JP2006153379A - 断熱箱体及び断熱箱体の製造方法 - Google Patents

断熱箱体及び断熱箱体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 外箱と内箱とを組み合わせた箱体をその前面開口を下側にしてこの箱体の背面の注入孔から、外箱と内箱との間の充填空間に発泡断熱材の原液を注入して発泡する場合、外箱に形成した空気抜き孔から発泡時の空気を逃がすが、真空断熱材を貼り付けたことにより、この外箱の空気抜き孔が真空断熱材によって塞がれるため、内箱にも空気抜き孔を形成し、空気だけが通過する不織布でこの空気抜き孔を塞いでいる。本発明では、その必要がなく、前記充填空間に充填される発泡断熱材が漏れることなく、しかも空気の逃げは良好であり、空気抜き孔の形成もし易い内箱(内壁板)構造を提供するものである。
【解決手段】 外箱と内箱との間に発泡断熱材の充填空間が形成され、内箱には充填空間側とは反対側にベロが突出するように一体に小径の空気流出孔を打ち抜き形成し、このベロが発泡断熱材の充填終了に伴う内箱の膨らみに従って空気流出孔を塞ぐものである。
【選択図】 図6

Description

本発明は、外箱(外壁板)と内箱(内壁板)との間に発泡断熱材の充填空間が形成され、前記外箱(外壁板)2Aの前記充填空間側に真空断熱材が貼着された冷蔵庫等の断熱箱体に関する。
冷蔵庫の断熱箱体を製造する場合、組み合わされた外箱と内箱との間に形成された発泡断熱材の充填空間に発泡断熱材の原液を注入して、この充填空間に発泡断熱材を充填するが、断熱箱体の外形寸法と内容積を変えずに、断熱箱体の断熱性能をアップさせるための方策や、断熱箱体の外形寸法と内容積を変えずに冷蔵庫の物品収容の内容積を大きくするために、断熱性能を低下しない状態で前記充填空間の厚さを薄くするための方策として、前記充填空間には断熱性能の良い高価な真空断熱材を一部に取り付け、残りの部分に発泡性樹脂を充填する方法が採用されている。
この方法では、断熱性能の低下が懸念される箇所、例えば冷凍室に対応した部分等の外箱の前記充填空間側の面に真空断熱材が取り付けられた状態で、前記充填空間にポリウレタン樹脂の原液を注入して、真空断熱材と一体化した断熱層を形成している。この場合の真空断熱材は、例えば、空気等のガスが透過しないガスバリアフィルムの袋に、シリカ、パーライト等の微粉末と、グラスファイバ又は連続気泡の発泡ポリウレタン等の断熱材を入れ、排気装置によってガスバリアフィルムの袋内を真空状態に排気した状態で、この袋を密封したものである。このような技術は、例えば、特許文献1(特開平10−253246号公報)に記載されている。
特開平10−253246号公報
この特許文献1の発明では、外箱と内箱とを組み合わせた箱体をその前面開口を下側にして、その上面となるこの箱体の背面の注入孔から、外箱と内箱との間に形成された発泡断熱材の充填空間に発泡断熱材の原液を注入して発泡する工程において、通常は、外箱に形成したこの充填空間の空気抜き孔から発泡時の空気を逃がすが、真空断熱材を貼り付けたことにより、この外箱の空気抜き孔が真空断熱材によって塞がれるため、その部分での空気抜き不良が生じて、その部分では発泡断熱材の立ち上がりが悪くなり、充填不良が生じるため、これを改良するために内箱にも空気抜き孔を形成するものである。この場合の具体例として、冷凍室と冷却器に対応した左右側面、背面、及び底面に真空断熱材が貼り付けられるため、この部分での充填空間内の発泡断熱材の成長不良が生じやすくなり、特に最終発泡部分となる冷却器に対応した内箱の背面に空気抜き孔を形成して、この部分での発泡断熱材の充填不良を防止している。
