JP2020100252A - 通信モジュール - Google Patents

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曜 ▲柳▼田
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Abstract

【課題】車両の外部の外部通信対象と適正に通信を行うことができる通信モジュールを提供することを目的とする。【解決手段】通信モジュール1は、車両Vの屋根部材RFの室内IN側の面に設けられる筐体10と、筐体10に組み付けられ、車両Vの外部の外部通信対象TA1との間で光線X1を用いて通信を行う外部用通信部20とを備えることを特徴とする。つまり、通信モジュール1は、外部用通信部20が筐体10に組み付けられると共に、当該筐体10が屋根部材RFの室内IN側の面に設けられる。この状態で、通信モジュール1は、外部用通信部20が外部通信対象TA1との間で情報を搬送する搬送波を含む光線X1を用いて通信を行う。この結果、通信モジュール1は、車両Vの外部の外部通信対象TA1と適正に通信を行うことができる、という効果を奏する。【選択図】図2

Description

本発明は、通信モジュールに関する。
車両に搭載される従来の通信モジュールとして、例えば、特許文献1には、車室天井面に装着されるオーバーヘッドモジュールが開示されている。このオーバーヘッドモジュールは、車載無線装置用のアンテナが収容されていると共に、当該アンテナの一部または全部が電波送受信エリア内に配置されている。
特開2009−171019号公報
ところで、上述の特許文献1に記載のオーバーヘッドモジュールは、例えば、車両の外部に位置する外部通信対象との通信の点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、車両の外部の外部通信対象と適正に通信を行うことができる通信モジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る通信モジュールは、車両の屋根部材の室内側の面に設けられる筐体と、前記筐体に組み付けられ、前記車両の外部の外部通信対象との間で光線を用いて通信を行う外部用通信部とを備えることを特徴とする。
また、上記通信モジュールでは、前記筐体、及び、前記外部用通信部は、前記外部通信対象との通信に用いられる前記光線が前記車両のウインドシールドを透過する位置に設けられるものとすることができる。
また、上記通信モジュールでは、前記外部用通信部は、前記車両の前方側の前記外部通信対象と前記光線を用いて通信を行う前側通信部、及び、前記車両の後方側の前記外部通信対象と前記光線を用いて通信を行う後側通信部を含むものとすることができる。
また、上記通信モジュールでは、前記前側通信部、及び、前記後側通信部と通信可能に接続され、前記前側通信部、及び、前記後側通信部による通信を制御する制御部を備え、前記筐体は、前記前側通信部が組み付けられる前側筐体、及び、前記前側筐体とは別体に構成され前記後側通信部が組み付けられる後側筐体を含むものとすることができる。
また、上記通信モジュールでは、前記外部用通信部は、前記光線を送信可能である送信機、及び、前記光線を受信可能である受信機を含むものとすることができる。
また、上記通信モジュールでは、前記筐体に組み付けられ、前記車両の内部の内部通信対象との間で光線を用いて通信を行う内部用通信部を備えるものとすることができる。
本発明に係る通信モジュールは、外部用通信部が筐体に組み付けられると共に、当該筐体が車両の屋根部材の室内側の面に設けられる。この状態で、通信モジュールは、外部用通信部が外部通信対象との間で光線を用いて通信を行う。この結果、通信モジュールは、車両の外部の外部通信対象と適正に通信を行うことができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る通信モジュールの適用例を表す模式図である。 図2は、実施形態に係る通信モジュールの概略構成を表すブロック図である。 図3は、実施形態に係る通信モジュールの搭載例を表す模式的な部分斜視図である。 図4は、実施形態に係る通信モジュールが適用される車両の室内の概略構成を表す模式図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
本実施形態の通信モジュール1は、図1に示すように、車両Vに搭載され、車両Vの外部の外部通信対象TA1との間で光無線通信を行うための構造的なモジュールである。本実施形態の外部通信対象TA1は、当該通信モジュール1が搭載された車両(自車両)V以外の他の車両(他車両)Vである。ここでは、外部通信対象TA1となる車両Vも通信モジュール1を備えている。本実施形態の通信モジュール1は、相互に通信を行う各車両Vにそれぞれ1つずつ搭載される。相互に通信を行う各車両Vは、一方が他方にとっての外部通信対象TA1となる。ここでは、各車両Vに搭載される各通信モジュール1は、相互に共通の構成であるものとして説明する。通信モジュール1は、図2に示す構成要素を車両Vに搭載することで実現される。以下、各図を参照して通信モジュール1の構成について詳細に説明する。
