JP4542078B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、曲面をもって構成された洗濯機筐体の一面に設けられた開口部に引き出し可能に取り付けられた洗濯機構成部を備える洗濯機に関するものである。
洗濯機の高機能化などの要望から、近年、洗濯機筐体の一面が複雑な3次元形状の曲面をもって構成されるとともに、その洗濯機筐体の一面に開口部を設け、洗剤を収納して供給する洗剤投入部などの洗濯機構成部がその開口部に引き出し可能に取り付けられるようになってきている。そして、このような洗濯機構成部の蓋板を回動可能なものとし、蓋板を回動して形成される穴部に手を掛けて洗濯機構成部を前方に引き出すことにより、洗剤の追加投入や点検・保守などの処理が行えるようになってきている。
下記の特許文献1に開示されたドラム式洗濯乾燥機70では、前部枠体72(洗濯機筐体)の上部に洗剤投入ケース74と乾燥フィルター77が操作表示部73を挟んで対称に配置され、本体71の前方に引き出し可能となっている。そして、洗剤投入ケース74及び乾燥フィルター77の前面75及び78(引き出し面)には、それぞれ不図示の付勢バネによって常時前面側に付勢された取っ手カバー76、79(蓋板)が回動自在に設けられている。この取っ手カバー76、79同士は、本体71の正面から見てその中心線に対してほぼ対称に配置されている。そして、洗剤投入ケース74及び乾燥フィルター77が収納された状態では、取っ手カバー76、79は前面75、78と面一となるよう形状が設定されている。
このドラム式洗濯乾燥機70の使用者は、洗剤投入ケース74内に洗剤を投入する時、取っ手カバー76を押して後方に回動させ、生じた穴部に手を掛けて洗剤投入ケース74を前方に引き出して洗剤を投入した後、再び押し戻して前部枠体72に収納する。乾燥フィルター77の場合も同様に、取っ手カバー79を押して後方に回動させ、生じた穴部に手を掛けて乾燥フィルター77を前方に引き出して、糸屑の堆積状態を確認して必要に応じて堆積した糸屑を除去した後、再び押し戻して前部枠体72に収納することができる。
特開2006−55381号公報
ところで、上記の洗剤投入ケース74では、取っ手カバー76の背面側下端部に設けられた不図示の回動軸が、前面75の背面側に設けられ不図示のリブ材の貫通孔を挿通し、取っ手カバー76が付勢バネによって常時前面側に付勢されつつ、取っ手カバー76が前面75に対して回動可能に構成されている。そして、従来、取っ手カバー76の回動軸は、洗剤投入ケース75が引き出し可能に設けられる前部枠体72の開口部72aの金型抜き方向に対して垂直に設けられ、このことにより、取っ手カバー76が回動される際に洗濯機70の前部枠体72の開口部72aとの間に一定の隙間を確保し、取っ手カバー76の回動がスムースに行われるよう配慮されていた。上記の乾燥フィルター77の場合も同様である。
しかしながら、近年、洗濯機のコンパクト化や、高機能洗濯機としての外観要求レベルの高まりから、洗濯機本体71の特に前部枠体72がより複雑な3次元形状の曲面で構成されるようになってきている。このような前部枠体72の開口部72aならびにこの開口部72aの一辺(背面側下端部)に設けられる取っ手カバー76の回動軸が洗剤投入ケース75の引き出し方向に垂直な面に対して傾斜している場合には、取っ手カバー76を回動する際に、取っ手カバー76の左右の側辺が開口部72aの一辺に隣接する両側辺(左右の両側縁部)に干渉するという問題が生じる。これは、取っ手カバー76の左右の側辺(および開口部72aの両側縁部)が取っ手カバー76の回動軸に垂直な面上に形成されていないことによるものである。
