JP2020100493A - エレベータドア装置およびその製造方法 - Google Patents

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智 中田
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Abstract

【課題】3相のコイルのそれぞれに流れる保持電流のそれぞれの値のうちの最大値を小さくすることができるエレベータドア装置を得る。【解決手段】かご出入口が開く全開位置とかご出入口が閉じられる全閉位置との間で移動するかごドア1と、かごドア1を移動させる動力を発生させるモータ2とを備え、モータ2は、3相のコイル214を含むステータ21と、ステータ21に対して回転するロータ22とを有し、ステータ21に対するロータ22の回転位置は、かごドア1の位置が全閉位置である場合に、3相のコイル214のうちの何れか2相のコイル214のみに保持電流が流れる回転位置である。【選択図】図1

Description

この発明は、かごドアによってかご出入口が開閉されるエレベータドア装置およびその製造方法に関する。
従来、かご出入口が開く全開位置とかご出入口が閉じられる全閉位置との間で移動するかごドアと、かごドアを移動させる動力を発生させるモータとを備えたエレベータドア装置が知られている。かごドアの位置が全閉位置である場合には、かごドアが戸開方向に移動することが抑制されるように、モータに保持電流が供給される(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−12928号公報
しかしながら、モータは、3相のコイルを含むステータと、ステータに対して回転するロータとを有している。ステータに対するロータの回転位置に対応して、3相のコイルのそれぞれに流れる保持電流のそれぞれの値が決まる。したがって、3相のコイルのうちの何れか1つのコイルに流れる保持電流と他の2つのコイルに流れる保持電流との差が大きくなってしまう場合がある。この場合に、大きな保持電流が流れるコイルは、他のコイルと比較して、速く劣化してしまうという課題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、3相のコイルのそれぞれに流れる保持電流のそれぞれの値のうちの最大値を小さくすることができるエレベータドア装置およびその製造方法を提供するものである。
この発明に係るエレベータドア装置は、かご出入口が開く全開位置とかご出入口が閉じられる全閉位置との間で移動するかごドアと、かごドアを移動させる動力を発生させるモータとを備え、モータは、3相のコイルを含むステータと、ステータに対して回転するロータとを有し、ステータに対するロータの回転位置は、かごドアの位置が全閉位置である場合に、3相のコイルのうちの何れか2相のコイルのみに保持電流が流れる回転位置である。
この発明に係るエレベータドア装置の製造方法は、かご出入口が開く全開位置とかご出入口が閉じされる全閉位置との間で移動するかごドアの位置を全閉位置にするかご出入口全閉工程と、3相のコイルを含むステータとステータに対して回転するロータとを有するモータにおける3相のコイルのうちの何れか2相のコイルのみに電流が流れるように、ステータに対するロータの回転位置を調整するロータ回転位置調整工程と、かご出入口全閉工程およびロータ回転位置調整工程の後、かごドアとモータとに渡って動力伝達部材を設置する動力伝達部材設置工程とを備えている。
この発明に係るエレベータドア装置およびその製造方法によれば、ステータに対するロータの回転位置は、かごドアの位置が全閉位置である場合に、3相のコイルのうちの何れか2相のコイルのみに保持電流が流れる回転位置となる。これにより、3相のコイルのそれぞれに流れる保持電流のそれぞれの値のうちの最大値を小さくすることができる。
この発明の実施の形態1に係るエレベータドア装置を示す構成図である。 図1のモータを示す正面図である。 図2のコイルに供給される電流を示すグラフである。 図2のコイルがY結線によって結線された場合のコイルを示す結線図である。 図2のコイルがΔ結線によって結線された場合のコイルを示す結線図である。 図1のエレベータドア装置の製造方法を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るエレベータドア装置のモータを示す正面図である。 この発明の実施の形態3に係るエレベータドア装置のモータを示す正面図である。 この発明の実施の形態4に係るエレベータドア装置のモータを示す正面図である。 この発明の実施の形態5に係るエレベータドア装置のモータを示す断面図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るエレベータドア装置を示す構成図である。エレベータドア装置は、かご出入口が開く全開位置とかご出入口が閉じられる全閉位置との間で移動するかごドア1と、かごドア1を移動させる動力を発生させるモータ2とを備えている。
