JP2020108354A - 根毛除去装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】甘藷類や根菜類等の野菜の表面を傷つけることなく根毛を除去し、作業者が安全に使用することができる根毛除去装置を提供する。【解決手段】野菜Pの根毛を除去する根毛除去装置100は、装置本体10と、装置本体10に回転軸21を中心に回転自在に設けられる回転体20と、回転体20の外周に設けられた根毛除去部30と、回転体20を回転軸21を中心に回転駆動させる駆動体40とを備える。また根毛除去部10は、柔軟性を有する繊維よりなる繊維体31で構成される。【選択図】図1
Description
本発明は、甘藷類や根菜類等の野菜の根毛を除去する根毛除去装置に関する。
通常、甘藷類や根菜類の野菜は根毛が完全に取り除かれず、ある程度根毛が付着した状態で収穫される。そして、収穫後、それらの根毛を取り除く、いわゆるひげ取りと呼ばれる作業が行われる。従来のひげ取り作業は、手作業か、バーナーで根毛を焼くか、ループ状の回転体でこそぎ取る等の方法が採用されていた。
しかしながら、手作業では手間がかかっていた。またバーナーで焼く方法等では、商品となる野菜に焼け跡が付いて商品価値が下がる上、安全上の問題もある。さらにループ状の回転体でこそぎ取る方法では、ループが引っ掛かることがある上、この方法でも野菜の表面に傷が付いて商品価値が下がる懸念があった。
一方で、収穫後の根菜からひげ根を切断する技術が開発されている。例えば、特許文献1に示す根菜収穫機は、圃場の根菜を収穫して搬送する収穫部と、根菜の搬送経路に位置して根菜のひげ根を切断する切断刃が備えられ、回転する切断刃でひげ根を切断する。
しかしながら、特許文献1の根菜収穫機の切断刃は、剛性を有する刃であって柔軟性を有するものではない。従って、作業者の手に当たると怪我をするおそれがあった。また、このような切断刃は根菜類の表面にも傷を付ける可能性があり、根菜類の商品価値が下がるおそれがあった。
本発明は、従来のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的の一は、甘藷類や根菜類等の野菜の表面を傷つけることなく根毛を除去し、作業者が安全に使用することができる根毛除去装置を提供することにある。
本発明の第1の側面に係る根毛除去装置によれば、装置本体と、前記装置本体に、回転軸を中心に回転自在に設けられる回転体と、前記回転体の外周に設けられた根毛除去部と、前記回転体を前記回転軸を中心に回転駆動させる駆動体とを備える。また、前記根毛除去部は、柔軟性を有する繊維よりなる繊維体で構成されている。上記構成により、根毛除去部の柔軟性を有する繊維体により根毛を除去するため、野菜の表面に傷がついて商品価値が下がることを回避できる。また、作業中に根毛除去部が作業者の手が当たっても、根毛除去部が柔軟性を有するため作業者が怪我をする可能性が低い。さらに構成が簡易で扱いやすく、場所をとらない。加えて製造費用も抑えられる。
また、第2の側面に係る根毛除去装置は、前記回転体の回転数を制御する回転速度制御部を備える。上記構成により、回転速度制御部で回転体の回転数を制御できるため、例えば甘藷類や根菜類の水分量が少なく取り易い根毛の場合は、回転数を低くし、一方で水分量が多く根毛を取りにくい場合は、回転数を上げる等、根毛の強度に応じて回転数を調整することで、確実に根毛を除去できる。
さらに、第3の側面に係る根毛除去装置によれば、前記根毛除去部は、前記繊維体を複数備える。また、前記複数の繊維体を、前記回転体の回転軸方向に複数並べている。上記構成により繊維体の数を多くして、短時間で確実に根毛を除去できる。
さらにまた、第4の側面に係る根毛除去装置によれば、前記根毛除去部は、前記繊維体を複数備える。また、前記複数の繊維体を、前記回転軸の回転方向に沿って並べている。上記構成により、繊維体の数を多くして、短時間で確実に根毛を除去できる。
さらにまた、第5の側面に係る根毛除去装置によれば、前記根毛除去部は、前記繊維体を複数備える。また、前記根毛除去部は、前記複数の繊維体の一端を接続して、他端を開放したV字状に形成している。上記構成により、根毛除去部のV字の間に野菜を配置できるため、繊維体を効率的に野菜の表面に沿わせることができ、確実に根毛を除去できる。
さらにまた、第6の側面に係る根毛除去装置によれば、前記繊維体は、合成樹脂から作成される。合成樹脂は優れた柔軟性に加えて、強靱性、耐衝撃性も有するため、使い勝手がよい。
