JP2020105991A - 液体噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、簡易な構造で、噴射方向が噴孔ごとに異なる場合に、液体を噴射する液体噴射弁の先端へ付着する液体の量を低減することができる液体噴射弁を提供することである。【解決手段】本実施例の液体噴射弁は、弁体201が当接する弁座面304の当接部(シート部)304aよりも下流側に形成された複数の燃料噴孔301A,301Bを備える。複数の燃料噴孔301A,301Bは弁体中心軸305と噴孔中心軸303A,303Bとのなす角度(噴孔角)が異なる少なくとも2つのグループに分けられる。燃料噴孔301A,301Bは、噴孔中心軸303A,303Bと弁座面304との交点503A,503Bにおいて弁座面304に接する接平面501A,501Bに対する噴孔中心軸303A,303Bの交差角度502A,502Bが最も垂直に近づく位置に配置される。【選択図】図3

Description

本発明は、液体を噴射する液体噴射弁に関する。
自動車における燃料噴射装置や、プラント等で用いられるスプレーノズルなどにおいて、噴射する液体のノズルの先端への付着に起因する錆、漏電、固化などのリスクのために、液体噴霧のノズルへの付着量を低減することが要求されている。たとえば、自動車におけるガソリンエンジンでは、燃料が噴射装置先端に付着すると、粒子状物質(Particle Matter:PM)などが発生することが知られている。
これに対し、特開2015−25406号公報(特許文献1)では、フラット面部とテーパ面部の境界に噴孔を配置することで、噴孔近傍への燃料の付着を抑制し、耐デポジット性を向上させた燃料噴射弁が開示されている。具体的には、特許文献1の要約に下記構成が開示されている。燃料噴射弁は、燃料下流側に向かって縮径するテーパ面状の弁座面により燃料通路を形成する弁座部と、燃料上流側へ向かって開口する凹部により、噴孔と連通するサック室を形成するサック部と、弁座面に対して離着座する弁部材とを備えている。凹部において弁座面に着座した弁部材と距離を開けて対向する底面は、中央側へ向かって縮径するテーパ面状に形成されたテーパ面部と、テーパ面部の外縁と連続する平坦面状に形成されたフラット面部とを有している。噴孔は、テーパ面部とフラット面部と境界と重なる位置に入口開口面を開口させている。
特開2015−25406号公報
特許文献1には、燃料噴射弁の先端への燃料付着を抑制する燃料噴射弁の形状に関する技術が記載されている。一方で、噴射方向が噴孔ごとに異なる場合の最適な構成については明記されていない。
本発明の目的は、簡易な構造で、噴射方向が噴孔ごとに異なる場合に、液体を噴射する液体噴射弁の先端へ付着する液体の量を低減することができる液体噴射弁を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の噴射弁は、
弁体と、前記弁体が当接する当接部を含む弁座面が形成されたシート部材と、前記当接部よりも下流側に形成された複数の燃料噴孔とを備え、液体を噴霧状に噴射する液体噴射弁において、
前記複数の燃料噴孔は、弁体中心軸と噴孔中心軸とのなす角度が異なる少なくとも2つのグループに分けられ、
前記複数の燃料噴孔は、前記噴孔中心軸と前記弁座面との交点において前記弁座面に接する接平面に対する前記噴孔中心軸の交差角度が最も垂直に近づく位置に配置される。