また、エレベータドア装置は、かご出入口の間口方向について、モータ2に対して離れて配置されたプーリ3と、モータ2とプーリ3とに渡って巻き掛けられたタイミングベルト4とを備えている。また、エレベータドア装置は、かごドア1とタイミングベルト4とに渡って設けられた開閉アーム5と、かごドア1を間口方向に案内するガイドレール6とを備えている。かごドア1とモータ2とに渡って設けられ、モータ2に発生した動力をかごドア1に伝達する動力伝達部材には、タイミングベルト4および開閉アーム5が含まれる。
また、エレベータドア装置は、モータ2の駆動を制御する制御装置7と、モータ2と制御装置7とに渡って設けられ、モータ2に供給される電流が流れるリード線8と、モータ2と制御装置7とに渡って設けられた信号線9とを備えている。
図2は、図1のモータ2を示す正面図である。モータ2は、円環形状に形成されたステータ21と、ステータ21よりも径方向について内側に設けられ、ステータ21に対して周方向に回転するロータ22とを備えている。この例では、径方向とは、モータ2についての径方向とし、周方向とは、モータ2についての周方向とする。
ステータ21は、円環形状のバックヨーク211と、バックヨーク211に一体に形成され、周方向に間隔をおいて並べられた複数のティース212とを有している。この例では、ティース212の数は、12個となっている。ティース212は、バックヨーク211から径方向内側に向かって延びている。
ステータ21は、それぞれのティース212に1個ずつ設けられた複数のインシュレータ213と、インシュレータ213を介して、それぞれのティース212に1個ずつ設けられた複数のコイル214とを有している。インシュレータ213は、絶縁材から構成されている。
ロータ22は、円柱形状に形成されたシャフト221と、シャフト221に設けられたロータコア222と、ロータコア222に設けられた複数の磁石223とを有している。ロータコア222は、シャフト221よりも径方向外側に配置されている。ロータコア222は、シャフト221に対して固定されている。磁石223は、ロータコア222よりも径方向外側に配置されている。磁石223は、ロータコア222に対して固定されている。この例では、磁石223の数は、8個となっている。
モータ2は、3相のコイル214を有している。モータ2の種類には、互いに隣接する複数のティース212に跨って1相のコイル214が設けられる分布巻きと、1個のティース212に1相のコイル214が設けられる集中巻きとがある。図2では、集中巻きのモータ2を示している。
3相のそれぞれを、U相、V相、W相とする。したがって、複数のコイル214のそれぞれは、U相のコイル214、V相のコイル214およびW相のコイル214の何れかに該当する。U相のコイル214に流れる電流をU相電流とし、V相のコイル214に流れる電流をV相電流とし、W相のコイル214に流れる電流をW相電流とする。集中巻きのモータ2における各コイル214の発熱は、U相電流、V相電流およびW相電流のそれぞれの絶対値の大きさに依存する。したがって、モータ2の劣化を抑制するためには、U相電流、V相電流およびW相電流のうちでもっとも大きい電流の値の絶対値の大きさを小さくすることが必要である。
図1に示すように、モータ2は、かごの上部における設定された取付位置に取り付けられる。かごが昇降路を昇降する間は、モータ2のコイル214に電流が供給される。これにより、かごドア1の位置が保持される。したがって、全閉位置にあるかごドアが戸開方向に移動することが防止される。この時にコイル214に供給される電流を保持電流とする。保持電流の値は、かごが乗場階に停止して、かごドア1が戸開方向または戸閉方向に移動する時にコイル214に供給される電流の値よりも大きい。したがって、コイル214に保持電流が供給される場合には、コイル214に大きな値のジュール熱が発生し、モータ2の温度が上昇する。モータ2の温度が、例えば、150℃を超える場合には、コイル214を構成する被膜、モータ2を構成する絶縁部材などが劣化して、モータ2の寿命が短くなる場合がある。したがって、モータ2にはコイル214の温度を検出する素子が取り付けられる。コイル214の温度を検出する素子としては、例えば、サーミスタが挙げられる。しかしながら、コイル214の温度の上昇が急激である場合には、温度の上昇に対する電流の制御の応答に遅れが発生する。したがって、コイル214の温度の上昇を抑制して、モータ2の劣化を抑制するためには、保持電流の値の大きさを小さくする必要がある。