さらにまた、第7の側面に係る根毛除去装置によれば、前記繊維体は、不織布から作成される。不織布は優れた柔軟性を有し、入手しやすく、加工も容易である。
さらにまた、第8の側面に係る根毛除去装置によれば、前記装置本体が上方を開放した中空状で、該中空状の内部に前記回転体を配置している。上記構成により、装置本体上方を開放しているため、野菜の出し入れがしやすく作業効率が上がる。また、回転体を装置本体の内側に設けているため、除去した根毛等が、装置本体の側面から外部に飛び散ることを防止できる。
さらにまた、第9の側面に係る根毛除去装置によれば、前記回転体が、円筒状である。上記構成により、回転体の側面を大きくでき、根毛除去部を固定する面積を広く確保できる。
さらにまた、第10の側面に係る根毛除去装置によれば、前記駆動体が、モータである。
さらにまた、第11の側面に係る根毛除去装置によれば、野菜が、甘藷類又は根菜類である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための例示であって、本発明は以下のものに特定されない。また、本明細書は特許請求の範囲に示される部材を、実施形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一若しくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。
[実施形態1]
[実施形態1]
本発明の実施形態1に係る野菜の根毛除去装置を図1〜図6に示す。これらの図において、図1は本発明の実施形態1に係る根毛除去装置を示す斜視図、図2は図1の根毛除去装置の使用の状態を示す斜視図、図3は図2の根毛除去装置で根毛を除去する様子を示す模式断面図、図4は図1の回転体及び根毛除去部の斜視図、図5は図4の回転体及び根毛除去部の変形例を示す図、図6は図4の回転体及び根毛除去部の他の変形例を示す図を、それぞれ示している。
図1の斜視図に示す根毛除去装置100は、装置本体10と、装置本体10に、回転軸21を中心に回転自在に設けられる回転体20と、回転体20の外周に設けられ、柔軟性を有する繊維よりなる繊維体31を含む根毛除去部30と、回転体20を回転軸21を中心に回転駆動させる駆動体であるモータ40とを備える。
装置本体10は、中空の直方体の上方と下方を開放した枠体11と、枠体11の四隅に設けられる脚部12を備える。枠体11は、平面視矩形状の長辺を構成する2つの対向する面11aと、短辺を構成する2つの対向する面11bを有している。なお、装置本体10は平面視を長方形状とする他、正方形状としたり、隅部を落とした八角形状等、多角形状としてもよい。この装置本体10は、強度を有する材質、例えばステンレス等の金属板で構成する。また、樹脂製としてもよい。これにより、根毛除去装置を軽量化できる。
回転体20は、装置本体10の枠体11の内部に、回転軸21を中心に回転自在に配置される。回転軸21は、2つの対向する面11a同士の間に設けられる。これにより、平面視矩形状の長辺側に沿って、根毛除去部30を配置することができ、根毛除去部30を長く延伸させて十分な回転モーメントを付与できる。図1の例では、回転軸21は2つの対向する面11aのほぼ中央部分に配置されている。これによって、枠体11の内部で回転体20を安定的に保持できる。回転体20は、金属製のものが好ましい。金属は剛性と耐久性に優れているからである。ただ、本願発明の回転体20は金属製に限られるものではない。例えば、強化プラスチックなど他の材料も選択し得る。回転体20に強化プラスチックを使用すれば、より軽量な根毛除去装置100を実現できる。
この回転体20は、中空の円筒状に形成される。円筒状としたことで、円筒状の側面を大きくでき、根毛除去部30を固定する面積を広く確保できる。また円周を大きくしつつも、中空としたことで回転体20を軽量化でき、回転駆動力の負荷を軽減できる。加えて、円筒状の回転体20は半径を大きくできるので、その円周上に固定する根毛除去部30の長さを短くでき、摩耗により交換が必要となる根毛除去部30のコストを低減できる。なお、回転体20は円筒状に限定されるものではない。回転でき、側部に根毛除去部が設けることができれば、三角柱、四角柱等、他の様々な形状を採用し得る。
