JP2020108057A - 撮像装置および撮像方法、並びにプログラム - Google Patents

撮像装置および撮像方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの所望とする適切なAWB(Auto White Balance)ロックを実現できるようにする。【解決手段】AWBロックを掛けるためのシャッタボタンの設定として、シャッタ半押し、連写中、または、オフの状態のいずれかを選択して設定できるようにする。また、カスタムボタンにAWBLボタンを割り付けるように設定して、押す間操作、または再押し操作のいずれかでAEBロックを掛けられるようにする。本開示は、撮像装置に適用することができる。【選択図】図10

Description

本開示は、撮像装置および撮像方法、並びにプログラムに関し、特に、ユーザの所望とする適切なAWB(Auto White Balance)ロックを実現できるようにした撮像装置および撮像方法、並びにプログラムに関する。
撮像装置には、撮像する画像のホワイトバランスを調整するホワイトバランス調整機能が設けられている。
ホワイトバランス調整機能は、一般に、予め設定された特定の光源に応じたホワイトバランスを調整するプリセットホワイトバランスモードと、画像全体の光の状態に基づいてホワイトバランスを調整するオートホワイトバランスモードとの2種類の動作モードがある。
ホワイトバランスには、このような2種類の動作モードや、プリセットされた、いずれの光源に対するホワイトバランスを調整するのか等、機能を実現させる上で、様々な設定が必要とされる。
このため、ホワイトバランス調整機能を実現させる上で、必要とされる様々な設定をするための構成が必須とされる。
そこで、ホワイトバランス調整機能を実現する上で、必要な設定を行うための技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−290813号公報
ところで、オートホワイトバランスモードでホワイトバランス調整を行う場合(以降、単にAWBの場合とも称する)、画像全体の光の状態に基づいた調整がなされるため、モニタに表示されるライブビュー画像は、画像の変化に応じて、頻繁に色温度が変化し続ける。
ところが、ユーザが、構図を変化させながら、モニタに表示されるライブビュー画像で、変化する色温度を見ながら所望とする色温度を探索し、所望とする色温度となったタイミングでAWBによる色温度の変化を停止させるようにロック(以降において、AWBロックと称する)させることができなかった。
そこで、ユーザが、シャッタボタンを半押し操作するときに、オートフォーカスによるフォーカスロックやオートエクスポージャによるエクスポージャロックと同様に、AWBにもロックを掛けることが考えられる。
しかしながら、構図を変化させながら、AWBによる色温度の変化を確認することで、所望とする色温度を探索することも考えられる。
このときには、シャッタボタンの半押し操作でAWBロックが同時に掛かってしまうことで、色温度の変化を確認しながら構図を変化させて、所望とする色温度を探索するようなことができなくなる。
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、特に、操作部材と、操作部材に対する操作内容とに応じた、AWBロックの動作を設定できるようにすることで、ユーザの所望とする適切なAWBロックを実現できるようにするものである。
本開示の一側面の撮像装置は、撮像に係る操作の入力を受け付ける操作部材と、前記操作部材への所定の操作によりAWB(Auto White Balance)ロックを動作させるように設定する設定部とを備える撮像装置である。
本開示の一側面の撮像方法およびプログラムは、本開示の一側面の撮像装置に対応する。
本開示の一側面においては、撮像に係る操作の入力を受け付ける操作部材への所定の操作によりAWB(Auto White Balance)ロックが動作されるように設定される。
ホワイトバランス調整を説明する図である。 AWBを一時的に固定させたいケース(その1)を説明する図である。 AWBを一時的に固定させたいケース(その2)を説明する図である。 AWBを一時的に固定させたいケース(その3)を説明する図である。 本開示を適用した第1の実施の形態の撮影装置の外観構成例を示す正面図である。 図5の撮影装置の外観構成例を示す背面図である。 図5の撮影装置の外観構成例を示す上面図である。 図5の撮影装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 AWBロックの種別を説明する図である。 シャッタAWBロック設定処理を説明するフローチャートである。 シャッタAWBロック設定処理に係る設定画面を説明する図である。 カスタムボタン設定処理を説明するフローチャートである。 カスタムボタン設定処理に係る設定画面を説明する図である。 AWB調整処理を説明するフローチャートである。 詳細表示モードにおける表示例を説明する図である。 通常表示モードにおける表示例を説明する図である。 AWBL制御処理を説明するフローチャートである。 シャッタAWBL制御処理を説明するフローチャートである。 カスタムボタンAWBL制御処理を説明するフローチャートである。 動作例(その1)を説明するタイミングチャートである。 動作例(その2)を説明するタイミングチャートである。 本開示を適用した第2の実施の形態の撮像システムの構成例を説明する図である。 図22のPCのハードウェア構成例を示すブロック図である。 UI画像の表示例を説明する図である。 2つのAWBLボタンが設定された場合の動作を説明する図である。 汎用のパーソナルコンピュータの構成例を説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下の順序で説明を行う。
1.本開示の概要
2.第1の実施の形態
3.第2の実施の形態
4.ソフトウェアにより実行させる例
<<1.本開示の概要>>
<ホワイトバランス調整機能>
本開示は、操作部材と、操作部材に対する操作内容とに応じて、AWB(Auto White Balance)ロックに係る動作を設定できるようにするものである。
本開示の撮像装置の概要を説明するにあたって、まず、ホワイトバランス調整機能について説明する。
ホワイトバランス調整機能は、カメラ等の撮像装置が搭載する、色調(色温度)を補正する機能である。
より詳細には、ホワイトバランス調整機能は、予め設定された太陽光、白熱灯、蛍光灯、フラッシュ等異なる光源の下で変化する白色を、適確な白さに写せるように色調を補正するものである。
ホワイトバランス調整機能には、プリセットの光源に対する補正を行うプリセットホワイトバランス、撮像される画像全体の状態に応じて、白さを調整するオートホワイトバランス等があり、この他にも、ユーザが手動で設定するマニュアルホワイトバランスなどがある。
例えば、図1の画像P1で示されるように、競馬場で、競走馬が疾走するシーンを撮像するような場合、撮像中の光源は、太陽光でほぼ一定となるため、太陽光を光源とするプリセットホワイトバランスが適切である。
また、例えば、図1の画像P2で示されるように、屋内で猫が佇むシーンを撮像するような場合、撮像中の光源は、屋内でほぼ一定となり、また、被写体である猫の色温度はある程度特定できるため、ユーザが設定する色温度を用いたプリセットホワイトバランスが適切である。
一方、図1の画像P3で示されるように、教会などでの結婚式のシーンを撮像するような場合、背景の窓W1乃至W3から室内に差し込む太陽光や室内にできる影などの影響により、撮像する方向や窓W1乃至W3から光の入り込み方などで、色温度が様々に変化する。
このような場合、状況に応じて、光源の変化に合わせてプリセットホワイトバランスなどを切り替えて用いるよりも、固定された光源ではないので、画像全体の状況に応じたオートホワイトバランスが適切である。
本開示の撮像装置は、オートホワイトバランスによるホワイトバランス調整機能をユーザが所望とするように適切に実現させるものである。以降において、オートホワイトバランスによるホワイトバランス調整機能を、単に、AWB(Auto White Balance)とも称する。
<AWBを一時的に固定させたいケース(その1)>
AWBは、図2の画像P13で示されるように、撮像される画像全体の状態に応じて変化するため、撮像環境における光の変化や、構図の変化に応じた光の変化により、頻繁に変化する。
図2の画像P13は、図1の画像P3に対応する教会などでの結婚式のシーンを撮像した画像であり、撮像装置を使用するユーザが教会内を移動して構図を変化させたり、窓W1乃至W3より入射する太陽光の変化などにより色温度が頻繁に変化する。
すなわち、画像P13の下部で示されるように、時系列に撮像される画像Pt1乃至Ptnは、色温度が頻繁に変化する。
尚、図2の画像P13の下部においては、画像P13が撮像されるときの色温度を画像Pt1乃至Ptnの色の濃度で表現している。図2の画像P13の下部においては、時系列に画像Pt1乃至Ptnの色温度が変化している様子が表現されている。
この場合、同一のシーンを時系列に撮像したにもかかわらず、時系列に撮像された画像Pt1乃至Ptnの色温度は一定ではないため、色味が変わってしまう。
このように、同一のシーンを時系列に撮像するような場合においては、ユーザが所望とする色温度の画像が撮像されたタイミングで、図2の画像P13’の下部の画像Pt101乃至Ptmで示されるように、AWBをロックさせ、画角や光が変化しても、一時的に色温度を固定させたいというケースがある。
<AWBを一時的に固定させたいケース(その2)>
また、図3の画像P12は、図1の画像P2に対応する屋内で猫が佇むシーンを撮像した画像であり、撮像装置を使用するユーザが被写体である猫に対してフォーカスロックを掛けた状態でアングル(構図)を変化させて、画像P12’を撮像することを想定している。
図3の画像P12で示されるように、被写体である猫に対してフォーカスロックを掛けた状態で、アングル(構図)を変化させて画像P12’を撮像する際、AWBが機能すると、図3の中段で示されるように、画像P12,P12’の色温度が変化する。
このように、ユーザが撮像したいフォーカスロックを掛けたシーンにおいて、AWBもロックさせて、図3の下段で示されるように、画像P12,P12’の色温度を固定させ、この状態で構図だけを調整したいというケースがある。
<AWBを一時的に固定させたいケース(その3)>
さらに、図4の画像P11は、図1の画像P1に対応する競馬場で、競走馬が疾走するシーンを撮像した画像であり、撮像装置を使用するユーザが被写体である競走馬の動きに合わせてアングルを変化させながら連写して、画像P11’を撮像することを想定している。
図4の画像P11で示されるように、被写体である競走馬の疾走状態に追従してアングルを変化させながら連写して画像P11’を撮像する際、AWBが機能すると、図4の中段で示されるように、画像P11,P11’の色温度が変化する。
すなわち、このような場合、連写された画像における色味が変化してしまうので、連写が開始されてからは、AWBをロックさせて、図4の下段で示されるように、同一の色温度が維持されるようにしたいというケースがある。
このように、図2の教会内の新婚夫妻が時系列に撮像される単写、図3のフォーカスロックされた状態での構図が変化して撮像される単写、および図4の屋外における連写など、AWBを固定させたいシーンは様々に存在する。
本開示においては、撮像装置に設けられた操作部材と、操作部材に対する操作内容とに応じて、AWBロックが掛けられる状況を様々に変化させて設定できるようにすることで、ユーザが所望とする様々な状況に対して、適切なAWBロックを実現できるようにする。
<<2.第1の実施の形態>>
次に、本開示の撮像装置の構成例について説明する。
図5乃至図7は、本開示を適用した撮像装置の第1の実施の形態の外観構成例を示す図である。図5は、撮像装置の正面図であり、図6は、撮像装置の背面図であり、図7は、撮像装置の上面図である。
なお、本明細書において、撮像装置のレンズが配置される面を正面といい、正面と対向する面を背面という。また、正面および背面に垂直な方向を奥行き方向という。