図2に示すように、ロータ22が、ロータコア222の外周面に磁石223が固定された表面磁石ロータである場合には、ステータ21のコイル214に電流が流れることによって発生する磁界と、ロータコア222に固定された磁石223によって発生する磁界とが互いに影響する。これにより、コイル214と磁石223との間には、吸引力または反発力が発生する。したがって、ステータ21とロータ22との間にマグネットトルクが発生する。一方、図示していないが、ロータ22が、ロータコア222の内部に磁石223が埋め込まれた磁石埋込ロータである場合には、マグネットトルクに加えて、ステータ21とロータ22との間にリラクタンストルクが発生する。
ロータ22が表面磁石ロータであるか磁石埋込ロータであるかに関わらず、3相のコイル214に供給されるそれぞれの電流が決められることによって、ステータ21に対するロータ22の回転位置が決められる。エレベータドア装置が製造された後は、かごドア1の間口方向の位置と、ステータ21に対するロータ22の回転位置とが互いに対応する。これにより、かごドア1の位置に対応して、ロータ22の回転位置が決められる。また、かごドア1の位置に対応して、3相のコイル214に供給されるそれぞれの電流が決められる。
かごドア1の位置が全閉位置である場合に、コイル214には、保持電流が供給される。3相のコイル214のそれぞれに供給される電流の値の最大値が最も小さくなる場合のステータ21に対するロータ22の回転位置を最小電流回転位置とする。かごドア1の位置を全閉位置である場合にステータ21に対するロータ22の回転位置が最小電流回転位置となるようにエレベータドア装置を製造することによって、保持電流によるモータ2の発熱が抑制される。
かごドア1の位置が全閉位置である場合にステータ21に対するロータ22の回転位置を最小電流回転位置とする方法としては、かごドア1の位置を全閉位置とし、ステータ21に対するロータ22の回転位置を最小電流回転位置に設定した後、モータ2を取付位置に取り付ける方法がある。
また、かごドア1の位置を全閉位置である場合にステータ21に対するロータ22の回転位置を最小電流回転位置とする方法としては、モータ2を取付位置に取り付け、かごドア1の位置を全閉位置にし、ステータ21に対するロータ22の回転位置を最小電流回転位置に設定した後、動力伝達部材をかごドア1とモータ2とに渡って設置する方法がある。動力伝達部材をかごドア1とモータ2とに渡って設置する方法としては、例えば、タイミングベルト4をモータ2に巻き掛ける方法がある。
ステータ21に対するロータ22の回転位置を最小電流回転位置に設定する方法としては、電気的な方法と、機械的な方法とが挙げられる。実施の形態1では、電気的な方法によって、ステータ21に対するロータ22の回転位置が最小電流回転位置に設定される方法について説明する。
図3は、図2のコイル214に供給される電流を示すグラフである。図3では、3相のコイル214に供給される3相交流電流を示している。図3では、縦軸が電流を示し、横軸が電流位相を示している。U相電流215a、V相電流215bおよびW相電流215cのそれぞれの間には、互いに120°ずつの位相差がある。U相電流215a、V相電流215bおよびW相電流215cのうちで絶対値が最大となる場合の電流の絶対値をX電流値とすると、X電流値が最小となる電流位相は、60×n°である。ここで、nは、0、1、2、3、4、5である。X電流値が最小となる電流位相を保持位相とする。電流位相が保持位相である場合には、U相電流215a、V相電流215bおよびW相電流215cのうちで絶対値が最大となる電流の絶対値が最小となる。したがって、モータ2の発熱が抑制される。電流位相が保持位相である場合には、U相電流215a、V相電流215bおよびW相電流215cのうちの1相の電流の値が0となり、他の2相の電流は値が同一で方向が逆となる。電流位相を保持位相することによって、ステータ21に対するロータ22の回転位置が最小電流回転位置に設定される。これにより、保持電流が最小となる。
