JP2020107942A - スピーカ装置 - Google Patents

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祥平 河越
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Junichi Ikeda
純一 池田
一徳 楠木
Kazunori Kusunoki
一徳 楠木
功太郎 飯田
Kotaro Iida
功太郎 飯田
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Hideyuki Tsutsumi
秀行 堤
光平 松田
Kohei Matsuda
光平 松田
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Abstract

【課題】簡易な構成で、設置状況に応じた音の出力方向の変更を行うスピーカ装置を提供すること。【解決手段】スピーカ装置10は、スピーカユニット100と、スピーカユニット100を保持する保持体20とを備える。保持体20は、スピーカ装置10を設置面5に置いた場合に設置面5に当接する底面部31と、スピーカユニット100が固定された前面部41と、設置面5に垂直な壁面6に取り付け可能な背面部42とを有する。前面部41は、底面部31を下に向けた場合に、スピーカユニット100が前方かつ斜め上に向く姿勢で底面部31に接続されている。背面部42は、背面部42が壁面6に取り付けられた場合に、スピーカユニット100が前方かつ壁面6に垂直な方向に向く姿勢で底面部31に接続されている。【選択図】図4

Description

本開示は、スピーカユニットとスピーカユニットを保持する保持体とを備えるスピーカ装置に関する。
特許文献1は、設置状況に応じて筐体の向きが変更される受信装置であって、複数の受光素子が受光した光信号に基づいて装置の向きを検出可能な受信装置を備えるスピーカ装置を開示する。
特開2016−105565号公報
本開示は、簡易な構成で、設置状況に応じた音の出力方向の変更を行うスピーカ装置を提供する。
本開示における画像表示装置は、スピーカユニットと、前記スピーカユニットを保持する保持体とを備えるスピーカ装置であって、前記保持体は、前記スピーカ装置を設置面に置いた場合に前記設置面に当接する底面部と、前記スピーカユニットが固定された前面部であって、前記底面部を下に向けた場合に、前記スピーカユニットが前方かつ斜め上に向く姿勢で前記底面部に接続されている前面部と、前記設置面に垂直な壁面に取り付け可能な背面部であって、前記背面部が前記壁面に取り付けられた場合に、前記スピーカユニットが前方かつ前記壁面に垂直な方向に向く姿勢で前記底面部に接続されている背面部と、を有する。
本開示によれば、簡易な構成で、設置状況に応じた音の出力方向の変更を行うスピーカ装置を提供することができる。
実施の形態に係るスピーカ装置の第1の設置状況を示す斜視図である。 実施の形態に係るスピーカ装置の外観斜視図である。 実施の形態に係るスピーカ装置の分解斜視図である。 実施の形態に係るスピーカ装置の断面図である。 実施の形態に係るスピーカ装置の第2の設置状況を示す斜視図である。 図1に対応するスピーカ装置及びテレビの側面図である。 図5に対応するスピーカ装置及びテレビの側面図である。 実施の形態の変形例に係るスピーカ装置を設置面に置いた状態を示す側面図である。 実施の形態の変形例に係るスピーカ装置を壁面に取り付けた状態を示す側面図である。
本願発明者らは、従来のスピーカ装置に関し、以下の問題が生じることを見出した。従来、例えば、テレビジョン受像機等の画像表示装置における音声の出力装置として、画像表示装置とは別体のスピーカ装置が用いられる場合がある。このスピーカ装置は、例えば横長の筐体に備えらえた複数のスピーカユニットにより、疑似サラウンド音声などの、視聴者に臨場感を与える態様で音声を出力することができる。このようなスピーカ装置は、例えばサウンドバーと呼ばれ、例えば、画像表示装置が置かれたテレビ台の上、または、画像表示装置が取り付けられた壁面における画像表示装置の近傍に配置される。これにより、画像表示装置に表示される映画等の動画と、スピーカ装置が出力する音声により形成される音像との一体化が図られる。
ここで、スピーカ装置は、上述のように、例えば画像表示装置の設置状況に応じて、互いに異なる設置状況に置かれ得る。つまり、画像表示装置及びスピーカ装置を用いて映像コンテンツを視聴する視聴者は、その画像表示装置の設置状況に応じてスピーカ装置の位置を決定するため、視聴者に対するスピーカ装置の相対的な位置は、特定の位置には限定されない。従って、スピーカ装置には、スピーカ装置の設置状況によらずに、視聴者に最適な音声出力を行うための構成が要求される。
