JP2020103612A - 縦型洗濯機 - Google Patents

縦型洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2020103612A
JP2020103612A JP2018245722A JP2018245722A JP2020103612A JP 2020103612 A JP2020103612 A JP 2020103612A JP 2018245722 A JP2018245722 A JP 2018245722A JP 2018245722 A JP2018245722 A JP 2018245722A JP 2020103612 A JP2020103612 A JP 2020103612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
tub
washing machine
vertical
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018245722A
Other languages
English (en)
Inventor
秀一 樋口
Shuichi Higuchi
秀一 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qingdao Haier Washing Machine Co Ltd
Aqua KK
Original Assignee
Qingdao Haier Washing Machine Co Ltd
Aqua KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qingdao Haier Washing Machine Co Ltd, Aqua KK filed Critical Qingdao Haier Washing Machine Co Ltd
Priority to JP2018245722A priority Critical patent/JP2020103612A/ja
Priority to CN201980081746.0A priority patent/CN113272489A/zh
Priority to PCT/CN2019/125247 priority patent/WO2020135104A1/zh
Publication of JP2020103612A publication Critical patent/JP2020103612A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/26Casings; Tubs
    • D06F37/28Doors; Security means therefor
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F39/00Details of washing machines not specific to a single type of machines covered by groups D06F9/00 - D06F27/00 
    • D06F39/12Casings; Tubs
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F39/00Details of washing machines not specific to a single type of machines covered by groups D06F9/00 - D06F27/00 
    • D06F39/12Casings; Tubs
    • D06F39/14Doors or covers; Securing means therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

【課題】扉が開いた状態を保持できる縦型洗濯機を提供する。【解決手段】縦型洗濯機1は、洗濯物の出入口7Eが形成された外槽カバー7Bを有する洗濯槽3と、水平にスライドすることによって出入口7Eを開閉する横スライド部15Aを有する扉15と、横スライド部15Aが出入口7Eを開くように扉15を付勢する付勢部材23とを含む。【選択図】図1

Description

この発明は、縦型洗濯機に関する。
下記特許文献1に記載の洗濯乾燥機は、筐体と、筐体内に配置された外槽と、外槽内に配置された内槽と、外槽の上部に設けられた外槽カバーと、外槽カバーに設けられて開閉自在な内蓋とを含む。内蓋の一端には、取っ手が設けられ、内蓋の他端は、蝶番構造を介して外槽カバーに連結される。使用者は、取っ手を持って外槽カバーから引き上げることによって内蓋を開き、外槽カバーの出入口から内槽内に洗濯物を投入することができる。蝶番構造は、内蓋が直立した開位置で保持されるように、内蓋を開いた位置でクリックするように構成される。
特開2004−313418号公報