本発明は、以上のような課題に鑑みて為されたものであり、複雑な3次元形状の曲面で構成される洗濯機筐体の一面に設けられる収容部に引き出し可能に取り付けられる洗濯機構成部の蓋板の回動途中において、蓋板の外縁部と蓋板周りの支持枠部の内縁部とが互いに接触することがなく、蓋板をスムースに回動することができる洗濯機を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に係る洗濯機は、洗濯物を収容して回転駆動される洗濯兼脱水槽を内包した水槽を洗濯機筐体内に収容して、水槽内への給水、排水、および前記洗濯兼脱水槽の回転を制御して、洗濯、すすぎ、脱水の各工程を実施する洗濯機において、少なくとも水平方向の断面形状が曲面をもって構成される洗濯機筐体の一面に設けられる収容部に引き出し可能に取り付けられた洗濯機構成部は、洗濯機構成部の一面の一部を形成する引き出し面に引き出し時に取っ手となる開口部が形成されるとともに、この開口部周りの支持枠部の一辺に回動自在に支持されて開口部を覆う蓋板を備え、支持枠部の一辺に隣接する少なくともいずれか一方の側辺が蓋板の回動軸に垂直な面上に形成されていない場合にあって、支持枠部の側辺に対向する蓋板の側辺が支持枠部の側辺に干渉しない方向に蓋板を回動軸に沿って変位させる蓋板移動機構を備えることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る洗濯機においては、洗濯機構成部が、少なくとも水平方向の断面形状が曲面をもって構成された前記洗濯機筐体の一面に設けられた収容部に引き出し可能に取り付けられ、この洗濯機構成部の一面に形成された開口部に、蓋板が開口部周りの支持枠部の一辺に回動自在に支持されて取り付けられており、支持枠部の一辺に隣接する少なくともいずれか一方の側辺が蓋板の回動軸に垂直な面上に形成されていない場合には、蓋板移動機構により、支持枠部の側辺に対向する蓋板の側辺が支持枠部の側辺に干渉しない方向に蓋板を回動軸に沿って変位させることができる。
支持枠部の一辺に隣接する少なくともいずれか一方の側辺が蓋板の回動軸に垂直な面上に形成されていない場合、少なくともいずれか一方の側辺が一辺に対して鋭角に形成されていることになり、蓋板と回動軸との位置関係によって、蓋板を押圧して回動する際に、鋭角に形成された蓋板の側辺が対向する支持枠体の側辺に漸近し、互いに接触するような事態も起こり得るが、本発明の請求項1に係る洗濯機によれば、蓋板移動機構によって鋭角に形成された蓋板の側辺が対向する支持枠体の側辺から離間する方向に移動され、互いに接近することなく、蓋板の回動途中においてもほぼ一定の間隔を保った状態が維持される。したがって、蓋板の回動途中で両者が互いに接触することがなく、蓋板をスムースに回動することができる。
本発明の請求項2に係る洗濯機は、請求項1に記載の洗濯機において、洗濯機筐体の一面、洗濯機構成部の引き出し面および蓋板が、外方に凸形状の曲面をもって構成され、蓋板が、回動軸を中心に洗濯機筐体の奥行き方向に押圧して回動するものであるとき、蓋板移動機構は、支持枠部の一辺に対して鋭角をもって隣接する側辺の方向に蓋板を回動軸に沿って変位させるものである。
本発明の請求項2に係る洗濯機によれば、蓋板が、洗濯機筐体の一面と同じく、外方に凸形状の曲面をもって構成され、洗濯機筐体の奥行き方向に押圧して回動するものであるとき、蓋板を押圧して回動する際に、蓋板移動機構により、支持枠部の一辺に対して鋭角をもって隣接する側辺の方向に蓋板が移動されるので、それに対向する蓋板の側辺がこの支持枠部の側辺に接触することが避けられ、蓋板をスムースに回動することができる。
本発明の請求項3に係る洗濯機は、請求項1または2に記載の洗濯機において、蓋板が支持枠部の一辺の両端近くに回動軸端片を備えるとともに、支持枠部が蓋板の回動軸端片に対向する位置にこの回動軸端片に係合する回動軸受け部を備え、支持枠部の一辺の少なくとも一方の端部側にある、回動軸端片および回動軸受け部の互いに対向するそれぞれの端面のうち少なくとも一方の端面が、螺旋状に形成された面を有し、回動軸端片の端面が回動軸受け部の端面に対して摺接して回動することにより、蓋板を回動軸に沿って変位させる蓋板移動機構が構成されるものである。
