JP2020101295A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2020101295A
JP2020101295A JP2018237582A JP2018237582A JP2020101295A JP 2020101295 A JP2020101295 A JP 2020101295A JP 2018237582 A JP2018237582 A JP 2018237582A JP 2018237582 A JP2018237582 A JP 2018237582A JP 2020101295 A JP2020101295 A JP 2020101295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
insulating material
storage chamber
refrigerator
return duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018237582A
Other languages
English (en)
Inventor
紘也 塚原
Hiroya Tsukahara
紘也 塚原
悠太 鈴木
Yuta Suzuki
悠太 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aqua KK
Original Assignee
Aqua KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aqua KK filed Critical Aqua KK
Priority to JP2018237582A priority Critical patent/JP2020101295A/ja
Priority to PCT/CN2019/123671 priority patent/WO2020125451A1/zh
Publication of JP2020101295A publication Critical patent/JP2020101295A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D17/00Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
    • F25D17/04Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
    • F25D17/06Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation
    • F25D17/08Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation using ducts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/08Parts formed wholly or mainly of plastics materials

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、狭小な断熱材充填空間に戻りダクトを配設する場合であっても、冷気の流通量を適切に確保し貯蔵室の冷却効率を阻害しない冷蔵庫の提供を目的とする。【解決手段】 本発明に係る冷蔵庫1は、外箱2a、内箱2b、断熱材充填空間2Sに充填される断熱材2cを含む断熱箱体2と、貯蔵室と、貯蔵室の背方側に設けられ、蒸発器11を収容する冷却室10と、戻りダクト20とを備え、戻りダクト20は、先端管部21と、少なくとも二つの主管部22を備え、二つの主管部22は、断熱材充填空間2Sの背部側空間内に配設される。【選択図】 図1

Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
冷蔵庫の貯蔵室(冷蔵室、野菜室、冷凍室など)内の冷気は、例えば貯蔵室の背方側に配設され、貯蔵室と連通する戻りダクトを通り、蒸発器へ戻される。蒸発器へ戻された戻り冷気は、そこで再び冷却され、冷気送風ダクトを通って貯蔵室に供給される。ここで、前記した戻りダクトは、例えば、貯蔵室内の背方側空間に設けられることが多かった。
しかしながら、このような構造を有する冷蔵庫の場合、戻りダクトの配設スペースの分、貯蔵室の容積が減容される。そのため、戻りダクトを、貯蔵室の背方側空間に配設するのではなく、冷蔵庫断熱箱体の外箱と内箱との間の断熱材充填空間内に配設した構造を備える冷蔵庫が提供されている。このような構造の冷蔵庫が、特許文献1に開示されている。
特開2012−233688号公報