なお、以下の説明では、通信モジュール1において、電力供給、制御信号、各種情報等の授受のための各構成要素間の接続方式は、特に断りのない限り、電線等の配索材を介した有線による接続、無線通信、非接触給電等の無線による接続のいずれであってもよい。また、車両Vは、電気車両(EV)、ハイブリッド車両(HEV)、プラグインハイブリッド車両(PHEV)、ガソリン車両、ディーゼル車両など、駆動源としてモータ又はエンジンを用いるいずれの車両であってもよい。また、当該車両Vの運転は、運転者による手動運転、半自動運転、自動運転等、いずれであってもよい。さらに、車両Vは、複数の車両Vによって一群の隊列を形成して隊列走行を行うものであってもよいし、隊列を形成せずにそれぞれ独立して走行するものであってもよい。
具体的には、通信モジュール1は、図2に示すように、筐体10と、外部用通信部20と、内部用通信部30と、記憶部40と、制御部としての通信制御部50とを備える。外部用通信部20は、前側通信部21、及び、後側通信部22を含んで構成される。筐体10は、前側筐体11、及び、後側筐体12を含んで構成される。前側筐体11、前側通信部21、内部用通信部30、記憶部40、及び、通信制御部50は、オーバーヘッドモジュール(OHM:Over−Head Module、以下、「OHM」と略記する場合がある。)100を構成する。一方、後側筐体12、及び、後側通信部22は、リヤヘッドモジュール(RHM:Rear−Head Module、以下、「RHM」と略記する場合がある。)200を構成する。つまり、本実施形態の通信モジュール1は、OHM100、及び、RHM200の2つのサブモジュールによって構成される。そして、通信モジュール1は、OHM100とRHM200とが接続部300によって相互に通信可能に接続される。言い換えれば、通信モジュール1は、OHM100とRHM200と接続部300とを備え、接続部300によってOHM100と200とが相互に通信可能に接続されることで構成される。通信モジュール1は、OHM100、RHM200等の主たる部分が屋根部材RFの室内IN側の面に設けられる(図3、図4も参照)。ここで、屋根部材RFは、車両Vにおいて鉛直方向上側に位置して当該車両Vの外装を構成する構造体である。屋根部材RFは、中空柱状に形成された複数のピラーPLを介して車両ボデー本体BOに連結され当該車両ボデー本体BOの鉛直方向上側に支持される。車両Vは、当該屋根部材RFを鉛直方向上側の境界として、室外側と室内IN側とに領域分けされる。通信モジュール1は、例えば、中空柱状のピラーPLの内部空間等に配索される電力線(電線)等を介して電源と電気的に接続され電力が供給される。
OHM100は、通信モジュール1のうち、屋根部材RFの室内IN側の面において、車両Vの前方側の位置に設けられるサブモジュールである(図3、図4も参照)。ここで、車両Vの前方側とは、車両Vの前後方向(車両Vの全長方向、車両Vの前後直進方向に相当)において車両Vが前進する側である。OHM100は、前側筐体11、前側通信部21、内部用通信部30、記憶部40、及び、通信制御部50を含みこれらがユニット化されることで構成される。OHM100は、この他、さらに、ルームランプ、各種操作部、スピーカ、ディスプレイ、カメラ等を含んで構成されてもよい。
前側筐体11は、OHM100において筐体10を構成するものである。筐体10は、屋根部材RFの室内IN側の面に設けられ、通信モジュール1を構成する各部が組み付けられるものである。前側筐体11は、当該筐体10のうち、屋根部材RFの室内IN側の面において車両Vの前方側の位置に設けられOHM100を構成するものである(図3、図4も参照)。ここでは、前側筐体11は、車両Vの前方側のウインドシールドWSFと屋根部材RFとの交差部分でかつ車両Vの車幅方向の略中央位置に設けられる。ウインドシールドWSFは、光を透過する光透過性の部材である。ウインドシールドWSFは、車両Vの前部に設けられ室内INと室外との境界となるものであり、フロントガラスとも呼ばれる。前側筐体11は、OHM100を構成する前側通信部21、内部用通信部30、記憶部40、及び、通信制御部50が組み付けられる。前側筐体11は、複数の部材が組み合わさって全体として中空箱状に形成される。前側筐体11は、絶縁性を有する合成樹脂によって形成される。前側筐体11は、中空箱状の内部に前側通信部21、内部用通信部30、記憶部40、及び、通信制御部50が組み付けられこれらを収容し、OHM100としてユニット化する。ここでは、前側筐体11は、前側通信部21、及び、内部用通信部30の一部を外面に露出させるようにしてこれらを収容する。