本発明の請求項3に係る洗濯機によれば、蓋板側の支持枠部の一辺の両端近くに設けられる回動軸端片と、蓋板の回動軸端片に対向する支持枠部側の位置に設けられる回動軸受け部とが係合して蓋板の回動軸を形成するとともに、回動軸端片と回動軸受け部の互いに対向する端面のうち少なくとも一方の端面に螺旋状に傾斜した面が形成され、蓋板を押圧して回動する際に、この端面同士が摺接することによって蓋板移動機構が構成される。このような回動軸端片と回動軸受け部をそれぞれ蓋板と支持枠部に設けるという簡単な構成により、蓋板の回動軸と移動機構とを容易に構成することができる。
本発明の請求項4に係る洗濯機は、請求項3に記載の洗濯機において、前記支持枠部の一辺の両端近くに設けられた回動軸端片のうち少なくとも一方の回動軸端片に、またはこの回動軸端片に係合する少なくとも一方の回動軸受け部に、前記蓋板の回動に抗して前記蓋板を押し戻し、原位置に復帰させる付勢材が取り付けられているものである。
本発明の請求項4に係る洗濯機によれば、少なくとも一方の回動軸端片または回動軸受け部に付勢材を取り付けるという簡単な構成により、蓋板の回動に抗して蓋板を押し戻すとともに、原位置に復帰させるという利便性の高い機構を構成することができる。
本発明によれば、複雑な3次元形状の曲面で構成される洗濯機筐体の一面に設けられる収容部に引き出し可能に取り付けられる洗濯機構成部の蓋板の回動途中において、蓋板の外縁部と蓋板周りの支持枠部の内縁部とが互いに接触することがなく、蓋板をスムースに回動することができる洗濯機を提供することができる。
以下、本発明の洗濯機に係る最良の実施の形態について、図1〜図8に基づき詳細に説明する。図1は、本発明に係る洗濯機の構造を説明するための断面図であり、図2は、その給排水系統を説明するための断面図である。図3は、本発明に係る洗剤投入部が配設される上部前面の概要を説明するための斜視図である。また、図4は、本発明に係る洗剤投入部(洗剤収納容器)の概略構造を説明するための斜視図であり、図5は、その洗剤投入部の前面の形状を説明するための、(a)は斜視図であり、(b)は洗濯機筐体の前面に垂直な方向から見た正面図であり、(c)は回動軸に垂直な方向から見た正面図である。また、図6は、洗剤投入部における取っ手カバーの回動構造を説明するための斜視図(背面側から見た図)であり、図7は、その平面断面図(上面側から見た図)である。さらに、図8は、取っ手カバーの回動構造を説明するため、(a)は取っ手カバー下辺右端側に設けられた回動軸端片の正面図であり、(b)は(a)の回動軸端片に対向して支持枠部に設けられた回動軸受け部の左側面図であり、(c)はその平面図である。なお、下記に開示される実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、実施の形態で開示された内容ではなく、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれると解されるべきである。
まず、本発明の実施の形態に係るドラム式洗濯乾燥機1(洗濯機)は、洗濯乾燥機筐体2(洗濯機筐体)内に図示しないサスペンション構造によって水槽3が宙吊り状態に配設され、水槽3内に有底円筒形に形成された回転ドラム4(洗濯兼脱水槽)がその軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設されている。水槽3の正面側には回転ドラム4の開口端に通じる衣類出入口が形成され、洗濯乾燥機筐体2の正面側に形成された上向き傾斜面に設けられた開口部を開閉可能に閉じる扉5を開くことにより、衣類出入口を通じて回転ドラム4内に対して洗濯物を出し入れすることができる。扉5が上向き傾斜面に設けられているため、洗濯物を出し入れする作業を、腰を屈めることなく実施でき、一般には横向きにある開口部から洗濯物を出し入れするドラム式洗濯機の作業性の悪さが改善されている。