そこで、例えば特許文献1には、互いに異なる向きに配置された2つのスピーカユニットを備えるスピーカ装置であって、スピーカ装置の向きに応じて2つのスピーカユニットを制御するスピーカ装置が開示されている。具体的には、このスピーカ装置では、受信装置が、互いに異なる受光方向に設定された2つの受光素子を有し、制御部が、これら2つの受光素子から得られる電流に応じてスピーカ装置の向きを検出する。制御部は、その検出結果に基づき、スピーカ装置が有する2つのスピーカユニットに入力する音声信号の制御を行う。
上記従来の構成によれば、例えば、スピーカ装置の姿勢の変更の前後において、スピーカ装置の正面に位置する視聴者に適した音声出力をすることが可能である。しかしながらこの場合、スピーカ装置の向きの検出、及びその検出結果に基づく複数のスピーカ装置の制御のためのハードウェア及びソフトウェアが必要であるため、スピーカ装置の構成が複雑化する。また、これらハードウェア及びソフトウェアを格納するための物理的な領域が必要となることで、例えばスピーカ装置の薄型化が困難となる可能性がある。
本開示は、このような知見に基づいてなされたものであり、本願発明者が鋭意検討した結果、簡易な構成で、設置状況に応じた音の出力方向の変更を行うスピーカ装置の構造についての着想を得た。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態及びその変形例を説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
また、図面は、本開示を示すために適宜強調、省略、または比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状、位置関係、及び比率とは異なる場合がある。また、以下の実施の形態の説明及び特許請求の範囲において、平行または中央などの、1以上の物体の姿勢または位置等を示す表現が用いられる場合があるが、これらの表現は、厳密にはその姿勢または位置等ではない場合も含む。例えば、平行とは、完全に平行であることを意味するだけでなく、実質的に平行である場合、すなわち、例えば、外観上平行と視認される範囲内における差異を含むことも意味する。
なお、本願発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
また、以下の実施の形態及び変形例において、説明の便宜上、上下方向をZ軸方向と一致させ、前後方向をY軸方向と一致させ、左右方向(横方向)をX軸方向と一致させているが、これら対応付けは、本開示に係る画像表示装置の製造時または使用時における姿勢を限定するものではない。また、以下の説明において、例えば、X軸プラス側とは、X軸の矢印方向側を示し、X軸マイナス側とは、X軸プラス側とは反対側を示す。Y軸方向及びZ軸方向についても同様である。
(実施の形態)
以下、図1〜図7を用いて実施の形態を説明する。まず、図1及び図2を用いて、実施の形態に係るスピーカ装置の構成概要について説明する。
[1−1.スピーカ装置の全体構成]
図1は、実施の形態に係るスピーカ装置10の第1の設置状況を示す斜視図である。図2は、実施の形態に係るスピーカ装置10の外観斜視図である。
具体的には、図1では、実施の形態に係るスピーカ装置10が、テレビ1に表示される映像コンテンツの音声を出力する装置として用いられる場合の、テレビ1及びスピーカ装置10の設置例が示されている。図1に示すテレビ1は、映像を表示するディスプレイ2及びディスプレイ2を下方から支持するスタンド3を有する。テレビ1は、テレビ台4の設置面5に置かれており、スピーカ装置10は、設置面5上であって、テレビ1のスタンド3の前方の位置、または一部が、上下方向でスタンド3と重複する位置に置かれている。
スピーカ装置10は、例えば、無線通信または有線通信によりテレビ1またはテレビ1に映像データを供給する再生装置等と接続されており、テレビ1に表示される映像コンテンツに同期した音声を出力する装置である。スピーカ装置10は、外観上、図2に示すように、左右方向(X軸方向)に長尺状の保持体20と、保持体20の長手方向の端部に配置された側面部60と、保持体20の前面及び上面を覆うように配置されたスピーカネット80とを有している。また、保持体20の上面後端にはスピーカネット80を固定するプレート90が配置されており、スピーカネット80の前面の開口部には、スピーカ装置10の状態を示す表示パネル70が配置されている。
[1−2.スピーカ装置の詳細]
次に、スピーカ装置10の内部構成等について、図3を用いて説明する。図3は、実施の形態に係るスピーカ装置10の分解斜視図である。なお、図3では、保持体20の内部に配置された回路基板及び電線等の図示は省略されている。