本発明によれば、噴孔内の剥離を低減し、噴霧の安定性を高めることで、液体噴射弁の先端に付着する液体量を低減することが可能な液体噴射弁を提供できる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施例に係る内燃機関の構成を示す概略図である。 本発明の一実施例に係る燃料噴射弁の断面を示す図であり、燃料噴射弁の中心軸線に平行で且つこの中心軸線を含む断面図である。 図2の燃料噴孔部(A部)の構成について、本発明の第1実施例に係る構成を示す拡大断面図である。 図3の燃料噴孔部の構成について、図3の右側の一つの燃料噴孔の構成を示す拡大断面図である。 図3の燃料噴孔部の構成について、図3の左側の一つの燃料噴孔の構成を示す拡大断面図である。 図2の噴孔部(A部)の構成について、本発明の第1実施例に係るシート面形状を示す拡大断面図である。 図4の燃料噴孔部の構成について、燃料噴孔の位置を変更した場合の拡大断面図である。 図5の燃料噴孔部の構成について、燃料噴孔の位置を変更した場合の拡大断面図である。 図3の燃料噴孔部の構成について、燃料噴孔の入口開口面を燃料噴射弁の中心軸線に垂直な仮想平面に投影した図である。 図2の噴孔部(A部)の構成について、本発明の第2実施例に係るシート面形状を示す拡大断面図である。 図10に示すシート面に形成した一つの噴孔の拡大断面図である。 図10に示すシート面に形成した別の噴孔の拡大断面図である。 図2の燃料噴孔部(A部)の構成について、本発明の第3実施例に係る燃料噴孔の構成を示す拡大断面図である。
以下、本発明に係る実施例を説明する。
[実施例1]
本発明の第1の実施例に係る内燃機関および燃料噴射弁について、図1及び図2を用いて以下説明する。本発明は、燃料を噴射する燃料噴射弁に限らず、燃料以外の液体を噴霧状に噴射する液体噴射弁に適用することができる。
図1は、筒内噴射式エンジンの構成の概要を示しており、図1を用いて筒内噴射式エンジンの基本的な動作を説明する。図1には、燃料噴射弁119の中心軸線を符号119aで示している。燃料噴射弁119aの燃料供給孔212が設けられた側の端部を基端部と呼び、後述する燃料噴孔301(図3参)が設けられた側の端部を先端部と呼んで説明する。また以下の説明において、上下方向を指定して説明する場合があるが、この上下方向は図1の図上における上下方向に基づいており、燃料噴射弁119aの実装状態における上下方向とは必ずしも一致するものではない。
図1において、シリンダヘッド101と、シリンダブロック102と、シリンダブロック102に挿入されたピストン103とにより燃焼室104が形成され、燃料室104に向けて吸気管105及び排気管106がそれぞれ接続されている。吸気管105の燃料室104への開口部には吸気弁107が、排気管106の燃料室104への開口部には排気弁108がそれぞれ設けられ、吸気弁107及び排気弁108はカム動作方式により開閉するように動作する。
ピストン103はコンロッド114を介してクランク軸115と連結されており、クランク軸115の外周部に配設されたクランク角センサ116によりエンジン回転数を検知できる。回転数の値はECU(エンジンコントロールユニット)118に送られる。クランク軸115には図示しないセルモータが連結され、エンジン始動時にはセルモータによりクランク軸115を回転させ始動することができる。シリンダブロック102には水温センサ117が備えられ、図示しないエンジン冷却水の温度を検知できる。エンジン冷却水の温度はECU118に送られる。
図1は1気筒のみを示しているが、エンジンには複数の気筒が設けられ、吸気管105の上流には図示しないコレクタが備えられ、気筒ごとに空気を分配する。コレクタの上流には図示しないエアフローセンサとスロットル弁が備えられ、燃料室104に吸入される空気量をスロットル弁の開度によって調節できる。
燃料は燃料タンク109に貯蔵され、フィードポンプ110によって高圧燃料ポンプ111に送られる。フィードポンプ110は燃料を0.3MPa程度まで昇圧して高圧燃料ポンプ111に送る。高圧燃料ポンプ111により昇圧された燃料はコモンレール112に送られる。高圧燃料ポンプ111は燃料を30MPa程度まで昇圧してコモンレール112に送る。コモンレール112には燃圧センサ113が設けられ、燃料圧力(燃圧)を検知する。燃圧の値はECU118に送られる。
図2は、本発明に係る燃料噴射弁の例として、電磁式燃料噴射弁の例を示している。図2を用いて噴射装置の基本的な動作を説明する。