特許文献1に開示の冷蔵庫は、外箱と内箱との間に断熱材が充填された断熱箱体キャビネットと、このキャビネット内に区画形成される冷蔵室と、それよりも下部に設けられる冷凍室と、冷蔵室を開閉する冷蔵室ドアに設けられる製氷室と、冷凍室と製氷室とを連通する冷気戻りダクトとを備え、冷気戻りダクトは、冷凍室から、冷凍室と冷蔵室とを仕切る仕切壁内を通り、更にキャビネット側面の断熱材の内部を通って、冷蔵室の側壁に至る構造を備える。
しかしながら、特許文献1に開示の戻りダクトは、冷蔵室の側壁と相対する断熱材内を通った後、冷蔵室の下部に位置した冷凍室の背方側に配設される蒸発器と接続する。そのため、冷蔵室、仕切壁、冷凍室に渡る長経路の戻りダクトが必要となる。その分、製品のコストアップにつながる。
一方で、特に大型の冷蔵庫において、容積効率(冷蔵庫の内容積/外容積)を増やすために、ウレタンフォーム断熱材に加え、冷蔵庫内箱を包囲するよう装着される真空断熱材を備えているものが多い。これにより、ウレタンフォームの厚みを低減させ、その分、貯蔵室の容積を増容させている。その反面、断熱材充填空間の厚みが減る結果、十分な量の冷気を流通させるだけの戻りダクトの容積を確保することが難しくなる。戻りダクトによって十分に冷気が流通されない場合、貯蔵室の冷却効率が落ちる。しかしながら、特許文献1では、そのような課題は開示も示唆もされていない。
これらの課題に鑑み、本発明は、前記のような厚みのない断熱材充填空間に戻りダクトを配設する場合であっても、冷気の流通量を適切に確保し貯蔵室の冷却効率を阻害しない構造の戻りダクトを備えた冷蔵庫の提供を目的とする。
前述した課題を解決するため、本発明に係る冷蔵庫は、
外箱と、内箱と、外箱及び内箱の間に形成される断熱材充填空間に充填される断熱材を含む断熱箱体と、
内箱内に形成される貯蔵室と、
貯蔵室の背方側に設けられ、蒸発器を収容する冷却室と、
貯蔵室と冷却室とを連通し、貯蔵室から蒸発器に戻される戻り冷気が通過する戻りダクトと、
を備え、
前記戻りダクトは、
貯蔵室に臨む開口を備える先端管部と、前記先端管部で吸入された冷気を冷却室に導く少なくとも二つの主管部を備え、
前記二つの主管部は、前記断熱材充填空間の背部側空間内に配設されることを特徴とする。
また、本発明に係る冷蔵庫は、
前記内箱背面の幅方向中央に、背方側に突出する凸状領域が形成され、
前記二つの主管部の双方は、前記凸状領域より幅方向外側位置に配設されることを特徴とする。
更に、本発明に係る冷蔵庫は、
前記戻りダクトは、前記先端管部を少なくとも二つ備え、
前記二つの先端管部の一方は、前記二つの主管部の一方と接続し、
前記二つの先端管部の他方は、前記二つの主管部の他方と接続することを特徴とする。
更に、本発明に係る冷蔵庫は、
前記二つの先端管部は、貯蔵室の両側部にそれぞれ設けられることを特徴とする。
更に、本発明に係る冷蔵庫は、
前記断熱材は、ウレタンフォームであり、
ウレタンフォームを断熱材充填空間に充填する際のエア排出用孔が、前記内箱背面に貫設され、
エア排出用孔は、前記断熱材充填空間における、前記二つの主管部に挟まれる空間と貯蔵室とを連通することを特徴とする冷蔵庫。
本発明に係る冷蔵庫によれば、戻りダクトが、貯蔵室に臨む先端管部で吸入された冷気を冷却室に導く主管部を少なくとも二つ備え、双方の主管部が、断熱材充填空間の背部側空間内に配設される構造であるため、狭小な断熱材充填空間に戻りダクトを配設する場合であっても、冷気の流通量を適切に確保し貯蔵室の冷却効率を阻害しない冷蔵庫を提供できる。
また、本発明によれば、内箱背面の幅方向中央に、背方側に突出する凸状領域が形成される一方、二つの主管部が、この凸状領域より幅方向外側位置に配設されるため、双方の主管部を凸状領域に干渉させず、断熱材充填空間内に配設することができる。
更に、本発明によれば、戻りダクトは、前記先端管部を少なくとも二つ備え、先端管部の一方が主管部の一方と接続すると共に、先端管部の他方が主管部の他方と接続するため、貯蔵室の複数箇所から戻りダクトへ冷気を戻すことができる。そのため、貯蔵室内の温度分布が均一な状態となるよう、貯蔵室を冷却することができる。
更に、本発明によれば、二つの先端管部は、貯蔵室の両側部にそれぞれ設けられるため、温度分布に大きな偏りが生じ得る箇所から効率的に戻りダクトへ冷気を戻すことができる。そのため、室内温度分布がより均一な状態となるよう、貯蔵室を冷却することができる。
更に、本発明によれば、ウレタンフォームを断熱材充填空間に充填する際のエア排出用孔が、前記内箱背面に貫設されると共に、エア排出用孔は、前記断熱材充填空間における、前記二つの主管部の間の空間と貯蔵室とを連通するため、双方の主管部が壁となってエアが残留しやすい空間が形成されていても、ウレタン充填時、断熱材充填空間から効率よくエアを逃がすことができる。そのため、断熱材充填空間に残留エアが生じて冷蔵庫の断熱性能が低下することを防ぐことができる。