図5に示すように、撮像装置10の正面には、被写体から見て右側中央にレンズ10Aが配置される。レンズ10Aは、被写体からの光を集光する。
また、図5乃至図7で示されるように、撮像装置10の上面には、被写体から見て左側にシャッタボタン11が配置される。シャッタボタン11は、撮像を行うときに全押し操作される。
また、シャッタボタン(レリーズボタン)11は、画像内の既定領域(例えば、画像の中央の領域、奥行き方向の位置が最も撮像装置10に近い被写体の領域など)にピントを合わせる(合焦させる)ときに、半押し操作される。
さらに、シャッタボタン11には、図7に示すように、電源ボタン11Aが付加されている。電源ボタン11Aは、撮像装置10の電源をオンにするときに操作される。
図5乃至図7に示すように、撮像装置10の上面にはまた、被写体から見てシャッタボタン11の右側にモードダイヤル12が配置され、左側にカスタムボタン13が配置される。モードダイヤル12は、撮像モードを選択するときに操作される。カスタムボタン13は、ユーザが所望の機能を割り当て可能なボタンである。
図5および図7に示すように、撮像装置10の正面には、被写体から見てレンズ10Aの左上側に前ダイヤル14が配置される。前ダイヤル14は、例えば、シャッタスピードを調整するときに操作される。
図5に示すように、撮像装置10の正面には、レンズ10Aに隣接してレンズロックボタン15が配置される。レンズロックボタン15は、レンズ10Aを撮像装置10から取り外すときに操作される。
図6に示すように、撮像装置10の背面には、被写体に向かって左上側にメニューボタン16が配置される。メニューボタン16は、メニュー画面を表示させるときに押下される。
また、図6に示すように、撮像装置10の背面のメニューボタン16の被写体に向かって右上側には、ファインダ17が配置され、ファインダ17の被写体に向かって右側には、視度調整ダイヤル17Aが配置される。ファインダ17は、撮像時に被写体を確認するための液晶パネルである。
視度調整ダイヤル17Aは、ファインダ17の度数を調整するときに操作される。ユーザは、ファインダ17に表示される画像が見やすくなるように視度調整ダイヤル17Aを操作する。これにより、ユーザの視力に合った画像がファインダ17に表示される。
図6および図7に示すように、撮像装置10の背面のファインダ17の被写体に向かって右下側には、カスタムボタン18が配置され、カスタムボタン18の被写体に向かって右側には後ダイヤル19が配置される。
カスタムボタン18は、カスタムボタン13と同様に、ユーザが所望の機能を割り当て可能なボタンである。後ダイヤル19は、例えば、絞り値を調整するときに操作される。
図6に示すように、撮像装置10の背面の後ダイヤル19の被写体に向かって右下側には、録画ボタン20が配置される。録画ボタン20は、動画を撮像するときに押下される。
また、図6に示すように、撮像装置10の背面のカスタムボタン18の下側には、AELボタン21が配置され、AELボタン21の下側にはFnボタン22が配置される。
AELボタン21は、例えば、画面全体の露出を固定するときに押下される。Fnボタン22は、各種の撮像に関する機能を設定する設定画面を表示するときに押下される。
図6に示すように、撮像装置10の背面のFnボタン22の下には十字キー23が配置される。十字キー23は、上のボタン23A、下のボタン23B、左のボタン23C、右のボタン23D、および中央のボタン23Eにより構成される。
十字キー23のボタン23A乃至23Dは、それぞれ、液晶モニタ26に表示されたメニュー画面や設定画面内のカーソル等を上下左右に移動させるときに押下される。
中央のボタン23Eは、例えば、液晶モニタ26に表示されたメニュー画面や設定画面において決定を指示するときに押下される。
図6に示すように、撮像装置10の背面の十字キー23の被写体に向かって左下側には再生ボタン24が配置され、右下側には削除ボタン25が配置される。
再生ボタン24は、撮像画像を再生するときに押下される。削除ボタン25は、液晶モニタ26に表示された撮像画像を削除するときに押下される。
図6に示すように、撮像装置10の背面の被写体に向かって左側には、液晶モニタ26が配置される。液晶モニタ26には、メニュー画面や設定画面、撮像画像等が表示される。
<撮像装置のハードウェア構成例>
図8は、撮像装置10のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図8の撮像装置10は、光学系41、イメージセンサ42、画像処理部43、圧縮処理部44、メディア制御部45、記録メディア46、合焦制御部48、およびマイクロコンピュータ47を有する。また、撮像装置10は、合焦制御部48、アクチュエータ49、表示部50、メモリ51、操作部52、および通信部53を有する。
具体的には、光学系41とイメージセンサ42は、取得部として機能し、画像を取得する。より詳細には、光学系41は、レンズ10A、図示せぬ絞りなどにより構成される。光学系41は、被写体からの光をイメージセンサ42に集光させる。光学系41は、アクチュエータ49により駆動される。
イメージセンサ42は、レンズ10Aにより集光された光を画素単位で光電変換し、画像の各画素のアナログ信号である電気信号を取得する。また、イメージセンサ42は、光学系41により集光された光に基づいて、1以上の画素からなる検出単位で、画像の合焦面からのずれ量を表す位相差情報を取得する。イメージセンサ42は、各画素の電気信号を画像処理部43に供給し、位相差情報を合焦制御部48に供給する。
画像処理部43は、イメージセンサ42から供給される画像の各画素の電気信号に対してA/D変換等の画像処理を行う。画像処理部43は、その結果得られる画像の各画素のデジタルデータである画像データとして、圧縮処理部44とマイクロコンピュータ47に供給する。
圧縮処理部44は、必要に応じて、画像処理部43から供給される画像データを圧縮する。圧縮処理部44は、圧縮後の画像データをメディア制御部45に供給する。
メディア制御部45は、記録メディア46を制御し、圧縮処理部44から供給される圧縮後の画像データを記録メディア46に記録させる。このように、イメージセンサ42により画像が取得されて圧縮され、圧縮後の画像データが記録される処理を、撮像という。記録メディア46は、メディア制御部45の制御により、圧縮後の画像データを記録する。
マイクロコンピュータ47は、撮像装置10の各部を制御する。例えば、マイクロコンピュータ47は、操作信号に基づいて、表示部50の液晶モニタ26にメニュー画面や設定画面を表示させたり、表示部50に画像処理部43からの画像データに基づく画像を表示させたりする。
また、マイクロコンピュータ47は、画像処理部43からの画像データを解析して、ホワイトバランスを調整し、ホワイトバランスが調整された画像を表示部50に表示すると共に、画像処理部43に出力する。したがって、画像処理部43は、マイクロコンピュータ47によりホワイトバランスが調整された画像の画像データを圧縮処理部44に出力する。
また、マイクロコンピュータ47は、画像解析部71、AWB調整部72、WB制御部73、および設定部74を備えている。
画像解析部71は、画像処理部43より供給される画像データに基づいて、画像を解析し、RGBのそれぞれのデジタルデータから光源色を推定し、推定結果をAWB調整部72に出力する。
AWB調整部72は、画像解析部71により推定された光源色に基づいて、ホワイトバランス調整量を求めて、画像全体を調整した画像データを生成し、画像処理部43に出力する、または、表示部50に表示する。
WB制御部73は、操作部52が操作されることにより、プリセットされた光源のうち、予め指定された光源色に基づいて、ホワイトバランスの調整量を求めて、画像全体を調整した画像データを生成し、画像処理部43に出力する、または、表示部50に表示する。
設定部74は、プリセットホワイトバランス、または、AWB等のWBの動作モードの設定や、AWBの動作モード時におけるAWBロックを掛ける際の動作やカスタムボタンの設定画面の液晶モニタ26への表示や、設定画面が操作部52の操作により決定された設定情報を記憶する。
合焦制御部48は、マイクロコンピュータ47から供給される合焦領域と、イメージセンサ42から供給される位相差情報とに基づいて、合焦領域にピントが合うようにアクチュエータ49を制御する。
アクチュエータ49は、合焦制御部48等により制御される。アクチュエータ49は、光学系41を駆動し、フォーカス位置、絞り値、およびズーム倍率を制御する。
表示部50は、図6のファインダ17と液晶モニタ26により構成される。表示部50は、マイクロコンピュータ47の制御により、撮像画像(圧縮および記録される画像)の画像データに基づいて撮像画像を表示する。また、表示部50は、マイクロコンピュータ47の制御により、撮像画像ではない画像(圧縮および記録されない画像)の画像データに基づく画像を、ライブビュー画像として表示する。表示部50の液晶モニタ26は、マイクロコンピュータ47の制御により、メニュー画面や設定画面を表示する。
メモリ51は、マイクロコンピュータ47の作業領域である。メモリ51は、マイクロコンピュータ47による処理の途中結果や最終結果を記憶する。例えば、メモリ51は、マイクロコンピュータ47から供給される顔検出モードを記憶する。
操作部52は、シャッタボタン11、電源ボタン11A、モードダイヤル12、カスタムボタン13、前ダイヤル14、メニューボタン16、視度調整ダイヤル17A、およびカスタムボタン18の操作を表す操作信号をマイクロコンピュータ47に供給する。また、操作部52は、後ダイヤル19、録画ボタン20、AELボタン21、Fnボタン22、十字キー23、再生ボタン24、および削除ボタン25の操作を表す操作信号を、マイクロコンピュータ47に供給する。
通信部53は、マイクとコンピュータ47により制御され、有線または無線により、LAN(Local Area Network)アダプタやBluetooth(登録商標)などよりなり、インターネットに代表されるネットワークや近距離通信を介して外部の機器と通信する。
<AWBロックの種別>
撮像モードには、静止画を撮像する静止画モードと、動画を撮像する動画モードとがあり、本開示において実現するAWBロックについては、動画モードと静止画モードの両方に係る動作(カスタムボタンによるAWBロック)と、静止画モードのみに係る動作(シャッタAWBロック)とがある。
AWBの動作状態がオンに設定された場合のAWBロックは、大きく分けて、静止画モードだけに係るシャッタボタン11の操作によるAWBロック、および動画モードと静止画モード両方に係るカスタムボタン13,18の操作によるAWBロックの2種類に分類される。
また、シャッタボタン11の操作によるAWBロックについては、シャッタボタン11を半押し操作にしたときのAWBロックと、シャッタボタン11を全押しした状態を継続して連写状態としたとき(連写操作としたとき)のAWBロックとに分類される。
このうち、シャッタボタン11を半押し操作したときのAWBロックについては、図9で示されるように、静止画モードにおけるシャッタボタン11の操作全体を領域Z1で表現したうちの、連写または単写に関わらず、全ての半押し操作によるものであるので、領域Z1の一部の範囲Z2として表現される操作となる。
このような設定により、ユーザは、ライブビュー画像を見ながら、所望とする色温度であると認識したタイミングで、シャッタボタン11を半押し操作することで、AWBロックを掛けることができ、この状態のまま、所望とする構図が得られるまで構図を調整する事が可能となる。
さらに、シャッタボタン11を全押し操作した状態を継続して連写状態としたとき(連写操作としたとき)のAWBロックについては、半押し操作を経て、全押し操作とし、その状態が継続することで連写状態になったときに動作するAWBロックであるので、図9の範囲Z2の、さらに一部の範囲Z3として表現される。すなわち、半押し操作におけるAWBロックにおいては、連写状態におけるAWBロックが含まれる。
このような設定により、ユーザは、シャッタボタン11を全押し操作して、かつ、その状態が継続して連写状態になった以降において、AWBロックを掛けることができ、連写状態が終了するまでAWBロックを継続して掛けることが可能となり、連写状態で撮像された画像の色温度を統一することが可能となる。