モータ2の3相のコイル214は、モータ2のフレームの外で互いに結線される。3相コイルの結線方法としては、Y結線およびΔ結線が挙げられる。
図4は、図2のコイル214がY結線によって結線された場合のコイル214を示す結線図である。U相のコイル214をU相コイル214aとし、V相のコイル214をV相コイル214bとし、W相のコイル214をW相コイル214cとする。U相コイル214a、V相コイル214bおよびW相コイル214cのそれぞれの一端部には、別々のリード線8が接続されている。U相コイル214aに接続されたリード線8をU相リード線8aとし、V相コイル214bに接続されたリード線8をV相リード線8bとし、W相コイル214cに接続されたリード線8をW相リード線8cとする。
U相コイル214a、V相コイル214bおよびW相コイル214cのそれぞれの他端部は、互いに接続されている。U相コイル214a、V相コイル214bおよびW相コイル214cのそれぞれが互いに接続されている部分を、中性点214dとする。
Y結線によってコイル214が結線された場合、中性点214dを除いて、U相リード線8a、V相リード線8bおよびW相リード線8cは、モータ2のフレームの内側から外側に渡って配置される。
電流位相を保持位相にするためには、U相リード線8a、V相リード線8bおよびW相リード線8cのうちの1つを開放させて、他の2つの間に電圧を印加する。ここで、中性点214dからU相リード線8a、V相リード線8bおよびW相リード線8cに電流が流れる方向を正方向とする。図4では、U相電流が0であり、V相電流の方向が負方向であり、W相電流の方向が正方向である。U相リード線8a、V相リード線8bおよびW相リード線8cにこのように電流が流れるためには、U相リード線8aを開放し、V相リード線8bがW相リード線8cよりも高電位となるようにV相リード線8bとW相リード線8cとの間に電源10を接続する。これにより、ステータ21に対するロータ22の回転位置が最小電流回転位置に設定される。
図5は、図2のコイル214がΔ結線によって結線された場合のコイル214を示す結線図である。U相コイル214aおよびV相コイル214bに接続されたリード線8をU−V相リード線8dとする。V相コイル214bおよびW相コイル214cに接続されたリード線をV−W相リード線8eとする。W相コイル214cおよびU相コイル214aに接続されたリード線8をW−U相リード線8fとする。
U−V相リード線8dは、モータ2のフレームの内側でU相コイル214aおよびV相コイル214bに接続されている。V−W相リード線8eは、モータ2のフレームの内側でV相コイル214bおよびW相コイル214cに接続されている。W−U相リード線8fは、モータ2のフレームの内側でW相コイル214cおよびU相コイル214aに接続されている。
U−V相リード線8d、V−W相リード線8eおよびW−U相リード線8fは、モータ2のフレームの内側から外側に渡って配置される。
電流位相を保持位相にするためには、U−V相リード線8d、V−W相リード線8eおよびW−U相リード線8fのうちの2つを互いに短絡させて、短絡させた2つと他の1つとの間に電圧を印加する。ここで、U相コイル214a、V相コイル214b、W相コイル214cの順に電流が循環するように流れる方向を正方向とする。図5では、U相電流が0であり、V相電流の方向が負方向であり、W相電流の方向が正方向である。U相リード線8a、V相リード線8bおよびW相リード線8cにこのように電流が流れるためには、U−V相リード線8dとW−U相リード線8fとを互いに短絡させて、V−W相リード線8eがU−V相リード線8dおよびW−U相リード線8fよりも高電位となるようV−W相リード線8eとU−V相リード線8dおよびW−U相リード線8fとの間に電源10を接続する。これにより、ステータ21に対するロータ22の回転位置が最小電流回転位置に設定される。
次に、エレベータドア装置を製造する手順について説明する。図6は、図1のエレベータドア装置の製造方法を示すフローチャートである。まず、ステップS1において、かご出入口全閉工程を行う。かご出入口全閉工程では、かごドア1の位置を全閉位置にする。
その後、ステップS2において、ロータ回転位置調整工程を行う。ロータ回転位置調整工程では、3相のコイル214のうちの何れか2相のコイル214のみに電流が流れるように、ステータ21に対するロータ22の回転位置を調整する。これにより、ステータ21に対するロータ22の回転位置が最小電流回転位置に設定される。