図2において、燃料は燃料供給口212から供給され、燃料噴射弁119の内部に供給される。図2に示す電磁式燃料噴射弁119は、通常時閉型の電磁駆動式であって、コイル208に通電がないときには、弁体201がスプリング210によって付勢され、ノズル体204に溶接などで接合されたシート部材202に押し付けられ、燃料がシールされるようになっている。このとき、筒内噴射用燃料噴射弁では、供給される燃料圧力がおよそ10MPaから50MPaの範囲に調整される。コネクタ211を介してコイル208に通電されると、電磁弁の磁気回路を構成する固定コア207、ヨーク209及びアンカー(可動コア)206に磁束密度を生じて、空隙のある固定コア207とアンカー206との間に磁気吸引力を生じる。磁気吸引力が、スプリング210の付勢力と前述の燃料圧力とによる、弁体201を閉弁方向に付勢する力よりも大きくなると、弁体201はガイド部材203及び弁体ガイド205にガイドされながらアンカー206によって固定コア207側にリフトされ、開弁状態となる。弁体201が開弁状態となると、シート部材202と弁体201との間に隙間が生じ、燃料の噴射が開始される。燃料の噴射が開始されると、燃料圧力として与えられたエネルギは運動エネルギに変換され、燃料噴射弁119の先端部に空いた燃料噴孔に至り噴射される。
次に、弁体201の詳細形状について図3を用いて説明する。図3は、燃料噴射弁119の先端部(燃料噴孔部)の拡大断面図であり、燃料噴孔部はシート部材202及び弁体201などから構成されている。以下、燃料噴孔301の配置に関する説明は、特段の説明がない場合、燃料噴孔301の入口開口(弁座面304に形成される開口)に関する。
シート部材202は、弁座面304と、複数の燃料噴孔301とを有する。弁座面304及び弁体201は弁体中心軸305を中心に軸対称に延在している。本実施例では、弁座面304は弁体201と弁座面304とが接触するシート部304aと、燃料噴孔301の入口開口面とが形成される面である。以下、弁座面304を燃料噴孔形成面と呼んで説明する場合もある。
なお本実施例では、弁体中心軸305は図1の中心軸線119aと一致している。図3では、燃料噴孔301として、2つの燃料噴孔310A,301Bを示しているが、本実施例では後述すように6つの燃料噴孔301A〜301Dが設けられている。なお、燃料噴孔301の数は6個に限定される訳ではなく、複数の燃料噴孔301が設けられていればよい。
弁体201がリフトしていないとき、弁体201はシート部材202の弁座面304に線接触し、燃料の流れは遮断される。弁体201があるリフト量に設定されたとき、燃料は、シート部材202と弁体201との隙間を通り、燃料噴孔301から噴射される。燃料の一部は燃料噴孔301より先端側のサック室302に回りこみ、燃料噴孔301に流入する。燃料噴孔301は、燃料を噴射する方向により、燃料噴孔301の中心軸(噴孔中心軸)303と弁体中心軸305との間に所定の角度306を有する。角度306は燃料の噴射方向を制御するために、各燃料噴孔ごとに異なる値を取り得る。本実施例では、角度306Aが角度306Bより大きくなるように設定されている。また、角度306を噴孔角と呼ぶ。噴孔角306は、弁体中心軸305(または中心軸線119a)に対する噴孔中心軸303の傾き角である。
ここで、噴孔中心軸303Aと弁座面304との交点503Aと、噴孔中心軸303Bと弁座面304との交点503Bを考える。弁座面304は弁体中心軸305を中心軸とする軸対称な曲面で構成されている。本実施例では、交点503Aでの弁座面304の接平面501Aは、噴孔中心軸303Aと垂直に交わるようにする。この場合、噴孔中心軸303Aは弁座面304と接平面501Aとの接点(すなわち交点503A)を通る。ただし、弁座面304の形状や噴孔中心軸303の形状、その他の制約により適当な位置で垂直に交わることができない場合、噴孔中心軸と弁座面(側内壁)の接平面とが最も垂直に近づく位置に配置するとよい。交点503Aと同様に、交点503Bでの弁座面304の接平面501Bは、噴孔中心軸303Bと垂直に交わるようにする。この場合、噴孔中心軸303Bは弁座面304と接平面501Bとの接点(すなわち交点503B)を通る。噴孔中心軸303Aと接平面501Aのなす角502Aと、噴孔中心軸303Bと接平面501Bとのなす角502Bは90°になるようにする。