特許文献1に記載の内蓋は、外槽カバーの出入口を開閉するため、洗濯物の出し入れのために比較的大きい出入口に応じて、それなりの大きさを有する。そのため、内蓋を蝶番構造によって開閉させる構成では、内蓋を開位置で保持する機能が蝶番構造にあったとしても、開位置の内蓋は、不安定であり、何かの拍子で内蓋が倒れて勝手に閉まってしまうおそれがある。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、扉が開いた状態を保持できる縦型洗濯機を提供することを目的とする。
本発明は、洗濯物の出入口が形成された上面部を有する洗濯槽と、水平にスライドすることによって前記出入口を開閉する横スライド部を有する扉と、前記横スライド部が前記出入口を開くように前記扉を付勢する付勢部材とを含む、縦型洗濯機である。
また、本発明は、前記縦型洗濯機が、前記横スライド部を、前記出入口を開いた状態で静止させるストッパをさらに含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記縦型洗濯機が、前記洗濯槽の上面部に設けられ、前記横スライド部のスライドをガイドするガイド部をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記縦型洗濯機が、前記洗濯槽内に熱風を供給する供給部と、前記横スライド部に設けられ、透明または半透明な窓部と、前記窓部において前記洗濯槽内に臨む内面部に設けられ、透明または半透明な結露防止部材とをさらに含むことを特徴とする。
本発明によれば、縦型洗濯機の洗濯槽の上面部に形成された出入口を開閉する扉では、横スライド部が、水平にスライドすることによって出入口を開閉する。この扉は、横スライド部が出入口を開くように付勢部材によって付勢される。これにより、扉が開いた状態を保持できる。
また、本発明によれば、ストッパが、扉の横スライド部を、出入口を開いた状態で静止させるので、扉が開いた状態を確実に保持できる。
また、本発明によれば、洗濯槽の上面部に設けられたガイド部が横スライド部のスライドをガイドするので、使用者は、横スライド部を円滑にスライドさせることによって扉を円滑に開閉することができる。
また、本発明によれば、縦型洗濯機では、洗濯槽内に供給される熱風によって洗濯槽内の洗濯物を乾燥させることができる。使用者は、横スライド部に設けられた透明または半透明な窓部から洗濯槽内の様子を目視することができる。窓部において洗濯槽内に臨む内面部には、結露防止部材が設けられるので、洗濯槽内への熱風の供給時に窓部に結露が発生することを防止できる。また、結露防止部材は、透明または半透明である。よって、使用者は、洗濯槽内への熱風の供給時であっても、窓部から結露防止部材越しに洗濯槽内の様子を目視することができる。
図1は、この発明の一実施形態に係る縦型洗濯機の模式的な縦断面右側面図である。 図2は、縦型洗濯機に含まれる扉の平面図である。 図3は、扉の背面図である。 図4は、扉の右側面図である。 図5は、扉の右側面図である。 図6は、扉が閉状態にあるときの縦型洗濯機の内部の平面図である。 図7は、扉が開状態にあるときの縦型洗濯機の模式的な縦断面右側面図である。 図8は、扉が開状態にあるときの縦型洗濯機の内部の平面図である。 図9は、扉が開状態にあるときの縦型洗濯機の要部の正面図である。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る縦型洗濯機1の模式的な縦断面右側面図である。図1の紙面に直交する方向を縦型洗濯機1の左右方向Xといい、図1における左右方向を縦型洗濯機1の前後方向Yといい、図1における上下方向を縦型洗濯機1の上下方向Zという。左右方向Xおよび前後方向Yは、水平方向Hに含まれる。左右方向Xのうち、図1の紙面における奥側を左側X1といい、図1の紙面における手前側を右側X2という。前後方向Yのうち、図1における左側を前側Y1といい、図1における右側を後側Y2という。上下方向Zのうち、上側を上側Z1といい、下側を下側Z2という。縦型洗濯機1は、筐体2と、筐体2内に配置された洗濯槽3とを含む。
筐体2は、例えば金属製であり、ボックス状に形成される。筐体2には、その上面部を構成する上面板2Aが設けられる。上面板2Aには、上面板2Aを上下方向Zに貫通して筐体2の内外を連通させる開口2Bと、開口2Bを縁取りつつ筐体2内において下側Z2へ突出した環状壁2Cとが設けられる。上面板2Aにおける開口2Bの周囲には、液晶操作パネルなどで構成された表示操作部(図示せず)が設けられる。上面板2Aには、縦型洗濯機1の外蓋として開口2Bを開閉する扉4が取り付けられる。扉4は、その後端部において左右方向Xに延びる回動軸5を介して上面板2Aに固定される。扉4は、回動軸5まわりに回動することによって、開口2Bを開閉する。図1における扉4は、横になって開口2Bを閉じた閉位置にある。扉4は、その途中において左右方向Xに延びる回動軸6によって2分割されてもよく、その場合には、開いた状態において回動軸6を中心として折り畳むことができる(後述する図7参照)。