その後、ステップS3において、動力伝達部材設置工程を行う。動力伝達部材設置工程では、かごドア1とモータ2とに渡って動力伝達部材を設置する。以上によれ、エレベータドア装置を製造する手順が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るエレベータドア装置によれば、かごドア1の位置が全閉位置である場合に、ステータ21に対するロータ22の回転位置は、3相のコイル214のうちの何れか2相のコイル214のみに保持電流が流れる回転位置である。したがって、3相のコイル214のそれぞれに流れる保持電流のそれぞれの値のうちの最大値を小さくすることができる。その結果、モータ2の劣化を抑制することができる。
また、この発明の実施の形態1に係るエレベータドアの製造方法によれば、3相のコイル214のうちの何れか2相のコイル214のみに電流が流れるように、ステータ21に対するロータ22の回転位置を調整する。その後、かごドア1とモータ2とに渡って動力伝達部材を設置する。したがって、3相のコイル214のそれぞれに流れる保持電流のそれぞれの値のうちの最大値を小さくすることができる。その結果、モータ2の劣化を抑制することができる。
また、3相のコイル214がY結線によって互いに接続され、3相のリード線8のうち、1相のリード線8を開放させて、残りの2相のリード線8の間に電圧を印加して、ステータ21に対するロータ22の回転位置を調整する。これにより、3相のリード線8に流れる電流を制御する制御装置を用いることなく、ステータ21に対するロータ22の回転位置を最小電流回転位置に調整することができる。
また、3相のコイル214がΔ結線によって互いに接続され、3相のリード線8のうち、2相のリード線8を互いに短絡させて、短絡した2相のリード線8と残りの1相のリード線8との間に電圧を印加して、ステータ21に対するロータ22の回転位置を調整する。これにより、3相のリード線8に流れる電流を制御する制御装置を用いることなく、ステータ21に対するロータ22の回転位置を最小電流回転位置に調整することができる。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2に係るエレベータドア装置のモータを示す正面図である。ロータ22に固定されている磁石223の数を極数とする。ステータ21のティース212の数をスロット数とする。モータ2の設計には、極数とスロット数との複数の組み合わせが考えられる。極数とスロット数との関係をスロットコンビとする。スロットコンビは、極数とスロット数との比である。例えば、極数が8であり、スロット数が12であるモータ2のスロットコンビは、8:12となる。この場合のスロットコンビの約数は、2:3となる。この場合のモータ2を2:3系列のモータ2とする。ただし、モータ2の系列を表す場合に、極数に対応する数を偶数とする。
一般に、ロータコア222に固定される複数の磁石223のそれぞれの着磁の方向は、N極とS極とが周方向について交互に配置されるようになっている。U相コイル214a、V相コイル214bおよびW相コイル214cのそれぞれの巻かれる方向は、モータ2の系列によって変わる。この例では、2:3系列のモータ2について説明する。
コイル214に正方向の電流が流れるときにティース212の先端部に磁束が入る場合のコイル214の巻き方向を正方向とする。図7では、U相コイル214aが正方向に巻かれたティース212をU+とし、V相コイル214bが正方向に巻かれたティース212をV+とし、W相コイル214cが正方向に巻かれたティース212をW+としている。また、図7では、U相コイル214aが負方向に巻かれたティース212をU−とし、V相コイル214bが負方向に巻かれたティース212をV−とし、W相コイル214cが負方向に巻かれたティース212をW−としている。
ロータコア222に固定されている複数の磁石223のそれぞれは、磁束の方向が径方向となるように着磁されている。径方向外側の磁極がS極である磁石223をS磁石とし、径方向外側の磁極がN極である磁石223をN磁石とする。
図7に示すように、各ティース212は、時計の12時の位置から時計回りに、U+、V+、W+、U+、V+、W+、U+、V+、W+、U+、V+、W+となっている。