このとき、角度306Aと角度306Bが異なるため、交点503Aと弁体中心軸305との距離504Aと、交点503Bと弁体中心軸305との距離504Bとは異なる。本実施例では、角度306A>角度306Bであり、距離504A>距離504Bとなる。ただし、本発明は504A>504Bの関係を常に必要とするものではなく、504A<504Bの関係となる構成でもよいし、504A=504Bとなる構成でもよい。306A<306Bの関係があるとき、距離504A<距離504Bとなり、306A=306Bの関係があるとき、距離504A=距離504Bとなる。
燃料噴孔301への燃料の流れ込みについて図4を用いて説明する。図4は噴孔301Bの拡大図であり、噴孔301Bへの燃料の流れ込みについて説明する。
弁体201があるリフト量に設定されたとき、燃料は、シート部材202と弁体201との隙間を通り、経路420Bを通って燃料噴孔301Bから噴射される。燃料の一部は燃料噴孔301Bより先端側のサック室302に回りこみ、経路421Bを通って噴孔301Bに流入する。本実施例では、弁座面304は交点503Bにおいて弁体201側から見て凹曲面になっており、噴孔中心軸303Bと弁座面304とは交点503Bで垂直に交わる。このとき、燃料噴孔301Bの上流側縁部505Bと、燃料噴孔301Bの下流側縁部506Bとにおいて、弁座面304と燃料噴孔301Bの内壁面との間に構成される角度507B,508Bは、どちらも直角あるいは鈍角になる。
本実施例では、燃料噴孔301の縁部を鈍角にすることで、燃料噴孔301内における内壁面からの燃料流れの剥離を低減できる。燃料噴孔301内での燃料流れの剥離を低減すると、噴霧の安定性を高めることができ、燃料液滴の燃料噴射弁119の先端面への付着を抑制することができる。
図5は燃料噴孔301Aの拡大図である。図5を用いて燃料噴孔301Aへの燃料の流れ込みについて説明する。
弁体201があるリフト量に設定されたとき、燃料は、シート部材202と弁体201との隙間を通り、経路420Aを通って燃料噴孔301Aから噴射される。燃料の一部は燃料噴孔301Aより先端側のサック室302に回りこみ、経路421Aを通って噴孔301Aに流入する。
燃料噴孔301Aにおいても、噴孔301Bと同様に、噴孔中心軸303Aと弁座面304の接平面501Aとが垂直に交わる点503Aを噴孔中心軸303Aが通るように噴孔を穿孔する。このとき、上流側縁部505Aと、下流側縁部506Aとにおいて、弁座面304と燃料噴孔301Aの内壁面との間に構成される角度507A,508Aは、どちらも直角あるいは鈍角になる。そのため、本実施例では、燃料噴孔301A内の燃料剥離を低減でき、噴霧の安定性を高め、燃料液滴の燃料噴射弁119の先端面への付着を抑制することができる。
この場合、噴孔角306Aは306Bに対して大きいため、交点503Aは、交点503Bよりも上流側、すなわち弁座面304と弁体201とが当接する当接部(シート部)304a側に位置する(図3参照)。このように、本実施例では、噴孔角が異なる複数の燃料噴孔301を有する燃料噴射弁119において、弁座面304を弁体中心軸305に対して軸対称な曲面で構成し、全ての燃料噴孔301の縁部(上流側縁部505A及び下流側縁部506A)を直角あるいは鈍角にすることができる。その結果、本実施例では、燃料噴孔301内の燃料剥離を低減でき、噴霧の安定性を高め、燃料液滴の燃料噴射弁119の先端面への付着を抑制することができる。すなわち、複数の燃料噴孔301は弁体中心軸305と噴孔中心軸303とのなす角度(噴孔角)が異なる少なくとも2つのグループに分けられる。これにより、任意の方向に噴霧を形成したい場合にも、各燃料噴孔301の縁部(上流側縁部及び下流側縁部)を鈍角にすることができる。