このため、本開示の撮像装置10においては、シャッタボタン11に対するどのような操作によりAWBロックを掛けるかについて、ユーザが所望するように選択的に設定することができる。
すなわち、シャッタボタン11を半押し操作したときAWBロックが掛けられるモード、シャッタボタン11が全押し操作された状態が継続されて、連写中となったときにAWBロックが掛けられるモード、および、シャッタボタン11の操作に関わらず、AWBロックが掛けられないモードの3種類のモードのいずれかを選択的に設定することができる。
また、カスタムボタン13,18に、AWBをロックさせるためのボタン(以降においては、AWBL(Auto White Balance Lock)ボタンとも称する)としての機能が割り当てられた場合には、カスタムボタン13,18が操作されることでAWBロックが掛けられる。
さらに、カスタムボタン13,18にAWBLボタンとしての機能が割り当てられた場合、AWBロックを掛けるための操作には、押す間操作と再押し操作の2種類の操作がある。
押す間操作とは、AWBLボタンとしての機能が割り当てられたカスタムボタン13,18が押されているタイミングにおいて、AWBロックが掛けられた状態となり、押されていないタイミングにおいてAWBが機能するものである。
すなわち、カスタムボタン13,18にAWBLボタンとしての機能が割り当てられ、かつ、押す間操作が設定されると、ユーザが、カスタムボタン13,18を押している間だけAWBロックが掛けられ、それ以外のときAWBが機能する。
また、再押し操作とは、AWBLボタンとしての機能が割り当てられたカスタムボタン13,18に1回目の押す操作がなされた後、押す操作が解除されたタイミング以降においてAWBロックが掛けられた状態となり、再度、2回目の押す操作がなされた後、押す操作が解除されるとAWBロックの状態が解除される操作である。
すなわち、カスタムボタン13,18にAWBLボタンとしての機能が割り当てられ、かつ、再押し操作が設定されると、ユーザが、カスタムボタン13,18を1回目に押す操作をして解除したタイミングから、2回目に押す操作がなされて解除されるまでの間が、AWBロックが掛けられた状態となり、それ以外のときAWBが機能する。
また、カスタムボタン13,18については、AWBLボタンとしての機能が割り当てられた場合にのみ、AWBロックを掛けるための操作ができるので、AWBLボタンとしての機能が割り当てられるとき、併せて押す間操作、または、再押し操作のいずれかを選択的に設定することができる。
さらに、カスタムボタン13,18については、そのうちのいずれかにのみAWBLボタンとしての機能が割り当てられるようにしてもよいし、その両方にAWBLボタンとしての機能が割り当てられるようにしてもよい。カスタムボタン13,18の両方にAWBLボタンとしての機能が割り当てられる場合、両方を押す間操作、または、再押し操作に設定することもできるし、いずれか一方を押し間操作に設定し、他方を再押し操作に設定するようにしてもよい。
尚、カスタムボタン13,18については、AWBLボタンとしての機能が割り当てられた場合にのみ、AWBロックを掛けるための操作ができるので、AWBLボタンとしての機能を割り当てないように設定することで、AWBLボタンとして機能させないようにすることもできる。
また、カスタムボタン13,18にAWBLボタンとしての機能が割り当てられることにより、シャッタボタン11の操作とは独立してAWBロックを掛けることが可能である。
これにより、例えば、シャッタボタン11の半押し操作で、オートフォーカスによるフォーカスロックとオートエクスポージャによるエクスポージャロックが掛かるような設定になっていても、AWBロックについては、独立して動作させることができる。
すなわち、例えば、フォーカスロックとエクスポージャロックとが同時に掛かっている状態であっても、カスタムボタン13または18の操作により、AWBロックのみをオンまたはオフに切り替えて操作することもできる。
また、以降においては、上述したシャッタボタン11の操作によるAWBロックを、シャッタAWBロックとも称し、カスタムボタン13,18の操作によるAWBロックを、カスタムボタンAWBロックとも称する。
<シャッタAWBロック設定処理>
次に、図10のフローチャートを参照して、シャッタAWBロック設定処理について説明する。
ステップS11において、マイクロコンピュータ47の設定部74は、操作部52を制御して、設定処理が指示されたか否かを判定し、設定処理が指示されるまで、同様の処理を繰り返す。
ステップS11において、設定処理が指示されたと判定された場合、処理は、ステップS12進む。
ステップS12において、設定部74は、表示部50における液晶モニタ26に、例えば、図11の左上部で示される設定画面C1を表示する。
図11の設定画面C1においては、最上段において「設定」と表示され、設定画面であることが示されている。
また、「設定」の下には、上から、「美肌効果」および「シャッタAWBロック」と表示され、それぞれ、右側に「切」と表示された選択欄B1,B2が、表示され、「美肌効果」および「シャッタAWBロック」のいずれの設定もオフ(切)の状態とされていることが示されている。
さらに、選択欄B1,B2は、設定対象として選択することが可能であり、図11においては、選択欄B2がハイライト表示されており、設定対象として選択されていることが示されている。
ステップS13において、設定部74は、操作部52を制御して、十字キー23等が操作されて、設定対象として、「シャッタAWBロック」が選択されたか否かを判定する。
尚、図11においては、「美肌効果」および「シャッタAWBロック」のいずれも設定対象として選択可能であるが、ここでは、説明の便宜上、「シャッタAWBロック」だけを選択対象とした処理のみを説明とする。
ステップS13において、例えば、図11の設定画面C1で示されるように、十字キー23等が操作されて、選択欄B2が設定対象として選択され、さらに、決定操作がなされると設定対象として、「シャッタAWBロック」が選択されたものとみなされ、処理は、ステップS14に進む。
ステップS14において、設定部74は、表示部50における液晶モニタ26に、例えば、図11の中央上部で示される設定画面C2を表示する。
図11の設定画面C2において、設定画面C1の表示上にポップアップPOP1が表示され、ポップアップPOP1の最上段に「シャッタAWBロック」と表示され、ポップアップPOP1が「シャッタAWBロック」の設定画面であることが示されている。
また、ポップアップPOP1の「シャッタAWBロック」の下には、上から選択欄B11乃至B13が表示されており、それぞれ「シャッタ半押し」、「連写中」、および「切」が表示されている。
選択欄B11乃至B13は、いずれも十字キー23等により操作して、選択することが可能とされている。
すなわち、選択欄B11は、「シャッタ半押し」と表記され、「シャッタAWBロック」を、シャッタボタン11を半押し操作したとき動作させることを設定するとき選択される。
また、選択欄B12は、「連写中」と表記され、「シャッタAWBロック」を、シャッタボタン11を全押し操作した状態が継続されて、連写状態となったとき動作させるように設定するとき選択される。
さらに、選択欄B13は、「切」と表記され、「シャッタAWBロック」を、シャッタボタン11による動作をしない状態、すなわち、「シャッタAWBロック」をオフにさせるように設定するとき選択される。
図11においては、選択欄B11がハイライト表示されており、選択欄B11の「シャッタ半押し」が選択されていることが示されている。
ステップS15において、設定部74は、操作部52を制御して、十字キー23等が操作されて、「シャッタAWBロック」を「シャッタ半押し」操作するとき動作させるように設定する指示がなされたか否かを判定する。
ステップS15において、例えば、図11で示されるように、選択欄B11がハイライト表示されており、選択欄B11の「シャッタ半押し」が選択され、決定操作がなされた場合、「シャッタAWBロック」を「シャッタ半押し」操作するとき動作させるように設定する指示がなされたとみなされて、処理は、ステップS16に進む。
ステップS16において、設定部74は、「シャッタAWBロック」を「シャッタ半押し」操作するとき動作するモードに設定して、その設定情報を記憶する。
また、ステップS15において、「シャッタAWBロック」を「シャッタ半押し」操作するとき動作させるように設定する指示がなされなかった場合、処理は、ステップS17に進む。
ステップS17において、設定部74は、操作部52を制御して、十字キー23等が操作されて、「シャッタAWBロック」を、全押し操作した状態が継続して「連写中」になったとき動作させるように設定する指示がなされたか否かを判定する。
ステップS17において、例えば、図11の右上部の設定画面C3で示されるように、選択欄B12がハイライト表示されており、選択欄B12の「連写中」が選択され、決定操作がなされた場合、「シャッタAWBロック」を、全押し操作した状態が継続して「連写中」になったとき動作させるように設定する指示がなされたとみなされて、処理は、ステップS18に進む。
ステップS18において、設定部74は、「シャッタAWBロック」を、全押し操作した状態が継続して「連写中」になったとき動作するモードに設定して、その設定情報を記憶する。
また、ステップS17において、「シャッタAWBロック」を「連写中」のとき動作させるように設定する指示がなされなかった場合、処理は、ステップS19に進む。
ステップS19において、設定部74は、操作部52を制御して、十字キー23等が操作されて、「シャッタAWBロック」を切(オフ)にさせるように設定する指示がなされたか否かを判定する。
ステップS19において、例えば、図11の選択欄B13の「切」が選択され、決定操作がなされた場合、「シャッタAWBロック」を、シャッタボタン11により動作しない、切(オフ)にさせるように設定する指示がなされたとみなされて、処理は、ステップS20に進む。
ステップS20において、設定部74は、「シャッタAWBロック」をシャッタボタン11により操作できない「オフ(切)」の動作モードに設定して、その設定情報を記憶する。
また、ステップS19において、「シャッタAWBロック」として「切」が選択されなかった場合、処理は、ステップS21に進む。
ステップS21において、設定部74は、操作部52を制御して、例えば、十字キー23等が操作されて、シャッタAWBロック設定の終了が指示されたか否かを判定する。
ステップS21において、シャッタAWBロック設定の終了が指示されない場合、処理は、ステップS14に戻る。すなわち、ステップS21において、シャッタAWBロック設定の終了が指示されるまで、ステップS14乃至S21の処理が繰り返される。
そして、ステップS21において、シャッタAWBロック設定の終了が指示された場合、処理は、ステップS22に進む。
ステップS22において、設定部74は、記憶した設定情報に基づいて、設定画面を更新し、表示部50における液晶モニタ26に表示する。設定部74は、例えば、図11の中央下部で示される設定画面C4を液晶モニタ26に表示する。
図11の設定画面C4においては、「シャッタAWBロック」の右側に「シャッタ半押し」と表示され、「シャッタAWBロック」が「シャッタ半押し」操作がなされたときに動作させるモードに設定されたことが表されている。
ステップS23において、設定部74は、操作部52を制御して、例えば、十字キー23等が操作されて、設定の終了が指示されたか否かを判定する。
ステップS23において、設定の終了が指示されない場合、処理は、ステップS12に戻る。
すなわち、設定の終了が指示されるまで、ステップS12乃至S23の処理が繰り返される。
そして、ステップS23において、設定の終了が指示された場合、処理は終了する。
尚、ステップS13において、設定対象として、「シャッタAWBロック」が選択されない場合、ステップS14乃至S22の処理はスキップされる。
以上の処理により、シャッタAWBロックが、シャッタボタン11の半押し操作のときになされる動作モード、全押し操作した状態が継続して連写中になったときになされる動作モード、または、シャッタボタン11ではAWBロックが掛けられない動作モードのいずれかの動作モードに設定される。