洗濯槽3は、外槽7と、内槽8とを含む。外槽7は、例えば樹脂製であり、有底円筒状に形成される。外槽7は、上下方向Zに沿って配置された筒状、詳しくは略円筒状の外槽本体7Aと、外槽本体7Aの上端に上側Z1から接続される外槽カバー7Bとを有する。外槽本体7Aは、略円筒状の円周壁7Cと、円周壁7Cの下端に接続されて円周壁7Cの中空部分を下側Z2から塞いだ底壁7Dとを有する。円周壁7Cの上端が外槽本体7Aの上端である。円周壁7Cの中空部分は、外槽本体7Aの内部空間である。外槽カバー7Bは、外槽7の上面部、つまり洗濯槽3全体の上面部を構成する。外槽カバー7Bは、円周壁7Cの上端に沿って円周壁7Cの円中心側へ水平に張り出したリング状に形成される。外槽カバー7Bの内側には、円周壁7Cの中空部分に上側Z1から連通した出入口7Eが形成される。出入口7Eは、例えば前側Y1へ膨出した半円状に形成される(後述する図8参照)。出入口7Eは、上面板2Aにおいて環状壁2Cによって取り囲まれた開口2Bに対して下側Z2から対向して連通した状態にある。
内槽8は、例えば金属製であり、外槽7よりも一回り小さい有底円筒状に形成されたドラムであって、内部に洗濯物(図示せず)を収容することができる。内槽8は、外槽7内に同軸上に配置される。外槽7内に収容された内槽8は、その中心軸として上下方向Zに延びる縦の軸線Jまわりに回転可能である。内槽8の上面部には、内槽8の内部空間を上側Z1に露出させる開口8Aが形成される。開口8Aは、外槽7の出入口7Eに対して下側Z2から対向して連通した状態にある。使用者は、開放された開口2B、出入口7Eおよび開口8Aを介して、内槽8の内部に対して上側Z1から洗濯物(図示せず)を出し入れする。
外槽カバー7Bには、水道水の蛇口につながった給水路(図示せず)が接続され、外槽本体7Aの下部には、排水路(図示せず)が接続される。外槽7には、給水路(図示せず)から供給された水が溜められる。内槽8には、複数の貫通穴(図示せず)が形成され、外槽7内の水は、貫通穴を介して外槽7と内槽8との間で行き来して、内槽8内にも溜められる。そのため、外槽7内の水位と内槽8内の水位とは、一致する。外槽7内および内槽8内に溜められた水は、排水路から機外に排出される。筐体2内には、内槽8を回転させる駆動力を発生するモータなどの駆動部(図示せず)が設けられる。内槽8内には、駆動部の駆動力を受けて軸線Jまわりに回転するパルセータ(図示せず)が設けられる。
縦型洗濯機1では、洗濯運転が実行される。洗濯運転は、内槽8内の洗濯物を洗う洗い工程と、洗い工程後に洗濯物をすすぐすすぎ工程と、すすぎ工程の後に内槽8を回転させて洗濯物を脱水する脱水工程とを有する。洗い工程では、洗濯物は、内槽8内に溜まった水に浸かった状態で、回転するパルセータによって撹拌される。また、内槽8内に洗剤が投入された場合には、洗い工程では、水に溶けた洗剤によって洗濯物の汚れが分解される。すすぎ工程では、洗濯物は、内槽8内に溜まった水道水に浸かった状態で、回転するパルセータによって撹拌される。脱水工程では、内槽8の高速回転により生じた遠心力によって、内槽8内の洗濯物が脱水される。
この実施形態の縦型洗濯機1は、脱水工程の後に洗濯物を乾燥させる乾燥工程も実行する縦型洗濯乾燥機である。そのため、縦型洗濯機1は、内槽8内の洗濯物を乾燥させるための熱風を洗濯槽3内に供給する供給部10をさらに含む。供給部10は、外槽カバー7Bにおいて出入口7Eよりも後側Y2の部分に接続された風路11と、風路11内の空気を洗濯槽3内に送り込む送風部12と、風路11内の空気を加熱する加熱部13とを含む。風路11において外槽カバー7Bに接続された一端とは反対側の他端は、外気を取り込むための吸気口として筐体2の外に臨んでもよいし、洗濯槽3と風路11との間で空気を循環させるために洗濯槽3に接続されてもよい。送風部12として、公知のファンを用いることができる。加熱部13として、電熱器などの公知のヒータを用いることができる。乾燥工程では、送風部12および加熱部13が作動することによって熱風が発生する。熱風が風路11から洗濯槽3内に供給されて内槽8内の洗濯物に浴びせられることによって、内槽8内の洗濯物が乾燥する。
縦型洗濯機1は、外槽7の出入口7Eを開閉する扉15をさらに含む。扉15は、縦型洗濯機1における内蓋として機能する。図2は、出入口7Eを閉じた状態にある扉15の平面図である。図3は、出入口7Eを閉じた状態にある扉15の背面図である。扉15は、左右方向Xに長い長方形板状のベース16と、左右方向Xに細長いバー状の複数の連結体17とを有し、例えば樹脂製である。ベース16の上面における後端部の中央部には、逆U字状の取っ手18における2つの端部が接続される。取っ手18は、ベース16の上面から上側Z1へ突出する。ベース16の後端部には、単数または複数の磁石19が内蔵される。この実施形態では、3つの磁石19が、ベース16の後端部において左右方向Xに等間隔で並んで配置される。これらの磁石19は、ベース16の後端面から露出されてもよい。ベース16の下面において左右方向Xの両端には、下側Z2へ突出して前後方向Yへ直線状に延びるガイドリブ16Aが1つずつ設けられる(図3参照)。