本発明は、外箱(外壁板)と内箱(内壁板)との間に発泡断熱材の充填空間が形成され、外箱(外壁板)の前記充填空間側に真空断熱材が貼着された断熱箱体の製造方法において、真空断熱材を貼り付けたことによる空気抜き不良による発泡断熱材の充填不良を改良するものであり、大きな目的は上記同様であるが、その解決手段とそれによる作用効果の点で、特許文献1とは大きな相違を有するものである。
即ち、特許文献1では、内箱に形成された空気抜き孔は、発泡断熱材が漏れず空気だけを通過させるために、不織布でこの空気抜き孔を塞いでいるため、比較的大きな空気抜き孔であるが、本発明では、不織布で空気抜き孔を塞ぐ必要がなく、前記充填空間に充填される発泡断熱材が漏れることなく、しかも空気の逃げは良好であり、空気抜き孔の形成もし易い内箱(内壁板)構造を提供するものである。
第1の発明は、外箱(外壁板)と内箱(内壁板)との間に発泡断熱材の充填空間が形成され、前記外箱(外壁板)の前記充填空間側に真空断熱材が貼着された断熱箱体において、前記発泡断熱材の充填最終部の前記内箱(内壁板)の壁には、前記発泡断熱材の発泡途中では前記充填空間の空気が流出する空気流出孔と、前記発泡断熱材の充填終了に伴って前記空気流出孔が塞がるベロを前記内箱(内壁板)に形成したことを特徴とする。
第2の発明は、外箱(外壁板)と内箱(内壁板)との間に発泡断熱材の充填空間が形成され、前記外箱(外壁板)の前記充填空間側に真空断熱材が貼着された断熱箱体において、前記発泡断熱材の充填最終部の前記内箱(内壁板)の壁には、前記充填空間側とは反対側にベロが突出するように前記内箱(内壁板)と一体に小径の空気流出孔が形成され、この空気流出孔には、前記発泡断熱材の発泡途中では前記空気流出孔を開いた状態とし、前記発泡断熱材の充填終了に伴って前記内箱(内壁板)に配置された発泡治具との当接によって前記空気流出孔を塞ぐ方向へ押し圧されるベロを設けたことを特徴とする。
第3の発明は、外箱(外壁板)と内箱(内壁板)との間に発泡断熱材の充填空間が形成され、前記外箱(外壁板)の前記充填空間側に真空断熱材が貼着された断熱箱体において、前記発泡断熱材の充填最終部の前記内箱(内壁板)の壁には、前記内箱(内壁板)と一体に前記充填空間側とは反対側にベロが突出するように小径の空気流出孔が打ち抜きによって形成されたことを特徴とする。
第4の発明は、第1乃至第3の発明において、前記空気流出孔と前記ベロは、弧状の打ち抜きによって多数形成されたことを特徴とする。
第5の発明は、第1乃至第3の発明において、前記空気流出孔と前記ベロは、横断径が8〜12mmの弧状の打ち抜きによって多数形成されたことを特徴とする。
第6の発明は、外箱(外壁板)と内箱(内壁板)との間に発泡断熱材の充填空間が形成され、前記外箱(外壁板)の前記充填空間側に真空断熱材が貼着された断熱箱体の製造方法において、前記充填空間側とは反対側にベロが突出するように前記発泡断熱材の充填最終部の壁に一体に小径の空気流出孔が打ち抜きによって多数形成された前記内箱(内壁板)を用意し、前記真空断熱材が貼着された前記外箱(外壁板)と前記内箱(内壁板)の組み合わせ箱体を前記ベロの突出を確保する程度に前記充填最終部の壁が前記発泡用治具から離れた状態に発泡用治具にセットし、前記発泡断熱材の発泡途中では前記充填空間の空気が前記空気流出孔から流出し、前記発泡断熱材の発泡の進行による前記内箱(内壁板)の膨らみが前記発泡治具によって制限されることにより前記ベロが前記空気流出孔を塞ぐ関係によって前記発泡断熱材の断熱層を形成することを特徴とする。