結果として、AWBロックの動作を、シャッタボタン11に対する操作内容に応じて切り替えて設定することが可能となる。
尚、以上においては、シャッタボタン11に対するAWBロックの動作モードを設定させる例について説明してきたが、併せて、オートフォーカスやオートエクスポージャの設定を組み合わせて設定できるようにしてもよい。
半押し操作のときになされる動作モードとして、例えば、フォーカスロックおよびエクスポージャロックを併用させるときの条件を付帯させたAWBロックを掛ける動作モードを選択できるようにしてもよい。
例えば、フォーカスロックおよびエクスポージャロック、並びにAWBロックを掛ける動作モード、フォーカスロックは掛けないが、エクスポージャロックとAWBロックを掛ける動作モード、および、エクスポージャロックは掛けないが、フォーカスロックとAWBロックを掛ける動作モードなどを選択できるようにしてもよい。
<カスタムボタン設定処理>
次に、図12のフローチャートを参照して、カスタムボタン設定処理について説明する。
ステップS31において、マイクロコンピュータ47の設定部74は、操作部52を制御して、カスタムボタンの設定が指示されたか否かを判定する。
ステップS31において、カスタムボタンの設定が指示された場合、処理は、ステップS32進む。
ステップS32において、設定部74は、表示部50における液晶モニタ26に、例えば、図13で示される設定画面C21を表示する。
図13の設定画面C21においては、最上段において「カスタムボタン」と表示され、カスタムボタンの設定画面であることが示されている。
また、「カスタムボタン」の下には、上から、「AWBLボタン(押す間)」、「AWBLボタン(再押し)」、「AELボタン(押す間)」、および「AELボタン(再押し)」と表示された選択欄B31乃至B34が表示されている。
選択欄B31乃至B34は、カスタムボタン13に対して割り付けることが可能な機能が表示されており、選択欄B31乃至B34のいずれかを選択することで、その機能を割り付けることが可能である。
尚、選択欄B33,B34における「AELボタン」の機能は、AELボタン21における機能と同様の機能であり、それぞれ押す間操作の場合に機能する設定と、再押し操作のときに機能する設定とが表されている。
図13においては、選択欄B31がハイライト表示されており、カスタムボタン13,18に「AWBLボタン(押す間)」が割り付けられることが選択された状態が表示されている。
ステップS33において、設定部74は、操作部52を制御して、十字キー23等が操作されて、カスタムボタン13に割り付けられる機能として、「AWBLボタン(押す間)」が選択されたか否かを判定する。
ステップS33において、例えば、図13で示されるように、選択欄B31がハイライト表示されており、選択欄B31の「AWBLボタン(押す間)」が選択され、決定操作がなされた場合、カスタムボタン13に「AWBLボタン(押す間)」の機能が割り付けられることが選択されたとみなされて、処理は、ステップS34に進む。
ステップS34において、設定部74は、カスタムボタン13に「AWBLボタン(押す間)」の機能が割り付けられるように設定して、その設定情報を記憶する。
ステップS33において、カスタムボタン13に割り付けられる機能として、「AWBLボタン(押す間)」が選択されなかった場合、処理は、ステップS35に進む。
ステップS35において、設定部74は、操作部52を制御して、十字キー23等が操作されて、カスタムボタン13に割り付けられる機能として、「AWBLボタン(再押し)」が選択されたか否かを判定する。
ステップS35において、選択欄B32の「AWBLボタン(再押し)」が選択され、決定操作がなされた場合、カスタムボタン13に「AWBLボタン(再押し)」の機能が割り付けられることが選択されたとみなされて、処理は、ステップS36に進む。
ステップS36において、設定部74は、カスタムボタン13に「AWBLボタン(再押し)」の機能が割り付けられるように設定して、その設定情報を記憶する。
ステップS35において、カスタムボタン13に割り付けられる機能として、「AWBLボタン(再押し)」が選択されなかった場合、処理は、ステップS37に進む。
ステップS37において、設定部74は、操作部52を制御して、十字キー23等が操作されて、カスタムボタン13に割り付けられる機能として、「AELボタン(押す間)」が選択されたか否かを判定する。
ステップS37において、例えば、選択欄B33の「AELボタン(押す間)」が選択され、決定操作がなされた場合、カスタムボタン13に「AELボタン(押す間)」の機能が割り付けられることが選択されたとみなされて、処理は、ステップS38に進む。
ステップS38において、設定部74は、カスタムボタン13に「AELボタン(押す間)」の機能が割り付けられるように設定して、その設定情報を記憶する。
ステップS37において、カスタムボタン13に割り付けられる機能として、「AELボタン(押す間)」が選択されなかった場合、処理は、ステップS39に進む。
ステップS39において、設定部74は、操作部52を制御して、十字キー23等が操作されて、カスタムボタン13に割り付けられる機能として、「AELボタン(再押し)」が選択されたか否かを判定する。
ステップS39において、選択欄B34の「AELボタン(再押し)」が選択され、決定操作がなされた場合、カスタムボタン13に「AELボタン(再押し)」の機能が割り付けられることが選択されたとみなされて、処理は、ステップS40に進む。
ステップS40において、設定部74は、カスタムボタン13に「AELボタン(再押し)」の機能が割り付けられるように設定して、その設定情報を記憶する。
ステップS39において、カスタムボタン13に割り付けられる機能として、「AELボタン(再押し)」が選択されなかった場合、処理は、ステップS41に進む。
ステップS41において、設定部74は、操作部52を制御して、例えば、十字キー23等が操作されて、設定の終了が指示されたか否かを判定する。
ステップS41において、設定の終了が指示されない場合、処理は、ステップS33に戻る。
すなわち、設定の終了が指示されるまで、ステップS33乃至S41の処理が繰り返される。
そして、ステップS41において、設定の終了が指示された場合、処理は終了する。
以上の処理により、カスタムボタン13にAWBLロック(押す間)、またはAWBL(再押し)のいずれかが割り付けられることにより、AWBロックを実現することが可能となる。
これにより、押す間操作によるAWBロックの動作や再押し操作によるAWBロックの動作を、カスタムボタン13に割り付け事が可能となる。
結果として、シャッタボタン11の操作とは独立した、カスタムボタン13の操作によるAWBロックを実現することが可能となる。
尚、以上においては、カスタムボタン13の設定操作について説明してきたが、カスタムボタン18についても同様の処理で設定することが可能である。
また、割り付けられる機能として、「AWBLボタン(押す間)」、「AWBLボタン(再押し)」、「AELボタン(押す間)」、および「AELボタン(再押し)」の4種類の機能を例としたときの処理について説明してきたが、割り付ける機能はこれに限らず、その他の機能であってもよい。
さらに、既に、予め本体に設けられた別の機能のボタンの機能を割り付けるようにしてもよいし、物理的なボタンとしては存在しない機能を割り付けるようにしてもよい。
また、カスタムボタン13,18に同一の機能を割り付けるようにしてもよいし、それぞれ異なる機能を割り付けるようにしてもよい。
<AWB調整処理>
次に、図14のフローチャートを参照して、AWB調整処理について説明する。
ステップS61において、マイクロコンピュータ47は、操作部52を制御して、例えば、前ダイヤル14や後ダイヤル19が操作されて、AWBがオンの状態にされているか否かを判定する。
ステップS61において、例えば、前ダイヤル14や後ダイヤル19が操作されて、AWBがオンの状態にされていると判定された場合、処理は、ステップS62に進む。
ステップS62において、マイクロコンピュータ47は、操作部52を制御して、例えば、前ダイヤル14や後ダイヤル19が操作されて、表示モードが詳細表示モードであるか否かを判定する。
ここで、表示モードとは、液晶モニタ26に表示される情報量に応じたモードであり、詳細表示モードと通常表示モードとがある。
詳細表示モードとは、例えば、図15の上段で示されるような表示モードである。
すなわち、詳細表示モードの場合、図15で示されるように、液晶モニタ26の下端部E1、左端部E2、上端部E3、および右端部E4に各種の情報が表示される。
下端部E1には、図中左からシャッタスピード、F値、露出、ISO感度のそれぞれを示すアイコン、および、AWBLボタンのオンまたはオフを示すAWBLアイコンD1が表示される。
尚、オンまたはオフを示すアイコンは、オンのとき、表示状態とされ、オフのとき、非表示状態とされる。
AWBLアイコンD1は、AWBLボタンとして割り付けられたカスタムボタン13または18によりAWBLがオンされたときに表示され、シャッタボタン11が半押し操作される、または、連写状態にされることによるAWBロックが掛けられるときには表示されない。
これは、AWBLボタンに割り付けられたカスタムボタン13または18が、再押し操作でオンまたはオフを切り替える際、1回目の全押し操作および操作解除によりAWBLがオンの状態になっている場合、AWBLがオンとなっている時間が長いと、AWBLがオンであるのか、または、オフであるのかを忘れる恐れがあるので、AWBLがオンであることを視覚的に認識させるために表示されるものである。
シャッタボタン11が半押し操作される、または、連写状態にされることによりAWBロックが掛けられる場合には、ライブビュー画像における色温度の変化が停止することで、視覚的に、AWBロックが掛けられていることを認識することができる。
左端部E2には、上からドライブモード、フォーカスモード、測光モード、ロックオンフォーカスモード、およびピクチャープロファイルのモードを示すそれぞれのアイコンが表示される。
上端部E3には、図中左から撮像モード、バッテリ残量、縦横比、撮像される画像サイズのそれぞれを示すアイコン、手振れ補正のオンまたはオフを示すアイコン、画質を示すアイコン、NFC(Near field communication)が有効であるか否かを示すアイコン、および充電中であるか否かを示すアイコンが表示される。
右端部E4には、上からフォーカスエリアを示すアイコン、AWBがオンまたはオフのいずれであるかを示すアイコンD2、DRO(Dynamic Range Optimizer)の設定状態を示すアイコン、画像の仕上がりであるクリエイティブスタイルのモードを示すアイコン、およびピクチャーエフェクトのモードを示すアイコンが表示される。
通常表示モードとは、例えば、図16の上段で示されるような表示モードであり、図15の詳細表示モードにおいては、液晶モニタ26の下端部E1の情報のみが表示される。
すなわち、詳細表示モードにおいては、表示される情報量が通常表示モードよりも多くなる分、ライブビュー画像を見難くなるので、ライブビュー画像を詳細に確認したい場合には通常表示モードにして、表示される情報量を低減させて、ライブビュー画像を見易くする。
ここで、図14のフローチャートの説明に戻る。
ステップS62において、詳細表示モードである場合、処理は、ステップS63に進む。
ステップS63において、マイクロコンピュータ47は、AWBアイコンD2が表示されている状態か否かを判定する。
ステップS63において、AWBアイコンD2が表示されていない場合、処理は、ステップS64に進む。
ステップS64において、マイクロコンピュータ47は、表示部50を制御して、液晶モニタ26上に、AWBアイコンD2を表示させる。
すなわち、ここでは、ステップS61,S62において、AWBがオンで、かつ、詳細表示モードであると判定されているが、ステップS63において、図15の下段で示されるように、AWBアイコンD2が表示されていない状態であるときには、動作状態との矛盾が生じる。
そこで、AWBがオンであることが示す必要があるので、ステップS64の処理により、図15の上段で示されるように、詳細表示モードの右端部E4内に、AWBアイコンD2が表示される。