図3に示すように、実施の形態に係るスピーカ装置10は、スピーカユニット100と、スピーカユニット100を保持する保持体20とを備える。本実施の形態では、保持体20には、互いに独立して音の出力が可能な8個のスピーカユニット100が保持されている。図3では、これらスピーカユニット100を機能または配置位置で区別するために、8個のスピーカユニット100のそれぞれに、100a〜100dの符号を付している。以下で、これらスピーカユニット100のそれぞれを区別して説明する場合は、符号100a〜100dのいずれかを用いる。また、単に「スピーカユニット100」という場合は、8個のスピーカユニット100のいずれか、または、それぞれを指す。
具体的には、保持体20には、左側に配置された2つのスピーカユニット100aと、中央に配置された2つのスピーカユニット100bと、右側に配置された2つのスピーカユニット100cと、両端に配置された2つのスピーカユニット100dとが配置されている。
スピーカユニット100a〜100cのそれぞれは、例えばミッドウーファーと呼ばれる、一部の低音域から中音域までの音を出力するスピーカユニット100である。スピーカユニット100dは、例えばツイーターと呼ばれる、主として高音域の音を出力するスピーカユニット100である。
また、保持体20は、スピーカユニット100以外に、音を出力する構成要素として2つのバスレフダクト120を有している。バスレフダクト120は、保持体20内部の後面で生じる低音の位相を反転させて出力する管状の部材であり、低音の出口であるバスレフポート121を一端に有している。本実施の形態において、8個のスピーカユニット100及び2つのバスレフポート121は、保持体20の前面部41に配置されており、スピーカ装置10の前方(スピーカ装置10よりも、Y軸マイナス側の領域)に位置する視聴者に、例えば疑似的な5.1chサラウンド音声を提供することができる。
保持体20は、本実施の形態では、図3に示すように、上キャビネット40、下キャビネット30、及び、保持体20の長手方向の両側面を形成する2つの側面部60を有する。これらの保持体20を構成する各部材は、例えば樹脂成型によって作製される。
下キャビネット30は、底面部31と後面部32とを有する。底面部31は、スピーカ装置10を例えば設置面5(図1参照)に置いた場合に、設置面5に当接する部分である。例えば、底面部31の下面(Z軸マイナス側の面)、または、底面部31が備える複数のゴム足が設置面5に当接した状態で、保持体20(スピーカ装置10)が設置面5に置かれる。底面部31の上面(Z軸プラス側の面)には、図示しない回路基板及び電線等の、複数のスピーカユニット100を制御するための電気機器が配置される。後面部32は、保持体20の内部空間における後面を形成する部分であり、本実施の形態では、底面部31と一体に形成されている。また、図3に示すように、下キャビネット30には、保持体20の長手方向(X軸方向)の中央部分に突出部35が形成されており、突出部35の裏側には、テレビ1のスタンド3(図1参照)の一部を収容するスタンド収容部が形成されている。スタンド収容部については、図4を用いて後述する。
上キャビネット40は、前面部41、前面部41と対向する位置に配置された背面部42、及び、前面部41と背面部42とを接続する天面部43を有する。前面部41には、上述のように8個のスピーカユニット100及び2つのバスレフポート121に加え、表示パネル70が配置されている。表示パネル70は、例えば、スピーカ装置10の動作モード及び音のボリュームレベルなど、スピーカ装置10の状態を示す情報を表示する装置である。例えば蛍光表示管が表示パネル70として採用される。
背面部42は、保持体20の最背面を形成する部分であり、スピーカ装置10を例えば壁面に設置する場合に、当該壁面に取り付けられる部分である。例えば、図3に示すように、2つの取付穴45が設けられ、壁面に固定された2つの突起(例えばネジの頭部等)に2つの取付穴45が係合することで、背面部42が壁面に取り付けられる。これにより、スピーカ装置10が壁面に取り付けられる。スピーカ装置10を壁面に取り付けた状態については、図5を用いて後述する。天面部43は、保持体20の内部空間における天面(天井)を形成する部分である。天面部43には、例えば図示しないスイッチ等が配置されてもよい。
側面部60は、保持体20の長手方向における両端の側面を形成する部分である。本実施の形態では、上キャビネット40及び下キャビネット30の組み合わせにより両端が開口した筒状の部材が形成され、これら開口を塞ぐように側面部60が配置されている。なお、側面部60は、上キャビネット40及び下キャビネット30のいずれかに一体に設けられていてもよい。つまり、上キャビネット40及び下キャビネット30の組み合わせにより形成される筒状の部材は、両端が閉じた形状であってもよい。
スピーカネット80は、上キャビネット40の前面部41及び天面部43を覆うように配置された部材であり、例えば、金属板に多数の孔を形成することで作製された部材である。スピーカネット80は、例えば、複数のスピーカユニット100の保護、及び、バスレフポート121への異物の侵入防止等の機能を有する。