第1の発明は、内箱(内壁板)に形成したベロが、発泡断熱材の発泡途中では開いた状態であるため、発泡断熱材の発泡に伴って押し上げられる充填空間の空気は、外箱(外壁板)の空気流出孔と内箱(内壁板)の空気流出孔から良好に流出するため、発泡断熱材の成長が安定する。そして、発泡断熱材の発泡充填の終了に伴って、内箱(内壁板)の空気流出孔がベロによって塞がるため、内箱(内壁板)の空気流出孔からの発泡断熱材の流出はない。このため、空気抜き孔から発泡断熱材が漏れず空気だけが通過する不織布でう必要がなく、このような不織布を貼り付ける作業も不要である。また、この内箱(内壁板)の面を利用して冷気ダクトを形成しても、ベロが空気流通の障害となることはない。
第2の発明は、第1の発明の効果に加えて、ベロは、発泡断熱材の発泡充填に伴って内箱(内壁板)が膨らむことによって生じる発泡治具との当接によって、前記空気流出孔を塞ぐ方向へ押し圧されるため、ベロを閉じるための特別な手段は不要である。
第3の発明では、内箱(内壁板)と一体に発泡断熱材の充填空間側とは反対側に突出するベロは、内箱(内壁板)の打ち抜きによって小径の空気流出孔と共に形成されるため、空気流出孔とベロの形成がし易くなり、製造コストを抑制できるものとなる。
第4の発明では、前記空気流出孔と前記ベロは、弧状の打ち抜きによって多数形成されたことにより、空気流出孔とベロの形成がし易くなり、製造コストを抑制できると共に、空気流出孔からの空気流出がベロに沿って速やかであり、発泡断熱材の充填不良も解消するものとなる。
第5の発明では、ベロの径を8〜12mmとして、内箱(内壁板)の厚みに比して大きく設定しているため、発泡断熱材の発泡時にベロが空気流出孔を塞ぐようになった時、ベロの先端が空気流出孔の周辺に引っ掛かることが少ない。
第6の発明では、最終発泡側となる内箱(内壁板)壁を発泡治具から若干浮かせた状態でセットして発泡充填を行うことにより、発泡の途中ではベロが発泡用治具で押されていないので空気流出孔は開いており、発泡の進行によって内箱(内壁板)が膨らみ、終了に伴ってベロが空気流出孔を徐々に塞ぐため、良好な空気抜きと発泡断熱材の漏出防止の作用が得られる。
本発明は、外箱(外壁板)と内箱(内壁板)との間に発泡断熱材の充填空間が形成され、前記外箱(外壁板)の前記充填空間側に真空断熱材が貼着された断熱箱体において、前記内箱(内壁板)には前記充填空間側とは反対側にベロが突出するように前記内箱(内壁板)と一体に小径の空気流出孔が打ち抜きによって形成されたものであり、本発明の実施例を以下に記載する。
次に、本発明の実施形態として、断熱箱体の一つである冷蔵庫本体について説明する。図1は本発明に係る冷蔵庫の正面図、図2は本発明に係る冷蔵庫本体を正面から見た説明図、図3は本発明に係る冷蔵庫の縦断側面図、図4は本発明に係る外箱(外壁板)と内箱(内壁板)を組み合わせた箱体の正面図、図5は本発明に係る外箱(外壁板)と内箱(内壁板)を組み合わせた箱体に発泡断熱材を充填する状態の説明用断面図、図6は本発明に係る外箱(外壁板)と内箱(内壁板)を組み合わせた箱体を発泡用治具にセットした場合の空気流出孔付近の断面図、図7は本発明に係る外箱(外壁板)と内箱(内壁板)を組み合わせた箱体に発泡断熱材が充填された状態を説明する空気流出孔付近の断面図、図8は本発明に係る空気流出孔の形状を示す正面図、図9は図8のP−P断面図である。