回転ドラム4には、その周面に水槽3内に通じる多数の透孔4aが形成され、内周面の複数位置に攪拌突起(図示せず)が設けられている。この回転ドラム4は水槽3の背面側に取り付けられたモータ6によって正転及び逆転方向に回転駆動される。また、水槽3には、給水管路7及び排水管路8が配管接続され、図示しない給水弁及び排水弁の制御によって水槽3内への給水及び排水がなされる。
扉5を開いて回転ドラム4内に洗濯物及び洗剤を投入してドラム式洗濯乾燥機1の運転を開始させると、水槽3内には給水管路7から所定量の注水がなされ、モータ6により回転ドラム4が回転駆動されて洗濯工程が開始される。回転ドラム4の回転により、回転ドラム4内に収容された洗濯物は回転ドラム4の内周壁に設けられた攪拌突起によって回転方向に持ち上げられ、持ち上げられた適当な高さ位置から落下する攪拌動作が繰り返されるので、洗濯物には叩き洗いの作用が及んで洗濯がなされる。
所要の洗濯時間の後、汚れた洗濯液は排水管路8から排出され、回転ドラム4を高速回転させる脱水動作により洗濯物に含まれた洗濯液を脱水し、その後、水槽3内に給水管路7から給水してすすぎ工程が実施される。このすすぎ工程においても、回転ドラム4内に収容された洗濯物は回転ドラム4の回転により攪拌突起により持ち上げられて落下する攪拌動作が繰り返され、すすぎ洗いが実施される。
このドラム式洗濯乾燥機1には、回転ドラム4内に収容した洗濯物を乾燥する機能が設けられ、水槽3内の空気を排気して除湿し、加熱した乾燥した空気を再び水槽3内に送風する循環送風経路9が形成されている。この循環送風経路9の途中には蒸発器10などの除湿手段、凝縮器11などの加熱手段及び送風ファン12などの送風手段が設けられる。この送風ファン12を回転駆動することにより、循環送風経路10に空気の流れが発生して洗濯物を収容した回転ドラム4内の空気は透孔4aを通じて水槽3から送風ファン12側への循環空気導入管路13に排気され、送風ファン12の上流に位置する蒸発器10に水分を結露させて除湿することと、400℃程度に昇温する凝縮器11との熱交換により加熱することとで常に乾燥した高温の空気とされる。この乾燥した高温の空気は送風ファン12から水槽3への送風管路14に送り出されて水槽3内に送風される。水槽3内に送風された高温の乾燥空気は透孔8を通じて回転ドラム4内に入って衣類などの洗濯物に曝されながら水槽3へと抜け、再度、循環空気導入管路13へと導入され、以上の循環送風経路10での空気の循環の繰り返しにより乾燥工程が実施される。
このようなドラム式洗濯乾燥機1において、洗濯乾燥機筐体2の前面は左右対称をなす複雑な3次元形状の曲面で構成されており、その中央線から外れた洗濯乾燥機筐体2前面の左方上部(操作パネル15の左側)に開口された収容部21に、洗剤投入部20が引き出し可能に取り付けられている。
この洗剤投入部20は、洗濯乾燥機筐体2の収容部21に取り付けられた枠体40と、この枠体40の上面に固定された給水部35と、この枠体40と給水部35とで囲まれた空間に引き出し可能に収納され、枠体40に支持された洗剤収容容器22とで構成されている。洗剤収容容器22は、洗濯に使用する粉末合成洗剤、液体洗剤、液体漂白剤、柔軟仕上剤などを収容するものであり、洗剤収容容器22を上方から覆い、給水配管7に接続された不図示の給水部からの給水を受けて、これらの洗剤と水とが混じり合った洗剤液をその底部に設けられた投入路23等を経て、枠体40の底部に設けられた洗剤液供給路41に集約し、水槽3に送給する。