スピーカネット80は、例えば、前面部41と、天面部43の後端部に配置されるプレート90とによって固定される。また、スピーカネット80には、表示パネル70を見やすくするための開口部87が設けられている。なお、スピーカネット80は、金属製である必要はなく、例えば、樹脂製のネット及びフレームによってスピーカネット80が構成されてもよい。また、スピーカネット80ネットを介して表示パネル70が視認可能な場合、スピーカネット80に開口部87が設けられなくてもよい。
このように構成されたスピーカ装置10において、保持体20は、スピーカ装置10の設置状況に応じて、音の出力方向を変更する構造を有している。この構造について、図4〜図7を用いて説明する。
図4は、実施の形態に係るスピーカ装置10の断面図である。具体的には、図4では、図3に示すIV−IV線を通るYZ平面における断面が簡易的に図示されており、スピーカユニット100については断面ではなく側面が図示されている。図5は、実施の形態に係るスピーカ装置10の第2の設置状況を示す斜視図である。図6は、図1に対応するスピーカ装置10及びテレビ1の側面図である。図7は、図5に対応するスピーカ装置10及びテレビ1の側面図である。
図4に示すように、保持体20が有する前面部41は、底面部31を下に向けた場合に、スピーカユニット100が前方かつ斜め上に向く姿勢で底面部31に接続されている。具体的には、平板状の前面部41には、スピーカ軸A1が前面部41と直交する姿勢でスピーカユニット100が固定されており、前面部41が、底面部31に近づく側に傾いた姿勢で底面部31に接続されている。つまり、スピーカ装置10を、例えば設置面5(図1参照)に置いた場合、設置面5に平行かつスピーカ装置10の長手方向に直交する仮想線である基準線A2と、スピーカ軸A1とのなす角(以下、「スピーカ仰角」という。)が、図4に示すようにθ(>0°)である。
なお、スピーカ軸A1は、スピーカユニット100のスピーカコーン(本実施の形態では円形)の中心を通り、かつ、スピーカコーン(またはボイスコイル)の振動方向に平行な仮想軸である。つまり、スピーカ軸A1は、スピーカユニット100から発せられる音の主たる進行方向に平行な仮想軸であるとも言える。
また、保持体20が有する背面部42は、背面部42が壁面に取り付けられた場合に、スピーカユニット100が前方かつ当該壁面に垂直な方向に向く姿勢で底面部31に接続されている。具体的には、平板状の背面部42は、対向する位置にある前面部41と平行な姿勢で、つまり、底面部31に対して、底面部31から遠ざかる側に傾いた姿勢で底面部31に接続されている。
すなわち、本実施の形態では、保持体20の側面視形状は、平行四辺形状であり、従って、側面部60(図3参照)も、平行四辺形状である。そのため、スピーカ装置10を設置面5に置いた場合、スピーカユニット100は、スピーカ軸A1が設置面5からθだけ上向きの姿勢となる。しかし、図5に示すように、例えば、設置面5に垂直な壁面6にスピーカ装置10を配置した場合、スピーカユニット100は正面を向く姿勢となる。
例えば、図6に示すように、テレビ台4の設置面5にテレビ1及びスピーカ装置10が置かれ、その前方の椅子に視聴者150が座っている場合を想定する。この場合、スピーカ装置10からの音の出力方向は、おおよそ視聴者150の耳151の方向に向けられる。
具体的には、例えば、テレビ1が、65v型(画面として発光している矩形領域の対角線の長さが65インチのタイプを意味する。この場合、「画面サイズが65インチ」ともいう。以下同様)テレビの場合、ディスプレイ2(図1参照)の縦幅は約80cmであり、推奨される視聴距離(ディスプレイ2と視聴者150の目との水平距離(Y軸方向の距離))は80cmの3倍の約240cmである。このとき、スピーカ装置10と、視聴者150の耳151との水平距離Lを246cmとし、スピーカ装置10と視聴者150の耳151との垂直距離(Z軸方向の距離)Hを30cmとした場合、スピーカ仰角θは約7°である。従って、本実施の形態では、スピーカ仰角θが7°となる姿勢でスピーカユニット100が保持体20に保持されている。これにより、65インチ程度の画面サイズのテレビ1とともにスピーカ装置10が用いられた場合に、スピーカ装置10から出力される音を効率よく視聴者150の耳151に到達させることができる。
なお、本実施の形態の場合、平板状の前面部41に、スピーカユニット100のスピーカ軸A1が直交する姿勢で固定されており、底面部31は、設置面5と平行な姿勢で設置面5に置かれる。そのため、図6に示す、前面部41と底面部31とのなす角φは、83°である。