実施例1に係る冷蔵庫1は、前面開口の本体2内を区画して複数の貯蔵室を形成し、これら各貯蔵室の前面は扉で開閉できる構成である。冷蔵庫本体2は、外箱(外壁板)2Aと真空成形された厚み1.2mm〜0.8mmの内箱(内壁板)2Bとの間に、発泡断熱材2Cを充填した断熱構造の断熱箱体である。冷蔵庫本体2内には、上から冷蔵室3、冷凍室5、野菜室4が区画されて設けられている。
冷蔵室3の前面開口は、冷蔵庫本体2の一側部にヒンジ装置にて横方向に回動する回動式の冷蔵室扉10にて開閉される。野菜室4の前面開口は、野菜室4内に設けた左右のレールとローラによる支持装置18によって前後方向へ引き出し可能に支持した野菜容器15と共に前方へ引き出される引き出し式扉11にて閉塞されている。冷凍室5の前面開口は、冷蔵庫本体2の一側部にヒンジ装置にて横方向に回動する回動式の扉12にて閉塞されているが、野菜室4と同様に、冷凍室内に設けた左右のレールに対して前後方向へ引き出し可能に支持した容器を扉12と共に前方へ引き出される引き出し式とする構成でもよい。
20は冷凍サイクルの冷媒の圧縮機、21は冷凍サイクルの冷媒の凝縮器である。22は凝縮器21の熱によって後述の除霜水を蒸発させるための蒸発皿であり、凝縮器21上に載置して冷蔵庫本体2の前面下部から引き出し自在である。圧縮機20、凝縮器21、蒸発皿22は、冷蔵庫本体2の下部に設けた機械室23に設置されている。24は冷凍室5の背面部に形成した冷却器室26に設置した冷媒の蒸発器(冷却器)である。25は蒸発器(冷却器)24で冷却した冷気を冷凍室5、冷蔵室3、野菜室4へ循環する送風機である。27は蒸発器(冷却器)24の除霜用ガラス管ヒータである。蒸発器(冷却器)24の除霜水は、排水管を通って蒸発皿22へ導かれてそこで蒸発する。
上部に位置する冷蔵室3とその下部に位置する冷凍室5とは断熱仕切り壁28にて区画されており、断熱仕切り壁28は、インジェクション成形の合成樹脂製上板とインジェクション成形の合成樹脂製下板との間に、予め所定形状に成形された発泡スチロール等の断熱材が挟持された断熱構造をなしている。このような断熱仕切り壁28は、冷蔵庫本体2の内箱(内壁板)2Bの左右側壁に前後方向に形成した溝と、内箱(内壁板)2Bの後壁に形成した前面開口の溝に冷蔵庫本体2の前面開口部から挿入されて取り付けられる構成である。
32は冷蔵庫本体2の背壁の前面側にこの背壁と間隔を存して配設した冷蔵室3の背壁部材であり、合成樹脂製背面板とその裏側に取り付けた発泡スチロール等の断熱材との組み合わせ構成され、冷蔵室3の背面側に上下方向の冷気供給通路35と、その左右両側に冷気通路35Aを形成している。
断熱仕切り壁28の後部には、断熱仕切り壁28を上下に貫通した冷気供給通路36が形成され、冷気供給通路36は、その下部が送風機25から供給される冷気の導入部であり、上部が冷気供給通路35に連通した配置である。冷気供給通路36にはダンパ装置50が取り付けられており、ダンパ装置50は、冷蔵室3の温度を感知するセンサの温度感知に基づき制御回路部によって冷気供給通路36を開閉する動作をする。このダンパ装置50の開閉動作によって、冷蔵室3は所定の温度に制御される。
冷凍室5内は区画板47によって左側に冷凍温度に保たれる前面開口の製氷室6が、そして右側に冷凍温度に保たれる冷凍小室5Aが区画形成され、製氷室6内には上部に自動製氷機7が配置され、その自動製氷機7の下方には上面開口の貯氷容器8(貯氷箱8ともいう)が配置されている。貯氷容器8は、製氷室6の左右側壁に設けられたレール6Aに前後方向へ引き出して取り外し自在に支持されている。自動製氷機7は電動機構7Aと電動機構7Aによって回動して捻りにて脱氷動作をする製氷皿7Bを備えている。製氷室6は扉12を開くことによってその前面開口は開放され、貯氷容器8を前方へ取り出し可能である。製氷室6と冷凍小室5Aの前面開口はそれぞれ別個の扉にて開閉可能に閉じる構成でもよい。
