、CPU等の演算部7と、利用者データベース8を備え、インターネット回線と接続されるサーバーである。
利用者は、荷物配送システム1を運用する管理業者が提供する専用のアプリケーションを自身が所持するスマートフォン5にインストールしておく。アプリケーションでは、利用者の氏名,住所,電話番号,メールアドレス等の個人情報を登録することができる。詳しくは、アプリケーションの動作時における所定のタイミングで、これら個人情報はインターネットを介して管理サーバー2に送信され、各自に設定される固有のユーザーIDに紐付けられて利用者データベース8に記憶される。尚、ユーザーIDには対応するパスワードの設定を行う。
宅配ボックス3は、利用者登録を行った利用者の自宅に配置される。この宅配ボックス3は、管理業者が管理する荷物配送システム1に用いられるロック機構11付きの箱体であり、郵便ポストや玄関ドアの近傍等に設置される。宅配ボックス3には、それぞれに固有の個体識別情報が付与されており、目に見える位置にこの個体識別情報表示12が設けられている(図2参照)。個体識別情報表示12は、二次元コードである。また、ロック機構11は、ダイヤル式の4桁の数字の組み合わせを一時的に有効な暗証情報とするものである。
また、アプリケーションの起動時または個人情報の閲覧時には、ユーザーIDとパスワードを入力することを促す画面が表示され、入力されたこれらの情報は管理サーバー2に送信され、本人確認の認証が行われる。
また、アプリケーションは、利用者が利用する宅配ボックス3の個体識別情報を登録する機能を備えている。詳しくは、個体識別情報を登録する機能が開始されると、スマートフォン5のカメラ機能により二次元コードの撮影待機状態となる。この状態で、利用者が利用する宅配ボックス3の個体識別情報表示12を撮影することで、二次元コードから文字情報である個体識別情報が復元される。この復元された個体識別情報はユーザーIDに紐付けられて管理サーバー2に送信され、利用者データベース8に記憶される。
続いて、荷物配送システムの実際の利用方法を説明する。配送員の通信端末4には、荷物の配送先の住所、電話番号等の情報が荷物の個体識別情報毎に関連付けられて確認可能となっている。これらの情報は、配送サービスを行う会社から提供されている。
配送先に宅配ボックス3が設置されている場合、配送先が留守の場合にあっては荷物を宅配ボックス3に荷入れするという選択を行うことができる。荷物を宅配ボックス3に荷入れする場合、配送員は宅配ボックス3の扉3aを開け、荷物を入れた後、ロック機構11の4桁の数字の組み合わせで暗証情報を設定し、施錠を行う。
まず、配送員の通信端末4による管理サーバー2へ暗証情報を通知する暗証情報通知処理について図3のフローチャートを用いて説明する。通信端末4は、スマートフォン5と同様に宅配ボックス3の個体識別情報を復元できる機能を備えている。配送員が通信端末4を操作して所定の暗証情報通知処理を開始すると、通信端末4のカメラ機能が起動し二次元コードの撮影待機状態となる(ステップSa01)。この状態で、荷入れの終わった宅配ボックス3の個体識別情報表示12が撮影(ステップSa02)されると、通信端末4は二次元コードから文字情報である個体識別情報を復元する(ステップSa03)。
次いで、通信端末4の表示画面には、暗証情報を入力する入力欄が表示される(ステップSa04)。配送員は当該宅配ボックス3のロック機構11の施錠の際に設定した暗証情報を通信端末4の所定の入力欄に入力する。
通信端末4は、入力欄に入力された暗証情報と復元された個体識別情報とを管理サーバー2に送信(ステップSa05)し、暗証情報通知処理を終了する。
管理サーバー2では、演算部7は、通信端末4から受信した個体識別情報に基づき、利用者データベース8において対応するユーザーIDに同様に受信した暗証情報を紐づけて記憶する。更に、演算部7は、通信端末4からの暗証情報と個体識別情報の受信に基づき、当該個体識別情報に対応するユーザーIDに紐付けられたメールアドレスに対して、着荷通知を送信する。この着荷通知では、メールの本文に宅配ボックス3を示す情報と、荷入れ完了の日付,時刻が記載されている。日付,時刻は、管理サーバー2が暗証情報と個体識別情報を受信したタイミングに基づく。