また、テレビ1が65v型テレビではない場合も、65v型テレビである場合と同様に、視聴環境に適したスピーカ仰角θが求められる。例えばテレビ1の画面サイズが40インチである場合、ディスプレイ2の縦方向の幅は約49cmであり、推奨される視聴距離は約147cmである。このとき、スピーカ装置10と視聴者150の耳151との水平距離Lを153cmとし、スピーカ装置10と視聴者150の耳151との垂直距離Hを30cmとした場合、スピーカ仰角θは約11.1°である。また、例えばテレビ1の画面サイズが80インチである場合、ディスプレイ2の縦方向の幅は約100cmであり、推奨される視聴距離は約300cmである。このとき、スピーカ装置10と、視聴者150の耳151との水平距離Lを305cmとし、スピーカ装置10と視聴者150の耳151との垂直距離Hを30cmとした場合、スピーカ仰角θは約5.6°である。従って、スピーカ装置10ともに用いられるテレビ1の画面サイズが、おおよそ40インチから80インチのいずれかである場合を想定した場合、スピーカ仰角θは約5°〜12°のいずれかであることが好ましい。
また、例えば、図7に示すように、壁面6にテレビ1及びスピーカ装置10を取り付け、その前方の椅子に視聴者150が座っている場合を想定する。この場合、スピーカ装置10からの音の出力方向は、おおよそ視聴者150の耳151の方向に向けられる。
具体的には、本実施の形態では、背面部42と壁面6とが平行な姿勢で、背面部42が壁面6に取り付けられる。また、背面部42と前面部41とは平行であり、前面部41には、スピーカ軸A1が前面部41と直交する姿勢でスピーカユニット100が固定されている。従って、スピーカ軸A1は、壁面6に対して垂直となり、スピーカユニット100からの音の出力方向は、おおよそ視聴者150の耳151の方向に向けられる。
ここで、例えば65v型テレビなどの大型のテレビ1を壁面6に取り付ける場合、一般に、テレビ1は、椅子に座った視聴者150がわずかに見上げる状態となる位置に取り付けられる。この場合、テレビ1の直下に配置されるスピーカ装置10のおおよそ正面に、視聴者150の耳151が位置する蓋然性が高い。そのため、スピーカ装置10からの音の主たる出力方向が、水平方向(つまり、壁面6に垂直な方向)となることで、スピーカ装置10から出力される音を効率よく視聴者150の耳151に到達させることができる。また、スピーカ装置10からの音が壁面6で反射して視聴者150の耳151に届く可能性が低減される。
また、本実施の形態では、図4に示すように、保持体20の下部に、テレビ1のスタンド3の一部を収容可能なスタンド収容部36が形成されている。これにより、例えば、図1に示すように、テレビ1が置かれた面にスピーカ装置10を置く場合は、前後方向(Y軸方向)において、スピーカ装置10をディスプレイ2(図1参照)により近い位置または、ディスプレイ2と重なる位置に配置することができる。このことは、テレビ1に表示される映像と、スピーカ装置10が出力する音により形成される音像との一体化に有利である。
[1−3.効果等]
以上説明したように、本実施の形態に係るスピーカ装置10は、スピーカユニット100と、スピーカユニット100を保持する保持体20とを備える。保持体20は、スピーカ装置10を設置面5に置いた場合に設置面5に当接する底面部31と、スピーカユニット100が固定された前面部41と、設置面5に垂直な壁面6に取り付け可能な背面部42とを有する。前面部41は、底面部31を下に向けた場合に、スピーカユニット100が前方かつ斜め上に向く姿勢で底面部31に接続されている。背面部42は、背面部42が壁面6に取り付けられた場合に、スピーカユニット100が前方かつ壁面6に垂直な方向に向く姿勢で底面部31に接続されている。
この構成によれば、テレビ1とともに設置面5に置かれたスピーカ装置10からは、前方斜め上に向けて音が出力される。これにより、例えばテレビ台4の設置面5にテレビ1及びスピーカ装置10を置き、その前方で、テレビ1の画面サイズに適した距離だけ離れて椅子に腰かけた視聴者が存在する場合、その視聴者の耳に向けてスピーカ装置10からの音を出力することができる。また、テレビ1とともに壁面6に取り付けられたスピーカ装置10からは、前方かつ壁面6に垂直な方向(例えば水平方向)に向けて音が出力される。これにより、例えば住宅内の壁面6にテレビ1及びスピーカ装置10を取り付け、その前方で、壁面6から所定の距離離れて椅子に腰かけた視聴者が存在する場合、その視聴者の耳に向けてスピーカ装置10からの音を出力することができる。また、スピーカユニット100が、壁面6に垂直な方向を向くため、例えば、スピーカユニット100から出力された音が壁面6で反射して視聴者に届く可能性が低減される。つまり、スピーカ装置10から出力される音によって形成される音像が、反射音によって乱される可能性が低減される。
このように、本実施の形態に係るスピーカ装置10は、簡易な構成で、設置状況に応じた音の出力方向の変更を行うことができる。すなわち、例えば設置状況を検出するハードウェア及びソフトウェア等を用いることなく、スピーカ装置10を用いて映像コンテンツ等を視聴する視聴者に対して適切な視聴環境を提供することができる。