9は自動製氷機7へ供給する製氷用水を貯める給水容器(貯水容器ともいう)であり、横幅に比して奥行きが長い矩形状をなし、冷蔵室3内を区画壁45で仕切って形成した小室46に配置されており、冷蔵室3内の温度で冷却され、冷蔵室3の前面扉10を開くことによって取っ手9Sを持って給水容器9を冷蔵庫1の前方へ取り出すことができる。
冷蔵庫1は、圧縮機20で圧縮した冷媒を凝縮器21で凝縮した後、膨張弁又はキャピラリチューブを通して減圧し、蒸発器(冷却器)24で蒸発させて圧縮機20へ帰還せしめ、再び圧縮機20で圧縮して同じ循環を繰り返す冷凍システムを構成する。蒸発器(冷却器)24で冷却した冷気は送風機25によって矢印のように循環する。即ち、送風機25から送出される冷気は冷凍室5の背壁上部の冷気吹き出し口37から冷凍室5と製氷室6の製氷皿7Bへ供給され、冷凍室5の背壁下部の冷気吸込み口38から冷却器室26に帰還して再び蒸発器(冷却器)24にて冷却される循環をする。また、送風機25から送出される冷気は、冷気供給通路36を通って冷気供給通路35へ供給され、冷気供給通路35の左右両側に形成した冷気通路35Aに流通して冷蔵室3の背壁32に形成した冷気吹き出し口39から冷蔵室3へ供給される。
冷蔵室3へ供給された冷気は、冷蔵室3の背壁32の一側下部に形成した冷気吸込み口40から吸い込まれて、冷凍室5の後方に形成した冷気通路41を下方に流れて野菜室4の後部に開口した冷気吹き出し口42から野菜室4に吹き出す。野菜室4に吹き出した冷気は、野菜容器15内の野菜等を冷却して野菜室4の上部又は野菜室4の後部に開口した冷気吸込み口43から冷却器室26に帰還して再び蒸発器(冷却器)24にて冷却される循環をする。
製氷用水は給水容器9からポンプによって汲み上げられて自動製氷機7の製氷皿7Bへ供給される方式でもよいが、実施例では自然落下方式によって給水路51を介して自動製氷機7の製氷皿7Bへ供給される構成を示している。
冷蔵庫本体2は、金属製の外箱(外壁板)2Aと合成樹脂製の内箱(内壁板)2Bとの間の発泡断熱材の充填空間2Dに、発泡断熱材2Cを充填した断熱構造の断熱箱体であるが、冷蔵庫本体2の外形寸法と内容積を変えずに、冷蔵庫本体2の断熱性能をアップさせるために、外箱(外壁板)2Aの充填空間2D側に真空断熱材が貼着され、残りの充填空間2D部分に発泡断熱材2Cを充填する方法を採用している。また、冷蔵庫本体2の外形寸法と内容積を変えずに冷蔵庫本体2の物品収容積を大きくするために、断熱性能を低下しない状態で充填空間2Dの厚さを薄くする方法として、このように、外箱(外壁板)2Aの充填空間2D側に真空断熱材を貼着する場合もある。
このような場合、真空断熱材65は、冷蔵庫本体2内の低温領域に対応した位置に配置されるようにしている。実施例では、冷凍室5は−20℃以下の温度であるため、冷凍室5と冷蔵庫本体2の周囲温度との温度差が極めて大きくなるため、この部分の断熱を十分にする必要がある。特に、冷凍室5の背面には冷却器室26が形成されているため、冷凍室5の背面側は冷蔵庫本体2の周囲温度との温度差が極めて大きくなり、この部分の断熱を更に十分にする必要がある。このため、冷凍室5の背面と左右両側面に対応する外箱(外壁板)2Aの充填空間2D側面に、平板状の真空断熱材65が貼着されている。そして断熱性能を考慮して、冷凍室5の左右両側面に対応する真空断熱材65の厚さは、略15mmであり、冷凍室5の背面に対応する真空断熱材65の厚さは、略20mmである。