このような根毛除去装置100は、回転体20に設けられた根毛除去部30の繊維体31をモータ40により回転させながら、甘藷類や根菜類等の野菜の表面に沿わせることにより生じる摩擦力により、甘藷類や根菜類の根毛を除去することができる。根毛除去装置100を用いて根毛を除去するには、作業者は、例えば図2に示すように、回転体20を回転させた状態で、甘藷類や根菜類等の野菜を手などで保持して、枠体11の上方の開口端に近付ける。このとき、図3の垂直断面図に示すように、高速回転する回転体20の円周に固定された根毛除去部30の軌跡上に、根毛が位置されるように野菜Pを手で近付ける。これにより、高速回転する根毛除去部30に根毛が触れて、根毛が削ぎ落とされて除去される。
装置本体10の枠体11は、図2の斜視図に示すように、上方を開放しているため、甘藷類や根菜類Pの出し入れがしやすく、作業効率を上げることができる。また、回転体20を枠体11の内側に設けているため、除去した根毛等が、装置本体10の枠体11により外部に飛び散ることを防止することができる。必要に応じて、装置本体10の下方側の開口に、トレイを配置しておき、削ぎ落とされた根毛をトレイ上に溜めて、まとめて廃棄するようにしてもよい。これにより、廃棄物となる削ぎ落とされた根毛の廃棄も容易に行える。
また、回転体20の一端側に駆動体であるモータ40を設ける。本実施形態において、モータ40は回転体20の一端側であって、枠体11の外側に設けられる。モータ40と回転体20の一端は枠体11に貫通させた穴を介して連結される。モータ40を回転させることで、回転体20が回転されて、根毛除去部30も回転される。モータ40は、単相や三相の商用電源に接続されて駆動される。モータ40には、速度変化が容易なブラシレスモータが好適に利用できる。
この根毛除去装置100は、根毛除去部30の回転数を調整可能とすることで、根毛を除去する応力を調整できる。すなわち、根毛が弱い力でも除去できる場合は回転数を低くし、逆に根毛が取りにくい場合は回転数を増やすことで、確実に根毛を除去できる。よって、根毛の対象となる野菜の種類や、同じ野菜でも季節によって、あるいは収穫地によって、根毛の太さや堅さ等、除去し難さが異なる場合に、回転数を調整して適切な除去性能を発揮できる。このため根毛除去装置100は、モータ40の回転数を制御する回転速度制御部50を備える。回転速度制御部50はケーブルでモータ40に接続され、モータ40の回転数を制御することにより回転体20の回転数を制御する。例えば、甘藷類や根菜類等の野菜の水分量が多いとき、野菜の表面に張りがあり、根毛が取りにくくなる。一方、甘藷類や根菜類等の野菜の水分量が少なくなると、根毛が取り易くなる。そこで、根毛が取りにくい場合は回転体20の回転数を、例えば、1300rpm〜1800rpm程度に上げる。根毛が取り易い場合は回転体20の回転数を、例えば、900rpm〜1200rpm程度に下げる。つまり、甘藷類や根菜類等の野菜の状態に合わせて、回転速度制御部50で回転体20の回転数を制御し、確実かつ効率的に根毛を除去することができる。
(根毛除去部30)
(根毛除去部30)
さらにまた、図4に示すように、根毛除去装置100において、回転体20の外周に柔軟性を有する繊維体31を含む根毛除去部30を設ける。ここで、繊維体とは、繊維質の集合を不規則に結合させて構成された、例えばスポンジ状や紐状のもの、あるいは布等が好適に利用できる。本実施形態における根毛除去部30において、1つの繊維体31の形状を、ある程度の厚みを有する細長い略矩形状とする。ただ、本発明は根毛除去部30の繊維体31の形状を細長い矩形状に限定するものではない。繊維体31は、三角形状、楕円形状など様々な形状に形成し得る。また、2つの繊維体31の一端を接続して、他端を開放することにより、繊維体31をV字状に形成している。そして、そのV字状の繊維体31を接着剤32で回転体20の外周に接着する。本実施形態においては、回転体20の回転軸21の軸方向にV字状の繊維体31を4つ並べた列を、回転体20の回転方向に沿って2つ設けている。このように、繊維体31の数を多くすれば、短時間で確実に根毛を除去できる。ただ、本発明は繊維体31の数を本実施形態の数に限定するものではない。繊維体の数は回転軸方向に1つ以上設ければよい。また、回転体20の回転方向に繊維体の列を2列以上設けてもよいが、1列のみでもよい。根毛を取り除く甘藷類や根菜類に合わせて適当に設定することができる。