また、本実施の形態では、前面部41と背面部42とは互いに平行な姿勢で、底面部31に接続されている。
この構成によれば、例えば、前面部41に対してスピーカユニット100を平行な姿勢(スピーカ軸A1が直交する姿勢)で固定するだけで、上述のような、設置状況に応じた音の出力方向の変更が可能となる。つまり、例えば平板状の前面部41に設けた丸孔にスピーカユニット100を取り付けることで、スピーカユニット100の姿勢を、スピーカ仰角θが所定の値(例えば7°)となる姿勢に固定することができる。従って、例えば前面部41の形状を複雑にすることなく、スピーカユニット100を適切な姿勢で固定することができる。
また、本実施の形態において、前面部41には、互いに独立して音の出力が可能な複数のスピーカユニット100が、底面部31を下に向け、前面部41を前方から見た場合の左右方向に並んで配置されている。
この構成によれば、スピーカ装置10を、例えば図1及び図5に示すように、テレビ1とともに用いる音声出力装置として適した横長形状にすることができる。また、複数のスピーカユニット100が独立して音の出力が可能であるため、例えば疑似サラウンド音声の出力も可能である。
また、本実施の形態において、保持体20は、底面部31、前面部41、及び、背面部42それぞれの端部と接続された、平行四辺形状の側面部60を有する。
この構成によれば、底面部31、前面部41、及び、背面部42の位置関係に対応した形状の側面部60が配置されるため、例えば、外観上、前面部41(つまりスピーカユニット100)が、どのような向きを向いているかを認識しやすい。
また、本実施の形態において、保持体20は、底面部31、前面部41、及び背面部42を含む複数の壁部によって閉じられた内部空間を形成する箱形である。
つまり、本実施の形態に係るスピーカ装置10では、保持体20の構造としてエンクロージャー方式が採用されている。これにより、スピーカ装置10は、例えば、設置状況に応じた音の出力方向の変更が可能であって、かつ、低音から高音までの幅広い音域の音を視聴者に提供することができる。
また、本実施の形態において、保持体20は、保持体20の内部に配置されたバスレフダクト120を有し、前面部41には、バスレフダクト120の開口部であるバスレフポート121が配置されている。
この構成によれば、保持体20の構造として、エンクロージャー方式のうちのバスレフ方式が採用されており、スピーカ装置10が出力する音のうちの低音域の出力を担うバスレフポート121が前面部41に配置されている。そのため、例えば、同じく前面部41に配置されるミッドウーファーまたはツイーターである他の1以上のスピーカユニット100とともに、設置状況によらず、幅広い音域の音を視聴者の耳に向けて出力することができる。
また、本実施の形態において、前面部41には、スピーカ装置10の状態を示す表示パネル70が配置されている。
この構成によれば、表示パネル70も、スピーカユニット100と同じく、設置状況に応じて向きが変更される。従って、例えば、スピーカ装置10の設置状況が、図1及び図5のいずれに示す場合であっても、表示パネル70が視聴者に向けられるため、視聴者から見た場合の表示パネル70の視認性が向上する。
より詳細には、本実施の形態では、視聴者150に提供すべき音声の出力部及び情報の表示部の全て(8個のスピーカユニット100、2つのバスレフポート121及び表示パネル70)が、前面部41に集約されている。従って、スピーカ装置10の設置状況の変化に追随して、これら出力部及び表示部の向きも一括して変更される。これにより、スピーカ装置10の設置状況によらず、視聴者に適した視聴環境であって、音声出力及び情報表示を含む視聴環境が視聴者に提供される。
また、本実施の形態において、保持体20が設置面5に置かれた状態における、スピーカユニット100のスピーカ軸A1と、設置面5とのなす角(つまり、スピーカ仰角θ)は、5°〜12°のいずれかであるとしてもよい。
すなわち、例えばスピーカ装置10の横幅(長手方向の幅)が1m程度であるとした場合、スピーカ装置10とともに用いられるテレビ1の画面サイズは、40インチ(横幅約88cm)から80インチ(横幅約177cm)程度であると想定される。この場合、推奨視聴距離等を考慮すると、上述のように、スピーカ軸A1と設置面5とのなす角(スピーカ仰角θ)は、5°〜12°であることが好ましい。なお、スピーカ装置10とともに用いられるテレビ1の画面サイズが、例えば80インチを超える場合に、スピーカ仰角θが、5°〜12°であってもよい。この場合であっても、スピーカ装置10により、設置状況に応じた音の出力方向の変更を行うことができる、という効果は奏される。
以上、実施の形態に係るスピーカ装置10について説明したが、スピーカ装置10は、例えば、図1〜図7に示す態様とは異なる態様の保持体20を備えてもよい。そこで、以下に、保持体20に関する変形例を、上記実施の形態との差分を中心に説明する。