本実施形態に係る冷蔵庫の側面視垂直断面図。 外箱及び断熱材が外された状態の本実施形態に係る冷蔵庫の拡大背面図。 本実施形態に係る戻りダクトの正面側斜視図(図3(a))及び背面側斜視図(図3(b))。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る冷蔵庫1を詳細に説明する。なお、本実施形態に係る冷蔵庫1を説明するにあたり、「上下」方向は、冷蔵庫1の高さ方向に対応し、「左右」方向は、冷蔵庫1の幅方向に対応し、「前後」方向は、冷蔵庫1の奥行き方向に対応する。
初めに、本実施形態に係る冷蔵庫1の全体構成に関して、図1を参照して説明する。ここで、図1は、冷蔵庫1の側面視垂直断面図である。図示されるように、本実施形態に係る冷蔵庫1は、冷蔵庫本体に相当する断熱箱体2を備える。断熱箱体2は、内部に食品等を貯蔵する複数の貯蔵室を備える。また、特に限定されないが、複数の貯蔵室の夫々は、上から順に冷蔵室3、野菜室4、冷凍室5に対応する。
断熱箱体2に設けられる各貯蔵室の前面は開口する。これら各開口を開閉可能に塞ぐよう、断熱扉(図示しない)が設けられる。ここで、冷蔵室3の開口を覆う断熱扉は、例えば冷蔵庫の正面視右端の上下端部が回動可能に断熱箱体2に支持されて、冷蔵室3の前面開口部を塞ぐ。また、野菜室4の開口を覆う断熱扉は、断熱箱体2に対して前後方向に引出可能に配設され、野菜室4の前面開口部を塞ぐ。同様に、冷凍室5の開口を覆う断熱扉は、断熱箱体2に対して前後方向に引出可能に配設され、冷凍室5の前面開口部を塞ぐ。
更に、断熱箱体2は、鋼板製の外箱2aと、合成樹脂製の内箱2bと、外箱と内箱との間に形成された間隙内に充填される発泡ポリウレタン(ウレタンフォーム)製の断熱材2cを備える(なお、以下において、断熱材2cが充填される空間を「断熱材充填空間2S」と言う。)。
断熱箱体2の内部には、複数の断熱仕切壁が配設される。この断熱仕切壁(空間6aに配設される断熱仕切壁、空間6bに配設される断熱仕切壁)によって、冷蔵室、野菜室、冷凍室が区画される。
また、本実施形態に係る冷蔵庫1は、冷蔵室3の背方側に第一の冷気送風ダクト30を備える。また、冷蔵庫1は、野菜室4及び冷凍室5の背方側に、蒸発器11を内部に収容する冷却室10、戻りダクト20、第二の冷気送風ダクト50、ファン60を備える。ここで、蒸発器11は、内部に通される液状冷媒を蒸発させて周囲から熱を奪い周辺気体を冷却する機器である(エバポレータとも称される。)。
前述した第一の冷気送風ダクト30は、冷蔵室3に供給する冷気を通す通路である。また、戻りダクト20は、冷蔵室3側から野菜室4を介して戻される冷気を冷却室10へ導く通路である。更に、第二の冷気送風ダクト50は、冷凍室5に供給する冷気を通す通路である。
次に、図1を参照して冷蔵室3、野菜室4、冷凍室5といった貯蔵室を冷却する冷気の流れを説明する。図1中の矢印で示されるように、蒸発器11にて冷却された冷気は、ファン60の稼働時に負圧となる冷却室10の上方側へ移動する。その後、冷気は、第一の冷気送風ダクト30側へ移動する分岐流、冷凍室5に連通する冷気吹き出し口51側へ移動する分岐流、第二の冷気送風ダクト50側へ移動する分岐流に分かれる。
第一の冷気送風ダクト30側への分岐流は、第一の冷気送風ダクト30を流れた後、冷蔵室3に連通する冷気吹き出し口31,32,33から冷蔵室3に供給される。また、冷凍室5に連通する冷気吹き出し口51側への分岐流は、冷気吹き出し口51から冷凍室5に供給される。更に、第二の冷気送風ダクト50側への分岐流は、第二の冷気送風ダクト50を流れた後、冷凍室5に連通する冷気吹き出し口52から冷凍室5に供給される。
冷蔵室3に供給された冷気は、当該空間の底方側へ移動し、冷蔵室3と野菜室4とを連通する冷気吹き出し口34を通って、野菜室4の背方側へ移動する。ここで、前記戻りダクト20の先端側に配置される開口210は、野菜室4に臨む。野菜室4の背方側に移動した冷気は、前記開口210から戻りダクト20内に吸入される。
戻りダクト20内に吸入された冷気は、戻りダクト20の上方から下方に向けて流れ、冷却室10との連通部23を通過した後、冷却室10内に戻る。冷却室10内に戻された冷気は、蒸発器11により再び冷却され、前述と同じ順路で、冷蔵室3や冷凍室5に供給される。このような状態で、冷蔵庫1内に冷気が循環される。
次に、図2及び図3を参照して、戻りダクト20の構造と配置状況を説明する。ここで、図2は、外箱2a及び断熱材2cが外された状態の冷蔵庫1の拡大背面図である。また、図3は、戻りダクト20の正面側斜視図(図3(a))及び背面側斜視図(図3(b))である。
