JP2020102783A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 原稿用紙の坪量によって原稿を読み込む速度を変えれば、より広い範囲の坪量の用紙をドキュメントフィーダで読み込むことが可能となり、より効率的に作業することができる。しかしながら、これまで原稿用紙の坪量をユーザが設定する手段がなかった。【解決手段】 原稿種類(坪量)のデフォルト設定画面、原稿種類(坪量)設定ポップアップ画面、ジョブ毎の原稿種類(坪量)設定画面、を表示し、原稿読み込み時に適用する原稿種類(坪量)を判定する。【選択図】図7
Description
本発明は、画像処理装置の原稿読み込み制御に関する。
原稿を読み込んで、読み込んだ画像データを処理する機能を有する画像処理装置として、コピー機やファクス装置が知られている。また、コピー機能やファクス機能など複数の処理機能を有する所謂デジタル複合機も広く使われている。こうした画像処理装置には、原稿を自動的に連続して紙送りし、スキャナで次々と読み取ることが可能なドキュメントフィーダ(ADF)を備えたものがある。ドキュメントフィーダを用いることで、特に複数枚の原稿を読み込んで処理する作業を効率的に行うことができる。
特許文献1には、ドキュメントフィーダに置かれた複数の用紙を順に読み取って、読み取った用紙が白紙か否かを判定して、白紙でないと判定された用紙の画像データを送信先へ送信する画像通信装置が開示されている。
上述したようなドキュメントフィーダを備えた画像処理装置では、ドキュメントフィーダで読み込むことが可能な原稿の用紙の厚さ(坪量)の範囲が決まっている。通常、ドキュメントフィーダは、原稿用紙の坪量によらず、一定の速度で原稿を送って読み込み処理をしており、範囲外の坪量の用紙を読み込ませようとした場合、原稿用紙がドキュメントフィーダに詰まってしまったり、読み取り画像が不正になってしまったりする可能性がある。
原稿用紙の坪量によって原稿を読み込む速度を変えれば、より広い範囲の坪量の用紙をドキュメントフィーダで読み込むことが可能となり、より効率的に作業することができる。しかしながら、これまで原稿用紙の坪量をユーザが設定する手段がなかった。
上記の課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、
原稿を自動的に連続して読み取ることが可能なドキュメントフィーダを備えた画像処理装置であって、
ドキュメントフィーダに原稿が置かれた時に毎回原稿種別を設定するか否かを設定するデフォルト原稿種別設定手段と、
ドキュメントフィーダに原稿が置かれたことを検知する検知手段と、
前記検知手段によって原稿が置かれたことを検知すると、前記デフォルト原稿種別の設定が毎回原稿種別を設定するモードである場合は、置かれた原稿の原稿種別を指定する設定画面を表示する原稿種別設定ポップアップ画面表示手段と、を持ち、
前記デフォルト原稿種別設定手段、または前記原稿種別設定ポップアップ画面表示手段から設定された原稿種別に従って原稿を読み込む原稿読み込み手段と、
を有することを特徴とする。
原稿を自動的に連続して読み取ることが可能なドキュメントフィーダを備えた画像処理装置であって、
ドキュメントフィーダに原稿が置かれた時に毎回原稿種別を設定するか否かを設定するデフォルト原稿種別設定手段と、
ドキュメントフィーダに原稿が置かれたことを検知する検知手段と、
前記検知手段によって原稿が置かれたことを検知すると、前記デフォルト原稿種別の設定が毎回原稿種別を設定するモードである場合は、置かれた原稿の原稿種別を指定する設定画面を表示する原稿種別設定ポップアップ画面表示手段と、を持ち、
前記デフォルト原稿種別設定手段、または前記原稿種別設定ポップアップ画面表示手段から設定された原稿種別に従って原稿を読み込む原稿読み込み手段と、
を有することを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置によれば、より広い範囲の坪量の用紙をドキュメントフィーダで読み込むことが可能となり、より効率的に作業することができる。
以下、本発明の実施の形態による画像処理装置の一例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態による画像処理装置100の一例についてそのハードウェア構成を示すブロック図である。
図1において、システムバス110に対してCPU111、RAM112、ROM113、操作入力部114、表示制御部115、外部メモリI/F116、通信I/Fコントローラ117、プリンタI/F118、スキャナI/F119、が接続される。また、タッチパネル120、ハードキー121、ディスプレイ122、外部メモリ123、プリンタ124、スキャナ125、それぞれのインタフェースを介して接続される。システムバス110に接続される各部は、システムバス110を介して互いにデータのやりとりを行うことができるように構成されている。