図4は、出入口7Eを閉じた状態にある扉15の右側面図である。この実施形態では、11個の連結体17が扉15に設けられる。各連結体17は、同一形状および同一寸法を有する。各連結体17の左右方向Xの寸法は、ベース16の左右方向Xの寸法と同じである(図2参照)。各連結体17の上下方向Zの厚さは、ベース16の上下方向Zの厚さと同じである。前後方向Yに沿う切断面で切断したときの各連結体17の断面形状は、略矩形状である。各連結体17の下面において左右方向Xの両端には、下側Z2へ突出して前後方向Yに直線状に延びるガイドリブ17Aが1つずつ設けられる。全ての連結体17は、ベース16に前側Y1から続くように等間隔で並んで配置される。
ベース16と、ベース16に隣接する後端の連結体17とは、耐熱ゴムなどによって構成されたシート状の弾性部材20によって連結される。隣り合う連結体17同士は、別の弾性部材20によって連結される。つまり、弾性部材20は、ベース16と最寄りの連結体17との間や、隣り合う連結体17同士の間に1つずつ設けられる。各弾性部材20の左右方向Xの寸法は、各連結体17の左右方向Xの寸法と同じである。全ての連結体17は、各弾性部材20によって一体化され、キャタピラ状の蛇腹カバー21を構成する。蛇腹カバー21は、弾性部材20によってベース16に連結される。蛇腹カバー21は、各弾性部材20において屈曲可能であり、ベース16に対して屈曲可能である(図5も参照)。
図1に示すように、出入口7Eを閉じた状態にある扉15では、ベース16が扉15の後端に位置して、ベース16および蛇腹カバー21の全体が、外槽カバー7B上に位置して前後方向Yに沿って水平に配列される。このときの扉15の位置を、閉位置という。外槽カバー7Bにおいて出入口7Eの後端を縁取る部分7Fには、鉄や鉄合金などの強磁性体22が内蔵される。強磁性体22は、左右方向Xにおいて各磁石19と同じ位置に1つずつ設けられてもよいし、これらの磁石19に跨るように左右方向Xに長手に構成されてもよい。強磁性体22と、ベース16の各磁石19とが引き寄せ合うことによって、扉15が閉位置において位置決めされる。磁石19および強磁性体22は、扉15を閉位置において位置決めする位置決め部として機能する。位置決め部として、このように磁石を用いる構成に代えて、ベース16および外槽カバー7Bの一方に爪状の係合部を設けて、他方に凹状の被係合部を設けてもよい。
縦型洗濯機1は、例えばコイルばねによって構成されて外槽7と扉15とをつなぐ付勢部材23を含む。付勢部材23の一端は、閉位置にある扉15における前端の連結体17に接続され、付勢部材23の他端は、外槽7の円周壁7Cの下端部に設けられたブラケット24に接続される。前端の連結体17には、付勢部材23の他端が係止される係止穴17Bが形成される(図2参照)。扉15が閉位置にあるとき、付勢部材23は伸長した状態にあり、扉15をブラケット24側へ引き寄せるように付勢する。
図6は、扉15が閉状態にあるときの縦型洗濯機1の内部の平面図である。外槽カバー7Bの上面において左右方向Xにおける出入口7Eの両側には、ガイド部25が1つずつ設けられる。各ガイド部25は、前後方向Yに沿って直線状に延びるレールである。各ガイド部25において、後端は、出入口7Eの後端と前後方向Yにおいてほぼ同じ位置にあり、前端は、外槽カバー7Bの外縁から前側Y1へはみ出して配置される。左側X1のガイド部25は、ベース16における左側X1のガイドリブ16Aと、連結体17における左側X1のガイドリブ17Aとに右側X2から係合する。右側X2のガイド部25は、ベース16における右側X2のガイドリブ16Aと、連結体17における右側X2のガイドリブ17Aとに左側X1から係合する。これにより、扉15は、外槽カバー7B上では、前後方向Yへ水平にスライドするようにガイド部25によってガイドされる。
使用者は、洗濯槽3の内槽8への洗濯物の出し入れなどをする際、まず筐体2の扉4を開く(図7参照)。すると、閉位置にある扉15が筐体2の上面板2Aの開口2Bから上側Z1に露出され、扉15の取っ手18が外槽カバー7Bの出入口7Eの後端付近に位置する。使用者は、取っ手18を掴んで前側Y1へ引く。使用者が取っ手18を引く力が、扉15のベース16の磁石19と外槽カバー7Bの強磁性体22とが引き寄せ合う力を上回ると、付勢部材23の付勢力により、ベース16が前側Y1へ水平にスライドする。前側Y1へのベース16のスライドに伴い、扉15の蛇腹カバー21において前端の連結体17が外槽カバー7Bおよびガイド部25から前側Y1へ外れると、この連結体17は、今までの水平姿勢から下側Z2へ約90度回動して垂直姿勢になる。ベース16が前側Y1へさらにスライドすると、蛇腹カバー21では、前側Y1の連結体17から順に、連結体17が1つずつ垂直姿勢になって外槽7の円周壁7Cに沿って下側Z2へスライドする。