次いで、宅配ボックス3の利用者が荷物を取り出す際における暗証情報受取処理について図4のフローチャートを用いて説明する。利用者は、まずスマートフォン5を操作してアプリケーションを起動し、ユーザーIDとパスワードの入力を行う(ステップSb01)。所定の暗証情報受取処理を開始すると、スマートフォン5のカメラ機能が起動し二次元コードの撮影待機状態となる(ステップSb02)。
この状態で、宅配ボックス3の個体識別情報表示12が撮影(ステップSb03)されると、アプリケーションは二次元コードから文字情報である個体識別情報を復元する(ステップSb04)。更に、アプリケーションは、復元された個体識別情報をスマートフォン5から管理サーバー2に送信する(ステップSb05)。このとき、管理サーバー2には、個体識別情報とともにユーザーIDとパスワードが送信される。
管理サーバー2では、演算部7がユーザーIDとパスワードが適合することを判断した後に、スマートフォン5から受信した個体識別情報を利用者データベース8で照会し、当該個体識別情報に対応するユーザーIDに紐付けられた暗証情報を抽出(ステップSb06)する。そして、対応するユーザーIDのスマートフォン5に抽出した暗証情報を返し、アプリケーションは、スマートフォン5の表示画面に当該暗証情報を表示(ステップSb07)させて暗証情報受取処理を終了する。
利用者は受信した暗証情報を用いて宅配ボックス3のロック機構11を解錠し、荷物を取り出すことができる。
また、管理サーバー2では、演算部7が対応するユーザーIDのスマートフォン5に抽出した暗証情報を示した後に、利用者データベース8における当該暗証情報を消去する。更に、演算部7は対応するユーザーIDのスマートフォン5に抽出した暗証情報を示したことに基づき、配送会社のサーバーに対して荷の受け取りが完了したことを通知する。
上記したように、配送員が宅配ボックス3の施錠時に設定した暗証情報は、管理サーバー2にて宅配ボックス3の個体識別情報と紐付けられて記憶され、ネットワークを通じて宅配ボックス3の利用者のスマートフォン5で確認することができるため、悪意ある第三者に暗証情報が漏洩せず、セキュリティー性が高い。
また、管理サーバー2の演算部7は、配送員より宅配ボックス3の暗証情報を受け取った、すなわち宅配ボックス3の施錠が完了したことを示す通信を受け取ったことに基づき、当該宅配ボックス3の利用者のスマートフォン5に、着荷通知を自ら行うため、宅配ボックス3の利用者は、当該宅配ボックス3によって荷物の受け取りが完了したことを確認することができる。
また、管理サーバー2の演算部7は、利用者のスマートフォン5から宅配ボックス3の個体識別情報を受信したことに基づき、当該宅配ボックス3を解錠する暗証情報を利用者のスマートフォン5に示す。これによれば、利用者は自身が利用する宅配ボックス3の個体識別情報を管理サーバー2に送信するだけで、当該宅配ボックス3の暗証情報を簡単に確認することができる。
また、宅配ボックス3は、その表面に個体識別情報を示す個体識別情報表示12が表示されているため、配送者も利用者も宅配ボックス3の個体識別情報を確認し、判別しやすい。
さらに、個体識別情報表示12の個体識別情報が二次元コードであるため、配送員が利用する通信端末4と利用者が利用するスマートフォン5によって、二次元コードを読み取るだけで、宅配ボックス3の個体識別情報を容易に利用することができる。また、二次元コードを使用し、管理サーバー2との通信には利用者のスマートフォン5や配送員の通信端末4を利用することで、宅配ボックス3に通信機能や演算装置等を有する高度な施錠解錠等を設置する必要がなく、極めて低コストにセキュリティー性の高い配送システムを実現することができる。
次に、実施例2に係る荷物配送システムを説明する。集合住宅等では、複数の宅配ボックスの小間を有する什器が設置されている。このような什器は、特定の利用者がそれぞれの小間(宅配ボックス)を専有せず、集合住宅内の住民によって共同で利用される。そして、利用者は、所定のアプリケーションの起動中に、集合住宅内の不特定の複数の小間を利用することを予め選択しておく。管理サーバー2の利用者データベース8では、複数の小間を利用できることがユーザーIDに紐付けられて登録される。