例えば、U相電流が0であり、V相電流の方向が負方向であり、W相電流の方向が正方向である場合には、V+から磁束が出て、W+に磁束が入る。これにより、V+にS磁石が近づき、W+にN磁石が近づくように、ロータ22が回転する。すなわち、S磁石が時計の12時の位置から時計回りに22.5°だけ回転した状態に、ステータ21に対するロータ22の回転位置が制御される。
3相交流電流の電流位相において、60°ごとにX電流値が最小となるので、ロータ22の極数が8である場合には、機械角で60/(8/2)=15°ごとに、X電流値が最小となるようなロータ22の回転位置が存在する。すなわち、S磁石が時計の12時の位置から時計回りに、(7.5+15×n)°だけ回転したロータ22の回転位置でX電流値が最小となる。ここで、nは、0、1、・・・、23である。言い換えれば、周方向に互いに隣り合うN磁石とS磁石との間の領域の周方向についての中間位置が、U+、V+、W+の何れかのティース212の周方向についての中心位置と周方向について一致する場合のロータ22の回転位置が最小電流回転位置である。この例では、ステータ21に対するロータ22の回転位置を最小電流回転位置に電気的に一致させる。かごドア1が全閉位置にある場合のロータ22の回転位置を最小電流回転位置とすることで、保持電流が小さくなる。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係るエレベータドア装置の製造方法によれば、モータ2のスロットコンビは、2:3系列のスロットコンビとなっている。周方向に互いに隣り合う2つの磁石223の間の領域の周方向についての中間位置と、ティース212の周方向についての中心位置とを周方向について一致させて、ステータ21に対するロータ22の回転位置を調整する。これにより、ステータ21に対するロータ22の回転位置を最小電流回転位置に調整することができる。したがって、保持電流を小さくすることができる。その結果、モータ2の劣化を抑制することができる。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3に係るエレベータドア装置のモータを示す正面図である。モータ2のスロットコンビは、8:9となっている。したがって、モータ2は、8:9系列のモータとなっている。図8に示すように、各ティース212は、時計の12時の位置から時計回りに、U+、U−、U+、V+、V−、V+、W+、W−、W+となっている。
例えば、U相電流が0であり、V相電流の方向が負方向であり、W相電流の方向が正方向である場合には、V+、W−から磁束が出て、V−、W+に磁束が入る。これにより、V+、W−にS磁石が近づき、V−、W+にN磁石が近づくように、ロータ22が回転する。すなわち、S磁石が時計の12時の位置から時計回りに17.5°だけ回転した状態に、ステータ21に対するロータ22の回転位置が制御される。
3相交流電流の電流位相において、60°ごとにX電流値が最小となるので、ロータ22の極数が8である場合には、機械角で60/(8/2)=15°ごとに、X電流値が最小となるロータ22の回転位置が存在する。すなわち、S磁極が時計の12時の位置から時計回りに、(2.5+15×n)°だけ回転したロータ22の回転位置でX電流値が最小となる。ここで、nは、0、1、・・・、23である。言い換えれば、周方向に互いに隣り合うN磁石とS磁石との間の領域の周方向についての中間位置が、U−、V−、W−の何れかのティース212の周方向についての中心位置と周方向について一致する場合のロータ22の回転位置が最小電流回転位置である。この例では、ステータ21に対するロータ22の回転位置を最小電流回転位置に電気的に一致させる。かごドア1が全閉位置にある場合のロータ22の回転位置を最小電流回転位置とすることで、保持電流が小さくなる。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態3に係るエレベータドア装置の製造方法によれば、モータ2のスロットコンビは、8:9系列のスロットコンビとなっている。周方向に互いに隣り合う2つの磁石223の間の領域の周方向についての中間位置と、周方向に並び同相のコイル214が設けられた3個のティース212のうちの中央に配置されたティース212の周方向についての中心位置とを周方向について一致させて、ステータ21に対するロータ22の回転位置を調整する。これにより、ステータ21に対するロータ22の回転位置を最小電流回転位置に調整することができる。したがって、保持電流を小さくすることができる。その結果、モータ2の劣化を抑制することができる。
実施の形態4.