ROM113は、不揮発性のメモリであり、画像データやその他のデータ、CPU111が動作するための各種プログラムなどが、それぞれ所定の領域に格納される。RAM112は、揮発性のメモリであり、CPU111の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
CPU111は、例えばROM113に格納されるプログラムに従い、RAM112をワークメモリとして用いて、この画像処理装置100の各部を制御する。なお、CPU111が動作するためのプログラムは、ROM113に格納されるのに限られず、外部メモリ(ハードディスク等)123に予め記憶しておいてもよい。
操作入力部114は、ユーザ操作を受け付け、操作に応じた制御信号を生成し、CPU111に供給する。操作入力部114は、ユーザ操作を受け付ける入力デバイスとして、タッチパネル120およびハードキー121と接続される。
なお、タッチパネル120は、例えば平面的に構成された入力部に対して接触された位置に応じた座標情報が出力されるようにした入力デバイスである。抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
ハードキー121は、物理的に押下可能な入力デバイスであり、数値キーやスタートキー、ストップキーなどを含む。CPU111は、入力デバイスに対してなされたユーザ操作に応じて操作入力部114で生成され供給される制御信号に基づき、プログラムに従いこの画像処理装置100の各部を制御する。これにより、画像処理装置100に対し、ユーザ操作に応じた動作を行わせることができる。
表示制御部115は、ディスプレイ122に対して画像を表示させるための表示信号を出力する。例えば、表示制御部115に対して、CPU111がプログラムに従い生成した表示制御信号が供給される。表示制御部115は、この表示制御信号に基づき表示信号を生成してディスプレイ122に対して出力する。例えば、表示制御部115は、CPU111が生成する表示制御信号に基づき、GUI(Graphical User Interface)を構成するGUI画面をディスプレイ122に表示させる。
タッチパネル120は、ディスプレイ122と一体的に構成される。例えば、タッチパネル120を光の透過率がディスプレイ122の表示を妨げないように構成し、ディスプレイ122の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル120における入力座標と、ディスプレイ122上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザがディスプレイ122上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。
外部メモリI/F116には、例えばハードディスクやフロッピーディスク、又はCDやDVD、メモリーカード等の外部メモリ123が装着可能になっている。CPU111の制御に基づき、装着された外部メモリ123からのデータの読み出しや、当該外部メモリ123に対するデータの書き込みを行う。通信I/Fコントローラ117は、CPU111の制御に基づき、例えばLANやインターネット、有線、無線等の各種ネットワーク150に対する通信を行う。
スキャナI/F119は、スキャナ125と接続され、原稿読み込みに関する制御を実施する。スキャナ125は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサを走査することで、ラスターイメージデータとして電気信号に変換する画像入力デバイスである。スキャナ125にはドキュメントフィーダ126が搭載されている。原稿がドキュメントフィーダ126にセットされると、スキャナ125はスキャナI/F119を介して、原稿載置通知をCPU111に送る。
そして、画像処理装置100のユーザが操作入力部114を介して読み取り開始を指示すると、スキャナI/F119を介して、スキャナ125に読み込み開始指示が与えられ、ドキュメントフィーダ126は原稿を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。ドキュメントフィーダ126が原稿をフィードしスキャナ125が原稿を読み取る際の読込速度は、原稿種類(坪量)よって適切に制御する。
具体的には、例えば原稿が薄紙(37〜63gsm)の場合は100ipm、普通紙(64〜157gsm)の場合は135ipm、厚紙(158〜220gsm)の場合は、80ipmといった速度で読み込む。原稿種類(坪量)の指定の詳細は後述する。
プリンタI/F118は、プリンタ124への画像出力を制御する。プリンタ124は、ラスターイメージデータを用紙上の画像に変換する画像出力デバイスである。その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。
図2は、図1に示す画像処理装置100の機能の一例を示すブロック図である。