洗剤収納容器22の前面カバー24(引き出し面)は、洗剤収容容器22が収容部21内に収納された状態では、洗濯乾燥機筐体2の前面と同一の曲面形状を有し、その一部を構成しており、この前面カバー24の中央下半部に開口部25が形成されている。この開口部25を左右および下方から取り囲む部分が支持枠部26として前面カバー24と一体に成形されて、取っ手カバー27(蓋板)がこの支持枠部26の下辺26aにこの下辺26aに平行な軸心回りに回動自在に取り付けられており、取っ手カバー27を閉じた状態ではその外縁部が支持枠部26の内縁部に内接するように開口部25を覆うとともに、取っ手カバー27を開いた状態では開口部25が開き、収容部21に収納された洗剤収容容器22を引き出すことができるようになっている。
前面カバー24の開口部25は、美観上の観点から、水平方向の上辺と下辺および鉛直方向の左辺と右辺とをもって縁取られた略四辺形に形成されており、この取っ手カバー27が洗濯乾燥機筐体2前面の曲面中心から外れた左方上部に位置しているため、洗濯乾燥機筐体2の正面から見れば、外観的に略四角形をなしているといえども(図5(a)参照)、実際に取っ手カバー27に対して垂直な視点から見れば、右下ならびに左上のコーナー部は90°より若干小さな角度(鋭角)で形成され、右上ならびに左下のコーナー部は90°より若干大きな角度(鈍角)で形成されている(図5(b)参照)。すなわち、このような洗濯乾燥機筐体2前面の曲面中心から外れた左方上部に位置する取っ手カバー27は右下ならびに左上のコーナー部がやや鋭角で形成された正面視略平行四辺形の形状を有し、支持枠部26の下辺26aに隣接する右辺26bおよび左辺26cが、支持枠部の下辺に平行な取っ手カバー27の回動軸(後述の回動軸端片28と回動軸受け部29で構成)に垂直な面上に形成されていない。取っ手カバー27の上辺および左右辺には、取っ手カバー27を閉じた状態で開口部25の周縁部に当接する縁部27aが背面側に折れ曲がる段差をもって形成されている。取っ手カバー27を閉じた状態では、この開口部25に内接する取っ手カバー27の表面が前面カバー24の表面と面一となる(開口部25内に嵌め込まれる)ため、取っ手カバー27(縁部27aを除いた部分)は前面カバー24の開口部25とほぼ同一の輪郭形状を有している。
そして、この取っ手カバー27は、上述したように支持枠部26bの下辺26aにこの下辺26aに平行な軸心回りに回動自在に取り付けられており、洗濯乾燥機筐体2の奥行き方向に取っ手カバー27を押圧して回動し、前面カバー24の下端部との間に生じた空間に指を差し込んで、洗剤収容容器22を引き出すことが可能なように構成されている。すなわち、取っ手カバー27の背面側下部における両端近くの位置に、回動軸端28aが互いに外方に向けて突設された回動軸端片28が立設されるとともに、支持枠部26の背面側下辺における回動軸端片28に対向する位置に回動軸端28aが挿通される回動軸受孔29aが形成された回動軸受け部29が立設されており、回動軸端片28の回動軸端28aが回動軸受け部29の回動軸受孔29aを挿通することによって、回動軸端片28が回動軸受け部29に対して回動自在に係合している。言い換えれば、2つの回動軸端片28の間を繋ぐ線分が回動軸として機能し、取っ手カバー27(回動軸端片28)が支持枠部26(回動軸受け部29)に対して回動自在に取り付けられている。
そして、本実施の形態においては、取っ手カバー27の背面側下部に立設された背面側から見て左方(図6において左側、図7において右側)の回動軸端片28と、これに対向して支持枠部26の背面側下辺に立設された回動軸受け部29との互いに対向するそれぞれの端面28b、29bに、3つに分割された120°区間毎に螺旋状の傾斜をもって形成された摺接面28c、29cを有している(図8参照)。これらの回動軸端片28および回動軸受け部29の端面28b、29bに形成された摺接面28c、29cは、反時計回りの方向に沿って隆起する形状をもっており、取っ手カバー27が洗濯乾燥機筐体2の奥行き方向に回動されるのに伴って、互いの端面28b、29b(摺接面28c、29c)が当接しながら、回動軸端片28が回動軸受け部29から離間する方向に、すなわち、取っ手カバー27が背面側から見て右方向に移動するように変位することになる。このように、回動軸端片28と回動軸受け部29の端面28b、29bに、螺旋状の傾斜をもった摺接面28c、29cを形成することにより、取っ手カバー27の移動機構(蓋板移動機構)を構成することができる。