尚、ステップS62において詳細表示モードではないと判定された場合、およびステップS63において、既にAWBアイコンD2が表示されている場合については、ステップS64の処理がスキップされる。
ステップS65において、マイクロコンピュータ47は、イメージセンサ42を制御して、光学系41を介して入射する撮像範囲の光に基づいて画像を撮像させて、画像データとして画像処理部43に出力する。
画像処理部43は、画像データに画像処理を加えて、マイクロコンピュータ47に出力する。
ステップS66において、マイクロコンピュータ47の画像解析部71は、画像データのRGB信号に基づいて画像を解析し、解析結果をAWB調整部72に出力する。
ステップS67において、AWB調整部72は、画像データのRGB信号の解析結果に基づいて、画像全体の状態に応じたAWB調整値を算出する。
ステップS68において、AWB調整部72は、操作部52からの操作信号に基づいて、AWBLがオンの状態、すなわち、AWBロックが掛けられた状態であるか否かを判定する。
尚、AWBLがオンまたはオフの状態のいずれであるかについては、図17乃至図19のフローチャートを参照して後述するAWBL制御処理により操作部52からの操作信号に基づいて、リアルタイムで求められる処理が繰り返される。
このため、AWB調整部72は、AWBL制御処理の処理結果である、リアルタイムで求められるオンまたはオフの状態のいずれかの結果に基づいて、AWBLがオンであるか否かを判定する。
ステップS68において、AWBLがオンではない、すなわち、AWBロックが掛けられていない状態である場合、処理は、ステップS69に進む。
ステップS69において、AWB調整部72は、算出したAWB調整値を更新して記憶する。
ステップS70において、AWB調整部72は、記憶しているAWB調整値に基づいて、画像データに調整を加えて、画像のホワイトバランスを調整する。
ステップS71において、マイクロコンピュータ47は、ホワイトバランスが調整された画像を画像処理部43に出力すると共に、表示部50に出力してライブビュー画像として液晶モニタ26上に表示させる。
ステップS72において、マイクロコンピュータ47は、処理の終了が指示されたか否かを判定し、終了が指示されていない場合、処理は、ステップS61に戻る。
また、ステップS68において、AWBLがオンである、すなわち、AWBロックが掛けられている場合、ステップS69の処理がスキップされる。
すなわち、AWBLがオンにされず、AWBロックが掛けられていない状態においては、AWB調整値が算出されて、算出されたAWB調整値が更新されて記憶される処理(ステップS69の処理)が繰り返されて、更新が繰り返されて記憶されているAWB調整値によりホワイトバランスが調整され続ける。
従って、この場合、画角や外光の変化に伴って、AWB調整値が変化し、変化に伴ったAWB調整値が順次更新されて記憶され、記憶されたAWB調整値によりホワイトバランスが調整されることにより液晶モニタ26に表示されるライブビュー画像の色温度は変化し続ける。
これに対して、AWBLがオンにされ、AWBロックが掛けられた状態においても、AWB調整値は算出され続けるが、更新される処理がなされない(ステップS69の処理がスキップされる)。このため、AWBLがオンにされる直前に更新されて記憶された同一のAWB調整値によりホワイトバランスが調整され続ける。
従って、この場合、画角や外光が変化して、AWB調整値が変化し、変化に伴ったAWB調整値の算出は繰り返されるが、記憶されているAWB調整値は更新されることがない。
このため、AWBLがオンになる直前に記憶された同一のAWB調整値によりホワイトバランスが調整され続けることにより、液晶モニタ26に表示されるライブビュー画像の色温度は一定の状態に維持される。
また、ステップS61において、AWBがオンではないと判定された場合、処理は、ステップS73に進む。
ステップS73において、マイクロコンピュータ47は、AWBアイコンD2が表示されている状態か否かを判定する。
ステップS73において、AWBアイコンD2が表示されている場合、処理は、ステップS74に進む。
ステップS74において、マイクロコンピュータ47は、表示部50を制御して、液晶モニタ26上に表示されているAWBアイコンD2を非表示の状態にさせ、処理は、ステップS72に進む。
尚、ステップS73において、AWBアイコンD2が表示されていない場合、ステップS74の処理は、スキップされる。また、AWBアイコンD2が表示されていた場合、詳細表示モードであることが明らかであるので、表示モードが詳細表示モードであるか否かについての判定は省略される。
以上の処理により、AWBLがオフにされて、AWBロックが掛けられていない場合には、液晶モニタ26上に表示される画像の色温度が、撮像される外光や画角が変化することによる入射光の変化に伴ったAWB調整値により変化し続ける。
また、AWBLがオンにされて、AWBロックが掛けられている場合には、液晶モニタ26上に表示される画像の色温度は、撮像される外光や画角が変化することによる入射光の変化があっても、AWBLがオンにされる直前に記憶された同一のAWB調整値によりホワイトバランスが調整されることにより一定の色温度の状態が維持される。
<AWBL制御処理>
次に、図17のフローチャートを参照して、AWBL制御処理について説明する。
ステップS81において、AWB調整部72は、設定部74に記憶されている設定情報に基づいて、シャッタAWBロックがシャッタ半押しに設定されているか否かを判定する。
ステップS81において、シャッタAWBロックがシャッタ半押しに設定されていると判定された場合、処理は、ステップS82に進む。
ステップS82において、AWB調整部72は、シャッタAWBL制御処理(シャッタ半押し)を実行して、シャッタAWBロックがシャッタ半押しに設定された場合のシャッタAWBL制御処理を実行して、シャッタボタン11とカスタムボタン13または18との操作に基づいたAWBロックを制御する。尚、シャッタAWBL制御処理(シャッタ半押し)については、図18のフローチャートを参照して詳細を後述する。
ステップS83において、AWB調整部72は、処理の終了が指示されたか否かを判定し、終了が指示されない場合、処理は、ステップS81に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
また、ステップS83において、処理の終了が指示された場合、処理は終了する。
さらに、ステップS81において、シャッタAWBロックがシャッタ半押しに設定されていないと判定された場合、処理は、ステップS84に進む。
ステップS84において、AWB調整部72は、設定部74に記憶されている設定情報に基づいて、シャッタAWBロックが連写中に設定されているか否かを判定する。
ステップS84において、シャッタAWBロックが連写中に設定されていると判定された場合、処理は、ステップS85に進む。
ステップS85において、AWB調整部72は、シャッタAWBL制御処理(連写中)を実行して、シャッタAWBロックが連写中に設定された場合のシャッタAWBL制御処理を実行して、シャッタボタン11とカスタムボタン13または18との操作に基づいたAWBロックを制御する。
ステップS84において、シャッタAWBロックが連写中に設定されていないと判定された場合、処理は、ステップS86に進む。
ステップS86において、AWB調整部72は、設定部74に記憶されている設定情報に基づいて、カスタムボタン13または18がAWBLボタンとして設定されているか否かを判定する。
ステップS86において、カスタムボタン13または18がAWBLボタンとして設定されていると判定された場合、処理は、ステップS87に進む。
ステップS87において、AWB調整部72は、カスタムボタンAWBL制御処理を実行して、カスタムボタンにAWBLボタンが設定された場合のAWBL制御処理を実行して、カスタムボタン13または18との操作に基づいたAWBロックを制御する。尚、カスタムボタンAWBL制御処理については、図19のフローチャートを参照して詳細を後述する。
ステップS86において、カスタムボタン13または18がAWBLボタンとして設定されていないと判定された場合、処理は、ステップS88に進む。
ステップS88において、AWB調整部72は、AWBLをオフの状態とする。すなわち、この場合、シャッタボタン11にも、カスタムボタン13または18のいずれにもAWBロックを掛ける処理をなすものが設定されていないので、AWBLがオフの状態とされる。
以上の処理により、AWBLがオンの状態であるか、または、オフの状態であるのかが管理される。
<シャッタAWBL制御処理(半押し)>
次に、図18のフローチャートを参照して、シャッタを半押ししたときにAWBロックを掛けるときのシャッタAWBL制御処理について説明する。
ステップS101において、AWB調整部72は、操作部52からの操作信号に基づいて、シャッタボタン11が半押し操作された状態になっているか否かを判定する。
ステップS101において、シャッタボタン11が半押しにされているとみなされた場合、処理は、ステップS102に進む。
ステップS102において、AWB調整部72は、AWBLがオフの状態であるか否かを判定する。すなわち、シャッタボタン11が半押し操作される前のタイミングにおいて、AWBLがオフの状態であるか否かが判定される。
ステップS102において、AWBLがオフの状態である場合、処理は、ステップS103に進む。
ステップS103において、AWB調整部72は、AWBLをオンの状態にする。
尚、ステップS102において、AWBLがオフの状態ではない場合、すなわち、AWBLが既にオンの状態である場合には、ステップS103の処理はスキップされる。
ステップS104において、AWB調整部72は、AWBLボタンに設定されたカスタムボタン13または18が、オンの状態にされているか否かを判定する。
すなわち、AWBLボタンに設定されたカスタムボタン13または18は、押す間操作、または、再押し操作のいずれかに操作が設定されているが、そのいずれかの操作によりオンの状態にされているか否かが判定される。
例えば、押す間操作に設定されている場合、カスタムボタン13または18が押されたままの状態であるか否かが判定される。
また、再押し操作に設定されている場合、カスタムボタン13または18が、1回目に押された後、押す操作が解除された状態であるか否かが判定される。
ステップS104において、AWBLボタンがオンの状態にされていると判定された場合、処理は、ステップS105に進む。
ステップS105において、AWB調整部72は、AWBLアイコンD1が非表示状態であるか否かを判定する。
例えば、表示モードが、詳細表示モードである場合については、図15の中段で示されるように、AWBアイコンD2が表示された状態であって、AWBLアイコンD1が表示されていない状態であるとき、非表示状態であるとみなされる。
尚、図15の下段で示されるように、AWBアイコンD2およびAWBLアイコンD1の両方が表示されていない場合、AWBがオンではないため、すなわち、図15の中段の場合は、AWBLアイコンが非表示ではあるが、非表示としてみなされない。
また、例えば、表示モードが、通常表示モードである場合については、図16の下段で示されるように、AWBLアイコンD1が表示されていない状態であるとき、非表示状態であるとみなされる。
ステップS105において、AWBLアイコンD1が非表示状態であると判定された場合、処理は、ステップS106に進む。
ステップS106において、マイクロコンピュータ47は、表示部50を制御して、液晶モニタ26上の下端部E1に、AWBLアイコンD1を表示状態にさせる。
例えば、表示モードが、詳細表示モードである場合については、図15の上段で示されるように、AWBアイコンD2が表示された状態で、AWBLアイコンD1が表示された表示状態とされる。
また、例えば、表示モードが、通常表示モードである場合については、図16の上段で示されるように、AWBLアイコンD1が表示された表示状態とされる。
尚、ステップS105において、AWBLアイコンD1が非表示状態ではない、すなわち、AWBLアイコンD1が表示状態であると判定された場合、ステップS106の処理はスキップされる。