図2に示されるように、戻りダクト20は、内箱2bの背方側に設けられており、野菜室4の底方から冷凍室5の底方に至るよう取り付けられる。本実施形態に係る戻りダクト20は、前述した貯蔵室(野菜室)に臨む開口210を備える先端管部21と、主管部22と、冷却室連通部23とを備える。戻りダクト20は、先端管部21(21a,21b)を二つ備えると共に、主管部22(22a,22b)を二つ備える。ただし、先端管部21と主管部22の個数は、これに限定されない。
先端管部21aは、主管部22aと接続される。同様に、先端管部21bは、主管部22bと接続される。更に、主管部22a,22bの双方は、冷却室連通部23に接続されることが好ましい。
ここで、主管部22a,22bは、先端管部21a,21bで吸入された冷気を冷却室10側へ導く管路である。特に限定されるものではないが、本実施形態の主管部22a,22bは、内部中空の扁平直状管路である。また、主管部22a,22bの双方は、断熱材充填空間2Sの背部側空間内に配設される。
このように、冷気を冷却室10へ導く通路として、少なくとも二つの主管部22を設けることで、断熱材充填空間2Sが狭小な(例えば、断熱材充填空間2Sの奥行き(厚み)寸法が短い)場合であっても、冷気の流通量を適切に確保し、その結果、貯蔵室の冷却効率を阻害しない状態を維持することができる。
更に、このように少なくとも二経路から、冷却室11へ冷気を戻すため、特定の箇所に霜が集中し、冷気の流れが阻害される事態を効果的に防ぐことができる。そのため、戻りダクト20内での冷気の流通が阻害されず、貯蔵室の冷却効率が低下することをより有効に防ぐことができる。
なお、戻りダクト20の態様は、前記とは異なり、例えば、一つの先端管部21に二つの主管部22a,22bの双方を接続するようなものであってもよい。しかしながら、図2及び図3に示されるように、先端管部21を二つ(又はそれ以上)備える態様とすることで、貯蔵室の複数箇所から室内の冷気を吸入することができる。貯蔵室内の温度分布は一定でないことが多く、このように室内の複数箇所から冷気を吸入することで、貯蔵室を均一に冷却することができる。
また、図2及び図3に示されるように、二つの先端管部21a,21bの各開口210a,210bが貯蔵室(野菜室4)背方側の両側部に臨むことで、温度分布に大きな偏りが生じ得る箇所から戻りダクトへ冷気を戻すことができる。そのため、室内温度分布がより均一な状態となる。
ところで、図2に示されるように、蒸発器11やファン60の配置関係から、内箱2bの背面中央領域Cには、例えば、蒸発器11の着霜領域61やファン60を収容するための領域62といった、背方側に突出する(断熱材充填空間2Sの奥行き方向内側へ向けて突出する)凸状領域が形成される。そのため、この凸状領域に干渉しないよう、双方の主管部22a,22bは、例えば、凸状領域より幅方向外側位置に配設されることが好ましい。より詳しくは、主管部22aは、凸状領域より図2の左側に配設される一方、主管部22bは、凸状領域より図2の右側に配設される。
また、本実施形態において、断熱材であるウレタンフォームを断熱材充填空間2Sに充填する際、それまで断熱材充填空間2S内に存在していたエアをそこから排出するためのエア排出用孔63が、例えば、内箱2bの背面中央領域Cに貫設される。より詳しくは、図2に示されるように、内箱背面中央領域Cに、縦横に配列した状態で複数のエア排出用孔63が設けられる。
前述したように、特に大型冷蔵庫の場合、容積効率を高めるために断熱材2c及び断熱材充填空間2Sが薄型化されており、そこに戻りダクト20を配設すると、主管部22の前方側箇所が内箱2bと当接又は近接すると共に、主管部22の背方側箇所が外箱2aと当接又は近接する状態となる。すなわち、内箱背面中央領域Cを含む断熱材充填空間(主管部22a,22bに挟まれる空間)は、両サイドが主管部22a,22bに塞がれた(又は塞がれたに近い)状態となる。そのため、断熱材充填空間2Sに断熱材2cが充填される際、そこにエアが残留しやすい状態となる。断熱材充填空間2Sにエアが残留すると、その部分に断熱材2cが行き渡らず、その分、断熱性能が低下する。
しかしながら、本実施形態に係る冷蔵庫1は、前述のようなエア排出用孔63が、主管部22a,22bに塞がれ得る空間の内外を連通する構造を備える。そのため、前述のように、残留エアが生じやすい状態で戻りダクト20が配設されても、主管部22a,22bに塞がれる空間の外側へ効率よくエアを排出することができる。それにより、断熱材充填空間2Sに残留エアを生じさせず、冷蔵庫1の断熱性能の低下を防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態を詳細に説明した。ただし、前述の説明は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定する趣旨で記載されたものではない。本発明には、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るものを含み得る。また、本発明にはその等価物が含まれる。