(変形例)
図8は、実施の形態の変形例に係るスピーカ装置10aを設置面5に置いた状態を示す側面図である。図9は、実施の形態の変形例に係るスピーカ装置10aを壁面6に取り付けた状態を示す側面図である。
図8に示すように、本変形例に係る保持体20aは、側面視において平行四辺形状ではなく、台形状である。具体的には、本変形例において、前面部41は、実施の形態に係る前面部41と同じく、前面部41に固定されたスピーカユニット100が前方かつ斜め上に向く姿勢で底面部31に接続されている。しかし、背面部42aは前面部41と平行ではなく、スピーカ装置10を設置面5に置いた場合に、背面部42aが設置面5に対して垂直となる姿勢で、底面部31と接続されている。また、背面部42aには、取付部材48が固定されている。取付部材48は、例えば、背面部42aに設けられた取付穴45(図3参照)にねじ止めされた金属製の部材である。
このような形状を有する保持体20aを設置面5に置いた場合、スピーカユニット100は、スピーカ仰角θが、例えば実施の形態と同じく7°である。従って、図6を用いて説明したように、スピーカ装置10aから出力される音を効率よく視聴者150の耳151に到達させることができる。
また、本変形例に係るスピーカ装置10aを、壁面6に取り付ける場合、図9に示すように、壁面6に固定された取付板8に取付部材48を引っ掛けることで、スピーカ装置10aが壁面6に取り付けられる。取付板8は、例えばネジ7で壁面6に固定された金属製の部材であり、取付部材48と係合し、かつ取付部材48を下から支持する形状を有している。このように、取付部材48を用いてスピーカ装置10aを壁面6に取り付けた場合、スピーカユニット100は、スピーカ軸A1が壁面6に対して垂直な姿勢となる。すなわち、本変形例に係るスピーカ装置10aは、背面部42aを壁面6に取り付けるための取付部材48を備える。背面部42aが、取付部材48を介して壁面6に取り付けられることで、スピーカユニット100は、前方かつ壁面6に垂直な方向を向く。
つまり、本変形例では、スピーカ装置10aを壁面6に取り付ける場合において、背面部42a及び取付部材48が、実施の形態に係る背面部42と同じ機能を発揮することができる。従って、図7を用いて説明したように、スピーカ装置10aから出力される音を効率よく視聴者150の耳151に到達させることができる。
なお、金属製の取付部材48は、例えば、インサート成型によって、背面部42aと一体化されていてもよい。また、背面部42aが、例えば、比較的に強度の高い樹脂で形成されている場合、当該樹脂で形成された取付部材が、背面部42aの一部として設けられてもよい。
また、図8及び図9に示す取付部材48及び取付板8の形状は一例であり、取付部材48及び取付板8は、スピーカ装置10aを、図9に示す姿勢で壁面6に取り付けることが可能な形状を有していればよい。また、例えば、取付部材が取付板としての機能を備えてもよい。つまり、スピーカ装置10aに固定された取付部材が、壁面6に固定された突起(例えばネジの頭部等)に係合することで、スピーカ装置10aが、図9に示す姿勢で壁面6に取り付けられてもよい。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
例えば、スピーカ装置10が備えるスピーカユニット100の個数は8には限定されず、スピーカ装置10は、少なくとも1つのスピーカユニット100を備えればよい。つまり、スピーカ装置10が有する、簡易な構成で、設置状況に応じた音の出力方向の変更を行う、という効果は、スピーカユニット100の個数によらず発揮される。
また、例えば図4に示すように、前面部41は底面部31に対して傾いているが、前面部41は、例えば、底面部31に対して垂直な姿勢で底面部31に接続されていてもよい。この場合であっても、スピーカユニット100が斜め上に向く姿勢(スピーカ仰角θが正である姿勢)で、前面部41に固定されていれば、スピーカ装置10は、設置状況に応じた音の出力方向の変更を行うことができる。
また、底面部31は、底面部31の下面が、設置面5に対して平行な姿勢で置かれなくてもよい。例えば、底面部31が有する前後の突起(ゴム足など)の高さが異なることで、底面部31の下面が、設置面5に対して非平行な姿勢で置かれてもよい。この場合であっても、スピーカユニット100が前方かつ斜め上に向く姿勢で前面部41に固定されていれば、例えば図6に示すように、スピーカユニット100からの音の出力方向は、視聴者150の耳151に向けられる。
また、保持体20が、図3に示す上キャビネット40、下キャビネット30、及び、2つの側面部60で構成されることは必須ではない。例えば、底面部31、前面部41及び2つの側面部60が一体化された部材と、背面部42及び天面部43が一体化された部材との組み合わせによって保持体20が構成されていてもよい。