一方、ステップS104において、AWBLボタンがオンの状態にされていない、すなわち、AWBLボタンに設定されたカスタムボタン13または18が操作されておらず、オフである、または、カスタムボタン13または18にAWBLボタンが設定されていない場合、処理は、ステップS107に進む。
ステップS107においてAWB調整部72は、AWBLアイコンD1が表示状態であるか否かを判定する。
ステップS107において、AWBLアイコンD1が表示状態であると判定された場合、処理は、ステップS108に進む。
ステップS108において、マイクロコンピュータ47は、表示部50を制御して、液晶モニタ26上のAWBLアイコンD1を非表示状態にさせる。
また、ステップS107において、AWBLアイコンD1が表示状態ではない、すなわち、非表示状態であると判定された場合、ステップS108の処理はスキップされる。
すなわち、シャッタボタン11が半押し操作されることにより、AWBLがオンにされた状態で、さらに、AWBLボタンとして設定されたカスタムボタン13または18がオンにされたタイミングにおいても、算出したAWB調整値を更新されない。
したがって、シャッタボタン11が半押し操作(または連写中に)されることにより、AWBLがオンにされた状態で、さらに、AWBLボタンとして設定されたカスタムボタン13または18がオンにされたタイミングにおいても、AWBLはオンのままとなり、AWB調整値も一定であるので、色温度も一定となる。
また、シャッタボタン11が半押し操作(または連写中に)されることにより、AWBLがオンにされた状態で、AWBLボタンとして設定されたカスタムボタン13または18がオンにされないとき、または、カスタムボタン13または18にAWBLボタンが設定されていないときには、AWBロックは掛けられたままであるが、AWBLアイコンD1は非表示状態とされる。
ステップS101において、シャッタボタン11が半押し操作された状態ではないと判定された場合、処理は、ステップS109に進む。
ステップS109において、AWB調整部72は、AWBLボタンに設定されたカスタムボタン13または18が、オンの状態にされているか否かを判定する。
ステップS109において、AWBLボタンがオンの状態にされていると判定された場合、処理は、ステップS110に進む。
ステップS110において、AWB調整部72は、AWBLがオフの状態にされているか否かを判定する。
ステップS110において、AWBLがオフの状態にされていると判定された場合、処理は、ステップS111に進む。
ステップS111において、AWB調整部72は、AWBLをオン状態にする。
ステップS112において、マイクロコンピュータ47は、表示部50を制御して、液晶モニタ26上に、AWBLアイコンD1を表示状態にさせる。
尚、ステップS109において、AWBLボタンがオンの状態にされていないと判定された場合、処理は、ステップS113に進む。
ステップS113において、AWB調整部72は、AWBLがオンの状態にされているか否かを判定する。
ステップS113において、AWBLがオンの状態にされていると判定された場合、処理は、ステップS114に進む。
ステップS114において、AWB調整部72は、AWBLをオフの状態にする。
ステップS114において、マイクロコンピュータ47は、表示部50を制御して、液晶モニタ26上に、AWBLアイコンD1を非表示状態にさせる。
また、ステップS113において、AWBLがオンの状態にされていない、すなわち、AWBLがオフの状態であると判定された場合、ステップS114,S115の処理はスキップされる。
すなわち、シャッタボタン11が半押し操作されない場合は、カスタムボタン13または18がAWBLボタンに設定されているときには、カスタムボタン13または18の操作に応じた処理となる。
より詳細には、カスタムボタン13または18がオンにされると、AWBLがオンにされて、AWBLアイコンD1が最初の処理で表示状態にされる。また、カスタムボタン13または18がオフにされると、AWBLがオフにされて、AWBLアイコンD1が最初の処理で非表示状態にされる。
そして、カスタムボタン13または18がAWBLボタンに設定されていないときには、カスタムボタン13または18の操作に関わらず、シャッタボタン11の操作状態に応じた処理となる。
尚、連写中にAWBロックを掛けるときのシャッタAWBL制御処理については、ステップS101の処理が、シャッタボタン11が半押し操作されているか否かの判定処理に代えて、シャッタボタン11が押している状態で継続しており、連写中である(連写操作されている)か否かが判定される処理となる以外は、図18のフローチャートの処理と同様であるので、その説明は省略する。
<カスタムボタンAWBL制御処理>
次に、図19のフローチャートを参照して、カスタムボタンAWBL制御処理について説明する。
尚、図19のステップS131乃至S137の処理については、図18のフローチャートにおけるステップS110乃至S116の処理と同様であるので、その説明は省略する。
<動作例(その1)>
以上の処理により、シャッタボタン11の半押し操作がなされたとき、または連写状態であるとき、AWBLがオンに制御されるように設定され、かつ、カスタムボタン13または18にAWBLボタンが設定されている場合、以下のような動作となる。
例えば、図20で示されるように、時刻t11において、カスタムボタン13または18がオンにされたとき(押す間操作の場合、全押し状態が開始されたとき、再押し操作の場合、1回目の全押し操作がなされて、全押し操作が解除されたとき)、AWBLがオンの状態とされる。
このとき、時刻t11の直前において求められたAWB調整値が更新されることなく、継続して記憶された状態となり、同一のAWB調整値(=V(t11))によりAWBが掛けられ続けるが色温度は一定のままとなる。
この後、時刻t12において、シャッタボタン11が半押し操作、または連写状態にされても、AWBLのオンの状態は継続され、その後、時刻t13において、シャッタボタン11の操作が終了しても、AWBLはオン状態のままとされる。
そして、時刻t14において、カスタムボタン13または18がオフにされたとき(押す間操作の場合、押された状態が解除されたとき、再押し操作の場合、2回目に押す操作がなされ、押す操作が解除されたとき)、AWBLがオフの状態とされる。
尚、図20,図21においては、上段がシャッタボタン11によるオン、またはオフの状態を示しており、下段がAWBLボタンに設定されたカスタムボタン13または18のオン、またはオフの状態を示しており、いずれもLowがオン状態、Hiがオフ状態を示している。
すなわち、図20の場合、時刻t11乃至t14の期間において、AWBLがオンとされ、同一のAWB調整値(=V(t11))によるAWBが掛けられ続けるため、色温度が一定の状態とされる。
<動作例(その2)>
また、例えば、図21で示されるように、時刻t31において、シャッタボタン11が半押し操作、または連写状態にされたときAWBLがオンの状態とされる。
このとき、時刻t31の直前において求められたAWB調整値が更新されることなく、継続して記憶された状態となり、同一のAWB調整値(=V(t31))によりAWBが掛けられ続けるが色温度は一定のままとなる。
その後、時刻t32において、カスタムボタン13または18がオンにされたとき(押す間操作の場合、押す状態が開始されたとき、再押し操作の場合、1回目の押す操作がなされ、押す操作が解除されたとき)、AWBLはオンの状態が継続される。
AWB調整値は、時刻t32において、カスタムボタン13または18がオンにされたタイミングにおけるAWB調整値(=V(t32))に更新はされず、時刻t31の直前に求められ更新され記憶されたAWB調整値(=V(t31))が掛けられ続ける。
したがって、時刻t32においては、AWB調整値はAWB調整値(=V(t31))のままとなり、色温度は一定となる。
この後、時刻t33において、シャッタボタン11の操作が終了しても、AWBLはオン状態のままとされる。
そして、時刻t34において、カスタムボタン13または18がオフにされたとき(押す間操作の場合、押された状態から解放されたとき、再押し操作の場合、2回目に押す操作がなされて、押す操作が解除されたとき)、AWBLがオフの状態にされる。
すなわち、基本的には、シャッタボタン11による半押し操作、または連写状態にする操作、および、カスタムボタン13または18がオンの状態にする操作の少なくともいずれか一方の操作がなされる限り、AWBLがオンとされる。
また、シャッタボタン11による半押し操作、または連写状態にする操作、およびカスタムボタン13または18がオンにされる操作の両方の操作がなされないときにAWBLがオフにされる。
したがって、図21においては、時刻t31乃至t34の期間において、AWBLがオンとなり、同一のAWB調整値(=V(t31))によるAWBが掛けられ続けるので、その間、色温度が一定の状態とされる。
<<3.第2の実施の形態>>
以上においては、撮像装置10の本体により撮像操作を行う例について説明してきたが、撮像装置10の本体による操作に加えて、通信により、例えば、外部接続されたパーソナルコンピュータによりリモート操作するようにしてもよい。
図22は、撮像装置10に外部接続されたパーソナルコンピュータ(PC)91によりリモート操作できるようにした撮像システムの構成例を示している。図22の撮像システムは、撮像装置10、およびPC91より構成される。
PC91は、無線通信、または有線通信により撮像装置10に対して外部接続されており、撮像装置10のシャッタボタン11やカスタムボタン13または18に相当するボタン等を遠隔操作することで、撮像装置10のリモート操作を実現する。
<PCの構成例>
次に、図23を参照して、PC91の構成例について説明する。
PC91は、制御部111、操作部112、表示部113、記憶部114、通信部115、ドライブ116、およびリムーバブル記録媒体117を備えており、バス118により相互に接続されている。
制御部111は、PC91の動作の全体を制御しており、撮像装置10をリモート操作するためのリモート制御部121を備えている。
操作部112は、キーボードや操作ボタンなどからなり、ユーザの操作入力を受け付けるとともに受け付けた操作入力に対応する操作信号を制御部111に出力する。
表示部113は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)より構成され、制御部111の制御の下、各種の情報を表示する。
記憶部114は、HDD(Hard Disc Drive)やSSD(Solid State Drive)などからなり、各種のデータやプログラムの読出しや書き込みを行う。
通信部115は、LAN(Local Area Network)アダプタやBluetoothなどよりなり、インターネットに代表されるネットワークや近距離通信を介した通信処理を実行する。
ドライブ116は、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini Disc)を含む)、もしくは半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体117に対してデータを読み書きする
リモート制御部121は、通信部115を制御して、撮像装置10と通信し、撮像装置10の表示部50に表示される画像の情報を取得して、表示部113に表示する。
また、リモート制御部121は、表示部113を制御して、撮像装置10をリモート操作するためのシャッタボタン11等のUI(User Interface)画像を表示する。
そして、リモート制御部121は、操作部112の操作信号に基づいたUI画像の操作内容に応じて、撮像装置10の操作部52の操作信号に対応する操作信号を供給し、撮像装置10のシャッタボタン11やカスタムボタン13または18と同様の操作をリモート操作により実現する。
<UI画像の表示例>
次に、図24を参照して、リモート制御部121が表示部113を制御して表示するリモート操作を実現するためのUI画像の表示例について説明する。
UI画像は、例えば、図24の上部で示されるように、表示部113上に表示され、操作パネル部151、および画像表示部152を備える。