図9は、この発明の実施の形態4に係るエレベータドア装置のモータを示す正面図である。モータ2のスロットコンビは、10:12となっている。したがって、モータ2は、10:12系列のモータ2となっている。図9に示すように、各ティース212は、時計の12時の位置から時計回りに、U+、U−、V−、V+、W+、W−、U−、U+、V+、V−、W−、W+となっている。
例えば、U相電流が0であり、V相電流の方向が負方向であり、W相電流の方向が正方向である場合には、V+、W−から磁束が出て、V−、W+に磁束が入る。これにより、V+、W−にS磁石が近づき、V−、W+にN磁石が近づくように、ロータ22が回転する。すなわち、S磁石が時計の12時の位置から15°だけ回転した状態に、ステータ21に対するロータ22の回転位置が制御される。
3相交流電流の電流位相において、60°ごとにX電流値が最小となるので、ロータ22の極数が10の場合には、機械角で60/(10/2)=12°ごとに、X電流値が最小となるロータ22の回転位置が存在する。すなわち、S磁石が時計の12時の位置から時計回りに、(3+12×n)°だけ回転したロータ22の回転位置でX電流値が最小値となる。ここで、nは、0、1、・・・、29である。言い換えれば、周方向に互いに隣り合うN磁石とS磁石との間の領域の周方向についての中間位置が、周方向に互いに隣り合う異相のコイル214が設けられた何れか2つのティース212の間の領域の周方向についての中間位置と一致する場合のロータ22の回転位置が最小電流回転位置である。この例では、ステータ21に対するロータ22の回転位置を最小電流回転位置に電気的に一致させる。かごドア1が全閉位置にある場合のロータ22の回転位置を最小電流回転位置とすることで、保持電流が小さくなる。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態4に係るエレベータドア装置に製造方法によれば、モータ2のスロットコンビは、10:12系列のスロットコンビとなっている。周方向に互いに隣り合う2つの磁石223の間の領域の周方向についての中間位置と、周方向に並び異相のコイル214が設けられた2つのティース212の間の領域の周方向についての中間位置とを周方向について一致させて、ステータ21に対するロータ22の回転位置を調整する。これにより、ステータ21に対するロータ22の回転位置を最小電流回転位置に調整することができる。したがって、保持電流を小さくすることができる。その結果、モータ2の劣化を抑制することができる。
実施の形態5.
図10は、この発明の実施の形態5に係るエレベータドア装置のモータを示す断面図である。実施の形態1から実施の形態4では、リード線8に電流が流れることによって、ステータ21に対するロータ22の回転位置が制御される構成について説明した。言い換えれば、実施の形態2から実施の形態4では、ステータ21に対するロータ22の回転位置を電気的に制御する方法について説明した。X電流値が最小となる場合にロータ22とステータ21との間には、機械的な位置関係が決まっている。したがって、ステータ21に対するロータ22の回転位置を機械的に制御することができる。実施の形態5では、ステータ21に対するロータ22の回転位置を機械的に制御する方法について説明する。
モータ2は、ステータ21およびロータ22が内側に配置されたフレーム23と、フレーム23とシャフト221との間に設けられたベアリング24とを備えている。ステータ21は、フレーム23に対して固定されている。
シャフト221の外周面には、第1凹部224が形成されている。フレーム23の側面には、第2凹部231が形成されている。
ステータ21に対するロータ22の回転位置が最小電流回転位置である場合に第1凹部224とロータ22とが設定された位置関係となるように、シャフト221がロータ22に対して固定されている。ステータ21に対するロータ22の回転位置が最小電流回転位置である場合に第1凹部224と第2凹部231とが設定された位置関係となるように、ステータ21がフレーム23に対して固定されている。
モータ2は、調整具25を有している。ステータ21、ロータ22、フレーム23およびベアリング24をモータ本体とする。したがって、モータ2は、モータ本体と、調整具25とを備えている。
調整具25は、調整具本体251と、調整具本体251に設けられ、第1凹部224に挿入される第1凸部252と、第2凹部231に挿入される第2凸部253とを有している。第1凸部252が第1凹部224に挿入され、第2凸部253が第2凹部231に挿入された場合に、ステータ21に対するロータ22の回転位置は最小電流回転位置となる。その他の構成は、実施の形態1から実施の形態4までと同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態5に係るエレベータドア装置の製造方法によれば、第1凸部252が第1凹部224に挿入され、第2凸部253が第2凹部231に挿入されることによって、ステータ21に対するロータ22の回転位置が最小電流回転位置となる。言い換えれば、調整具25をモータ本体に取り付けることによって、ステータ21に対するロータ22の回転位置が最小電流回転位置を調整する。これにより、ステータ21に対するロータ22の回転位置を簡単に最小電流回転位置に設定することができる。