画像処理装置100は、その機能として原稿種類判定処理部(原稿種類判定処理手段)201、操作処理部(操作処理手段)202、及びジョブ制御部(ジョブ制御手段)203を有している。これらの各機能部は、CPU111(図1)が、ROM113または外部メモリ123に格納されたプログラムをRAM112に読みだして実行することによって実現する機能である。
原稿種類判定処理部201は、ドキュメントフィーダ126に置かれた原稿を読み込む際に適用する原稿種類(坪量)を判定する機能モジュールである。原稿種類判定処理部201は、原稿種類(坪量)のデフォルト設定(図3)、原稿種類(坪量)設定ポップアップ画面での設定(図4)、ジョブ毎の原稿種類(坪量)設定(図6)から、適用する原稿種類(坪量)を判定する。判定の詳細は後述する。
操作処理部202は表示制御部115を制御して、前記各原稿種類(坪量)設定画面(図3、図4、図6)を含む各種操作画面をディスプレイ122に表示する。さらに、タッチパネル120から入力されたユーザからの操作指示を操作入力部114を介して受け取って処理する機能モジュールである。
ジョブ制御部203は、コピーやスキャンなどの各種ジョブの制御を行う機能モジュールである。ジョブ制御部203は、実行するジョブがスキャナによる原稿読み込みが必要なジョブである場合、原稿種類判定処理部201が判定した原稿種類(坪量)をスキャナ125に対して通知する。スキャナ125は、通知された原稿種類(坪量)に従ってドキュメントフィーダ126を制御して適切な読み込み速度で原稿読み込み処理を行う。
図3は、画像処理装置100のディスプレイ122に表示される、原稿種類(坪量)のデフォルト設定を行うための画面の例である。
ボタン301は毎回指定モードに切り替える場合に選択するボタンであり、ボタン302は固定モードに切り替える場合に選択するボタンである。毎回指定モードとは、ドキュメントフィーダに原稿が置かれるたびに、原稿種類(坪量)を入力するためのポップアップ画面を表示し、ユーザに設定させるモードである。固定モードとは、ドキュメントフィーダに置かれる原稿の原稿種類(坪量)を予め固定の原稿種類(坪量)に決めておくモードである。
ボタン301とボタン302は互いに排他に選択状態が切り替わるように制御される。ボタン302が選択されると、さらにボタン303、ボタン304、ボタン305を表示する。ボタン303、ボタン304、ボタン305は、それぞれ、原稿種類(坪量)のデフォルトを薄紙、普通紙、厚紙に固定するためのボタンである。ボタン303、ボタン304、ボタン305は、いずれか一つが選択状態となるよう選択状態が切り替わるよう制御される。
ボタン306は選択した原稿種類(坪量)設定を決定するOKボタンであり、OKボタン306が押下されると、設定された原稿種類(坪量)のデフォルト設定をRAM112または、外部メモリ123に保持する。ボタン307はキャンセルボタンであり、押下されると原稿種類(坪量)のデフォルト設定を変更せずにこの画面を閉じる。画像処理装置100のユーザは必要に応じて図3の画面を呼び出して原稿種類(坪量)のデフォルト設定の切り替えを行う。
図3の画面において、原稿種類(坪量)のデフォルト設定が、「毎回指定モード」に設定されている場合、ドキュメントフィーダ126に原稿がセットされたことを検知すると、画像処理装置100のディスプレイ122に原稿種類(坪量)設定ポップアップ画面を表示する。
図4は、原稿種類(坪量)設定ポップアップ画面の例である。
ボタン401、ボタン402、ボタン403は、それぞれ、原稿種類(坪量)を薄紙、普通紙、厚紙に設定するためのボタンである。ボタン401、ボタン402、ボタン403はいずれか一つが選択状態となるよう選択状態が切り替わるように制御される。ボタン404は選択した原稿種類(坪量)を決定するOKボタンであり、OKボタン306が押下されると、設定された原稿種類(坪量)をRAM112または、外部メモリ123に保持する。
なお、図3の画面において、原稿種類(坪量)のデフォルト設定が、「固定モード」に設定されている場合、ドキュメントフィーダ126に原稿がセットされたことを検知しても、図4に示す原稿種類(坪量)設定ポップアップ画面を表示しない。
図5は、ユーザがディスプレイ122に表示されたメニュー画面(不図示)からコピー機能を選択することによって画像処理装置100のディスプレイ122に表示される、コピーの基本画面の例である。
ユーザは図5の画面で、カラーモード、倍率、コピー部数など各種設定を行ってコピージョブの指示を行う。ボタン501は原稿種類(坪量)設定ボタンである。このボタンは図3の画面において、原稿種類(坪量)のデフォルト設定が「固定モード」に設定されている場合のみ表示する。原稿種類(坪量)のデフォルト設定が「毎回指定モード」に設定されている場合は表示しない。ボタン501が押下されると、そのジョブに対する原稿種類(坪量)設定画面を表示する。
図6は、画像処理装置100のディスプレイ122に表示される、ジョブ毎の原稿種類(坪量)設定画面の例である。