操作パネル151は、操作ブロック161、および設定ブロック162を備えており、撮像装置10を操作させるのに必要なボタンが表示されている。
操作ブロック161は、シャッタボタン11等に相当する操作ボタンが配置されており、ポインタにより操作することができる。
より詳細には、操作ブロック161には、AELボタン191、FELボタン192、AWBLボタン193、AFボタン194、シャッタボタン195、録画ボタン196、およびタイマボタン197より構成される。
AEL(Auto Exposure Lock)ボタン191は、AE(Auto Exposure)により設定された露出の状態を固定するとき操作されるボタンである。
FEL(Flash Exposure Lock)ボタン192は、フラッシュの発光量を固定して、発光量に応じて露出を固定するとき操作されるボタンである。
AWBL(Auto White Balance Lock)ボタン193は、AWB(Auto White Balance)をロックさせるとき操作されるボタンである。
AF(Auto Focus)ボタン194は、AFを動作させるとき操作されるボタンである。
シャッタボタン195は、シャッタボタン11の全押し操作に対応する動作をするとき操作されるボタンである。
録画ボタン196は、動画を撮像するとき操作されるボタンであり、動画撮像が開始されると停止ボタンに変化し、停止ボタンが操作されると動画撮像が終了し、再び録画ボタン196に戻る。
タイマボタン197は、タイマ撮像の際に使用されるボタンである。
AELボタン191乃至タイマボタン197は、いずれもポインタにより、押す操作に対応する操作のみが可能とされている。
このため、例えば、AELボタン191、FELボタン192、およびAWBLボタン193は、再押し操作のみが可能とされ、1回目の操作でロックが掛けられ、2回目の操作でロックが解除される。
また、撮像装置10のカスタムボタン13または18に再押し操作によるAWBLボタンが設定されている場合、AWBLボタン193により1回目の操作でAWBLがオンの状態にされたときには、撮像装置10のカスタムボタン13または18が操作されることにより、AWBLをオフの状態に解除することができる。
同様に、撮像装置10のカスタムボタン13または18に再押し操作によるAWBLボタンが設定されている場合、AWBLボタンに設定されたカスタムボタン13または18により1回目の操作でAWBLがオンの状態にされたときには、AWBLボタン193が操作されることにより、AWBLをオフの状態に解除することができる。
また、リモート制御部121は、ロックが掛けられた状態になると、表示部113により表示されるUI画像を制御して表示色を変化させる。
例えば、AWBLボタン193は、1回目の操作によりロックが掛けられると、図24の下部で示されるように、ボタンが所定の色で表示され、2回目の操作によりロックが解除されると、図24の上部で示されるように、元の色で表示される。これにより、ユーザは、AWBLボタン193により、AWBロックが掛けられている状態であることを視覚的に認識することが可能となる。
設定ブロック162は、撮像モード、シャッタスピード、F値、露出、ISO感度、ドライブモード、フォーカスモード、測光モード、およびロックオンフォーカスモード、フォーカスエリア、AWB、DRO(Dynamic Range Optimizer)、画像の仕上がりであるクリエイティブスタイルのモード、およびピクチャーエフェクトのモード等を示すアイコンやヒストグラム表示欄等からなる。
設定ブロック162のアイコンのそれぞれはポインタにより選択することが可能な構成とされており、選択されると、図示せぬ設定画面が表示されて、ポインタやキーボード等により設定することができる。
画像表示部152には、撮像装置10より供給されるライブビュー画像が表示される。
尚、リモート操作については、撮像装置10のカスタムボタン13または18に再押し操作のAWBLボタンが設定された場合の操作と、同様の動作となるため、AWBL制御処理の説明は省略する。
また、以上においては、AELボタン191乃至タイマボタン197は、いずれも再押し操作にのみ対応する例について説明してきたが、UI画像上におけるボタン操作においても半押し操作を実現させるようにしてもよい。
例えば、ポインタがUI画像上のシャッタボタン195上に移動された場合、半押し操作とみなされるようにし、さらに、クリックされたとき全押し操作されたとみなされるようにして、外部機器であるPC91においてもシャッタボタン195の半押し操作を実現させるようにしてもよい。
PC91を用いたリモート操作においても、シャッタAWB設定処理やカスタムボタン設定処理に対応する処理による設定が可能であるので、ユーザの所望とする適切なAWBロックを実現することが可能となる。
<2つのAWBLボタンが設定された場合の動作>
以上のように、カスタムボタン13および18のそれぞれに、再押し操作のAWBLボタンと、押す間操作のAWBLボタンとが割り付けられる場合には、2種類のAWBLボタンが割り付けられることになる。
同様に、リモート操作が可能な構成の場合に、カスタムボタン13または18のいずれかにAWBLボタンが押す間操作で割り付けられると、リモート操作における表示部113上に表示される操作パネル151における操作ブロック161上の再押し操作のAWBLボタン193と併せて、やはり2個のAWBLボタンが設けられることになる。
このような場合、2つのカスタムボタン13,18の操作や、PC91上のAWBLボタン193、およびカスタムボタン13または18の操作とのそれぞれにより操作することができる。
ただし、この場合、図25で示されるように、AWBLがオフの状態(状態St11)、押す間操作によるAWBLがオンの状態(状態St12)、および再押し操作によるAWBLがオンの状態(状態St13)の3つの状態となる。
それぞれの状態遷移は、図25で示されるようなものとなる。
すなわち、AWBLがオフの状態(状態St11)において、押す間操作のAWBLボタン(カスタムボタン13または18に設定されたボタン)が操作された場合、状態は、押す間操作によるAWBLがオンの状態(状態St12)に遷移する。
また、AWBLがオフの状態(状態St11)において、再押し操作のAWBLボタン(カスタムボタン13または18に設定されたボタン、または、AWBLボタン193)が操作された場合、状態は、再押し操作によるAWBLがオンの状態(状態St13)に遷移する。
さらに、押す間操作によるAWBLがオンの状態(状態St12)において、押す間操作のAWBLボタン(カスタムボタン13または18に設定されたボタン)の操作が解除された場合、状態は、AWBLがオフの状態(状態St11)に遷移する。
また、押す間操作によるAWBLがオンの状態(状態St12)において、再押し操作のAWBLボタン(カスタムボタン13または18に設定されたボタン、または、AWBLボタン193)が操作された場合、状態は、再押し操作によるAWBLがオンの状態(状態St13)に遷移する。
さらに、再押し操作によるAWBLがオンの状態(状態St13)において、押す間操作のAWBLボタン(カスタムボタン13または18に設定されたボタン)が操作された場合、状態は、押す間操作によるAWBLがオンの状態(状態St12)に遷移する。
また、再押し操作によるAWBLがオンの状態(状態St13)において、再押し操作のAWBLボタン(カスタムボタン13または18に設定されたボタン、または、AWBLボタン193)が操作された場合(2回目の操作がなされた場合)、状態は、AWBLがオフの状態(状態St11)に遷移する。
このような状態遷移により、押す間操作のAWBLボタンと、再押し操作のAWBLボタンとの2種類のAWBLボタンが設定されても、AWBLのオンまたはオフは制御することが可能となる。
結果として、2種類のAWBLボタンを使い分けることにより、ユーザの所望とする適切なAWBロックを実現することが可能となる。
<<4.ソフトウェアにより実行させる例>>
ところで、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
図26は、汎用のコンピュータの構成例を示している。このコンピュータは、CPU(Central Processing Unit)1001を内蔵している。CPU1001にはバス1004を介して、入出力インタフェース1005が接続されている。バス1004には、ROM(Read Only Memory)1002およびRAM(Random Access Memory)1003が接続されている。
入出力インタフェース1005には、ユーザが操作コマンドを入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスよりなる入力部1006、処理操作画面や処理結果の画像を表示デバイスに出力する出力部1007、プログラムや各種データを格納するハードディスクドライブなどよりなる記憶部1008、LAN(Local Area Network)アダプタなどよりなり、インターネットに代表されるネットワークを介した通信処理を実行する通信部1009が接続されている。また、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini Disc)を含む)、もしくは半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体1011に対してデータを読み書きするドライブ1010が接続されている。
CPU1001は、ROM1002に記憶されているプログラム、または磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1011ら読み出されて記憶部1008にインストールされ、記憶部1008からRAM1003にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM1003にはまた、CPU1001が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU1001が、例えば、記憶部1008に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース1005及びバス1004を介して、RAM1003にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU1001)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブル記録媒体1011に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブル記録媒体1011をドライブ1010に装着することにより、入出力インタフェース1005を介して、記憶部1008にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部1009で受信し、記憶部1008にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM1002や記憶部1008に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
尚、図26におけるCPU1001が、図8におけるマイクロコンピュータ47の機能を実現させる。
また、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
なお、本開示の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本開示は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
尚、本開示は、以下のような構成も取ることができる。
<1> 撮像に係る操作の入力を受け付ける操作部材と、
前記操作部材への所定の操作によりAWB(Auto White Balance)ロックを動作させるように設定する設定部と
を備える撮像装置。
<2> 前記操作部材は、シャッタボタンである
<1>に記載の撮像装置。
<3> 前記所定の操作は、前記シャッタボタンの半押し操作である
<2>に記載の撮像装置。