前側通信部21は、OHM100において外部用通信部20を構成するものである。外部用通信部20は、筐体10に組み付けられ、外部通信対象TA1(例えば、自車両である車両Vの前方を走行する他車両としての車両V)との間で通信用光線X1を用いて通信を行う光無線通信部である(図1、図4も参照)。ここで、通信用光線X1は、情報(信号)を搬送する搬送波(キャリア)を含む光線(光波)である。通信用光線X1は、典型的には、赤外線から可視光線までの間の波長の光線である。外部用通信部20が行う通信は、当該通信用光線X1を用いたいわゆる光無線通信である。前側通信部21は、当該外部用通信部20のうち、車両Vの前方側の外部通信対象TA1と通信用光線X1を用いて通信を行うものでありOHM100を構成するものである。ここでは、前側通信部21は、車両Vの前方側に設けられた前側筐体11に組み付けられる。前側筐体11、及び、前側通信部21は、外部通信対象TA1との通信に用いられる通信用光線X1が車両VのウインドシールドWSFを透過する位置に設けられる。
本実施形態の前側通信部21は、送信機21T、及び、受信機21Rを含む。送信機21Tは、通信用光線X1を送信可能なものである。送信機21Tは、種々の公知の光無線送信機を用いることができ、例えば、通信用光線X1を発生させる光源素子等を含んで構成される。受信機21Rは、通信用光線X1を受信可能なものである。受信機21Rは、種々の公知の光無線送信機を用いることができ、例えば、通信用光線X1を受光する受光素子等を含んで構成される。そして、送信機21Tは、当該送信機21Tから送信された通信用光線X1がウインドシールドWSFを透過可能な位置関係となるように前側筐体11に設けられる。また、受信機21Rは、外部通信対象TA1から当該受信機21Rに送信された通信用光線X1がウインドシールドWSFを透過可能な位置関係となるように前側筐体11に設けられる。ここでは、前側通信部21は、送信機21Tの発光部位、及び、受信機21Rの受光部位が前側筐体11の外面から車両Vの前方側に向けて露出する位置関係となるように前側筐体11内に収容される。この構成により、送信機21Tは、車両Vの前方側に向けて通信用光線X1を送信可能となる。送信機21Tから車両Vの前方側に向けて送信された通信用光線X1は、ウインドシールドWSFを透過する。また、受信機21Rは、車両Vの前方側の外部通信対象TA1から送信された通信用光線X1を受信可能となる。車両Vの前方側から受信機21Rに向けて送信された通信用光線X1は、ウインドシールドWSFを透過する。
内部用通信部30は、筐体10に組み付けられ、車両Vの内部の内部通信対象TA2との間で通信用光線X2を用いて通信を行う光無線通信部である(図4も参照)。ここで、通信用光線X2は、通信用光線X1と同様に、情報を搬送する搬送波を含む光線である。通信用光線X2は、典型的には、赤外線から可視光線までの間の波長でかつ通信用光線X1とは異なる波長の光線である。内部用通信部30が行う通信は、当該通信用光線X2を用いたいわゆる光無線通信である。内部用通信部30は、車両Vの室内IN側の内部通信対象TA2と通信用光線X2を用いて通信を行うものでありOHM100を構成するものである。ここでは、内部用通信部30は、車両Vの前方側に設けられた前側筐体11に組み付けられる。
本実施形態の内部通信対象TA2は、例えば、車両Vの室内INに位置する検出器DEである。検出器DEは、車両Vの室内INにおいて種々の情報を検出するものである。ここでは、検出器DEは、一例として、車両Vの乗員の生体情報を検出する。検出器DEが検出する生体情報としては、例えば、心拍数、呼吸数、脈拍数、血圧、体温、脳波、筋電流等のバイタルサイン、指紋情報、静脈情報、顔貌情報、声紋情報、虹彩情報等の個人を識別可能な個体識別情報、血糖値情報、血中アルコール濃度、心電情報、覚醒度情報、顔向き・視線情報、瞼開閉度情報等を含んでいてもよい。この場合、検出器DEは、例えば、各種生体情報を検知する電極、血圧センサ、心電センサ、心拍センサ、呼吸センサ、脈拍センサ、体温センサ、脳波センサ、筋電流センサ、各種個体識別情報センサ、乗員を撮像し当該撮像した画像に基づいて生体情報を検出するカメラ、乗員に光を照射して反射させ受光した反射光に基づいて生体情報を検出する光学系検出器等によって構成されてもよい。そして、検出器DEは、通信用光線X2を送信する光無線送信機としての機能も有している。検出器DEが送信する通信用光線X2は、検出した情報を搬送する搬送波を含む光線である。ここでは、検出器DEは、一例として、車両Vを操舵するための操舵部材であるステアリングSTに設けられるものとして図示している。