このような端面28b、29bに設けられる螺旋状の傾斜をもって形成される摺接面28c、29cは、回動軸端片28と回動軸受け部29の両方の端面28b、29bに設けられてもよいし、いずれか一方の端面28bまたは29bに設けられてもよい。両方の端面28b、29bに傾斜をもった摺接面28c、29cが設けられる場合には、いずれか一方の端面28bまたは29bに設けられる場合に比較して、摺接面28c、29cの傾斜角度が同じならば、取っ手カバー27の移動量を2倍に増やすことができる。また、いずれか一方の端面28bまたは29bに傾斜をもった摺接面28cまたは29cが設けられる場合、摺接面28cまたは29cの傾斜角度を2倍に設定すれば、両方の端面28b、29bに摺接面28c、29cが設けられる場合と同等の取っ手カバー27の移動量を得ることができる。
また、本実施の形態においては、螺旋状の傾斜をもった摺接面28c、29cを、背面側から見て左方の回動軸端片28とこれに対向する回動軸受け部29の端面28b、29bにだけ設けたが、背面側から見て右方の回動軸端片28とこれに対向する回動軸受け部29の端面28b、29bにだけ設けてもよいし、左右双方の回動軸端片28とこれに対向する回動軸受け部29の端面28b、29bに設けてもよい。
さらに、本実施の形態においては、螺旋状の傾斜をもった摺接面28c、29cを、3つの区間に分割して回動軸端片28と回動軸受け部29の両方の端面28b、29bに設けたが、特に分割して設ける必要はなく、360°の全周にわたって1つの段差をもって設けてもよいし、さらに、異なる分割数で分割して設けてもよい。
このような螺旋状の傾斜をもった摺接面28c、29cが回動軸端片28と回動軸受け部29の端面28b、29bに設けられていない場合には、取っ手カバー27を押圧して支持枠部26の下辺26aに平行で、取っ手カバー27の下方外縁部より後方にある軸心回りに回動する際に、取っ手カバー27の下方外縁部に対して鋭角をもって立ち上げられ、回動の軸心より前方にある取っ手カバー27の右方外縁部が支持枠部26の右辺内縁部に漸近し、取っ手カバー27の回動途中で両者が接触してしまい、スムースに回動できないことになる。
これに対して、上述のように、螺旋状の傾斜をもった摺接面28c、29cが回動軸端片28と回動軸受け部29の端面28b、29bに設けられている場合には、取っ手カバー27を押圧して回動する際に、取っ手カバー27が次第に支持枠部26の右辺内縁部から離間する方向(正面から見て左方向)に移動され、取っ手カバー27の右方外縁部が支持枠部26の右辺内縁部に接近することなく、ほぼ一定の間隔を保った状態が維持される。したがって、取っ手カバー27の回動途中で両者が接触することがなく、取っ手カバー27をスムースに回動することができる。
支持枠部26の下辺26aに沿って回動軸端片28と回動軸受け部29とにより回動軸が設定される場合、回動軸端片28と回動軸受け部29の端面28b、29bに設けられる螺旋状の傾斜をもった摺接面28c、29cの傾斜角度や摺接面28c、29cが形成される端面28b、29bの分割数は、取っ手カバー27の右方外縁部と支持枠部26の右辺内縁部とがほぼ一定の間隔を保った状態で取っ手カバー27を回動することができるように、この取っ手カバー27における右下のコーナー部の角度に応じて適宜設定されればよい。