1…冷蔵庫
2…断熱箱体
2a…外箱
2b…内箱
2c…断熱材
2S…断熱材充填空間
3…冷蔵室
4…野菜室
5…冷凍室
10…冷却室
11…蒸発器
20…戻りダクト
21…先端管部
22…主管部
63…エア排出用孔

Claims (5)

  1. 外箱と、内箱と、外箱及び内箱の間に形成される断熱材充填空間に充填される断熱材を含む断熱箱体と、
    内箱内に形成される貯蔵室と、
    貯蔵室の背方側に設けられ、蒸発器を収容する冷却室と、
    貯蔵室と冷却室とを連通し、貯蔵室から蒸発器に戻される戻り冷気が通過する戻りダクトと、
    を備え、
    前記戻りダクトは、
    貯蔵室に臨む開口を備える先端管部と、前記先端管部で吸入された冷気を冷却室に導く少なくとも二つの主管部を備え、
    前記二つの主管部は、前記断熱材充填空間の背部側空間内に配設される、
    冷蔵庫。
  2. 前記内箱背面の幅方向中央に、背方側に突出する凸状領域が形成され、
    前記二つの主管部の双方は、前記凸状領域より幅方向外側位置に配設される、
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記戻りダクトは、前記先端管部を少なくとも二つ備え、
    前記二つの先端管部の一方は、前記二つの主管部の一方と接続し、
    前記二つの先端管部の他方は、前記二つの主管部の他方と接続する、
    請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記二つの先端管部は、貯蔵室の両側部にそれぞれ設けられる、
    請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記断熱材は、ウレタンフォームであり、
    ウレタンフォームを断熱材充填空間に充填する際のエア排出用孔が、前記内箱背面に貫設され、
    エア排出用孔は、前記断熱材充填空間における、前記二つの主管部に挟まれる空間と貯蔵室とを連通する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
JP2018237582A 2018-12-19 2018-12-19 冷蔵庫 Pending JP2020101295A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018237582A JP2020101295A (ja) 2018-12-19 2018-12-19 冷蔵庫
PCT/CN2019/123671 WO2020125451A1 (zh) 2018-12-19 2019-12-06 冰箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018237582A JP2020101295A (ja) 2018-12-19 2018-12-19 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020101295A true JP2020101295A (ja) 2020-07-02

Family

ID=71100668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018237582A Pending JP2020101295A (ja) 2018-12-19 2018-12-19 冷蔵庫

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2020101295A (ja)
WO (1) WO2020125451A1 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5663982U (ja) * 1979-10-24 1981-05-29
JP2003090665A (ja) * 2001-09-20 2003-03-28 Fujitsu General Ltd 冷蔵庫
JP2004340541A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 断熱箱体
JP2006017372A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Sanyo Electric Co Ltd 冷蔵庫