これに対して、本実施形態の内部用通信部30は、受信機30Rを含む。受信機30Rは、通信用光線X2を受信可能なものである。受信機30Rは、受信機21Rと同様に、種々の公知の光無線送信機を用いることができ、例えば、通信用光線X2を受光する受光素子等を含んで構成される。そして、受信機30Rは、内部通信対象TA2である検出器DEから送信された通信用光線X2を受信可能な位置関係となるように前側筐体11に設けられる。ここでは、内部用通信部30は、受信機30Rの受光部位が前側筐体11の外面から車両Vの室内IN側に向けて露出する位置関係となるように前側筐体11内に収容される。この構成により、受信機30Rは、車両Vの室内IN側の内部通信対象TA2から送信された通信用光線X2を受信可能となる。
記憶部40は、各種の情報を記憶するものである。記憶部40は、例えば、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスクなどの比較的に大容量の記憶装置、あるいは、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)などのデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。記憶部40は、通信制御部50での各種処理に必要な条件や情報、通信制御部50で実行する各種プログラムやアプリケーション、制御データ等が格納されている。記憶部40は、例えば、外部用通信部20、内部用通信部30によって送受信される各種情報を一時的に記憶することもできる。また、記憶部40は、通信制御部50によってこれらの情報が必要に応じて読み出される。
通信制御部50は、通信モジュール1における通信を統括的に制御するものである。通信制御部50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の中央演算処理装置を含む周知のマイクロコンピュータを主体とする電子回路によって構成される。通信制御部50は、外部用通信部20を構成する前側通信部21の送信機21T、受信機21R、内部用通信部30の受信機30R、及び、記憶部40と相互に通信可能に接続され、種々の情報を相互に授受することができる。また、通信制御部50は、外部用通信部20を構成する後述する後側通信部22の送信機22T、受信機22Rとも後述する接続部300を介して相互に通信可能に接続され、種々の情報を相互に授受することができる。ここでは、当該通信制御部50については、先に、RHM200、及び、接続部300の説明をした後により詳細に説明する。
RHM200は、通信モジュール1のうち、屋根部材RFの室内IN側の面において、車両Vの後方側の位置に設けられるサブモジュールである(図3、図4も参照)。ここで、車両Vの後方側とは、車両Vの前後方向において車両Vが後進する側である。RHM200は、後側筐体12、及び、後側通信部22を含みこれらがユニット化されることで構成される。RHM200は、この他、さらに、ルームランプ、各種操作部、スピーカ、ディスプレイ、カメラ等を含んで構成されてもよい。
後側筐体12は、RHM200において筐体10を構成するものである。後側筐体12は、当該筐体10のうち、屋根部材RFの室内IN側の面において車両Vの後方側の位置に設けられRHM200を構成するものである(図3、図4も参照)。ここでは、後側筐体12は、車両Vの後方側のウインドシールドWSRと屋根部材RFとの交差部分でかつ車両Vの車幅方向の略中央位置に設けられる。ウインドシールドWSRは、ウインドシールドWSFと同様に、光を透過する光透過性の部材である。ウインドシールドWSRは、車両Vの後部に設けられ室内INと室外との境界となるものであり、リヤガラスとも呼ばれる。後側筐体12は、RHM200を構成する後側通信部22が組み付けられる。後側筐体12は、上述した前側筐体11とは別体に構成される。後側筐体12は、複数の部材が組み合わさって全体として中空箱状に形成される。後側筐体12は、絶縁性を有する合成樹脂によって形成される。後側筐体12は、中空箱状の内部に後側通信部22が組み付けられこれを収容し、RHM200としてユニット化する。ここでは、後側筐体12は、後側通信部22の一部を外面に露出させるようにしてこれらを収容する。
後側通信部22は、RHM200において外部用通信部20を構成するものである。後側通信部22は、当該外部用通信部20のうち、車両Vの後方側の外部通信対象TA1(例えば、自車両である車両Vの後方を走行する他車両としての車両V)と通信用光線X1を用いて通信を行うものでありRHM200を構成するものである。ここでは、後側通信部22は、車両Vの後方側に設けられた後側筐体12に組み付けられる。後側筐体12、及び、後側通信部22は、外部通信対象TA1との通信に用いられる通信用光線X1が車両VのウインドシールドWSRを透過する位置に設けられる。