<4> 前記所定の操作は、前記シャッタボタンによる連写操作である
<2>に記載の撮像装置。
<5> 前記所定の操作は、前記シャッタボタンの半押し操作、および前記シャッタボタンによる連写操作を含み、
前記設定部は、前記AWBロックを、前記シャッタボタンの半押し操作により受け付ける第1のシャッタボタン操作モード、前記シャッタボタンによる連写操作により受け付ける第2のシャッタボタン操作モード、および前記シャッタボタンの操作からは受け付けない第3のシャッタボタン操作モードを切り替えて設定する
<2>に記載の撮像装置。
<6> 前記設定部は、前記第1のシャッタボタン操作モード乃至前記第3のシャッタボタン操作モードを選択する設定画像を表示し、前記設定画像のうち選択されたシャッタボタン操作モードに切り替えて設定する
<5>に記載の撮像装置。
<7> 前記操作部材は、AWBロックを動作させる機能が割り付けられたカスタムボタンである
<1>乃至<6>のいずれかに記載の撮像装置。
<8> 前記所定の操作は、前記カスタムボタンを全押し操作している間について、前記AWBロックを動作させる押す間操作である
<7>に記載の撮像装置。
<9> 前記所定の操作は、前記カスタムボタンが1回目の全押し操作がなされた後、操作が解除されたタイミングから、前記カスタムボタンが2回目の全押し操作がなされた後、操作が解除されたタイミングまでの間について、前記AWBロックを動作させる再押し操作である
<7>に記載の撮像装置。
<10> 前記設定部は、前記カスタムボタンを全押し操作している間について、前記AWBロックを動作させる押す間操作を受け付ける第1のカスタムボタン操作モード、および前記カスタムボタンが1回目の全押し操作がなされた後、操作が解除されたタイミングから、前記カスタムボタンが2回目の全押し操作がなされた後、操作が解除されたタイミングまでの間について、前記AWBロックを動作させる再押し操作を受け付ける第2のカスタムボタン操作モードを切り替えて設定する
<7>に記載の撮像装置。
<11> 前記設定部は、前記第1のカスタムボタン操作モードおよび前記第2のカスタムボタン操作モードを選択する設定画像を表示し、前記設定画像のうち選択されたカスタムボタン操作モードに切り替えて設定する
<10>に記載の撮像装置。
<12> 撮像された画像をライブビュー表示する表示部をさらに含み、
前記表示部は、前記カスタムボタンが操作されることにより、前記AWBロックが動作する場合、前記AWBロックが動作している状態であることを示す情報を表示する
<7>に記載の撮像装置。
<13> 前記表示部は、前記カスタムボタンが操作されることにより、前記AWBロックが動作する場合、前記AWBロックが動作している状態であることを示すアイコンを表示する
<12>に記載の撮像装置。
<14> 画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部により撮像された前記画像を解析し、解析結果に基づいてAWB調整値を算出するAWB調整値算出部と、
前記AWB調整値算出部により算出された前記AWB調整値を順次更新して記憶し、記憶した前記AWB調整値に基づいて、前記画像に対してAWBを掛けるAWB調整部とをさらに含み、
前記AWB調整部は、前記AWBロックがオンにされる場合、前記撮像部により前記画像が撮像される度に、前記AWB調整値算出部により算出された前記AWB調整値の更新を停止し、更新が停止される直前に記憶した前記AWB調整値に基づいて、前記画像に対してAWBを掛ける
<7>に記載の撮像装置。
<15> 前記AWB調整部は、前記カスタムボタンが操作されることにより、前記AWBロックがオンにされる場合、既に前記AWBロックが掛けられていても、前記カスタムボタンが操作されたタイミングにおいて、前記撮像部により撮像された前記画像に基づいて、前記AWB調整値算出部により算出された前記AWB調整値により、記憶している前記AWB調整値を更新した後、前記AWB調整値の更新を停止し、更新が停止される直前に記憶した前記AWB調整値に基づいて、前記画像に対してAWBを掛ける
<14>に記載の撮像装置。
<16> 前記所定の操作は、通信により接続された外部機器からの操作信号を含む
<1>乃至<15>のいずれかに記載の撮像装置。
<17> 前記外部機器は、
UI(User Interface)画像を表示する表示部と、
前記UI画像に対する操作入力を受け付ける操作部とを含み、
前記UIは、前記操作部材に対応付けられた操作ボタンを表示し、
前記UI上に表示された操作ボタンに対する操作内容に応じて、前記AWBロックが制御される
<16>に記載の撮像装置。
<18> 前記UI上に表示された操作ボタンに対して、1回目の操作がなされたタイミングから前記AWBロックがオンの状態にされ、2回目の操作がなされたタイミングにおいて、前記AWBロックがオフの状態に制御される
<17>に記載の撮像装置。
<19> 撮像に係る操作の入力を受け付ける操作部材への所定の操作によりAWB(Auto White Balance)ロックを動作させるように設定する設定部と
AWBロックを設定する設定処理
を含む撮像方法。
<20> 撮像に係る操作の入力を受け付ける操作部材と、
前記操作部材への所定の操作によりAWB(Auto White Balance)ロックを動作させるように設定する設定部と
してコンピュータを機能させるプログラム。
10 撮影装置, 11 シャッタボタン(レリーズボタン), 13,18 カスタムボタン, 23 十字キー, 42 イメージセンサ, 47 マイクロコンピュータ, 52 操作部, 71 画像解析部, 72 AWB調整部, 73 WB制御部, 74設定部

Claims (20)

  1. 撮像に係る操作の入力を受け付ける操作部材と、
    前記操作部材への所定の操作によりAWB(Auto White Balance)ロックを動作させるように設定する設定部と
    を備える撮像装置。
  2. 前記操作部材は、シャッタボタンである
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記所定の操作は、前記シャッタボタンの半押し操作である
    請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記所定の操作は、前記シャッタボタンによる連写操作である
    請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記所定の操作は、前記シャッタボタンの半押し操作、および前記シャッタボタンによる連写操作を含み、
    前記設定部は、前記AWBロックを、前記シャッタボタンの半押し操作により受け付ける第1のシャッタボタン操作モード、前記シャッタボタンによる連写操作により受け付ける第2のシャッタボタン操作モード、および前記シャッタボタンの操作からは受け付けない第3のシャッタボタン操作モードを切り替えて設定する
    請求項2に記載の撮像装置。
  6. 前記設定部は、前記第1のシャッタボタン操作モード乃至前記第3のシャッタボタン操作モードを選択する設定画像を表示し、前記設定画像のうち選択されたシャッタボタン操作モードに切り替えて設定する
    請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記操作部材は、AWBロックを動作させる機能が割り付けられたカスタムボタンである
    請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記所定の操作は、前記カスタムボタンを全押し操作している間について、前記AWBロックを動作させる押す間操作である
    請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記所定の操作は、前記カスタムボタンが1回目の全押し操作がなされた後、操作が解除されたタイミングから、前記カスタムボタンが2回目の全押し操作がなされた後、操作が解除されたタイミングまでの間について、前記AWBロックを動作させる再押し操作である
    請求項7に記載の撮像装置。
  10. 前記設定部は、前記カスタムボタンを全押し操作している間について、前記AWBロックを動作させる押す間操作を受け付ける第1のカスタムボタン操作モード、および前記カスタムボタンが1回目の全押し操作がなされた後、操作が解除されたタイミングから、前記カスタムボタンが2回目の全押し操作がなされた後、操作が解除されたタイミングまでの間について、前記AWBロックを動作させる再押し操作を受け付ける第2のカスタムボタン操作モードを切り替えて設定する
    請求項7に記載の撮像装置。
  11. 前記設定部は、前記第1のカスタムボタン操作モードおよび前記第2のカスタムボタン操作モードを選択する設定画像を表示し、前記設定画像のうち選択されたカスタムボタン操作モードに切り替えて設定する
    請求項10に記載の撮像装置。
  12. 撮像された画像をライブビュー表示する表示部をさらに含み、
    前記表示部は、前記カスタムボタンが操作されることにより、前記AWBロックが動作する場合、前記AWBロックが動作している状態であることを示す情報を表示する
    請求項7に記載の撮像装置。
  13. 前記表示部は、前記カスタムボタンが操作されることにより、前記AWBロックが動作する場合、前記AWBロックが動作している状態であることを示すアイコンを表示する
    請求項12に記載の撮像装置。
  14. 画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された前記画像を解析し、解析結果に基づいてAWB調整値を算出するAWB調整値算出部と、
    前記AWB調整値算出部により算出された前記AWB調整値を順次更新して記憶し、記憶した前記AWB調整値に基づいて、前記画像に対してAWBを掛けるAWB調整部とをさらに含み、
    前記AWB調整部は、前記AWBロックがオンにされる場合、前記撮像部により前記画像が撮像される度に、前記AWB調整値算出部により算出された前記AWB調整値の更新を停止し、更新が停止される直前に記憶した前記AWB調整値に基づいて、前記画像に対してAWBを掛ける
    請求項7に記載の撮像装置。
  15. 前記AWB調整部は、前記カスタムボタンが操作されることにより、前記AWBロックがオンにされる場合、既に前記AWBロックが掛けられていても、前記カスタムボタンが操作されたタイミングにおいて、前記撮像部により撮像された前記画像に基づいて、前記AWB調整値算出部により算出された前記AWB調整値により、記憶している前記AWB調整値を更新した後、前記AWB調整値の更新を停止し、更新が停止される直前に記憶した前記AWB調整値に基づいて、前記画像に対してAWBを掛ける
    請求項14に記載の撮像装置。
  16. 前記所定の操作は、通信により接続された外部機器からの操作信号を含む
    請求項1に記載の撮像装置。
  17. 前記外部機器は、
    UI(User Interface)画像を表示する表示部と、
    前記UI画像に対する操作入力を受け付ける操作部とを含み、
    前記UIは、前記操作部材に対応付けられた操作ボタンを表示し、
    前記UI上に表示された操作ボタンに対する操作内容に応じて、前記AWBロックが制御される
    請求項16に記載の撮像装置。
  18. 前記UI上に表示された操作ボタンに対して、1回目の操作がなされたタイミングから前記AWBロックがオンの状態にされ、2回目の操作がなされたタイミングにおいて、前記AWBロックがオフの状態に制御される
    請求項17に記載の撮像装置。
  19. 撮像に係る操作の入力を受け付ける操作部材への所定の操作によりAWB(Auto White Balance)ロックを動作させるように設定する設定部と
    AWBロックを設定する設定処理
    を含む撮像方法。
  20. 撮像に係る操作の入力を受け付ける操作部材と、
    前記操作部材への所定の操作によりAWB(Auto White Balance)ロックを動作させるように設定する設定部と
    してコンピュータを機能させるプログラム。
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