また、保持体20は、バスレフダクト120を有する必要はない。例えば、保持体20の構造として、密閉型のエンクロージャー方式が採用されてもよい。
また、保持体20は、内部に閉じられた空間を形成する必要はない。例えば、背面部42の一部または全部が開口する、後面開放型の保持体がスピーカ装置10に採用されてもよい。この場合、例えば底面部31及び天面部43の後端部が、スピーカ装置10を壁面6に取り付けるための機能を有してもよい。
また、スピーカ装置10は、テレビ1とともに使用されることは必須ではない。スピーカ装置10は、例えば、CD(Compact Disc)プレーヤ等のメディアプレーヤ、または、AV(Audio Visual)アンプに接続された、音楽鑑賞のためのスピーカ装置として用いられてもよい。また、例えばスピーカ装置10が、CDまたはメモリ装置等に記録された音声を再生する機能を有してもよい。つまり、スピーカ装置10は、スピーカユニット内蔵の音声再生装置として実現されてもよい。
また、上述の実施の形態及び変形例は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲又はその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、音を出力するスピーカ装置に適用可能である。具体的には、テレビジョン受像機、AVアンプ、またはメディアプレーヤ等に接続されたスピーカ装置に本開示は適用可能である。
1 テレビ
2 ディスプレイ
3 スタンド
4 テレビ台
5 設置面
6 壁面
7 ネジ
8 取付板
10、10a スピーカ装置
20、20a 保持体
30 下キャビネット
31 底面部
32 後面部
35 突出部
36 スタンド収容部
40 上キャビネット
41 前面部
42、42a 背面部
43 天面部
45 取付穴
48 取付部材
60 側面部
70 表示パネル
80 スピーカネット
87 開口部
90 プレート
100、100a、100b、100c、100d スピーカユニット
120 バスレフダクト
121 バスレフポート

Claims (9)

  1. スピーカユニットと、前記スピーカユニットを保持する保持体とを備えるスピーカ装置であって、
    前記保持体は、
    前記スピーカ装置を設置面に置いた場合に前記設置面に当接する底面部と、
    前記スピーカユニットが固定された前面部であって、前記底面部を下に向けた場合に、前記スピーカユニットが前方かつ斜め上に向く姿勢で前記底面部に接続されている前面部と、
    前記設置面に垂直な壁面に取り付け可能な背面部であって、前記背面部が前記壁面に取り付けられた場合に、前記スピーカユニットが前方かつ前記壁面に垂直な方向に向く姿勢で前記底面部に接続されている背面部と、を有する、
    スピーカ装置。
  2. 前記前面部と前記背面部とは互いに平行な姿勢で、前記底面部に接続されている、
    請求項1記載のスピーカ装置。
  3. 前記前面部には、互いに独立して音の出力が可能な複数の前記スピーカユニットが、前記底面部を下に向け、かつ、前記前面部を前方から見た場合における左右方向に並んで配置されている、
    請求項1または2記載のスピーカ装置。
  4. 前記保持体は、さらに、前記底面部、前記前面部、及び前記背面部それぞれの端部と接続された、平行四辺形状の側面部を有する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のスピーカ装置。
  5. 前記保持体は、前記底面部、前記前面部、及び前記背面部を含む複数の壁部によって閉じられた内部空間を形成する箱形である、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のスピーカ装置。
  6. 前記保持体はさらに、前記保持体の内部に配置されたバスレフダクトを有し、
    前記前面部には、前記バスレフダクトの開口部が配置されている
    請求項5記載のスピーカ装置。
  7. 前記前面部には、前記スピーカ装置の状態を示す表示パネルが配置されている
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のスピーカ装置。
  8. 前記保持体が前記設置面に置かれた状態における、前記スピーカユニットのスピーカ軸と、前記設置面とのなす角は、5°〜12°のいずれかである
    請求項1〜7のいずれか一項に記載のスピーカ装置。
  9. さらに、前記背面部を前記壁面に取り付けるための取付部材を備え、
    前記背面部が、前記取付部材を介して前記壁面に取り付けられることで、前記スピーカユニットは、前方かつ前記壁面に垂直な方向を向く、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のスピーカ装置。
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