本実施形態の後側通信部22は、送信機22T、及び、受信機22Rを含む。送信機22Tは、通信用光線X1を送信可能なものである。送信機22Tは、送信機21Tと同様に、種々の公知の光無線送信機を用いることができ、例えば、通信用光線X1を発生させる光源素子等を含んで構成される。受信機22Rは、通信用光線X1を受信可能なものである。受信機22Rは、受信機21Rと同様に、種々の公知の光無線送信機を用いることができ、例えば、通信用光線X1を受光する受光と同様に、素子等を含んで構成される。そして、送信機22Tは、当該送信機22Tから送信された通信用光線X1がウインドシールドWSRを透過可能な位置関係となるように後側筐体12に設けられる。また、受信機22Rは、外部通信対象TA1から当該受信機22Rに送信された通信用光線X1がウインドシールドWSRを透過可能な位置関係となるように後側筐体12に設けられる。ここでは、後側通信部22は、送信機22Tの発光部位、及び、受信機22Rの受光部位が後側筐体12の外面から車両Vの後方側に向けて露出する位置関係となるように後側筐体12内に収容される。この構成により、送信機22Tは、車両Vの後方側に向けて通信用光線X1を送信可能となる。送信機22Tから車両Vの後方側に向けて送信された通信用光線X1は、ウインドシールドWSRを透過する。また、受信機22Rは、車両Vの後方側の外部通信対象TA1から送信された通信用光線X1を受信可能となる。車両Vの後方側から受信機22Rに向けて送信された通信用光線X1は、ウインドシールドWSRを透過する。
接続部300は、OHM100とRHM200とを相互に通信可能に接続する。より詳細には、OHM100の通信制御部50とRHM200の送信機22T、受信機22Rとを相互に通信可能に接続する。接続部300は、通信制御部50と送信機22T、受信機22Rとの間で通信線、光ケーブル等を介し情報を有線通信する機能、通信制御部50と送信機22T、受信機22Rとの間で無線通信ユニット等を介して情報を無線通信する機能等を有している。
上述したように、通信制御部50は、上記のように構成される通信モジュール1において、外部用通信部20を構成する前側通信部21、及び、後側通信部22の双方と通信可能に接続される。そして、通信制御部50は、前側通信部21、及び、後側通信部22による光無線通信を制御する。また、通信制御部50は、上記のように構成される通信モジュール1において、内部用通信部30とも通信可能に接続される。そして、通信制御部50は、内部用通信部30による光無線通信を制御する。つまり、通信制御部50は、OHM100及びRHM200を含む通信モジュール1全体における通信を制御する。ここでは、通信制御部50は、上述したように、送信機21T、22T、受信機21R、22R、30R、及び、記憶部40と相互に通信可能に接続される。そして、通信制御部50は、通信モジュール1において、外部用通信部20、内部用通信部30による光無線通信を実現するための種々の演算処理を実行する。通信制御部50は、記憶部40に記憶されている各種プログラム、アプリケーションを実行し、当該プログラム、アプリケーションが動作することにより外部用通信部20、内部用通信部30に出力信号を出力し各種機能を実現するための種々の処理を実行する。
通信制御部50は、例えば、送信機21T、22Tで送信すべき情報に応じた信号を搬送波として生成し、送信機21T、22Tを制御して当該搬送波を含む通信用光線X1を外部通信対象TA1に送信させる処理を実行可能である。また、通信制御部50は、例えば、外部通信対象TA1から送信された通信用光線X1を受信機21R、22Rで受信し、当該受信した通信用光線X1に含まれる搬送波から、外部通信対象TA1から送信された情報に応じた信号を取り出す処理を実行可能である。同様に、通信制御部50は、例えば、内部通信対象TA2から送信された通信用光線X2を受信機30Rで受信し、当該受信した通信用光線X2に含まれる搬送波から、内部通信対象TA2から送信された情報に応じた信号を取り出す処理を実行可能である。
そして、本実施形態の通信制御部50は、車載LAN(Local Area Network)2等を介してECU(Electronic Control Unit)3とも通信可能に接続されている。ECU3は、車両Vの全体を統括的に制御する電子制御ユニットである。ECU3は、車両Vの各部に電気的に接続されており、当該各部から車両Vに関する種々の車両情報を取得可能である。ECU3が取得する車両Vの車両情報は、例えば、車両状態情報、車両周囲情報等を含んでいてもよい。車両状態情報は、例えば、車両Vの車速、加速度(車両前後方向加速度、車両幅方向加速度、車両ロール方向加速度等)、操舵角、アクセルペダルの操作量(アクセル踏み込み量)、ブレーキペダルの操作量(ブレーキ踏み込み量)、シフトポジション、蓄電装置の蓄電量、方向指示器(ウインカ)の操作の有無/指示方向等に関する情報等を含んでいてもよい。車両周囲情報は、例えば、車両Vの周囲の画像情報、車両Vの周辺の外部物体の有無や当該外部物体との相対距離、相対速度、TTC(Time−To−Collision:接触余裕時間)等を含む外部物体情報、車両Vが走行する車線の白線情報、車両Vの現在位置情報(GPS情報)、地図情報、車両Vの現在位置における天候/降雨の有無/日照の有無/照度/気温等の環境情報等を含んでいてもよい。