本実施形態の根毛除去部30において、2つの繊維体31の一端を接続して、他端を開放することによりV字状に形成している。このように繊維体31がV字状であれば、甘藷類や根菜類等の野菜をV字の間に配置でき、繊維体31を効率的に野菜の表面に沿わせることができ、確実に根毛を除去できる。ここで、2つの繊維体31を使用して、V字状を形成したが、3つ以上の繊維体31の一端を接続し、他端を開放して根毛除去部30を形成してもよい。この場合、V字状の繊維体31の数を増やすことができ、根毛を短時間に除去できる。例えば、図5の変形例に示すように、繊維体31よりも薄い3つの繊維体31Aの一端を接続し、他端を開放して根毛除去部30Aを形成してもよい。繊維体31より厚みを減少させた分、繊維体31Aの数を増やしているため根毛の除去の効率にさほど影響を与えない。また、繊維体31Aの厚みを減少させているため、繊維体31Aの野菜の表面への接触がより柔らかくなり、表面に傷がつきにくくなる。
また、根毛除去部30の繊維体31の形状はV字状に限定されない。図6の変形例に示すように、繊維体31を1つずつ並べて根毛除去部30Bを形成してもよい。この場合、複数の繊維体31の一端を接続するという手間を省くことができる。
さらに、接着剤32を使用して、繊維体31を回転体20に接着したが、本発明は繊維体と回転体の接続を、接着剤を使用する態様に限定するものではない。例えば、回転体の外周にスリットを設け、そのスリットに繊維体31を差し込むようにする等、様々な態様を取り得る。
また根毛除去部は、繊維体を、回転軸の回転方向に沿って複数を離間させて設けることが好ましい。特に、繊維体を回転体の円周上に、一定のピッチで等間隔に設けることが好ましい。図1等の例では、円筒形の回転体の外周に、回転軸と直交する平面視において、円筒の中心を通る直線状に繊維体を固定している。このように繊維体を一直線上に配置することで、バランスよく回転できる。ただ本発明は、回転方向に沿って2箇所に繊維体を設ける構成に限定するものでなく、3箇所以上に繊維体を設けてもよい。繊維体を多くすることで、ひげ取りに際して接触回数を増やし、ひげ取りの処理能力を向上させることができる。
(繊維体31)
ここで、根毛除去部30の繊維体31は、合成樹脂により作成することが好ましい。合成樹脂は優れた柔軟性に加えて、強靱性、耐衝撃性も有するため、使い勝手がよいからである。具体的には、ポリプロピレン、ナイロン等が利用できる。ただ、本発明の繊維体の材料は合成樹脂に限定されるものではない。本発明の繊維体は不織布等様々な材料で作成し得る。繊維体に不織布を使用する場合、優れた柔軟性を有し、入手しやすく、加工も容易である。また根毛除去部30の長さは、例えば8cm〜16cmとする。
ここで、根毛除去部30の繊維体31は、合成樹脂により作成することが好ましい。合成樹脂は優れた柔軟性に加えて、強靱性、耐衝撃性も有するため、使い勝手がよいからである。具体的には、ポリプロピレン、ナイロン等が利用できる。ただ、本発明の繊維体の材料は合成樹脂に限定されるものではない。本発明の繊維体は不織布等様々な材料で作成し得る。繊維体に不織布を使用する場合、優れた柔軟性を有し、入手しやすく、加工も容易である。また根毛除去部30の長さは、例えば8cm〜16cmとする。
上述の通り、根毛除去部の柔軟性を有する繊維体により根毛を除去するため、甘藷類や根菜類等の野菜の表面に傷がついて商品価値が下がることを回避できる。また、作業中に根毛除去部が作業者の手が当たっても、根毛除去部が柔軟性を有するため痛みも殆どなく、手袋をして作業する作業者が怪我をする可能性が低い。さらに構成が簡易で扱いやすく、場所をとらない。加えて製造費用も抑えられる。
[実施形態2]
[実施形態2]
図1及び2では、回転速度制御部50とモータ40はケーブルで接続されている。ただ、本発明は回転速度制御部50とモータ40とを有線接続する態様に限定するものではなく、無線接続したものとすることもできる。例えば、図7に示す実施形態2に係る根毛除去装置200では、回転速度制御部にリモートコントローラ50Cを採用し、モータ側に受信機を設け、モータ40をリモートコントロールしてもよい。この場合、作業者が回転体20の回転数を遠隔操作できるため便利である。
無線接続方式は、専用の通信方式とする他、既知の規格化された方式、例えばWiFiやBluetooth、ZigBee(いずれも商品名)等が利用できる。また、専用のリモートコントローラを用いる他、既存の通信装置を用いてもよい。例えば専用のアプリケーションをインストールしたスマートフォンをリモートコントローラとして、WiFiやBluetoothでモータの回転数を調整できるようにしてもよい。