ボタン601、ボタン602、ボタン603は、それぞれ、原稿種類(坪量)を薄紙、普通紙、厚紙に設定するためのボタンである。ボタン601、ボタン602、ボタン603はいずれか一つが選択状態となるよう選択状態が切り替わるように制御される。
ボタン604は選択した原稿種類(坪量)を決定するOKボタンであり、OKボタン604が押下されると、設定された原稿種類(坪量)設定をRAM112または、外部メモリ123に保持して、図5の画面に戻る。ボタン605は設定取消ボタンであり、押下されると原稿種類(坪量)を、図3に示す原稿種類(坪量)のデフォルト設定画面で設定された原稿種類(坪量)設定に戻して図5の画面に戻る。
図5の画面を表示中に、ハードキー121に含まれるスタートキーが押下されると、設定された各種設定に従ってコピージョブを実行する。この時、原稿種類(坪量)設定がスキャナI/F119を介してスキャナ125に通知され、スキャナ125は通知された原稿種類(坪量)に従って読み込み制御を行う。
次に、フィーダ126に原稿が載置された時の処理、及び、図5のコピー画面からコピージョブを実行する時の処理を図7、図8のフローチャートで説明する。
図7は、画像処理装置100のフィーダ126に原稿が載置された時の処理を説明するためのフローチャートである。
ステップ701から処理を開始する。ステップ702においてCPU111はドキュメントフィーダに原稿が置かれたことを検知する。具体的には、原稿がドキュメントフィーダ126にセットされると、スキャナ125がスキャナI/F119を介して、原稿載置通知をCPU111に送る。
CPU111は、この原稿載置通知を受信すると、原稿が置かれたと判断し、処理をステップ703に進める。ステップ703においてCPU111は原稿種類(坪量)のデフォルト設定が、毎回指定モードであるか否かを判断する。具体的には、図3の設定画面において設定され保持された原稿種類(坪量)のデフォルト設定を読み出して判断する。毎回指定モードであると判断するとステップ704に処理を進める。ステップ704においてCPU111は図4に示す原稿種類(坪量)設定ポップアップ画面をディスプレイ122に表示する。
ユーザは表示された図4の画面401、402、403のいずれかを選択してOKボタン404を押下することで、載置した原稿の原稿種類(坪量)を設定することができる。続いてステップ705においてCPU111は、OKボタン404が押下されたか否かを判断する。OKボタン404が押されたと判断すると、CPU111はステップ706に処理を進める。ステップ706においてCPU111は、選択された原稿種類(坪量)を設定して処理を終了する。
ステップ703において毎回指定モードではないと判断した場合、CPU111は処理をステップ707に進める。ステップ707においてCPU111はデフォルトの原稿種類(坪量)、すなわち図3の設定画面で設定された303、304、305のいずれかを、載置した原稿の原稿種類(坪量)として設定して処理を終了する。
図8は、図5のコピーの基本画面からコピージョブを実行する時の処理を説明するためのフローチャートである。
ステップ800から処理を開始する。ステップ801においてCPU111は原稿種類(坪量)のデフォルト設定が、毎回指定モードであるか否かを判断する。具体的には、図3の設定画面において設定された原稿種類(坪量)のデフォルト設定を読み出して判断する。毎回指定モードであると判断するとステップ802に処理を進める。
ステップ802においてCPU111は原稿種類(坪量)設定ボタン501を非表示にして、ステップ809に処理を進める。なお、この場合は、ドキュメントフィーダに原稿を載置したタイミングで原稿種類(坪量)設定ポップアップ画面が表示され(ステップ704)、原稿種類(坪量)設定ポップアップ画面でユーザに設定された原稿種類(坪量)がそのジョブの原稿種類(坪量)として設定されることになる。
ステップ801において毎回指定モードでは無いと判断すると、CPU111はステップ803に処理を進める。803においてCPU111は原稿種類(坪量)設定ボタン501を表示してユーザに選択可能にする。続いてステップ804においてCPU111は原稿種類(坪量)設定ボタン501が押下されたか判断する。原稿種類(坪量)設定ボタン501が押下されたと判断すると、CPU111は原稿種類(坪量)設定画面(図6)を表示する(ステップ805)。
ユーザは表示された図6の画面601、602、603のいずれか選択してOKボタン604を押下することで、これから投入するジョブの原稿種類(坪量)を設定することができる。続いてステップ806においてCPU111は、OKボタン604が押下されたか否かを判断する。OKボタン604が押されたと判断すると、CPU111はステップ807に処理を進める。ステップ807においてCPU111は、図6の画面で選択された原稿種類(坪量)をそのジョブの原稿種類(坪量)として設定してステップ809に処理を進める。