そして、通信制御部50は、例えば、ECU3に集約された車両Vの車両情報を取得し、前側通信部21、後側通信部22の送信機21T、22Tを介して通信用光線X1によって外部通信対象TA1に送信してもよい。また、通信制御部50は、OHM100やRHM200に組み込まれたカメラが撮像した画像情報を、前側通信部21、後側通信部22の送信機21T、22Tを介して通信用光線X1によって外部通信対象TA1に送信してもよい。外部通信対象TA1に送信された車両Vの情報は、当該外部通信対象TA1において利用されてもよいし、さらに別の外部通信対象TA1に送信されてもよい。また、通信制御部50は、例えば、外部通信対象TA1から送信され前側通信部21、後側通信部22の受信機21R、22Rで受信した通信用光線X1から、外部通信対象TA1の情報を取り出すようにしてもよい。外部通信対象TA1から受信した外部通信対象TA1の情報は、記憶部40に記憶されてもよいし、当該車両Vにおいて利用されてもよいし、外部用通信部20等を介してさらに別の外部通信対象TA1に送信されてもよい。例えば、ECU3は、通信制御部50から、受信機21R、22Rで受信し取り出された外部通信対象TA1の情報を取得し、当該外部通信対象TA1の情報を車両Vにおける各種制御に利用してもよい。また、通信制御部50は、例えば、内部通信対象TA2である検出器DEから送信され内部用通信部30の受信機30Rで受信した通信用光線X2から、検出器DEによる検出情報、ここでは、生体情報を取り出すようにしてもよい。検出器DEから受信した検出情報(生体情報)は、記憶部40に記憶されてもよいし、当該車両Vにおいて利用されてもよいし、外部用通信部20等を介してさらに別の外部通信対象TA1に送信されてもよい。例えば、ECU3は、通信制御部50から、受信機30Rで受信し取り出された検出器DEによる検出情報(生体情報)を取得し、当該検出器DEによる検出情報を車両Vにおける各種制御に利用してもよい。また、通信制御部50は、通信用光線X1や通信用光線X2から取り出した情報の一部をECU3や他の通信機器を介して車両Vの外部のネットワーク上に実装されているいわゆるクラウドサービス機器等にアップロードするようにしてもよい。
以上で説明した通信モジュール1は、外部用通信部20が筐体10に組み付けられると共に、当該筐体10が車両Vの屋根部材RFの室内IN側の面に設けられる。この状態で、通信モジュール1は、外部用通信部20が外部通信対象TA1との間で情報を搬送する搬送波を含む通信用光線X1を用いて通信を行う。ここで、外部用通信部20が設けられる屋根部材RFの室内IN側の面の近傍の領域は、車両Vの室内INにおいて比較的に障害物によって周囲が遮蔽され難い傾向にある領域である。このため、通信モジュール1は、筐体10、及び、外部用通信部20が屋根部材RFの室内IN側の面に設けられることで、外部用通信部20と外部通信対象TA1との間において通信用光線X1の光路を確保し易い配置とすることができる。この配置により、通信モジュール1は、外部用通信部20と外部通信対象TA1との間において、通信用光線X1を用いた光無線通信が阻害され難い構成とすることができる。また、通信用光線X1は、電波と比較すると相対的に指向性が狭く秘匿性が高い傾向にあるため、通信モジュール1は、比較的に簡易な回路構成で外部通信対象TA1以外には傍受され難い通信を実現することができ、適正なセキュリティ性能を確保することができる。この結果、通信モジュール1は、車両Vの外部の外部通信対象TA1と適正に通信を行うことができる。
そして、通信モジュール1は、外部用通信部20と外部通信対象TA1との間で通信用光線X1を用いて様々な情報を授受することで、当該情報を車両Vにおける様々な運転制御に利用させることができる。車両Vは、外部通信対象TA1との間で通信用光線X1を用いて取得した様々な情報を、例えば、安全運転系の制御、自動運転系の制御、前方車両を追い越しできるスペースが確保されているか否かを確認する制御、前方車両の急減速に応じた先読み減速制御等、様々な制御に反映させその性能を向上することができる。また、車両Vは、外部通信対象TA1との間で通信用光線X1を用いて取得した様々な情報を、室内INのディスプレイやスピーカから出力することで、当該車両Vの乗員に対して当該車両Vから離れた場所のより広範囲な情報を提供することができる。また、通信モジュール1は、複数の車両Vに渡って相互に情報の交換や伝達を行うことができるので、例えば、インフラストラクチャーを構成する路上機等を介したデータ通信を抑制することができ、ひいては路上機の必要設置数を抑制することができる。