本発明に係る根毛除去装置は、さつまいもやごぼう、大根、トウモロコシ、人参、長いも等の甘藷類や根菜類の野菜の根毛を除去する用途に好適に利用できる。
100、200…根毛除去装置
10…装置本体
11…枠体
11a、11b…枠体の面
12…脚部
20…回転体
21…回転軸
30、30A、30B…根毛除去部
31、31A、31B…繊維体
32…接着剤
40…モータ
50、50C…回転速度制御部
P…野菜
10…装置本体
11…枠体
11a、11b…枠体の面
12…脚部
20…回転体
21…回転軸
30、30A、30B…根毛除去部
31、31A、31B…繊維体
32…接着剤
40…モータ
50、50C…回転速度制御部
P…野菜
Claims (11)
- 野菜の根毛を除去する根毛除去装置であって、
装置本体と、
前記装置本体に、回転軸を中心に回転自在に設けられる回転体と、
前記回転体の外周に設けられた根毛除去部と、
前記回転体を前記回転軸を中心に回転駆動させる駆動体と、
を備え、
前記根毛除去部は、柔軟性を有する繊維よりなる繊維体で構成されてなる根毛除去装置。 - 請求項1に記載の根毛除去装置がさらに、前記回転体の回転数を制御する回転速度制御部を備える根毛除去装置。
- 請求項1又は2に記載の根毛除去装置であって、
前記根毛除去部は、前記繊維体を複数備え、
前記複数の繊維体を、前記回転体の回転軸方向に複数並べてなる根毛除去装置。 - 請求項1〜3いずれか一項に記載の根毛除去装置であって、
前記根毛除去部は、前記繊維体を複数備え、
前記複数の繊維体を、前記回転軸の回転方向に沿って並べてなる根毛除去装置。 - 請求項1〜4いずれか一項に記載の根毛除去装置であって、
前記根毛除去部は、前記繊維体を複数備え、
前記根毛除去部は、前記複数の繊維体の一端を接続して、他端を開放したV字状に形成してなる根毛除去装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の根毛除去装置であって、
前記繊維体は、合成樹脂からなる根毛除去装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の根毛除去装置であって、
前記繊維体は、不織布からなる根毛除去装置。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の根毛除去装置であって、
前記装置本体が上方を開放した中空状で、該中空状の内部に前記回転体を配置してなる根毛除去装置。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の根毛除去装置であって、
前記回転体が、円筒状である根毛除去装置。 - 請求項1〜9のいずれか一項に記載の根毛除去装置であって、
前記駆動体が、モータである根毛除去装置。 - 請求項1〜10のいずれか一項に記載の根毛除去装置であって、
野菜が、甘藷類又は根菜類である根毛除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000368A JP2020108354A (ja) | 2019-01-05 | 2019-01-05 | 根毛除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000368A JP2020108354A (ja) | 2019-01-05 | 2019-01-05 | 根毛除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020108354A true JP2020108354A (ja) | 2020-07-16 |
Family
ID=71569625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019000368A Pending JP2020108354A (ja) | 2019-01-05 | 2019-01-05 | 根毛除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020108354A (ja) |
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2019
- 2019-01-05 JP JP2019000368A patent/JP2020108354A/ja active Pending
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