そして、図7に示すようにベース16が出入口7Eの前端よりも前側Y1までスライドすると、扉15が開位置に配置されて出入口7Eを開き、上側Z1へ開放する(図8も参照)。付勢部材23の付勢力によって、使用者が扉15を開くときの負担を軽減できる。扉15が開位置にあるとき、ベース16は、引き続き水平に沿った状態にあるが、蛇腹カバー21では全ての連結体17が垂直姿勢になり、上下方向Zに沿って一列に並ぶ(図9も参照)。これにより、開位置にある扉15は、右側面視で略L字状に屈曲する。また、扉15が開位置にあるとき、取っ手18が、上面板2Aの環状壁2Cの前部に後側Y2から接触する。
洗濯物の出し入れなどを済ませた使用者は、開位置にある扉15の取っ手18を掴んで後側Y2へ押す。すると、扉15のベース16が、付勢部材23の付勢力に抗して後側Y2へ水平にスライドする。これにより、付勢部材23が上下方向Zに伸長する。後側Y2へのベース16のスライドに伴い、扉15の蛇腹カバー21において上端の連結体17が外槽7の円周壁7Cから上側Z1へ外れると、この連結体17は、今までの垂直姿勢から後側Y2へ約90度回動して水平姿勢になり、各ガイドリブ17Aにおいてガイド部25(図6参照)に係合する。ベース16が後側Y2へさらにスライドすると、蛇腹カバー21では、上側Z1の連結体17から順に、連結体17が1つずつ水平姿勢になって、ガイド部25にガイドされながら外槽カバー7B上を後側Y2へスライドする。そして、図1に示すように、取っ手18が外槽カバー7Bの出入口7Eの後端に位置するまでベース16がスライドすると、扉15は、閉位置に配置されて出入口7Eを閉じる。
閉位置と開位置との間で移動する扉15は、前後方向Yに沿って水平にスライドする横スライド部15Aと、上下方向Zに沿って垂直にスライドする縦スライド部15Bとを有する。閉位置にあるときの扉15では、ベース16および蛇腹カバー21の全体が、横スライド部15Aを構成し、縦スライド部15Bは存在しない。なお、変形例として、閉位置にあるときの扉15において、付勢部材23に近い連結体17は、外槽カバー7Bから外れて垂直姿勢をとり、縦スライド部15Bを構成してもよい。開位置にあるときの扉15では、ベース16だけが横スライド部15Aを構成し、蛇腹カバー21の全体が縦スライド部15Bを構成する(図7参照)。なお、変形例として、開位置にあるときの扉15において、ベース16に近い連結体17は、外槽カバー7B上にあって水平姿勢をとり、ベース16とともに横スライド部15Aを構成してもよい。扉15が閉位置から開位置へ移動すると、蛇腹カバー21では、ベース16から離れた前側Y1の連結体17から順に、連結体17が縦スライド部15Bを構成していく。扉15が開位置から閉位置へ移動すると、蛇腹カバー21では、ベース16に近い上側Z1の連結体17から順に、連結体17が横スライド部15Aを構成していく。
このように、扉15では、横スライド部15Aが水平にスライドすることによって外槽カバー7Bの出入口7Eを開閉する。そして、前述した付勢部材23は、横スライド部15Aが出入口7Eを開くように扉15を付勢する。これにより、扉15が開いた状態を保持できる。そして、洗濯槽3の外槽カバー7Bに設けられたガイド部25が横スライド部15Aのスライドをガイドする。そのため、使用者は、横スライド部15Aを円滑にスライドさせることによって扉15を円滑に開閉することができる。
開位置にあるときの扉15では、取っ手18が、上面板2Aの環状壁2Cの前部に後側Y2から接触する。このように互いに接触する取っ手18および環状壁2Cがストッパ26として機能することにより、横スライド部15Aが出入口7Eを開いた状態で静止する(図7参照)。これにより、扉15が開いた状態を確実に保持できる。なお、環状壁2Cの代わりに、外槽カバー7Bに設けられた突起などが、前述したストッパ26として、開位置にあるときの扉15の取っ手18などに接触してもよい。
横スライド部15Aおよびベース16において少なくとも平面視において出入口7Eと重なる部分には、透明または半透明な窓部15Cが設けられてもよい。この実施形態の扉15では、蛇腹カバー21およびベース16の全体が透明樹脂製である。扉15が閉位置にある状態において、使用者は、横スライド部15Aに設けられた透明または半透明な窓部15Cから洗濯槽3内の様子つまり洗濯物の状態を目視することができる。なお、筐体2の扉4も透明または半透明であれば、使用者は、扉4を開けなくても、洗濯槽3内の様子を目視することができる。
窓部15Cにおいて、洗濯槽3内つまりに内槽8の開口8Aに臨む内面部には、例えばシート状の結露防止部材27が設けられてもよい。結露防止部材27として、公知のものを用いることができる。乾燥工程時における洗濯槽3内への熱風の供給時に窓部15Cに結露が発生して窓部15Cが曇ることを結露防止部材27によって防止できる。また、結露防止部材27は、透明または半透明である。よって、使用者は、洗濯槽3内への熱風の供給時であっても、窓部15Cから結露防止部材27越しに洗濯槽3内の様子を目視することができる。また、閉位置にある扉15が出入口7Eを密閉するので、洗濯槽3内の気密性が高められる。そのため、乾燥工程時には、出入口7Eからの熱風の漏れを防止して、洗濯槽3内の洗濯物を効率的に乾燥させることができる。