図4及び図5に示すように、本実施例の液体噴射弁(燃料噴射弁119)は、弁体201と、弁体201が当接する当接部(シート部)304aを含む弁座面304が形成されたシート部材202と、当接部304aよりも下流側に形成された複数の燃料噴孔301A,301Bとを備え、液体を噴霧状に噴射する液体噴射弁119において、複数の燃料噴孔301A,301Bは弁体中心軸305と噴孔中心軸303A,303Bとのなす角度(噴孔角)が異なる少なくとも2つのグループに分けられ、複数の燃料噴孔301A,301Bは、燃料噴孔301A,301Bの噴孔中心軸303A,303Bと弁座面304との交点503A,503Bにおいて弁座面304に接する接平面501A,501Bに対する噴孔中心軸303A,303Bの交差角度502A,502Bが最も垂直に近づく位置に配置される。この場合、シート部材202に形成された全ての燃料噴孔301が、燃料噴孔301A,301Bのように、噴孔中心軸303A,303Bと弁座面304との交点503A,503Bにおいて弁座面304に接する接平面501A,501Bに対する噴孔中心軸303A,303Bの交差角度502A,502Bが最も垂直に近づく位置に配置されるとよい。さらに、交差角度502A,502Bは90度であることが望ましく、すべての燃料噴孔301において交差角度が90度であることが望ましい。
これにより、燃料噴孔301の縁部において、弁座面304と燃料噴孔301の内壁面との間に構成される角度(図4の507B,508B参照)を鈍角にすることができる。燃料噴孔301の縁部を鈍角にすることで、燃料噴孔301内における内壁面からの燃料流れの剥離を低減できる。燃料噴孔301内での燃料流れの剥離を低減すると、噴霧の安定性を高めることができ、燃料液滴の燃料噴射弁119の先端面への付着を抑制することができる。
図6は、本実施例に係る弁座面の形状の一例を示す。なお、図6では燃料噴孔301は記載していない。
本実施例では、半径(曲率半径)R1の凹曲面部304bと凹曲面部304bになめらかに接続するテーパ面部304cを弁座面304に設ける。また、半径R1の凹曲面部304bは弁体201側から見て凹面を成すように形成される。半径R1は、燃料噴孔301の噴孔径に対して大きくなるように設定するとよい。このように設定することで、噴孔角が燃料噴孔ごとに異なっていても、それぞれの噴孔中心軸303に垂直な接平面を設けることができる。すなわち、弁座面304は、燃料噴孔301の直径よりも大きな半径(曲率半径)R1で構成される凹曲面部304bを有し、燃料噴孔301は弁座面304に穿孔される。これにより、任意の方向に噴霧を形成したい場合にも、異なる噴孔角に形成された各燃料噴孔301の縁部(上流側縁部及び下流側縁部)を直角あるいは鈍角にすることができ、燃料噴孔301内の燃料剥離を低減することができる。その結果、噴霧の安定性を高め、液滴の噴射弁への付着を抑制することができる。ただし、本実施例において凹曲面部304bの曲線は必ずしも半径R1の円で構成される必要はなく、類似する凹曲面であればよい。
図7及び図8を用いて、弁座面304の接平面501C,501Dと噴孔中心軸303C,303Dとが垂直でない場合の燃料流れについて説明する。図7は、図4の燃料噴孔301Bを図4と異なる位置に穿孔した場合の図である。
図7において、噴孔中心軸303Cと接平面501Cとは交点503Cにおいて垂直でない角度で交差している。このとき、燃料噴孔301Cの下流側縁部506Cにおいて、弁座面304と燃料噴孔301Cの内壁面との間に構成される角度508Cは鋭角となる。一方、上流側縁部505Cの角度507Cは鈍角となる。その結果、下流側縁部506C側では、燃料剥離600が形成されやすくなる。燃料剥離が形成されると、噴霧の不安定性が大きくなり、燃料液滴が燃料噴射弁の先端面に付着しやすくなる。