さらに、本実施の形態においては、螺旋状の傾斜をもった摺接面28c、29cが設けられていない背面側から見て右方(図6において右側、図7において左側)の回動軸端片28と回動軸受け部29には、付勢バネ30(付勢部材)が取り付けられている。この付勢バネ30の本体が回動軸端片28の回動軸端28aに懸架されるとともに、その一端が開口部25近辺の支持枠部26(背面側)に係止され、また、その他端が取っ手カバー25(背面側)に係止されており、この付勢バネ30によって取っ手カバー27が押圧されて回動する際に、この回動力に抗して取っ手カバー27を押し戻し、原位置に復帰させる方向への付勢力を取っ手カバー27と支持枠部26の間に与えている。また、摺接面28c、29cが設けられていない背面側から見て右方の回動軸受け部29の回動軸端片28に対向する面には、取っ手カバー27を閉じるときに、取っ手カバー27を原位置に復帰させやすくするため、正面から見て右方向への移動を誘導する輪郭形状を有する位置決め用突起29dが形成されている。これらにより、取っ手カバー27を押圧して回動し、前面カバー24の下端部との間に生じた空間に指を差し込んで洗剤収容容器21を洗濯乾燥機筐体内から引き出した後、あるいは洗剤収容容器21を洗濯乾燥機筐体内に押し戻した後、この空間から指を離すと、自然に取っ手カバー27は付勢バネの30の付勢力により原位置の方向に回動し、取っ手カバー27の縁部27aが開口部26(支持枠部26)の周縁部に当接して係止され、原位置に復帰させることができる。
上記の実施の形態では、請求項1に記載の洗濯機構成部として、複雑な3次元曲面を有する洗濯乾燥機筐体2の前面左方上部の収容部21に引き出し可能な状態で取り付けられた洗剤投入部22を例にとって説明したが、その他にも洗濯乾燥機筐体2の前面には、糸屑等の異物を捕集するフィルターを装着するフィルター室などが引き出し可能あるいは開閉可能に取り付けられ、これらの洗濯機構成部の開口部とこれを覆う蓋板に対しても、当然ながら本発明の技術的内容を適用することができる。さらに、これらの洗濯機構成部が洗濯乾燥機筐体2の前面において他のどのような位置に取り付けられる場合であっても、同様に、本発明の技術的内容を適用することができる。
また、洗濯乾燥機筐体2の前面に限らず、洗濯乾燥機筐体2の上面なども2次元あるいは3次元形状の曲面で形成されており、これらの曲面の曲率中心から外れた方向に引き出し可能あるいは開閉可能に取り付けられた洗濯機構成部においても、その蓋板の開閉時に開口部周りの枠体に干渉するといった事態が起こり得る。本発明の技術的内容は、このような少なくとも水平方向の断面形状が曲面をもって構成される洗濯乾燥機筐体2の一面に引き出し可能あるいは開閉可能に取り付けられた洗濯機構成部に対して適用することができる。
さらに、上記の実施の形態において、取っ手カバー27は支持枠部26の下辺26aにこの下辺26aに平行な軸心回りに回動自在に取り付けられているが、取っ手カバー27が支持枠部26の右辺26bあるいは左辺26cにこの右辺26bあるいは左辺26cに平行な軸心回りに回動自在に取り付けられる場合であっても、同様に、本発明の技術的内容を適用することができる。さらに、取っ手カバー27が前面カバー24の下端縁部に平行な軸心回りに回動自在に取り付けられる場合であっても、同様である。
本発明の実施の形態に係る洗濯機の構造を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態に係る洗濯機の給排水系統を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態に係る洗濯機の洗剤投入部が配設される上部前面の概要を説明するための斜視図である。 本発明の実施の形態に係る洗濯機の洗剤投入部(洗剤収納容器)の概略構造を説明するための斜視図である。 