なお、冷蔵室3の背面に対応する外箱(外壁板)2Aの充填空間2D側にも真空断熱材66を貼着しているが、これは、冷蔵室3の背面側に低温冷気が流れる冷気供給通路35と冷気通路35Aが形成されているため、この部分の断熱性能をアップさせるためのものである。この真空断熱材66の厚さは、略15mmである。
このような真空断熱材65、66は、例えば、空気等のガスが透過しないガスバリアフィルムの袋に、シリカ、パーライト等の微粉末と、グラスファイバ又は連続気泡の発泡ポリウレタン等の断熱材を入れ、排気装置によってガスバリアフィルムの袋内を真空状態に排気した状態で、この袋を密封したものである。
このように真空断熱材65(又は65、66)が貼着された外箱(外壁板)2Aと合成樹脂製の内箱(内壁板)2Bとを、それぞれの前面フランジ部2Eで組み合わせて前面開口60Aの箱体60を形成し、図5のように、この箱体60をその前面開口60Aを下向きにして内箱側発泡用治具61に被せ、その状態で、外箱側発泡用治具62を外箱(外壁板)2Aの外面に当接させるようにセットする。外箱側発泡用治具62は、前後側と左右側と上側の部分に分割されていて、これらが油圧装置によって作動して組み合わされて外箱側発泡用治具62を構成する形態でもよい。
このような外箱(外壁板)2Aの背面板2A1には、予め、充填空間2Dに対応した部分に空気流出孔が適数個穿設されているが、真空断熱材65(又は65、66)が貼着されたことにより、これらの空気流出孔の幾つかが塞がれる状態となり、充填空間2Dに発泡断熱材2Cが発泡充填される際の充填空間2Dの空気抜きが不十分となる場合がある。このため、真空断熱材65(又は65、66)によって塞がれて空気抜きが不十分になるのを補うために、外箱(外壁板)2Aに組み合わされる合成樹脂製の内箱(内壁板)2Bには、予め、空気流出孔70を設けておく。このように、空気流出孔70を形成した内箱(内壁板)2Bと真空断熱材65が貼着された外箱(外壁板)2Aとを、それぞれの前面フランジ部2Eで組み合わせて、上記の前面開口60Aの箱体60を構成する。
発泡断熱材2Cの原液が発泡成長しつつ上昇するとき、少なくとも発泡断熱材2Cが充填される最終部分(最終領域)に対応する内箱(内壁板)2Bの壁に、この空気流出孔70が形成されるものであり、図5のように、箱体60をその前面開口60Aを下向きにして内箱側発泡用治具61にセットした状態では、この充填最終部分は、内箱(内壁板)2Bの背壁2B1に対応した部分である。図では、冷凍室5の背面に対応した内箱(内壁板)2Bの背壁2B1に対応して、外箱(外壁板)2Aの充填空間2D側に平板状の真空断熱材65(又は65、66)が貼着されているため、この部分では、前記外箱(外壁板)2Aの空気流出孔が塞がれて空気流出ができない。このため、この部分が発泡断熱材2Cの充填最終部分になる場合は、この部分の内箱(内壁板)2Bの背壁2B1に、小径の空気流出孔70を略均一配列状態に多数形成すれば、この部分の空気抜きが良好となる。