また、通信モジュール1は、例えば、外部通信対象TA1との間で通信用電波を用いて電波無線通信を行う他の通信モジュールと併用されることで、光無線通信と電波無線通信とを相補完することができ、冗長を確保することができる。この結果、通信モジュール1は、外部通信対象TA1との通信において、より大容量のデータ通信を行うことができると共に、当該通信の信頼性を向上することができる。またこの場合、通信モジュール1は、例えば、通信用光線X1を用いた光無線通信を優先的に行うことで通信用電波を用いた電波無線通信のデータ空き容量を節約することもでき、電波無線通信をより有効に活用することができる。
ここでは、以上で説明した通信モジュール1は、通信用光線X1がウインドシールドWSF、WSRを透過する位置となるように、筐体10(前側筐体11、後側筐体12)、及び、外部用通信部20(前側通信部21、後側通信部22)が設けられる。この構成により、通信モジュール1は、外部用通信部20と外部通信対象TA1との間において、確実に通信用光線X1を用いた光無線通信を確立することができる。
より詳細には、以上で説明した通信モジュール1は、外部用通信部20が前側通信部21、及び、後側通信部22を含んで構成される。この構成により、通信モジュール1は、車両Vの前方側の外部通信対象TA1、及び、車両Vの後方側の外部通信対象TA1との間で通信用光線X1を用いて光無線通信を行うことができる。これにより、通信モジュール1は、例えば、隊列を組んで走行している複数の車両V間で相互にそれぞれの情報を共有することができる。
また、以上で説明した通信モジュール1は、前側通信部21、及び、後側通信部22がそれぞれ別体に構成される前側筐体11、後側筐体12に組み付けられる。その上で、通信モジュール1は、通信制御部50によって前側通信部21、後側通信部22それぞれによる光無線通信を制御することができる。この結果、通信モジュール1は、搭載性を向上することができる。
また、以上で説明した通信モジュール1は、外部用通信部20が送信機21T、22T、及び、受信機21R、22Rの双方を含んで構成される。この構成により、通信モジュール1は、外部通信対象TA1への情報の提供、及び、外部通信対象TA1からの情報の取得の双方を、通信用光線X1を用いた光無線通信によって行うことができる。
また、以上で説明した通信モジュール1は、車両Vの内部の内部通信対象TA2との間でも、内部用通信部30によって通信用光線X2を用いて光無線通信を行うことができる。この場合に、通信モジュール1は、例えば、乗員の生体情報等の比較的に高い秘匿性が要求される情報を、上記のように傍受され難い通信用光線X2を用いて取得することができるので、適正なセキュリティ性能を確保することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る通信モジュールは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、外部通信対象TA1は、通信モジュール1が搭載された車両(自車両)V以外の他の車両(他車両)Vであるものとして説明したがこれに限らない。すなわち、以上で説明した通信モジュール1は、いわゆるV2V(Vehicle to Vehicle:車車間)通信を行うものとして説明したがこれに限らない。外部通信対象TA1は、例えば、車両Vが走行する走行路や交差点に配置された路上機であってもよい。すなわち、以上で説明した通信モジュール1は、いわゆるV2I(Vehicle to Infrastructure:路車間)通信を含むV2X(Vehicle to everything)通信を行うものであってもよい。
以上の説明では、通信モジュール1は、各車両Vにそれぞれ1つずつ搭載され、各車両Vに搭載される各通信モジュール1は、相互に共通の構成であるものとして説明したがこれに限らない。例えば、以上の説明では、外部用通信部20は、前側通信部21、及び、後側通信部22を備えるものとして説明したがこれに限らない。外部用通信部20は、前側通信部21、又は、後側通信部22のいずれか一方を備えない構成であってもよい。また、以上の説明では、前側通信部21、後側通信部22は、それぞれ送信機21T、22T、及び、受信機21R、22Rを含んで構成されるものとして説明したがこれに限らない。前側通信部21、後側通信部22は、例えば、それぞれ送信機21T、22T、又は、受信機21R、22Rの一方を備えない構成であってもよく、すなわち、少なくとも送信機21T、22T、又は、受信機21R、22Rのいずれか一方を備えていればよい。すなわち、外部用通信部20は、外部通信対象TA1との間で通信用光線X1を用いて光無線通信を行うことができればよく、少なくとも通信用光線X1の送信、又は、通信用光線X1の受信のいずれか一方ができればよい。また、以上の説明では、通信モジュール1は、内部用通信部30を備えるものとして説明したがこれに限らない。通信モジュール1は、内部用通信部30を備えない構成であってもよい。また、内部用通信部30は、RHM200側に設けられてもよい。また、内部用通信部30は、受信機30Rに加えて、送信機を含んで構成されてもよい。
