JP2020108794A - 容器用の蓋 - Google Patents
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Description
図8に示されるように、液体が貯留される容器100から筒状口部101が延びており、この筒状口部101の先端に供給口102が形成されている。蓋103は、筒状口部101の外周面104にねじ結合されるねじ部105と、筒状口部101の内周面106に沿って案内される案内筒107とを有する。案内筒107の外周面108にOリング109が設けられており、Oリング109が筒状口部101の内周面106に押しつけられることで容器100が密閉される。また、蓋103を最後まで閉めると、筒状口部101の上端110と蓋103の塞ぎ板111との間の環状パッキン112によっても密閉される。
前記容器の底側を下方とし、前記筒状口部側を上方として、
前記蓋は、前記筒状口部の外周面にねじ結合するねじ部を有する外蓋と、前記筒状口部の内周面で潰されるシール材を有し、前記外蓋に回転可能に且つ所定範囲外で上下動不能に取付けられる内蓋と、前記内蓋の下方への移動を規制する環状のリング部材とを備え、 前記内蓋は、前記筒状口部の開口を塞ぐ蓋板と、この蓋板の外周から外方に延びる環状のフランジ部と、前記蓋板から前記筒状口部の内周面に沿って延びる内突出部と、この内突出部の外周に形成され前記シール材が嵌る環状溝とを備え、
前記外蓋は、前記ねじ部が形成される筒状の外筒部と、この外筒部の上端から中心へ向かって延び前記フランジ部の上方への移動を規制する上部規制部とを備え、
前記外筒部の内周には、前記リング部材を保持するための保持溝部が形成されており、
前記リング部材の爪が、前記保持溝部に嵌合することにより、
前記リング部材は、前記上部規制部の下方で前記外筒部の内側に設けられると共に、前記外蓋に対する上下方向の移動が周方向の位置にかかわらず規制され、
前記リング部材と前記フランジ部の互いに対向する面同士は、互いに全周に亘って当接可能である、ことを特徴とする。
前記リング部材の上方から前記リング部材の下方への前記フランジ部の通過を常時禁止することを特徴とする。
内蓋は樹脂製であることを特徴とする。
加えて、容器には、歯面清掃用パウダーを貯留する。液体に比較して歯面清掃用パウダーは、摩擦力が大きくなるが、本発明ではシール材が上昇又は下降しかせず回転しないので、歯面清掃用パウダーによる摩擦力の影響を極力低減することができる。
図2に示すように、容器20は、底が半球殻である容器本体23と、この容器本体23から延びる筒状口部24と、この筒状口部24から外方に延びる容器肩部25と、容器本体23に取付けられる気体噴出部26及び混合気体排出部27とを備えている。筒状口部24の外周面には雄ねじ28が形成され、この雄ねじ28に、筒状口部24の上部開口を塞ぐ蓋40がねじ結合されている。
蓋41と、この外蓋41に回転可能に且つ所定範囲外で上下動不能に取り付けられ筒状口部24の内周面29で潰されるシール材(以下、Oリングという場合もある。)71を有する内蓋61を備えている。なお、実施例では、シール材71をOリングとしたが、これに限定されず、容器20と蓋40との間をシールできれば他の一般的な弾性部材であってもよい。
、蓋40が最後まで閉じていることを容易に確認することができる。
図7(a)は蓋40を閉める状態を示す。蓋40を閉じ方向に回すと、内蓋61が筒状口部24の内周面29に沿って下降し、Oリング71が筒状口部24の上端33内側に接触する。さらに蓋40を閉じ方向に回すと、内蓋61は回らないで外蓋41だけが回り始める。外蓋41が回ることで、外蓋41は筒状口部24に対して矢印(1)のように下降する。内蓋61は回転しないが矢印(2)のように外蓋41に対して相対的に上昇し、外蓋61に押し下げられる。詳細には、内蓋61は、筒状口部24に対して、下降を一旦停止した後、再度下降する。
また、本発明では、シール材71を蓋40に設けたが、これに限定されず、シール材71を容器20に設けても差し支えない。
内蓋61は、容器20の筒状口部24が鉛直上方に開口されているとき、その容器20を基準に下降と上昇とを行なう。外蓋41は、内蓋61を筒状口部24に対して下降させる第1平面47aを備えている。また、外蓋41は、内蓋61を筒状口部24に対して上昇させる第2平面72aを備えている。
本願発明においては、第1平面47aと内蓋61との摩擦係数は、壁側面とシール材71との摩擦係数よりも低く、また、第2平面72aと内蓋61との摩擦係数も、壁側面とシール材71との摩擦係数よりも低い。これによって、蓋を開閉する際のユーザの負担を軽減することができる。
成されている。そのリング部材72は、内蓋61と接する第2平面72aを含んでいる。
内蓋61は、上部規制部47とリング部材72との間に挟まれるフランジ部63を備えている。このフランジ部63の厚さは、上部規制部47とリング部材72との距離よりも小さい。
23…容器本体
24…筒状口部
28…雄ねじ
29…内周面
40…蓋
41…外蓋
42…第1外蓋
43…ねじ部(雌ねじ)
46…外筒部
47…上部規制部
52…第2外蓋
61…内蓋
62…蓋板
63…フランジ部
64…内突出部
65…環状溝
71…シール材(Oリング)
72…リング部材
Claims (3)
- 歯面清掃用パウダーを貯留する容器から延びる筒状口部に、ねじ結合される容器用の蓋であって、
前記容器の底側を下方とし、前記筒状口部側を上方として、
前記蓋は、前記筒状口部の外周面にねじ結合するねじ部を有する外蓋と、前記筒状口部の内周面で潰されるシール材を有し、前記外蓋に回転可能に且つ所定範囲外で上下動不能に取付けられる内蓋と、前記内蓋の下方への移動を規制する環状のリング部材とを備え、 前記内蓋は、前記筒状口部の開口を塞ぐ蓋板と、この蓋板の外周から外方に延びる環状のフランジ部と、前記蓋板から前記筒状口部の内周面に沿って延びる内突出部と、この内突出部の外周に形成され前記シール材が嵌る環状溝とを備え、
前記外蓋は、前記ねじ部が形成される筒状の外筒部と、この外筒部の上端から中心へ向かって延び前記フランジ部の上方への移動を規制する上部規制部とを備え、
前記外筒部の内周には、前記リング部材を保持するための保持溝部が形成されており、
前記リング部材の爪が、前記保持溝部に嵌合することにより、
前記リング部材は、前記上部規制部の下方で前記外筒部の内側に設けられると共に、前記外蓋に対する上下方向の移動が周方向の位置にかかわらず規制され、
前記リング部材と前記フランジ部の互いに対向する面同士は、互いに全周に亘って当接可能である、ことを特徴とする容器用の蓋。 - 前記リング部材は、前記フランジ部の下方に配置され、
前記リング部材の上方から前記リング部材の下方への前記フランジ部の通過を常時禁止することを特徴とする請求項1記載の容器用の蓋。 - 前記外蓋は、内側に配置された金属製の第1外蓋と、この第1外蓋の外側に配置された樹脂製の第2外蓋とを備え
前記内蓋は樹脂製であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の容器用の蓋。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5870357U (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-13 | 山口 順久 | 密閉容器 |
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JPH1120855A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-26 | Pentel Kk | 容器用キャップ |
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-
2020
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