この空気流出孔70は、充填空間2D側とは反対側(内箱側発泡用治具61の側)にベロ71が突出するように横断径Dが8mm〜12mmの打ち抜きによって内箱(内壁板)2Bと一体に多数形成される。その一つの形態として、このように同時に形成される空気流出孔70とベロ71は、横断径Dが10mmの弧状の打ち抜きによって形成している。この弧状は、円形の弧状、楕円形の弧状等であり、図8及び図9に示すように、ベロ71は、この弧状の空気流出孔70の一端部から充填空間2D側とは反対側の内箱側発泡用治具61の方向へ斜め傾斜状に折れ曲がった状態である。
上記のように箱体60が発泡用治具61、62にセットされた状態で、内箱(内壁板)2Bの背壁2B1と内箱側発泡用治具61の上面とは、若干離れたところも存在する。この内箱(内壁板)2Bの背壁2B1と内箱側発泡用治具61の上面との間隔は、ベロ71が空気流出孔70を閉じないような程度に若干離れた位置関係であり、略1〜5mmであれば目的が達成できる。
このセット状態において、充填空間2Dに連通する位置で外箱(外壁板)2Aに形成した発泡断熱材注入孔68へ発泡機のノズル69を挿入し、このノズル69から発泡断熱材2Cであるポリウレタンの原液を注入する。この注入によって、ポリウレタンの原液は、一旦充填空間2Dの下端の前面フランジ部2E裏側に流れつつ反応を開始し、充填空間2Dの空気を追い出しつつ充填空間2Dを上方に向けて成長する。この充填空間2Dの空気は、外箱(外壁板)2Aの背面板2A1に形成した空気流出孔から外箱側発泡用治具62に形成した空気通路を通って排出されると共に、内箱(内壁板)2Bに形成した空気流出孔70から内箱側発泡用治具61に形成した空気通路を通って排出される。
このようにして、冷蔵庫本体2の背壁に相当する充填空間2Dにも発泡断熱材2Cであるポリウレタンが充填され、発泡断熱材2Cの発泡の進行により発泡圧によって内箱(内壁板)2Bの背壁2B1が押されて内箱側発泡用治具61に向けて膨らみ、そして内箱側発泡用治具61によってその膨らみが制限されることにより、ベロ71が空気流出孔70を塞ぐ方向へ押される。このようにして、充填空間2Dに発泡断熱材2Cが充満して、真空断熱材65(又は65、66)が発泡断熱材2Cに取り囲まれた状態となり、冷蔵庫本体2の背壁側の真空断熱材65(又は65、66)に対応した部分が発泡断熱材2Cの充填最終部分になる場合は、この部分の内箱(内壁板)2Bの背壁2B1に、小径の空気流出孔70が形成されているため、この部分の空気抜きが良好となり、発泡断熱材2Cに巣が生じることもなく、充填空間2Dに良好な断熱層が形成されることとなる。
本発明は、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々の冷蔵庫、冷凍庫、恒温庫等に適用できるものであり、空気流出孔とベロの形状は上記以外の形状にすることもできる。
本発明に係る冷蔵庫の正面図である。(実施例1) 本発明に係る冷蔵庫本体を正面から見た説明図である。(実施例1) 本発明に係る冷蔵庫の縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係る外箱(外壁板)と内箱(内壁板)を組み合わせた箱体の正面図である。(実施例1) 本発明に係る外箱(外壁板)と内箱(内壁板)を組み合わせた箱体に発泡断熱材を充填する状態の説明用断面図である。(実施例1) 本発明に係る外箱(外壁板)と内箱(内壁板)を組み合わせた箱体を発泡用治具にセットした場合の空気流出孔付近の断面図である。(実施例1) 本発明に係る外箱(外壁板)と内箱(内壁板)を組み合わせた箱体に発泡断熱材が充填された状態を説明する空気流出孔付近の断面図である。(実施例1) 本発明に係る空気流出孔の形状を示す正面図である。(実施例1) 図8のP−P断面図である。(実施例1)