以上の説明では、外部用通信部20は、車両Vの前方側、又は、車両Vの後方側の外部通信対象TA1と通信用光線X1を用いて通信を行うものとして説明したがこれに限らない。例えば、外部用通信部20は、車両Vの側方側の外部通信対象TA1と通信用光線X1を用いて通信を行ってもよい。
以上の説明では、内部用通信部30の内部通信対象TA2は、検出器DEであるものとして説明したがこれに限らない。
以上の説明では、通信モジュール1は、OHM100とRHM200とを備えるものとして説明したがこれに限らない。通信モジュール1は、例えば、外部用通信部20を構成する前側通信部21、外部用通信部20を構成する後側通信部22、内部用通信部30、記憶部40、及び、通信制御部50が1つの筐体10に組み付けられユニット化されていてもよい。この場合、通信モジュール1は、接続部300を備えない構成とされてもよい。また、以上の説明では、通信モジュール1は、OHM100とRHM200とが1つの通信制御部50によって共通で連携して制御されるものとして説明したがこれに限らない。通信モジュール1は、OHM100、及び、RHM200のそれぞれに対して通信制御部50が設けられ、OHM100、RHM200がそれぞれ独立して別個に制御されてもよい。
以上の説明では、通信モジュール1は、例えば、車両Vのヘッドランプやテールランプが照射する照明光に情報搬送用の搬送波を重畳させて光通信を行う機器と併用して設けられてもよい。
以上で説明したプログラム、アプリケーション、各種データ等は、適宜、更新されてもよい。また、以上で説明したプログラム、アプリケーション、各種データ等は、例えば、必要に応じてその全部又は一部をダウンロードすることも可能である。また、例えば、通信制御部50が備える処理機能については、その全部又は任意の一部を、例えば、CPU等及び当該CPU等にて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジック等によるハードウェアとして実現してもよい。
1 通信モジュール
10 筐体
11 前側筐体
12 後側筐体
20 外部用通信部
21 前側通信部
21R、22R、30R 受信機
21T、22T 送信機
22 後側通信部
30 内部用通信部
50 通信制御部
IN 室内
RF 屋根部材
TA1 外部通信対象
TA2 内部通信対象
V 車両
WSF、WSR ウインドシールド
X1、X2 通信用光線(光線)

Claims (6)

  1. 車両の屋根部材の室内側の面に設けられる筐体と、
    前記筐体に組み付けられ、前記車両の外部の外部通信対象との間で光線を用いて通信を行う外部用通信部とを備えることを特徴とする、
    通信モジュール。
  2. 前記筐体、及び、前記外部用通信部は、前記外部通信対象との通信に用いられる前記光線が前記車両のウインドシールドを透過する位置に設けられる、
    請求項1に記載の通信モジュール。
  3. 前記外部用通信部は、前記車両の前方側の前記外部通信対象と前記光線を用いて通信を行う前側通信部、及び、前記車両の後方側の前記外部通信対象と前記光線を用いて通信を行う後側通信部を含む、
    請求項1又は請求項2に記載の通信モジュール。
  4. 前記前側通信部、及び、前記後側通信部と通信可能に接続され、前記前側通信部、及び、前記後側通信部による通信を制御する制御部を備え、
    前記筐体は、前記前側通信部が組み付けられる前側筐体、及び、前記前側筐体とは別体に構成され前記後側通信部が組み付けられる後側筐体を含む、
    請求項3に記載の通信モジュール。
  5. 前記外部用通信部は、前記光線を送信可能である送信機、及び、前記光線を受信可能である受信機を含む、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の通信モジュール。
  6. 前記筐体に組み付けられ、前記車両の内部の内部通信対象との間で光線を用いて通信を行う内部用通信部を備える、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の通信モジュール。
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