図8は、図5の燃料噴孔301Aを図5と異なる位置に穿孔した場合の図である。
図8において、噴孔中心軸303Dと接平面501Dとは交点503Dにおいて垂直でない角度で交差している。このとき、燃料噴孔301Dの上流側縁部505Dにおいて、弁座面304と燃料噴孔301Dの内壁面との間に構成される角度507Dは鋭角となる。一方、下流側縁部506Dの角度508Dは鈍角となる。その結果、上流側縁部505D側では、燃料剥離601が形成されやすくなる。燃料剥離が形成される場合の問題点は図7で説明した通りである。
図7及び図8に示すように、噴孔中心軸303C,303Dと接平面501C,501Dとが垂直でない位置に各燃料噴孔301C,301Dが穿孔されることで、燃料噴孔301C,301Dの上流側と下流側の縁部のどちらかにおいて、弁座面304と燃料噴孔301Dの内壁面との間に構成される角度が鋭角となり、燃料噴孔301C,301D内で燃料剥離が生じやすくなる。
図9は、噴孔中心軸305に垂直な方向から燃料噴孔301を見た図である。
流れは矢印510のように径方向を外周側から中心に向かう。弁座面304は弁体201側から見て凹面を形成しており、図3に示すように弁体中心軸305から離れるほど弁体中心軸305と弁座面304とのなす角が小さくなる。
燃料噴孔301A〜301Dは、弁体中心軸305から一定距離離れたピッチ円511およびピッチ円512の上に配置されている。燃料噴孔301A及び燃料噴孔301Bの各中心を通る平面Sは、図3の断面に対応している。燃料噴孔301Bと燃料噴孔301Aとは、それぞれ図4と図5に示した燃料噴孔であり、燃料噴孔301Bの噴孔角306Bが燃料噴孔301Aの噴孔角306Aよりも小さくなるように、角度306A>角度306Bの関係がある。このとき、図3で示したように、弁体中心軸305から燃料噴孔301Aの入口開口までの距離504Aと、弁体中心軸305から燃料噴孔301Bの入口開口までの距離504Bとの間には、距離504A>距離504Bの関係があるため、ピッチ円511はピッチ円512より小さくなる。すなわち、弁体中心軸305と噴孔中心軸303とのなす角(噴孔角)の大きい燃料噴孔は、噴孔角が小さい燃料噴孔のピッチ円よりも大きい直径のピッチ円上に配置し、噴孔中心軸303と弁座面304の接平面とが直角になる位置に穿孔することで、燃料噴孔301内の燃料剥離を低減することができる。その結果、噴霧の安定性を高めることができ、燃料液滴の燃料噴射弁119の先端面への付着を抑制することができる。
なお、本実施例の噴孔角は角度306A>角度306Bの関係に限らず、角度306A<角度306Bとなるように構成してもよい。このとき、距離504A<距離504Bの関係となるため、ピッチ円511の直径はピッチ円512の直径より大きくなる。すなわち、弁体中心軸305と噴孔中心軸303とのなす角が大きい第一グループと、弁体中心軸305と噴孔中心軸303とのなす角が小さい第二グループとを有し、第一グループに属する燃料噴孔301A,301C,301Dの入口開口は第二グループに属する燃料噴孔301Bの入口開口が配置されるピッチ円511の外側に配置される。言い換えれば、弁体中心軸305と噴孔中心軸303とのなす角が大きい第一グループと、弁体中心軸305と噴孔中心軸303とのなす角が小さい第二グループと、を有し、第一グループに属する第一燃料噴孔301Aと前記第二グループに属する第二燃料噴孔301Bとは、弁体中心軸305から第一燃料噴孔301Aの入口開口までの距離504Aが弁体中心軸305から第二燃料噴孔301Bの入口開口までの距離504Bよりも大きい。これにより、燃料噴孔301内の燃料剥離を低減することができる。その結果、噴霧の安定性を高めることで、燃料液滴の燃料噴射弁119の先端面への付着を抑制することができる。なお、第一グループの燃料噴孔301A,301C,301Dはピッチ円512上に配置されている。
また、第三グループ、或いはさらに多くのグループがあってもよく、各グループに属する燃料噴孔301の個数は、1個以上であればよい。因みに本実施例においては、第二グループには1個の燃料噴孔301Bが属する。