本発明の実施の形態に係る洗濯機の洗剤投入部の前面の形状を説明するための、(a)は斜視図であり、(b)は洗濯機筐体の前面に垂直な方向から見た正面図であり、(c)は回動軸に垂直な方向から見た正面図である。 本発明の実施の形態に係る洗濯機の洗剤投入部における取っ手カバーの回動構造を説明するための斜視図(背面側から見た図)である。 本発明の実施の形態に係る洗濯機の洗剤投入部における取っ手カバーの回動構造を説明するための平面断面図(上面側から見た図)である。 本発明の実施の形態に係る洗濯機の洗剤投入部における取っ手カバーの回動構造を説明するため、(a)は取っ手カバー下辺右端側に設けられた回動軸端片の正面図であり、(b)は(a)の回動軸端片に対向して支持枠部に設けられた回動軸受け部の左側面図であり、(c)はその平面図である。 従来の洗濯機の前面部分の構造を説明するための斜視図である。
符号の説明
1 ドラム式洗濯乾燥機機(洗濯機)
2 洗濯乾燥機筐体
3 水槽
4 回転ドラム(洗濯兼脱水槽)
20 洗剤投入部
21 収容部
22 洗剤収容容器
24 前面カバー(引き出し面)
25 開口部
26 支持枠部
27 取っ手カバー(蓋板)
28 回動軸端片
28a 回動軸端
28b 端面
28c 摺接面
29 回動軸受け部
29a 挿通孔
29b 端面
29c 摺接面
30 付勢バネ(付勢材)
35 給水部
40 枠体

Claims (4)

  1. 洗濯物を収容して回転駆動される洗濯兼脱水槽を内包した水槽を洗濯機筐体内に収容して、前記水槽内への給水、排水、および前記洗濯兼脱水槽の回転を制御して、洗濯、すすぎ、脱水の各工程を実施する洗濯機において、
    少なくとも水平方向の断面形状が曲面をもって構成される前記洗濯機筐体の一面に設けられた収容部に引き出し可能に取り付けられる洗濯機構成部は、前記洗濯機構成部の一面の一部を形成する引き出し面に引き出し時に取っ手となる開口部が形成されるとともに、該開口部周りの支持枠部の一辺に回動自在に支持されて前記開口部を覆う蓋板を備え、
    前記支持枠部の一辺に隣接する少なくともいずれか一方の側辺が前記蓋板の回動軸に垂直な面上に形成されていない場合にあって、前記支持枠部の側辺に対向する前記蓋板の側辺が前記支持枠部の側辺に干渉しない方向に前記蓋板を前記回動軸に沿って変位させる蓋板移動機構を備えることを特徴とする洗濯機。
  2. 前記洗濯機筐体の一面、前記洗濯機構成部の引き出し面および蓋板が、外方に凸形状の曲面をもって構成され、前記蓋板が、前記回動軸を中心に前記洗濯機筐体の奥行き方向に押圧して回動するものであるとき、
    前記蓋板移動機構は、前記支持枠部の一辺に対して鋭角をもって隣接する側辺の方向に前記蓋板を前記回動軸に沿って変位させるものである請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記蓋板が前記支持枠部の一辺の両端近くに回動軸端片を備えるとともに、前記支持枠部が前記蓋板の回動軸端片に対向する位置に該回動軸端片に係合する回動軸受け部を備え、
    前記支持枠部の一辺の少なくとも一方の端部側にある、前記回動軸端片および前記回動軸受け部の互いに対向するそれぞれの端面のうち少なくとも一方の端面が、螺旋状に形成された面を有し、前記回動軸端片の端面が前記回動軸受け部の端面に対して摺接して回動することにより、前記蓋板を前記回動軸に沿って変位させる前記蓋板移動機構が構成される請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 前記支持枠部の一辺の両端近くに設けられた回動軸端片のうち少なくとも一方の回動軸端片に、またはこの回動軸端片に係合する少なくとも一方の回動軸受け部に、前記蓋板の回動に抗して前記蓋板を押し戻し、原位置に復帰させる付勢材が取り付けられている請求項3に記載の洗濯機。
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