洗濯槽3内の洗濯物の乾燥効率を向上させるために、窓部15Cの内面部には、断熱シートまたは熱反射シートが設けられてもよい。断熱シートや熱反射シートとして、公知のものを用いることができる。窓部15Cから洗濯槽3内の様子を目視できるように、これらのシートは、結露防止部材27と同様に透明または半透明であることが好ましい。
この発明は、以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項に記載の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、縦型洗濯機1における内槽8の軸線Jは、前述した実施形態では上下方向Zに沿って垂直に延びるように配置されるが(図1参照)、縦型洗濯機1には、軸線Jが上下方向Zに対して若干傾斜して配置された構成も含まれる。
また、扉15の磁石19および外槽カバー7Bの強磁性体22について、磁石19が外槽カバー7Bに設けられて、強磁性体22が扉15に設けられてもよい。
1 縦型洗濯機
3 洗濯槽
7B 外槽カバー
7E 出入口
10 供給部
15 扉
15A 横スライド部
15C 窓部
23 付勢部材
25 ガイド部
26 ストッパ
27 結露防止部材

Claims (4)

  1. 洗濯物の出入口が形成された上面部を有する洗濯槽と、
    水平にスライドすることによって前記出入口を開閉する横スライド部を有する扉と、
    前記横スライド部が前記出入口を開くように前記扉を付勢する付勢部材とを含む、縦型洗濯機。
  2. 前記横スライド部を、前記出入口を開いた状態で静止させるストッパをさらに含む、請求項1に記載の縦型洗濯機。
  3. 前記洗濯槽の上面部に設けられ、前記横スライド部のスライドをガイドするガイド部をさらに含む、請求項1または2に記載の縦型洗濯機。
  4. 前記洗濯槽内に熱風を供給する供給部と、
    前記横スライド部に設けられ、透明または半透明な窓部と、
    前記窓部において前記洗濯槽内に臨む内面部に設けられ、透明または半透明な結露防止部材とをさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の縦型洗濯機。
JP2018245722A 2018-12-27 2018-12-27 縦型洗濯機 Pending JP2020103612A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018245722A JP2020103612A (ja) 2018-12-27 2018-12-27 縦型洗濯機
CN201980081746.0A CN113272489A (zh) 2018-12-27 2019-12-13 立式洗衣机
PCT/CN2019/125247 WO2020135104A1 (zh) 2018-12-27 2019-12-13 立式洗衣机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018245722A JP2020103612A (ja) 2018-12-27 2018-12-27 縦型洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020103612A true JP2020103612A (ja) 2020-07-09

Family

ID=71126288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018245722A Pending JP2020103612A (ja) 2018-12-27 2018-12-27 縦型洗濯機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2020103612A (ja)
CN (1) CN113272489A (ja)
WO (1) WO2020135104A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07263201A (ja) * 1994-03-24 1995-10-13 Toppan Printing Co Ltd 結露防止パネル
JP2000116977A (ja) * 1998-10-20 2000-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 乾燥装置を備えた洗濯機
JP2004329920A (ja) * 2003-01-20 2004-11-25 Sanyo Electric Co Ltd ドラム式洗濯機