配送員は通信端末4によって管理サーバー2にアクセスすることで、荷物の配送先の利用者が利用する小間が複数登録されていることを把握できる。配送員は配送時に、配送先の利用者が利用する小間の中から荷物の荷入れを行う小間を選択する。そして、当該小間の扉の個体識別情報表示を撮影し、施錠を行う。次いで、配送員は通信端末4から、復元された個体識別情報と、設定した暗証情報に加えて、荷物の配送先の利用者を示す情報としてのユーザーIDを管理サーバー2に送信する。
管理サーバー2の演算部7は、これら受信した荷物の配送先の利用者のユーザーIDと、荷物を荷入れした小間の個体識別情報と、小間を解錠する暗証情報とを紐づけて利用者データベースに記憶しておく。
また、管理サーバー2の演算部7は、これらの情報を受信したことに基づき、当該利用者のユーザーIDに対応するメールアドレスに対して着荷通知を送信する。この着荷通知には、荷物を荷入れした小間を識別できる個体識別情報を示す。利用者には、小間にそれぞれ振られた通し番号等が示されることが望ましい。
これによれば、いずれの小間に荷入れがされたかを利用者が確認することができるため、利用者が利用できる小間が複数ある場合であっても、容易にかつ確実に荷物を取り出すことができる。
尚、配送員の通信端末4から管理サーバー2に送信される荷物の配送先の利用者を示す情報としては、ユーザーIDに限らず、例えば、氏名や電話番号であってもよい。
尚、配送会社と荷物配送システム1を運用する管理業者とが異なる場合、配送員が通信端末4から管理サーバー2にアクセスし、所定の認証処理を通過したことに基づき、管理サーバー2の演算部7は通信端末4から氏名や電話番号を受け取り、これらに対応するユーザーIDと、利用者が利用できる小間や離れた位置の別の宅配ボックスを通信端末4に示すようにする。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例において管理サーバー2の演算部7は、利用者のスマートフォン5から宅配ボックス3の個体識別情報を受信したことに基づいて、当該個体識別情報の宅配ボックス3の暗証情報をスマートフォン5の表示画面に示す態様で説明したが、これに限らず、例えば配送員の通信端末4から暗証情報を受信した管理サーバー2の演算部7は、その暗証情報を対応する利用者のメールアドレスや電話番号に向けて直接送信する態様であってもよい。
また、本発明の配送システムは、配送業者に荷物の集荷を依頼する場合にも利用することができる。この場合には、家主である利用者は、荷物を荷入れした後にロック機構を施錠操作し、スマートフォン5で宅配ボックス3の二次元コードを撮影し、復元された個体識別情報と施錠時に設定した暗証情報を管理サーバー2に送信する。配送員は、通信端末4を用いて管理サーバー2に問い合わせ、集荷に訪れた宅配ボックス3の二次元コードから施錠時に設定した暗証情報を得ることができるため、第三者への暗証情報の漏洩を防ぐことができる。
また、利用者データベース8に登録された利用者が利用できる宅配ボックスが1つのみである場合、管理サーバー2の演算部7は、宅配ボックス3の個体識別情報を受信するまでもなく、アプリケーションの起動やログインとともに利用者に暗証情報を示す態様であってもよい。
また、宅配ボックス3の利用者が荷物を取り出す際における暗証情報受取処理においては、スマートフォン5を操作してアプリケーションを起動した際に、その都度ユーザーIDとパスワードの入力を行う態様に限らず、一度ログインに成功していれば、その後の入力を省略してもよい。更に、管理サーバー2側においてはユーザーIDとパスワードの適合の判断を省略してもよい。
また、前記実施例において、宅配ボックス3の個体識別情報表示は、二次元コードであり、スマートフォン5や通信端末4のカメラ機能により復元され、管理サーバー2に送信される構成で説明したが、個体識別情報はこれに限らず、例えば二次元コードに替えて英数字の組み合わせであってもよく、この個体識別情報を直接入力して管理サーバー2に送信する態様であってもよい。
また、スマートフォン5に管理サーバー2から送信される着荷通知は、メールアドレスに対して送信される構成に限らず、例えばスマートフォン5にインストールされたアプリケーションを用いた所謂プッシュ通知やSMSでもよい。
また、前記実施例において、荷物の入っていない宅配ボックス3は解錠された状態であることを前提に説明したが、これに限らず荷物の入っていない状態でも施錠しておくことで、セキュリティー性を向上させてもよい。このような場合、配送員は自身の本人確認を管理サーバー2の演算部7にて確認された後に、荷物の配送先の宅配ボックス3の個体識別情報を管理サーバー2に送信することで、その時点で設定されている暗証情報を得ることができる構成とすればよい。