符号の説明
1・・・冷蔵庫
2・・・冷蔵庫本体
2A・・・外箱(外壁板)
2A1・・外箱(外壁板)の背壁
2B・・・内箱(内壁板)
2B1・・内箱(内壁板)の背壁
2C・・・発泡断熱材
2D・・・発泡断熱材の充填空間
3・・・冷蔵室
4・・・野菜室
5・・・冷凍室
24・・冷却器
25・・送風機
60・・箱体
61・・内箱側発泡用治具
62・・外箱側発泡用治具
65、66・・真空断熱材
68・・発泡断熱材注入孔
70・・空気流出孔
71・・ベロ

Claims (6)

  1. 外箱(外壁板)と内箱(内壁板)との間に発泡断熱材の充填空間が形成され、前記外箱(外壁板)の前記充填空間側に真空断熱材が貼着された断熱箱体において、前記発泡断熱材の充填最終部の前記内箱(内壁板)の壁には、前記発泡断熱材の発泡途中では前記充填空間の空気が流出する空気流出孔と、前記発泡断熱材の充填終了に伴って前記空気流出孔が塞がるベロを前記内箱(内壁板)に形成したことを特徴とする断熱箱体。
  2. 外箱(外壁板)と内箱(内壁板)との間に発泡断熱材の充填空間が形成され、前記外箱(外壁板)の前記充填空間側に真空断熱材が貼着された断熱箱体において、前記発泡断熱材の充填最終部の前記内箱(内壁板)の壁には、前記充填空間側とは反対側にベロが突出するように前記内箱(内壁板)と一体に小径の空気流出孔が形成され、この空気流出孔には、前記発泡断熱材の発泡途中では前記空気流出孔を開いた状態とし、前記発泡断熱材の充填終了に伴って前記内箱(内壁板)に配置された発泡治具との当接によって前記空気流出孔を塞ぐ方向へ押し圧されるベロを設けたことを特徴とする断熱箱体。
  3. 外箱(外壁板)と内箱(内壁板)との間に発泡断熱材の充填空間が形成され、前記外箱(外壁板)の前記充填空間側に真空断熱材が貼着された断熱箱体において、前記発泡断熱材の充填最終部の前記内箱(内壁板)の壁には、前記内箱(内壁板)と一体に前記充填空間側とは反対側にベロが突出するように小径の空気流出孔が打ち抜きによって形成されたことを特徴とする断熱箱体。
  4. 前記空気流出孔と前記ベロは、弧状の打ち抜きによって多数形成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の断熱箱体。
  5. 前記空気流出孔と前記ベロは、横断径が8〜12mmの弧状の打ち抜きによって多数形成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の断熱箱体。
  6. 外箱(外壁板)と内箱(内壁板)との間に発泡断熱材の充填空間が形成され、前記外箱(外壁板)の前記充填空間側に真空断熱材が貼着された断熱箱体の製造方法において、前記充填空間側とは反対側にベロが突出するように前記発泡断熱材の充填最終部の壁に一体に小径の空気流出孔が打ち抜きによって多数形成された前記内箱(内壁板)を用意し、前記真空断熱材が貼着された前記外箱(外壁板)と前記内箱(内壁板)の組み合わせ箱体を前記ベロの突出を確保する程度に前記充填最終部の壁が前記発泡用治具から離れた状態に発泡用治具にセットし、前記発泡断熱材の発泡途中では前記充填空間の空気が前記空気流出孔から流出し、前記発泡断熱材の発泡の進行による前記内箱(内壁板)の膨らみが前記発泡治具によって制限されることにより前記ベロが前記空気流出孔を塞ぐ関係によって前記発泡断熱材の断熱層を形成することを特徴とする断熱箱体の製造方法。
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