CN205347813U (zh) * 2016-01-07 2016-06-29 无锡小天鹅股份有限公司 洗涤装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5546772A (en) * 1994-05-02 1996-08-20 Whirlpool Corporation Tub door system for a top loading horizontal axis automatic washer
JP2005000583A (ja) * 2003-01-20 2005-01-06 Sanyo Electric Co Ltd ドラム式洗濯機
CN1707012A (zh) * 2004-06-10 2005-12-14 三洋电机株式会社 洗衣机
JP2006110253A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯機
CN101545190B (zh) * 2008-03-28 2012-08-29 海尔集团公司 一种便于拆卸的洗衣机内盖安装结构
CN202359387U (zh) * 2011-09-02 2012-08-01 海尔集团公司 一种颗粒洗滚筒洗衣机
CN106948140A (zh) * 2016-01-07 2017-07-14 无锡小天鹅股份有限公司 洗涤装置
CN108118491B (zh) * 2018-01-15 2023-07-25 珠海格力电器股份有限公司 滚筒组件、包括其的洗衣机及控制方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07263201A (ja) * 1994-03-24 1995-10-13 Toppan Printing Co Ltd 結露防止パネル
JP2000116977A (ja) * 1998-10-20 2000-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 乾燥装置を備えた洗濯機
JP2004329920A (ja) * 2003-01-20 2004-11-25 Sanyo Electric Co Ltd ドラム式洗濯機
CN205347813U (zh) * 2016-01-07 2016-06-29 无锡小天鹅股份有限公司 洗涤装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020135104A1 (zh) 2020-07-02
CN113272489A (zh) 2021-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2402499B1 (en) Laundry processing apparatus
EP2402497B1 (en) Laundry processing apparatus
USRE48487E1 (en) Washing machine
US11078616B2 (en) Washing machine
US20140319983A1 (en) Door assembly and clothes treatment apparatus having the same
US10801149B2 (en) Washing machine
JP2013027415A (ja) 洗濯乾燥機
KR20200046411A (ko) 의류처리장치
JP5583497B2 (ja) 衣類処理装置
JP2020103612A (ja) 縦型洗濯機
WO2012114752A1 (ja) 衣類処理装置
TW201538821A (zh) 洗濯機
JP2005095226A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2006223889A (ja) ドラム式洗濯機
JP6568814B2 (ja) 衣類処理装置
JP5819668B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP6152832B2 (ja) 衣類処理装置
JP2006192315A (ja) ドラム式洗濯機
JP6152907B2 (ja) 衣類処理装置
JP5909661B2 (ja) 衣類処理装置
JP2022097621A (ja) 衣類処理装置
JP5994189B2 (ja) 衣類処理装置
JP6667251B2 (ja) 衣類処理装置
JP5994188B2 (ja) 衣類処理装置
JP4542078B2 (ja) 洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221228

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20221228

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20230106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230509