また、利用者は所定のアプリケーションを用いて、頻繁に利用する複数の小間や近所の共用宅配ボックス等の個体識別番号を管理サーバー2の利用者データベース8にて、ユーザーIDに紐付けて登録することもできる。この場合、配送員は荷物の配送先の利用者のユーザーIDの情報を管理サーバー2に送ることで、当該利用者の利用する小間や宅配ボックスを把握でき、適当な宅配ボックスに荷物を荷入れし、当該宅配ボックスを利用者に通知することができる。
また、前記実施例における「管理業者」とは、管理サーバー2を所有し、利用者の個人情報を管理する機能と、実際の配送機能とを統合した業者を指すが、これらは別々であってもよく、その場合、管理サーバー2を所有する業者と配送機能を有する業者とがネットワーク上で接続され、上記した様々な情報を送受信する構成となる。
また、前記実施例においては、管理サーバー2の演算部7は、配送員の通信端末4からの暗証情報の受信に基づいて、宅配ボックス3の施錠が完了したと判断する構成で説明したが、これに限らず、通信端末4は施錠が完了したことを示す通信を暗証情報の送信とは別に送信する構成であってもよい。
また、利用者が利用可能な宅配ボックスや小間が複数ある場合にあって、どの宅配ボックスに荷物を荷入れしたかの情報は不在票に記入する等して利用者に伝えることができるため、必ずしも利用者のスマートフォン5に着荷通知として知らせる構成を採用しなくてもよい。
1 荷物配送システム
2 管理サーバー
3 宅配ボックス
3a 扉
4 通信端末
5 スマートフォン
7 演算部
8 利用者データベース
11 ロック機構
12 個体識別情報表示

Claims (7)

  1. 宅配ボックスの個体識別情報と、当該宅配ボックスの利用者とを紐づけて管理する管理サーバーを備え、
    前記管理サーバーは、配送員の利用する通信端末から受信した前記宅配ボックスの個体識別情報と当該宅配ボックスを解錠する暗証情報とを紐づけて記憶し、当該宅配ボックスの利用者の通信端末に対応する暗証情報を示すことを特徴とする荷物配送システム。
  2. 宅配ボックスの個体識別情報と、当該宅配ボックスの利用者とを紐づけて管理する管理サーバーを備え、
    前記管理サーバーは、利用者の通信端末から受信した前記宅配ボックスの個体識別情報と当該宅配ボックスを解錠する暗証情報とを紐づけて記憶し、当該宅配ボックスに集荷に訪れる配送員の通信端末に対応する暗証情報を示すことを特徴とする荷物配送システム。
  3. 前記管理サーバーは、配送員より前記宅配ボックスの施錠が完了したことを示す通信を受け取ったことに基づき、当該宅配ボックスの利用者の通信端末に、着荷を示す通信を自ら行うことを特徴とする請求項1に記載の荷物配送システム。
  4. 前記管理サーバーは、配送員が利用する通信端末から少なくとも、荷物の配送先の利用者を示す情報と、当該荷物を荷入れした宅配ボックスの個体識別情報と、当該宅配ボックスを解錠する暗証情報とを受信した場合、これらを紐づけて記憶しておき、前記利用者の通信端末から当該利用者を示す情報を受信したことに基づき、当該利用者の通信端末に、当該荷物を荷入れした宅配ボックスの個体識別情報を示すことを特徴とする請求項1または3に記載の荷物配送システム。
  5. 前記管理サーバーは、前記利用者が利用する通信端末から前記宅配ボックスの個体識別情報を受信したことに基づき、当該宅配ボックスを解錠する暗証情報を利用者の通信端末に示すことを特徴とする請求項1または3もしくは4のいずれかに記載の荷物配送システム。
  6. 前記宅配ボックスは、その表面に個体識別情報が表示されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の荷物配送システム。
  7. 前記宅配ボックスの個体識別情報は二次元コードであり、前記配送員が利用する通信端末と前記利用者が利用する通信端末とは、それぞれ前記二次元コードを読み取り可能であることを特徴とする請求項6に記載の荷物配送システム。
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