ステップ804において原稿種類(坪量)設定ボタンが押下されていないと判断した場合、CPU111は処理をステップ808に進める。ステップ808においてCPU111はデフォルトの原稿種類(坪量)(図3の設定画面で設定された303、304、305のいずれか)を、投入するジョブの原稿種類(坪量)として設定してステップ809に処理を進める。
ステップ809においてCPU111はコピースタート指示がされたか否かを判断する。具体的は、ハードキー121に含まれるスタートキーが押下されたことを検知する。コピースタート指示がされたと判断すると、CPU111は処理をステップ810に進める。ステップ810においてCPU111は、スキャナに原稿種類(坪量)を指示してコピージョブを開始する。
具体的には、ステップ706、ステップ807、ステップ808のいずれかで設定された原稿種類(坪量)をスキャナI/F119を介してスキャナ125に通知する。スキャナ125は、通知された原稿種類(坪量)で原稿の読み込み処理を行って画像データを生成する。その後、CPU111はプリンタI/F118を経由してプリンタ124を制御してプリント出力を行う。
以上述べたように、本発明の画像処理装置によれば、より広い範囲の坪量の用紙をドキュメントフィーダで読み込むことが可能となり、より効率的に作業することができる。ドキュメントフィーダで読み込む原稿種類(坪量)を頻繁に変更するユーザの場合、原稿種類(坪量)のデフォルト設定を毎回指定モードにしておけば、ドキュメントフィーダに原稿を置くたびに原稿種類(坪量)を指定するポップアップが表示されるので、原稿種類(坪量)の指定を忘れることが無い。
一方、ドキュメントフィーダで読み込む原稿種類(坪量)をあまり変更しない(特定の原稿種類を使うことが多い)ユーザであれば、原稿種類(坪量)のデフォルト設定を固定モードに設定しておけば、ドキュメントフィーダに原稿を置くたびに毎回原稿種類(坪量)を指定する必要が無いので、ユーザは煩雑な操作が不要である。
なお、本実施形では原稿種類(坪量)によって、読み込み速度を変更する例を示したが、その他のパラメータを変更しても良い。例えば、原稿種類(坪量)によって読み取り解像度を変更するようにしても良い。
なお、本実施形ではコピーを例に説明したが、原稿を読み取る処理を含むコピー以外のジョブについても適用可能である。例えば、スキャナ125で読み取った画像データを電子メールで送信するスキャンアプリケーションや、ファックスに適用しても良い。
100 画像処理装置、702 検知手段、
704 原稿種別設定ポップアップ画面表示手段、810 原稿読み込み手段
704 原稿種別設定ポップアップ画面表示手段、810 原稿読み込み手段
Claims (2)
- 原稿を自動的に連続して読み取ることが可能なドキュメントフィーダを備えた画像処理装置において、
ドキュメントフィーダに原稿が置かれた時に毎回原稿種別を設定するか否かを設定するデフォルト原稿種別設定手段と、
ドキュメントフィーダに原稿が置かれたことを検知する検知手段と、
前記検知手段によって原稿が置かれたことを検知すると、前記デフォルト原稿種別の設定が毎回原稿種別を設定するモードである場合は、置かれた原稿の原稿種別を指定する設定画面を表示する原稿種別設定ポップアップ画面表示手段と、を持ち、
前記デフォルト原稿種別設定手段、または前記原稿種別設定ポップアップ画面表示手段から設定された原稿種別に従って原稿を読み込む原稿読み込み手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - さらに、前記デフォルト原稿種別の設定が毎回原稿種別を設定するモードでない場合は、ジョブ投入時に、原稿種別を変更するためのボタンを表示し、原稿種別の変更が可能なジョブ毎原稿種別設定変更画面を表示する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
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JP2018240465A JP2020102783A (ja) | 2018-12-25 | 2018-12-25 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018240465A JP2020102783A (ja) | 2018-12-25 | 2018-12-25 | 画像処理装置 |
Publications (1)
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ID=71141344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018240465A Pending JP2020102783A (ja) | 2018-12-25 | 2018-12-25 | 画像処理装置 |
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