JP2006153379A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Sanyo Electric Co Ltd 断熱箱体及び断熱箱体の製造方法
JP2012159239A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Panasonic Corp 冷蔵庫
JP2014167361A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Toshiba Corp 冷蔵庫

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN202057131U (zh) * 2011-03-31 2011-11-30 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 一种无霜冰箱
CN206192029U (zh) * 2016-10-26 2017-05-24 合肥华凌股份有限公司 冰箱
CN108626942B (zh) * 2017-03-23 2021-03-02 青岛海尔智能技术研发有限公司 冷藏冷冻装置
CN107461987B (zh) * 2017-08-08 2023-07-04 澳柯玛股份有限公司 一种具有节能风道的风冷冰箱及其工作方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5663982U (ja) * 1979-10-24 1981-05-29
JP2003090665A (ja) * 2001-09-20 2003-03-28 Fujitsu General Ltd 冷蔵庫
JP2004340541A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 断熱箱体
JP2006017372A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Sanyo Electric Co Ltd 冷蔵庫
JP2006153379A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Sanyo Electric Co Ltd 断熱箱体及び断熱箱体の製造方法
JP2012159239A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Panasonic Corp 冷蔵庫
JP2014167361A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Toshiba Corp 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020125451A1 (zh) 2020-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2018233460A1 (zh) 风冷冷柜
KR20200107390A (ko) 냉장고
WO2012008092A1 (ja) 冷蔵庫
JP5586534B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
KR20180129472A (ko) 냉장고
JP4642791B2 (ja) 冷蔵庫
JP5510132B2 (ja) 冷蔵庫
WO2012001849A1 (ja) 冷蔵庫
JP2015042911A (ja) 冷蔵庫
JP6389075B2 (ja) 冷蔵庫
KR20090036189A (ko) 냉장고
JP2020101295A (ja) 冷蔵庫
JP2014105935A (ja) 冷蔵庫
JP6607745B2 (ja) 冷蔵庫
JP5445113B2 (ja) 冷蔵庫
JP4079960B2 (ja) 冷蔵庫
JP2007271241A (ja) 貯蔵庫
JP2014081105A (ja) 冷蔵庫
JP2007113800A (ja) 冷蔵庫
JP2007120943A (ja) 冷蔵庫
JP7148675B2 (ja) 冷蔵庫
JP6081872B2 (ja) 冷蔵庫
JP7185736B2 (ja) 冷蔵庫
JP2018159500A (ja) 冷蔵庫
JP6416519B2 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221004

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20221205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230523