[実施例2]
本発明に係る第2実施例を図10から図12を用いて説明する。図10は、第1実施例の図6と同じ断面において、弁座面304の形状を変更したものである。
図10では、凹曲面部304dが図6の凹曲面部304bよりも深く変更されており、その半径(曲率半径)はR3である(R3<R1)。なお、本実施例は必ずしも凹曲面部304dを円弧で形成する必要はなく、類似の凹曲面であればよい。また、本実施例では、半径R3の凹曲面部304dと滑らかに接続されるように、さらに半径(曲率半径)R2の円弧部と半径R4の円弧部とを弁座面304に設けている。本実施例は半径R2の円弧部と半径R4の円弧部とを必ずしもを円弧で形成する必要はない。
図11に、本発明に係る第2実施例の燃料噴孔301Eを示す。第1実施例と同様に、噴孔中心軸303Eと弁座面304との交点503Eにおいて、弁座面304の接平面501Eは噴孔中心軸303Eと垂直に交わる。このとき、燃料噴孔301Eの上流側縁部505Eと下流側縁部506Eとにおいて、弁座面304と燃料噴孔301Eの内壁面との間に構成される角度507E,508Eは垂直あるいは鈍角になる。その結果、本実施例は、燃料噴孔301E内の燃料剥離を低減し、噴霧の安定性を高めることができる。これにより、本実施例は、燃料液滴の燃料噴射弁119の先端面への付着を抑制することができる。
なお、弁座面304の曲がりが強い場合には、噴孔縁部における角度507E,508Eが必ずしも垂直や鈍角になるとは限らない。そこで、噴孔縁部の角度507E,508Eがどちらも垂直あるいは鈍角になるように、燃料噴孔301Eを穿孔する位置を修正するとよい。図11では、下流側縁部506Eの角度508Eは十分鈍角だが、上流側縁部角度507Eは弁座面304の形状によっては必ずしも鈍角にならない。そこで、上流側縁部がよりなだらかになる位置に燃料噴孔301Eの位置を調整することで、上流側縁部と下流側縁部のどちらの角度507E,508Eも鈍角となるようにするとよい。
図12に、図11とは異なる噴孔角を有する燃料噴孔301Fに変更した例を示す。図12の弁座面304は、図11と同じである。燃料噴孔303Fは、弁体中心軸305の方向に向かって燃料を噴射する燃料噴孔である。噴孔中心軸303Fと弁座面304との交点503Fにおいて、弁座面304の接平面501Fは、噴孔中心軸303Fと垂直に交わる。このとき、燃料噴孔の上流側縁部505Fと下流側縁部506Fとにおいて、弁座面304と燃料噴孔301Fの内壁面との間に構成される角度507F,508Fは垂直あるいは鈍角になり、燃料噴孔301F内の燃料剥離を低減ができる。これにより、本実施例は、噴霧の安定性を高めることができ、燃料液滴の燃料噴射弁119の先端面への付着を抑制することができる。
図6と図10とを比較すると、図6では弁座面304からサック室302にかけて徐々に角度を変えているため、弁座面304の接平面に対して設定可能な角度範囲が狭く、接平面に垂直に設けられる燃料噴孔301の設定可能な角度範囲も狭い。これに対し、図12では、接平面501Fに対して設定可能な角度範囲が広く、接平面に垂直に設けられる燃料噴孔301Fに対して設定可能な角度範囲も広くすることができる。このため、本実施例では、噴射方向の設定の自由度を向上できる。
[実施例3]
本発明の第3実施例を、図13を用いて説明する。図13は、図6と同じ弁座面304において、燃料噴孔301Gの形状を変更した例を示す。図13では、燃料噴孔301Gの入口から出口に向かって、噴孔中心軸303Gに垂直な断面積が徐々に小さくなるように、燃料噴孔301Gの内壁面507Gが構成されている。第1実施例及び第2実施例と同様に、噴孔中心軸303Gと弁座面304との交点503Gにおいて弁座面304に接する接平面501Gが、噴孔中心軸303Gと垂直に交差している。すなわち、燃料噴孔301Gは、噴孔中心軸303Gに垂直な断面積が液体流入口から液体流出口にかけて徐々に小さくなるように形成された内壁面507Gを有する。このように構成することで、噴孔上流縁部505Gおよび噴孔下流縁部506Gにおいて燃料の流入角度を緩やかにすることができ、燃料噴孔301G内の燃料剥離を低減することができる。その結果、本実施例では、噴霧の安定性を高めることができ、燃料液滴の燃料噴射弁119の先端面への付着を抑制することができる。