1 かごドア、2 モータ、3 プーリ、4 タイミングベルト、5 開閉アーム、6 ガイドレール、7 制御装置、8 リード線、8a U相リード線、8b V相リード線、8c W相リード線、8d U−V相リード線、8e V−W相リード線、8f W−U相リード線、9 信号線、10 電源、21 ステータ、22 ロータ、23 フレーム、24 ベアリング、25 調整具、211 バックヨーク、212 ティース、213 インシュレータ、214 コイル、214a U相コイル、214b V相コイル、214c W相コイル、215a U相電流、215b V相電流、215c W相電流、221 シャフト、222 ロータコア、223 磁石、224 第1凹部、231 第2凹部、251 調整具本体、252 第1凸部、253 第2凸部。

Claims (8)

  1. かご出入口が開く全開位置と前記かご出入口が閉じられる全閉位置との間で移動するかごドアと、
    前記かごドアを移動させる動力を発生させるモータと
    を備え、
    前記モータは、3相のコイルを含むステータと、前記ステータに対して回転するロータとを有し、
    前記ステータに対する前記ロータの回転位置は、前記かごドアの位置が前記全閉位置である場合に、3相の前記コイルのうちの何れか2相の前記コイルのみに保持電流が流れる回転位置であるエレベータドア装置。
  2. かご出入口が開く全開位置と前記かご出入口が閉じされる全閉位置との間で移動するかごドアの位置を全閉位置にするかご出入口全閉工程と、
    3相のコイルを含むステータと前記ステータに対して回転するロータとを有するモータにおける3相の前記コイルのうちの何れか2相の前記コイルのみに電流が流れるように、前記ステータに対する前記ロータの回転位置を調整するロータ回転位置調整工程と、
    前記かご出入口全閉工程および前記ロータ回転位置調整工程の後、前記かごドアと前記モータとに渡って動力伝達部材を設置する動力伝達部材設置工程と
    を備えたエレベータドア装置の製造方法。
  3. 3相の前記コイルは、Y結線によって互いに接続され、
    3相の前記コイルのそれぞれには、3相のリード線が別々に接続されており、
    前記ロータ回転位置調整工程では、3相の前記リード線のうち、1相の前記リード線を開放させて、残りの2相の前記リード線の間に電圧を印加して、前記ステータに対する前記ロータの回転位置を調整する請求項2に記載のエレベータドア装置の製造方法。
  4. 3相の前記コイルは、Δ結線によって互いに接続され、
    3相の前記コイルのそれぞれには、3相のリード線が別々に接続されており、
    前記ロータ回転位置調整工程では、3相の前記リード線のうち、2相の前記リード線を互いに短絡させて、短絡した2相の前記リード線と残りの1相の前記リード線との間に電圧を印加して、前記ステータに対する前記ロータの回転位置を調整する請求項2に記載のエレベータドア装置の製造方法。
  5. 前記モータは、2:3系列となっており、
    前記ロータ回転位置調整工程では、前記ロータにおける前記モータの周方向に互いに隣り合う2つの磁石の間の領域の前記周方向についての中間位置と、前記ステータにおけるティースの前記周方向についての中心位置とを前記周方向について一致させて、前記ステータに対する前記ロータの回転位置を調整する請求項2から請求項4までの何れか一項に記載のエレベータドア装置の製造方法。
  6. 前記モータは、8:9系列となっており、
    前記ロータ回転位置調整工程では、前記ロータにおける前記モータの周方向に互いに隣り合う2つの磁石の間の領域の前記周方向についての中間位置と、前記ステータにおける前記周方向に並び同相の前記コイルが設けられた3個のティースのうちの中央に配置された前記ティースの前記周方向についての中心位置とを前記周方向について一致させて、前記ステータに対する前記ロータの回転位置を調整する請求項2から請求項4までの何れか一項に記載のエレベータドア装置の製造方法。
  7. 前記モータは、10:12系列となっており、
    前記ロータ回転位置調整工程では、前記ロータにおける前記モータの周方向に互いに隣り合う2つの磁石の間の領域の前記周方向についての中間位置と、前記ステータにおける前記周方向に並び異相の前記コイルが設けられ2つのティースの間の領域の前記周方向についての中間位置とを前記周方向について一致させて、前記ステータに対する前記ロータの回転位置を調整する請求項2から請求項4までの何れか一項に記載のエレベータドア装置の製造方法。
  8. 前記モータは、モータ本体と、前記モータ本体に取り付けられることによって、前記ステータに対する前記ロータの回転位置を調整する調整具とを有しており、
    前記ロータ回転位置調整工程では、前記調整具を前記モータ本体に取り付けることによって、前記ステータに対する前記ロータの回転位置を調整する請求項2から請求項4までの何れか一項に記載のエレベータドア装置の製造方法。
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