なお、本発明は上記した各実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
119…液体噴射弁(燃料噴射弁)、201…弁体、202…シート部材、301,301A,301B,301C,301D,301G…燃料噴孔、303,303A,303B…噴孔中心軸、304…弁座面、304a…弁体201が当接する弁座面304の当接部(シート部)、304b…弁座面304の凹曲面部、305…弁体中心軸、501A,501B…交点503A,503Bで弁座面304に接する接平面、502A,502B…接平面501A,501Bに対する噴孔中心軸303A,303Bの交差角度、503A,503B…噴孔中心軸303A,303Bと弁座面304との交点、504A…弁体中心軸305から第一燃料噴孔301Aの入口開口までの距離、504B…弁体中心軸305から第二燃料噴孔301Bの入口開口までの距離、507G…燃料噴孔301Gの内壁面、511…燃料噴孔301Bの入口開口が配置されるピッチ円。

Claims (7)

  1. 弁体と、前記弁体が当接する当接部を含む弁座面が形成されたシート部材と、前記当接部よりも下流側に形成された複数の燃料噴孔とを備え、液体を噴霧状に噴射する液体噴射弁において、
    前記複数の燃料噴孔は、弁体中心軸と噴孔中心軸とのなす角度が異なる少なくとも2つのグループに分けられ、
    前記複数の燃料噴孔は、前記噴孔中心軸と前記弁座面との交点において前記弁座面に接する接平面に対する前記噴孔中心軸の交差角度が最も垂直に近づく位置に配置されることを特徴とする液体噴射弁。
  2. 請求項1に記載の液体噴射弁において、
    前記弁座面は、前記燃料噴孔の直径よりも大きな曲率半径で構成される凹曲面部を有し、
    前記燃料噴孔は、前記弁座面に穿孔されることを特徴とする液体噴射弁。
  3. 請求項1に記載の液体噴射弁において、
    前記弁体中心軸と前記噴孔中心軸とのなす角が大きい第一グループと、前記弁体中心軸と前記噴孔中心軸とのなす角が小さい第二グループと、を有し、
    前記第一グループに属する燃料噴孔の入口開口は第二のグループに属する燃料噴孔の入口開口が配置されるピッチ円の外側に配置されることを特徴とする液体噴射弁。
  4. 請求項1に記載の液体噴射弁において、
    前記燃料噴孔は、前記噴孔中心軸に垂直な断面積が液体流入口から流出口にかけて徐々に小さくなるように形成された内壁面を有することを特徴とする液体噴射弁。
  5. 請求項1に記載の液体噴射弁において、
    前記弁体中心軸と前記噴孔中心軸とのなす角が大きい第一グループと、前記弁体中心軸と前記噴孔中心軸とのなす角が小さい第二グループと、を有し、
    前記第一グループに属する第一燃料噴孔と前記第二グループに属する第二燃料噴孔とは、
    前記弁体中心軸から前記第一燃料噴孔の入口開口までの距離が前記弁体中心軸から前記第二燃料噴孔の入口開口までの距離よりも大きいことを特徴とする液体噴射弁。
  6. 請求項1に記載の液体噴射弁において、
    前記シート部材に形成された全ての燃料噴孔が、前記噴孔中心軸と前記弁座面との交点において前記弁座面に接する接平面に対する前記噴孔中心軸の交差角度が最も垂直に近づく位置に配置されることを特徴とする液体噴射弁。
  7. 請求項6に記載の液体噴射弁において、
    前記交差角度が90度であることを特徴とする液体噴射弁。
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